JP5026368B2 - 電圧ストレスを低減したゲート制御回路のための回路および方法 - Google Patents

電圧ストレスを低減したゲート制御回路のための回路および方法 Download PDF

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Description

本発明は、集積回路で使用される改良型高電圧回路を提供するための回路および方法に関する。
集積回路内の特定の回路は高い動作電圧を必要とする。高電圧回路の例として、高電圧ポンプトランスファゲート制御回路がある。半導体プロセスがサブミクロンプロセスなどのより小型な形状サイズに移るにつれ、回路動作のために使用される一般的な電圧とポンプ制御回路に使用される高電圧との間の差が種々の条件によって増大している。電力消費を低減するため、回路のための動作供給電圧を低くすることが次第に推し進められてきており、これは携帯電話、PDA、ラップトップ、およびノートブックコンピュータなどの家電製品において重要性を増しつつあるバッテリ電源型機器にとっては特に必須である。したがって、高電圧回路がますます重要になっている。これらの回路では、トランジスタのゲート端子とドレイン/ソース端子との間の電圧差が定格動作電圧を超える可能性があり、電圧ストレスによる故障の問題を招くこともある。
高集積化された半導体回路は、特に、携帯電話、携帯型コンピュータ、ラップトップ、ノートブックコンピュータ、PDA、無線eメール端子、MP3音声映像プレーヤ、携帯型無線ウェブブラウザなどのバッテリ電源型装置の製造を行う上で重要性を増してきており、こうした高性能集積回路では次第にデータ記憶装置も実装されるようになっている。
当該技術において既知なように、動作を保証するのに必要な集積回路内の電圧を生成するために、高電圧ポンプ回路が使用される。これらの回路は、「チャージポンプ」として称されることが多い。これらのチャージポンプ回路は、出力電圧と供給電圧との間に配置されたコンデンサを定期的に充電することにより、供給電圧レベルよりも高い出力電圧を生成する。コンデンサが出力に接続されることで、充電されたコンデンサは、供給電圧にDCレベルを追加して、供給電圧よりも高いチャージポンプ電圧出力を生成する。ポンプ回路は、DC高電圧を維持するために放電を行うので、コンデンサを繰り返し充電する。ポンプ出力が所望の出力より低い期間があるため(ポンプコンデンサが放電された後)、1つの既知のアプローチでは、電圧を供給するために2つのチャージポンプを設ける。2つのポンプは、ある期間、一方のポンプの出力をポンプアップ供給電圧ノードに接続し、その後、他方のポンプの出力を供給電圧ノードに接続するように切り換えることで交互に使用される。各ポンプは時間変化信号(時変信号)を用いてクロック制御され、サイクル間で各自のポンプコンデンサを再充電(「ポンプ」)する。このアプローチは、各自のチャージポンプ出力をポンプアップ供給ノードに定期的に結合するための一対の制御スイッチまたはトランスファゲートも必要とする。
トランスファゲート制御回路で使用される回路は通常、複数のMOSトランジスタを含む。これらのMOSトランジスタに印加される電圧が供給電圧を超えると、これらのMOSトランジスタがゲートストレスの信頼性の問題の影響を受けやすくなる。ゲートストレスは、MOSトランジスタのゲート端子とソース/ドレイン端子との間の電圧差が特定の定格限界を超過すると発生する。ゲートストレス信頼性の問題は、これらの回路で使用されるトランジスタのゲート酸化物の厚さを増大させていわゆる「厚膜酸化」素子を形成し、素子が確実に動作できる通常の電圧定格を増大させることによって幾らか低減させることができる。ただし、上記厚膜酸化素子を形成するのに追加のプロセスステップを行うときでさえ、ゲートストレスを受けるトランジスタの信頼性が依然として問題になる場合がある。半導体プロセスが進化し続け、素子サイズがサブミクロン以下のレベルまで小型化し続けるにつれ、これらの問題はますます一般的になる。
よって、ゲートストレスを低減したトランスファゲート制御電圧回路、および集積回路での高電圧用途のためにMOSトランスファゲート制御回路を製造する方法に対する需要がますます増加している。改良型ゲート制御回路を提供することにより、ゲートストレスに関する回路の信頼性の問題を低減する必要がある。
高速センス増幅器の動作を可能にするダミーセルや追加の書込選択信号を必要とせずに、センス増幅器の動作およびセンス増幅器で使用される電圧基準を向上させるための回路および方法を提供する本発明の実施形態によって、上記の問題および他の問題が解決または回避され、技術的な利点が一般的に達成される。
典型的な実施形態では、トランスファゲートのゲートを制御するゲート制御回路であって、ゲートを制御する出力と、時変入力信号を受け取るゲートと、グランドに接続されたソース/ドレインと、第1のノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記出力に接地電圧レベルを供給するための第1のトランジスタと、前記時変入力信号を受け取るゲートと、前記出力に接続されたソース/ドレインと、ポンプ電圧ノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記出力をポンプ電圧トランジスタに接続するための第2のトランジスタと、前記ポンプ電圧ノードに外部電圧を供給するための第3のトランジスタと、インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記外部電圧より高い電圧を前記ポンプ電圧ノードに定期的に印加するためのコンデンサと、前記第2のトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記第2のトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第1の所定電圧を超えないようにクランプするための第1のクランプ回路と、前記出力と前記第1のノードとの間に接続され、前記出力の電圧と前記第1のノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第2の所定電圧を超えないようにクランプする第2のクランプ回路と、を備えるゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記ゲート制御回路が、前記出力の電圧に応答して、供給電圧より高い高外部電圧を実装供給ノードに供給するためのトランスファゲートをさらに備える。
別の典型的な実施形態では、前記トランスファゲートが、前記高外部電圧と前記実装供給ノードとの間で結合されるソース−ドレイン電流路と前記出力に接続されたゲート端子とを有するMOSトランジスタからなる、前記ゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記第1のトランジスタがNMOSトランジスタからなる、前記ゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記第2のクランプ回路が少なくとも1つのダイオード接続トランジスタを含む、前記ゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記第1のクランプ回路がダイオードを含む、前記ゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記第1のクランプ回路がPMOSトランジスタを含む、前記ゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記第2のクランプ回路がダイオードを含む、前記ゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記第2のクランプ回路がダイオード接続トランジスタを含む、前記ゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、少なくとも前記第1および第2のトランジスタが厚膜ゲート酸化物トランジスタである、前記ゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記コンデンサが、該コンデンサの第1のプレートを形成するゲートと該コンデンサの第2のプレートを形成するチャネル領域とを有するコンデンサ接続トランジスタである、前記ゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記出力が約2ボルトの高レベルを有する、前記ゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記第2のクランプ回路および前記第1のトランジスタが、前記出力に最低電圧レベルを供給する電流路を構成する、前記ゲート制御回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、実装電圧で動作する集積回路であって、供給電圧より高い高外部電圧を定期的に供給するためのチャージポンプと、制御信号に応答して前記高外部電圧から前記実装電圧を供給するためのトランスファゲートと、前記制御信号を供給するゲート制御回路と、を備え、前記ゲート制御回路が、時変入力信号を受け取るゲートと、グランドに接続されたソース/ドレインと、第1のノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記制御信号を接地電圧レベルに設定するための第1のトランジスタと、前記時変入力信号を受け取るゲートと、前記制御信号を供給するソース/ドレインと、ポンプ電圧ノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記ポンプ電圧ノードから前記制御信号を生成するための第2のトランジスタと、前記ポンプ電圧ノードに外部電圧を供給するための第3のトランジスタと、インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記供給電圧より高い電圧を前記ポンプ電圧ノードに定期的に印加するためのコンデンサと、前記第2のトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記第2のトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第1の所定電圧を超えないようにクランプするための第1のクランプ回路と、前記制御信号が供給されるノードと前記第1のノードとの間に接続され、前記制御信号の電圧と前記第1のノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第2の所定電圧を超えないようにクランプするための第2のクランプ回路と、を含む、集積回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、供給電圧より高い第2の高外部電圧を定期的に供給するための第2のチャージポンプと、第2の制御信号に応答して前記第2の高外部電圧から前記実装電圧を供給するための第2のトランスファゲートと、前記第2の制御信号を供給する第2のゲート制御回路と、をさらに備える集積回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、供給電圧より高い高電圧レベルの制御ゲート電圧をトランスファゲートに出力するための制御ゲート電圧出力回路であって、時変入力信号を受け取るゲートと、グランドに接続されたソース/ドレインと、第1のノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記制御ゲート電圧を接地電圧レベルに設定するための第1のNMOSトランジスタと、前記時変入力信号を受け取るゲートと、前記制御ゲート電圧を出力するソース/ドレインと、ポンプ電圧ノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記ポンプ電圧ノードから前記制御ゲート電圧を生成するための第2のPMOSトランジスタと、外部電圧が供給されるソース/ドレインと、前記ポンプ電圧ノードに接続されたドレイン/ソースと、前記制御ゲート電圧が供給されるゲート端子とを有する第3のPMOSトランジスタと、インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードの間に接続され、前記時変入力信号に応答して、前記供給電圧より高い電圧を前記ポンプ電圧ノードに定期的に印加するためのコンデンサと、前記第2のPMOSトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記第2のPMOSトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第1の所定電圧を超えないようにクランプするための第1のクランプ回路と、前記制御ゲート電圧が供給されるノードと前記第1のノードとの間に接続され、前記第1のノードの電圧と前記制御ゲート電圧とをそれら両者間の電圧差が第2の所定電圧を超えないようにクランプするための第2のクランプ回路と、を備える制御ゲート電圧出力回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記第1のクランプ回路がダイオード接続トランジスタを含む、前記制御ゲート電圧出力回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記第1のクランプ回路が直列に複数のダイオード接続PMOSトランジスタを含む、前記制御ゲート電圧出力回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記第2のクランプ回路がダイオード接続トランジスタを含む、前記制御ゲート電圧出力回路が提供される。
別の典型的な実施形態では、前記第2のクランプ回路がNMOSダイオード接続トランジスタを含む、前記制御ゲート電圧出力回路が提供される。
別の典型的な方法では、高電圧トランスファゲートの制御方法であって、前記トランスファゲートを制御する出力と接地電圧レベルとの間に第1のトランジスタを設けることであって、同第1のトランジスタのゲートに時変入力信号を供給し、同第1のトランジスタのソース/ドレインをグランドに接続し、同第1のトランジスタのドレイン/ソースを第1のノードに接続するように同第1のトランジスタを設けること、前記出力をポンプ電圧ノードに接続するための第2のトランジスタを設けることであって、同第2のトランジスタのゲートにて前記時変入力信号を受け取り、同第2のトランジスタのソース/ドレインを前記出力に接続し、同第2のトランジスタのドレイン/ソースを前記ポンプ電圧ノードに接続するように同第2のトランジスタを設けること、前記ポンプ電圧ノードに外部電圧を供給するための第3のトランジスタを設けること、インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、供給電圧より高い電圧を前記ポンプ電圧ノードに定期的に印加するためのコンデンサを設けること、前記第2のトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第1の所定電圧を超えないようにクランプするための第1のクランプ回路を、前記第2のトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続すること、前記出力の電圧と前記第1のノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第2の所定電圧を超えないようにクランプするための第2のクランプ回路を、前記出力と前記第1のノードとの間に接続すること、を備える方法が提供される。
別の典型的な方法では、前記高電圧トランスファゲートの制御方法は、前記出力の電圧に応答して、前記供給電圧より高い高外部電圧を実装供給ノードに供給するための前記高電圧トランスファゲートを設けることをさらに備える。
別の典型的な方法では、前記高電圧トランスファゲートの制御方法において、前記高電圧トランスファゲートを設けることが、前記高外部電圧と前記実装供給ノードとの間で結合されるソース/ドレイン電流路と前記出力に接続されたゲート端子とを有するMOSトランジスタを設けることを含む。
別の典型的な方法では、前記高電圧トランスファゲートの制御方法において、前記第1のトランジスタを設けることが、NMOSトランジスタを設けることを含む。
別の典型的な方法では、前記高電圧トランスファゲートの制御方法において、前記第2のクランプ回路を接続することが、少なくとも1つのダイオード接続トランジスタを設けることを含む。
別の典型的な方法では、前記高電圧トランスファゲートの制御方法において、前記第1のクランプ回路を接続することが、ダイオードを設けることを含む。
別の典型的な方法では、前記第1のクランプ回路を接続することが、PMOSトランジスタを設けることを含む、前記高電圧トランスファゲートの制御方法が提供される。
別の典型的な方法では、前記第2のクランプ回路を接続することが、ダイオードを設けることを含む、前記高電圧トランスファゲートの制御方法が提供される。
別の典型的な方法では、前記第2のクランプ回路を接続することが、ダイオード接続トランジスタを設けることを含む、前記高電圧トランスファゲートの制御方法が提供される。
別の典型的な方法では、少なくとも前記第1および第2のトランジスタを設けることが、厚膜ゲート酸化物トランジスタを設けることを含む、前記高電圧トランスファゲートの制御方法が提供される。
別の典型的な方法では、前記コンデンサを設けることが、同コンデンサの第1のプレートを形成するゲートと同コンデンサの第2のプレートを形成するチャネル領域とを有するコンデンサ接続トランジスタを設けることを含む、前記高電圧トランスファゲートの制御方法が提供される。
別の典型的な方法では、前記出力を前記ポンプ電圧ノードに接続することが、前記出力に約2ボルトの高レベルの電圧を供給することを含む。
以下に記載する本発明の詳細な説明をより深く理解し得るように、本発明の概略的特徴および技術上の利点について上述した。以下では、特許請求の範囲における本発明の追加の特徴および利点を説明する。当業者であれば、本発明の目的を達成するために他の構成またはプロセスを設計ないし変更する際、開示された概念および具体的な実施形態を容易に利用可能であることを認識し得る。さらに、当業者であれば、上記の等価な構成が添付の特許請求の範囲に記載された本発明の思想および範囲から逸脱しないことも認識し得る。
以下、好ましい実施形態による製造および使用を詳細に説明する。ただし、本発明は、広範な特定の状況において具体化し得る種々の概念に適用することができる。以下の特定の実施形態は、本発明を製造し使用する特定の方法を説明するものであり、本発明の範囲を限定するものではない。なお、以下では、本発明とその利点をより理解するため、添付図面を参照して説明する。図面は説明のためのものであり、限定することを目的としておらず、また、本発明の実施形態の例として説明目的で簡略化されており、等縮尺されていない。
図1は、従来技術のゲート制御回路を示す。図1では、ゲート制御回路は、入力電圧INに基づく時間変化信号(時変信号)を、インバータINV1およびインバータINV2を介してコンデンサC1に供給することによって形成されている(ここでは、ゲート導体を2端子コンデンサの一方のプレートとして使用するためにMOSトランジスタが接続され、そのソース/ドレインはチャネル領域によって他方のコンデンサプレートが形成されるように互いに接続されている。よって、トランジスタのゲート酸化物によってコンデンサ誘電体が形成されている。なお、他の代替案として、当該技術において既知なように、トレンチ、基板、または集積回路で使用される他のコンデンサを使用してもよい)。図1、図2、および図4のいずれも、トランジスタのゲートの記号は矩形で示されており、この表記はこれらの素子が好ましくは「厚膜酸化」素子であり、一般的な論理トランジスタの一般的な酸化物厚より大きく、通常は、数倍であるゲート酸化物厚を有する。図1では、トランジスタP1、P2、P3、N1、ならびにコンデンサC1を形成するトランジスタはすべて厚膜酸化素子として示されている。厚膜酸化素子は、一般的なトランジスタと比較して、低下前の高いゲート電圧に耐えることができる。
ゲート制御回路は、充電されたコンデンサC1の電圧を入力サイクルの一部で高電圧に付加して、通常の供給電圧よりも大きい電圧をゲート制御回路の出力に生成するように、コンデンサC1をノードに接続する。典型的な実施形態では、例えば、供給電圧は約1ボルトであり、「vout_old」で示されるノード上のポンプ出力電圧は2ボルトである。時変入力サイクルの別の部分では、コンデンサC1が損失電荷を補充するように充電される。よって、出力電圧vout_oldは、上下変動する時変要素であり、定期的に低電圧を供給した後、供給電圧よりも大きな高電圧を供給する。こうした充電/放電作用はコンデンサの「ポンピング」として知られており、このため、ポンプ回路と呼ばれている。
トランジスタP2は、一対の高電圧トランスファゲートの一方である(簡略化のため、他方の対称的な高電圧トランスファゲートは図示しない)。集積回路では、図1の外部に存在するチャージポンプ回路が、vext2で示されたポンプアップ電圧を供給する。この電圧は、例えばそのピークで2ボルトである。トランジスタP2は、電圧vext2が高レベルにあるとき、ポンプアップ電圧vext2をvppで示されたノードに供給するPMOSトランスファゲートである。vppを集積回路でDC供給電圧として使用するためには、vppは安定したDC電圧レベルを有していなければならない。
電圧vext2は定期的に低下するため、vext2を供給する外部のチャージポンプ回路はポンプコンデンサを再充電する必要がある。その期間、PMOSトランジスタP2のゲートは、ポンプ電圧vext2からノードvppを絶縁するためにスイッチをオフするように制御される。入力ソース/ドレイン端子が高電圧であるPMOSスイッチ素子をオフするには、制御ゲート電圧をその高電圧に近づけるように増大させなければならない。当業者なら理解し得るように、P2などのPMOSトランジスタをオフするには、ゲート電圧を、ソース電圧に関して1つのトランジスタ閾値電圧Vt内のレベルにする必要がある。このため図1では、PMOSトランジスタP2をオフするには、制御回路の出力電圧vout_oldも約2ボルトに増大させなければならない。利用可能な供給電圧はわずか1ボルトであるので、P2をオフする必要がある期間中は、小型のポンプコンデンサは電圧vout_oldを上昇させるのに使用される。典型的な45ナノメートルでの典型的トランジスタサイズの半導体プロセスでは、コンデンサC1はフェムトファラッドから数ピコファラッドの範囲である。なお、コンデンサC1での出力負荷が増えれば、そのコンデンサのサイズも増大される可能性がある。
トランジスタP3は、出力ノードvout_oldからのフィードバック入力によって制御されるPMOSトランジスタである。トランジスタP3は、出力vout_oldが閾値未満に低下してP3をオンにするとき、供給電圧vext3をコンデンサC1に供給する。電圧vext3は所定の供給電圧とすることができるが、より好ましくは、vext2と交互にvppを提供するための外部チャージポンプの出力である。vext2が2ボルトすなわち高レベルにあるとき、vext3はその高レベルよりも低いが、通常の正の供給電圧(この例では、約1ボルト)よりも依然として大きい。このとき、インバータINV1はトランジスタN1をオンし、トランジスタP1をオフしている。よって、vout_oldは低く引き下げられ、コンデンサC1は出力から絶縁されて、コンデンサC1が電圧vext3によって充電される。このときインバータINV1の出力は高電圧であるので、インバータINV2はこの信号を反転して、コンデンサC1を充電するようにその対向プレートに低電圧を印加する。vout_oldが低い間、トランスファゲートトランジスタP2のゲート電圧は低いので、この期間中、電圧vext2がトランスファゲートP2によって供給電圧ノードvppに供給される。
インバータINV1による入力信号の反転により、入力電圧INが論理「1」すなわち高電圧であるとき、トランジスタP1はコンデンサC1の出力のノードを出力vout_oldに接続する。入力電圧INが論理「0」すなわち低電圧であるとき、インバータINV1はNMOSトランジスタN1のゲートを駆動しているため、トランジスタN1は、出力vout_oldをVssまたは接地電圧基準に接続する。時変信号が入力電圧INから生成されることで、出力電圧vout_oldは、(C1のポンプ作用により)供給電圧よりも大きい高電圧と接地電圧に近い低電圧とを有する時変信号となる。
入力INが論理「1」すなわち高電圧であるとき、インバータINV1は低電圧を生成し、NMOSトランジスタN1をオフして、PMOSトランジスタP1をオンする。先のサイクルで充電されたコンデンサC1は、インバータINV2からそのゲートプレート上にて正電圧を受ける。コンデンサC1は既に充電されているので、この正電圧はコンデンサC1上の電圧に付加され、それにより、vout_old上の電圧が供給電圧を超過して約2ボルトの電圧まで上昇する。この電圧はPMOSトランジスタP3をオフし、さらに、この2ボルトの出力電圧vout_oldはトランスファゲートトランジスタP2もオフする。
トランジスタP2は、外部チャージポンプ回路から電圧vppを提供するゲート制御型トランスファゲートである。vpp供給電圧のノードに対しチャージポンプコンデンサが接続されることによって、電圧vppは、集積回路素子に供給される供給電圧よりも大きくなる。外部チャージポンプ回路の動作に同期して、図1のゲート制御回路に対する入力電圧INが定期的に変動することによって、vppの電圧は約2ボルトの一定DCレベルに実質的に維持される。
図1に示されるゲート制御回路およびトランスファゲートP2は、一対のチャージポンプのポンプ電圧vextから供給電圧vppを提供するように交互に動作する一対の回路の半分のみである。一対の外部チャージポンプは、外部電圧vext2が高レベルにあるときトランジスタP2がvext2からvppを提供し、かつ、このとき外部電圧vext3は高レベル未満にあるので、その電圧を駆動しているチャージポンプのポンプコンデンサがこの期間中に充電されるように、相補的に配置される。vext2が高レベル未満にあるときはvext3は高レベルにあり、図1の回路と同じように配置される別のトランスファゲート制御回路によって制御される別のトランスファゲートトランジスタ(簡略化のため図示せず)がVest3からvppを提供する。時変入力をこれらの回路に対して正確にタイミングを取ることによって、電圧ノードvppが、実装集積回路に利用可能な供給電圧よりも大きな安定DCレベルに維持される。
図1のインバータINV1、INV2には、45ナノメートルまたは32ナノメートルなどの典型的な半導体プロセスでは、約1ボルトである通常の供給電圧が供給され、それらのインバータを実装する際に使用されるトランジスタは厚膜酸化素子である必要はないが、厚膜酸化素子も使用可能である。
当業者であれば、MOSトランジスタではソース端子とドレイン端子との間に物理的に違いがないため、それらの表示がかなり恣意的であるように物理的に構成されていることを理解し得る。したがって、明細書および特許請求の範囲で使用される「ソース/ドレイン」という用語は、一方の端子が「ソース/ドレイン」として表される場合、同じトランジスタの導電路の他方の端子は「ドレイン/ソース」として表すことができ、したがって、明細書と特許請求の範囲は必ずしも限定的ではない。また、当業者であれば、典型的な実施形態では、トランジスタはPMOS型またはNMOS型のMOSトランジスタとして記載されているが、いずれの型でも二者択一で使用可能であることを理解し得る。このような選択的配置は発明者も確認しており、記載された実施形態の追加実施形態として企図され、添付の特許請求の範囲に含まれる。記載された具体例は限定的ではなく、実施形態の説明を提供することを目的とする。
図2は、素子が受けるゲートストレスをより適切に説明するために定義されたソース/ドレイン電圧に対して特定のトランジスタゲートを有する図1と同じ回路を示す。ゲート電圧はソース電圧と分離されるため、PMOSトランジスタP2がゲートストレスを受ける。図2において、「net085」で示すノードはNMOSトランジスタN1のゲートにある。トランジスタN1のドレインは出力ノードvout_oldに接続されている。これらのノード間の電圧差は図では「2v2」で示されている。トランジスタP1は、インバータ1NV1の出力である同一のノード「net085」に接続されたゲートを有する。トランジスタP1のソース/ドレインは、「v1old」で示されるコンデンサC1の出力ノードに接続されており、それらの電圧差は「2v1」で示されている。
図1および図2の従来技術の制御ゲート回路の電圧ストレス問題に関する理解を深めるために、典型的な供給電圧およびトランジスタサイズの半導体プロセスの場合の電圧波形を図3に示す。図3(a)は、図2の電圧2v1で発生する電圧波形を示す。図から分かるように、ノードnet085の電圧が低レベルすなわち0ボルトレベルのとき、出力ノード「Vout_old」の電圧は2ボルトレベルである。典型的な素子サイズである45ナノメートルまたは32ナノメートルの典型的な現行半導体プロセスの場合、素子N1の最大ゲート−ソース電圧Vgsは2ボルトよりも低く、厚膜酸化素子は1.5ボルト+/−10%で定格とされる。よって、電圧2v1で認識される2ボルトのレベルは、この素子の場合の定格電圧を超過する。
図3(b)は、電圧2v2、ならびにPMOSトランジスタP1のゲート、ソース、およびドレインで発生する電圧の波形を同様に示す。トランジスタP1のゲートは同様にノードnet085である。トランジスタP1のソースは、ノードv1oldに接続されている。トランジスタP1のドレインは、ノードvout_oldに接続されている。図3(b)に示されるように、トランジスタP1のゲート端子での電圧が約0ボルトの低レベルにあるとき、ソースおよびドレインは約2ボルトのレベルにある。よって、ここでも素子P1は、素子の定格電圧を超えるゲート−ソース電圧Vgsを受ける。
図3(c)は、vppを転送するPMOSトランジスタのゲートの電圧vout_oldと電圧2v3を示す。P2は、ゲート電圧vout_old、ドレイン出力電圧vppを有するPMOSトランジスタである。図3(c)の波形からも分かるように、vout_oldが低レベルのときの電圧差2v3は同様に約2ボルト(vpp−vout_old)である。これも、PMOSトランジスタP2上のゲート−ソース電圧Vgsである。したがって、トランスファゲートP2の場合も、ゲート−ソース電圧Vgsが素子の定格を超えるという事実のため電圧ストレスがある。
図4は、本発明の好適な特徴を組み込んだトランスファゲートおよびトランスファゲート制御回路の典型的な実施形態を示す。図4において、トランジスタP2は同様に、ポンプ電圧vextから供給電圧vppを提供するPMOSトランスファゲートであり、DC安定電圧は、集積回路で利用可能な供給電圧よりも高いたとえば2ボルト程度に設計される。トランスファゲートトランジスタP2は、図4に「vout」で示されるゲート端子の電圧によって制御され、トランジスタP2、P1、N1、コンデンサC1、トランジスタP3、およびインバータINV1、INV2はともに接続され、通常は図1に示される従来技術の回路と同様に動作する。入力信号INは同様に時変信号である。図4のトランジスタは同様に好ましくは、矩形のゲート記号を使用して示すように、信頼性を高めるために厚膜酸化トランジスタである。
図4の電圧クランプ回路CLAMP2は、トランジスタN1のソース/ドレインと出力電圧voutとの間に接続されている。電圧クランプ回路CLAMP2は、例えば図4の典型的な実施形態に示されるように、単独のダイオード接続されたNMOSトランジスタN2であってもよい。もしくは、こうしたトランジスタを複数直列にして使用することもできる。NMOSトランジスタN2のゲートとドレインが互いに接続されているので、トランジスタN2の両端間電圧であるドレイン−ソース電圧VgsがそのトランジスタN2のVtより大きい場合、voutとNMOSトランジスタN1のドレインとの間の電流路に電流が流れる(トランジスタN2がオンされる)。その後、電圧voutはトランジスタN1の電圧Vdsの値にクランプされ、これによって、ダイオード接続トランジスタN2の閾値電圧が低下する。制御回路の出力が上記電圧に「クランプ」されるとは、Voutが最低電圧を下回ることがないことをいう。図4のトランジスタN1のドレイン電圧はnet_vclampで示され、クランプトランジスタN2のソース電圧でもある。クランプ回路CLAMP2はvoutからのダイオード電圧降下を利用するため、N1のソース/ドレイン電圧はもはや2ボルトまで上昇せず、むしろ典型的な半導体プロセスの場合ではこの電圧は約1.55ボルトである。よって、トランジスタN1上のゲート電圧が低電圧で約0ボルトのとき、net_vclampでのソース/ドレイン電圧は約1.55ボルトにクランプされ、したがってドレイン−ゲート電圧Vdgは最大約1.55ボルトであり、これはNMOSトランジスタN1(同様に厚膜酸化素子)の定格動作範囲内である。なお、図4に示される具体例では、1つのダイオード接続トランジスタN2がCLAMP2回路に使用されるが、クランプ回路はダイオード接続トランジスタの代わりにダイオードで形成することもでき、また、クランプによる電圧降下を異なる電圧に調整するために必要に応じて2つ以上の素子を使用することもできる。クランプの目的は、N1のドレイン端子の最大電圧を低下することによって、NMOSトランジスタN1にかかる電圧ストレスを軽減することである。さらに、以下詳細に説明するように、CLAMP2はノードvoutが降下し過ぎるのを有効に回避するようにも動作する。
図4に示される典型的な実施形態ではまた、クランプ回路CLAMP1も提供される。このクランプ回路CLAMP1は、直列に互いに接続されたダイオード素子群を有する。この具体例では、3つのPMOS厚膜酸化トランジスタP4、P5、P6が使用される。ただし、必要に応じて、クランプ回路CLAMP1全体の電力低下を調整するために、より多いまたはより少ない数のダイオード(ここでは、ダイオード接続トランジスタ)を使用することもできる。図示されるように、互いに接続されてダイオード接続トランジスタを形成するゲート端子とドレイン端子を有するトランジスタを使用するのが一般的であるが、代替の実施形態では実際のダイオードを使用することもできる。
クランプ回路CLAMP1は、PMOSトランジスタP1のドレイン−ゲート電圧Vdgを制御するように動作する。トランジスタP1のソース/ドレイン端子の電圧v1は、3つのダイオード接続PMOSトランジスタP6、P5、P4によって、ゲート端子上の電圧net_v2にクランプされる。第2のポンプコンデンサC2も設けられる。ゲート電圧(図4にnet_v2で示す経路の電圧)が低下すると、3つのクランプダイオードは順方向にバイアスされて2つのノードを互いに接続し、それにより、ドレイン−ゲート電圧Vdgを約1ボルト(3つの閾値電圧3Vt)にクランプする。このため、トランジスタP1のゲート電圧が、同トランジスタP1のソース/ドレインの電圧よりも低い3つのダイオード電圧降下分を超えることはない。このクランプ作用は、図1の従来回路のように、トランジスタP1の定格動作範囲を超える2ボルト程度のVdgがそのドレイン−ゲート電圧として作用する同トランジスタP1のゲートストレスに比べて、図4ではトランジスタP1のゲートストレスを低減することができる。
図4では、クランプ回路CLAMP1、CLAMP2に加えて、第2のポンプコンデンサC2も示される。このコンデンサC2は、トランジスタP1をオフにすることが所望される場合、トランジスタP1のゲートに、昇圧された電圧を供給する。ノードV1でソース/ドレインの電圧が2ボルト程度の高さになる場合、ポンプコンデンサC2がnet_v2の電圧を約2ボルトに上昇させる。このため、トランジスタP1が不所望にオンになることが回避されるので有益である。
また、図4のクランプ回路CLAMP2を追加することにより、従来技術の回路に対してさらなる利点が得られる。従来技術のアプローチが採用された場合、トランジスタP2のゲート端子の電圧voutに応答して出力電圧vppを供給するトランスファゲートP2はゲート電圧ストレスを受ける。図4では、図示される典型的な実施形態は、トランジスタP1にかかるストレスを低減する。出力電圧voutは、グランド電圧よりも大きなダイオード電圧降下分を下回って低下しないため、トランジスタP2のゲート端子の最低電圧は、典型的なサイズのトランジスタを用いる典型的な半導体プロセスでは、約0.45ボルトよりも高い。トランジスタP2のドレインの電圧vppは約2ボルトなので、そのドレイン−ゲート電圧Vdgは約1.55ボルトとなり、この電圧はPMOSトランジスタP2(同様に厚膜酸化素子)の定格動作範囲内である。
図4では、トランジスタP1、N1、P3、クランプ回路CLAMP1、CLAMP2、インバータINV1,INV2、およびポンプコンデンサC1、C2は、一括してゲート制御回路GCとして示される。この回路GCは、(トランジスタP2などの)2つのトランスファゲートと共に2つ使用され、それにより、vext2などの一対のチャージポンプ出力電圧のうちの一方をvppなどの実装上の電圧として交互に供給する。時間変化する入力信号は、実装上の供給ノードに安定した電圧を供給するために交互のサイクルで回路が動作するように選択される。
図5は、図4に示される実施形態の有効な動作をさらに示す電圧波形を示す。図5(a)に示される電圧波形は、図4のトランジスタN1の周囲のノードを示す。図5(a)では、トランジスタN1のゲート端子上の電圧は波形「net_40」である。トランジスタN1のドレイン端子上の電圧は「vout」で示される波形である。これらの波形は、図4に示される典型的な実施形態において同様に示されたノードで長期に渡り計測された電圧に相当する。
図5(a)では、時間605.9ナノ秒、(トレースは時間600nsで始まる)では、net_voutの最大電圧値は1.5425ボルトである。このときゲート(ネットnet_40上)の値は約0ボルトであるため、電圧Vgdは約1.55ボルトである。図1および図2の従来技術の回路のトランジスタN1にかかるゲートストレスを示す図3(a)の波形と比較すると、従来技術回路の場合の電圧Vgdは約2.0ボルトであることが分かる。図示される実施形態の回路を使用することによって、ゲートストレス電圧は有益に約25%低減される。より重要な点としては、最大ゲート−ドレイン電圧が素子の定格動作範囲内の電圧まで低減され、その結果、ゲートストレス効果による故障の可能性が大きく低減されることである。
図5(b)では、PMOSトランジスタP1の周囲のノードの波形が示されている。図4に示された典型的な実施におけるトランジスタP1のゲートは、ノードnet_v2に接続されている。また、ノードv1は、トランジスタP1のソース/ドレインに接続されている。時間604.8ns(トレースは図5(b)の始点の時点600nsで始まる)で、net_v2は電圧0.86ボルトであり、その時間のドレイン電圧は約1.88ボルトである。したがって、電圧Vdgは約1.02ボルトである。この波形を図3(b)の電圧2v2と比較すると、図4に示される実施形態を使用することで、トランジスタP1にかかるストレス電圧が従来技術の2.0ボルトから1.02ボルトに改善されていることが分かる。より重要なことは、この電圧が、素子P1の定格動作電圧の十分範囲内にあるということである。
図5(c)は、トランスファゲートP2のゲート端子およびドレイン/ソース出力端子電圧の電圧波形を示す。図5(c)では、トランジスタP1のゲート電圧voutは、時間607.76ns(トレースは図5(c)の始点の時点600nsで始まる)では最低点の電圧0.45351ボルトにある。このとき、DC安定状態供給電圧である出力電圧vppは約2.0ボルトなので、電圧Vdgは約1.55ボルトである。これは、図2のトランスファゲート素子に関して図3(c)に示される対応する電圧差よりも相当低い。従来技術の波形では、電圧2v3は、素子の定格動作範囲よりも大きな2.0ボルトである。図示される実施形態の回路を使用することによって、従来技術の回路よりもトランスファゲートトランジスタP2にかかるストレスが有効に低減される。
図6は、一対のトランスファゲート素子P2A、P2Bから転送される実装電圧vppを受ける集積回路ICの簡略ブロック図である。各トランスファゲートは、外部高電圧(vext2、vext3で示す)を各自のチャージポンプ回路(vext3に対してはCP1、vext2に対してはCP2で示す)から受け取る。各トランスファゲートは、そのゲート端子に接続され、出力電圧vouta、voutbをそれぞれ供給する対応するゲート制御回路GCA、GCBに接続される。各ゲート制御回路は、例えば図4のゲート制御回路である。
動作中、チャージポンプCP1、CP2は、時変信号を用いて約1ボルトの通常の供給電圧でポンプコンデンサによって外部高電圧vext3、vext2を供給する。出力vext2、vext3は最大で約2ボルトで、上述したように、定期的にその電圧を下回る。
vext3が高電圧にあるとき、ゲート制御回路GCBからの出力voutbは低電圧にあり、PMOSトランジスタP2Bすなわちトランスファゲートは、vext3を実装電圧ノードvppに供給する。この期間中、vext2は最大の2ボルトよりも低く、チャージポンプCP2はポンプコンデンサを再充電する必要がある。vext2が約2ボルトと最大の高さになって、vext3が一定期間使用された後、ゲート制御回路GCAは出力voutaで低電圧を出力し、PMOSトランジスタP2Aすなわち第2のトランスファゲートは、vext2を実装電圧ノードvppに供給する。ほぼ同時に、ゲート制御回路GCBは出力電圧voutbを約2ボルトまで高電圧に上昇させて、トランスファゲートトランジスタP2Bをオフさせることによって、vext3をノードvppから絶縁させる。2つのトランスファゲートは同期的に交互に2つのゲート制御回路によってオンオフされ、2個のチャージポンプCP1、CP2はポンプ動作によって実装ノードvppに安定状態電圧を供給する。集積回路IC1は、シリコン基板、SOI、GaAsを例えば基本材料として使用し、ドーピング、ポリシリコンおよび酸化蒸着、エッチングおよびエピタキシャル工程、ならびに金属化およびCMPを使用してトランジスタ素子を完成するなどの典型的な半導体プロセスを用いて形成することができる。集積回路IC1は、ノードvppを高供給電圧として使用する回路など、他の種類の多くの回路を含むことができる。
本発明とその利点について詳細に説明したが、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の思想および範囲を逸脱することなく、種々の変更、置換、変形を行うことができる。当業者であれば、例えば本発明の範囲内において上記方法を変更できることを容易に理解し得る。
本発明の範囲は、明細書に記載の方法やステップの特定の実施形態に限定されることを目的としていない。当業者であれば、本明細書に記載の対応する実施形態とほぼ同じ機能を果たすあるいはほぼ同じ結果を達成する、現時点で存在するあるいは今後開発されるプロセスまたはステップが、本発明により利用可能であることを、本発明の開示から認識し得る。したがって、添付の特許請求の範囲はそのようなプロセスまたはステップを本発明の範囲に含めることを意図する。
従来技術の高電圧供給トランスファゲートとゲート制御回路の一部を示す図である。 特定の起こり得るゲートストレス電圧点とともに、図1の従来技術の高電圧供給トランスファゲートおよびゲート制御回路を示す図である。 図1および図2の従来技術の回路の動作時の電圧波形を示す図であって、図3(a)はノードnet085およびvout_oldの電圧、図3(b)はノードnet085、vout_old、およびv1oldの電圧、図3(c)は出力ノードvppおよび制御ゲートノードvout_oldの電圧を示す図である。 本発明の特徴を組み込んだトランスファゲートおよびゲート制御回路の典型的な実施形態を示す図である。 図4の典型的な実施形態の回路の動作時の電圧波形を示す図であって、図5(a)はノードnet40およびvoutの電圧、図5(b)はノードv1、vout、およびnet_v2の電圧、図5(c)は出力ノードvppおよび制御ゲートノードvoutの電圧を示す図である。 2つのチャージポンプ、2つのトランスファゲート、および本発明の特徴を組み込んだ図4の2つのゲート制御回路を用いた実装電圧ジェネレータを有する集積回路の簡略ブロック図である。

Claims (35)

  1. トランスファトランジスタのゲートを制御する出力と、
    時変入力信号を受け取るゲートと、グランドに接続されたソース/ドレインと、第1のノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記出力に接地電圧レベルを供給するための第1のトランジスタと、
    前記時変入力信号を受け取るゲートと、前記出力に接続されたソース/ドレインと、ポンプ電圧ノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記出力をポンプ電圧トランジスタに接続するための第2のトランジスタと、
    前記ポンプ電圧ノードに外部電圧を供給するための第3のトランジスタと、
    インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記外部電圧より高い電圧を前記ポンプ電圧ノードに定期的に印加するためのコンデンサと、
    前記第2のトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記第2のトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第1の所定電圧を超えないようにクランプするための第1のクランプ回路と、
    前記出力と前記第1のノードとの間に接続され、前記出力の電圧と前記第1のノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第2の所定電圧を超えないようにクランプする第2のクランプ回路と、
    を備える装置。
  2. 前記トランスファトランジスタのゲートは、前記出力の電圧に応答して、供給電圧より高い高外部電圧を実装供給ノードに供給するように接続されている、請求項1記載の装置。
  3. 前記トランスファゲートが、前記高外部電圧と前記実装供給ノードとの間で結合されるソース−ドレイン電流路と前記出力に接続されたゲート端子とを有するMOSトランジスタからなる、請求項2記載の装置。
  4. 前記第1のトランジスタがNMOSトランジスタからなる、請求項1記載の装置。
  5. 前記第2のクランプ回路が少なくとも1つのダイオード接続トランジスタを含む、請求項1記載の装置。
  6. 前記第1のクランプ回路がダイオードを含む、請求項1記載の装置。
  7. 前記第1のクランプ回路がPMOSトランジスタを含む、請求項記載の装置。
  8. 前記第2のクランプ回路がダイオードを含む、請求項1記載の装置。
  9. 前記第2のクランプ回路がダイオード接続トランジスタを含む、請求項記載の装置。
  10. 少なくとも前記第1および第2のトランジスタが厚膜ゲート酸化物トランジスタである、請求項1記載の装置。
  11. 前記コンデンサが、該コンデンサの第1のプレートを形成するゲートと該コンデンサの第2のプレートを形成するチャネル領域とを有するコンデンサ接続トランジスタである、請求項1記載の装置。
  12. 前記出力が約2ボルトの高レベルを有する、請求項1記載の装置。
  13. 前記第2のクランプ回路および前記第1のトランジスタが、前記出力に最低電圧レベルを供給する電流路を構成する、請求項1記載の装置。
  14. 実装電圧で動作する集積回路であって、
    供給電圧より高い高外部電圧を定期的に供給するためのチャージポンプと、
    制御信号に応答して前記高外部電圧から前記実装電圧を供給するためのトランスファゲートと、
    前記制御信号を供給するゲート制御回路と、を備え、
    前記ゲート制御回路が、
    時変入力信号を受け取るゲートと、グランドに接続されたソース/ドレインと、第1のノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記制御信号を接地電圧レベルに設定するための第1のトランジスタと、
    前記時変入力信号を受け取るゲートと、前記制御信号を供給するソース/ドレインと、ポンプ電圧ノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記ポンプ電圧ノードから前記制御信号を生成するための第2のトランジスタと、
    前記ポンプ電圧ノードに外部電圧を供給するための第3のトランジスタと、
    インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記供給電圧より高い電圧を前記ポンプ電圧ノードに定期的に印加するためのコンデンサと、
    前記第2のトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記第2のトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第1の所定電圧を超えないようにクランプするための第1のクランプ回路と、
    前記制御信号が供給されるノードと前記第1のノードとの間に接続され、前記制御信号の電圧と前記第1のノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第2の所定電圧を超えないようにクランプするための第2のクランプ回路と、
    を含む、集積回路。
  15. 供給電圧より高い第2の高外部電圧を定期的に供給するための第2のチャージポンプと、
    第2の制御信号に応答して前記第2の高外部電圧から前記実装電圧を供給するための第2のトランスファゲートと、
    前記第2の制御信号を供給する第2のゲート制御回路と、をさらに備え、
    前記第2のゲート制御回路が、
    時変入力信号を受け取るゲートと、グランドに接続されたソース/ドレインと、第1のノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記第2の制御信号を接地電圧レベルに設定するための第4のトランジスタと、
    前記時変入力信号を受け取るゲートと、前記第2の制御信号を供給するソース/ドレインと、ポンプ電圧ノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記ポンプ電圧ノードから前記第2の制御信号を生成するための第5のトランジスタと、
    前記ポンプ電圧ノードに外部電圧を供給するための第6のトランジスタと、
    インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記供給電圧より高い電圧を前記ポンプ電圧ノードに定期的に印加するためのコンデンサと、
    前記第5のトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記第5のトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第3の所定電圧を超えないようにクランプするための第3のクランプ回路と、
    前記第2の制御信号が供給されるノードと前記第1のノードとの間に接続され、前記第2の制御信号の電圧と前記第1のノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第4の所定電圧を超えないようにクランプするための第4のクランプ回路と、
    を含む、請求項14記載の集積回路。
  16. 供給電圧より高い高電圧レベルの制御ゲート電圧をトランスファゲートに出力するための回路であって、
    時変入力信号を受け取るゲートと、グランドに接続されたソース/ドレインと、第1のノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記制御ゲート電圧を接地電圧レベルに設定するための第1のNMOSトランジスタと、
    前記時変入力信号を受け取るゲートと、前記制御ゲート電圧を出力するソース/ドレインと、ポンプ電圧ノードに接続されたドレイン/ソースとを有し、前記ポンプ電圧ノードから前記制御ゲート電圧を生成するための第2のPMOSトランジスタと、
    外部電圧が供給されるソース/ドレインと、前記ポンプ電圧ノードに接続されたドレイン/ソースと、前記制御ゲート電圧が供給されるゲート端子とを有する第3のPMOSトランジスタと、
    インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードの間に接続され、前記時変入力信号に応答して、前記供給電圧より高い電圧を前記ポンプ電圧ノードに定期的に印加するためのコンデンサと、
    前記第2のPMOSトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、前記第2のPMOSトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第1の所定電圧を超えないようにクランプするための第1のクランプ回路と、
    前記制御ゲート電圧が供給されるノードと前記第1のノードとの間に接続され、前記第1のノードの電圧と前記制御ゲート電圧とをそれら両者間の電圧差が第2の所定電圧を超えないようにクランプするための第2のクランプ回路と、
    を備える回路。
  17. 前記第1のクランプ回路がダイオード接続トランジスタを含む、請求項16記載の回路。
  18. 前記第1のクランプ回路が直列に複数のダイオード接続PMOSトランジスタを含む、請求項16記載の回路。
  19. 前記第2のクランプ回路がダイオード接続トランジスタを含む、請求項16記載の回路。
  20. 前記第2のクランプ回路がNMOSダイオード接続トランジスタを含む、請求項16記載の回路。
  21. 高電圧トランスファゲートの制御方法であって、
    前記トランスファゲートを制御する出力と接地電圧レベルとの間に第1のトランジスタを設けることであって、同第1のトランジスタのゲートに時変入力信号を供給し、同第1のトランジスタのソース/ドレインをグランドに接続し、同第1のトランジスタのドレイン/ソースを第1のノードに接続するように同第1のトランジスタを設けること、
    前記出力をポンプ電圧ノードに接続するための第2のトランジスタを設けることであって、同第2のトランジスタのゲートにて前記時変入力信号を受け取り、同第2のトランジスタのソース/ドレインを前記出力に接続し、同第2のトランジスタのドレイン/ソースを前記ポンプ電圧ノードに接続するように同第2のトランジスタを設けること、
    前記ポンプ電圧ノードに外部電圧を供給するための第3のトランジスタを設けること、
    インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、供給電圧より高い電圧を前記ポンプ電圧ノードに定期的に印加するためのコンデンサを設けること、
    前記第2のトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第1の所定電圧を超えないようにクランプするための第1のクランプ回路を、前記第2のトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続すること、
    前記出力の電圧と前記第1のノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第2の所定電圧を超えないようにクランプするための第2のクランプ回路を、前記出力と前記第1のノードとの間に接続すること、
    を備える方法。
  22. 前記出力の電圧に応答して、前記供給電圧より高い高外部電圧を実装供給ノードに供給するための前記高電圧トランスファゲートを設けることをさらに備える請求項21記載の方法。
  23. 前記高電圧トランスファゲートを設けることが、前記高外部電圧と前記実装供給ノードとの間で結合されるソース/ドレイン電流路と前記出力に接続されたゲート端子とを有するMOSトランジスタを設けることを含む、請求項22記載の方法。
  24. 前記第1のトランジスタを設けることが、NMOSトランジスタを設けることを含む、請求項21記載の方法。
  25. 前記第2のクランプ回路を接続することが、少なくとも1つのダイオード接続トランジスタを設けることを含む、請求項21記載の方法。
  26. 前記第1のクランプ回路を接続することが、ダイオードを設けることを含む、請求項21記載の方法。
  27. 前記第1のクランプ回路を接続することが、PMOSトランジスタを設けることを含む、請求項21記載の方法。
  28. 前記第2のクランプ回路を接続することが、ダイオードを設けることを含む、請求項21記載の方法。
  29. 前記第2のクランプ回路を接続することが、ダイオード接続トランジスタを設けることを含む、請求項21記載の方法。
  30. 少なくとも前記第1および第2のトランジスタを設けることが、厚膜ゲート酸化物トランジスタを設けることを含む、請求項21記載の方法。
  31. 前記コンデンサを設けることが、同コンデンサの第1のプレートを形成するゲートと同コンデンサの第2のプレートを形成するチャネル領域とを有するコンデンサ接続トランジスタを設けることを含む、請求項21記載の方法。
  32. 前記出力を前記ポンプ電圧ノードに接続することが、前記出力に約2ボルトの高レベルの電圧を供給することを含む、請求項21記載の方法。
  33. 集積回路で実装電圧を生成する方法であって、
    供給電圧より高い高外部電圧を定期的に供給するためのチャージポンプを設けること、
    制御信号に応答して前記高外部電圧から前記実装電圧を供給するためのトランスファゲートを設けること、
    前記制御信号を供給するゲート制御回路を設けること、を備え、
    前記ゲート制御回路を設けることが、
    前記制御信号を接地電圧レベルに設定するための第1のトランジスタを設けることであって、同第1のトランジスタのゲートにて時変入力信号を受け取り、同第1のトランジスタのソース/ドレインをグランドに接続し、同第1のトランジスタのドレイン/ソースを第1のノードに接続するように同第1のトランジスタを設けること、
    ンプ電圧ノードから前記制御信号を生成するための第2のトランジスタを設けることであって、同第2のトランジスタのゲートにて前記時変入力信号を受け取り、同第2のトランジスタのドレイン/ソースを前記ポンプ電圧ノードに接続し、同第2のトランジスタのソース/ドレインから前記制御信号を出力するように同第2のトランジスタを設けること、
    前記ポンプ電圧ノードに外部電圧を供給するための第3のトランジスタを設けること、
    インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、供給電圧より高い電圧を前記ポンプ電圧ノードに定期的に印加するためのコンデンサを設けること、
    前記第2のトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第1の所定電圧を超えないようにクランプするための第1のクランプ回路を、前記第2のトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続すること、
    前記制御信号の電圧と前記第1のノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第2の所定電圧を超えないようにクランプするための第2のクランプ回路を、前記制御信号が出力されるノードと前記第1のノードとの間に接続すること、
    を含む、方法。
  34. 供給電圧より高い第2の外部電圧を定期的に供給するための第2のチャージポンプを設けること、
    第2の制御信号に応答して前記第2の外部電圧から前記実装電圧を供給するための第2のトランスファゲートを設けること、
    前記第2の制御信号を定期的に供給する第2のゲート制御回路を設けること、をさらに備え、
    前記第2のゲート制御回路を設けることが、
    前記第2の制御信号を接地電圧レベルに設定するための第4のトランジスタを設けることであって、同第4のトランジスタのゲートにて第2の時変入力信号を受け取り、同第4のトランジスタのソース/ドレインをグランドに接続し、同第4のトランジスタのドレイン/ソースを第1のノードに接続するように同第4のトランジスタを設けること、
    前記ポンプ電圧ノードから前記第2の制御信号を生成するための第5のトランジスタを設けることであって、同第5のトランジスタのゲートにて前記第2の時変入力信号を受け取り、同第5のトランジスタのドレイン/ソースを前記ポンプ電圧ノードに接続し、同第5のトランジスタのソース/ドレインから前記第2の制御信号を出力するように同第5のトランジスタを設けること、
    前記ポンプ電圧ノードに外部電圧を供給するための第6のトランジスタを設けること、
    インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続され、供給電圧より高い電圧を前記ポンプ電圧ノードに定期的に印加するための第2のコンデンサを設けること、
    前記第5のトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第3の所定電圧を超えないようにクランプするための第3のクランプ回路を、前記第5のトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続すること、
    前記第2の制御信号の電圧と前記第1のノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第4の所定電圧を超えないようにクランプするための第4のクランプ回路を、前記第2の制御信号が出力されるノードと前記第1のノードとの間に接続すること、
    を含む、請求項33記載の方法。
  35. 供給電圧より高い制御ゲート出力を生成する方法であって、
    前記制御ゲート出力と接地電圧レベルとの間に第1のNMOSトランジスタを接続することであって、同第1のNMOSトランジスタのゲートにて時変入力信号を受け取り、同第1のNMOSトランジスタのソース/ドレインをグランドに接続し、同第1のNMOSトランジスタのドレイン/ソースを第1のノードに接続するように同第1のNMOSトランジスタを接続すること、
    前記制御ゲート出力とポンプ電圧ノードとの間に第2のPMOSトランジスタを接続することであって、同第2のPMOSトランジスタのゲートにて前記時変入力信号を受け取り、同第2のPMOSトランジスタのソース/ドレインを出力に接続し、同第2のPMOSトランジスタのドレイン/ソースを前記ポンプ電圧ノードに接続するように同第2のPMOSトランジスタを接続すること、
    前記ポンプ電圧ノードと外部電圧との間に第3のPMOSトランジスタを接続することであって、同第3のPMOSトランジスタのドレイン/ソースを前記ポンプ電圧ノードに接続し、同第3のPMOSトランジスタのゲート端子を前記制御ゲート出力に接続するように同第3のPMOSトランジスタを接続すること、
    インバータドライバと前記ポンプ電圧ノードとの間に、前記時変入力信号に応答して、前記ポンプ電圧ノードに前記供給電圧より高い電圧を定期的に印加するためのコンデンサを接続すること、
    前記第2のPMOSトランジスタのゲート電圧と前記ポンプ電圧ノードの電圧とをそれら両者間の電圧差が第1の所定電圧を超えないようにクランプするための第1のクランプ回路を、前記第2のPMOSトランジスタのゲートと前記ポンプ電圧ノードとの間に接続すること、
    前記制御ゲート出力の電圧と前記第1のノードでの電圧とをそれら両者間の電圧差が第2の所定電圧を超えないようにクランプするための第2のクランプ回路を、前記制御ゲート出力と前記第1のノードとの間に接続すること、
    を備える方法。
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