JPWO2016121088A1 - 留め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクセサリが引っ張られるなどして、アクセサリに対して留め具に把持された真珠などの珠玉を留め具から離脱させる方向の力が作用しても、珠玉が留め具から不用意に外れることを防止する。【解決手段】珠玉(P)を有するアクセサリ(1)に用いられ、珠玉(P)を把持する留め具(100)であって、支軸(30)により回動可能に軸支された第1本体部(10)と第2本体部(20)とを有し、第1本体部(10)は、珠玉(P)に当接する第1把持部(12)を備え、第2本体部(20)は、珠玉(P)に当接する第2把持部(22)を備え、第1把持部(12)と第2把持部(22)とが相対的に閉じて珠玉(P)を把持した状態で、第1把持部(12)は、支軸(30)側から延びる先端部分(15)が、珠玉(P)の中心部(O)と支軸(30)とを含む平面(S)に対して交差して設けられる。

Description

本発明は、アクセサリに用いられる留め具に関する。
アクセサリとしては、ネックレスやブレスレットなどの紐状の形状のものがある。このような紐状のアクセサリとしては、例えば、複数個の真珠が連設された紐状の装飾部と装飾部を構成する真珠を把持する留め具とを備えるものがある。この留め具によれば、留め具が把持する真珠の位置を変えることによりアクセサリの形状が変化する。そして、アクセサリは、例えば、環状や略Y字を有する形状など様々な形状に形成される。そのため、同一のアクセサリを用いて複数のバリエーションを楽しむことができ、その日の服装や気分に合わせた形状とすることが可能となる。このような留め具としては、真珠を把持する半球型の2つの把持部材と、上記2つの把持部材を回動可能に軸支する支軸と、支軸側に設けられた連結部材とを備える構成のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−275398号公報
しかしながら、このような構成の留め具を備えるアクセサリでは、アクセサリが引っ張られると、留め具に把持された真珠を留め具から引き離すような力、すなわち把持された真珠に対して支軸側から離れる方向の力が作用し、当該真珠が2つの把持部材の間に入り込んで把持部材間をこじ開けるように作用する場合がある。その結果、把持部材どうしが開いてしまい、真珠が留め具から離脱し、アクセサリが不用意に外れてしまうというおそれがある。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、アクセサリが引っ張られるなどして、アクセサリに対して留め具に把持された真珠などの珠玉を留め具から離脱させる方向の力が作用しても、珠玉が留め具から不用意に外れることを防止する留め具及びこのような留め具を有するアクセサリを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために創案された第1の発明は、珠玉を有するアクセサリに用いられ、珠玉を把持する留め具であって、支軸により回動可能に軸支された第1本体部と第2本体部とを有し、第1本体部は、珠玉に当接する第1把持部を備え、第2本体部は、珠玉に当接する第2把持部を備え、第1把持部と第2把持部とが相対的に閉じて珠玉を把持した状態で、第1把持部は、支軸側から延びる先端部分が、珠玉の中心部と支軸とを含む平面に対して交差して設けられる。
このような構成によれば、留め具に把持された珠玉に対して、上記平面に平行かつ支軸から離れる方向の力が作用しても、当該珠玉は第1把持部の先端部分に押圧されるだけとなり、当該珠玉が第1把持部と第2把持部との間に入り込んで両把持部を相対的に開かせるように作用することを防止できる。
上記課題を解決するために創案された第2の発明は、第1の発明の留め具において、第1把持部と第2把持部とが相対的に閉じて珠玉を把持した状態で、第2把持部は、支軸側から延びる先端部分が、上記平面に対して離間して設けられる。
このような構成によれば、珠玉を留め具に収容する際又は留め具から離脱させる際に、留め具の正面(先端)側から内部へ、あるいは留め具の内部から正面(先端)側へ向けて珠玉が通過する開口部分を第2把持部の先端において容易に形成することができる。すなわち、珠玉を留め具に把持しあるいは留め具から外す際の第1把持部と第2把持部との開き角度(第1把持部と第2把持部とがなす支軸回りの角度)がより小さい角度で上記開口部分を形成することができる。これにより、珠玉と留め具との連結及び連結の解除を行う際の留め具の操作を容易に行うことができる。
上記課題を解決するために創案された第3の発明は、第1又は第2の発明の留め具において、第1把持部及び第2把持部は、珠玉を把持した状態で支軸側から延びる先端が互いに当接するように形成される。
このような構成によれば、珠玉を把持した状態の第1把持部及び第2把持部は、それぞれの先端が解放される場合に比べて変形や振れが抑制されるとともに、互いの先端間に空隙を形成することなく珠玉を把持することができる。そのため、このような留め具によれば、より確実かつ安定的に珠玉を把持することができる。
上記課題を解決するために創案された第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれかの留め具において、第1把持部と第2把持部とが相対的に閉じて珠玉を把持した状態で、アクセサリの一部が上記平面に沿って支軸に直交する方向に挿通可能な正面挿通孔を備える。
このような構成の留め具によれば、アクセサリの装飾部の端部の珠玉を留め具の正面(先端)側から把持することが可能となる。これにより、留め具は、アクセサリの装飾部どうしを直線状に接続することができる。
上記課題を解決するために創案された第5の発明は、第4の発明の留め具において、第1把持部は、正面挿通孔を形成する第1正面凹部を有し、第2把持部は、第1正面凹部とともに正面挿通孔を形成する第2正面凹部を有する。
このような構成によれば、正面挿通孔は第1正面凹部と第2正面凹部とを有するので、正面挿通孔を容易に形成することができる。
上記課題を解決するために創案された第6の発明は、第1〜第5の発明のいずれかの留め具において、第1把持部と第2把持部とが相対的に閉じて珠玉を把持した状態で、平面に沿って支軸に平行な方向に貫通する側面挿通孔を有する。
このような構成の留め具によれば、アクセサリの装飾部の端部の珠玉を留め具の側面側から把持できることに加えて、装飾部の端部の珠玉以外の珠玉、すなわち装飾部の中間部分に配置された珠玉を把持することが可能となる。そのため、アクセサリは、例えば環状や略Y字を有する形状などに形成することができ、アクセサリの形状のバリエーションを増やすことができる。
上記課題を解決するために創案された第7の発明は、第6の発明の留め具において、第1把持部は、側面挿通孔を形成する第1側面凹部を備え、第2把持部は、第1側面凹部とともに側面挿通孔を形成する第2側面凹部を有する。
このような構成によれば、側面挿通孔は第1側面凹部と第2側面凹部とを有するので、側面挿通孔をより容易に形成することができる。
上記課題を解決するために創案された第8の発明は、第1〜第7の発明のいずれかの留め具において、第1把持部及び第2把持部の一方又は双方は、把持された珠玉の一部が嵌入可能な開口部を有する。
このような構成によれば、珠玉は、一部が開口部に嵌入した状態で留め具に把持される。よって、留め具は、確実かつ安定的に珠玉を把持することができる。
上記課題を解決するために創案された第9の発明は、第1〜第8の発明のいずれかの留め具において、第1本体部は、支軸から第1把持部と反対側に形成された第1突起部を有し、第2本体部は、支軸から第2把持部と反対側に形成された第2突起部を有し、第1突起部と第2突起部との間に配置され、かつ第1突起部と第2突起部を第1把持部と第2把持部とが相対的に閉じる方向に付勢する付勢部材を有する。
このような構成によれば、ユーザは、第1突起部と第2突起部とを同時に押圧して互いが接近するように操作するだけで第1把持部と第2把持部とを相対的に開くことができるとともに、押圧する力を緩めるだけで第1突起部と第2突起部とを互いに離間させて第1把持部と第2把持部とを相対的に閉じることができる。よって、ユーザは、留め具に珠玉を把持する際及び留め具から珠玉を離脱させる際の留め具の操作を容易かつ確実に行うことができる。
上記課題を解決するために創案された第10の発明は、第1〜第9の発明のいずれかの留め具において、第1本体部及び第2本体部と、アクセサリの装飾部とを接続する接続部材を有し、接続部材は、第1本体部及び第2本体部とは別体として形成され、かつ支軸が挿通される挿通穴を備える。
このような構成によれば、第1本体部及び第2本体部は、支軸及び接続部材を介して装飾部に接続される。そのため、第1本体部及び第2本体部と、装飾部とを接続をするための部材を、第1本体部及び第2本体部の表面に設ける必要がないので、第1本体部及び第2本体部の表面のデザインの自由度を確保することができる。
上記課題を解決するために創案された第11の発明は、第1〜第10の発明のいずれかの留め具を有するアクセサリである。
このような構成によれば、上記した留め具をアクセサリの形態で提供することができる。
本発明によれば、アクセサリが引っ張られるなどして、留め具に把持された珠玉に対して、珠玉の中心部と支軸とを含む平面に平行かつ珠玉が支軸から離れる方向の力が作用しても、珠玉は第1把持部の先端部分に押圧されるだけとなる。よって、珠玉が留め具から離脱してアクセサリが不用意に外れることを防止することができる。
第1実施形態に係る留め具の一例を示す概略斜視図である。 図1の留め具を示す側面分解図である。 図1の留め具を示す平面分解図である。 図1の留め具が珠玉を把持した状態を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 図1の留め具が珠玉を把持する際の動作を示す側面図である。 第2実施形態に係る留め具の一例を示す概略斜視図である。 図6の留め具が珠玉を把持した状態を示し、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 第3実施形態に係るアクセサリの一例を示す要部の概略側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。また、図面においては一部分を大きくまたは強調して記載するなど適宜縮尺を変更して表現している。以下の各図の一部については、XYZ座標系を用いて図中の方向を説明する。このXYZ座標系は、留め具が把持した珠玉の中心部と支軸とを含む平面に平行な平面をXZ平面とする。このXZ平面において支軸に直交する方向をX方向と表記し、X方向に直交する方向(支軸に平行な方向)をZ方向と表記する。また、XZ平面に垂直な方向はY方向と表記する。X方向、Y方向、及びZ方向のそれぞれは、図中の矢印の方向が+方向であり、矢印と反対の方向が−方向であるものとして説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態について、図1〜図5を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る留め具の一例を示す概略斜視図である。図2は、図1の留め具を示す側面分解図である。図3は、図1の留め具を示す平面分解図である。図4は、図1の留め具が珠玉を把持した状態を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。図5は、図1の留め具が珠玉を把持する際の動作を示す側面図である。なお、図4(a)では、装飾部の端部の珠玉P1を正面側から把持した状態を示し、図4(b)では、装飾部の中間部分に配置された珠玉P2を把持した状態を示している。
留め具100は、図1〜図3に示すように、第1本体部10と、第2本体部20と、支軸30と、付勢部材40と、接続部材50とを有している。第1本体部10と第2本体部20とは、支軸30により開閉自在に軸支され、それぞれ支軸30を中心に回動可能となっている。留め具100は、例えば、把持可能な珠玉Pを有する紐状のアクセサリ1に用いられ、多数個の球状の珠玉Pが直線状に連設されて形成された装飾部2の一端側の端部と円環部材3を介して接続される(図8参照)。留め具100は、後述する第1把持部12と第2把持部22とを相対的に閉じる方向に第1本体部10と第2本体部20とが回動することにより、珠玉Pの把持が可能となっている(図4参照)。留め具100は、金属製であるが、珠玉Pを把持可能な強度及び剛性を備えるものであれば、樹脂製、セラミック製などであってもよい。後述する第2実施形態に係る留め具200についても同様である。
第1本体部10は、第2本体部20の+Y側に配置され、裏面(−Y側の面)側に支軸30が挿通可能な一対の支軸挿通穴11を有している。第1本体部10は、第1把持部12と第1突起部13とを有している。第1把持部12は、Y方向から見て、支軸30の+X側に設けられている。第1把持部12は、留め具100が珠玉Pを把持する際に、珠玉Pの表面に当接し、後述する第2把持部22と協働して珠玉Pを把持する。また、第1把持部12は、珠玉Pの+Y側の一部が嵌入可能な円形状の第1開口部(開口部)14を有している。珠玉Pが第1開口部14に嵌入されると、珠玉Pの+Y側の曲面の一部は第1開口部14から+Y方向に突出する(図4参照)。
第1把持部12の支軸30側から延びる先端部分(+X側の部分)15には、−Y側の先端16の一部を+Y側に略円弧状に切り欠いた第1正面凹部17が設けられている。第1正面凹部17は、後述する正面挿通孔60を構成する。また、第1把持部12の側面(+Z側の面及び−Z側の面)には、それぞれ−Y側の端部の一部を+Y側に略円弧状に切り欠いた第1側面凹部18が設けられている。第1側面凹部18は、後述する側面挿通孔70を構成する。
図4に示すように、留め具100が珠玉Pを把持した状態で、第1把持部12の先端部分15は、支軸30と珠玉Pの中心部Oとを含む平面Sに対して交差するように設けられ、第1把持部12の先端16は、平面Sを超えて平面Sの−Y側に位置している。珠玉Pが球形状の場合には、中心部Oは当該球形の中心となる。また、先端16は、留め具100が珠玉Pを把持した状態で、後述する第2把持部22の先端26と当接するように形成されている。
図2及び図3に戻り、第1突起部13は、Y方向から見て、支軸30から第1把持部12とは反対側(支軸30の−X側)に形成されている。第1突起部13は、第1把持部12と後述する第2把持部22とを相対的に開く操作の際に、+Y側の表面が−Y方向に押圧される。突起部13の裏面側(−Y側)には、付勢部材40の+Y側の先端部40aに対して入り込むように形成された突起19が設けられている。
第2本体部20は、第1本体部10の−Y側に配置され、裏面側(+Y側)に支軸30が挿通可能な一対の支軸挿通穴21を有している。第2本体部20は、第2把持部22と第2突起部23とを有している。第2把持部22は、Y方向から見て、支軸30の+X側に設けられている。第2把持部22は、留め具100が珠玉Pを把持する際に、珠玉Pの表面に当接し、第1把持部12と協働して珠玉Pを把持する。第2把持部22は、珠玉Pの−Y側の一部が嵌入可能な円形状の第2開口部(開口部)24を有している。第2開口部24は、Y方向から見て、第1開口部14と重なるように形成されている。珠玉Pが第2開口部24に嵌入されると、珠玉Pの−Y側の曲面の一部は第2開口部24から−Y方向に突出する(図4参照)。
第2把持部22の支軸30側から延びる先端部分(+X側の部分)25は、先端26の一部を−Y側に略円弧状に切り欠いた第2正面凹部27が設けられている。第2正面凹部27は、第1正面凹部17とともに後述する正面挿通孔60を構成する。また、第2把持部22の側面(+Z側及び−Z側の面)には、側面の+Y側の端部の一部を−Y側に円弧状に切り欠いた第2側面凹部28が設けられている。第2側面凹部28は、第1側面凹部18とともに後述する側面挿通孔70を構成する。
また、図4に示すように、留め具100が珠玉Pを把持した状態で、第2把持部22は、支軸30側から延びる先端部分25が平面Sに対して離間して形成され、第2把持部22の先端部分25の先端26は平面Sの−Y側に位置している。また、先端26は、第1把持部12の先端16と当接するように形成されている。
図2及び図3に戻り、第2突起部23は、Y方向から見て、支軸30から第2把持部22とは反対側(支軸30の−X側)に形成されている。第2突起部23は、第1把持部12と第2把持部22とを相対的に開く操作の際に、−Y側の表面が+Y方向に押圧される。突起部23の裏面側(+Y側)には、付勢部材40の−Y側の先端部40bに対して入り込むように形成された突起29が設けられている。
支軸30は、第1本体部10と第2本体部20とを回動可能に支持する。支軸30は、留め具100をZ方向に沿って貫通するように配置され、第1本体部10、第2本体部20、及び後述する接続部材50に設けられた、支軸挿通穴11,21及び挿通穴51に挿通されている。支軸30は、第1本体部10及び第2本体部20とは別体であり、支軸30としては、例えばZ方向を軸方向とする細い円柱形の部材が用いられる。支軸30は、支軸挿通穴11,21及び挿通穴51からの抜けることを防止するため、両端部(+Z側及び−Z側の端部)はかしめられている。なお、支軸30は、上記した構成に限定されず、その機能を発揮する限りにおいて、第1本体部10あるいは第2本体部20の一部に形成されてもよく、その形状、大きさ、及び留め具100における配置などについても任意である。
図2に示すように、付勢部材40は、第1突起部13と第2突起部23との間に配置されている。付勢部材40は、第1把持部12と第2把持部22とが相対的に閉じる方向に、第1突起部13と第2突起部23を付勢する。付勢部材40としては、例えば、Y方向に伸縮自在に配置されたコイルばねが用いられる。付勢部材40は、突起19,29が入り込む内径を有している。
接続部材50は、第1本体部10及び第2本体部20と、装飾部2とを接続する部材であり、例えば、装飾部2の一端側の端部と接続される(図8参照)。図2、図3に示すように、接続部材50は、第1本体部10及び第2本体部20とは別体として形成され、挿通穴51と、付勢部材挿通穴52と、接続穴53とを備える。挿通穴51は、接続部材50の+X側に設けられ、支軸30が挿通可能に形成されている。付勢部材挿通穴52は、付勢部材40がY方向に挿通可能に形成されている。接続穴53は、接続部材50の−X側の端部に設けられている。接続穴53には、例えば、アクセサリ1の装飾部2の一端側の端部に接続された円環部材3(図8参照)が挿通される。これにより、接続部材50を介して、留め具100と装飾部2とが接続される。なお、接続部材50は上記した構成に限定されない。接続部材50は、例えば、第1本体部10あるいは第2本体部20の表面に一体的に形成されてもよい。また、接続部材50は、留め具100において設けられなくてもよい。
留め具100は、珠玉Pを把持して状態で、図1、図4(b)に示すように、正面(+X側の面)をX方向に貫通する正面挿通孔60を有している。正面挿通孔60は、第1正面凹部17と第2正面凹部27とから形成されている。正面挿通孔60の形状は、X方向から見て珠玉Pの中心部Oを中心とする略円形状となっている。正面挿通孔60は、平面Sに沿って支軸30に直交する方向(X方向)に、アクセサリ1の装飾部2の一部が挿通可能となっている。これにより、図4(a)に示すように、留め具100では、第1把持部12と第2把持部22とが、装飾部2の端部の珠玉P1を挟むように配置され、相対的に閉じて珠玉P1を把持しても、珠玉P1と珠玉P1に隣接する珠玉P2との接続部分Paを含む装飾部2の一部は、正面挿通孔60に挿通された状態となるので、第1把持部12あるいは第2把持部22と装飾部2とが互いに交差し干渉することが回避される。そのため、正面挿通孔60を有することにより、留め具100は、装飾部2の端部の珠玉P1を−X側から把持し、アクセサリ1の装飾部2の端部どうしを直線状に接続することが可能となる(図8参照)。
また、留め具100は、珠玉Pを把持した状態で、図1、図4(a)に示すように、平面Sに沿って支軸30に平行な方向(Z方向)に第1把持部12及び第2把持部22を貫通する側面挿通孔70を有している。側面挿通孔70は、留め具100の+Z側及び−Z側の両側面にそれぞれ形成されている。2つの側面挿通孔70,70は、Z方向から見て、珠玉Pの中心部Oを中心とする略円形状であって互いが重なるように形成されている。側面挿通孔70は、第1側面凹部18と第2側面凹部28とから形成されている。側面挿通孔70は、平面Sに沿って支軸30に平行な方向に、珠玉Pを備えるアクセサリ1の一部が挿通可能となっている。そのため、留め具100では、第1把持部12と第2把持部22とが、珠玉Pを挟むように配置され、相対的に閉じて珠玉Pを把持しても、把持した珠玉Pと隣接する珠玉P2との接続部分Pbを含む装飾部2の一部は、側面挿通孔70に挿通された状態となるので、第1把持部12あるいは第2把持部22と、装飾部2との干渉が回避される。
次に、珠玉Pを把持する際の留め具100の動作について説明する。ユーザは、まず、留め具100の第1突起部13を−Y方向に、第2突起部23を+Y方向に、それぞれ付勢部材40の付勢力に対して逆らうように同時に指で押圧する。すると、図5(a)に示すように、第1本体部10と第2本体部20とが支軸30を中心に回動し、第1把持部12と第2把持部22とが相対的に開いた状態となる。
次に、ユーザは、図5(b)に示すように、第1把持部12と第2把持部22とが相対的に開いた状態を維持するように第1突起部13及び第2突起部23を図5(b)の矢印の方向に押圧しながら、第1把持部12と第2把持部22とを珠玉Pを挟む位置に配置する。
続いて、第1把持部12と第2把持部22とが相対的に開いた状態かつ珠玉Pを挟んで配置された状態の留め具100に対して、ユーザは、第1突起部13及び第2突起部23に対する押圧を緩める。すると、付勢部材40の付勢力が作用して第1本体部10と第2本体部20とが回動し、図5(c)に示すように、珠玉Pを挟み込むように第1把持部12と第2把持部22とが相対的に閉じる。これにより、珠玉Pは留め具100に把持される。
一方、このように把持された珠玉Pを留め具100から外す場合には、ユーザは、まず、留め具100が珠玉Pを把持する際と同様に、留め具100の第1突起部13及び第2突起部23を指で同時に押圧して第1把持部12と第2把持部22とを相対的に開いた状態とする。次いで、この状態の留め具100から珠玉Pを離脱させる。これにより、留め具100の把持による留め具100と珠玉Pとの接続が解除される。
このように、留め具100によれば、第1突起部13及び第2突起部23を同時に押圧するだけで第1把持部12と第2把持部22とを相対的に開かせ、さらに押圧を緩めることで第1把持部12と第2把持部22とを相対的に閉じることができる。そのため、珠玉Pを把持する際及び珠玉Pを離脱させる際の留め具100の操作を容易かつ確実に行うことができる。
また、留め具100は、第1開口部14及び第2開口部24を備えるので、珠玉Pを嵌入させた状態で把持することができる。また、留め具100は先端部分15が平面Sに対して交差して設けられた第1把持部12を有するので、珠玉Pに対して平面Sに平行かつ支軸30から離れる方向の力が作用しても珠玉Pは第1把持部12の先端部分15の−X側の表面に押圧されるだけとなり、第1把持部12と第2把持部22とが相対的に開いてしまうことが抑制される。よって、留め具100によれば、珠玉Pを安定的かつ確実に把持することができるとともに、珠玉Pが留め具100から不用意に外れることを回避することができる。
また、留め具100は正面挿通孔60及び側面挿通孔70を有することにより、アクセサリ1の装飾部2の端部の珠玉P1及び中間部分の珠玉P2のいずれについても把持することが可能となる。そのため、留め具100による装飾部2どうしの接続の形態としては、例えば、正面挿通孔60を介して直線状に接続することのほか、装飾部2の端部の珠玉P1を把持して一方の側面挿通孔70を介してL字状に接続することや、装飾部2の中間部分の珠玉P2を把持し双方の側面挿通孔70,70を介してY字状に接続することも可能となる。そのため、留め具100によれば、アクセサリ1を例えば環状や略Y字を有する形状などに形成することができ、アクセサリ1の形状のバリエーションを増やすことができる。
以上、第1実施形態の留め具100について説明したが、留め具100は、上記した構成に限定されない。例えば、第1把持部12は、第1正面凹部17及び第1側面凹部18の一方又は双方を有しなくてもよい。また、第2把持部22は、第2正面凹部27及び第2側面凹部28の一方又は双方を有しなくてもよい。第1側面凹部18及び第2側面凹部28が設けられない場合の側面挿通孔70は、第1把持部12と第2把持部22との間に生じるスリット状に形成されてもよい。また、珠玉Pを把持した状態の留め具100において、第2把持部22の先端部分25は、平面Sに対して当接あるいは交差するように設けられてもよく、第2把持部22の先端26は、第1把持部12の先端16と当接しないように形成されてもよい。また、第1把持部12及び第2把持部22における珠玉Pと当接する表面の一部又は全部には、留め具100の把持による珠玉Pの表面のキズの発生の防止のために、第1把持部12又は第2把持部22よりも軟質な軟質部材が設けられてもよく、珠玉Pの表面における第1把持部12又は第2把持部22の滑り止めのために、珠玉Pの表面との密着性に優れた密着部材が設けられてもよい。この場合、上記した軟質部材及び密着部材はシリコン製あるいはゴム製であってもよい。
また、留め具100は、第1突起部13、第2突起部23、正面挿通孔60、側面挿通孔70、第1開口部14、第2開口部24、付勢部材40、及び接続部材50の一部又は全部を有しなくてもよい。また、正面挿通孔60、側面挿通孔70、第1開口部14、及び第2開口部24は、上記した構成に限定されない。例えば、正面挿通孔60、側面挿通孔70、第1開口部14、及び第2開口部24の形状は、円形状に代えて、長円形状、楕円形状、多角形状などであってもよく、この場合の第1正面凹部17、第1側面凹部18、第2正面凹部27、及び第2側面凹部28は、それぞれ正面挿通孔60及び側面挿通孔70の形状及び大きさに対応するように形成される。また、側面挿通孔70,70のそれぞれは、形状、大きさ、又は中心の位置などが異なってもよい。また、第1開口部14及び第2開口部24のそれぞれは、形状、大きさ、中心の位置などが異なってもよい。なお、上記したこれらの留め具100に関する変形事項については、後述する第2実施形態に係る留め具200についても同様に適用が可能である。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について、図6、図7を用いて説明する。図6は、第2実施形態に係る留め具の一例を示す概略斜視図である。図7は、図6の留め具が珠玉を把持した状態を示し、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。なお、以下の説明において上記した第1実施形態と同一または同等の構成部分については同一符号を付けて説明を省略または簡略化する。
図6、図7に示すように、留め具200は、第1本体部210と、第2本体部220と、支軸30と、付勢部材40と、接続部材50とを有している。第1本体部210と第2本体部220とは、支軸30により開閉自在に軸支され、それぞれ支軸30を中心に回動可能となっている。留め具200は、例えば、珠玉Pを有する紐状のアクセサリ1に用いられ、装飾部2の一端側の端部と接続される(図8参照)。留め具200は、後述する第1把持部212と第2把持部222とを相対的に閉じる方向に第1本体部210と第2本体部220とが回動することにより珠玉Pの把持が可能となっている。
第1本体部210は、第2本体部220の+Y側に配置され、裏面側(−Y側)に支軸30が挿通可能な一対の支軸挿通穴11を有している。第1本体部210は、第1把持部212と第1突起部13とを有している。第1把持部212は、Y方向から見て、支軸30の+X側に設けられている。第1把持部212は、留め具200が珠玉Pを把持する際に、珠玉Pの表面に当接し、後述する第2把持部222と協働して珠玉Pを把持する。
第1把持部212は、留め具200が珠玉Pを把持した際に珠玉Pを+Z側及び−Z側から挟むように設けられた一対の第1片部219,219を有している。一対の第1片部219,219のそれぞれは、Y方向から見て支軸30側から+X方向に延びるようにかつZ方向から見て互いが重なるように設けられている。第1片部219,219は、X方向から見て第1本体部210の+Y側かつ+Z側の部分及び+Y側かつ−Z側の部分が+X方向に延びた後、Z方向から見て把持した珠玉Pの中心部Oを中心とする円弧に沿って曲がり、さらに先端部分215が平面Sに対して交差して、平面Sの−Y側まで形成されている。
また、図7に示すように、留め具200が珠玉Pを把持した状態で、第1片部219の先端部分(支軸30側から延びる第1把持部212の先端部分)215は、支軸30と珠玉Pの中心部Oとを含む平面Sに対して交差するように設けられており、第1片部219の先端216は、平面Sを超えて平面Sの−Y側に位置している。第1片部219の先端(支軸30側から延びる第1把持部212の先端)216は、留め具200が珠玉Pを把持した状態で、後述する第2片部229の先端226と当接するように形成されている。
このような一対の第1片部219,219の構成により、第1把持部212には、支軸30側から延びる先端部分215の先端216の一部を+Y側及び−X側に切り欠いた第1正面凹部217が形成される。第1正面凹部217は、Y方向から見て、珠玉Pの中心部Oを中心とする円弧に沿って形成されている。第1正面凹部217は、後述する正面挿通孔260を構成する。また、第1把持部212の側面(+Z側及び−Z側の面)には、側面の−Y側の端部の一部を+Y側に切り欠いた第1側面凹部18が設けられている。
図6、図7に示すように、第2本体部220は、第1本体部210の−Y側に配置され、+Y側に支軸30が挿通可能な一対の支軸挿通穴21を有している。第2本体部220は、第2把持部222と第2突起部23とを有している。第2把持部222は、Y方向から見て、支軸30の+X側に設けられている。第2把持部222は、留め具100が珠玉Pを把持する際に、珠玉Pの表面に当接し、第1把持部212と協働して珠玉Pを把持する。
第2把持部222は、一対の第2片部229,229を有している。第2片部229は、Y方向から見て、支軸30側から+X方向に延びるようにかつ第1片部219と重なるように形成されている。また、第2片部229,229のそれぞれは、Z方向から見て互いが重なるように設けられている。一対の第2片部229,229は、X方向から見て第2本体部220の−Y側かつ+Z側の部分及び−Y側かつ−Z側の部分が+X方向に延びた後、さらにZ方向から見て把持した珠玉Pの中心部Oを中心とする円弧に沿って湾曲して形成されている。
また、図7に示すように、留め具200が珠玉Pを把持した状態で、第2片部229の先端部分(支軸30側から+X方向に延びる第2把持部222の先端部分)225は、平面Sに対して離間し、かつ第2片部229の先端226が第1片部219の先端216と当接するように形成されている。
このような一対の第2片部229の構成により、第2把持部222には、支軸30側から延びる先端部分225の先端226の一部を+Y側及び−X側に切り欠いた第2正面凹部227が形成される。第2正面凹部227は、Y方向から見て、珠玉Pの中心部Oを中心とする円弧に沿って形成されている。第2正面凹部227は、第1正面凹部217とともに後述する正面挿通孔260を構成する。また、第2把持部222の側面(+Z側及び−Z側の面)には、側面の一部を+Y側に切り欠いた第2側面凹部28が設けられている。
留め具200は、珠玉Pを把持して状態で、正面(+X側の面)をX方向に貫通する正面挿通孔260を有している。正面挿通孔260は、第1正面凹部217と第2正面凹部227とから形成されている。正面挿通孔260は、第1実施形態に係る正面挿通孔60と同様に、平面Sに沿って支軸30に直交する方向(X方向)に、アクセサリ1の装飾部2の一部が挿通可能となっている。そのため、留め具200によれば、留め具100と同様に、装飾部2の−X側の端部の珠玉P1を正面側(−X側)から把持し、装飾部2どうしを直線状に接続することが可能となっている。正面挿通孔260は、Y方向から見て、第1実施形態に係る第1開口部14及び第2開口部24の領域を含むように形成されており、留め具200が珠玉Pを把持すると、珠玉Pの+Y側及び−Y側の曲面の一部は正面挿通孔260の外部に突出する。また、留め具200は、珠玉Pを把持した状態で、側面(+Z側の面及び−Z側の面)をZ方向に貫通する側面挿通孔70を有している。
珠玉Pを把持する際及び珠玉Pを離脱させる際の留め具200の動作については、上記した第1実施形態に係る留め具100の動作と同様である。
このような留め具200によれば、第1開口部14及び第2開口部24が有する効果を除き、第1実施形態に係る留め具100と同様の効果を生じる。また、留め具200は、留め具100に比べて、第1把持部212及び第2把持部222が簡素な構成となっているため、アクセサリ1の審美性を害するおそれが少ないという利点がある。
<第3実施形態>
続いて、第3実施形態について、図8を用いて説明する。図8は、第3実施形態に係るアクセサリの一例を示す要部の概略側面図である。なお、以下の説明において上記した実施形態と同一または同等の構成部分については同一符号を付けて説明を省略または簡略化する。アクセサリ1は、図8に示すように、紐状の装身具であり、留め具100と、装飾部2と、円環部材3とを有している。
留め具100は、装飾部2の一端側の端部の珠玉P1aと円環部材3を介して接続されている。なお、アクセサリ1には、留め具100に代えて留め具200が用いられてもよい。
装飾部2は、留め具100が把持可能な珠玉Pを有している。装飾部2は、紐状となっており、複数の珠玉Pが線状に連設された構成となっている。珠玉Pとしては、例えば球状の真珠が採用される。ただし、装飾部2は、上記構成に限定されない。珠玉Pとしては、留め具100が把持可能な強度、剛性、形状、及び大きさを備えるものであればよく、珠玉Pは、真珠に代えて、例えば宝石や樹脂などが用いられてもよく、球形以外の形状のものが採用されてもよい。装飾部2を構成する珠玉Pの数は、1つあるいは複数のいずれであってもよい。また、装飾部2が複数の珠玉Pを備える場合、珠玉Pは装飾部2において互いに間隔を空けて配置されてもよい。また、装飾部2は紐状以外の形状であってもよい。
円環部材3は、装飾部2の一端側の端部に設けられており、接続部材50の接続穴53に挿通されている。円環部材3を介して、留め具100と装飾部2とが接続されている。
留め具100が装飾部2の他端側の端部の珠玉P1bを正面側から把持すると、留め具100を介して珠玉P1aと珠玉P1bとが直線状に接続されて(図4(a)参照)、アクセサリ1は環状に形成される。一方、留め具100が装飾部2の中間部分の珠玉P2を把持すると、留め具100を介して珠玉P1aと、珠玉P2と、珠玉P2に隣接する珠玉Pとが略Y字状に接続されて(図4(b)参照)、アクセサリ1は略Y字状を有する形状に形成される。このように、アクセサリ1によれば、留め具100が把持する珠玉Pを変えることにより、アクセサリ1の形状を異ならせることができるので、形状のバリエーションを複数有するアクセサリ1を提供することができる。
なお、アクセサリ1としては、上記した構成に限定されない。例えば、アクセサリ1は、装身具に限定されず、装飾品や付属品などであってもよい。また、アクセサリ1が有する留め具100及び装飾部2の数は、それぞれ一つであることに限定されず、アクセサリ1は、留め具100及び装飾部2の一方又は双方を複数有してもよい。また、アクセサリ1において、留め具100は、装飾部2の一端側の端部に加えて他端側に端部に設けられてもよい。また、複数の留め具100のそれぞれは、装飾部2を介してではなく、接続部材50どうしを接続する部材を介して互いが接続されてもよい。また、アクセサリ1において、留め具100と装飾部2とは、円環部材3を介さずに接続される構成としてもよい。この場合、接続部材50の珠玉P1a側の部分が珠玉P1aの内部に入り込んだ構成としてもよく、第1本体部10又は第2本体部20が珠玉P1a端部に固着あるいは当接されて装飾部2と一体的となる構成であってもよい。また、アクセサリ1において、留め具100は、装飾部2の一端側の珠玉P1aと接続される構成に代えて装飾部2の中間部分の珠玉P2と接続される構成としてもよい。
以上、本発明の留め具及びアクセサリについて説明したが、本発明は、上記した説明に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、上記した実施形態の一部の構成を他の実施形態の構成と置き換えてもよく、上記した実施形態の構成を組み合わせてもよい。
O…中心部
P,P1,P1a,P1b,P2…珠玉
S…平面
1…アクセサリ
2…装飾部
10,210…第1本体部
12,212…第1把持部
13…第1突起部
14…第1開口部(開口部)
15,25,215,225…先端部分
16,26,216,226…先端
17,217…第1正面凹部
18…第1側面凹部
20,220…第2本体部
22,222…第2把持部
23…第2突起部
24…第2開口部(開口部)
27,227…第2正面凹部
28…第2側面凹部
30…支軸
40…付勢部材
50…接続部材
51…挿通穴
60,260…正面挿通孔
70…側面挿通孔
100,200…留め具

Claims (11)

  1. 珠玉を有するアクセサリに用いられ、前記珠玉を把持する留め具であって、
    支軸により回動可能に軸支された第1本体部と第2本体部とを有し、
    前記第1本体部は、前記珠玉に当接する第1把持部を備え、
    前記第2本体部は、前記珠玉に当接する第2把持部を備え、
    前記第1把持部と前記第2把持部とが相対的に閉じて前記珠玉を把持した状態で、前記第1把持部は、前記支軸側から延びる先端部分が、前記珠玉の中心部と前記支軸とを含む平面に対して交差して設けられることを特徴とする留め具。
  2. 前記第1把持部と前記第2把持部とが相対的に閉じて前記珠玉を把持した状態で、前記第2把持部は、前記支軸側から延びる先端部分が、前記平面に対して離間して設けられることを特徴とする請求項1記載の留め具。
  3. 前記第1把持部及び前記第2把持部は、前記珠玉を把持した状態で前記支軸側から延びる先端が互いに当接するように形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の留め具。
  4. 前記第1把持部と前記第2把持部とが相対的に閉じて前記珠玉を把持した状態で、前記アクセサリの一部が前記平面に沿って前記支軸に直交する方向に挿通可能な正面挿通孔を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の留め具。
  5. 前記第1把持部は、前記正面挿通孔を形成する第1正面凹部を有し、
    前記第2把持部は、前記第1正面凹部とともに前記正面挿通孔を形成する第2正面凹部を有することを特徴とする請求項4記載の留め具。
  6. 前記第1把持部と前記第2把持部とが相対的に閉じて前記珠玉を把持した状態で、前記平面に沿って前記支軸に平行な方向に貫通する側面挿通孔を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の留め具。
  7. 前記第1把持部は、前記側面挿通孔を形成する第1側面凹部を備え、
    前記第2把持部は、前記第1側面凹部とともに前記側面挿通孔を形成する第2側面凹部を有することを特徴とする請求項6記載の留め具。
  8. 前記第1把持部及び前記第2把持部の一方又は双方は、把持された前記珠玉の一部が嵌入可能な開口部を有することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の留め具。
  9. 前記第1本体部は、前記支軸から前記第1把持部とは反対側に形成された第1突起部を有し、
    前記第2本体部は、前記支軸から前記第2把持部とは反対側に形成された第2突起部を有し、
    前記第1突起部と前記第2突起部との間に配置され、かつ前記第1突起部と前記第2突起部を前記第1把持部と前記第2把持部とが相対的に閉じる方向に付勢する付勢部材を有することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の留め具。
  10. 前記第1本体部及び前記第2本体部と、前記アクセサリの装飾部とを接続する接続部材を有し、
    前記接続部材は、前記第1本体部及び前記第2本体部とは別体として形成され、かつ前記支軸が挿通される挿通穴を備えることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の留め具。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の留め具を有するアクセサリ。
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