JP3113063U

JP3113063U - ネックレス等の装飾品の連結補助具

Info

Publication number: JP3113063U
Application number: JP2005004219U
Authority: JP
Inventors: 逸生礒崎
Original assignee: 逸生礒崎
Priority date: 2005-05-11
Filing date: 2005-05-11
Publication date: 2005-09-02
Anticipated expiration: 2015-05-11

Abstract

【課題】ネックレス、ベンタント、ブレスレット等の留め金を着用者の手指にて簡単に開口できるネックレス等の装飾品の連結補助具を提供する。
【解決手段】支点部後方部を押圧又は開放操作をすることによって、支点部前方部が開閉する開閉具において、支点部前方部の先端咬止部の内側に凹部を形成してなる。
【選択図】図１

Description

この考案は、ネックレス等の装飾品の端部の連結環を開口する補助具に関する。

技術の背景

例えば、ネックレス、ベンダント、ブレスレットの端に設けられた連結環は非常に小さく形成されているために、それに較べて比較的大きな手指でネックレス等の装飾品の端部の連結環を連結する煩わしい作業が必要であった。しかも、そのような連結作業をを首の後ろ側で行う必要があった。
また、近時ネイルアートで飾られた爪が流行している。このように美装された爪が手指による直接的な連結操作により、折角の美装ネイルアートを傷つけるかも知れない。
更に、指先を使うのに不慣れな人や、指先の不器用な人、又は指先の怪我をした場合等に便利に使用できるようにした。
従来、ネックレスチェーンの留め金部分を開閉させるピンセットは提供されている。（例えば、特許文献１）
特開２０００−２４５５１７号

ネックレス、ベンダント、ブレスレット等の装飾品は外出時にそれを身につけてこそ装飾品であるにも関わらず、前記したような連結が困難なため、折角購入した装飾品を身につけないことが日常的である。
ネックレス等の装飾品の端部の連結環を着用者の手指にて開口し易いような補助具があれば他人の手を借りずに好みのネックレス、ベンタント、ブレスレットを着用することができる。

この考案は、前記の問題点に鑑みて、ネックレス等の装飾品の端部の連結環を着用者の手指にて開口し易いような補助具があれば他人の手を借りずに好みのネックレス、ベンダント、ブレスレットを着用することができる。

上記の問題点を解決するために、この考案は、支点部後方部を押圧又は開放操作をすることによって、支点部前方部が開閉する開閉具において、支点部前方部の先端咬止部の内側に凹部を形成してなるものである。

また、この支点部前方部の先端咬止部の内側の凹部は曲状としてあれはネックレス等の装飾品の連結補助具としての扱いが便利となる。

説明の便宜上、以下ネックレス等の装飾具９の端部の端部に形成された留め金、即ち、連結環の連結について説明する。
ネックレス等のフック開口補助具１は、支点部２の後方部３を押圧又は開放操作をすることによって、支点部２の前方部４が開閉し、且つ前方部４の先端咬止部５の内側に凹部６を形成してなるものである。支点部２の前方部４前記支点部２の後方にバネのような弾発材７が装着され、この弾発材７は常時的に咬止部５を閉じた状態に作用している。
フック開口補助具１の少なくとも後方部の外面にはゴム、プラスチック等よりなる滑り止め弾性材８を設けてなる。

ネックレス、ベンダント、ブレスレット等の装飾具９の両端部には留め金、即ち連結部１０が形成されている。この連結部１０は、装飾具９の一端に設けられたフック１０ａと、装飾具９の他端に形成された円環１０ｂからなっている。フック１０ａには、フック１０ａの開口部１１を弾力的に開開させるＬ字状の作動部１２が支点部１３にて弾発的に支持されている。

Ｌ字状の動作部１２の支点部１３の片側は、前記開口部１１を閉鎖するための開閉片１４と牽引片１５とからなっている。この牽引片１６の上辺は爪先にて掛け止めし易いように１０ａの外郭線より突出部１６を設けてある。フック１０ａの下辺に形成された閉鎖片１４と牽引片１５とからなるＬ字状の作動部１２は牽引片１５の上端部の突出部１６に人為的に牽引しない限り図示を省略したバネの作用で弾力的に閉鎖片１４にて開口部１１を閉鎖している。１７はフック１０ａの基幹部１７にある突出片１８である。

フック開口補助具１の前方部４の先端咬止部５ａを開口させ、先端咬止部５の内側に設けられた凹部６ａに一方をフック１０の開口部１２を開口させる牽引片１５の上端突出部１６に掛け、もう一方の先端５ｂの内側に設けられた凹部６ｂをフック基幹部１７の突出部１８に掛け止め牽引片１５の上端突出部１６を牽引すればフック１０ａは開口部を開く。フック１０ａを開口した状態で装飾具８の他端に形成された円環１０ｂに掛け止めすることによって連結が完了する。

更に、フック開口補助具１には種々のものがあるが基本的には支点の前方に開閉自在の咬止部と、支点の後方部に操作部とを有しており、後方部に操作部を操作すれば前方咬止部が開閉自在となるものであれば、毛抜き型、小形の鋏型、及び紙挟み型その他のものでもよい。

なお、先端咬止部の内部に形成した凹部の内面を図５の（イ）に示したように平滑面とすること、図５の（ロ）に示したように凹部の内面を鋸歯状の凹凸面とすること、及び図５の（ハ）に示したように凹部の内面にゴム又はプラスチック軟質層１９を形成することもできる。

考案の効果

この考案のネックレス等の装飾品の連結補助具は、支点部後方部を押圧又は開放操作をすることによって、支点部前方部が開閉する開閉具において、支点部前方部の先端咬止部の内側に凹部を形成してなるので、一旦支点部前方部の先端咬止部の内側の凹部と突起部及び突出部との掛け止めが行われれば、フックが開口して外れることがないのでネックレス、ベンダント、ブレスレット等の装飾具が連結でき、したがって、この考案に係るネックレス等の装飾品の連結補助具を使用すれば、購入した装飾品を自宅で放置されることなく機会を見つけて必要な外出時にはできる限りに身につけて活用できる。

フック開口補助具の使用状態を示す一部断面図。装身具のフック部分を示す斜視図。フック開口補助具の使用状態を示す斜視図。（イ）はフック開口補助具の先端咬止部を開口した状態を示す一部断面図。（ロ）はフック開口補助具の先端咬止部をほぼ閉口した状態を示す一部断面図。（イ）は先端咬止部の内部に形成した凹部の内面を平滑面とした部分断面図。（ロ）は先端咬止部の内部に形成した凹部の内面を鋸状凹凸面とした部分断面図。（ハ）は先端咬止部の内部に形成した凹部の内面に軟質材を設けた部分断面図。

符号の説明

１．．．フック開口補助具
２．．．支点部
３．．．後方部
４．．．前方部
５ａ．．先端咬止部
５ｂ．．先端咬止部
６ａ．．凹部
６ｂ．．凹部
７．．．弾発材
８．．．弾性材
９．．．装飾具
１０ａ．フック
１０ｂ．円環
１１．．開口部
１２．．円環
１３．．支点
１４．．開閉片
１５．．牽引片
１６．．突出部
１７．．基幹部
１８．．基幹部の突出片
１９．．軟質層

Claims

支点部後方部を押圧又は開放操作をすることによって、支点部前方部が開閉する開閉具において、支点部前方部の先端咬止部の内側に凹部を形成してなることを特徴とするネックレス等の装飾品の連結補助具。
咬止部の内側の凹部は曲状としてある請求項１記載のネックレス等の装飾品の連結補助具。
咬止部の内側の凹部は鋸歯嬢としてあるとしてある請求項１記載のネックレス等の装飾品の連結補助具。
咬止部の内側の凹部はその内面に軟質材を装着してある請求項１記載のネックレス等の装飾品の連結補助具。