JPWO2016121057A1 - エレベータ、エレベータの引上レバー連結装置、及びエレベータの改修方法 - Google Patents

エレベータ、エレベータの引上レバー連結装置、及びエレベータの改修方法 Download PDF

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Abstract

エレベータにおいて、調速機ロープは、引上レバー連結装置を介して、非常止め装置の引上レバーに連結されている。引上レバー連結装置は、外側部材と、外側部材との間に引上レバーを挟み込むことにより、外側部材を引上レバーに固定している固定具と、調速機ロープに接続されている引上棒とを有している。引上レバーに設けられた第1の連結ピンは、外側部材に設けられたピン穴に挿入されている。引上棒は、外側部材に設けられた第2の連結ピンに連結されている。

Description

この発明は、かごに非常止め装置が搭載されているエレベータ、非常止め装置を作動させる引上レバーと調速機ロープとを連結する引上レバー連結装置、及び既設の非常止め装置を流用しつつ、既設の調速機を新たな調速機に取り換えるエレベータの改修方法に関するものである。
従来のエレベータの安全装置では、水平なレバー軸がかごの下部に設けられている。レバー軸には、非常止め装置を作動させる引上レバーがレバー軸を中心として回転可能に取り付けられている。引上レバーは、引上機構部を介して調速機ロープに接続されている。引上機構部は、かごの下部に回転可能に取り付けられた三角レバーを有している。三角レバーは、棒状の接続部材を介して引上レバーに接続されている。接続部材の長さは、引上機構部のかご床に対する取付位置に応じて設定されている。これにより、引上機構部のかご床に対する取付位置が、かごの奥行方向に調整可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来のエレベータの改修方法では、既設の調速機及び調速機ロープを撤去し、新たな調速機及び調速機ロープを昇降路に設置する。そして、既設の非常止め装置の引上レバーと新たな調速機ロープと既設の非常止め装置の引上レバーとの間に、変位装置を設置する。変位装置は、引上レバーに設けられたピンと、ピンと調速機ロープとの間に接続された引上棒とを有している(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−89930号公報 特開2012−20879号公報
例えば、既設のエレベータを、戸開走行保護装置(Unintended Car Movement Protection)対応のエレベータに改修する場合、既設の調速機を新たな調速機に取り換える必要がある。このとき、新たな調速機が既設の調速機よりも大きいなどの理由により、調速機ロープの位置を変更する必要がある。また、これに伴い、引上棒と引上レバーとの接続位置を引上レバーの回転軸と平行な方向へずらす必要がある。
これに対して、特許文献1に示された従来のエレベータの安全装置では、既設の非常止め装置を流用しつつ、引上棒と引上レバーとの接続位置を引上レバーの回転軸と平行な方向へずらすことが困難であった。
また、特許文献2に示された従来のエレベータの改修方法では、ピンを取り付けるために引上レバーに追加加工を施す必要があった。さらに、引上棒と引上レバーとの接続位置を引上レバーの回転軸と平行な方向へずらすために、ピンの軸方向寸法を大きくすると、ピンにかかるモーメントが大きくなり、ピンが折れたり外れたりする恐れがある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、追加加工を施すことなく既設の非常止め装置を流用しつつ、引上レバーの作用点位置を容易に移動することができるエレベータ、エレベータの引上レバー連結装置、及びエレベータの改修方法を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータは、かご、かごの昇降を案内するかごガイドレール、かごに搭載されており、かつ引上レバーと、引上レバーの回転軸である引上レバー軸と、引上レバー軸と平行に引上レバーに設けられている第1の連結ピンとを有しており、かごガイドレールを把持してかごを非常停止させる非常止め装置、かごの昇降に伴って循環移動する調速機ロープ、及び調速機ロープが巻き掛けられた調速機シーブを有しており、かごの過大速度を検出して非常止め装置を作動させる調速機を備え、調速機ロープは、引上レバー連結装置を介して引上レバーに連結されており、引上レバー連結装置は、引上レバーのかごとは反対側の面上に配置されている外側部材と、外側部材との間に引上レバーを挟み込むことにより、外側部材を引上レバーに固定している固定具と、調速機ロープに接続されている引上棒とを有しており、第1の連結ピンは、外側部材に設けられたピン穴に挿入されており、外側部材の引上レバーとは反対側の面には、第1の連結ピンに平行な第2の連結ピンが設けられており、引上棒は、第2の連結ピンに連結されている。
また、この発明に係るエレベータの引上レバー連結装置は、非常止め装置を作動させる引上レバーに調速機ロープを連結するものであって、引上レバーのかごとは反対側の面上に配置される外側部材と、外側部材との間に引上レバーを挟み込むことにより、外側部材を引上レバーに固定する固定具と、調速機ロープに接続される引上棒とを備え、外側部材には、引上レバーに設けられている第1の連結ピンが挿入されるピン穴が設けられており、外側部材の引上レバーとは反対側の面には、引上棒が連結される第2の連結ピンが設けられている。
さらに、この発明に係るエレベータの改修方法は、既設の引上棒を撤去する工程、既設の調速機を撤去し、新たな調速機を設置する工程、既設の非常止め装置を作動させる既設の引上レバーを、外側部材と固定具との間に挟み込むことにより、外側部材を引上レバーに固定するとともに、外側部材に設けられているピン穴に、引上レバーに設けられている第1の連結ピンを挿入する工程、及び調速機ロープに新たな引上棒を接続するとともに、新たな引上棒を外側部材に設けられた第2の連結ピンに連結する工程を含む。
この発明のエレベータ、エレベータの引上レバー連結装置、及びエレベータの改修方法によれば、追加加工を施すことなく既設の非常止め装置を流用しつつ、引上レバーの作用点位置を容易に移動することができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータの改修前の状態を示す概略の平面図である。 図1のエレベータを示す概略の側面図である。 図1のエレベータの改修後の状態を示す概略の平面図である。 図3のエレベータを示す概略の側面図である。 図4の調速機ロープの非常止め装置への連結機構を示す正面図である。 図5の引上レバー連結装置を分解して示す側面図である。 図5の引上レバー連結装置の引上レバーへの連結部を示す分解斜視図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータの改修前の状態を示す概略の平面図、図2は図1のエレベータを示す概略の側面図であり、この例では機械室レスエレベータを示している。
図において、かご1及び釣合おもり(図示せず)は、懸架体(図示せず)により昇降路2内に吊り下げられている。懸架体としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。懸架体は、昇降路2内に設置された巻上機(図示せず)の駆動シーブに巻き掛けられている。
かご1及び釣合おもりは、巻上機の駆動力により昇降路2内を昇降する。昇降路2内には、かご1の昇降を案内する一対のかごガイドレール3(図2では省略)と、釣合おもりの昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール(図示せず)とがそれぞれ鉛直に設置されている。
かご1は、かご室4と、かご室4の下部に設けられているかご床5と、かご床5の下部に固定されている非常止め梁6とを有している。非常止め梁6は、かご1の幅方向(図1の上下方向)に平行に配置されている。かご1の下部には、かごガイドレール3を把持してかご1を非常停止させる非常止め装置7が搭載されている。非常止め装置7は、非常止め梁6に保持されている。
また、非常止め装置7は、非常止め梁6に設けられている一対のクワエ金(非常止めブロック)7aと、一対の引上レバー8と、これらの引上レバー8を連結する引上レバー軸9と、引上レバー8の長手方向中間部にそれぞれ設けられている一対の第1の連結ピン10(図1では省略)と、引上レバー8の先端部(長手方向の第2の端部)にそれぞれ設けられている一対のコロ11(図1では省略)とを有している。
クワエ金7a及び引上レバー8は、非常止め梁6の長手方向両端部にそれぞれ配置されている。引上レバー軸9は、非常止め梁6に回転可能に支持されている。また、引上レバー軸9は、かご1の幅方向に平行、かつ水平に配置されている。第1の連結ピン10は、引上レバー軸9と平行にかご1の幅方向外側へ突出している。
さらに、引上レバー軸9は、引上レバー8の基端部(長手方向の第1の端部)に固定されている。これにより、左右の引上レバー8は、引上レバー軸9を中心として引上レバー軸9と一体に回転する。即ち、引上レバー軸9は、引上レバー8の回転軸である。
また、各引上レバー8は、コロ11を介してかごガイドレール3を押す作動位置と、コロ11がかごガイドレール3から離れる解除位置との間で回転可能になっている。非常止め装置7は、引上レバー8を図2の反時計方向へ回転させる(引き上げる)ことにより作動する。
昇降路2内の頂部には、調速機12が設置されている。調速機12は、かご1の過大速度を検出して非常止め装置7を作動させる。また、調速機12は、真上から見て、かご1の幅方向の一側に配置されている。さらに、調速機12は、調速機シーブ13、過大速度検出スイッチ(図示せず)、及びロープキャッチ(図示せず)等を有している。
調速機シーブ13には、調速機ロープ14が巻き掛けられている。調速機ロープ14は、昇降路2内に無端状に張られている。調速機ロープ14の下端部は、昇降路2内の下部に配置された張り車15に巻き掛けられている。調速機ロープ14には、張り車15によって張力が与えられている。
調速機ロープ14は、引上棒16を介して引上レバー8に連結されている。引上棒16の上端部は、調速機ロープ14に接続されている。引上棒16の下端部は、第1の連結ピン10に回転可能に連結されている。これにより、調速機ロープ14はかご1の昇降に伴って循環移動し、調速機シーブ13はかご1の走行速度に応じた速度で回転する。
調速機12は、かご1の異常速度を検出すると、調速機ロープ14を掴み、調速機ロープ14に連結されている引上レバー8を引き上げ、非常止め装置7を作動させる。
図3は図1のエレベータの改修後の状態を示す概略の平面図、図4は図3のエレベータを示す概略の側面図である。改修後のエレベータでは、既設の調速機12が新たな調速機(戸開走行保護装置対応の調速機)21に取り換えられている。新たな調速機21は、昇降路2内の頂部に設置されている。また、調速機21は、真上から見て、かご1の幅方向の一側に配置されている。但し、新たな調速機21の設置位置は、既設の調速機12の設置位置からずらされている。
調速機21は、かご1の過大速度を検出して非常止め装置7を作動させる。既設の非常止め装置7は、穴あけ加工等の追加加工を施すことなく、そのまま流用されている。また、調速機21は、調速機シーブ22、過大速度検出スイッチ(図示せず)、及びロープキャッチ(図示せず)等を有している。
調速機シーブ22には、新たな調速機ロープ23が巻き掛けられている。調速機ロープ23は、昇降路2内に無端状に張られている。調速機ロープ23の下端部は、昇降路2内の下部に配置された新たな張り車24に巻き掛けられている。調速機ロープ23には、張り車24によって張力が与えられている。
調速機ロープ23は、改修時に追加された連結装置である引上レバー連結装置25(図3では省略)を介して一方の引上レバー8に連結されている。これにより、調速機ロープ23はかご1の昇降に伴って循環移動し、調速機シーブ22はかご1の走行速度に応じた速度で回転する。
調速機21は、かご1の異常速度を検出すると、調速機ロープ23を掴み、調速機ロープ23に連結されている引上レバー8を引き上げ、非常止め装置7を作動させる。
図5は図4の調速機ロープ23の非常止め装置7への連結機構を示す正面図、図6は図5の引上レバー連結装置25を分解して示す側面図、図7は図5の引上レバー連結装置25の引上レバー8への連結部を示す分解斜視図である。
引上レバー連結装置25は、引上レバー8のかご1とは反対側の面上に配置されている外側部材としての外側板26と、外側板26との間に引上レバー8を挟み込むことにより、外側板26を引上レバー8に固定している固定具27と、調速機ロープ23に接続されている新たな引上棒28とを有している。
固定具27は、引上レバー8を挟んで外側板26に対向している内側部材としての内側板29と、外側板26を内側板29に締結している複数の締結具30とを有している。外側板26及び内側板29としては、引上レバー8と同等の厚さを有する矩形の平板が用いられている。各締結具30としては、外側板26を貫通して、内側板29のねじ穴に締め込まれたボルトが用いられている。
引上レバー8の長手方向及び厚さ方向に直角な方向への外側板26及び内側板29の寸法は、同方向への引上レバー8の寸法よりも大きい。締結具30は、外側板26の四隅に配置されている。これにより、外側板26は、引上レバー8に追加加工を施すことなく、引上レバー8に固定されている。
外側板26には、ピン穴31が設けられている。第1の連結ピン10は、ピン穴31に挿入(隙間嵌め)されている。これにより、外側板26が引上レバー8に対して位置決めされている。外側板26の引上レバー8とは反対側の面には、第1の連結ピン10に平行な第2の連結ピン32が設けられている。引上棒28は、第2の連結ピン32に回転可能に連結されている。
第2の連結ピン32の径は、第1の連結ピン10の径よりも大きい。第2の連結ピン32は、第1の連結ピン10と同一軸線上に配置されている。ピン穴31は、第2の連結ピン32の内側まで延長されている。これにより、第1の連結ピン10は、第2の連結ピン32の内側まで挿入されている。
外側板26には、引上レバー8の下面に当てられているストッパ部(台座部)33が固定されている。ストッパ部33は、引上レバー8の下面に面接触している。外側板26の上端部と内側板29の上端部との間には、スペーサ34が介在している。スペーサ34は、引上レバー8の上面に面接触している。
次に、図1、2に示されたエレベータを図3、4に示されたエレベータに改修する方法を説明する。改修工事においては、まず、既設の調速機12、既設の調速機ロープ14、既設の張り車15、及び既設の引上棒16を撤去する。そして、新たな調速機21、新たな調速機ロープ23、及び新たな張り車24を昇降路2内に設置する。
続いて、外側板26と内側板29との間に引上レバー8及びスペーサ34を挟み込み、締結具30を締め付けることにより、外側板26を引上レバー8に固定する。このとき、第1の連結ピン10をピン穴31に挿入するとともに、ストッパ部33を引上レバー8の下面に当てる。
この後、調速機ロープ23に新たな引上棒28を接続するとともに、新たな引上棒28を第2の連結ピン32に連結する。
このようなエレベータ、引上レバー連結装置25、及び改修方法によれば、追加加工を施すことなく既設の非常止め装置7を流用しつつ、引上レバー8の作用点位置を容易に移動することができる。その結果として、既設のエレベータの非常止め装置7を流用した上で、平面上の調速機位置を変更することができ、改修期間の短縮、及び改修コストの低減を図ることができる。
また、第1の連結ピン10をピン穴31に挿入することにより、外側板26及び第2の連結ピン32の位置決めを容易に行うことができるとともに、外側板26のずれを防止することができる。
さらに、締結具30を用いて外側板26を内側板29に締結することで、外側板26を引上レバー8に固定しているので、簡単な構造により、外側板26を引上レバー8にしっかりと固定することができる。
さらにまた、ストッパ部33を引上レバー8の下面に当てているので、引上レバー8を引き上げる力をより確実に引上レバー8に伝達することができる。加えて、第1の連結ピン10に応力が集中するのを防止し、第1の連結ピン10の損傷を防止することができる。
また、第2の連結ピン32の径を、第1の連結ピン10の径よりも大きくしたので、引上棒28からの力をより確実に外側板26に伝達することができる。
さらに、第2の連結ピン32を第1の連結ピン10と同一軸線上に配置したので、引上レバー8の作用点位置を、第1の連結ピン10の軸方向へ容易にずらすことができる。
さらにまた、ピン穴31が第2の連結ピン32の内側まで延長されているので、第1の連結ピン10が長い場合であっても、第1の連結ピン10を第2の連結ピン32の内側まで挿入して、外側板26と固定具27とにより引上レバー8をしっかりと挟み込むことができる。
なお、外側板26及び内側板29の形状は、矩形に限定されるものではない。
また、外側部材及び内側部材は、平板状の部材でなくてもよく、例えばブロック状の部材であってもよい。
さらに、内側部材は、複数に分割されていてもよい。例えば、4つのクリップを締結具により外側部材に締結し、4箇所で引上レバー8を挟み込んでもよい。
さらにまた、第2の連結ピンは、必ずしも第1の連結ピンと同一軸線上に配置しなくてもよい。
また、十分な強度が確保できるのであれば、第2の連結ピンの径は、必ずしも第1の連結ピンの径よりも大きくしなくてもよい。第2の連結ピンの径が第1の連結ピンの径と同じである場合には、既設の引上棒を流用することも可能である。
さらに、ストッパ部は、内側部材に設けてもよい。
さらにまた、ストッパ部は、外側部材又は内側部材に一体に形成しても、外側部材又は内側部材に別部品として固定してもよい。
また、例えば2つ以上の締結具を引上レバーの下面に当てることにより、これらの締結具をストッパ部として用いてもよい。
さらに、スペーサは、外側部材又は内側部材に一体に形成しもてよく、また、省略することもできる。
さらにまた、改修方法において、既設の調速機ロープを流用してもよい。
また、非常止め装置7のタイプは、上記の例に限定されない。
さらに、エレベータ全体のタイプ及びレイアウトも、図1〜4に限定されるものではない。

Claims (13)

  1. かご、
    前記かごの昇降を案内するかごガイドレール、
    前記かごに搭載されており、かつ引上レバーと、前記引上レバーの回転軸である引上レバー軸と、前記引上レバー軸と平行に前記引上レバーに設けられている第1の連結ピンとを有しており、前記かごガイドレールを把持して前記かごを非常停止させる非常止め装置、
    前記かごの昇降に伴って循環移動する調速機ロープ、及び
    前記調速機ロープが巻き掛けられた調速機シーブを有しており、前記かごの過大速度を検出して前記非常止め装置を作動させる調速機
    を備え、
    前記調速機ロープは、引上レバー連結装置を介して前記引上レバーに連結されており、
    前記引上レバー連結装置は、
    前記引上レバーの前記かごとは反対側の面上に配置されている外側部材と、
    前記外側部材との間に前記引上レバーを挟み込むことにより、前記外側部材を前記引上レバーに固定している固定具と、
    前記調速機ロープに接続されている引上棒と
    を有しており、
    前記第1の連結ピンは、前記外側部材に設けられたピン穴に挿入されており、
    前記外側部材の前記引上レバーとは反対側の面には、前記第1の連結ピンに平行な第2の連結ピンが設けられており、
    前記引上棒は、前記第2の連結ピンに連結されているエレベータ。
  2. 前記固定具は、
    前記引上レバーを挟んで前記外側部材に対向している内側部材と、
    前記外側部材を前記内側部材に締結している締結具と
    を有している請求項1記載のエレベータ。
  3. 前記引上レバー連結装置は、前記外側部材に対して固定されており、前記引上レバーの下面に当てられているストッパ部をさらに有している請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
  4. 前記第2の連結ピンの径は、前記第1の連結ピンの径よりも大きい請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータ。
  5. 前記第2の連結ピンは、前記第1の連結ピンと同一軸線上に配置されている請求項4記載のエレベータ。
  6. 前記ピン穴は、前記第2の連結ピンの内側まで延長されている請求項5記載のエレベータ。
  7. 非常止め装置を作動させる引上レバーに調速機ロープを連結するエレベータの引上レバー連結装置であって、
    前記引上レバーのかごとは反対側の面上に配置される外側部材と、
    前記外側部材との間に前記引上レバーを挟み込むことにより、前記外側部材を前記引上レバーに固定する固定具と、
    前記調速機ロープに接続される引上棒と
    を備え、
    前記外側部材には、前記引上レバーに設けられている第1の連結ピンが挿入されるピン穴が設けられており、
    前記外側部材の前記引上レバーとは反対側の面には、前記引上棒が連結される第2の連結ピンが設けられているエレベータの引上レバー連結装置。
  8. 前記固定具は、
    前記引上レバーを挟んで前記外側部材に対向する内側部材と、
    前記外側部材を前記内側部材に締結する締結具と
    を有している請求項7記載のエレベータの引上レバー連結装置。
  9. 前記外側部材に対して固定されており、前記引上レバーの下面に当てられるストッパ部をさらに備えている請求項7又は請求項8に記載のエレベータの引上レバー連結装置。
  10. 前記第2の連結ピンの径は、前記第1の連結ピンの径よりも大きい請求項7から請求項9までのいずれか1項に記載のエレベータの引上レバー連結装置。
  11. 前記ピン穴は、前記第2の連結ピンの内側まで延長されている請求項10記載のエレベータの引上レバー連結装置。
  12. 既設の引上棒を撤去する工程、
    既設の調速機を撤去し、新たな調速機を設置する工程、
    既設の非常止め装置を作動させる既設の引上レバーを、外側部材と固定具との間に挟み込むことにより、前記外側部材を前記引上レバーに固定するとともに、前記外側部材に設けられているピン穴に、前記引上レバーに設けられている第1の連結ピンを挿入する工程、及び
    調速機ロープに新たな引上棒を接続するとともに、前記新たな引上棒を前記外側部材に設けられた第2の連結ピンに連結する工程
    を含むエレベータの改修方法。
  13. 前記外側部材を前記引上レバーに固定する際には、前記外側部材に対して固定されているストッパ部を前記引上レバーの下面に当てる請求項12記載のエレベータの改修方法。
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