JPWO2016117440A1 - 変形矯正装置、及びパネル部材の貼り合わせ方法 - Google Patents

変形矯正装置、及びパネル部材の貼り合わせ方法 Download PDF

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Abstract

変形矯正装置4は、パネル状の矯正対象物2が載置される載置台5と、矯正対象物2の周りを取り囲むように載置台5上に配設され、各々が矯正対象物2の端面21等と当接可能な当接部61a等を含み、矯正状態において枠状に集合しつつ、各々の当接部61a等が端面21等を外側から内側に向って押圧して矯正対象物2の形状を矯正する複数の矯正ユニット61〜64とを備える。

Description

本発明は、変形矯正装置、及びパネル部材の貼り合わせ方法に関する。
画像等の表示部として液晶パネルを用いた液晶表示装置が知られている。液晶パネルは、自発光機能を備えていないため、液晶表示装置は、液晶パネルの背面側から光を照らすためのバックライトユニット(照明装置)を備えている。
このような液晶表示装置のうち、主に中小型のもの(例えば、携帯電話、スマートフォン等のモバイル用途のもの等)については、その製造工程において、液晶パネルとバックライトユニットとを互いに貼り合わせる工程が行われている。
液晶パネルとバックライトユニットとを貼り合わせる装置としては、例えば、特許文献1に示されるものがある。この貼り合わせ装置では、液晶パネルとバックライトユニットとを高精度に互いに位置調整した状態で貼り合わせられる。その際、バックライトユニットは、貼り合わせ装置が備える1組の当接部材を利用して位置調整される。それらの当接部材は、バックライトユニットを間に置く形で互いに向かい合う形で設けられている。また、各当接部材は複数のピンを備えており、それらのピンをバックライトユニットの端面に当接させることで、バックライトユニットの位置を微調整している。
ところで、近年、液晶表示装置の軽量化、及び薄型化の要求が高まっている。そして更に、液晶表示装置の表示領域の周りを取り囲む額縁状の非表示領域を狭くすること(所謂、狭額縁化)も求められている。そのため、このような事情により、近年、バックライトユニットについても、これらの要求に応じて軽量化、薄型化及び狭額縁化が図られている。例えば、バックライトユニットが備えるフレームの細線化及び薄型化や、導光部材、光学シート等の光学部材の薄型化等が行われている。
特開2007−199512号公報
(発明が解決しようとする課題)
バックライトユニットの薄型化等により、近年、バックライトユニットの剛性が従来品と比べて低くなる傾向がある。バックライトユニットの剛性が低いと、自重を支えきれずに撓みが生じることや、外力等の影響を受けて歪みが生じることがあった。このように撓みや歪み等の変形が生じたバックライトユニットを、そのまま液晶パネルに貼り合わせると、液晶表示装置に輝度ムラ等の表示不良が発生するため、問題となっている。
本発明の目的は、パネル状の矯正対象物に生じた撓みや歪み等の変形を矯正可能な変形矯正装置、及びその装置を利用したパネル部材の貼り合わせ方法を提供することである。
(課題を解決するための手段)
本発明に係る変形矯正装置は、パネル状の矯正対象物が載置される載置台と、前記矯正対象物の周りを取り囲むように前記載置台上に配設され、各々が前記矯正対象物の端面と当接可能な当接部を含み、矯正状態において枠状に集合しつつ、各々の前記当接部が前記端面を外側から内側に向って押圧して前記矯正対象物の形状を矯正する複数の矯正ユニットとを備える。前記変形矯正装置は、上記構成を備えることにより、パネル状の矯正対象物に生じた撓みや歪み等の変形を矯正することができる。
前記変形矯正装置において、複数の前記矯正ユニットのうち、少なくとも1つのもの(例えば、1つのもの、又は前記矯正対象物を挟むように互いに対向しない2つ以上のもの)が前記載置台上に予め固定されてもよい。複数の前記矯正ユニットのうち、一部のものが載置台上に予め固定されていると、載置台の特定の位置に、矯正対象物の位置を定めることができる。
前記変形矯正装置において、前記矯正対象物が多角形状をなし、複数の前記矯正ユニットが前記矯正対象物の角部毎に割り当てられてもよい。前記多角形状としては、特に限定されないが、例えば、四角形状(正方形、矩形状)が例示される。
前記変形矯正装置において、前記矯正対象部が多角形状をなし、複数の前記矯正ユニットが前記矯正対象物の辺毎に割り当てられてもよい。前記多角形状としては、特に限定されないが、例えば、四角形状(正方形、矩形状)が例示される。
前記変形矯正装置において、前記矯正対象物が多角形状をなし、複数の前記矯正ユニットが前記矯正対象物の角部に割り当てられるものと、前記矯正対象物の辺に割り当てられるものとを含むでもよい。前記多角形状としては、特に限定されないが、例えば、四角形状(正方形、矩形状)が例示される。
前記変形矯正装置において、複数の前記矯正ユニットは、前記矯正対象物を挟むように対向する1組以上の矯正ユニット対を含むでもよい。このように、矯正ユニット同士が、矯正対象物を挟むように対向していると、各矯正ユニットの当接部が、矯正対象物対物の端面を外側から内側に向かって押圧し易くなる。
前記変形矯正装置において、平面視した際の前記矯正対象物における端面の合計長さに対する、前記当接部が前記端面に当接する合計長さの割合(%)が、50%以上であってもよい。前記割合がこのような値であると、例えば、矯正対象物が柔軟性を有する場合であっても、矯正対象物の形状を矯正し易くなる。
前記変形矯正装置において、複数の前記矯正ユニットが、矯正状態において枠状に集合した際、複数の前記当接部が、前記矯正対象物に対して設定されている基準の形をなすように配列するものであってもよい。複数の前記矯正ユニットが、矯正状態において矯正対象物に対して設定されている基準の形をなすことにより、前記矯正対象物を、前記基準の形となるように矯正することができる。
前記変形矯正装置において、矯正状態における前記矯正ユニットの前記当接部と、前記矯正対象物との接触部分の撮像を取得する撮像部を備えてもよい。このような撮像部を備えていると、矯正状態における矯正ユニットの当接部と矯正対象物の接触部分の状態を、撮像に基づいて確認することが可能となる。その結果、より確実に、矯正対象物に対して矯正を行うことが可能となる。
前記変形矯正装置において、前記撮像部は、前記載置台上に載置され、前記矯正ユニットにより矯正される前の前記矯正対象物の撮像を取得してもよい。このように撮像部が、矯正される前の矯正対象物の撮像を取得すると、その撮像に基づいて、矯正対象部における歪み等の変形状態を、矯正ユニットによる矯正の前に、予め把握することが可能となる。
前記変形矯正装置において、前記載置台上に載置され、前記矯正ユニットにより矯正された状態の前記矯正対象物が、前記載置台に貼り付く形で位置決めされるように前記矯正対象物を真空吸着する真空吸着装置を備えてもよい。このような真空吸着装置を備えていると、矯正ユニットにより矯正された後の矯正対象物の形状を、そのまま維持し易くなる。
前記変形矯正装置において、前記矯正対象物が、パネル状のバックライトユニットからなるものであってもよい。
また、本発明に係るパネル部材の貼り合わせ方法は、前記変形矯正装置を利用して、前記矯正対象物としてのパネル部材を矯正する工程と、前記矯正工程後の前記パネル部材に他の部材を貼り合わせる工程とを備える。本発明におけるパネル部材の貼り合わせ方法は、前記変形矯正装置を利用して矯正されたパネル部材が他の部材に貼り合わされるため、パネル部材が変形した状態でパネル部材に貼り合わせられることが防止され、より確実に前記パネル部材と他の部材とを位置合せすることが可能となる。
(発明の効果)
本発明によれば、パネル状の矯正対象物に生じた撓みや歪み等の変形を矯正可能な変形矯正装置、及びその装置を利用したパネル部材の貼り合わせ方法を提供することができる。
液晶パネルとバックライトユニットとを貼り合わせて液晶モジュールを製造する工程を模式的に表した説明図 平行四辺形状に変形した状態のバックライトユニットを模式的に表した平面図 各辺が曲線状に歪んで変形した状態のバックライトユニットを模式的に表した平面図 液晶モジュールの製造工程の一部を示すフロー図 実施形態1の変形矯正装置の構成を模式的に表した斜視図 矯正状態の矯正部を構成する各矯正ユニットと、予め設定されているバックライトユニットの基準の形との関係を示す説明図 矯正部によりバックライトユニットが矯正されている状態の変形矯正装置を模式的に表した斜視図 変形矯正装置で矯正されている状態のバックライトユニットに対して、液晶パネルを貼り合わせる工程を模式的に表した説明図 実施形態2の変形矯正装置の構成を模式的に表した斜視図 実施形態3の変形矯正装置の構成を模式的に表した斜視図 実施形態4における液晶モジュールの製造工程の一部を示すフロー図 カメラアライメント工程を模式的に表した説明図 撮像部により取得された、バックライトユニットの角部付近の画像を模式的に表した説明図 実施形態5の変形矯正装置の構成を模式的に表した斜視図 変形矯正装置の載置台の上面図 実施形態6の変形矯正装置の構成を模式的に表した斜視図 矯正状態の矯正部を構成する各矯正ユニットと、予め設定されているバックライトユニットの基準の形との関係を示す説明図 実施形態7の変形矯正装置の構成を模式的に表した斜視図 実施形態8の変形矯正装置の構成を模式的に表した斜視図 実施形態9の変形矯正装置の構成を模式的に表した斜視図 実施形態10の変形矯正装置の構成を模式的に表した斜視図 実施形態11における液晶モジュールの製造工程の一部を示すフロー図 実施形態12の変形矯正装置の構成を模式的に表した断面図 実施形態12における液晶モジュールの製造工程の一部を示すフロー図 実施形態13における液晶モジュールの製造工程の一部を示すフロー図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1〜図8を参照しつつ説明する。本実施形態では、変形矯正装置、変形矯正装置を用いたパネル部材の矯正方法、及びパネル部材の貼り合わせ方法について説明する。
図1は、液晶パネル1とバックライトユニット2とを貼り合わせて液晶モジュール3を製造する工程を模式的に表した説明図である。
液晶モジュール3は、液晶表示装置を構成する主要な部分であり、平面視略矩形状をなしている。このような液晶モジュール3は、平面視略矩形状の液晶パネル1と、平面視略矩形状のバックライトユニット2とを備えている。
液晶表示装置は、薄型化及び軽量化されたものからなり、その用途は特に制限はなく、例えば、携帯電話(スマートフォン等を含む)、ラップトップ型パソコン(タブレット型パソコン等を含む)、携帯型情報端末(電子ブックやPDA等を含む)、デジタルフォトフレーム、携帯型ゲーム機、カーナビゲーションシステム、インストルメントパネル等の各種電子機器(不図示)に利用されてもよい。液晶パネル1の画面サイズは、特に制限はなく、例えば、数インチ〜10数インチ程度に設定されてもよい。
液晶モジュール3は、液晶パネル1とバックライトユニット2とを所定の粘着剤層を介して貼り合せたものからなる。液晶パネル1は、主として、カラーフィルタ基板11と、アレイ基板12とが液晶層を挟む形で貼り合わされたものからなる。本実施形態の場合、アレイ基板12の方が、カラーフィルタ基板11よりも大きく設定されており、アレイ基板12の一部の端部が、カラーフィルタ基板11よりも外側にはみ出した形となっている。そして、そのアレイ基板12のはみ出した部分には端子部(不図示)が設けられており、その端子部に接続する形で、アレイ基板12に各種信号を供給するためのフレキシブル基板13が取り付けられている。
バックライトユニット2は、液晶パネル1の背面側(アレイ基板12側)から光を供給する装置であり、全体的には、パネル状の外観形状を備えている。バックライトユニット2は、所謂エッジライト式(サイドライト式)であり、主として、LED光源、導光部材(導光シート)、光学シート、反射シート、フレーム、筐体等を備えている。バックライトユニット2の外観形状は、主として、筐体によって構成されている。筐体は、表側(液晶パネル1側)に向かって開口した浅底状の箱からなり、金属やプラスチック等の加工品からなる。バックライトユニット2のうち、液晶パネル1に貼り合わされる側の面が、光出射面2aとなっている。
バックライトユニット2は、薄型化及び軽量化されているため、厚みが小さく、しかも剛性が従来品や大型品等と比べて低くなっている。このように薄型化等されたバックライトユニット2では、光照射機能等の基本的な性能は維持されるものの、外観形状が歪み等により変形して、予め設定されている基準の形(基準形)から崩れてしまうことがある。
例えば、バックライトユニット2の端側を固定する形で持ち上げた場合に、剛性が低いとバックライトユニット2が自重で撓んで変形することがある。また、バックライトユニット2の製造工程や搬送工程等において、バックライトユニット2が周りの物体(例えば、製造装置、搬送装置等の各種装置や、他の構成部品等)と接触等して外力を受けた場合に、バックライトユニット2が歪んで変形することがある。
図2は、平行四辺形状に変形した状態のバックライトユニット2を模式的に表した平面図であり、図3は、各辺が曲線状に歪んで変形した状態のバックライトユニット2を模式的に表した平面図である。
例えば、図2に示されるように、予め基準の形X0が矩形状に設定されている場合に、外力等の影響によりバックライトユニット2が全体的に平行四辺形状に変形してしまう場合がある。また、図3に示されるように、予め基準の形X0が矩形状に設定されている場合に、バックライトユニット2の各辺が曲線状に歪んで変形してしまう場合もある。なお、図3のバックライトユニット2は、互いに向かい合う1組の辺が傾いて全体的に平行四辺形状に傾いた形にもなっている。
変形した状態のバックライトユニット2を、そのまま液晶パネル1に貼り合わせると、バックライトユニット2から液晶パネル1に供給される光に輝度ムラが生じる等の不具合が発生してしまう。そのため、本実施形態では、歪み等の変形が生じたバックライトユニット2は、液晶パネル1に貼り合わせる前に、後述する変形矯正装置を用いて、基準の形に戻るように形状の矯正が行われる。そして、矯正された後、バックライトユニット2は、液晶パネル1に対して貼り合わせられる。図4は、液晶モジュール3の製造工程の一部を示すフロー図である。図4に示されるように、本実施形態では、ステップS1において、バックライトユニット2の形状の矯正を行った後、ステップS2に移行し、液晶パネル1とバックライトユニット2との貼り合わせ工程が行われる。
次いで、図5〜図7を参照しつつ、変形矯正装置4、及び変形矯正装置4を用いたバックライトユニット(パネル部材の一例)2の矯正方法について説明する。
(変形矯正装置)
図5は、実施形態1の変形矯正装置4の構成を模式的に表した斜視図である。変形矯正装置4は、歪み等により変形したバックライトユニット2を、予め設定されているバックライトユニット2の基準の形X0に矯正する装置である。変形矯正装置4は、主として、矯正対象物であるパネル状のバックライトユニット2が載せられる載置台5と、バックライトユニット2を取り囲むように載置台5上に配設され、バックライトユニット2の端面に当接してバックライトユニット2の形状を矯正する矯正部6とを備えている。
載置台5は、上面が水平な台からなり、矯正対象物であるバックライトユニット2が載せられる部分である。バックライトユニット2が載置台5に載せられた状態では、バックライトユニット2の裏面2bが載置台5の上面と対向する形となっている。なお、バックライトユニット2は、基準の形X0として、予め矩形状(長方形状)に設定されている。
矯正部6は、複数(本実施形態の場合、4つ)のユニットからなる。具体的には、矯正部6は、第1の矯正ユニット61(以下、第1矯正ユニット61と称する場合がある)、第2の矯正ユニット62(以下、第2矯正ユニット62と称する場合がある)、第3の矯正ユニット63(以下、第3矯正ユニット63と称する場合がある)及び第4の矯正ユニット64(以下、第4矯正ユニット64と称する場合がある)からなる。矯正部6を構成する各矯正ユニット61〜64は、それぞれ偏平なL字型の板状をなしており、各々が載置台5の上面に沿うように移動可能な状態となっている。各矯正ユニット61〜64は、バックライトユニット2の各角部に、1つずつ割り当てられるように設けられている。
載置台5上において、第1矯正ユニット61は、第3矯正ユニット63と対向するように配置している。つまり、第1矯正ユニット61は、矯正部6の矯正状態において、バックライトユニット2を挟むように、バックライトユニット2の一方の対角線方向において第3矯正ユニット63と対向する。そのため、第1矯正ユニット61と第3矯正ユニット63とは、1組の矯正ユニット対をなしている。
また、載置台5上において、第2矯正ユニット62は、第4矯正ユニット64と対向するように配置している。つまり、第2矯正ユニット62は、矯正部6の矯正状態において、バックライトユニット2を挟むように、バックライトユニット2の他方の対角線方向において第4矯正ユニット64と対向する。そのため、第2矯正ユニット62と第4矯正ユニット64とは、1組の矯正ユニット対をなしている。
矯正部6は、全体として、枠状をなすように載置台5上に設けられており、各矯正ユニット61〜64が、矩形状が小さくなる方向、及び矩形状が大きくなる方向等に適宜、移動することができる。そして、枠状をなした矯正部6の内側によって、バックライトユニット2の基準の形X0が形成される。各矯正ユニット61〜64は、公知の駆動手段(不図示)を利用して移動等できるように構成されている。
矯正部6は、「矯正状態」と、「解除状態」とが切り替わるように、各矯正ユニット61〜64が作動する。
矯正状態の矯正部6では、各矯正ユニット61〜64が、バックライトユニット2の周りを囲むように配置されつつ、バックライトユニット2の端面21等と当接して、端面側から中央側に向って力を加える(押圧する)。これに対し、解除状態の矯正部6では、各矯正ユニット61〜64がバックライトユニット2の端面21等から離れて配置し、バックライトユニット2の矯正が解除される。
第1矯正ユニット61は、バックライトユニット2の1つの角部R1をなす2つの端面21,24と当接できるように設定されている。第1矯正ユニット61は、バックライトユニット2の角部R1をなす短手方向の端面21と当接する扁平な板状の第1当接部61aと、バックライトユニット2の角部R1をなす長手方向の端面24と当接する扁平な板状の第2当接部61bとを備えている。第1当接部61aと第2当接部61bとは互いに直交する形で接続している。
なお、第1当接部61aがバックライトユニット2の端面21と接触する部分の長さをL11で表し、第2当接部61bがバックライトユニット2の端面24と接触する部分の長さをL12で表す。このような第1矯正ユニット61は、バックライトユニット2の端面に対して、L11+L12の長さ範囲で接触(当接)することになる。
第2矯正ユニット62は、バックライトユニット2の1つの角部R2をなす2つの端面21,22と当接できるように設定されている。第2矯正ユニット62は、バックライトユニット2の角部R2をなす短手方向の端面21と当接する扁平な板状の第1当接部62aと、バックライトユニット2の角部R2をなす長手方向の端面22と当接する扁平な板状の第2当接部62bとを備えている。第1当接部62aと第2当接部62bとは互いに直交する形で接続している。
なお、第1当接部62aがバックライトユニット2の端面21と接触する部分の長さをL21で表し、第2当接部62bがバックライトユニット2の端面22と接触する部分の長さをL22で表す。このような第2矯正ユニット62は、バックライトユニット2の端面に対して、L21+L22の長さ範囲で接触(当接)することになる。
第3矯正ユニット63は、バックライトユニット2の1つの角部R3をなす2つの端面22,23と当接できるように設定されている。第3矯正ユニット63は、バックライトユニット2の角部R3をなす短手方向の端面23と当接する扁平な板状の第1当接部63aと、バックライトユニット2の角部R3をなす長手方向の端面22と当接する扁平な板状の第2当接部63bとを備えている。第1当接部63aと第2当接部63bとは互いに直交する形で接続している。
なお、第1当接部63aがバックライトユニット2の端面23と接触する部分の長さをL31で表し、第2当接部63bがバックライトユニット2の端面22と接触する部分の長さをL32で表す。このような第3矯正ユニット63は、バックライトユニット2の端面に対して、L31+L32の長さ範囲で接触(当接)することになる。
第4矯正ユニット64は、バックライトユニット2の1つの角部R4をなす2つの端面23,24と当接できるように設定されている。第4矯正ユニット64は、バックライトユニット2の角部R4をなす短手方向の端面23と当接する扁平な板状の第1当接部64aと、バックライトユニット2の角部R4をなす長手方向の端面24と当接する扁平な板状の第2当接部64bとを備えている。第1当接部64aと第2当接部64bとは互いに直交する形で接続している。
なお、第1当接部64aがバックライトユニット2の端面23と接触する部分の長さをL41で表し、第2当接部64bがバックライトユニット2の端面24と接触する部分の長さをL42で表す。このような第4矯正ユニット64は、バックライトユニット2の端面に対して、L41+L42の長さ範囲で接触(当接)することになる。
図6は、矯正状態の矯正部6を構成する各矯正ユニット61〜64と、予め設定されているバックライトユニット2の基準の形X0との関係を示す説明図である。各矯正ユニット61〜64における各第1当接部61a〜64a、及び各第2当接部61b〜64bは、それぞれ、バックライトユニット2の基準の形X0に沿った形をなしている。つまり、各矯正ユニット61〜64の内側部分(バックライトユニット2の端面と当接する部分)が一体となって、バックライトユニット2を矯正するための枠(矯正枠)を形成し、バックライトユニット2の基準の形を形成している。
なお、各矯正ユニット61〜64からなる矯正部6は、L11+L12+L21+L22+L31+L32+L41+L42で示される合計長さLTで、バックライトユニット2の端面に対して接触(当接)することになる。
矯正部6が、矯正対象物であるバックライトユニット2の端面に対して接触(当接)する合計長さLTは、バックライトユニット2の端面における周方向の合計長さLに対して、少なくとも50%以上の割合で接触(当接)するように設定される。矯正部6がバックライトユニット2の端面と接触する範囲が、このように設定されていると、バックライトユニット2の歪み等の変形を確実に矯正し易くなる。
(バックライトユニットの矯正方法)
変形矯正装置4を利用してバックライトユニット2を矯正する場合、先ず、矯正部6が解除状態となっている載置台5上に、バックライトユニット2が載せられる。その際、バックライトユニット2は、各角部が各矯正ユニット61〜64に割り当てられるように矯正部6の内側に配される。
載置台5上にバックライトユニット2が載せられた後、変形矯正装置4の矯正部6を作動させて、矯正部6を矯正状態とする。図7は、矯正部6によりバックライトユニット2が矯正されている状態の変形矯正装置4を模式的に表した斜視図である。図7に示されるように、バックライトユニット2の端面が、矯正部6を構成する各矯正ユニット61〜64によって外側から中央側に向って、バックライトユニット2が破損しない程度の力で押圧される。このように、バックライトユニット2が矯正部6によって囲み込まれることにより、バックライトユニット2を構成する筐体等の歪みが補正され、バックライトユニット2全体の形状が、基準の形X0となるように、或いは基準の形X0に極力近付くように矯正される。
このように変形矯正装置4を利用すれば、変形し易いバックライトユニット2を本来の形に矯正することができる。なお、変形矯正装置4による矯正は、必要に応じて、適宜、解除される。例えば、変形矯正装置4で矯正を行っている状態のバックライトユニット2に対して、次工程を行ってもよいし、変形矯正装置4の矯正部6を解除状態にした後に、バックライトユニット2に対して、次工程を行ってもよい。
(バックライトユニットの貼り合わせ方法)
図8は、変形矯正装置4で矯正されている状態のバックライトユニット2に対して、液晶パネル1を貼り合わせる工程を模式的に表した説明図である。図8に示されるように、変形矯正装置4で矯正したままの状態のバックライトユニット2に対して、液晶パネル1を貼り合わせてもよい。このようにすれば、歪み等の変形を有していたバックライトユニット2を確実に矯正しつつバックライトユニット2に対して貼り合わせることが可能となる。なお、このように貼り合せた後、図4に示されるフロー図のように、変形矯正装置4によるバックライトユニット2の矯正が解除される。
以上のように本実施形態の変形矯正装置4、及び変形矯正装置4を用いたバックライトユニット2の矯正方法を用いれば、バックライトユニット2の歪み等の変形を矯正することができる。また、本実施形態のバックライトユニット(パネル部材の一例)2の貼り合わせ方法によれば、バックライトユニット2を矯正した状態で液晶パネル1に貼り合わせることができ、バックライトユニット2が変形した状態で液晶パネル1に貼り合わせられること等が防止される。
なお、各矯正ユニット61〜64の各第1当接部61a〜64a、及び各第2当接部61b〜64bは、それぞれ先端が傾斜状をなしている。このような傾斜状の部分を備えることにより、各矯正ユニット61〜64が解除状態から矯正状態に切り替わる等の目的で移動した際に、矯正ユニット61〜64同士が干渉しないように設定されている。
<実施形態2>
次いで、本発明の実施形態2を、図9を参照しつつ説明する。なお、以降の他の実施形態を説明する際、上述した実施形態1と同一の構成については、実施形態1と同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。また、実施形態1と同一の構成ではないものの、その構成に対応する構成については、実施形態1の符号に、他の実施形態毎に割り当てた符号(例えば、実施形態2の場合、「A」)を添えるものとする。
図9は、実施形態2の変形矯正装置4Aの構成を模式的に表した斜視図である。実施形態2の変形矯正装置4Aは、実施形態1の変形矯正装置4Aが備える4つの矯正ユニット61〜64のうち、1つの矯正ユニット(第4矯正ユニット64)を、固定矯正ユニット(矯正ユニットの一例)64Aに置き換えたものからなる。
固定矯正ユニット64Aの外観形状は、上述した実施形態1の第4矯正ユニット64と同様、平面視略L字状をなしている。固定矯正ユニット64Aは、バックライトユニット2の1つの角部R4をなす2つの端面23,24と当接する第1当接部64Aa及び第2当接部64Abを備えている。
固定矯正ユニット64Aは、矯正部6Aの矯正状態及び解除状態において、何れも動かないように載置台5上に固定されている。このように、矯正部6Aの一部が載置台5に固定されていると、載置台5に対して、バックライトユニット(矯正対象物)2の位置を定めることができる。つまり、変形矯正装置4Aによって、バックライトユニット2を矯正できると共に、載置台5の特定の位置にバックライトユニット2を位置決めすることができる。このように載置台5の特定の位置にバックライトユニット2の位置を決定することができると、液晶パネル1等の他の部材と、バックライトユニット2との位置合せ等を行い易くなる。
<実施形態3>
次いで、本発明の実施形態3を、図10を参照しつつ説明する。図10は、実施形態3の変形矯正装置4Bの構成を模式的に表した斜視図である。実施形態3の変形矯正装置4Bは、実施形態1の変形矯正装置4Aが備える4つの矯正ユニット61〜64のうち、2つの矯正ユニット(第1矯正ユニット61、第4矯正ユニット64)を、それぞれ固定矯正ユニット61B、固定矯正ユニット64Bに置き換えたものからなる。
固定矯正ユニット61B,64Bの外観形状は、上述した実施形態1の第1矯正ユニット61,第4矯正ユニット64と同様、それぞれ平面視略L字状をなしている。一方の固定矯正ユニット61Bは、バックライトユニット2の1つの角部R1をなす2つの端面21,24と当接する第1当接部61Ba及び第2当接部61Bbを備えている。また、他方の固定矯正ユニット64Bは、バックライトユニット2の1つの角部R4をなす2つの端面23,24と当接する第1当接部64Ba及び第2当接部64Bbを備えている。
固定矯正ユニット61B及び固定矯正ユニット64Bは、矯正部6Bの矯正状態及び解除状態において、何れも動かないように載置台5上に固定されている。このように、矯正部6Bの一部が載置台5に固定されていると、載置台5に対して、バックライトユニット(矯正対象物)2の位置を定めることができる。つまり、変形矯正装置4Bによって、バックライトユニット2を矯正できると共に、載置台5の特定の位置にバックライトユニット2を位置決めすることができる。このように載置台5の特定の位置にバックライトユニット2の位置を決定することができると、液晶パネル1等の他の部材と、バックライトユニット2との位置合せ等を行い易くなる。
<実施形態4>
次いで、本発明の実施形態4を、図11〜図13を参照しつつ説明する。図11は、実施形態4における液晶モジュールの製造工程の一部を示すフロー図である。本実施形態では、実施形態1におけるステップS11の矯正工程と、ステップS13の貼り合わせ工程との間に、ステップS12として、カメラアライメント工程を行うものである。
図12は、カメラアライメント工程を模式的に表した説明図である。本実施形態の変形矯正装置4Cは、実施形態1の変形矯正装置4に、更に撮像装置7が追加されたものからなる。
カメラアライメント工程は、撮像装置7を利用して、バックライトユニット2が矯正部6によって矯正されている状態を確認しつつ、必要に応じて、矯正部6がバックライトユニット2の端面を押圧する力等を微調整する工程である。
撮像装置7は、バックライトユニット2の各角部に割り当てられ、載置台5の上方に配設される複数の撮像部(カメラ)7a,7b,7c,7dと、各撮像部7a,7b,7c,7dにより取得された画像を表示させる表示装置(不図示)等を備えている。図13は、撮像部7aにより取得された、バックライトユニット2の角部R2付近の画像を模式的に表した説明図である。表示装置は、モニタ等を備えており、撮像部7a等により取得された画像がモニタ上に映し出される。作業者は、モニタ上に映し出された画像を確認しつつ、バックライトユニット2の角部付近の端部の歪みの有無を確認する。このような確認作業は、バックライトユニット2の全ての角部において行われる。
なお、このような確認作業により、バックライトユニット2の端部と、矯正部6(各矯正ユニット61〜64)との間に隙間が見られ、バックライトユニット2の端部の矯正が不十分と判断された場合には、矯正部6(各矯正ユニット61〜64)がバックライトユニット2を押圧する力を大きくする等して、バックライトユニット2の端部を確実に矯正することが行われる。
カメラアライメント工程は、バックライトユニット2の全ての角部付近において、歪み等の変形が無いことが確認されるまで行われる。変形が無いことが確認された後、図11に示されるように、ステップS3の貼り合わせ工程へ移行し、更に実施形態1と同様、ステップS14の矯正解除工程へ移行する。
このようなカメラアライメント工程を行うと、より確実にバックライトユニット2の変形を矯正することができる。また、貼り合わせ工程においても、より確実に歪み等の変形のないバックライトユニット2を、液晶パネル1に対して貼り合わせることが可能となる。
<実施形態5>
次いで、本発明の実施形態5を、図14及び図15を参照しつつ説明する。図14は、実施形態5の変形矯正装置4Dの構成を模式的に表した斜視図であり、図15は、変形矯正装置4Dの載置台5Dの上面図である。本実施形態の変形矯正装置4Dは、実施形態4の変形矯正装置4Cと同様、撮像装置7を備えている。本実施形態の変形矯正装置4Dは、載置台5Cの平坦な上面に、バックライトユニット2の基準の形X0を示す矩形状の目印(指標)51が描かれている。
本実施形態の変形矯正装置4Dを利用した矯正方法では、矯正部6によるバックライトユニット2の矯正を行う前に、予めバックライトユニット2の有無を確認する工程が行われる。バックライトユニット2によっては、歪み等の変形が無く、矯正を行う必要が無いものもある。そのため、本実施形態では、矯正工程を行う前に、予め撮像装置7を利用して、バックライトユニット2の変形の有無を確認するものである。
撮像装置7は、実施形態4と同様、バックライトユニット2の各角部に割り当てられ、載置台5Dの上方に配設される複数の撮像部(カメラ)7a,7b,7c,7dと、各撮像部7a,7b,7c,7dにより取得された画像を表示させる表示装置(不図示)等を備えている。表示装置は、モニタ等を備えており、撮像部7a等により取得された画像がモニタ上に映し出される。作業者は、モニタ上に映し出された画像を確認しつつ、バックライトユニット2の角部付近の端部の歪みの有無を確認する。このような確認作業は、バックライトユニット2の全ての角部において行われる。
矯正前の状態におけるバックライトユニット2の変形の有無は、載置台5Dに示された基準の形X0を示す目印51と比べることにより行われる。なお、バックライトユニット2は、撮像装置7で撮像する前に、目印51と重ねる形で予め載置台5Dに載せられる。その際、バックライトユニット2の少なくとも1つの角部が、目印51の基準の形X0と重なるように載置台5D上にバックライトユニット2が載せられる。
確認作業により、バックライトユニット2の端部の位置が、載置台5D上の目印51の位置からずれている場合には、上述したような矯正部6を用いたバックライトユニット2の矯正が行われる。これに対し、バックライトユニット2の端部の位置が、載置台5D上の目印51の位置と一致し、バックライトユニット2に変形が認められない場合には、バックライトユニット2の矯正を行わずに、貼り合わせ工程を行ってもよい。
このように、予めバックライトユニット2の変形の有無の確認作業を行うと、矯正の必要のないバックライトユニット2に対して、矯正を行うことが防止され、液晶モジュールの製造効率が向上等する。
<実施形態6>
次いで、本発明の実施形態6を、図16及び図17を参照しつつ説明する。図16は、実施形態6の変形矯正装置4Eの構成を模式的に表した斜視図である。本実施形態の変形矯正装置4Eは、予め設定されている矩形状のバックライトユニット2の基準の形X0に矯正する装置であり、実施形態1の変形矯正装置4における矯正部6を、矯正部6Eに置き換えたものからなる。
矯正部6Eは、4つのユニットからなる。具体的には、矯正部6Eは、第1矯正ユニット61E、第2矯正ユニット62E、第3矯正ユニット63E及び第4矯正ユニット64Eからなる。矯正部6Eを構成する各矯正ユニット61E〜64Eは、それぞれ偏平な直線型の板状をなしており、各々が載置台5の上面に沿うように移動可能な状態となっている。矯正部6Eは、実施形態1等とは異なり、バックライトユニット2の各辺(端面)に、1つずつ割り当てられるように設けられている。
載置台5上において、第1矯正ユニット61Eは、第3矯正ユニット63Eと対向するように配置している。つまり、第1矯正ユニット61Eは、矯正部6Eの矯正状態において、バックライトユニット2を挟むようにバックライトユニット2の長手方向において第3矯正ユニット63Eと対向する。そのため、第1矯正ユニット61Eと第3矯正ユニット63Eとは、1組の矯正ユニット対をなしている。
また、載置台5上において、第2矯正ユニット62Eは、第4矯正ユニット64Eと対向するように配置している。つまり、第2矯正ユニット62Eは、矯正部6Eの矯正状態において、バックライトユニット2を挟むようにバックライトユニット2の短手方向において第4矯正ユニット64Eと対向する。そのため、第2矯正ユニット62Eと第4矯正ユニット64Eとは、1組の矯正ユニット対をなしている。
矯正部6Eは、全体として、額縁状をなすように載置台5上に設けられており、各矯正ユニット61E〜64Eが、矩形状が小さくなる方向、及び矩形状が大きくなる方向に移動することができる。そして、矯正部6Eの内側によって、バックライトユニット2の基準の形X0が形成される。各矯正ユニット61E〜64Eは、公知の駆動手段(不図示)を利用して、適宜、移動等できるように構成されている。
矯正部6Eは、「矯正状態」と、「解除状態」とが切り替わるように、各矯正ユニット61E〜64Eが作動する。
矯正状態の矯正部6Eでは、各矯正ユニット61E〜64Eが、バックライトユニット2の周りを囲むように配置されつつ、バックライトユニット2の端面と当接して、端面側から中央側に向って力を加える(押圧する)。これに対し、解除状態の矯正部6Eでは、各矯正ユニット61E〜64Eがバックライトユニット2の端面から離れて配置し、バックライトユニット2の矯正が解除される。
第1矯正ユニット61Eは、バックライトユニット2の短辺側の1つの辺における端面21と当接できるように設定されている。第1矯正ユニット61Eは、バックライトユニット2の端面21と当接する当接部61Eaを備えている。なお、当接部61Eaがバックライトユニット2の端面21と接触する部分の長さをL31で表す。
第2矯正ユニット62Eは、バックライトユニット2の長辺側の1つの辺における端面22と当接できるように設定されている。第2矯正ユニット62Eは、バックライトユニット2の端面22と当接する当接部62Eaを備えている。なお、当接部62Eaがバックライトユニット2の端面22と接触する部分の長さをL32で表す。
第3矯正ユニット63Eは、バックライトユニット2の短辺側の1つの辺における端面23と当接できるように設定されている。第3矯正ユニット63Eは、バックライトユニット2の端面23と当接する当接部63Eaを備えている。なお、当接部Eaがバックライトユニット2の端面23と接触する部分の長さをL33で表す。
第4矯正ユニット64Eは、バックライトユニット2の長辺側の1つの辺における端面24と当接できるように設定されている。第4矯正ユニット64Eは、バックライトユニット2の端面24と当接する当接部64Eaを備えている。なお、当接部64Eaがバックライトユニット2の端面24と当接する部分の長さをL34で表す。
図17は、矯正状態の矯正部6Eを構成する各矯正ユニット61E〜64Eと、予め設定されているバックライトユニット2の基準の形X0との関係を示す説明図である。各矯正ユニット61E〜64Eにおける各当接部61Ea〜64Eaは、それぞれ、バックライトユニット2の基準の形X0に沿った形をなしている。つまり、各矯正ユニット61〜64の内側部分(各当接部61Ea〜64Ea)が一体となって、バックライトユニット2を矯正するための枠(矯正枠)を形成し、バックライトユニット2の基準の形を形成している。
なお、各矯正ユニット61E〜64Eからなる矯正部6Eは、L31+L32+L33+L34で示される合計長さLTで、バックライトユニット2の端面に対して接触(当接)することになる。
本実施形態においても、矯正部6Eが、矯正対象物であるバックライトユニット2の端面に対して接触(当接)する合計長さLTは、バックライトユニット2の端面における周方向の合計長さLに対して、少なくとも50%以上の割合で接触(当接)するように設定される。矯正部6Eがバックライトユニット2の端面と接触する範囲が、このように設定されていると、バックライトユニット2の歪み等の変形を確実に矯正し易くなる。
本実施形態の変形矯正装置4Eのように、直線型の矯正ユニット61E〜64Eを備えた矯正部6Eを利用して、バックライトユニット2を矯正してもよい。
<実施形態7>
次いで、本発明の実施形態7を、図18を参照しつつ説明する。図18は、実施形態7の変形矯正装置4Fの構成を模式的に表した斜視図である。本実施形態の変形矯正装置4Fは、実施形態6における4つの矯正ユニット61E〜64Eのうち、バックライトユニット2の端面24と当接する矯正ユニット64Eを、固定矯正ユニット64Fに置き換えたものからなる。図18には、解除状態の矯正部6Fが示されている。
固定矯正ユニット64Fは、形状自体は、実施形態6の矯正ユニット64と同じであり、載置台5上に予め固定されている。固定矯正ユニット64Fは、バックライトユニット2の端面24を当接する当接部64Faを備えている。
固定矯正ユニット64Fは、矯正部6Fの矯正状態及び解除状態において、何れも動かないように載置台5上に固定されている。このように、矯正部6Fの一部が載置台5に固定されていると、載置台5に対して、バックライトユニット(矯正対象物)2の位置を定めることができる。つまり、変形矯正装置4Fによって、バックライトユニット2を矯正できると共に、載置台5の特定の位置にバックライトユニット2を位置決めすることができる。このように載置台5の特定の位置にバックライトユニット2の位置を決定することができると、液晶パネル1等の他の部材と、バックライトユニット2との位置合せ等を行い易くなる。
<実施形態8>
次いで、本発明の実施形態8を、図19を参照しつつ説明する。図19は、実施形態8の変形矯正装置4Gの構成を模式的に表した斜視図である。本実施形態の変形矯正装置4Gは、実施形態6における4つの矯正ユニット61E〜64Eのうち、バックライトユニット2の端面24と当接する矯正ユニット64Eを、実施形態7と同様、固定矯正ユニット64Fに置き換えると共に、端面23を当接する矯正ユニット63Eを、固定矯正ユニット63Gに置き換えたものからなる。図19には、解除状態の矯正部6Gが示されている。
固定矯正ユニット64Fは、実施形態7と同様、載置台5上に予め固定されている。そして、固定矯正ユニット63Gは、形状自体は、実施形態6の矯正ユニット63と同じであり、載置台5上に予め固定されている。固定矯正ユニット63Gは、バックライトユニット2の端面23と当接する当接部63Gaを備えている。
固定矯正ユニット64Fと固定矯正ユニット63Gは、矯正状態の矯正部6Gの一部を構成するように、互いに直交するように載置台5上に固定されている。つまり、固定矯正ユニット64Fと固定矯正ユニット63Gは、矯正状態において、矯正対象物であるバックライトユニット2を挟むように互いに対向しない関係となっている。
固定矯正ユニット64F及び固定矯正ユニット63Gは、矯正部6Gの矯正状態及び解除状態において、何れも動かないように載置台5上に固定されている。このように、矯正部6Gを構成する複数の矯正ユニット(固定矯正ユニット64F,63G)を載置台5上に予め固定してもよい。
<実施形態9>
次いで、本発明の実施形態9を、図20を参照しつつ説明する。図20は、実施形態9の変形矯正装置4Hの構成を模式的に表した斜視図である。本実施形態の変形矯正装置4Hは、実施形態6における4つの矯正ユニット61E〜64Eのうち、バックライトユニット2の端面21と当接する矯正ユニット61Eを、小型の矯正ユニット61Hに置き換えつつ、バックライトユニット2の端面22と当接する矯正ユニット62Eを、小型の矯正ユニット62Hに置き換えたものからなる。なお、図20には、解除状態の矯正部6Hが示されている。
矯正ユニット61Hは、端面21と当接する当接部61Haの長さが、実施形態6の矯正ユニット61Eよりも短く(具体的には、半分程度に)設定されている。また、矯正ユニット62Hについても、端面22と当接する当接部62Haの長さが、実施形態6の矯正ユニット62Eよりも短く(具体的には、半分程度に)設定されている。
なお、本実施形態においても、矯正ユニット61H、62H、63E及び64Eがバックライトユニット2の端面と接触(当接)する合計長さLTは、バックライトユニット2の端面における周方向の合計長さLに対して、少なくとも50%以上の割合で接触(当接)するように設定される。
本実施形態のように、互いに長さ(及び大きさ)の異なる矯正ユニット同士を組み合わせて用いてもよい。
<実施形態10>
次いで、本発明の実施形態10を、図21を参照しつつ説明する。図21は、実施形態10の変形矯正装置4Iの構成を模式的に表した斜視図である。本実施形態の変形矯正装置4Iは、実施形態6における4つの矯正ユニット61E〜64Eのうち、バックライトユニット2の端面22及び端面23と当接する2つの矯正ユニット62E及び矯正ユニット63Eを、1つのL字型の矯正ユニット63Iに置き換えたものからなる。図21には、解除状態の矯正部6Iが示されている。
矯正ユニット63Iは、バックライトユニット2の1つの角部R3をなす2つの端面22,23と当接できるように設定されている。矯正ユニット63Iは、バックライトユニット2の角部R3をなす短手方向の端面23と当接する扁平な板状の第1当接部63Iaと、バックライトユニット2の角部R3をなす長手方向の端面22と当接する扁平な板状の第2当接部63Ibとを備えている。第1当接部63aと第2当接部63bとは互いに直交する形で接続している。
なお、本実施形態においても、矯正ユニット61E、63I及び64Eがバックライトユニット2の端面21〜24と接触(当接)する合計長さLTは、バックライトユニット2の端面21〜24における周方向の合計長さLに対して、少なくとも50%以上の割合で接触(当接)するように設定される。
本実施形態のように、互いに形状の異なる矯正ユニット同士を組み合わせて用いてもよい。
<実施形態11>
次いで、本発明の実施形態11を、図22を参照しつつ説明する。本実施形態では、バックライトユニットの貼り合わせ方法について説明する。図22は、実施形態11における液晶モジュールの製造工程の一部を示すフロー図である。本実施形態では、ステップS21において、例えば、実施形態1の変形矯正装置4を利用して矯正対象物であるバックライトユニット2を矯正した後、ステップS22に移行して、変形矯正装置4によるバックライトユニット2の矯正が解除される。そして、変形矯正装置4等によるバックライトユニット2の矯正が解除された状態のバックライトユニット2に対して、液晶パネル1等の他の部材が貼り合わせられる。
バックライトユニット2等の矯正対象物によっては、一旦、変形矯正装置4で矯正されると、変形矯正装置4による矯正が解除されても、所定時間の間であれば、矯正された状態で形状を維持し続けるものもある。そのため、このような場合には、変形矯正装置4で矯正した後、変形矯正装置4による矯正を解除した状態で、バックライトユニット2等の矯正対象物を、液晶パネル1等の他の部材に貼り合わせてもよい。
ただし、上記実施形態1のように、変形矯正装置4でバックライトユニット2等の矯正対象物を矯正しつつ、他の部材に貼り合わせる方が、バックライトユニット2等の矯正対象物の変形をより確実に防止することができるため、好ましいと言える。
<実施形態12>
次いで、本発明の実施形態12を、図23及び図24を参照しつつ説明する。本実施形態では、真空吸着装置8を備える変形矯正装置4J、及び変形矯正装置4Jを利用して矯正されたバックライトユニット2の貼り合わせ方法について説明する。
図23は、実施形態12の変形矯正装置4Jの構成を模式的に表した断面図であり、図24は、実施形態12における液晶モジュールの製造工程の一部を示すフロー図である。
図23に示されるように、本実施形態の変形矯正装置4Jは、実施形態1の変形矯正装置4に、更に真空吸着装置8を追加したものからなる。真空吸着装置8は、載置台5上に載せられている矯正後のバックライトユニット2が、載置台5に貼り付く形で位置決めされるようにバックライトユニット2をその裏面2b側から真空吸引する装置である。
真空吸着装置8は、載置台5内を穿設する形で設けられた貫通孔状の真空ライン(負圧ライン)81を備えている。真空ライン81からは複数の分岐ライン82が延びており、各分岐ライン82の開口端83が、載置台5の上面から露出するように配されている。各開口端83は、矯正部6により矯正されている状態のバックライトユニット2によって覆われるように設定されている。
真空吸着装置8が作動すると、バックライトユニット2は、開口端83より負圧を受けることで、載置台5に貼り付いて固定される。なお、真空吸着装置8によるバックライトユニット2の真空吸着は、図24に示されるように、ステップS31において、矯正部6によりバックライトユニット2の形状を矯正した後、矯正部6が矯正状態のまま(つまり、矯正部6の各矯正ユニット62等が、バックライトユニット2の端面と当接したまま)、ステップS32において、バックライトユニット2が真空吸着装置8により真空吸着されて載置台5上に固定される。そして、矯正部6に矯正されつつ、真空吸着装置8により真空吸着された状態のバックライトユニット2が、ステップS34において、液晶パネル1と貼り合わせられる。なお、液晶パネル1がバックライトユニット2に貼り合わされて液晶モジュールが形成された後、ステップS34において、矯正部6による矯正が解除される。そして、その後に真空吸着装置8による負圧(真空吸引)が解除される。
このように、真空吸着装置8を利用して、矯正部6の各矯正ユニット62等により矯正されている状態のバックライトユニット2を固定することにより、確実に矯正後のバックライトユニット2の形状を維持することができる。このように矯正後の形状が維持された状態で、他の部材(液晶パネル1)との貼り合わせを行うと、より確実にバックライトユニット2と他の部材(液晶パネル1)とを位置合せすることができる。
<実施形態13>
次いで、本発明の実施形態13を、図25を参照しつつ説明する。本実施形態では、実施形態12の変形矯正装置4Jを利用した他のバックライトユニット2の貼り合わせ方法について説明する。図25は、実施形態13における液晶モジュールの製造工程の一部を示すフロー図である。
本実施形態では、図25に示されるように、ステップS41において、変形矯正装置4Jの矯正部6(図23参照)により、バックライトユニット2の形状を矯正した後、実施形態12と同様に、ステップS42において、真空吸着装置8(図23参照)を利用してバックライトユニット2の真空吸着を行う。そして、本実施形態の場合、貼り合わせ工程を行う前に、ステップS43において、矯正部6によるバックライトユニット2の矯正を解除する。その後、ステップS44において、バックライトユニット2と液晶パネル1との貼り合わせが行われる。なお、真空吸着装置8による負圧(真空吸着)の解除は、ステップS44の後に行われる。
このように、矯正部6の各矯正ユニットによる矯正を行った状態で、バックライトユニット2の真空吸着を行えば、矯正部6による矯正がなくても、矯正後の形状がある程度、維持される。このように矯正後の形状が維持された状態で、他の部材(液晶パネル1)との貼り合わせを行うと、より確実にバックライトユニット2と他の部材(液晶パネル1)とを位置合せすることができる。
なお、上述した実施形態12と本実施形態とを比べた場合、実施形態12の方が、より確実に、矯正後の矯正対象物の形状が維持されると言える。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記各実施形態では、矯正対象物としてバックライトユニットを例示したが、本発明はこれに限られず、本発明の目的を損なわない限り、他のパネル状の部材を、矯正対象物としてもよい。
(2)上記各実施形態では、矩形状の矯正対象物を例示したが、本発明はこれに限られず、本発明の目的を損なわない限り、例えば、三角形状、五角形状、六角形状等の他の多角形状や、円形状、楕円形状等の曲線を含んだ形状等であってもよい。
(3)上記実施形態4等では、撮像装置7が複数の撮像部7a等を備える構成であったたが、他の実施形態においては、1つ撮像部7aを共用するような構成としてもよい。
1...液晶パネル(他の部材)、2...バックライトユニット(矯正対象物、パネル部材)、3...液晶モジュール、4...変形矯正装置、5...載置台、6...矯正部、61,62,63,64...矯正ユニット、61a,62a,63a,64a...第1当接部、61b,62b,63b,64b...第2当接部、7...撮像装置、8...真空吸着装置

Claims (13)

  1. パネル状の矯正対象物が載置される載置台と、
    前記矯正対象物の周りを取り囲むように前記載置台上に配設され、各々が前記矯正対象物の端面と当接可能な当接部を含み、矯正状態において枠状に集合しつつ、各々の前記当接部が前記端面を外側から内側に向って押圧して前記矯正対象物の形状を矯正する複数の矯正ユニットとを備える変形矯正装置。
  2. 複数の前記矯正ユニットのうち、少なくとも1つのものが前記載置台上に予め固定されている請求項1に記載の変形矯正装置。
  3. 前記矯正対象物が多角形状をなし、複数の前記矯正ユニットが前記矯正対象物の角部毎に割り当てられている請求項1又は請求項2に記載の変形矯正装置。
  4. 前記矯正対象部が多角形状をなし、複数の前記矯正ユニットが前記矯正対象物の辺毎に割り当てられている請求項1又は請求項2に記載の変形矯正装置。
  5. 前記矯正対象物が多角形状をなし、複数の前記矯正ユニットが前記矯正対象物の角部に割り当てられるものと、前記矯正対象物の辺に割り当てられるものとを含む請求項1又は請求項2に記載の変形矯正装置。
  6. 複数の前記矯正ユニットは、前記矯正対象物を挟むように対向する1組以上の矯正ユニット対を含む請求項1から請求項5の何れか一項に記載の変形矯正装置。
  7. 平面視した際の前記矯正対象物における端面の合計長さに対する、前記当接部が前記端面に当接する合計長さの割合(%)が、50%以上である請求項1から請求項6の何れか一項に記載の変形矯正装置。
  8. 複数の前記矯正ユニットが、矯正状態において枠状に集合した際、複数の前記当接部が、前記矯正対象物に対して設定されている基準の形をなすように配列する請求項1から請求項7の何れか一項に記載の変形矯正装置。
  9. 矯正状態における前記矯正ユニットの前記当接部と、前記矯正対象物との接触部分の撮像を取得する撮像部を備える請求項1から請求項8の何れか一項に記載の変形矯正装置。
  10. 前記撮像部は、前記載置台上に載置され、前記矯正ユニットにより矯正される前の前記矯正対象物の撮像を取得する請求項9に記載の変形矯正装置。
  11. 前記載置台上に載置され、前記矯正ユニットにより矯正された状態の前記矯正対象物が、前記載置台に貼り付く形で位置決めされるように前記矯正対象物を真空吸着する真空吸着装置を備える請求項1から請求項10の何れか一項に記載の変形矯正装置。
  12. 前記矯正対象物が、パネル状のバックライトユニットからなる請求項1から請求項11の何れか一項に記載の変形矯正装置。
  13. 請求項1から請求項12の何れか一項に記載の変形矯正装置を利用して、前記矯正対象物としてのパネル部材を矯正する工程と、
    前記矯正工程後の前記パネル部材に他の部材を貼り合わせる工程とを備えるパネル部材の貼り合わせ方法。
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