JPH1034451A - 枠組矯正装置ならびにパネルの製造方法 - Google Patents

枠組矯正装置ならびにパネルの製造方法

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JPH1034451A
JPH1034451A JP19246296A JP19246296A JPH1034451A JP H1034451 A JPH1034451 A JP H1034451A JP 19246296 A JP19246296 A JP 19246296A JP 19246296 A JP19246296 A JP 19246296A JP H1034451 A JPH1034451 A JP H1034451A
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frame
framework
pressing
vertical
pressing device
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JP19246296A
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Shigeru Ikeda
茂 池田
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KYUSHU SEKISUI KOGYO
KYUSHU SEKISUI KOGYO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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KYUSHU SEKISUI KOGYO
KYUSHU SEKISUI KOGYO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠組の形状を十分に矯正して精度の高いパネ
ルを製造すること。 【解決手段】 組立台1と、各2つの縦辺側支持ローラ
ー2,2ならびに横辺側支持ローラー3と、各2つの縦
辺側押付装置4,4ならびに横辺側押付装置5,5と、
を備え、各縦辺側押付装置4の先端部分にローラー44
が設けられている枠組矯正装置Aを用いたパネルの製造
方法であって、組立台1に枠組7を載置して横辺側押付
装置5,5で枠組7を押圧し、その横辺側押付装置5,
5の押圧力を解除した後、縦辺側押付装置4,4で枠組
7を押圧し、その後、その縦辺側押付装置4,4の押圧
力を維持したまま横辺側押付装置5,5で枠組7を押圧
し、次に、縦辺側押付装置4,4の押圧力ならびに横辺
側押付装置5,5の押圧力を維持したまま枠組7に面材
を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、枠組と面材から
なり、特にツーバイフォー建物の床パネルや壁パネルに
適したパネルの枠組矯正装置ならびにパネルの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】 ツーバイフォー建物は、特開昭61−
260942号公報記載の発明のように、一般に、床パ
ネルの上に壁パネルを立設固定して組み立てられる。こ
のような床パネルや壁パネル等のパネルは、複数の枠材
を接合して枠組を形成し、この枠組に面材を固定するこ
とによって製造している。
【0003】ところで、枠組は、角部の角度が不安定で
あることから形状を維持するのが非常に困難なため、枠
組の形状を矯正しながら枠組に面材を固定するのが望ま
しいとされている。
【0004】そこで、従来は、後述する矯正装置を用い
て枠組の形状を矯正している。すなわち、従来の矯正装
置は、枠組を載置する組立台と、この組立台に載置され
ている枠組の一方の縦辺を支持可能な縦辺側支持面と、
前記組立台に載置されている枠組の一方の横辺を前記縦
辺と直角に支持可能な横辺側支持面と、前記組立台に載
置されている枠組の他方の縦辺を押圧して前記縦辺側支
持面に前記枠組を押し付け可能な縦辺側押付装置と、前
記組立台に載置されている枠組の他方の横辺を押圧して
前記横辺側支持面に前記枠組を押し付け可能な横辺側押
付装置と、を備えており、組立台に載置した枠組は、縦
辺側押付装置で前記枠組を押圧して縦辺側支持面に押し
付けると共に、横辺側押付装置で前記枠組を押圧して横
辺側支持面に押し付けることにより、形状を矯正できる
ようになっている。また、枠組を縦辺側支持面ならびに
横辺側支持面に十分に押し付けるためには、縦辺側押付
装置と横辺側押付装置の一方で枠組を押圧した後、その
押圧力を維持したまま縦辺側押付装置と横辺側押付装置
の他方で枠組を押圧するのが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、この
ような従来の枠組矯正装置にあっては、枠組の一方の縦
辺と一方の横辺を支持する支持手段が共に面で形成され
ているために、枠組を縦辺側支持面に押し付けると、枠
組の縦辺はほぼ全面的に縦辺側支持面と接触するし、枠
組を横辺側支持面に押し付けると、枠組の横辺はほぼ全
面的に横辺側支持面と接触することになる。従って、枠
組と縦辺側支持面とが接触している状態で枠組を横辺側
支持面に押し付ける時、ならびに、枠組と横辺側支持面
とが接触している状態で枠組を縦辺側支持面に押し付け
る時の摩擦抵抗が非常に大きくなってしまい、その結
果、枠組を横辺側支持面に十分に押し付けることができ
ず、枠組の形状を矯正しきれないという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、枠組の形状を確実に矯正して精度の高いパネルを
製造することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明では、一対の縦枠材ならびに
一対の横枠材を接合してなる枠組を載置する組立台と、
前記組立台に載置されている枠組の一方の縦辺を支持可
能であると共に前記枠組の外周面と接して回転する複数
の縦辺側支持ローラーと、前記組立台に載置されている
枠組の一方の横辺を前記縦辺と直角に支持可能であると
共に前記枠組の外周面と接して回転する複数の横辺側支
持ローラーと、前記組立台に載置されている枠組の他方
の縦辺を押圧して前記縦辺側支持ローラーに前記枠組を
押し付け可能な縦辺側押付装置と、前記組立台に載置さ
れている枠組の他方の横辺を押圧して前記横辺側支持ロ
ーラーに前記枠組を押し付け可能な横辺側押付装置と、
を備え、前記縦辺側押付装置と前記横辺側押付装置の少
なくとも一方は、前記組立台に載置されている枠組と接
触する先端部分に、前記枠組の外周面と接して回転する
ローラーが設けられている構成とした。
【0008】また、請求項2記載の発明は、一対の縦枠
材ならびに一対の横枠材を接合してなる枠組の形状を矯
正する枠組矯正工程と、枠組矯正後、枠組に面材を固定
する面材固定工程と、からなるパネルの製造方法におい
て、前記枠組矯正工程では、請求項1記載の枠組矯正装
置の組立台に枠組を載置して、縦辺側押付装置と横辺側
押付装置のうちの先端部分がローラーで形成されている
方の押付装置で枠組を押圧し、その後、その押付装置の
押圧力を維持したまま他方の押付装置で枠組を押圧し、
次の面材固定工程では、前記縦辺側押付装置の押圧力な
らびに前記横辺側押付装置の押圧力を維持したまま前記
枠組に面材を固定する構成とした。
【0009】なお、縦辺側支持ローラ,横辺側支持ロー
ラ,押付装置先端のローラは、いずれも枠組の外周面と
平行な回転軸を有し、これらの回転軸を結んだ仮想線か
らなる長方形の4つの角部は直角になされているのが好
ましい。
【0010】
【作用】 請求項1記載の枠組矯正装置では、枠組の縦
辺の一方を支持する縦辺側支持手段と横辺の一方を支持
する横辺側支持手段が共にローラーで形成されているた
めに、組立台に載置した枠組を縦辺側支持ローラーに押
し付けた時、枠組の縦辺は部分的にしか縦辺側支持ロー
ラーと接触しないし、枠組を横辺側支持ローラーに押し
付けた時、枠組の横辺は部分的にしか横辺側支持ローラ
ーと接触しない。しかも、枠組を縦辺側支持ローラーに
押し付けた状態で縦辺方向に移動させると縦辺側支持ロ
ーラーが回動し、枠組を横辺側支持ローラーに押し付け
た状態で横辺方向に移動させると横辺側支持ローラーが
回動する。つまり、枠組を縦辺側支持ローラーに押し付
ける時の摩擦抵抗ならびに枠組を横辺側支持ローラーに
押し付ける時の摩擦抵抗が従来と比べて非常に小さくな
る。
【0011】また、前記縦辺側押付装置と前記横辺側押
付装置の少なくとも一方は、前記組立台に載置されてい
る枠組と接触する先端部分に、前記枠組の外周面と接し
て回転するローラーが設けられているので、その押付装
置のローラーで枠組を押圧してから、もう一方の押圧手
段で枠組を押圧するようにすると、後から枠組を押圧す
る時に、先に枠組を押圧している押圧手段のローラーが
回動するので、それによっても摩擦抵抗が小さくなる。
【0012】これらによって、枠組の一方の横辺を横辺
側支持ローラーに十分に押し付けることができると共
に、枠組の一方の縦辺を縦辺側支持ローラーに十分に押
し付けることができる。
【0013】請求項2記載のパネルの製造方法では、枠
組矯正工程において、請求項1記載の枠組矯正装置の組
立台に枠組を載置して、先端部分がローラーで形成され
ている方の押付装置で枠組を押圧し、その後、先端部分
がローラーで形成されている方の押付装置の押圧力を維
持したまま他方の押付装置で枠組を押圧するので、枠組
の一方の横辺を横辺側支持ローラーに十分に押し付ける
ことができると共に、枠組の一方の縦辺を縦辺側支持ロ
ーラーに十分に押し付けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】 まず、図1ならびに図2に基づ
いて実施の形態の枠組矯正装置Aについて詳述する。図
1は実施の形態の枠組矯正装置の平面図、図2は実施の
形態の枠組矯正装置の平面図で、図中1は組立台、2は
縦辺側支持ローラー、3は横辺側支持ローラー、4は縦
辺側押付装置、5は横辺側押付装置、6は制御回路であ
る。
【0015】前記組立台1は、一対の縦枠材71a,7
1bならびに一対の横枠材72a,72bを接合してな
る枠組7を載置するもので、略水平に配置されている。
【0016】前記縦辺側支持ローラー2は、前記組立台
1に載置される枠組7の一方の縦辺(縦枠材71a側の
辺)の一端部を支持可能な位置と前記縦辺の他端部を支
持可能な位置にそれぞれ設置され、前記横辺側支持ロー
ラー3は、前記組立台1に載置される枠組7の一方の横
辺(横枠材72a側の辺)の一端部を支持可能な位置と
前記横辺の他端部を支持可能な位置にそれぞれ設置され
ている。また、前記縦辺側支持ローラー2と前記横辺側
支持ローラー3は、接線同士が互いに直交するように配
設されており、組立台1に載置させた枠組7を前記縦辺
側支持ローラー2と前記横辺側支持ローラー3に押し付
けることにより、枠組7の縦辺と横辺との間の角を正確
に直角にすることができるようになっている。更に、こ
れら縦辺側支持ローラー2ならびに横辺側支持ローラー
3は、回転軸が前記枠組7の外周面と平行になるように
設けられている。
【0017】前記縦辺側押付装置4は、シリンダ41と
ピストン42とピストンロッド43で構成されており、
このピストンロッド43の先端にはローラー44が設け
られている。また、この縦辺側押付装置4は、組立台1
に載置された枠組7を挟んで前記2つの縦辺側支持ロー
ラー2,2と対向する位置のそれぞれに配置されてお
り、伸長時にはローラー45で枠組7の縦辺(縦枠材7
1b側の辺)を押圧して枠組7を所定の圧力で縦辺側支
持ローラー2,2に押し付けることができるようになっ
ている。また、各縦辺側押付装置4にはスイッチ45が
設けられており、このスイッチ45は、ピストン42の
所定の伸長位置を検出するようになっている。
【0018】前記横辺側押付装置5は、シリンダ51と
ピストン52とピストンロッド53で構成されており、
このピストンロッド53の先端には前記枠組7の外周面
と接して回転するパッド54が設けられている。また、
この横辺側押付装置5は、組立台1に載置された枠組7
を挟んで前記2つの横辺側支持ローラー3,3と対向す
る位置のそれぞれに配置されており、伸長時にはパッド
54で枠組7の横辺(横枠材72b側の辺)を押圧して
枠組7を所定の圧力で横辺側支持ローラー3,3に押し
付けることができるようになっている。また、各横辺側
押付装置5には2つのスイッチ55,56が設けられて
おり、一方のスイッチ55は、ピストン52の所定の伸
長位置を検出し、他方のスイッチ56は、ピストン52
の所定の短縮位置を検出するようになっている。
【0019】前記制御回路6は、前記スイッチ45,5
5,56からの信号に基づいて前記横辺側押付装置4な
らびに前記横辺側押付装置5を制御するもので、その作
動流れは、図3に示す通りである。
【0020】すなわち、ステップS1では、横辺側押付
装置5を伸長作動させ、その後、ステップS2に進む。
【0021】ステップS2では、スイッチ55がONか
どうかを判断し、YESであればステップS3に進み、
NOであればステップS1に戻る。
【0022】ステップS3では、横辺側押付装置5を短
縮作動させ、その後、ステップS4に進む。
【0023】ステップS4では、スイッチ56がONか
どうかを判断し、YESであればステップS5に進み、
NOであればステップS3に戻る。
【0024】ステップS5では、縦辺側押付装置4を伸
長作動させ、その後、ステップS6に進む。
【0025】ステップS6では、スイッチ45がONか
どうかを判断し、YESであればステップS7に進み、
NOであればステップS4に戻る。
【0026】ステップS7では、横辺側押付装置5を伸
長作動させ、その後、ステップS8に進む。
【0027】ステップS8では、スイッチ55がONか
どうかを判断し、YESであればENDに進み、NOで
あればステップS6に戻る。
【0028】次に、図4〜図6に基づいて、前記枠組矯
正装置Aを用いたパネルの製造方法について説明する。
【0029】まず、枠組7の形状を矯正する枠組矯正工
程を行う。この枠組矯正工程では、最初に、枠組矯正装
置Aの組立台1に枠組7を載置する。この時、枠組7の
縦辺を縦辺側支持ローラー2,2側に配置させると共
に、枠組7の横辺を横辺側支持ローラー3,3側に配置
させる。
【0030】そして、横辺側押付装置5,5を伸長作動
させ、各横辺側押付装置5のパッド54で枠組7を押圧
して横辺側支持ローラー3,3に押し付ける(図4参
照)。これにより、枠組7は、横辺が横辺側支持ローラ
ー3,3と接触する位置に設置される。
【0031】その後、横辺側押付装置5,5を短縮作動
させ、各横辺側押付装置5のピストン52が所定の短縮
位置にくるまで短縮したら、縦辺側押付装置4,4を伸
長作動させ、各縦辺側押付装置4のローラー44で枠組
7を押圧して縦辺側支持ローラー2,2に所定の圧力で
押し付ける(図5参照)。
【0032】このようにして縦辺側押付装置4,4で枠
組7を押圧する時、枠組7の横辺は部分的にしか横辺側
支持ローラー3,3と接触しておらず、しかも、枠組7
の移動に伴って横辺側支持ローラー3,3が回動するの
で、従来と比べて摩擦抵抗が非常に小さくなり、枠組7
の一方の縦辺を縦辺側支持ローラー2,2に十分に押し
付けることができる。
【0033】次に、縦辺側押付装置4,4の押圧力を維
持したまま、つまり、枠組7を縦辺側支持ローラー2,
2に所定の圧力で押し付けたまま、横辺側押付装置5,
5を伸長作動させ、各横辺側押付装置5のパッド55で
枠組7を押圧して横辺側支持ローラー3,3に所定の圧
力で押し付ける(図6参照)。
【0034】このようにして横辺側押付装置5,5で枠
組7を押圧する時、枠組7の縦辺は部分的にしか縦辺側
支持ローラー2,2と接触しておらず、しかも、枠組7
の移動に伴って縦辺側支持ローラー2,2ならびに縦辺
側押付装置4のローラー44が回動するので、従来と比
べて摩擦抵抗が非常に小さくなり、枠組7の一方の横辺
を横辺側支持ローラー3,3に十分に押し付けることが
できる。また、枠組7は、予め、横辺が横辺側支持ロー
ラー3,3と接触する位置に設置されているので、枠組
7を横辺側支持ローラー3,3に押し付けるのに必要な
押圧力は小さくて済む。
【0035】このようにして、枠組7は、縦辺が縦辺側
支持ローラー2,2に十分に押し付けられ、横辺が横辺
側支持ローラー3,3に十分に押し付けられるので、縦
辺と横辺との間の角が直角になる。
【0036】次に、枠組7に面材を固定する面材固定工
程を行う(図示省略)。この面材固定工程では、前記縦
辺側押付装置4の押圧力ならびに前記横辺側押付装置5
の押圧力を維持したまま、つまり、枠組7を縦辺側支持
ローラー2,2に所定の圧力で押し付けると共に、枠組
7を横辺側支持ローラー3,3に所定の圧力で押し付け
たまま、枠組7に面材を固定する。面材の固定は、枠組
7の上に面材を供給した後、自動釘打ち機等を用いて面
材の上から釘を打ち込んで行う。
【0037】このように、この製造方法では、枠組矯正
工程において、枠組7の一方の横辺を横辺側支持ローラ
ー3,3に十分に押し付けることができると共に、枠組
7の一方の縦辺を縦辺側支持ローラー2,2に十分に押
し付けることができ、それにより枠組の形状を確実に矯
正することができるので、精度の高いパネルを製造する
ことができる。
【0038】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態では、縦辺側押付装置の先端部のみにローラ
ーが設けられている枠組矯正装置の例を示したが、縦辺
側押付装置の先端部と横辺側押付装置の先端部の両方に
ローラーを設けてもよい。また、実施の形態では、縦辺
側支持ローラーならびに横辺側支持ローラーがそれぞれ
2つづつ設けられている枠組矯正装置の例を示したが、
前記支持ローラーは、3つ以上設けられていてもよい。
また、実施の形態では、縦辺側押付装置ならびに横辺側
押付装置を自動で作動できるようにしたが、手動で作動
するようにしてもよい。また、縦辺側押付装置ならびに
横辺側押付装置の構成も実施例で示した構成に限られな
い。
【0039】
【発明の効果】 以上説明したように、請求項1記載の
枠組矯正装置にあっては、枠組の一方の横辺を横辺側支
持ローラーに十分に押し付けると共に、枠組の一方の縦
辺を縦辺側支持ローラーに十分に押し付けることができ
るので、枠組の形状を確実に矯正することができるとい
う効果が得られる。また、請求項2記載のパネルの製造
方法あっては、枠組矯正工程において、請求項1記載の
枠組矯正装置の組立台に枠組を載置して、縦辺側押付装
置と横辺側押付装置のうちの先端部分がローラーで形成
されている方の押付装置で枠組を押圧し、その後、その
押付装置の押圧力を維持したまま他方の押付装置で枠組
を押圧するので、枠組の形状を確実に矯正して精度の高
いパネルを製造することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の枠組矯正装置を示す平面図であ
る。
【図2】 実施の形態の枠組矯正装置を示す断面図であ
る。
【図3】 実施の形態の枠組矯正装置における制御回路
の作動流れを示すフローチャートである。
【図4】 実施の形態のパネルの製造方法を示す斜視図
である。
【図5】 実施の形態のパネルの製造方法を示す斜視図
である。
【図6】 実施の形態のパネルの製造方法を示す斜視図
である。
【符号の説明】
A 枠組矯正装置 1 組立台 2 縦辺側支持ローラー 3 横辺側支持ローラー 4 縦辺側押付装置 5 横辺側押付装置 6 制御回路 7 枠組 71a,71b 縦枠材 72a,72b 横枠材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の縦枠材ならびに一対の横枠材を接
    合してなる枠組を載置する組立台と、 前記組立台に載置されている枠組の一方の縦辺を支持可
    能であると共に前記枠組の外周面と接して回転する複数
    の縦辺側支持ローラーと、 前記組立台に載置されている枠組の一方の横辺を前記縦
    辺と直角に支持可能であると共に前記枠組の外周面と接
    して回転する複数の横辺側支持ローラーと、 前記組立台に載置されている枠組の他方の縦辺を押圧し
    て前記縦辺側支持ローラーに前記枠組を押し付け可能な
    縦辺側押付装置と、 前記組立台に載置されている枠組の他方の横辺を押圧し
    て前記横辺側支持ローラーに前記枠組を押し付け可能な
    横辺側押付装置と、を備え、 前記縦辺側押付装置と前記横辺側押付装置の少なくとも
    一方は、前記組立台に載置されている枠組と接触する先
    端部分に、前記枠組の外周面と接して回転するローラー
    が設けられていることを特徴とする枠組矯正装置。
  2. 【請求項2】 一対の縦枠材ならびに一対の横枠材を接
    合してなる枠組の形状を矯正する枠組矯正工程と、枠組
    矯正後、枠組に面材を固定する面材固定工程と、からな
    るパネルの製造方法において、 前記枠組矯正工程では、請求項1記載の枠組矯正装置の
    組立台に枠組を載置して、縦辺側押付装置と横辺側押付
    装置のうちの先端部分がローラーで形成されている方の
    押付装置で枠組を押圧し、その後、その押付装置の押圧
    力を維持したまま他方の押付装置で枠組を押圧し、 次の面材固定工程では、前記縦辺側押付装置の押圧力な
    らびに前記横辺側押付装置の押圧力を維持したまま前記
    枠組に面材を固定することを特徴とするパネルの製造方
    法。
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