JPH0748347Y2 - パネルの面材位置決め装置 - Google Patents

パネルの面材位置決め装置

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JPH0748347Y2
JPH0748347Y2 JP924793U JP924793U JPH0748347Y2 JP H0748347 Y2 JPH0748347 Y2 JP H0748347Y2 JP 924793 U JP924793 U JP 924793U JP 924793 U JP924793 U JP 924793U JP H0748347 Y2 JPH0748347 Y2 JP H0748347Y2
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JP
Japan
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face material
panel
clamp
face
panel frame
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JP924793U
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JPH0663233U (ja
Inventor
航 森田
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、外壁パネル・床パネル
・間仕切パネル等(以下単に「パネル」という。)の製
造に際し、パネル枠の表面に所望の面材を予め定めた位
置に正確にセットするために用いるパネルの面材位置決
め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パネルの製造に際しては、用途・大きさ
・構造等を予め定め、パネル枠の表面に所望の面材を載
置し、この面材をパネル枠に対して予め定めた位置にセ
ットし、その後、ステープルを打ち、固定している。こ
の面材の位置決めには、パネル枠を固定するクランプに
面材の位置合わせを行う部材を一体に設け、このクラン
プにてパネル枠と面材の位置合わせを行うようにしてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このため、形状の定ま
ったパネル枠及び面材を使用する場合には、特に支障は
ないが、パネル枠及び面材の大きさが度々変わる場合や
取付位置が変わる場合には、従来の装置では対応するこ
とができず、作業者が面材の位置合わせを行わねばなら
ず、このため、生産効率が著しく低下するという問題点
を有していた。
【0004】本考案は、上記従来の装置の有する問題点
を解決し、大きさの異なるパネルに対してもパネル枠と
面材の位置合わせを自動的に行うことができるパネルの
面材位置決め装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案のパネルの面材位置決め装置は、互いに対向
し、かつ傾起自在に2つのクランプを設け、一方のクラ
ンプに、パネル枠端面を当接支持する当接面と、面材端
面を当接支持する固定アタッチメントとを配設し、他方
のクランプの前記一方のクランプの当接面又は固定アタ
ッチメントと対向する位置に、パネル枠端面を当接支持
するアダプタと、シリンダ等の調整手段を介して面材端
面を当接支持する可動アタッチメントとを配設したこと
を要旨とする。
【0006】
【作 用】他方のクランプに配設したパネル枠端面を当
接支持するアダプタと、シリンダ等の調整手段を介して
面材端面を当接支持する可動アタッチメントを、対象と
なるパネルの大きさに合わせて調整することにより、大
きさの異なる複数のパネルのパネル枠と面材の位置合わ
せを自動的に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案のパネルの面材位置決め装置を
図示の実施例に基づいて説明する。図において、1と2
はクランプで、互いに対向して設けられるとともに、そ
の基部を枢軸にて揺動自在に支持するとともに、適宜の
揺動機構を配設する。この両クランプ1,2間は固定と
しても、あるいは一方のクランプを他方のクランプに対
し接離可能に設け、クランプ間の距離を調整できるよう
にすることも可能である。
【0008】一方のクランプ1には、内側面にパネル枠
Pの一端面を当接支持することにより、パネル枠の設置
の基準位置となる当接面11を形成するとともに、クラ
ンプ1の先端にパネル枠Pの表面に載置される面材Mの
端面を当接支持する固定アタッチメント12を一体に設
ける。また、他方のクランプ2には、クランプ1の当接
面11と対向する位置にアダプタ4を配設するととも
に、クランプ2の先端のクランプ1の固定アタッチメン
ト12と対向する位置にシリンダ等の調整手段5を設
け、この調整手段5のロッド先端に可動アタッチメント
51を設ける。
【0009】そして、互いに対向して設けられるクラン
プ1,2を1組として、これを図2に示すように、平面
上に複数組、間隔を置いて配設するとともに、この間隙
に、クランプ1,2間に挿入されるパネル枠Pを移送
し、支持する複数のローラ3(又は支持台)を配設す
る。
【0010】なお、図2に示すように、クランプ1,2
と直角方向にも、同様のクランプ61,62,63,6
4を設ける。
【0011】次に、上記のパネルの面材位置決め装置を
用いたパネルの製作工程について説明する。パネル枠P
に石膏ボード等の面材Mを位置合わせするには、パネル
Pのサイズに合ったアダプタ4をクランプ2に取り付け
るとともに、シリンダ5を調整しておく。そして、ロー
ラ3上にパーティクルボードPaを設けたパネル枠Pを
載置した後、パネル枠PのパーティクルボードPa上に
面材Mを載置する。クランプ1,2を起立させ、パネル
枠Pをクランプ1の当接面11とクランプ2のアダプタ
4間にて、位置合わせしながら挟持する。それとほぼ同
時に、面材Mをクランプ1の固定アタッチメント12と
クランプ2の可動アタッチメント51間にて、位置合わ
せしながら挟持する。この状態で面材M上よりステープ
ルガンにてステープルを打ちつけて、パネル枠Pと面材
Mとを固定し、所望の精度の高いパネルを製作するもの
である。
【0012】
【考案の効果】本考案のパネルの面材位置決め装置によ
れば、大きさの異なる複数のパネルのパネル枠と面材の
位置合わせを、簡単な機構の装置を用いて、自動的に、
かつ正確に行うことができ、パネルの生産効率を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパネルの面材位置決め装置を示す正面
断面図(図2のI−I線断面図)である。
【図2】同平面図である。
【符号の説明】
1 クランプ 2 クランプ 11 当接面 12 固定アタッチメント 3 ローラ 4 アダプタ 5 調整手段 51 可動アタッチメント P パネル枠 M 面材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向し、かつ傾起自在に2つのク
    ランプを設け、一方のクランプに、パネル枠端面を当接
    支持する当接面と、面材端面を当接支持する固定アタッ
    チメントとを配設し、他方のクランプの前記一方のクラ
    ンプの当接面又は固定アタッチメントと対向する位置
    に、パネル枠端面を当接支持するアダプタと、シリンダ
    等の調整手段を介して面材端面を当接支持する可動アタ
    ッチメントとを配設したことを特徴とするパネルの面材
    位置決め装置。
JP924793U 1993-02-09 1993-02-09 パネルの面材位置決め装置 Expired - Lifetime JPH0748347Y2 (ja)

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JPH0663233U JPH0663233U (ja) 1994-09-06
JPH0748347Y2 true JPH0748347Y2 (ja) 1995-11-08

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Effective date: 19960423