JP3054215U - ブロック積重用具 - Google Patents

ブロック積重用具

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JP3054215U JP1998003448U JP344898U JP3054215U JP 3054215 U JP3054215 U JP 3054215U JP 1998003448 U JP1998003448 U JP 1998003448U JP 344898 U JP344898 U JP 344898U JP 3054215 U JP3054215 U JP 3054215U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造にするとともに計量化を図り、さ
らに、高さや幅の異なるブロックに合わせて、各部の調
整を容易に行えるブロック積重用具の提供。 【解決手段】 ブロックZの側方に位置する側腕部Ba
とブロックZの上方に位置する上腕部Bbとを有する互
いに同形のものを交叉重合させて軸支してなる1対の支
持アームB,Bに、側腕部Ba,Ba間のブロックZを
載置するブロック機載置部Dと、そのブロックZを、こ
れの上方から押さえるブロック押さえCとを設けたもの
であり、上記ブロック載置部Dを、各支持アームB,B
の側腕部Ba,Baの下端部に上下に移動不能にして固
定するとともに、ブロック押さえCを、各側腕部Ba,
Baに沿い上下に移動可能にして配設している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンクリート,自然石若しくは煉瓦等のブロックにより塀,壁等を 構築するにあたり、該ブロックを所定の寸法通りに正確に積み重ねられるように するブロック積重用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、既にブロック積重用具について、実用新案登録第3045177 号として提案している。 このブロック積重用具は、互いに重合して軸支された1対の挟持用アームの下 端部に、該挟持用アームの側腕部に重ね合わせる垂直な支持板を備えた移動用部 材と、これに取り付ける位置決め部材とによりブロック載置片を挟持した構成の 載置片位置調整機構を配設したものであり、その載置片位置調整機構により、挟 持用アームに対するブロック載置片の上下位置と水平位置とをそれぞれ調整して 、積み重ねようとするブロックの高さと厚さに対応できるようにしている。
【0003】 上記の構成であれば、ブロックの積重作業を容易に行うことができるとともに 、ブロック列や基礎等の被載置構造物上にブロックを積み重ねるだけで、それら の間の目地隙間や位置合わせを正確に行えるようになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の装置では、ブロック載置片を上下に移動させるために、 移動用部材の支持板を挟持用アームの側腕部に沿う縦長に形成して、これにボル ト等の緊締具を複数配列しており、支持板と側腕部とを重ね合わせてブロック載 置片の高さを調整してから、緊締具で上下複数箇所を緊締し、さらに、ブロック 載置片の水平位置をも調整できるようにしているために複雑な構造になり、それ が操作性を悪くするとともに重量を増加させる要因になっていた。
【0005】 さらに、1対の挟持用アームは、これらに形成したアーム間隔調整用溝に直接 挿入したボルトを中心として軸支しているために、挟持用アームの開閉操作の繰 り返しに従って、該挟持用アームの側腕部の間隔がずれやすいという欠点がある 。
【0006】 本考案は、簡易な構造にするとともに軽量化を図り、さらに、高さや幅の異な るブロックに合わせて、各部の調整を容易に行えるブロック積重用具の提供を目 的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るブロック積重用具は、ブロックZの側方に位置する側腕部Baと 該ブロックZの上方に位置する上腕部Bbとを有する互いに同形のものを交叉重 合させて軸支してなる1対の支持アームB,Bに、側腕部Ba間のブロックZを 載置するブロック載置部Dと、該ブロックZを、これの上方から押さえるブロッ ク押さえCとを設けたものであり、上記ブロック載置部Dを、各支持アームの側 腕部Ba,Baの下端に上下に移動不能にして固定するとともに、ブロック押さ えCを、各側腕部Ba,Baに沿い上下に移動可能に配設している。
【0008】 これに対して従来のものは、本考案の支持アームBに対応する1対の挟持用ア ームの側腕部の下端に配設した載置片位置調整機構により、ブロック載置片の上 下移動と水平移動とを行っているとともに、本考案のブロック押えに対応する押 え片が、上腕部に上下移動不能に固定されている。
【0009】 本考案において、1対の支持アームB,Bの各上腕部Bb,Bbには、長孔3 aに、これの所定位置毎に位置決め用切欠き3b,3b…を設けてなるアーム間 隔調整用溝3が形成されており、その位置決め用切欠き3b,3bに、該1対の 支持アームB,Bの軸となる連結金具Eを挿入して位置決めされている。
【0010】 上記の連結金具Eとしては、ボルト5、ナット6及び上記位置決め用切欠き3 b,3bに嵌合する嵌合凸部7aを一方の面に突設するとともに、中央にボルト 5を回動自在に遊挿する遊挿孔7bを形成したボルト支持ワッシャ7からなる構 造が好適である。
【0011】 上記のブロック載置部Dとしては、側腕部Baに固定された固定用板15と、 この固定用板15に対し、ブロックZを積み重ねようとするブロック列,基礎Y 等の被載置構造物の厚さ方向で移動可能に取り付けられて、該被載置構造物に対 する位置決めを行う位置合わせ部材17と、それら固定用板15と位置合わせ部 材17との間に、ブロックZの厚さ方向で移動可能に挟持されたブロック載置片 16とからなり、そのブロック載置片16の上面に、複数の嵌合用凹部19を等 間隔で列設し、また、固定用板15に、上記ブロック載置片16の嵌合用凹部1 9に嵌入する嵌合用突起18を、該嵌合用凹部19と同間隔で配設するとよい。 さらに、ブロック押さえCを、側腕部Baに対しブロックZの厚さ方向に位置 調整可能に装着した構成が好適である。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案について図面を参照して説明する。 本考案に係るブロック積重用具は、図1,2に示すように、握りAを取り付け た1対の支持アームB,B、ブロック押さえC,C及びブロック載置部D,Dか らなる。
【0013】 握りAは、円柱形にした長柄1と、これの両端部に穿設した取付け孔1a,1 aに上下揺動自在に取り付けた三角枠形の取付け金具2,2とからなる。
【0014】 1対の支持アームB,Bは、ブロックZの側方に位置する側腕部Baと、ブロ ックZの上方に位置する上腕部Bbとを逆L字形に形成してなる互いに同形のも のを交叉させてなる。 すなわち、それら支持アームのうちの一方を裏返しにして重ね合わせるととも に、それらの側腕部Ba,Ba間にブロックZを配置できる間隔にして、連結金 具Eを軸として回動自在に連結されてなるものである。
【0015】 支持アームBの上腕部Bbには、連結金具Eを挿通するアーム間隔調整用溝3 が横長にして形成されており、また、該上腕部Bbの先端側を斜め上方に折曲形 成して、それの上端に握り取付孔4を穿設し、これに握りAの取付け金具2を遊 挿している。
【0016】 アーム間隔調整用溝3は、図3に示すように、上記例示したブロックZの他、 取り扱うブロックのうちの最大のものの幅に対応する長さにした長孔3aに、そ れら各ブロックの幅に合わせた所定位置毎に、互いに対となる位置決め用切欠き 3b,3b…を上下に対向させて形成したものである。
【0017】 連結金具Eは、図3に示すように、ボルト5、ナット6及びボルト支持ワッシ ャ7,7からなる。 ボルト支持ワッシャ7は、上記位置決め用切欠き3b,3bに嵌合する縦長の 嵌合凸部7aを一方の面に突設するとともに、中央にボルト5を回動自在に遊挿 する遊挿孔7bを形成した円形のものである。
【0018】 上記のボルト支持ワッシャ7,7の嵌合凸部7a,7aを、位置決め用切欠き 3b,3bに嵌合して、それらにボルト5を挿入してナット6により緊締する。 これにより、ボルト5は、ボルト支持ワッシャ7,7を嵌合した位置決め用切 欠き3b,3bに位置決めされる。また、支持アームB,Bどうしは、位置決め 用切欠き3b,3bに嵌合したボルト支持ワッシャ7によって互いにブロックZ の厚さ方向でのずれが阻止される。
【0019】 側腕部Baには、図1,2,4に示すように、種々のブロックの高さに応じた 所定の間隔で、ブロック押さえCを取り付ける複数の取付け孔8…が列設されて いる。
【0020】 ブロック押さえCは、図4に示すように、側腕部Baへの取付け片9a及びね じ孔9bを内端部に形成したねじ支持片9cを側面L字形に折曲形成した押さえ 本体9と、そのねじ孔9bに螺合する押さえ用蝶ねじ10とからなる。 取付け片9aには、取付けボルト11を挿通する長孔12,13が上下2段に して形成されており、これらのうち、上段の長孔12は外端寄りに、また、下段 の長孔13は中間部にそれぞれ形成されている。なお、14は取付けボルト11 に螺合するナットである。
【0021】 すなわち、ブロック押さえCを取付け孔8…のいずれかに取り付けることによ り、様々な高さのブロックに対応できるとともに、幅の広いブロックに対しては 上段の長孔12に取付けボルト11を挿入し、また、幅の狭いブロックに対して は下段の長孔13に該取付けボルト11を挿入するようにして、幅の異なるブロ ックに対応できるようにしている。
【0022】 ブロック載置部Dは、図5〜7に示すように、側腕部Baの下端部に固定した 固定用板15、ブロック載置片16及び位置合わせ部材17からなる。 固定用板15は平面方形の板状体であり、これの中央に、ブロック載置片16 の上半部を嵌合させる深さにした嵌合溝15aが内外端間に形成されているとと もに、該嵌合溝15aの中間部分に、側腕部Baの下端部を挿入して固定する挿 入用切欠き部15bが形成されている。また、固定用板15の嵌合溝15aを挟 む両側には、これに平行にしてボルト用長孔15c,15cが形成されている。
【0023】 側腕部Baの下端部には、これを、固定用板15の挿入用切欠き15bに挿入 したときに、嵌合溝15a内に突出する複数の嵌合用突起18…が等間隔で列設 されている。
【0024】 ブロック載置片16は断面方形の棒状体であり、これの厚さtは、ブロックZ と、これを積み重ねるたとえばブロック列,基礎Y等の被載置構造物(図9に示 す)との間に形成しようとする目地隙間に合わせた寸法にしてある。また、ブロ ック載置片16の上面には、これの外端から内端寄りにかけて、複数の位置決め 用凹部19…が上記嵌合用突起18…と同じ間隔で形成されている。
【0025】 位置合わせ部材17は、固定用板15と同じ大きさの取付け用板20の下面に 、位置決め当接片21を垂設したものであり、ブロックZを、積み重ねようとす る基礎Y等の上に載置することにより、基礎Yに対するブロックZの位置合わせ を行うものである。
【0026】 取付け用板20の上面中央には、ブロック載置片16の下半部を嵌合させる深 さにした嵌合溝20aを内外端間に形成されており、また、これを挟む両側には 、固定用板15に穿設したボルト用長孔15c,15cに対向する位置に、それ らと同形のボルト用長孔20b,20bが形成されている。 位置決め当接片21は、これの両端面の下半部を傾斜ガイド面21a、また、 上半部を位置決め面21bにした台形のものである。
【0027】 従って、固定用板15と取付け用板20との間にブロック載置片16を挟んだ 状態で、それらの互いに対向するボルト用長孔14b,19bに挿入したボルト 20に蝶ナット21を螺合することにより、ブロック載置片16を固定すること ができる。
【0028】 また、側腕部Baの嵌合用突起18…がブロック載置片16の嵌合用凹部19 …に嵌入して、ブロック載置片16の固定位置を維持するようにしている。 さらに、ブロックZを積み重ねようとする基礎Y等の幅に対応して、図7に( イ)で示すように外端側にずらした状態で、あるいは内端側にずらした状態でボ ルト22及び蝶ナット23によって固定する。
【0029】 本考案に係る上記ブロック積重用具では、握りAを把持して持ち上げることに より、1対の支持アームB,Bは、連結金具Eを中心として、それらの側腕部B a,Baの下端部が、すなわち、ブロック載置部Dが互いに接近する向きに回動 する。また、1対のブロック載置片16,16上に載置したブロックZの自重に よって、支持アームB,Bには、これらの下端部を互いに接近させようとする力 が連結金具Eを中心として生ずる。換言すると、支持アームB,Bは、ブロック 載置部D,DにブロックZを載置した状態を維持するようになる。
【0030】 このようなブロック積重用具によって、ブロックZを、これよりも幅の広い基 礎Y上に載置する例について、図8,9を参照して説明する。 上腕部Bb,Bbに形成したアーム間隔調整用溝3,3に連通している連結金 具Eのナット14を緩めた状態で、側腕部BaがブロックZの両側面Za,Za に平行となった状態で、該両側面Za,Zaに固定用板15の内端面が当接する ように支持アームB,Bの間隔を調整する。
【0031】 また、位置合わせ部材17,17を基礎Yの厚さ方向で移動させて、それらの 位置決め面21b,21bが基礎Yの両側面Ya,Yaに当接する間隔に調整し 、さらに、ブロック載置片16,16を、ブロックZの厚さ方向で移動させて、 それらにより、ブロックZを載置できる間隔に調整する。
【0032】 上記の調整とともに、ブロック押さえCを側腕部Baに沿って上下移動させて 、押さえ用蝶ねじ10が、ブロック載置片16,16上に載置するブロックZの 上面Zb,Zbに当接するように調整する。
【0033】 ブロック載置片16,16上にブロックZを載せた状態で握りAを把持して引 き上げると、その引上げに伴って、ブロック載置片16,16どうしが接近する ように力が生ずるとともに、ブロック載置片16,16とブロック押さえC,C とによりブロックZが上下で挟持され、これにより、ブロックZは1対の支持ア ームB,Bによって安定して支持された状態となる。
【0034】 ブロック積重用具によって保持しているブロックZを、基礎Y上に載置すると 、その載置動作に伴って、基礎Yの両側面Ya,Yaに位置合わせ部材17の傾 斜ガイド面21a,21aが当接して位置合わせが行われた後、ブロックZは、 基礎Yの上面Ybとの間にブロック載置片16,16を挟んで基礎Y上に載置さ れた状態になる。
【0035】 これにより、ブロックZは、基礎Yに対して所期の位置に正確に位置決めされ た状態で積み重ねられるとともに、基礎YとブロックZ下面との間に、所期の目 地隙間tが形成される。
【0036】 次に、上記ブロックZよりも高さが低くて幅は広いブロックXを、これと同じ 幅の基礎Y′上に積み重ねる使用例について図10を参照して説明する。
【0037】 上腕部Bb,Bbに形成したアーム間隔調整用溝3,3に連通している連結金 具Eのナット14(図10には図示していない)を緩めた状態で、固定用板15 の内端面に、ブロックXの両側面Xa,Xaが当接するように、1対の支持アー ムB,Bの間隔が広くなるように調整する。
【0038】 また、位置合わせ部材17,17を、これらの位置決め面21b,21bが該 基礎Yの両側面Ya′,Ya′に当接する間隔となるように調整し、さらに、ブ ロック載置片16,16を、これの上にブロックZを載置できる間隔に調整する 。
【0039】 上記の調整とともに、ブロック押さえCを側腕部Baに沿って下に移動させる とともに、押さえ用蝶ねじ10が、ブロック載置片16,16上に載置したブロ ックXの上面Xb,Xbに当接するように調整する。
【0040】 上記のブロックZの場合と同様にして、ブロック載置片16,16上にブロッ クXを載せた状態で握りAを把持して引き上げると、その引上げに伴って、ブロ ック押さえCとブロック載置片16との間でブロックXを挟持した状態となり、 これにより、握りAを把持して持ち上げるだけで、ブロックXを安定して運搬で きるようになる。
【0041】 なお、本考案は前述した実施形態に限るものではなく、その要旨の範囲内で様 々な変形実施が可能である。 図示の例では、単純な矩形のブロックを使用したが、たとえば上下辺縁の両側 にカット溝を有する化粧ブロック,それを片側だけに設けたブロック,さらには 、最上段に積み重ねる笠木ブロック等種々の形状,大きさのものであっても各々 対応できることは勿論である。
【0042】
【考案の効果】
請求項1〜5記載の考案によれば、ブロックを載置するブロック載置部は支持 アームの側腕部に固定し、ブロックを上から押さえるブロック押さえを側腕部に 沿って上下に移動させるので、ブロックの高さに応じた調整を従来に比べ容易に 行うことができる。
【0043】 ブロックの高さに合わせてブロック押さえを上下に移動し、また、ブロックの 幅に合わせてブロック載置片を水平に移動させることができるので、すなわち、 ブロック押さえとブロック載置に2つの調整機能を分担させているので、全体と して簡易な構造にすることができるとともに軽量化を図ることができる。これに より、操作性を向上させられる。
【0044】 請求項1〜5記載の考案で得られる上記共通の効果の他、各請求項記載の考案 によれば、次の効果を得ることができる。 請求項2,3記載の考案によれば、連結金具をアーム間隔調整用溝に位置決め しているので、支持アームの開閉操作を繰り返し行っても、該支持アームの側腕 部の間隔がずれることがない。
【0045】 請求項4記載の考案によれば、ブロック載置片の上面に、複数の嵌合用孔が等 間隔で列設しているとともに、固定用板には、嵌合用孔に嵌入する嵌合用突起を 、該嵌合用孔と同間隔で列設しているので、ブロック載置片を位置決めしたまま 、位置合わせ部材だけを被載置構造物の厚さ方向で容易にスライド調整できる。
【0046】 請求項5記載の考案によれば、ブロック押さえを、側腕部に対しブロックの厚 さ方向に位置調整可能に装着しているので、ブロックの幅に合わせて確実に押さ えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態にかかるブロック積重用具
の斜視図である。
【図2】その正面図である。
【図3】アーム間隔調整溝と連結金具の分解斜視図であ
る。
【図4】ブロック押さえの分解斜視図である。
【図5】ブロック載置部の分解斜視図である。
【図6】その正面断面図である。
【図7】それを組み立てた状態を示す断面図である。
【図8】本考案のブロック積重用具によりブロックを挟
み込む状態を示す正面図である。
【図9】そのブロックを基礎上に載置した状態を示す正
面図である。
【図10】本考案のブロック積重用具により、上記ブロ
ックとは、高さと幅の異なるブロックを基礎上に載置し
た状態を示す正面図である。
【符号の説明】
3 アーム間隔調整用溝 3b 位置決め用切欠き 5 ボルト 6 ナット 7 ボルト支持ワッシャ 7a 嵌合凸部 7b 遊挿孔 16 ブロック載置片 17 位置決め部材 A 握り B 支持アーム Ba 側腕部 Bb 上腕部 C ブロック押さえ D ブロック載置部 E 連結金具 X,Z ブロック Y 被載置構造物

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロックの側方に位置する側腕部と該ブ
    ロックの上方に位置する上腕部とを有する互いに同形の
    ものを交叉重合させて軸支してなる1対の支持アーム
    に、側腕部間のブロックを載置するブロック載置部と、
    該ブロックを、これの上方から押さえるブロック押さえ
    とを設けたブロック積重用具において、上記ブロック載
    置部を、各支持アームの側腕部の下端に上下に移動不能
    にして固定したこと、上記ブロック押さえを、各側腕部
    に沿い上下に移動可能にして配設したことを特徴とする
    ブロック積重用具。
  2. 【請求項2】 1対の支持アームの各上腕部には、長孔
    に、これの所定位置毎に位置決め用切欠きを設けてなる
    アーム間隔調整用溝が形成されており、その位置決め用
    切欠きに、該1対の支持アームの軸となる連結金具を挿
    入して位置決めしている請求項1記載のブロック積重用
    具。
  3. 【請求項3】 連結金具は、ボルト、ナット、及び上記
    位置決め用切欠きに嵌合する嵌合凸部を一方の面に突設
    するとともに、中央にボルトを回動自在に遊挿する遊挿
    孔を形成したボルト支持ワッシャからなる請求項2記載
    のブロック積重用具。
  4. 【請求項4】 ブロック載置部は、側腕部に固定された
    固定用板と、この固定用板に対し、ブロックを積み重ね
    ようとするブロック列,基礎等の被載置構造物の厚さ方
    向で移動可能に取り付けられて、該被載置構造物に対す
    る位置合わせを行う位置合わせ部材と、それら固定用板
    と位置合わせ部材との間に、ブロックの厚さ方向で移動
    可能に挟持されたブロック載置片とからなり、このブロ
    ック載置片の上面には、複数の嵌合用凹部が等間隔で列
    設されており、上記固定用板には、該嵌合用凹部に嵌入
    する嵌合用突起が、嵌合用凹部と同間隔で配設されてい
    る請求項1,2又は3記載のブロック積重用具。
  5. 【請求項5】 ブロック押さえが、側腕部に対しブロッ
    クの厚さ方向に位置調整可能に装着されている請求項
    1,2,3又は4記載のブロック積重用具。
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