JPH07227622A - 歪修正装置 - Google Patents

歪修正装置

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JPH07227622A
JPH07227622A JP2099094A JP2099094A JPH07227622A JP H07227622 A JPH07227622 A JP H07227622A JP 2099094 A JP2099094 A JP 2099094A JP 2099094 A JP2099094 A JP 2099094A JP H07227622 A JPH07227622 A JP H07227622A
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JP
Japan
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distortion
press machine
worked
article
frame
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Withdrawn
Application number
JP2099094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Morishita
泰弘 森下
Yasuo Shirai
康夫 白井
Koji Fujiyoshi
浩二 藤吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パネル状に形成されたボイラチューブ等の溶
接歪を修正する歪修正装置を提供する。 【構成】 パネル状のボイラチューブ31を水平状態に
して搬入、搬出できる開口を設けた枠体1に搬入された
被加工物の上下を、それぞれ開口面に沿って移動できる
上下の架台8,14にそれぞれ設置され上下に伸縮し被
加工物の上,下面を押圧して歪修正をする第1のプレス
機9、上,下の架台にそれぞれ設置され鉛直軸まわりに
回動できる可動板12,18と、可動板に取付けられ被
加工物の側部まで伸張して被加工物の側面を水平方向に
押圧して歪修正をする加圧部20とを具える第2のプレ
ス機17,19とからなる。これにより、被加工物を挿
入方向の前後動修正のみで、並設状態にある被加工物の
位置まで、第1,第2のプレス機を移動させて行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラチューブのよう
に、複数本の管材を並設して、パネル状に形成された管
材の加工歪等の歪修正に適用される歪修正装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のチューブを並設してパネル
状に形成された管材が、溶接歪等によって変形し、修正
を要する場合、作業者が管材をプレス機が設置されてい
る場所まで移動させ、図4に示す様に、修正治具01を
修正を必要とするチューブ02に設置して、修正位置、
修正方向毎に管材03を矢印a,b,cで示すように移
動・回転させて、押圧し、管材の歪を修正している。
【0003】管材の歪変形は、溶接の度毎頻繁に発生す
るため、その修正作業量も多い。しかし、従来は上述の
如く、殆んど作業者の手作業によるものであり、下記の
問題点があった。 (1)1つの管材の修正作業に多くの作業者を必要とし
た。 (2)管材の回転による修正方向の変更は、作業者の手
作業、又はクレーンで行われているが作業時間を多く必
要とし、また安全性の点で問題があった。 (3)管材の重量が大きく、また嵩ばるものであるた
め、作業性に困難を来し、また作業自体が重労働であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の歪修
正作業に伴う、上述の問題点を解消できる歪修正装置を
提供することを課題とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】このため、本発明の歪修
正装置は次の手段とした。 (1)複数のチューブが並設された略平面に形成された
管材を、水平状態に保持して一方の側面から搬入し、必
要とする歪修正が完了した管材を他方の側面から搬出で
きる開口を具える枠体を設けた。 (2)枠体に搬入した管材の上方、および下方を枠体の
側面の開口面と平行に、それぞれ移動できる2つの架台
を設けた。架台は枠体に設けた軌道上を摺動できるよう
にしても良く、枠体とは別体で形成されて、枠体内部に
敷設された軌道上を摺動できるようにしたものでも良
い。 (3)架台に設置され、枠体上方にある架台からは下方
に伸張し、また枠体下方にある架台からは上方に伸張し
て、上下の架台の間に搬入された管材の修正を必要とす
るチューブの上面、および下面をそれぞれ押圧する加圧
部を具えた第1のプレス機を設けた。また、下方に伸張
した加圧部でチューブの下面を、また上方へ伸張した加
圧部でチューブの上面を、それぞれ押圧するようにした
ものでも良い。 (4)上下方向の軸まわりの回動ができるように、枠体
上方にある架台、および枠体下方にある架台にそれぞれ
設置されて、上方の架台に設置したものからは下方へ伸
張し、下方の架台に設置したものからは上方へ伸張し、
上下の架台の間に搬入された管材の、修正を必要とする
チューブの両側部まで伸張して、該チューブの両側面に
それぞれ当接し、押圧する加圧部を具えた第2のプレス
機を設けた。
【0006】
【作用】本発明の歪修正装置によれば、作業者が手押し
で管材を枠体が設置されている場所まで移動させて、枠
体の内部へ搬入し、修正を必要とするチューブの修正位
置へ、第1および第2のプレス機をセッティングするこ
とで、自動的にチューブの歪が修正できる。また、同一
管材の複数本のチューブに歪修正を必要とする場合、管
材上を第1、および第2のプレス機を移動させて修正作
業が連続的に行うことが可能となった。
【0007】また、第1のプレス機および第2のプレス
機の組合せで修正作業ができるので、管材は水平状態に
保持したままで歪修正ができ、回転操作が不要となり作
業時間の短縮、安全性の向上が計れる。
【0008】以上のことから、管材の歪修正作業に多く
の作業者を必要とすることなく、また作業自体も軽くな
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の歪修正装置の実施例を図面に
より説明する。図1は本発明の歪修正装置の一実施例と
一部破断で示す斜視図である。1は後述する構造部材に
より枠組された枠体、2は枠体の両側部に設けられた開
口、3は枠体1を構成する支柱5の側部に突設したブラ
ケット、4は両端がブラケット3に回動自在に保持され
たローラ、6は枠体1を構成し支柱5の上端の間に架設
された梁、7は枠体1を構成し支柱5の下方側部に固着
された台盤、8は梁6の下面に設けられた、図示しない
軌道上を摺動して、開口2面と平行に移動できる上部架
台、9は上部架台8の下面にその基端が固着され、先端
に設けられた加圧部10を下方へ伸縮できる第1のプレ
ス機を構成する上部直動プレス機、11は上部架台8の
下面にその基端が固着され、先端に設けた可動板12を
鉛直軸まわりに回動できるとともに、下方へ伸縮する、
第2のプレス機を構成する上部回動プレス機、13は可
動板12の下面から垂下させて設けられた加圧部、14
は台盤7上に設けられた、図示しない軌道上を摺動して
開口2面と平行に移動できる下部架台、15は下部架台
14の上面に基端が固着され、先端に設けられた加圧部
16を上方へ伸縮できる第1のプレス機を構成する下部
直動プレス機、17は下部架台の上面に基端が固着さ
れ、先端に設けた可動板18を鉛直軸まわりに回動でき
るとともに、上方へ伸縮する第2のプレス機を構成する
下部回動プレス機、19は可動板18のほぼ中央に画成
された開口21に収容され、基端が開口21側部に固着
され、先端に設けた加圧部20を水平方向に伸縮できる
第2のプレス機を構成する水平プレス機である。
【0010】本実施例は、上述のように構成されている
ので、複数のチューブ31で形成される管材30を図1
矢印Aの方向に移動させ、ローラ4上に乗せて、開口2
から枠体1の内部に挿入し、管材30の修正を必要とす
るチューブ31の修正位置まで、第1のプレス機9,1
5又は第2のプレス機11,17(20)を移動させ、
修正位置にセッティングする。
【0011】第1のプレス機9,15では、上下のチュ
ーブ31の溶接歪による変形方向とは逆方向に、図2に
示すように、プレスを行い、溶接歪を修正する。すなわ
ち、歪修正を必要としない場合は、図2(A)に示すよ
うに、上部直動プレス機9および下部直動プレス機15
とも、ローラ4上を移動する管材30と干渉しない位置
まで縮退しているため、管材30は楽に横移動が可能と
なるため、作業者が管材30を押して容易に移動でき
る。
【0012】また、図2(B)に示すように、チューブ
31が山折れ歪になっている場合は、上部直動プレス機
9のうちの、中央の上部直動プレス機9の加圧部10が
山折れの頂点に当接する位置へ、管材30をA方向に移
動させて、加圧部10を修正位置へセッティングすると
ともに、下部直動プレス機15のうちの両側部の下部直
動プレス機15の加圧部16を、頂点の両側に当接させ
て、上下から同時に加圧部10,16を伸張させて、チ
ューブ31の上面、下面を押圧することにより上下方向
の歪を修正する。
【0013】また、図2(C)に示すように、チューブ
31が谷折れ歪になっている場合は、逆に下部直動プレ
ス機15の加圧部16を谷折れの頂点に当接し、上部直
動プレス機9の加圧部10を谷底の両側に当接させ、押
圧することにより歪を修正する。この様に修正方向を指
定すれば第1のプレス機では、3列設けた加圧部10,
16のうち中央に設けた加圧部10,16を上に押すか
下に押すかで、修正方向を可変にできる構造となってい
る。
【0014】さらに、チューブ31が水平方向に歪んで
いる場合は、図3に示すように、加圧部13の方向がチ
ューブ31と平行になるように、可動板12を鉛直軸ま
わりに回動させた後、上部回動プレス機11を伸張させ
て、可動板12から下方に突設された加圧部13を、修
正を行うチューブ31の側部に配置するとともに、可動
板18に配設された水平プレス機19がチューブ31と
直交するように、可動板18を鉛直軸まわり回動させた
後、下部回動プレス機17を伸張させる。
【0015】これにより、チューブ31側部に配置され
た加圧部13の先端が、可動板18に設けられた孔22
に嵌入され可動板12と可動板18とは固定される。こ
の後、水平プレス機19を作動させて、加圧部20を伸
張させると、チューブ31の水平方向の歪は修正され
る。また、第2のプレス機11,17では可動板12,
18が180°回転することで、修正方向を変えること
もできる。さらに、第2のプレス機11,17では、チ
ューブ31が管材30の挿入方向に傾斜している場合で
も、可動板12,18のセッティングにより、管材30
を回転させることなく歪修正ができる。
【0016】次いで、第1のプレス機9,15、および
第2のプレス機11,17(20)を、チューブ31の
溶接歪の生じている箇所に、順次移動させて歪修正を行
う。歪修正を完了後、管材30を図1の矢印Bの方向
に、枠体1から搬出し、次の管材30を挿入し、連続的
に歪修正加工を実施する。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の歪修正装置
によれば、特許請求の範囲に示す構成により、 (1)作業をスムーズに行うことができ、作業効率の向
上がはかられる。また、修正作業に多くの作業者を必要
とすることがない。 (2)歪修正時の作業が、管材の枠体への挿入方向の移
動のみであるため、作業自体が容易になり、安全性も良
好となる。さらに、移動もローラ上の移動であり、重量
物の管材の歪修正作業であっても、重労働とはならな
い。 等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歪修正装置の一実施例の全体を一部破
断した斜視図。
【図2】図1の第1のプレス機の作動状況を示す模式図
で、図2(A)は縮退時、図2(B)は上下方向の山折
れ歪修正時、図2(C)は上下方向の谷折れ歪修正時を
それぞれ示す図。
【図3】図1の第2のプレス機の可動板、および加圧部
の詳細を示す図であって、図3(A)は平面図、図3
(B)は図3(A)の矢視C−C側断面図。
【図4】従来の歪修正装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 開口 3 ブラケット 4 ローラ 5 枠体を構成する支柱 6 枠体を構成する梁 7 枠体を構成する台盤 8 上部架台 9 第1のプレス機を構成する上部直動プレス機 10 上部直動プレス機の加圧部 11 第2のプレス機を構成する上部回動プレス機 12 上部回動プレス機に設けた可動板 13 上部回動プレス機の加圧部 14 下部架台 15 第1のプレス機を構成する下部直動プレス機 16 下部直動プレス機の加圧部 17 第2のプレス機を構成する下部回動プレス機 18 下部回動プレス機に設けた可動板 19 第2のプレス機を構成する水平プレス機 20 水平プレス機の加圧部 30 管材 31 チューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチューブを並設してパネル状に形
    成された管材の歪修正装置において、水平にした前記管
    材を搬入・搬出できる開口を両側部にそれぞれ設けた枠
    体と、前記枠体に搬入した前記管材の上方および下方を
    前記開口に沿ってそれぞれ移動できる架台と、前記架台
    に設置され伸張して前記枠体に搬入された前記管材を形
    成する前記チューブの上面および下面を押圧する加圧部
    を具えた第1のプレス機と、鉛直軸まわりに回動自在に
    されて前記架台に設置され前記枠体に搬入した前記管材
    の上方および下方から前記チューブの側部に伸張して前
    記チューブの側面を押圧する加圧部を設けた第2のプレ
    ス機とからなることを特徴とする歪修正装置。
JP2099094A 1994-02-18 1994-02-18 歪修正装置 Withdrawn JPH07227622A (ja)

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JP2099094A JPH07227622A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 歪修正装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102581075A (zh) * 2012-03-26 2012-07-18 无锡华联科技集团有限公司 桥梁板单元矫正机的上部矫正装置
CN106077160A (zh) * 2016-06-25 2016-11-09 莱芜鲁能开源电力建设有限公司 一种导地线压接管弯曲校正器
KR102241656B1 (ko) * 2020-08-05 2021-04-19 주식회사 현대알비 파이프 관단 및 진직도 교정장치
CN116944286A (zh) * 2023-09-21 2023-10-27 苏州铂源航天航空新材料有限公司 一种合金管材矫直机

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