JP2002374110A - アンテナの架台装置 - Google Patents

アンテナの架台装置

Info

Publication number
JP2002374110A
JP2002374110A JP2001217327A JP2001217327A JP2002374110A JP 2002374110 A JP2002374110 A JP 2002374110A JP 2001217327 A JP2001217327 A JP 2001217327A JP 2001217327 A JP2001217327 A JP 2001217327A JP 2002374110 A JP2002374110 A JP 2002374110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
vertical
antenna
base
plate parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001217327A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tanabe
宏 田部
Takeshi Hirahisa
健 平久
Masatoshi Okuyama
正寿 奥山
Hiroshi Izeki
洋 井関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASABA SEISAKUSHO KK
Asaba Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
ASABA SEISAKUSHO KK
Asaba Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASABA SEISAKUSHO KK, Asaba Manufacturing Co Ltd filed Critical ASABA SEISAKUSHO KK
Priority to JP2001217327A priority Critical patent/JP2002374110A/ja
Publication of JP2002374110A publication Critical patent/JP2002374110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビル屋上のパラペット(手すり)等に、上下
左右方向の向きの微調整を可能として、アンテナを容易
強固に取り付けられるようにする。 【解決手段】 水平板部1b,2b同士が互いに抜き挿
しできるように嵌合している鈎形に屈曲した垂直板部1
a,2aと水平板部1b,2bからなる内外側両台枠
1,2と、外側台枠2上に水平方向の向きが変更できる
ように固定された基台3と、基台3上に水平方向の向き
が調整できるように取り付けられた支持本体4と、支持
本体4に垂直方向の向きが調整できるように取り付けら
れたアンテナ支持アーム5とを備え、垂直板部1a,2
aには被取付け部pの内外両壁面にそれぞれ押圧自在な
当て板17,18が取り付けられていると共に、内側台
枠1側の当て板17は垂直板部1aに螺着した締め付け
ボルト19により前進後退ができるように支持され、水
平板部1b,2b同士は複数個所の嵌合位置でそれぞれ
固定できるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビル屋上のパラペッ
ト(手すり)等に取り付けて用いるアンテナの架台装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アンテナをビル屋上に取り付ける
には、塔屋等の外壁部分にアンカーを打ち込み、このア
ンカーとサドル(ポール固定金具)によりポールを外壁
部分に取り付けて、そのポールにアンテナを固定してい
た。この場合、アンカーはサドルの左右袖部に対しそれ
ぞれ2個用いられているのが普通であり、また、ポール
の長さによっては上下2〜3個所の位置にポール固定部
が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ポール固定部が複数個
所になると、アンカーの個数も増大して外壁部分にはア
ンカー打ち込みによる多数の穴が開けられ、外壁部分に
多くの傷がつけられてしまうという問題がある。また、
アンカー打ち込みやポール固定等の現場作業にかなりの
時間と労力がかかるし、ポールにアンテナを取り付ける
作業も位置や向きの調整に熟練を必要とする等、作業性
に欠けている問題がある。本発明はかかる問題を解決し
たものであって、その目的は、工場組立てによる運搬が
可能であり、ビル屋上のパラペット等に容易、強固に取
り付けることできて、アンテナ、特にパラポラアンテナ
を安全に支持できるようにしたアンテナの架台装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とするアンテナの架台装置は、水平板
部同士が互いに抜き挿しできるように嵌合している鈎形
に屈曲した垂直板部と水平板部からなる内外側両台枠
と、この内外側両台枠の外側台枠上に水平方向の向きが
変更できるように固定された基台と、この基台上に水平
方向の向きが調整できるように取り付けられた支持本体
と、この支持本体に垂直方向の向きが調整できるように
取り付けられたアンテナ支持アームとを備え、内外側両
台枠の各垂直板部には被取付け部の内外両壁面にそれぞ
れ押圧自在な当て板が取り付けられていると共に、内側
台枠側の当て板は垂直板部に螺着した締め付けボルトに
より前進後退ができるように支持され、また、内外側両
台枠の水平板部同士は複数個所の嵌合位置でそれぞれ固
定できるように構成されている。
【0005】
【作用】水平板部同士が嵌合した内外両台枠をビル屋上
のパラペット等の被取付け部に跨るように装着して、そ
の水平板部同士を互いに押し込んで両垂直板部間の間隔
を縮め、両当て板がパラペットの内外両壁面にそれぞれ
当接した時点で水平板部同士を固定する。その後で、締
め付けボルトの螺進操作によって内側台枠側の当て板を
前進させ、該当て板をパラペットの壁面に強く押しつけ
れば、両当て板はパラペットを強く挟着するようになっ
て、本架台装置はパラペット上に安定して据え付けら
れ、その取り付け状態は強固に確定する。
【0006】そして、基台はアンテナの必要とする水平
方向の向きに対しおおよその方向に位置決めして固定さ
れたとしても、支持本体は水平方向の向きが、またアン
テナ支持アームは垂直方向の向きがそれぞれ調整可能で
あるように取り付けられているため、基台の固定後にア
ンテナの正しい方向への位置付け(角度表示目盛板がそ
れぞれ付属している)は容易にできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。1は垂直板部1aと水平板
部1bからなる鈎形に屈曲した内側台枠、2は同様に垂
直板部2aと水平板部2bからなる鈎形に屈曲した外側
台枠であって、内外両台枠1,2の垂直板部1a,2a
と水平板部1b,2bは何れも溝形断面形であって、そ
の水平板部1b,2b同士が互いに抜き挿し可能である
ように嵌合している。図示の場合、内側台枠1は一枚板
により形成された単一のものであるが、安全性を考慮し
て内側台枠1には2個か3個に分割されたものを用いる
ことができる。
【0008】外側台枠2の水平板部2b上には基台3が
水平方向の向きが変更できるように(図示省略したが、
水平板部2bに設けられているボルト挿通穴に対し、複
数個のバカ穴が基台3の底板3aに円周方向に沿って等
間隔で穿設されている。)ボルトとナットによるねじ止
め10により固定されており、基台3上には枠状の支持
本体4が水平方向の向きが調整できるように、また支持
本体4の左右両側板4a間にはアンテナ支持アーム5が
垂直方向の向きが調整できるようにそれぞれ取り付けら
れている。
【0009】即ち、基台3には片側寄りに位置させて水
平方向調整軸(ボルト)6ガ回転できるように取り付け
られ、この水平方向調整軸6に螺合しているナット7上
に作動子8が立設されており、作動子8は基台3の天板
3bより支持本体4上に突出している。基台3の天板3
bと支持本体4の底板4bには、共通の中心軸(支持本
体4においては枢軸)9に対し90°の間隔を置いて、
長穴と3c,4cとその3分1の長さの従長穴3d,4
dが互いに位相をずらして交互にそれぞれ設けられ、水
平方向調整軸6に沿って設けられている基台3側の長穴
3c′と、この長穴3c′と交叉する支持本体4側の従
長穴4d′に上記作動子8が緩く挿入されていて、水平
方向調整軸6の回転により支持本体4は回動し、水平方
向の向きが微調整できる仕組になっている。
【0010】また、支持本体4には上記水平方向調整軸
6と同一方向に垂直方向調整軸(ボルト)11が回転で
きるように取り付けられ、この垂直方向調整軸11に螺
合しているナット12上には該垂直方向調整軸11と交
叉する状態で作動枠13が固定されている。作動枠13
には作動軸14が支架され、この作動軸14は、アンテ
ナ支持アーム5下半部の左右両袖部5aにそれぞれ設け
られている上下方向の長穴5bを通して、その長穴5b
と交叉する状態で支持本体4の左右両側板4aに設けら
れている長穴4eに摺動できるように支持されていて、
垂直方向調整軸11の回転によりアンテナ支持アーム5
は回動し、垂直方向の向きが微調整できる仕組になって
いる。なお、15はアンテナ支持アーム5の枢軸、16
はパラポランテナである。
【0011】一方、内外側両台枠1,2の各垂直板部1
a,2aには被取付け部(例えば、パラペット)pの内
外両壁面にそれぞれ押圧自在な当て板17,18が取り
付けられており、内側台枠1側の当て板17は前進後退
ができるように垂直板部1aに螺着した締め付けボルト
19を用いて支持されているが、外側台枠2側の当て板
18は垂直板部2aにボルト21を用いて固定されてい
る。また、内外側両台枠1,2の水平板部1b,2bに
は、両部材が複数個所の嵌合位置でそれぞれ固定できる
ように、結合用ボルト22を挿着するためのバカ穴2
3,24が相対応して複数個穿設されている。
【0012】なお、長穴3c′と従長穴4d′以外の他
の3組の長穴と3c,4cと従長穴3d,4dは支持本
体4を安定させて円滑に回動させるために設けられてお
り、それぞれには案内用ボルト25が挿着されている。
図中、9aは中心軸9の挿通穴、26は支持本体4の正
面部側に設けられている角度表示板、27は支持本体4
の一方の側板4aに設けられている角度表示板、28,
29はそれぞれの指針、29aは指針29の逃げ穴で角
度表示板27に沿って設けられている。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記の如くであって、被取付け
部に対し、内外側両台枠と一対の当て板によって、その
被取付け部の幅員や頂部の傾斜に関係なく水平状態に装
着できるものであり、その取り付け状態は強固に確定で
きることは勿論、据え付けた後でのアンテナの向きの微
調整も可能である利便性がある。また、本架台装置は工
場組立てが可能であって現場での煩わしい組立て作業が
省かれ、ボルトとナットを用いて取り付けるだけでよい
という作業上の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1の要部を一部切り欠いて示す斜視図であ
る。
【図4】図1に示されている基台自体の底面図である。
【図5】図1に示されている基台自体の側面図である。
【図6】図1に示されている基台自体の平面図である。
【図7】図1に示されている支持本体自体の平面図であ
る。
【図8】図1に示されている支持本体自体の側面図であ
る。
【符号の説明】
1は内側台枠 2は外側台枠 1a,2aは垂直板部 1b,2bは水平板部 3は基台 4は支持本体 5はアンテナ支持アーム 6は水平方向調整軸 9は中心軸 11は垂直方向調整軸 15は枢軸 17,18は当て板 19は締め付けボルト 21はボルト 22は結合用ボルト 23,24はバカ穴 pは被取付け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 正寿 東京都港区浜松町一丁目22番6号 株式会 社浅羽製作所内 (72)発明者 井関 洋 東京都港区浜松町一丁目22番6号 株式会 社浅羽製作所内 Fターム(参考) 5J047 AA01 AA02 AA09 AA10 AB05 BB01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平板部同士が互いに抜き挿しできるよ
    うに嵌合している鈎形に屈曲した垂直板部と水平板部か
    らなる内外側両台枠と、この内外側両台枠の外側台枠上
    に水平方向の向きが変更できるように固定された基台
    と、この基台上に水平方向の向きが調整できるように取
    り付けられた支持本体と、この支持本体に垂直方向の向
    きが調整できるように取り付けられたアンテナ支持アー
    ムとを備え、内外側両台枠の各垂直板部には被取付け部
    の内外両壁面にそれぞれ押圧自在な当て板が取り付けら
    れていると共に、内側台枠側の当て板は垂直板部に螺着
    した締め付けボルトにより前進後退ができるように支持
    され、また、内外側両台枠の水平板部同士は複数個所の
    嵌合位置でそれぞれ固定できるように構成されているこ
    とを特徴とするアンテナの架台装置。
JP2001217327A 2001-06-14 2001-06-14 アンテナの架台装置 Pending JP2002374110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001217327A JP2002374110A (ja) 2001-06-14 2001-06-14 アンテナの架台装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001217327A JP2002374110A (ja) 2001-06-14 2001-06-14 アンテナの架台装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002374110A true JP2002374110A (ja) 2002-12-26

Family

ID=19051670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001217327A Pending JP2002374110A (ja) 2001-06-14 2001-06-14 アンテナの架台装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002374110A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018186440A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 株式会社大谷工業 アンテナ設置用の支持金具
WO2020013621A1 (ko) * 2018-07-11 2020-01-16 주식회사 케이엠더블유 안테나 설치 구조물
CN112424996A (zh) * 2018-07-11 2021-02-26 株式会社Kmw 天线设置结构物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018186440A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 株式会社大谷工業 アンテナ設置用の支持金具
WO2020013621A1 (ko) * 2018-07-11 2020-01-16 주식회사 케이엠더블유 안테나 설치 구조물
CN112424996A (zh) * 2018-07-11 2021-02-26 株式会社Kmw 天线设置结构物
JP2021530910A (ja) * 2018-07-11 2021-11-11 ケイエムダブリュ インコーポレーテッドKmw Inc. アンテナ取付け構造物
US11437702B2 (en) 2018-07-11 2022-09-06 Kmw Inc. Antenna mounting structure
JP7237139B2 (ja) 2018-07-11 2023-03-10 ケイエムダブリュ インコーポレーテッド アンテナ取付け構造物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2002102190A9 (en) Configurable mount for a peripheral device
JP4745844B2 (ja) 吊りボルト振れ止め装置
EP0954952B1 (en) Arrangement for releasable attachment of a unit to an attachment surface
JP2002374110A (ja) アンテナの架台装置
EP2841669A1 (en) Holding device for a frame member of a balcony glazing
JP2006215683A (ja) 信号灯器取付金具
JPH08145240A (ja) ベースプレート単独固定用の配管支持金具
AU4312397A (en) Universal mounting
JP3341862B2 (ja) 平面ディスプレイの据付装置
JPH08260658A (ja) 二重壁支持材料
JPH0446302Y2 (ja)
JPH0333848Y2 (ja)
JP2585906Y2 (ja) カーテンウォールの支持装置
KR100328740B1 (ko) 상하좌우 방향으로의 조정이 가능한 안테나 클램핑 장치
KR200182866Y1 (ko) 거푸집조립용 클램핑장치
JP2004132160A (ja) 取り付け補助具
JP3040771U (ja) 手摺接合金具
JPH09287233A (ja) 軒先ユニット設置構造
JPH0334462Y2 (ja)
JPH0728726Y2 (ja) 無線用アンテナの取付金具
JPH09268730A (ja) 手摺支柱角度自在ブラケット
JPH08218528A (ja) カーテンウォールの固定装置
JP2585905Y2 (ja) カーテンウォールの支持装置
JPH11141925A (ja) ルームエアコン等の室外機据付金具
JPH0623064A (ja) スプリンクラーの取り付け装置