JP2004132160A - 取り付け補助具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取り付け物品36が被取り付け体30に取り付けられる際にその間に介在される取り付け補助具1であり、一方面が被取り付け体30面に取り付けられるプレート体3と、プレート体3の他方面に基部が回転可能に軸支されて取り付けられるとともに端部側において取り付け物品36を支持する支持棒2とを備えることを特徴とする取り付け補助具。
【選択図】 図7
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、型枠を固定する際等に用いる取り付け補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来における型枠組立の側面構成を示し、図10は図9において矢印A方向から見た図である。一対の型枠50、50間にコンクリートが流し込まれそれが固化されることで柱や壁の建造物が得られる。上記の型枠50、50間にコンクリートが流し込まれる際にはそのコンクリート圧により型枠50、50それぞれが離反して開くことがないように型枠50、50は次のように強固に連結固定されている。すなわち型枠50、50の外面に面状(図示するもの)もしくは縦方向の第1固定体51、51が取り付けられ、その外面に横方向の桟状の第2固定体52、52が取り付けられ、この第2固定体52、52部分が型枠50、50間を連通する連結棒材54で連結され互いに引き寄せられることで、型枠50、50の開きを防止している。そして、上記横方向の第2固定体52、52の第1固定体51、51面への取り付けはその取り付けが容易に安定して行なわれるようにプレート状の取り付け補助具55a、55bを介して行なっている。すなわち、第1固定体51面に取り付けた複数の取り付け補助具55a、55bに固定ネジ56により水平方向に第2固定体52を取り付け、その一対の第2固定体52間に連結棒材54を架け渡し固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記取り付け補助具55a、55bは仮に建造物面が垂直である場合は取り付け補助具55aのような単なるプレート状のものを用いればよいが、傾斜面である場合には第2固定体52を垂直(図8に示す側面形態において)に位置させるべく脚部57を持つ取り付け補助具55bを用いる必要がある。連結棒材54は型枠50、50の開きを押さえるには水平に配置される必要があるために第2固定体52は垂直に配置される必要がある。したがって、従来では建造物面の傾斜角度に対応する取り付け補助具、すなわちその脚部57の寸法が異なるものを種々用意しなければならない問題点があった。とくに建造物においてはその傾斜面が湾曲しながら徐々に変化していくような形態のものもあり、そのような場合従来の構成のものでは小さな角度変化に対応できないので傾斜角度に正確に適合する取り付け補助具の提供が困難であった。
【0004】
この発明は上記の問題点を解消するように行なったもので、被取り付け体面に取り付け物品を適宜の角度で容易に取り付けられる取り付け補助具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、取り付け物品が被取り付け体に取り付けられる際にその間に介在される取り付け補助具であり、一方面が前記被取り付け体面に取り付けられるプレート体と、前記プレート体の他方面に基部が回転可能に軸支されて取り付けられるとともに端部側において前記取り付け物品を支持する支持棒とを備えることを特徴とする取り付け補助具である。
【0006】
上記構成によれば、支持棒を適宜の回転位置として取り付け物品を支持させることでプレート体が取り付けられる被取り付け体面に対して適宜の角度で取り付け物品を取り付けることができるようになる。これにより、適宜傾斜が異なる被取り付け体面それぞれに対して1種類の取り付け補助具を使用することで一定の角度で取り付け物品を取り付けることができるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の取り付け補助具の実施形態の正面図、図2は同背面図、図3は同側面図、図4は平面図、図5は図1におけるa−a断面図、図6は図1におけるb−b断面図である。
【0008】
取り付け補助具1は鉄製のプレート体3と鉄製の支持棒2とから構成される。プレート体3は長方形でその表面の中間高さ位置に横方向に一対の円柱体5、5が溶接7により固着されている。円柱体5、5は中央において離れて向かい合う先端部5a、5aが細径の軸支部を構成している。また、プレート体3には縦方向中央に4個の長孔よりなる取り付け孔9、9、9、9が形成されている。
【0009】
支持棒2は基部に円筒状の被軸支部6を備え、その一対の円筒空間10、10内に上記プレート体3の円柱体5、5の先端部5a、5aが嵌入され、これにより、支持棒2はプレート体3の表面に基部が回転可能に軸支されて取り付けられている。支持棒2の被軸支部6と棒本体11とは溶接12により固着されている。棒本体11の先端近傍にはネジ13が形成されている。上記の支持棒2の被軸支部6のプレート体3への軸支は、まずプレート体3に一方の円柱体5を溶接7により固着し、その状態において一方の円筒空間10にその円柱体5の先端部5aが嵌入されるように支持棒2を位置させ、その支持棒2の他方の円筒空間10内に先端部5aを嵌入するように他方の円柱体5を溶接により固着して行なう。
【0010】
以下、上記取り付け補助具1の使用について図7、図8を用いて説明する。まず、取り付け補助具1をそのプレート体3の裏面において第1固定体30面に当接しボルト31、ナット32により固定する。上記取り付け補助具1の第1固定体30への固定は第1固定体30の構成に対応して適宜の構成により行なわれるもので、この実施形態の構成ではプレート体3の取り付け孔9、9、9、9を長孔としてしかも4個設けていることでその取り付け固定位置が調整できるようにしている。このようにして複数個の取り付け補助具1を間隔をおいて第1固定体30面の同高さ位置に複数個取り付ける。
【0011】
そして取り付け補助具1それぞれの矢印T方向において回転可能な支持棒2それぞれに被嵌するようにして第2固定体36を矢印P方向に装着するとともにそれを水平に位置させる状態で、座金37を介して支持棒2それぞれのネジ13にナット38を締め付けていくことで第2固定体36を水平に固定する。ここに使用する第2固定体36は一対のC型綱を背中合わせに隙間40を持つように配置固定したもので、その隙間40に支持棒2が差し入れられ、ナット38の締め付けにより第2固定体36が第1固定体30側に押しやられその隙間40の一対の前縁部41、41が円柱体5、5それぞれの周面に圧接されることで第2固定体36は固定される。そして、このように第2固定体36が第1固定体30に対して側面形態において水平に配置されその隙間40に端部が納められることで型枠の開きを防止するためのそれぞれの連結棒材が水平に配置されるようになっている。
【0012】
図8に示すように、今仮に建造物の側面にX度の傾斜がありそれに沿って配置される第1固定体30面がX度傾斜する場合、支持棒2をプレート体3に垂直な位置からX度回転させて傾斜させた位置とすることで第2固定体36をその側面形態が垂直となるように支持する。このように建造物の傾斜角度に応じて支持棒2を回転角度の異なる位置として使用することで常に第2固定体36を垂直支持できるようになり、これにより、異なる傾斜角度面の建造物を作る際にも1種類の取り付け補助具1により対応可能となる。なお、第2固定体36の形状を一定とする場合、取り付け補助具1に付設される円柱体5、5の径を大きくすることで第2固定体36の傾斜調整幅を大きくできる。
【0013】
【発明の効果】
この発明によれば、適宜傾斜が異なる被取り付け体面それぞれに対して1種類の取り付け補助具を使用することで一定の角度で取り付け物品を取り付けることができるようになり、これにより、型枠組立施工性等が格段に向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の取り付け補助具の実施形態の正面図
【図2】この発明の取り付け補助具の実施形態の背面図
【図3】この発明の取り付け補助具の実施形態の側面図
【図4】この発明の取り付け補助具の実施形態の平面図
【図5】図1のa−a断面図
【図6】図1のb−b断面図
【図7】使用状態説明斜視図
【図8】使用状態説明断面図
【図9】型枠組立の従来例側面図
【図10】図9におけるA方向からみた図
【符号の説明】
1 取り付け補助具
2 支持棒
3 プレート体
Claims (1)
- 取り付け物品が被取り付け体に取り付けられる際にその間に介在される取り付け補助具であり、一方面が前記被取り付け体面に取り付けられるプレート体と、前記プレート体の他方面に基部が回転可能に軸支されて取り付けられるとともに端部側において前記取り付け物品を支持する支持棒とを備えることを特徴とする取り付け補助具。
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---|---|---|---|
JP2002334342A JP3658707B2 (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 型枠固定体の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002334342A JP3658707B2 (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 型枠固定体の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004132160A true JP2004132160A (ja) | 2004-04-30 |
JP3658707B2 JP3658707B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002334342A Expired - Fee Related JP3658707B2 (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 型枠固定体の支持構造 |
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JP (1) | JP3658707B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101139844B1 (ko) | 2012-01-17 | 2012-04-30 | 서갑수 | 거푸집 보강재의 체결수단 |
KR101139843B1 (ko) * | 2010-03-22 | 2012-04-30 | 서갑수 | 거푸집 보강재의 체결수단 |
CN106499179A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-03-15 | 湖南三筑工有限公司 | 堵缺件 |
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2002
- 2002-10-11 JP JP2002334342A patent/JP3658707B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN106499179B (zh) * | 2016-12-22 | 2019-06-18 | 湖南三一筑工有限公司 | 堵缺件 |
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JP3658707B2 (ja) | 2005-06-08 |
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