JPWO2016117085A1 - 対基板作業機 - Google Patents

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Abstract

回路基板に対する作業を行う電子部品装着機(10)において、1対の表示装置(34),(36)が電子部品装着機の躯体(82)の両側面に配設されており、それら1対の表示装置に異なる画像が同時に表示される。このため、電子部品装着機の対向する両側面の一方の近傍にいる作業者と、他方の近傍にいる作業者とに、互いに異なる情報を、同時に伝達することが可能となり、作業効率が向上する。

Description

本発明は、回路基板に対する作業を行う対基板作業機に関するものである。
対基板作業機には、下記特許文献に記載されているように、躯体の対向する両側面に1対の表示装置が設けられているものがある。このような対基板作業機では、対基板作業機の両側面の何れの近傍にいる作業者であっても、表示装置を見ることが可能である。
特開2004−193196号公報
上記特許文献に記載の対基板作業機によれば、対基板作業機の両側面の何れの近傍にいる作業者であっても、表示装置を見ることが可能となり、対基板作業機による作業内容等を把握することが可能となる。しかしながら、従来の対基板作業機では、1対の表示装置に、同じ画像が同時に表示される。このため、例えば、対基板作業機の対向する両側面の一方の近傍にいる作業者と、他方の近傍にいる作業者とに、互いに異なる情報を伝達したい場合であっても、1対の表示装置に、同じ画像が同時に表示されるため、作業効率が低下する虞がある。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、作業効率の高い対基板作業機を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の対基板作業機は、回路基板に対する作業を行う対基板作業機であって、当該対基板作業機が、躯体の両側面に配設された1対の表示装置と、前記1対の表示装置の各々への画像の表示を制御する制御装置とを備え、前記制御装置が、前記1対の表示装置に異なる画像を同時に表示する第1表示制御部を有することを特徴とする。
本発明の対基板作業機では、1対の表示装置に異なる画像が同時に表示される。これにより、対基板作業機の対向する両側面の一方の近傍にいる作業者と、他方の近傍にいる作業者とに、互いに異なる情報を、同時に伝達することが可能となり、作業効率が向上する。
第1実施例の対基板作業機を示す斜視図である。 第1実施例の対基板作業機を上方からの視点において示す図である。 対基板作業機の備える制御装置を示すブロック図である。 第2実施例の対基板作業機を上方からの視点において示す図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<電子部品実装システムの構成>
図1および図2に、本発明の実施例の電子部品装着機10を示す。図1は、電子部品装着機10の斜視図であり、図2は、上部カバーを取り除いた状態での電子部品装着機10を上方からの視点において示した平面図である。電子部品装着機10は、回路基板12に対して電子回路部品(以下、「電子部品」と略す場合がある)の装着作業を行うものであり、1対の搬送装置20,22と、装着ヘッド移動装置(以下、「移動装置」と略す場合がある)24と、1対の装着ヘッド26,28と、1対の供給装置30,32と、1対の表示装置34,36とを備えている。
1対の搬送装置20,22は、図2に示すように、互いに平行、かつ、X軸方向に延びるようにベース38上に配設されている。1対の搬送装置20,22は、互いに同じ構成とされており、Y軸方向において対称的に配設されている。1対の搬送装置20,22の各々は、X軸方向に延びる1対のコンベアベルト40と、コンベアベルト40を周回させる電磁モータ(図3参照)42とを有している。回路基板12は、それら1対のコンベアベルト40によって支持され、電磁モータ42の駆動により、X軸方向に搬送される。また、1対の搬送装置20の各々は、保持装置(図3参照)46を有している。保持装置46は、コンベアベルト40によって支持された回路基板12を、所定の位置(図2での回路基板12が図示されている位置)において固定的に保持する。なお、搬送装置20と搬送装置22とを区別する際には、1対の搬送装置20,22のうちの一方の搬送装置(図2において上方に位置する搬送装置)を第1搬送装置20と、他方の搬送装置(図2において下方に位置する搬送装置)を第2搬送装置22と記載する場合がある。
また、移動装置24は、X軸方向スライド機構50とY軸方向スライド機構52とによって構成されている。Y軸方向スライド機構52は、Y軸方向に延びる1対のY軸方向ガイドレール54を有している。一方、X軸方向スライド機構50は、X軸方向に延びる1対のX軸方向ガイドレール56を有している。それら1対のX軸方向ガイドレール56は、1対のY軸方向ガイドレール54に上架されている。Y軸方向スライド機構52は、電磁モータ(図3参照)58を有しており、その電磁モータ58の駆動によって、各X軸方向ガイドレール56がY軸方向の任意の位置に移動させられる。各X軸方向ガイドレール56は、自身の軸線に沿って移動可能にスライダ60を保持している。X軸方向スライド機構50は、電磁モータ(図3参照)62を有しており、その電磁モータ62の駆動によって、各スライダ60がX軸方向の任意の位置に移動させられる。そのスライダ60には、装着ヘッド26,28が取り付けられている。このような構造により、装着ヘッド26,28は、移動装置24によってベース38上の任意の位置に移動させられる。
また、1対の装着ヘッド26,28の各々は、下端面に設けられた吸着ノズル70を有している。その吸着ノズル70は、正負圧供給装置(図3参照)72に接続されている。これにより、吸着ノズル70は、負圧を利用して電子部品を吸着保持し、正圧を利用して電子部品を離脱する。さらに、装着ヘッド26,28は、ノズル昇降装置(図3参照)76を有しており、ノズル昇降装置76の作動により、吸着ノズル70が昇降させられる。なお、装着ヘッド26と装着ヘッド28とを区別する際には、1対の装着ヘッド26,28のうちの一方の装着ヘッド(図2において上方に位置する装着ヘッド)を第1装着ヘッド26と、他方の装着ヘッド(図2において下方に位置する装着ヘッド)を第2装着ヘッド28と記載する場合がある。
また、1対の供給装置30,32は、1対の搬送装置20,22を挟むようにして、ベース38のY軸方向における両側部に配設されている。各供給装置30,32は、テープフィーダ78を有している。テープフィーダ78は、テープ化部品を巻回させた状態で収容している。テープ化部品は、電子部品がテーピング化されたものである。そして、テープフィーダ78は、送り装置(図3参照)80によって、テープ化部品を送り出す。これにより、各供給装置30,32は、テープ化部品の送り出しによって、電子部品を供給位置において供給する。なお、供給装置30と供給装置32とを区別する際には、1対の供給装置30,32のうちの一方の供給装置(図2において上方に位置する供給装置)を第1供給装置30と、他方の供給装置(図2において下方に位置する供給装置)を第2供給装置32と記載する場合がある。
また、1対の表示装置34,36は、図1に示すように、電子部品装着機10の躯体82のY軸方向における両側面、つまり、1対の供給装置30,32が配設されている両側面に配設されている。各表示装置34,36は、画像を表示する表示パネル86と、操作スイッチ88とを有している。これにより、作業者は、電子部品装着機10の両側から、表示パネル86に表示された画像の閲覧、電子部品装着機10の操作等を行うことが可能となっている。なお、表示装置34と表示装置36とを区別する際には、1対の表示装置34,36のうちの一方の表示装置(図1において供給装置30側の側面に配設されている表示装置)を第1表示装置34と、他方の表示装置(図1において供給装置32側の側面に配設されている表示装置)を第2表示装置36と記載する場合がある。
なお、電子部品装着機10の躯体82には、1対の透明なカバー90,92が設けられている。カバー90は、供給装置30の上方に設けられており、カバー92は、供給装置32の上方に設けられている。これにより、供給装置30の傍で作業している作業者は、カバー90を介して、電子部品装着機10内での作業を監視し、供給装置32の傍で作業している作業者は、カバー92を介して、電子部品装着機10内での作業を監視することが可能となっている。
さらに、電子部品装着機10は、図3に示すように、制御装置100を備えている。制御装置100は、コントローラ102と、複数の駆動回路104と、2つの制御回路106とを備えている。複数の駆動回路104は、上記電磁モータ42,58,62、保持装置46、正負圧供給装置72、ノズル昇降装置76、送り装置80に接続されている。コントローラ102は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路104に接続されている。これにより、搬送装置20,22、移動装置24等の作動が、コントローラ102によって制御される。また、コントローラ102は、2つの制御回路106に接続されており、それら2つの制御回路106は、1対の表示装置34,36の表示パネル86に接続されている。これにより、各表示装置34,36の表示パネル86に任意の画像が表示される。
<電子部品装着機による装着作業>
電子部品装着機10では、上述した構成によって、1対の装着ヘッド26,28が協調して装着作業を行う協調装着作業と、1対の装着ヘッド26,28の各々が独立して装着作業を行う独立装着作業との何れかの装着作業を行うことが可能とされている。具体的に説明すれば、まず、協調装着作業では、1対の搬送装置20,22の何れか一方の搬送装置、例えば、第1搬送装置20によって、回路基板12が作業位置まで搬送されるとともに、その位置において回路基板12が固定的に保持される。一方、1対の供給装置30,32のテープフィーダ78では、回路基板12に応じた電子部品が供給位置において供給される。続いて、1対の供給装置30,32の第1供給装置30により供給された電子部品が、1対の装着ヘッド26,28の第1装着ヘッド26の吸着ノズル70により吸着保持され、1対の供給装置30,32の第2供給装置32により供給された電子部品が、1対の装着ヘッド26,28の第2装着ヘッド28の吸着ノズル70により吸着保持される。
そして、第1装着ヘッド26に吸着保持された電子部品と、第2装着ヘッド28に吸着保持された電子部品とが、第1搬送装置20により保持された回路基板12に装着される。このように、協調装着作業では、2台の装着ヘッド26,28が協調して、1枚の回路基板12に対して装着作業を実行する。この際、1対の表示装置34,36の両方の表示パネル86には、1枚の回路基板12に対する装着作業に関する情報、例えば、装着作業の進捗状況を示す画像等が表示される。つまり、協調装着作業時には、1対の表示装置34,36の両方の表示パネル86に同じ画像が、同時に表示される。これにより、電子部品装着機10の前方側と後方側との何れの側に作業者がいる場合であっても、作業者は、装着作業に関する情報を閲覧することが可能となる。
なお、1対の表示装置34,36の表示パネル86に、画像が同時に表示されるが、1対の表示装置34,36の操作スイッチ88を同時に操作することはできない。具体的には、1対の表示装置34,36の各々には、切替スイッチ(図示省略)が設けられている。切替スイッチは、操作スイッチ88を操作する権利(以下、「操作権」と記載する場合がある)を移行させるためのものであり、切替スイッチが操作された場合に、その操作された切替スイッチが設けられている表示装置に操作権が移行する。つまり、例えば、第1表示装置34の切替スイッチが操作された場合には、第1表示装置34に操作権が移行する。このため、第1表示装置34の操作スイッチ88による操作が有効となり、第2表示装置36の操作スイッチ88による操作が無効となる。これにより、1対の表示装置34,36の操作スイッチ88を同時に操作することができなくなり、安全性を担保することが可能となる。
一方、独立装着作業では、1対の搬送装置20,22の各々によって、回路基板12が作業位置まで搬送されるとともに、その位置において回路基板12が固定的に保持される。一方、1対の供給装置30,32のテープフィーダ78では、回路基板12に応じた電子部品が供給位置において供給される。続いて、1対の供給装置30,32の第1供給装置30により供給された電子部品が、1対の装着ヘッド26,28の第1装着ヘッド26の吸着ノズル70により吸着保持され、1対の供給装置30,32の第2供給装置32により供給された電子部品が、1対の装着ヘッド26,28の第2装着ヘッド28の吸着ノズル70により吸着保持される。
そして、第1装着ヘッド26に吸着保持された電子部品が、1対の搬送装置20,22の第1搬送装置20により保持された回路基板12に装着され、第2装着ヘッド28に吸着保持された電子部品が、1対の搬送装置20,22の第2搬送装置22により保持された回路基板12に装着される。このように、独立装着作業では、1対の装着ヘッド26,28の各々が、独立して、各々に応じた回路基板12に対して装着作業を実行する。この際、従来の電子部品装着機では、協調装着作業時と同様に、1対の表示装置34,36の両方の表示パネル86に、同じ画像が表示されていた。
具体的には、例えば、第1搬送装置20に保持された回路基板12に対して、第1装着ヘッド26による装着作業(以下、「第1装着作業」と記載する場合がある)が実行され、第2搬送装置22に保持された回路基板12に対して、第2装着ヘッド28による装着作業(以下、「第2装着作業」と記載する場合がある)が実行されている際には、操作スイッチ88の操作権が移行している側の作業に関する情報が、1対の表示装置34,36の表示パネル86に表示されていた。つまり、例えば、第1表示装置34の切替スイッチが操作され、第1表示装置34に操作スイッチ88の操作権が移行している場合には、1対の表示装置34,36の両方の表示パネル86に、第1装着作業に関する情報が表示されていた。このような場合、第2表示装置36の側で、第2装着作業を監視している作業者は、第2表示装置36を閲覧しても、第2装着作業に関する情報を得ることはできない。このため、第2表示装置36の側で、第2装着作業を監視している作業者が、第2装着作業に関する情報を得たい場合には、第2表示装置36の切替スイッチを操作することで、操作スイッチ88の操作権を第2表示装置36に移行させる必要があり、非常に操作性が低かった。
このようなことに鑑みて、電子部品装着機10では、独立装着作業時において、1対の表示装置34,36の表示パネル86に、1対の装着ヘッド26,28による装着作業に応じた画像が同時に表示される。つまり、1対の表示装置34,36の表示パネル86に、同時に異なる画像が表示される。具体的には、操作スイッチ88の操作権の有無に関わらず、第1表示装置34には、第1装着作業に関する情報が表示され、第2表示装置36には、第2装着作業に関する情報が表示される。これにより、第1表示装置34の側で、第1装着作業を監視している作業者と、第2表示装置36の側で、第2装着作業を監視している作業者との何れの作業者も、常時、自身が監視している作業に関する情報を得ることが可能となり、非常に便利である。なお、独立装着作業においても、協調装着作業と同様に、操作権の移行している表示装置の操作スイッチ88のみが有効となっている。ただし、操作権の移行に伴って、表示パネル86に表示される画像は変化しない。
また、協調装着作業時には、通常、上述したように、1対の表示装置34,36の両方の表示パネル86に、同じ画像が同時に表示されるが、状況に応じて、独立装着作業時と同様に、1対の表示装置34,36の表示パネル86に、異なる画像が同時に表示される場合がある。具体的には、例えば、第1搬送装置20と第1装着ヘッド26と第1供給装置30との何れかにエラーが発生した場合には、そのエラーを解除するための手法が、第1表示装置34に表示され、第2表示装置36には、反対側の装置でエラーが発生している旨のコメントが表示される。これにより、エラーが発生している装置の側の作業者は、エラーに対応することが可能となり、エラーが発生している装置の反対側の作業者は、エラーの発生を認識し、エラーが発生している装置の側に移動することが可能となる。
また、1対の供給装置30,32の一方、例えば、第1供給装置30のテープフィーダに部品の補給等を行う必要がある場合には、第1表示装置34に、部品の補給等の必要があるテープフィーダの位置を示す情報が表示され、第2表示装置36に、反対側の第1供給装置30で部品の補給等を行う必要がある旨のコメントが表示される。これにより、部品補給等を行う必要があるテープフィーダの側の作業者は、所定のテープフィーダに部品の補給等を行うことが可能となり、部品補給等を行う必要があるテープフィーダの反対側の作業者は、部品補給等の発生を認識し、部品補給等を行う必要があるテープフィーダの側に移動することが可能となる。
なお、コントローラ102は、図3に示すように、第1表示制御部110と第2表示制御部112とを有している。第1表示制御部110は、独立装着作業時において、1対の表示装置34,36の表示パネル86に異なる画像を同時に表示させるための機能部である。第2表示制御部112は、協調装着作業時において、1対の表示装置34,36の両方の表示パネル86に同じ画像を同時に表示させるための機能部である。
ちなみに、上記実施例において、電子部品装着機10は、対基板作業機の一例である。搬送装置20,22は、搬送装置の一例である。装着ヘッド26,28は、作業ヘッドの一例である。供給装置30,32は、供給装置の一例である。表示装置34,36は、表示装置の一例である。制御装置100は、制御装置の一例である。第1表示制御部110は、第1表示制御部の一例である。第2表示制御部112は、第2表示制御部の一例である。
<第2実施例>
第2実施例の電子部品装着機120を図4に示す。電子部品装着機120は、上記電子部品装着機10の構成要素と同じ構成要素を備えている。このため、電子部品装着機10の構成要素と同じ構成要素については、電子部品装着機10の構成要素と同じ符号を用い、それらの説明は省略あるいは簡略に行う。
電子部品装着機120は、搬送装置122と、装着ヘッド移動装置(以下、「移動装置」と略す場合がある)124と、装着ヘッド126と、1対の供給装置30,32と、1対の表示装置(図1参照)34,36とを備えている。搬送装置122は、上記電子部品装着機10の搬送装置20,22と同じ構造であり、X軸方向に延びるようにベース38上に配設されている。
移動装置124は、X軸方向スライド機構130とY軸方向スライド機構132とによって構成されている。X軸方向スライド機構130は、X軸方向に移動可能にベース38上に設けられたX軸スライダ136を有している。そのX軸スライダ136は、電磁モータ(図示省略)の駆動により、X軸方向の任意の位置に移動させられる。また、Y軸方向スライド機構132は、Y軸方向に移動可能にX軸スライダ136の側面に設けられたY軸スライダ138を有している。そのY軸スライダ138は、電磁モータ(図示省略)の駆動により、Y軸方向の任意の位置に移動させられる。そのY軸スライダ138には、装着ヘッド126が取り付けられている。装着ヘッド126は、上記電子部品装着機10の装着ヘッド26,28と同じ構造であり、下面に配設された吸着ノズル140により電子部品を吸着保持する。
上記構造の電子部品装着機120では、搬送装置122により保持された回路基板12に対する装着作業が行われる。具体的には、搬送装置122によって、回路基板12が作業位置まで搬送されるとともに、その位置において回路基板12が固定的に保持される。一方、1対の供給装置30,32では、回路基板12に応じた電子部品が供給位置において供給される。続いて、供給装置30,32により供給された電子部品が、装着ヘッド126の吸着ノズル140により吸着保持される。そして、装着ヘッド126に吸着保持された電子部品が、搬送装置122により保持された回路基板12に装着される。この際、1対の表示装置34,36の両方の表示パネル86には、1枚の回路基板12に対する装着作業に関する情報が表示される。つまり、電子部品装着機120では、1対の表示装置34,36の両方の表示パネル86に同じ画像が、同時に表示される。これにより、電子部品装着機120の前方側と後方側との何れの側に作業者がいる場合であっても、作業者は、装着作業に関する情報を閲覧することが可能となる。
ただし、電子部品装着機120では、電子部品装着機10での協調装着作業と同様に、エラー発生時,部品補給時等には、1対の表示装置34,36の表示パネル86に異なる画像が、同時に表示される。これにより、エラー,部品補給等が発生している装置の側の作業者は、エラー,部品補給等に対応することが可能となり、エラー,部品補給等が発生している装置の反対側の作業者は、エラー,部品補給等の発生を認識し、エラー,部品補給等が発生している装置の側に移動することが可能となる。
ちなみに、上記第2実施例において、電子部品装着機120は、対基板作業機の一例である。表示装置34,36は、表示装置の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、対基板作業機として、回路基板12に電子部品を装着する電子部品装着機10,120が採用されているが、回路基板12にはんだを印刷するはんだ印刷機,回路基板12を検査する検査機,回路基板に対する処理を行う処理実行機等を採用することが可能である。
また、上記実施例では、1対の表示装置34,36の表示パネル86に同時に異なる画像が表示される例として、エラーの発生,部品補給等の作業指示に関する画像が採用されているが、他の画像を採用することが可能である。例えば、1対の表示装置34,36の一方の側で、生産作業を行い、他方の側で、生産の準備作業、所謂、段取替え作業、メンテナンス作業、部品補給作業を行う場合がある。また、他方の側で、生産待ちの状態である場合がある。このような場合には、1対の表示装置34,36の一方の表示パネル86には、生産作業に関する画像が表示され、他方の表示パネル86には、段取替え作業、メンテナンス作業、部品補給作業、生産待ちに関する画像が表示される。さらに、1対の表示装置34,36の両方の側で、生産作業が実行されている場合であっても、例えば、1対の表示装置34の一方の表示パネル86に、作業オペレータ向けの画像が表示され、他方の表示パネル86に、作業オペレータ以外の者、例えば、メンテナンス要員,管理者,生産プログラム等のデータ作成者等向けの画像が表示されてもよい。このように、1対の表示装置34,36の表示パネル86に、異なる作業、異なる作業者向けの画像が同時に表示されることで、複数の作業者が、各表示装置34,36を使用して同時に別の作業を行うことが可能となり、生産効率、作業効率が向上する。なお、上記実施例では、1対の表示装置34,36のうちの切替スイッチが操作された表示装置の操作スイッチ88のみが有効であったが、1対の表示装置34,36の両方の操作スイッチ88を有効とすることが可能である。このように、1対の表示装置34,36の両方の操作スイッチ88を有効とすることで、1対の表示装置34,36の表示パネル86に、異なる作業等の画像が同時に表示される際に、1対の表示装置34,36の両方の操作スイッチ88から操作することが可能となり、更に生産効率、作業効率が向上する。
さらに言えば、1台の搬送装置122と1台の装着ヘッド126とを備えた電子部品装着機120の1対の供給装置30,32の一方において、部品補給待ちであり、他方において、電子部品が供給されている際に、部品待ちの供給装置に対応する表示パネル86に、部品補給に関する画像が表示され、部品供給を行っている供給装置に対応する表示パネル86に、生産作業に関する画像が表示されてもよい。
10:電子部品装着機(対基板作業機) 20:搬送装置 22:搬送装置 26:装着ヘッド(作業ヘッド) 28:装着ヘッド(作業ヘッド) 30:供給装置
32:供給装置 34:表示装置 36:表示装置 100:制御装置 110:第1表示制御部 112:第2表示制御部 120:電子部品装着機(対基板作業機)

Claims (3)

  1. 回路基板に対する作業を行う対基板作業機であって、
    当該対基板作業機が、
    躯体の両側面に配設された1対の表示装置と、
    前記1対の表示装置の各々への画像の表示を制御する制御装置と
    を備え、
    前記制御装置が、
    前記1対の表示装置に異なる画像を同時に表示する第1表示制御部を有することを特徴とする対基板作業機。
  2. 当該対基板作業機が、
    前記両側面に配設され、部品を供給するための1対の供給装置と、
    前記1対の供給装置に応じて配設され、回路基板に対する作業を行う1対の作業ヘッドと
    を備え、
    前記第1表示制御部が、
    前記1対の供給装置の一方、若しくは、その1方に応じて配設された前記1対の作業ヘッドの一方の作業に応じた画像を、前記1対の表示装置の一方に表示し、前記1対の供給装置の他方、若しくは、その他方に応じて配設された前記1対の作業ヘッドの他方の作業に応じた画像を、前記1対の表示装置の他方に表示することを特徴とする請求項1に記載の対基板作業機。
  3. 当該対基板作業機が、
    回路基板に対する作業を行う1対の作業ヘッドと、
    回路基板を搬送するとともに、所定の位置において回路基板を保持する1対の搬送装置と
    を備え、
    前記第1表示制御部が、
    前記1対の作業ヘッドの一方が前記1対の搬送装置の一方に保持された回路基板に対して作業を行い、前記1対の作業ヘッドの他方が前記1対の搬送装置の他方に保持された回路基板に対して作業を行っている際に、前記1対の表示装置に異なる画像を同時に表示し、
    前記制御装置が、
    前記1対の作業ヘッドの各々が前記1対の搬送装置の一方に保持された回路基板に対して作業を行っている際に、前記1対の表示装置に同じ画像を同時に表示する第2表示制御部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の対基板作業機。
JP2016570423A 2015-01-22 2015-01-22 対基板作業機 Pending JPWO2016117085A1 (ja)

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