JPWO2016088698A1 - モータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両 - Google Patents

モータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両 Download PDF

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Abstract

【課題】磁石の加工コストの増加やロータ組立工数の増加を招くことなく、各磁極ピッチを不均等配置で構成することにより面内でのスキュー効果を得ることが可能なモータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両を提供する。【解決手段】ロータ磁極が磁性体による複数の磁気的突極部で構成され、磁気的突極部の間のロータ表面にN極磁石及びS極磁石が交互に配置され、磁気的突極部とN極磁石及びS極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチが不均等配置されることにより、機械角1周期のロータギャップ面内においてスキュー効果を有するモータである。【選択図】図5

Description

本発明は、ロータ磁極が磁性体による複数の磁気的突極部で構成され、磁気的突極部の間のロータ表面にN極磁石及びS極磁石が交互に配置され、マグネットトルクとリラクタンストルクによる発生機構を有するモータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両に関し、特にスキュー効果を有する集中巻モータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両に関する。
車両に搭載される電動パワーステアリング装置は、少なくとも操舵トルクに基づいて演算された電流指令値により、車両の操舵系にモータ(例えばブラシレス3相モータ)によるアシスト力を付与するものであり、ブリッジ回路で成るインバータによって駆動制御される。
モータを搭載した装置として電動パワーステアリング装置(EPS)があり、電動パワーステアリング装置は、車両のステアリング機構にモータの回転力で操舵補助力(アシスト力)を付与するものであり、インバータから供給される電力で制御されるモータの駆動力を、ギア等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に操舵補助力を付与する。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、操舵補助力のトルクを正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、操舵補助指令値(電流指令値)とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデューティの調整で行っており、モータとしては保守性に優れたブラシレスモータが一般的に使用されている。
電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図1に示して説明すると、ハンドル1のコラム軸(ステアリングシャフト、ハンドル軸)2は減速部内の減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a及び4b、ピニオンラック機構5、タイロッド6a,6bを経て、更にハブユニット7a,7bを介して操向車輪8L,8Rに連結されている。また、コラム軸2には、ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10及び操舵角θを検出する舵角センサ14が設けられており、ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。電動パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット(ECU)30には、バッテリ13から電力が供給されると共に、イグニションキー11を経てイグニションキー信号が入力される。コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクThと車速センサ12で検出された車速Velとに基づいてアシスト(操舵補助)指令の電流指令値の演算を行い、電流指令値に補償等を施した電圧制御指令値Vrefによって、EPS用モータ20に供給する電流を制御する。
なお、舵角センサ14は必須のものではなく、配設されていなくても良く、また、モータ20に連結されたレゾルバ等の回転位置センサから操舵角を取得することも可能である。
コントロールユニット30には、車両の各種情報を授受するCAN
(Controller Area Network)40が接続されており、車速VelはCAN40から受信することも可能である。また、コントロールユニット30には、CAN40以外の通信、アナログ/ディジタル信号、電波等を授受する非CAN41も接続可能である。
コントロールユニット30は主としてCPU(MCU、MPU等も含む)で構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと図2のようになる。
図2を参照してコントロールユニット30の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTh及び車速センサ12で検出された(若しくはCAN50からの)車速Velは、電流指令値Iref1を演算する電流指令値演算部31に入力される。電流指令値演算部31は、入力された操舵トルクTh及び車速Velに基づいてアシストマップ等を用いて、モータ20に供給する電流の制御目標値である電流指令値Iref1を演算する。電流指令値Iref1は加算部32Aを経て電流制限部33に入力され、最大電流を制限された電流指令値Irefmが減算部32Bに入力され、フィードバックされているモータ電流値Imとの偏差I(Irefm−Im)が演算され、その偏差Iが操舵動作の特性改善のためのPI制御部35に入力される。PI制御部35で特性改善された電圧制御指令値VrefがPWM制御部36に入力され、更に駆動部としてのインバータ37を介してモータ20がPWM駆動される。モータ20の電流値Imはモータ電流検出器38で検出され、減算部32Bにフィードバックされる。
加算部32Aには補償信号生成部34からの補償信号CMが加算されており、補償信号CMの加算によって操舵システム系の特性補償を行い、収れん性や慣性特性等を改善するようになっている。補償信号生成部34は、セルフアライニングトルク(SAT)343と慣性342を加算部344で加算し、その加算結果に更に収れん性341を加算部345で加算し、加算部345の加算結果を補償信号CMとしている。
このような電動パワーステアリング装置に用いられるモータは一般的にブラシレス同期型モータであり、同期型モータのロータは、ロータの表面若しくは内部に永久磁石を設け、ステータ側のスロットに巻回されたコイルにより回転磁界を発生させ、この相互作用によりロータを回転している。永久磁石により形成される磁束が、ロータを径方向に貫く軸をd軸と呼び、ステータのステータコイルにより形成される磁束が、ロータを径方向に貫く軸をq軸とする。ロータ外周に設けられた永久磁石の間に突極部を設けて電機子電流による横軸(d軸)方向の磁束がロータ鉄心内を通り易くし、縦軸(q軸)のインダクタンスLqをd軸のインダクタンスLdより大きくして、リラクタンストルク(反作用トルク)を有効利用するモータもある。
一般的な3相同期モータ200の全体構造について図3を用いて説明すると、3相同期モータ200は、コイル211が巻回されたステータ210と、ロータ220と、これらを収納するケース230とから成る。ロータ220の外周面には永久磁石221が設けられており、その軸心の回転軸222を、ケース230に設けられた軸受231及び232により回転自在に軸支している。
このような永久磁石を用いた同期型モータの出力トルクTsは、下記数1により求められる。
(数1)
Ts=Tm+Tr

ここで、Tmは永久磁石の磁界φmによるトルク、Trはリラクタンストルクである。

リラクタンストルクTrは、下記数2により求められる。
(数2)
Tr=P(Lq−Ld)・Iq・Id
ここで、Pは永久磁石の極対数、Lqはq軸インダクタンス、Ldはd軸インダクタンス、Iq,Idは電機子電流の各軸成分である。

数2から、一般に、q軸インダクタンスLqが大きく、d軸インダクタンスLdが小さければ、リラクタンストルクTrを大きくできることが分かる。なお、永久磁石によるトルクTmは、下記数3で定まる。
(数3)
Tm=φm・Iq
しかしながら、従来の突極部を有する同期型モータでは、突極の形状や配置などに関して僅かな検討が加えられているに留まり、リラクタンストルクTrを最大限に利用するロータ構造について、十分な検討がなされているとは言い難かった。そのため、リラクタンストルクTrを有効利用して、モータの出力トルクTsを増大したり、同一トルクにおいてモータ形状を小型化する余地が残されていた。
かかる問題を解決する同期型モータが、例えば特開平7−39031号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1に開示されている同期型モータは、図4に示すように、ロータ220は直交する位置に4箇所の突極部223〜226を備え、突極部223〜226は中心にはそれぞれスリット223A〜226Aが設けられており、更にスリット223A〜226Aのそれぞれ内周側端部はロータ220の周方向に延長され、周方向スリット223B〜226Bを形成している。ロータ220の外周面であって、突極部223〜226の中間位置には、永久磁石221が軸方向に亘って設けられている。なお、突極部223〜226は、いずれも透磁率の高い磁性材料で構成されている。
スリットは磁束にとってはエアギャップであり、その透磁率は低い。磁束は、エアギャップであるスリット223A〜226Aを避けて磁路を形成しようとするから、永久磁石221が形成する磁路Mdは、ロータ220の周方向スリット223B〜226Bの更に内周側を通り、永久磁石221に対向する各ティース227から、ステータ210のヨークの部位を通ったものとなる。2つの永久磁石221の間に存在する突極223〜226は、エアギャップとしてのスリット223A〜226Aにより径方向に分割されているから、突極部223〜226の内部に小さいループ状の磁路が形成されることはない。このため、d軸インダクタンスLdは、極めて小さくなる。一方、ステータコイルへの通電により突極部223〜226を通るように形成される磁路Mqは、周方向スリット223B〜226Bの外周側を通り、突極223〜226に対向する各スロット228からヨークの部位を通ったものとなる。この磁路に関するq軸インダクタンスLqは、d軸インダクタンスLdと較べて十分に大きな値となる。
この結果、前記数2に基づき差(Lq−Ld)が大きくなるから、リラクタンストルクTrは大きくなり、同期型モータの出力トルクTsは、従来の単純な突極部を備えるものと較べて増加する。
特開平7−39031号公報 特開2008−72838号公報
特許文献1に開示されたモータは、ロータの構成が磁石と複数の磁気的突極部で成っており、出力トルクを大きくすることができる。しかしながら、特許文献1の同期型モータでは、ステータとロータのスロットの相対位置によってリラクタンスが生じ、スロットの位置で起磁力が段階的に変わるのでトルクリップルが発生する。
電動パワーステアリング装置で使用されるモータは、トルクリップルに起因する騒音や振動が厳しく制限されており、そのまま特許文献1の同期型モータを電動パワーステアリング装置に搭載することはできない。
同期型モータのトルクリップルやコギングトルクを低減して低騒音化する場合、ステータ若しくはロータをスキューすることが知られており(例えば特開2008−72838号公報(特許文献2))、特許文献1に開示されたモータを電動パワーステアリング装置に搭載する場合には、ステータ若しくはロータを擬似的にスキューする必要がある。擬似的なスキューに対して連続的なスキューは磁束の変化が滑らかであるため、低騒音及び低振動の効果は大きいが、製造的な観点から擬似的なスキューが施されることが多い。
しかしながら、連続的なスキューはモータ組立工程の上からも製造コストが嵩むが、擬似的なスキューであってもモータ組立工程の面では煩雑となる。即ち、トルクリップルやコギングトルクの対策のために、ロータを軸方向に所定数量分割し、ステップスキューによるリップル低減を図っているので、磁石個数が増加することで磁石加工費が増加し、ロータ組立工数が増加する。
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、磁石の加工コストの増加やロータ組立工数の増加を招くことなく、各磁極ピッチを不均等配置で構成することにより、機械角1周期のロータギャップ面内でのスキュー効果を得ることが可能なモータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両を提供することにある。
本発明は、ロータ磁極が磁性体による複数の磁気的突極部で構成され、前記磁気的突極部の間のロータ表面にN極磁石及びS極磁石が交互に配置され、前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチが不均等配置されたモータに関し、本発明の上記目的は、機械角1周期のロータギャップ面内においてスキュー効果を持たせることにより、或いは機械角180°の範囲で線対称に磁極配置されてスキュー効果を持たせることにより達成される。
また、本発明は、ロータ磁極が磁性体による複数の磁気的突極部で構成され、前記磁気的突極部の間のロータ表面にN極磁石及びS極磁石が交互に配置され、前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチが均等配置されたモータに関し、本発明の上記目的は、前記電気角1周期分の磁極ピッチのロータ構成を1つのスタックとし、前記スタックの1枚毎若しくは複数枚毎に、モータ周方向に所定角度ずつスキュー配置されていることにより達成される。
本発明のモータによれば、各磁極ピッチが不均等配置で構成されており、或いは均等配置されて1つのスタックとして周方向に所定角度スキュー配置されており、これにより面内でのスキュー効果を得ることが可能となり、トルクリップル、コギングトルクの低減を図ることが可能となり、ステップスキュー構成と比較して磁石を分割せずに済むので、磁石個数を削減することができる。その結果、磁石の加工コストの低減、ロータ組立工数の低減が可能となる。
上記モータを電動パワーステアリング装置に適用することにより安価で高出力化を図ることができ、かかる電動パワーステアリング装置を車両に搭載することにより、車両の一層のコストダウンを図ることができる。
電動パワーステアリング装置の概要を示す構成図である。 電動パワーステアリング装置のコントロールユニット(ECU)の構成例を示すブロック図である。 一般的な同期型モータの構造例を示す縦断面図である。 従来の同期型モータの一例を示す横断面図である。 本発明に係るモータの一例を示す横断面図である。 本発明に係るモータの構成例を示す一部断面斜視図である。 本発明のモータの構成例を示す横断面図である。
本発明に係るモータは、マグネットトルクとリラクタンストルクによるトルク発生機構を有する同期型モータである。本発明の3相同期型モータ300は、図5及び図6に示すように、スロットにコイル311が巻回(集中巻)されたステータ310と、外周面に複数(本例では8個4対)の永久磁石321(N極、S極)が配設されたロータ320と、これらを収納するケース(図示せず)とから成る。ロータ320の外周面には、複数の永久磁石321が配置されていると共に、磁性体による複数の磁気的突極部322が設けられている。なお、図5及び図6では、ステータ310にコイルの巻回されていない状態を示している。
永久磁石321は、磁気的突極部322の間に、N極磁石とS極磁石が交互に配置されている。そして、電気角4周期が機械角1周期に相当し、電気角の磁極ピッチP1〜P4が不均等配置されている。即ち、磁極ピッチP1及びP4の機械角はA°、磁極ピッチP2及びP3の機械角はB°(≠A°)となっており、電気角の磁極ピッチP1〜P4が不均等配置されている。これにより、機械角1周期のロータギャップ面内においてスキュー効果を有する。
なお、図5では磁極ピッチP1及びP4をA°とし、磁極ピッチP2及びP3をB°としている。
以下に、磁極ピッチ不均等配置された本発明のモータが、スキュー効果を有する理由を説明する。
前述したモータトルク計算式(数2)からでも分かるように、モータのトルクは、周方向にわたり図5のようにP1,P2,P3,P4磁極対毎に分けて考えることができる。各磁極対に対応する電機子回転磁界の位相が同じに対して、ロータ側の磁石磁界の位相を進めたり遅らすことで(数6)、β=0のとき、リラクタンストルク成分の和は、Tr1〜Tr4を第1磁極対〜第4磁極対目のリラクタンストルクとして、
(数4)
Tr1+Tr2+Tr3+Tr4=0

が成立し、結果的にロータにスキューの効果をもたらすことになる。
モータトルクTsは、第1磁極対〜第4磁極対目のトルクをそれぞれTp1〜Tp4として、下記数5で表される。
(数5)
Ts=Tp1+Tp2+Tp3+Tp4
ただし、Tp1=Tm1+Tr1,Tp2=Tm2+Tr2,Tp3=Tm3+Tr3,Tp4=Tm4+Tr4である。

また、上記数5における第1磁極対〜第4磁極対目のマグネットトルクTm1〜Tm4、第1磁極対〜第4磁極対目のリラクタンストルクTr1〜Tr4は、下記数6で表される。
(数6)
Tm1=Φm×Ia×cos(β-δ)
Tr1=(Lq−Ld)×Ia×sin(β-δ)×cos(β-δ)
Tm2=Φm×Ia×cos(β+δ)
Tr2=(Lq−Ld)×Ia×sin(β+δ)×cos(β+δ)
Tm3=Φm×Ia×cos(β+δ)
Tr3=(Lq−Ld)×Ia×sin(β+δ)×cos(β+δ)
Tm4=Φm×Ia×cos(β-δ)
Tr4=(Lq−Ld)×Ia×sin(β-δ)×cos(β-δ)
ただし、Φmは各磁極対毎の磁石磁束総量、Iaは入力電流の振幅値、βはロータd軸に対する回転磁界の進角、δは回転磁界の位相に対するロータ進み角度である。

機械角1周期のロータギャップ面内においてスキュー効果を有することから、トルクリップルやコギングトルクの低減を図ることが可能となり、ステップスキュー構成と比較して磁石個数を削減することができ、磁石の加工コストの低減、ロータ組立工数の低減が可能となる。
また、本発明では、磁気的突極部322とN極磁石及びS極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチP1〜P4が不均等配置されると共に、機械角180°の範囲で磁極ピッチP2及びP4が線対称(等角)に磁極配置されており、これによりスキュー効果を有する。磁極ピッチP1及びP2のトルクの合成を1つの合成磁極Paとみなし、一方、磁極ビッチP3及びP4のトルクの合成をもう1つの磁極Pbと考える場合、図5のような180度対称構成で、合成磁極Pa及びPbの位相をずらすことに相当する。結果的に合成磁極Pa及びPbの間のスキューを施すことに相当する。これにより、トルクリップルの更なる低減効果が得られる。
図7の実施形態では、磁極ピッチP1及びP4の機械角Aが91.25度、磁極ピッチP2及びP3の機械角Bが88.75度となっている。
上述の実施形態では、磁気的突極部とN極磁石及びS極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチが不均等配置されているが、磁気的突極部とN極磁石及びS極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチを均等配置した場合には、スキュー効果を得るために、以下の構成とする。
即ち、電気角1周期分の磁極ピッチのロータ構成を1つのスタックとし、スタックの1枚毎若しくは複数枚毎に、モータ周方向に所定角度ずつスキュー配置する。本実施形態では、磁気的突極部とN極磁石及びS極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチを均等配置されているが、ロータの一部を構成するスタックが所定枚数ずつ周方向にスキューされているので、トルクリップルやコギングトルクの低減を図ることが可能である。
なお、上述では磁石が8極、ステータコアが12スロットの同期型モータを例に挙げて説明しているが磁極数及びスロット数は任意であり、モータ相数も適宜選定できる。
1 ハンドル
2 コラム軸(ステアリングシャフト、ハンドル軸)
10 トルクセンサ
12 車速センサ
14 舵角センサ
20、200、300 モータ
30 コントロールユニット(ECU)
210、310 ステータ
220、320 ロータ
221、321 永久磁石(N極、S極)
本発明は、ロータ磁極が磁性体による複数の磁気的突極部で構成され、前記磁気的突極部の間のロータ表面にN極磁石及びS極磁石が交互に配置され、前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチが不均等配置されたモータに関し、本発明の上記目的は、機械角1周期のロータギャップ面内においてスキュー効果を持たせ、前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより、マグネットトルクとリラクタンストルクによるトルク発生機構を形成し、前記ロータ磁極が4極の磁極ピッチP1、P2、P3及びP4で構成され、前記磁極ピッチP1及びP4の機械角がA°、前記磁極ピッチP2及びP3の機械角がB°(≠A°)であり、前記N極磁石及び前記S極磁石により形成される磁束がロータを径方向に貫く軸をd軸とし、ステータのステータコイルにより形成される磁束が前記ロータを径方向に貫く軸をq軸とし、前記d軸に対する回転磁界の進角をβとし、前記回転磁界の位相に対するロータ進み角度をδとし、前記d軸のインダクタンス及び前記q軸のインダクタンスをそれぞれLdおよびLqとし、Iaを入力電流の振幅値とし、磁極ピッチP1、磁極ピッチP2、磁極ピッチP3及び磁極ピッチP4におけるリラクタンストルクをそれぞれTr1、Tr2、Tr3及びTr4として、Tr1=(Lq−Ld)×Ia ×sin(β-δ)×cos(β-δ)、Tr =(Lq−Ld)×Ia ×sin(β+δ)×cos(β+δ)、Tr3=(Lq−Ld)×Ia ×sin(β+δ)×cos(β+δ)、及びTr4=(Lq−Ld)×Ia ×sin(β-δ)×cos(β-δ)が成立することにより、或いは機械角180°の範囲で線対称に磁極配置されてスキュー効果を持たせることにより達成される。
また、本発明は、ロータ磁極が磁性体による複数の磁気的突極部で構成され、前記磁気的突極部の間のロータ表面にN極磁石及びS極磁石が交互に配置され、前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチが均等配置されたモータに関し、本発明の上記目的は、前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより、マグネットトルクとリラクタンストルクによるトルク発生機構を形成し、前記ロータ磁極が4極の磁極ピッチP1、P2、P3及びP4で構成され、前記磁極ピッチP1及びP4の機械角がA°、前記磁極ピッチP2及びP3の機械角がB°(≠A°)であり、前記N極磁石及び前記S極磁石により形成される磁束がロータを径方向に貫く軸をd軸とし、ステータのステータコイルにより形成される磁束が前記ロータを径方向に貫く軸をq軸とし、前記d軸に対する回転磁界の進角をβとし、前記回転磁界の位相に対するロータ進み角度をδとし、前記d軸のインダクタンス及び前記q軸のインダクタンスをそれぞれLdおよびLqとし、Iaを入力電流の振幅値とし、磁極ピッチP1、磁極ピッチP2、磁極ピッチP3及び磁極ピッチP4におけるリラクタンストルクをそれぞれTr1、Tr2、Tr3及びTr4として、Tr1=(Lq−Ld)×Ia ×sin(β-δ)×cos(β-δ)、Tr2=(Lq−Ld)×Ia ×sin(β+δ)×cos(β+δ)、Tr3=(Lq−Ld)×Ia ×sin(β+δ)×cos(β+δ)、及びTr4=(Lq−Ld)×Ia ×sin(β-δ)×cos(β-δ)が成立し、前記電気角1周期分の磁極ピッチのロータ構成を1つのスタックとし、前記スタックの1枚毎若しくは複数枚毎に、モータ周方向に所定角度ずつスキュー配置されていることにより達成される。
本発明は、ロータ磁極が磁性体による複数の磁気的突極部で構成され、前記磁気的突極部の間のロータ表面にN極磁石及びS極磁石が交互に配置され、前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチが不均等配置されたモータに関し、本発明の上記目的は、機械角1周期のロータギャップ面内においてスキュー効果を持たせ、前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより、マグネットトルクとリラクタンストルクによるトルク発生機構を形成し、前記ロータ磁極が4極の磁極ピッチP1、P2、P3及びP4で構成され、前記磁極ピッチP1及びP4の機械角がA°、前記磁極ピッチP2及びP3の機械角がB°(≠A°)であり、前記N極磁石及び前記S極磁石により形成される磁束がロータを径方向に貫く軸をd軸とし、ステータのステータコイルにより形成される磁束が前記ロータを径方向に貫く軸をq軸とし、電機子電流のq軸成分をIqとし、前記電機子電流のd軸成分をIdとし、前記d軸に対する回転磁界の進角をβとし、前記βは、入力電流のd軸に対する位相を示し、前記回転磁界の位相に対するロータ進み角度をδとし、前記δは、不均等な前記磁極ピッチに基づいて決定され、前記Id及び前記Iqを算出するために用いるもので、前記d軸のインダクタンス及び前記q軸のインダクタンスをそれぞれLdおよびLqとし、Iaを交流である前記入力電流の最大値と前記入力電流の最小値との差分の2分の1である振幅値とし、磁極ピッチP1、磁極ピッチP2、磁極ピッチP3及び磁極ピッチP4におけるそれぞれのリラクタンストルクであるTr1、Tr2、Tr3及びTr4を、Tr1=(Lq−Ld)×Ia×sin(β-δ)×cos(β-δ)、Tr2=(Lq−Ld)×Ia×sin(β+δ)×cos(β+δ)、Tr3=(Lq−Ld)×Ia×sin(β+δ)×cos(β+δ)、及びTr4=(Lq−Ld)×Ia×sin(β-δ)×cos(β-δ)とし、前記磁極ピッチP1、前記磁極ピッチP2、前記磁極ピッチP3及び前記磁極ピッチP4に対応する電機子回転磁界の位相が同じに対して、前記δに基づいて前記ロータ側の磁石磁界の位相を進めたり遅らせたりし、前記Tr1、前記Tr2、前記Tr3及び前記Tr4を合算した前記リラクタンストルクを低減するように前記磁極ピッチを前記不均等配置することによって、トルクリップル又はコギングトルクの低減を図ることが可能となることにより、或いは機械角180°の範囲で線対称に磁極配置されてスキュー効果を持たせることにより達成される。
また、本発明の上記目的は、前記機械角A°が91.25°、前記機械角B°が88.75°であることにより、或いは上記モータを搭載し、少なくとも操舵トルクに基づいて演算された電流指令値により、車両の操舵系にアシスト力を付与することにより、或いは上記電動パワーステアリング装置を搭載していることにより、より効果的に達成される。

Claims (9)

  1. ロータ磁極が磁性体による複数の磁気的突極部で構成され、前記磁気的突極部の間のロータ表面にN極磁石及びS極磁石が交互に配置され、前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチが不均等配置されることにより、機械角1周期のロータギャップ面内においてスキュー効果を有するモータ。
  2. ロータ磁極が磁性体による複数の磁気的突極部で構成され、前記磁気的突極部の間のロータ表面にN極磁石及びS極磁石が交互に配置され、前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチが不均等配置されることにより、機械角180°の範囲で線対称に磁極配置されてスキュー効果を有するモータ。
  3. 前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより、マグネットトルクとリラクタンストルクによるトルク発生機構を形成している同期型モータである請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 前記ロータ磁極が4極の磁極ピッチP1〜P4で構成され、前記磁極ピッチP1及びP4の機械角がA°、前記磁極ピッチP2及びP3の機械角がB°(≠A°)である請求項1乃至3のいずれかに記載のモータ。
  5. 前記機械角A°が91.25°、前記機械角B°が88.75°である請求項4に記載のモータ。
  6. ロータ磁極が磁性体による複数の磁気的突極部で構成され、前記磁気的突極部の間のロータ表面にN極磁石及びS極磁石が交互に配置され、前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより構成される電気角1周期分の磁極ピッチが均等配置されると共に、前記電気角1周期分の磁極ピッチのロータ構成を1つのスタックとし、前記スタックの1枚毎若しくは複数枚毎に、モータ周方向に所定角度ずつスキュー配置されているモータ。
  7. 前記磁気的突極部と前記N極磁石及び前記S極磁石とにより、マグネットトルクとリラクタンストルクによるトルク発生機構を形成している同期型モータである請求項6に記載のモータ。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のモータを搭載し、少なくとも操舵トルクに基づいて演算された電流指令値により、車両の操舵系にアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置。
  9. 請求項8に記載の電動パワーステアリング装置を搭載している車両。
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