JPWO2016027523A1 - 医療用処置具 - Google Patents

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Abstract

この医療用処置具は、シースと、前記シースに進退可能に挿通された針と、前記針に進退可能に挿通され、第1の外径を有するスタイレットと、を備える。前記針の先端部は、収容部と、前記収容部の基端に設けられ、前記収容部の内径より小さい内径を有する細径部と、少なくとも前記収容部の先端から前記細径部の基端まで延びるスリットと、を有する。前記スタイレットの先端部は、前記第1の外径より大きい第2の外径を有する大径部を有する。前記大径部が前記細径部に嵌合することにより、前記スリットの幅が拡大するとともに前記細径部及び前記収容部が前記針の径方向に拡張するように弾性変形する。

Description

本発明は、医療用処置具に関する。より具体的には、本発明は、内視鏡の処置具チャンネルから体内に挿入され、体内の所定部位の組織や細胞を採取する医療用処置具に関する。
本願は、2014年8月19日に日本国に出願された特願2014−166318号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、体内の所定部位の組織や細胞に対し処置を行う処置具として、例えば特許文献1に記載された処置具が知られている。また、特許文献2には、粘膜下の腫瘍に対する処置を行う処置具が開示されている。特許文献2に記載の処置具は、シースと、前記シースに沿って軸線方向に進退自在に配置されて手元側からの操作により進退する操作運動伝達部材と、嘴状に開閉自在に前記シースの先端に配置されて前記操作運動伝達部材の進退動作によって開閉駆動される一対の先端処置部材とを有する。この処置具では、前記一対の先端処置部材の先端部分が、前方に向けて鋭く尖った形状に形成されている。この処置具により、粘膜下腫瘍に対する穿刺及び生検組織の採取を一回の操作で行うことができる。
また、粘膜下腫瘍の組織を採取する方法として、FNA(Fine−Needle Aspiration、穿刺吸引細胞診)等で行われる吸引生検が知られている。吸引生検では、生検針で組織を穿刺した後、シリンジ等により生検針の内部を陰圧にして組織を吸引する。
日本国特開2008−5965号公報 日本国特開2000−201939号公報
体内の組織に対して針を適切に穿刺するため、一般的に、針の外径は最大で1mm程度に設定される。これは特許文献2に記載された処置具でも同様であり、一対の先端処置部材の外径は上記の制限を考慮して設定される。また、一対の先端処置部材の開閉を行うのに用いられているリンク機構も上記の制限を受けて小型に構成される。特許文献2に記載された処置具を用いて組織を採取する場合、一対の先端処置部材により組織を裂きつつ、一対の先端処置部材を閉じる必要がある。しかし、硬い組織である粘膜下腫瘍の組織を採取する場合、上記の通りリンク機構が小型であるため組織を裂くだけの十分な力が出せず、組織の硬さに対抗して一対の先端処置部材を十分に閉じることができない場合がある。この場合、組織診断に十分な量の組織を採取することができない可能性がある。
また、吸引生検の場合、前述の通り生検針の外径は細く、その生検針の内径で規定される領域でしか組織を吸引することができない。さらに、生検針は組織を自身の内部空間に積極的に取り込む構造を有していないため、硬い組織である粘膜下腫瘍の組織を吸引しても、生検針の内部に組織が全く採取されない又はごく微量の組織しか採取されない場合がある。このため、吸引生検では、組織診断に十分な量の組織を採取することが難しいことがある。
本発明の目的は、組織に好適に穿刺でき、かつ組織内で十分な量の前記組織を採取することが可能な医療用処置具を提供することである。
本発明の第一の態様によれば、医療用処置具は、シースと、前記シースに進退可能に挿通され、管状に形成された針と、前記針に進退可能に挿通され、第1の外径を有するスタイレットと、を備える。前記針の先端部は弾性変形可能である。前記針の前記先端部は、内部に空間が形成された収容部と、前記収容部の基端に設けられ、前記収容部の内径より小さい内径を有する細径部と、少なくとも前記収容部の先端から前記細径部の基端まで延び、前記空間と連通するスリットと、を有する。前記スタイレットの先端部は、前記第1の外径より大きい第2の外径を有する大径部を有する。前記大径部が前記細径部に嵌合することにより、前記スリットの幅が拡大するとともに前記細径部及び前記収容部が前記針の径方向に拡張するように弾性変形する。
本発明の第二の態様によれば、前記第一の態様に係る医療用処置具において、前記第1の外径は、前記細径部の前記内径より小さくてもよい。前記第2の外径は、前記細径部の前記内径より大きく、かつ前記収容部の前記内径より小さくてもよい。
本発明の第三の態様によれば、前記第一の態様に係る医療用処置具において、前記スリットは複数形成されてもよい。
本発明の第四の態様によれば、前記第一の態様に係る医療用処置具において、前記大径部は、初期状態において前記細径部よりも先端側に位置しており、前記スタイレットを前記針に対して基端側に引くことで、前記大径部が前記細径部を拡張してもよい。
上記各態様に係る医療用処置具によれば、針の収容部が弾性変形により針の径方向に拡張することが可能であるため、針の外径が組織に好適に穿刺できる程度に細い場合であっても、収容部が拡張することにより十分な量の組織を採取することができる。
本発明の第1実施形態に係る医療用処置具と共に使用される内視鏡を示す図である。 前記医療用処置具の側面図である。 前記医療用処置具の側面断面図である。 図2の矢印Aから見た前記医療用処置具を示す図である。 前記医療用処置具の先端部の側面断面図である。 前記医療用処置具の先端部の拡張時の側面断面図である。 前記医療用処置具の使用時の動作を示す図である。 前記医療用処置具の使用時の動作を示す図である。 前記医療用処置具の使用時の動作を示す図である。 前記医療用処置具の使用時の動作を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る医療用処置具の先端部の側面断面図である。 前記医療用処置具の針の先端部について、前記先端部が閉じた状態を示す図である。 前記医療用処置具の針の先端部について、前記先端部が開いた状態を示す図である。 図12の矢印Bから見た前記針を示す図である。 前記医療用処置具の使用時の動作を示す図である。 前記医療用処置具の使用時の動作を示す図である。 前記医療用処置具の使用時の動作を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図10を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る医療用処置具1と共に使用される内視鏡100を示す図である。
図1に示すように、内視鏡100は、体内に挿入される内視鏡挿入部101と、内視鏡挿入部101を操作する操作部102とを備える。操作部102は、内視鏡挿入部101の基端に設けられる。操作部102は、アングルワイヤ(不図示)を介して内視鏡挿入部101の先端部を湾曲させる。内視鏡挿入部101の先端には、体内を観察する公知の撮像手段が設けられる。内視鏡挿入部101の内部には、チャンネル103が形成される。チャンネル103は、内視鏡挿入部101の先端から操作部102の側部近傍まで延びる。チャンネル103の先端開口は内視鏡挿入部101の先端に形成され、チャンネル103の基端開口は操作部102の側部近傍に形成される。チャンネル103の基端開口は、内視鏡100に挿入する処置具の挿入口である。本実施形態に係る医療用処置具1は、この挿入口からチャンネル103に挿入される。
図2は、本実施形態に係る医療用処置具1の側面図である。図3は、医療用処置具1の側面断面図である。図4は、図2の矢印Aから見た医療用処置具1を示す図である。図5は、医療用処置具1の先端部の側面断面図である。図2に示すように、医療用処置具1は、針10と、スタイレット30と、シース40とを備える。針10は、管状に形成され、シース40に進退可能に挿通される。スタイレット30は、所定の外径(第1の外径)を有し、針10に進退可能に挿通される。
針10は、ステンレス鋼やニッケル・チタン合金等の金属で構成され、弾性変形が可能である。針10は、管状に形成され、内腔11を有する。針10は、例えば、一般の穿刺針と同様に、19ゲージ(外径1.1mm、内径0.78mm)程度の寸法とすることができる。また、この寸法の針より細い針を、針10に用いてもよい。針10の先端は、針10を組織に穿刺しやすいように曲面状に形成される。また、針10の先端は、尖った形状に形成されてもよい。
針10の先端部12は弾性変形が可能である。図5に示すように、針10の先端部12は、収容部14と、細径部16と、スリット18とを有する。収容部14は、内部に空間15が形成される。細径部16は、収容部14の基端に設けられ、収容部14の内径より小さい内径を有する。スリット18は、少なくとも収容部14の先端から細径部16の基端まで延び、空間15と連通する。
収容部14には、採取する組織を収容可能な空間15が形成される。収容部14の内径及び外径は、それぞれ先端部12より基端側の針10の内径及び外径と略同一である。ただし、収容部14の内径及び外径は、それぞれ先端部12より基端側の針10の内径及び外径とは異なる寸法に設定されてもよい。針10の軸方向における収容部14の長さは、採取する組織の量に応じて適宜設定される。空間15の大きさは、収容部14の内径と、針10の軸方向における収容部14の長さとにより規定される。
細径部16は、収容部14の基端に設けられる。細径部16は、収容部14を含む針10の他の部分の内径より小さい内径を有する。細径部16は、針10における収容部14の基端側の一部を針10の径方向に凹ませることにより形成されてもよい。この場合、細径部16は、収容部14を含む針10の他の部分の外径より小さい外径を有する。細径部16の基端は、針10の直管部分に連続する。針10の直管部分は、内径及び外径が一定の管状に形成される。
スリット18は先端部12に形成され、針10の先端(収容部14の先端)から先端部12の基端に向かって延びる。スリット18は、少なくとも針10の先端から細径部16の基端まで延びていればよい。本実施形態では、3本のスリット18が形成される例を示す。ただし、スリットの本数に限定はなく、スリットは1本以上であればよい。スリット18が複数形成される場合は、図4に示す本実施形態のように、針10の周方向に等間隔に形成されることが好ましい。スリット18は、内腔11及び空間15と連通する。また、スリット18は、針10の先端において互いに交差又は合流する。このため、先端部12は、スリット18により3つの部分に分割される。針10の周方向におけるスリット18の幅は、先端部12がスリット18により分割されていれば特に制限はない。空間15に対象組織以外の異物が混入することを防ぐという観点から、スリット18の幅はできる限り狭いことが好ましい。なお、本実施形態では、スリット18は針10の長手軸に沿って直線状に形成されているが、スリット18の形状はこれに限られない。例えば、スリット18は、針10の長手軸に対して傾いた直線状や曲線状に形成されてもよい。
図2及び図3に示すように、針10の基端には、針操作部20が設けられる。針操作部20の内部には、内腔11と連通する挿通路21が形成される。針操作部20を進退させることにより、針10をシース40に対して進退させることができる。
スタイレット30は、所定の外径(第1の外径)を有し、針10に進退可能に挿通される。スタイレット30は、ステンレス鋼等の金属で構成され、丸棒状に形成される。スタイレット30は、内腔11及び挿通路21に挿通され、針10に対して進退可能である。スタイレット30の外径(第1の外径)は、細径部16の内径より小さい。
スタイレット30の先端部32は、大径部34を有する。大径部34は略円柱状に形成され、スタイレット30の他の部分の外径(第1の外径)より大きい外径(第2の外径)を有する。大径部34の外径(第2の外径)は、細径部16の内径より大きく、かつ収容部14の内径より小さい。
スタイレット30の基端には、スタイレット操作部36が設けられる。スタイレット操作部36を進退させることにより、スタイレット30を針10に対して進退させることができる。
シース40は、樹脂材料で構成され、管状に形成される。また、シース40は、ステンレス鋼等の金属製素線を互いに隙間が生じないように密に巻かれたコイルシースにより形成されてもよい。シース40の内腔には、針10がシース40に対して進退可能に挿通される。医療用処置具1をチャンネル103に挿入する際には、針10の先端をシース40内に収納する。これにより、針10とチャンネル103の内面とが直接接触して針10やチャンネル103を傷めることを防ぐ。
シース40の基端には、シース操作部42が設けられる。シース操作部42を進退させることにより、シース40を内視鏡100のチャンネル103に対して進退させることができる。
次に、先端部12の動作について説明する。図6は、医療用処置具1の先端部の拡張時の側面断面図である。図6に示すように、大径部34は、細径部16に嵌合することが可能である。通常の状態では、細径部16の内径は大径部34の外径より小さい。しかし、針10は弾性変形が可能であるため、針10の周方向におけるスリット18の幅が拡大することにより、細径部16の内径は大径部34の外径と同程度の寸法まで拡大することができる。このため、大径部34は細径部16に嵌合することができる。
本実施形態では、図5に示すように、初期状態において大径部34は細径部16よりも先端側に位置している。この状態から、スタイレット操作部36を後退させてスタイレット30を針10に対して基端側に引くことで、図6に示すように、大径部34が基端側に移動して細径部16に嵌合し、スリット18の幅が拡大する。大径部34が細径部16に嵌合する際に、スタイレット操作部36を操作する術者は操作感覚(クリック感)が得られる。上記の通り先端部12はスリット18により3つの部分に分割されているため、スリット18の幅が拡大することにより、先端部12の各部分は針10の径方向外側に移動するように弾性変形する。すなわち、収容部14及び細径部16は針10の径方向に拡張し、空間15が針10の外部に開口する。
細径部16に嵌合している大径部34をスタイレット操作部36の操作によりさらに基端に向かって移動させることで、大径部34と細径部16との嵌合が解除され、大径部34は細径部16の基端側に移動する。大径部34と細径部16との嵌合が解除されることで、針10の元の形状に戻ろうとする弾性力により先端部12の各部分は針10の径方向内側に移動するように弾性変形し、スリット18の幅は元の大きさに戻る。すなわち、収容部14及び細径部16が閉じ、空間15が針10の外部に対して閉じられる。なお、上記の例では、大径部34を細径部16の先端側から基端側に向かって移動させた場合の先端部12の動作を説明したが、大径部34を細径部16の基端側から先端側に向かって移動させた場合も先端部12は同様の動作を行う。
次に、本実施形態に係る医療用処置具1を使用した処置について、図7から図10を用いて説明する。図7から図10は、医療用処置具1の使用時の動作を示す図である。ここでは、胃の粘膜下腫瘍の組織を採取する処置を例に説明する。図7に示すように、胃壁において、粘膜層M、粘膜筋板MM、粘膜下層SM、固有筋層PM、及び漿膜下層SSはこの順に配置されており、粘膜下腫瘍STは、固有筋層PMに形成されている。
まず、術者は、内視鏡100の内視鏡挿入部101を患者の口から体内に挿入し、内視鏡挿入部101の先端を対象部位Tの近傍まで送り込む。医療用処置具1をチャンネル103に挿入し、医療用処置具1の先端を内視鏡挿入部101の先端にまで送り込む。この際、針10の先端はシース40内に収納しておく。なお、本処置例では、初期状態においてスタイレット30の大径部34は針10の細径部16の先端側に配置されている場合について説明する。
術者は、内視鏡挿入部101の先端に設けられた撮像手段で対象部位Tを観察しながら、シース操作部42を操作してシース40を内視鏡挿入部101の先端から突出させる。次いで、針操作部20を前進させて、針10をシース40の先端から突出させ、対象部位Tに針10を穿刺する。
対象部位Tに針10を穿刺する際、図7に示すように、まず術者は、針10の先端を粘膜下層SMまで刺入する。次に、図8に示すように、スタイレット操作部36を後退させてスタイレット30を針10に対して基端側に引き、大径部34を基端側に移動させる。これにより、大径部34が細径部16に嵌合し、収容部14が拡張する。このとき、収容部14は粘膜層Mの内部にあるため、術者は収容部14が拡張したことを内視鏡挿入部101の撮像手段により確認することはできない。しかし、術者は、大径部34と細径部16とが嵌合したことにより発生するクリック感を知覚することで、収容部14が拡張したと判断することができる。
続いて、この状態で、術者は針操作部20を操作して、図9に示すように、針10を粘膜下腫瘍STに挿し込む。そして、スタイレット操作部36を後退させてスタイレット30を針10に対して基端側にさらに引き、大径部34をさらに基端側に移動させる。これにより、大径部34と細径部16との嵌合が解除され、図10に示すように、針10の弾性力により収容部14が閉じる。収容部14が閉じる際に、粘膜下腫瘍STの組織を空間15内に採取することができる。この際、採取した組織の量によっては、収容部14が元の閉じた状態よりやや膨らんだ状態になる場合がある。すなわち、収容部14は、収容部14が閉じた状態における内径で規定される体積よりも大きい体積の組織を採取することができる。収容部14が閉じた状態で、術者は針操作部20を後退させて、針10の先端がシース40内に収納されるまで針10を後退させる。そして、医療用処置具1をチャンネル103から引き抜く。
なお、上記の説明において、大径部34は初期状態において細径部16の先端側に配置されているとしたが、大径部34は初期状態において細径部16の基端側に配置されていてもよい。この場合、上記の説明において大径部34を基端側に移動させる操作が、大径部34を先端側に移動させる操作に置き換わる。
本実施形態に係る医療用処置具1では、針10の先端部12にスリット18が設けられており、先端部12(収容部14及び細径部16)が径方向外側に拡張するように弾性変形することが可能である。このため、針10の外径が細くても十分な量の組織を採取することができる。また、本実施形態に係る医療用処置具1では、先端部12が径方向外側に拡張した状態から、自身の弾性力により元の閉じた状態に戻る。このため、硬い組織である粘膜下腫瘍の組織を採取する場合でも、先端部12は自身の弾性力により組織の硬さに対抗して元の閉じた状態に戻ることができ、確実に組織を採取することができる。
なお、本実施形態に係る医療用処置具1において、針10の先端部12のスリット18が形成された部分に刃を形成してもよい。このようにすることで、先端部12が閉じる際により容易に組織を裂いて採取することができる。
本実施形態に係る医療用処置具1では、術者は大径部34が細径部16に嵌合したことをクリック感により認識することができる。さらに、スタイレット30を所定量操作した時点でスタイレット30を停止させる公知のストッパ機構をスタイレット操作部36に設けることにより、大径部34が細径部16に嵌合したことを術者が確認できるように医療用処置具1が構成されてもよい。
本実施形態に係る医療用処置具1において、シース40は必須の構成ではない。医療用処置具1は、シース40を備えなくてもよい。また、シース40にかえて、公知のシースと医療用処置具1とを組み合わせて使用してもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図11から図17を参照して説明する。本実施形態に係る医療用処置具201は、スタイレット30を備えていない点で第1実施形態に係る医療用処置具1と異なる。また、本実施形態に係る医療用処置具201は、針10の先端部及びシース40の先端部の構成が第1実施形態に係る医療用処置具1とは異なる。なお、第1実施形態に係る医療用処置具1と同様の構成を有する部分については、その詳細な説明を省略する。
図11は、本実施形態に係る医療用処置具201の先端部の側面断面図である。図12は、医療用処置具201の針210の先端部212について、先端部212が閉じた状態を示す図である。図13は、医療用処置具201の針210の先端部212について、先端部212が開いた状態を示す図である。図14は、図12の矢印Bから見た針210を示す図である。図11に示すように、医療用処置具201は、針210と、シース240とを備えているが、スタイレットを備えていない。
図11及び図12に示すように、針210の先端部212は、収容部214と、収容部214の基端に設けられた直管部222と、直管部222の基端に設けられた段部224とを備える。収容部214は、第1実施形態と同様に、採取する組織を収容可能な空間215が形成される。また、収容部214には、収容部214の先端から基端まで延びるスリット218が形成される。本実施形態では、3本のスリット218が形成される例を示すが、スリットの本数はこれに限定されず、1本以上であればよい。スリットが複数形成される場合は、図14に示す本実施形態のように、針210の周方向に等間隔に形成されることが好ましい。スリット218は、それぞれ空間215と連通する。また、スリット218は、針210の先端において互いに交差又は合流する。このため、収容部214はスリット218により3つの部分に分割される。図13に示すように、収容部214は、各部分が塑性変形により針210の径方向外側に拡張した形状に形成される。なお、針210は第1実施形態の針10と同様に弾性変形が可能であるため、図11に示すように、後述するシース先端部材242により、収容部214を閉じた状態に弾性変形させることができる。図12に示すように、収容部214が閉じた状態において、収容部214の先端は曲面状に形成される。このため、この状態では、針210を組織に容易に穿刺することができる。収容部214が閉じた状態における収容部214の外径は、穿刺性能を考慮して適宜設定される。
直管部222は、収容部214と段部224との間に配置される。直管部222は、収容部214が閉じた状態における収容部214の内径及び外径と略同一の内径及び外径を有する。直管部222の外径は、収容部214を除く針210の他の部分の外径より小さい。針210の軸方向における直管部222の長さは、対象組織に針210を穿刺する長さに応じて適宜設定される。
段部224は、直管部222より拡径した形状を有する。段部224は、後述するシース先端部材242の突部244と当接する。段部224が突部244と当接することにより、針210がシース240に対してこれ以上先端側に移動することを防止する。
シース240の先端には、シース先端部材242が取り付けられる。シース先端部材242は、シース240の内径及び外径と略同一の内径及び外径を有する管状に形成される。シース先端部材242の内腔はシース240の内腔と連通し、シース先端部材242の内腔には針210が挿通される。針210は、シース240及びシース先端部材242に対して進退可能である。シース先端部材242の先端には、シース先端部材242の径方向内側に突出する突部244が設けられる。シース先端部材242の先端において突部244より径方向内側には、シース先端部材242の内腔と連通する開口246が形成される。開口246の径は、直管部222の外径よりわずかに大きく、かつ段部224の外径より小さい。このため、直管部222は開口246に挿入することができるが、段部224は突部244と当接してしまい開口246に挿入することができない。収容部214は、閉じた状態に弾性変形することにより、開口246に挿入することができる。すなわち、収容部214を開口246に挿入することで、突部244により収容部214の外面が押圧され、収容部214は、閉じた状態に弾性変形する。
次に、本実施形態に係る医療用処置具201を使用した処置について、図15から図17を用いて説明する。図15から図17は、医療用処置具201の使用時の動作を説明する図である。第1実施形態と同様に、胃の粘膜下腫瘍の組織を採取する処置を例に説明する。
まず、第1実施形態と同様に、術者は、内視鏡100を用いて、医療用処置具201の先端を対象部位Tの近傍に送り込む。針操作部20を前進させて、針210をシース先端部材242の先端から突出させる。ここで、図15に示すように、収容部214の一部を開口246内に配置し、突部244により収容部214を閉じた状態にしておく。この状態で、術者は対象部位Tに針210を穿刺する。
次に、術者は針210をシース先端部材242に対して前進させる。これにより収容部214が突部244を越えて先端側に移動すると、図16に示すように、収容部214の元の形状に戻ろうとする弾性力により、収容部214は周囲の組織を押し退けながら元の拡張した状態に戻る。この状態で、図17に示すように、術者は、段部224が突部244に当接するまで、針210をシース先端部材242に対してさらに前進させる。これにより、粘膜下腫瘍STの組織は収容部214の空間215内に収容される。術者が針210をシース先端部材242に対して後退させると、収容部214の外面が突部244に押圧されることで、収容部214が弾性変形により閉じる。これにより、空間215内に収容された組織を採取することができる。その後、針210を対象部位Tから引き抜き、医療用処置具201を体外へ引き抜く。
本実施形態に係る医療用処置具201では、針210の収容部214にスリット218が設けられて、収容部214は径方向外側に拡張した形状に塑性変形により形成されており、かつ収容部214は弾性変形により閉じることが可能である。このため、収容部214が閉じた状態で針210を組織に穿刺した後、収容部214を拡張させることで、針210の外径が細くても十分な量の組織を採取することができる。また、本実施形態に係る医療用処置具1では、シース先端部材242の突部244が収容部214の外面を押圧することにより、収容部214が閉じる。このため、硬い組織である粘膜下腫瘍の組織を採取する場合でも、組織の硬さに対抗して収容部214を閉じることができ、確実に組織を採取することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
上記各実施形態に係る医療用処置具によれば、針の収容部が弾性変形により針の径方向に拡張することが可能であるため、針の外径が組織に好適に穿刺できる程度に細い場合であっても、収容部が拡張することにより十分な量の組織を採取することができる。
1、201 医療用処置具
10、210 針
12、212 先端部
14、214 収容部
16 細径部
18、218 スリット
30 スタイレット
34 大径部
40、240 シース
本発明の第一の態様によれば、医療用処置具は、管状に形成されたシースと、前記シースに進退可能に挿通され、管状に形成された針と、前記針に進退可能に挿通され、第1の外径を有するスタイレットと、前記針の先端部において弾性変形可能であって、前記先端部の管状内部に空間が形成された収容部と、前記収容部の基端に設けられ、前記収容部の内径より小さい内径を有する細径部と、少なくとも前記収容部の先端から前記細径部まで延び、前記針の外部と前記空間と連通するスリットと、前記スタイレットの先端部において前記第1の外径より大きい第2の外径を有し、前記細径部嵌合することにより、前記スリットの幅が拡大するとともに前記細径部及び前記収容部が前記針の径方向に拡張するように弾性変形する大径部と、を備える
本発明の第三の態様によれば、前記第一の態様に係る医療用処置具において、前記スリットは、前記収容部に複数形成されてもよい。
本発明の第四の態様によれば、前記第一の態様に係る医療用処置具において、前記大径部は、初期状態において前記細径部よりも先端側に位置しており、前記スタイレットを前記針に対して基端側に引くことで、前記大径部が前記細径部を拡張してもよい。
本発明の第五の態様によれば、前記第一の態様に係る医療用処置具において、前記大径部が前記細径部と嵌合している位置から前記スタイレットを基端側に引くことによって、前記大径部が前記細径部から外れると、前記収容部が閉じてもよい。

Claims (4)

  1. シースと、
    前記シースに進退可能に挿通され、管状に形成された針と、
    前記針に進退可能に挿通され、第1の外径を有するスタイレットと、
    を備え、
    前記針の先端部は弾性変形可能であり、
    前記針の前記先端部は、
    内部に空間が形成された収容部と、
    前記収容部の基端に設けられ、前記収容部の内径より小さい内径を有する細径部と、
    少なくとも前記収容部の先端から前記細径部の基端まで延び、前記空間と連通するスリットと、
    を有し、
    前記スタイレットの先端部は、前記第1の外径より大きい第2の外径を有する大径部を有し、
    前記大径部が前記細径部に嵌合することにより、前記スリットの幅が拡大するとともに前記細径部及び前記収容部が前記針の径方向に拡張するように弾性変形する
    医療用処置具。
  2. 請求項1に記載の医療用処置具であって、
    前記第1の外径は、前記細径部の前記内径より小さく、
    前記第2の外径は、前記細径部の前記内径より大きく、かつ前記収容部の前記内径より小さい
    医療用処置具。
  3. 請求項1に記載の医療用処置具であって、
    前記スリットは複数形成されている
    医療用処置具。
  4. 請求項1に記載の医療用処置具であって、
    前記大径部は、初期状態において前記細径部よりも先端側に位置しており、前記スタイレットを前記針に対して基端側に引くことで、前記大径部が前記細径部を拡張する
    医療用処置具。
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