JP6097826B2 - 組織採取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、組織採取装置に係り、特に、生体組織の採取を行うために用いられる組織採取装置に関する。
近年、超音波内視鏡の処置具挿通チャンネルを介して体腔内に穿刺針を導入し、超音波内視鏡による超音波断層像観察下において穿刺針を構成する針管を観察部位まで誘導して病変組織に穿刺し、生体組織を採取することによって病理確定診断が行われている。
このような病理確定診断を行うために使用される組織採取装置として、例えば特許文献1に開示されるように、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通自在な可撓性を有するシースと、シース内に進退自在に挿通され、生体組織に穿刺される針管(穿刺針)と、シースの基端部に連結され、針管の進退を操作する操作部と、を備えたものが知られている。
特開2005−73798号公報
一般に、病理確定診断には、細胞診と組織診の2種類がある。細胞診は、1つ1つの細胞を診て診断するものであり、検体が良性なのか悪性なのかを判断が難しく、病理確定診断に至るまでの情報が得られ難い。一方、組織診は、生体組織が集まった1つの塊を全体的に診て診断する方法であるので、病理確定診断を行うのに足り得る情報が容易に得られる。従って、病理確定診断を行う際には、組織診が行えるような十分な量の生体組織を採取することが望ましい。
しかしながら、特許文献1に開示されるように、従来の組織採取装置では、内視鏡の処置具挿通チャンネルを介して体腔内に導かれる針管は、直径が例えば1mmにも満たない細いものである。ゆえに、針管の先端に形成された鋭利な刃先を生体組織に刺し込むことにより、針管の先端開口から生体組織を内部に取り込む構造では、採取できる生体組織の量は極めて小さく、十分な量の生体組織を採取することは困難である。このため、生体組織の採取量が不足する場合には、針管を生体組織に複数穿刺して採取しなければならず、煩雑な操作が必要となる。
これに対して、穿刺針を構成する針管の外径を太くして生体組織の採取量を増やすことが考えられる。しかし、内視鏡の処置具挿通チャンネルによって制限されるため、針管の太径化には限界があり、組織採取量を増やすことは困難である。また、針管が太径化されると、針管の剛性が高くなることは避けられず、内視鏡の処置具挿通チャンネルを介して体腔内に導かれる針管を観察部位に導くための操作が困難となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、病理確定診断を行うために十分な量の生体組織を容易に採取することが可能な組織採取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る組織採取装置は、可撓性を有するシースと、シースに進退自在に挿通され、生体組織に穿刺される針管と、シースの基端側に設けられ、針管の進退を操作する操作部と、を備えた組織採取装置において、針管は、先端開口から基端側に向けて延びるスリットを備えた先端部を有し、先端部がシースの先端から突出した状態の時、針管の軸方向から見て、先端部の少なくとも一部分がシースの内面よりも径方向外側に位置する。
本発明に係る組織採取装置の一態様は、針管の先端部は、スリットを挟んで少なくとも一方の縁部の曲率半径が拡径する方向に付勢されている。
また、本発明に係る組織採取装置の一態様は、スリットの基端側は、針管の軸方向に対して螺旋状に形成されている。
また、本発明に係る組織採取装置の一態様は、針管の先端部には、スリットが複数設けられている。
また、本発明に係る組織採取装置の一態様は、スリットは、針管の先端開口の先鋭部以外から基端側に向かって延びている。
また、本発明に係る組織採取装置の一態様は、スリットは、針管の先端開口の先鋭部から基端側に向かって延びている。
また、本発明に係る組織採取装置の一態様は、針管の先端部は、シース内に収容されたときにシースの内径以下となる。
本発明によれば、針管の先端部には先端開口から基端側に向かって延びるスリットが設けられ、針管の先端部がシースの先端から突出したとき、針管の先端部分の少なくとも一部分はシースの内面よりも径方向外側に位置するので、生体組織を取り込むための内腔容積を拡張することが可能となる。従って、病理確定診断を行うために十分な量の生体組織を容易に採取することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態としての組織採取装置を超音波内視鏡に組み込んだ状態を示す要部断面図である。 図2は、組織採取装置の全体構成図である。 図3は、組織採取装置を構成する挿入部の先端部分の断面図である。 図4は、組織採取装置の断面図である。 図5Aは、組織採取装置を構成する針管の先端部分の構成を示した概略構成図であって、針管の先端部分がシース内に収容された状態を示す図である。 図5Bは、組織採取装置を構成する針管の先端部分の構成を示した概略構成図であって、針管の先端部分がシース内に収容された状態を示す図である。 図5Cは、組織採取装置を構成する針管の先端部分の構成を示した概略構成図であって、針管の先端部分がシース内に収容された状態を示す図である。 図6Aは、組織採取装置を構成する針管の先端部分の構成を示した概略構成図であって、針管の先端部分の一部がシースの先端から突出した状態を示す図である。 図6Bは、組織採取装置を構成する針管の先端部分の構成を示した概略構成図であって、針管の先端部分の一部がシースの先端から突出した状態を示す図である。 図7Aは、組織採取装置を構成する針管の先端部分の構成を示した概略構成図であって、針管の先端部分の全体がシースの先端から突出した状態を示す図である。 図7Bは、組織採取装置を構成する針管の先端部分の構成を示した概略構成図であって、針管の先端部分の全体がシースの先端から突出した状態を示す図である。 図7Cは、組織採取装置を構成する針管の先端部分の構成を示した概略構成図であって、針管の先端部分の全体がシースの先端から突出した状態を示す図である。 図8は、針管の先端開口と先鋭部と基端側スリットとの配置関係を示す説明図である。 図9Aは、針管の曲率半径を説明するための説明図である。 図9Bは、針管の曲率半径を説明するための説明図である。 図10Aは、組織採取装置を用いて生体組織を採取する方法を示した説明図である。 図10Bは、組織採取装置を用いて生体組織を採取する方法を示した説明図である。 図10Cは、組織採取装置を用いて生体組織を採取する方法を示した説明図である。 図10Dは、組織採取装置を用いて生体組織を採取する方法を示した説明図である。 図10Eは、組織採取装置を用いて生体組織を採取する方法を示した説明図である。 図10Fは、組織採取装置を用いて生体組織を採取する方法を示した説明図である。 図10Gは、組織採取装置を用いて生体組織を採取する方法を示した説明図である。 図11は、第1の変形例に係る針管の先端部を示した正面図である。 図12は、第2の変形例に係る針管の先端部を示した斜視図である。 図13Aは、第3の変形例に係る針管の先端部を示した斜視図である。 図13Bは、第3の変形例に係る針管の先端部を示した平面図である。 図14は、第4の変形例に係る針管の先端部を示した斜視図である。 図15は、第5の変形例に係る針管の先端部を示した斜視図である。 図16は、第5の変形例に係る針管の先端部を示した正面図である。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
本発明が適用された穿刺用の組織採取装置は、電子コンベックス走査を行う超音波内視鏡に形成した処置具挿通チャンネルを介して体腔内に挿入されるように構成したものとして説明する。組織採取装置のガイド手段としては、これ以外の走査方式の超音波内視鏡や、超音波診断機構を備えない通常の内視鏡の処置具挿通チャンネルや、更にトラカール等を用いることができる。組織採取装置をトラカールに挿通する場合には、全体を硬質部材で構成することもできる。
まず、図1に組織採取装置をガイドする超音波内視鏡の先端部分の構成を示す。図中において、10は体腔内への挿入部であって、この挿入部10はアングル部11の先端に先端部本体12を連設したものからなり、先端部本体12には、基端側に内視鏡観察部13が、また先端側には超音波観察部14が設けられている。内視鏡観察部13は、先端部本体12の基端側の傾斜部12aに設けられ、斜め前方に観察視野を向けたものからなる。
図1には、内視鏡観察部13を構成するライトガイドを備えた照明機構15を示しており、この照明機構15と共に観察機構が設けられるが、この観察機構の図示は省略する。なお、観察機構としては、固体撮像素子を用いるか、イメージガイドを用いる。
超音波観察部14は、先端部本体12の先端に設けた開口部に装着した超音波トランスデューサユニット16を有する。この超音波トランスデューサユニット16は、電子コンベックス走査を行うものであり、多数の短冊状の超音波振動子17を円弧状に配列したものから構成される。
内視鏡観察部13と超音波観察部14との間の位置に処置具導出部18が形成されている。この処置具導出部18は先端部本体12に穿設した所定の内径を有する通路であり、この処置具導出部18には接続パイプ19が連結されている。この接続パイプ19は所定角度に曲がっており、その基端部には可撓チューブ20が接続されている。従って、処置具導出部18、接続パイプ19及び可撓チューブ20から処置具挿通チャンネル21が構成され、処置具導出部18は挿入部10の軸線に対して斜め前方に向けて延在され、可撓チューブ20は挿入部10の軸線方向に延在されており、接続パイプ19の中間部分は所定の角度だけ曲がっている。
30は組織採取装置であって、この組織採取装置30は処置具挿通チャンネル21内に挿入されて、その処置具導出部18から出没できるようになっている。そして、先端部本体12を体腔内壁Sに当接させて、超音波観察部14により生体組織採取箇所Tを超音波観察視野に入れて、処置具導出部18から組織採取装置30の先端を体腔内壁Sから刺し込んで、その先端を組織採取箇所Tにまで導いた上でその生体組織を採取することができる。
図2に組織採取装置30の全体構成を示す。同図から明らかなように、組織採取装置30は、挿入部31と、操作部32とから構成され、また操作部32の基端部にはシリンジ33が着脱可能に接続される。
挿入部31は、少なくとも処置具挿通チャンネル21の全長より長いものであって、図3に示したように、2重の筒部材から構成される。つまり、挿入部31は、最外周側から、シース34と、このシース34内に挿通した針管35とから構成される。
シース34は、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通されるものであり、挿入部31の外装を構成する。シース34は、可撓性を有する筒状の部材からなり、例えばポリエーテルサルホンやテフロン(登録商標)などの樹脂部材で形成される。また、シース34は、密着コイル等で構成されてもよい。
針管35は、生体組織に穿刺された病変組織等の採取を行うものであり、シース34内に進退自在に挿通配置される。この針管35は、薄肉パイプ状の本体パイプ35aの先端を開口させると共に、この先端部分を斜めにカットすることによって、先端が尖った先鋭部としての針先35bが形成される。また、針管35は、体内に刺し込まれることから、少なくとも針先35bを含む先端部は硬質のものとなっていなければならず硬質部材で形成されている。
ここで、挿入部31は処置具挿通チャンネル21内に挿通されることから、曲がった接続パイプ19を通過し、またアングル部11が湾曲した状態でも円滑に挿通できるようにするために曲げ方向に可撓性を有するものでなければならない。このために、針管35の針先35bを含む先端部以外の部位は、可撓性を有するチューブにより形成してチューブと硬質パイプとを連結する構成としても良いが、針管35は細径のものであり、かつその肉厚をできるだけ薄くすれば曲げ可能になるので、全長を金属等からなるパイプ部材で形成している。
針管35はシース34内を前後方向に移動可能となっており、その針先35bがシース34に覆われた退避位置(図3の仮想線で示した位置)と、シース34の先端から所定の長さだけ突出する作動位置(同図に実線で示した位置)とに移動する。
このために、シース34の基端部は操作部32に連結されて、この操作部32を操作することによって針管35がシース34の先端から出没するようになっている。操作部32の具体的な構成としては、図4に示したようになっている。
シース34の基端部は連結部材39に固着して設けられ、この連結部材39はケーシング40に連結されている。ケーシング40は所定の長さを有する円筒状の部材からなり、その内部にはスライダ41が、このケーシング40の軸線方向に摺動可能に挿入されている。スライダ41は中空となっており、その内部に針管35の基端部が固着されている。従って、スライダ41を押し引き操作すると、針管35の先端の針先35bがシース34の先端から出没する。
また、ケーシング40の周胴部には軸線方向に所定の長さのガイド孔42が設けられ、スライダ41にはこのガイド孔42に挿通されるピン43が取り付けられている。ガイド孔42の先端は概略90°曲折されて、円周方向に向けた位置決め孔部42aとなっている。ガイド孔42の後端はケーシング40の後端まで延設されている。
スライダ41をケーシング40から引き出して、針管35がシース34内に引き込まれた状態が針管35の退避位置であり、ピン43をガイド孔42の後端から抜き出して例えばケーシング40の後端(ガイド孔42が設けられていない部分)に当接させている状態に移行させると、この退避位置に保持できる。退避位置では、針管35の針先35bがシース34の先端の僅かに内側に位置して、針先35bがシース34で完全に覆われた状態になり、処置具挿通チャンネル21に挿入する際等において、針先35bが他の物体に突き刺したり、引っ掛けたりすることがなく、安全性が確保されると共に、処置具挿通チャンネル21内への挿入操作を円滑に行える。なお、ピン43がケーシング40の後端に当接している状態よりもスライダ41をケーシング40から引き出した状態、即ち、ピン43をガイド孔42に係合させていない状態であれば、針管35がシース34で完全に覆われた状態となり、その状態での針管35の位置も退避位置となる。
一方、ピン43をガイド孔42に係合させてスライダ41をケーシング40内に押し込むと、針管35はシース34から導出される。そして、ピン43がガイド孔42の先端における位置決め孔部42aに係合する位置に配置すると、針管35がシース34から所定の長さだけ突出する。これが穿刺可能な作動位置であり、この作動位置での突出長さが体内への刺し込み最大長さとなる。
ここで、針管35の刺し込み最大長さは、シース34を体腔内壁に当接する位置まで針管35を刺し込める長さであって、この状態でも針先35bは超音波トランスデューサユニット16による超音波観察視野の中に入るようにする必要がある。従って、針管35の刺し込み最大長さは、超音波観察視野に規制される。
前述した作動位置でスライダ41側に設けたピン43をケーシング40のガイド孔42から位置決め孔部42aに移行させて、その位置で安定させるには、ケーシング40とスライダ41とを相対回動させるようにすれば良い。更に、ガイド孔42から位置決め孔部42aへの移行部の幅をピン43の外径寸法より僅かに狭くすると、その移行時にクリック感触が得られると共に、ピン43を安定的に保持できる。前述した退避位置でスライダ41を安定させるには、ガイド孔42から外したピン43がガイド孔42に容易に係合しないようにケーシング40とスライダ41とを相対回動させて、ピン43をガイド孔42の軸線上から退避させた位置に移動させれば良い。更に、ガイド孔42の後端付近の幅をピン43の外径寸法より僅かに狭くすると、スライダ41の退避位置への移行時にクリック感触が得られると共に、ピン43をガイド孔42の軸線上から退避させなくても退避位置でスライダ41を安定的に保持できる。
針管35は流体通路としても機能するものである。この流体通路は、負圧を作用させるための吸引通路と、針管35内に収容した組織を排出するためにホルマリン液等の液体を圧送する通路として作用する。そして、針管35における流体通路の延長部としてスライダ41に流路47が形成される。このスライダ41の基端部は、吸引用及び液体圧送用のシリンジ33が着脱可能に連結されるルアーロック部44となっている。
次に、本発明の特徴部分である挿入部31の先端部分の構成について詳しく説明する。
図5A〜図7Cは、挿入部31の先端部分の構成を示した概略構成図である。図5Aから図5Cは、針管35の先端部がシース34内に収容された状態を示した図であり、図5Aは外観斜視図、図5Bは先端側から見た正面図、図5Cは針管35のみを抽出して示した斜視図である。図6A及び図6Bは、針管35の先端部がシース34の先端から一部突出した状態を示した図であり、図6Aは外観斜視図、図6Bは先端側から見た正面図である。図7Aから図7Cは、針管35の先端部がシース34の先端から完全に突出した状態を示した図であり、図7Aは外観斜視図、図7Bは先端側から見た正面図、図7Cは上方から見た平面図である。
図5A〜図7Cに示すように、針管35の先端部はシース34の先端から出没した際に拡縮可能に構成される。具体的には、シース34の先端から出没した際に径方向に弾性変形可能な弾性片60が設けられる。この弾性片60は、後述するスリット50(52、54)によって形成された片持ち状の部分であり、針管35の軸方向から見たとき、その自由端部60aがシース34の内面よりも径方向外側に位置するように熱処理等によって変形加工(癖づけ加工)されたものである(図7B参照)。
そして、図5Aから図5C、図6A及び図6Bに示すように、針管35の先端部の少なくとも一部がシース34内に収容された状態では、弾性片60はシース34によって径方向内側に向かって付勢され、針管35の先端部は縮径した状態となる。一方、図7Aから図7Cに示すように、針管35の先端部がシース34の先端から突出した状態においては、弾性片60はシース34による拘束がなくなるため、針管35の先端部は径方向外側に向かって拡径した状態となる。
このような弾性片60を形成するために、針管35の先端部の側部にはスリット50が設けられている。このスリット50は、先端側スリット52と、基端側スリット54とから構成される。
先端側スリット52は、針管35の先端開口35cから基端側に向かって軸方向に沿って直線状に形成された細長の貫通孔である。この先端側スリット52は、片持ち状の弾性片60の自由端部60aを形成できるものであれば、その形状については特に限定されるものではなく、例えば、軸方向に対して所定角度斜めに傾いた方向に沿って形成されていてもよいし、鋸刃状、波状などの任意の各種形状であってもよい。
先端側スリット52は、針管35の針先35bとは位相が異なる位置に配置される。すなわち、針管35の軸方向に垂直な投影面に各部を投影した場合、先端側スリット52と針先35bは互いに重ならない位置に配置される。この構成によれば、針管35を生体組織に刺し込む際、生体組織から受ける挿入抵抗(穿刺抵抗)の増加を抑えることができ、操作性が向上する。
基端側スリット54は、先端側スリット52の基端側の端部を起点として基端側に向かって軸方向に対して螺旋状に延びる細長の貫通孔である。この基端側スリット54は、先端側スリット52と同様に、片持ち状の弾性片60の自由端部を形成できるものであれば、その形状については特に限定されるものではないが、本例のように軸方向に沿って螺旋状に形成されることが好ましい。これによれば、針管35の先端部をシース34内に収容する際、シース34内に収容される長さに比例してシース34から弾性片60が径方向内側に向かって受ける付勢力が徐々に大きくなるので、針管35の先端部をシース34内に円滑かつ容易に収容することが可能となる。従って、針管35の先端部に取り込まれた生体組織を確実に攫んだ状態でシース34内に保持することが可能となる。このため、採取された生体組織が途中で脱落することなく、処置具挿通チャンネル21から挿入部31を抜去することが可能となる。
基端側スリット54は、先端側スリット52と同様に、針管35の針先35bとは位相が異なる位置に配置される。すなわち、図8の(a)から(c)部に示すように、針管35の軸方向に垂直な投影面に各部を投影した場合、基端側スリット54が形成される周方向の範囲には、針管35の針先35bが含まれないように位相をずらした状態で基端側スリット54が形成されている。この構成によれば、シース34の先端から針管35の先端部が突出したときに弾性片60が径方向外側に拡張しても、針先35bは弾性片60の変形による影響を直接的に受けることなく、針先35bの位置は常に固定された位置となり、安定した穿刺が可能となる。
本実施形態では、シース34の先端から突出した針管35の先端部の外径は2種類の異なる曲率を有する。具体的には、図9Aに示すように、先端側スリット52の両側に設けられる縁部56、57のうち、弾性片60が設けられる側の一方の縁部56(弾性片の自由端部60a)の曲率半径は、他方の縁部57の曲率半径よりも大きく構成される。このため、図9Bに示すように、各縁部56、57の曲率半径が同一に構成される場合と比較して、縁部56、57間に段差が形成される。したがって、針管35を図中反時計方向(すなわち、曲率半径が小さい側から大きい側に向かって)に回転させたときに、この段差に形成される隙間を通じてより多くの生体組織を採取することが可能となる。
本実施の形態は以上のように構成されるものであって、次にこの組織採取装置30を用いて生体組織を採取する方法について説明する。
まず、超音波内視鏡の先端部本体12を体腔内壁Sに対して所定の位置に配置する。この状態で、超音波観察部14を構成する超音波トランスデューサユニット16の観察視野内に体内における組織採取箇所が捉えられると、処置具挿通チャンネル21に挿入部31を挿入して、その先端部を処置具導出部18の先端近傍に位置させる。また、ルアーロック部44にはシリンジ33を接続させておくが、このシリンジ33は吸引用のものが用いられる。
ここで、体腔内壁Sに挿入される前の状態における挿入部31における針管35は先端部がシース34に覆われている。この状態で、操作部32におけるスライダ41をケーシング40内に押し込むように操作して、図10Aに示すように、シース34の先端から針管35の先端部を突出させる。これによって、針管35の先端部は拡径した状態となり、その先端部における内腔容積が拡大される。そして、針管35の先端部が拡径した状態で、その先端部における針先35bが体腔内壁Sから体内に刺し込まれる。
この針管35の体内への刺入経路は超音波観察視野内に捉えられることから、その刺し込み操作を精度よく容易に行うことができ、かつ確実に組織採取箇所Tに狙撃することができる。
図10Bに示すように、針管35の針先35bが進行して、生体組織採取箇所Tまで進入すると、シリンジ33を作動させて、針管35内を負圧にする。この負圧の作用によって、針管35の先端開口35cから生体組織が針管35内に入り込み、生体組織が針管35内に採取される。なお、生体組織を針管35内に採取する際の操作はこれに限らない。例えば、針管35内に負圧を作用させることなく、生体組織に針管35を刺し込む操作を行うだけで生体組織を採取するようにしてもよい。また、針管35の針先35bを生体組織採取箇所Tまで進入させた状態で、シリンジ33により針管35内を負圧と正圧とに繰り返し切り替え、また、その際に針管35の針先35bの方向を変える等の操作を行って生体組織を針管35内に確実に採取するようにしてもよい。
針管35の針先35bを生体組織採取箇所Tに刺し込んだ後、図10Cに示すように、操作部32により針管35を回転動作させる。ここで、針管35の先端部の外径は2種類の異なる曲率を有し、先端側スリット52の両縁部には段差が形成されるので、針管35を回転動作させると、図10Dに示すように、この段差に形成される隙間を通じて針管35の先端部により多くの生体組織が取り込まれる。
以上のようにして、組織採取装置30の挿入部31で生体組織を採取した後、挿入部31を処置具挿通チャンネル21から抜き出す。このとき、図10Eに示すように、針管35の先端部をシース34の先端から突出させた状態で、挿入部31を処置具挿通チャンネル21から抜き出す。なお、挿入部31を処置具挿通チャンネル21から抜き出す際の操作はこれに限らない。例えば、図10Fに示すように、シース34を生体組織採取箇所Tに向かって前進させて針管35の先端部をシース34内に収容してから、図10Gに示すように、挿入部31を処置具挿通チャンネル21から抜き出してもよい。この場合、シース34内に収容された針管35の先端部に採取された生体組織を確実に攫んだ状態で、挿入部31を処置具挿通チャンネル21から抜き出すことができる。
挿入部31を処置具挿通チャンネル21から抜き出した後、吸引用のシリンジに代えて、例えばホルマリン液を圧送するシリンジをルアーロック部44に接続し、このシリンジからホルマリン液を針管35内に圧送する。これによって、採取した組織を試験管等に移し替えることができる。
以上のとおり、本実施形態によれば、針管35の先端部はシース34の先端から出没した際に拡縮可能に構成されるので、病理確定診断を行うために十分な量の生体組織を容易に採取することが可能となる。また、シース34の先端から突出した状態の針管35の先端部の外径は2種類の異なる曲率を有し、先端側スリット52の両縁部56、57には段差が形成されるので、生体組織に刺し込まれた針管35を回転動作させることによって、その段差に形成される隙間を通じてより多くの生体組織を採取することが可能となる。
以上、本発明に係る組織採取装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。以下、変形例のいくつかを説明する。
[第1の変形例]
図11に示した第1の変形例では、針管35の先端部に形成された先端側スリット52の両縁部56、57のうち、一方の縁部56(弾性片60の自由端部60a)は先鋭な刃状(先細りのエッジ形状)に構成される。この構成によれば、針管35を図中反時計方向に回転動作させたときに、針管35の内部に取り込まれた生体組織を容易に切断することが可能となる。
[第2の変形例]
図12に示した第2の変形例は、針管35の先端部に形成された先端側スリット52の両縁部56、57のうち、一方の縁部56(弾性片60の自由端部60a)は鋸刃状に形成される。この構成によれば、第1の変形例と同様に、針管35を図中矢印で示す方向に回転動作させたときに、針管35の内部に取り込まれた生体組織を容易に切断することが可能となる。
[第3の変形例]
図13A及び図13Bに示した第3の変形例は、針管35の先端部の内面には、1又は複数のガイド部材62が設けられている。このガイド部材62は、軸方向に対して斜めの方向に傾けられた状態で凸設されたものであり、針管35を図中矢印で示す方向に回転動作させたときに、針管35の内部に取り込まれた生体組織を針管35の基端側に誘導するので、より多くの生体組織を採取することが可能となる。
[第4の変形例]
図14に示した第4の変形例は、本実施形態とは180度位相を異ならせて先端側スリット52及び基端側スリット54を形成したものである。すなわち、針管35の先端部には、先端開口35cのうち最先端に位置する先鋭部としての針先35bから軸方向に沿って直線状の先端側スリット52が形成され、その基端側に螺旋状の基端側スリット54が形成されている。この構成によれば、針管35を生体組織に刺し込む際、生体組織から受ける挿入抵抗によって、針管35の先端部が更に拡径するので、生体組織の採取量を増やすことができる効果が得られる。
[第5の変形例]
図15に示した第5の変形例は、本実施形態と第4の変形例とを組み合わせたものである。すなわち、針管35の先端部には、先端側スリット52及び基端側スリット54が2組設けられており、これらのスリット52、54によって2つの弾性片60A、60Bが設けられている。この構成によれば、図16に示した想像線のように、針管35の先端部がシース34の先端から突出した際、各弾性片60A、60Bがそれぞれ互いに離れる方向に拡径するので、1つの弾性片60を設けた態様に比べて更に多くの生体組織を採取することが可能となる。
10…挿入部、11…アングル部、12…先端部本体、13…内視鏡観察部、14…超音波観察部、21…処置具挿通チャンネル、30…組織採取装置、31…挿入部、32…操作部、33…シリンジ、34…シース、35…針管、35a…本体パイプ、35b…針先、35c…先端開口、50…スリット、52…先端側スリット、54…基端側スリット、60…弾性片、60a…自由端部、56…縁部、57…縁部、62…ガイド部材

Claims (6)

  1. 可撓性を有するシースと、
    前記シースに進退自在に挿通され、生体組織に穿刺される針管と、
    前記シースの基端側に設けられ、前記針管の進退を操作する操作部と、
    を備えた組織採取装置において、
    前記針管は、先端開口から基端側に向けて延びるスリットを備えた先端部を有し、前記先端部が前記シースの先端から突出した状態のとき、前記針管の軸方向から見て、前記先端部の少なくとも一部分が前記シースの内面よりも径方向外側に位置し、
    前記スリットの基端側は、前記針管の軸方向に対して螺旋状に形成されている組織採取装置。
  2. 前記針管の先端部は、前記スリットを挟んで少なくとも一方の縁部の曲率半径が拡径する方向に付勢されている請求項1に記載の組織採取装置。
  3. 前記針管の先端部には、前記スリットが複数設けられている請求項1又は2に記載の組織採取装置。
  4. 前記スリットは、前記針管の先端開口の先鋭部以外から基端側に向かって延びている請求項1〜のいずれか1項に記載の組織採取装置。
  5. 前記スリットは、前記針管の先端開口の先鋭部から基端側に向かって延びている請求項1〜のいずれか1項に記載の組織採取装置。
  6. 前記針管の先端部は、前記シース内に収容されたときに前記シースの内径以下となる請求項1〜のいずれか1項に記載の組織採取装置。
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