JPWO2015181850A1 - エレベーター用かご - Google Patents

エレベーター用かご Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015181850A1
JPWO2015181850A1 JP2016522977A JP2016522977A JPWO2015181850A1 JP WO2015181850 A1 JPWO2015181850 A1 JP WO2015181850A1 JP 2016522977 A JP2016522977 A JP 2016522977A JP 2016522977 A JP2016522977 A JP 2016522977A JP WO2015181850 A1 JPWO2015181850 A1 JP WO2015181850A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
fixture
fastening
plate portion
lighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016522977A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6211183B2 (ja
Inventor
圭悟 垂石
圭悟 垂石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2015181850A1 publication Critical patent/JPWO2015181850A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6211183B2 publication Critical patent/JP6211183B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B11/02Cages, i.e. cars

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

本発明は、エレベーター用かごのかご室本体(100)の内部に取り付けられる照明装置(12)に関し、照明装置(12)の大きさが天井パネル(5)の設計に及ぼす影響を少なくし、異なる大きさの照明装置(12)への取り替えを容易とするものである。この課題を解決するため、本発明は、かご室本体(100)を構成する側面パネル(6)と天井パネル(5)との締結部において取付具(14)の保持板部(14b)を共締めして保持し、保持された取付具(14)の取付板部(14e)から突出する突出部(14f)に、照明装置(12)の突出部用挿入溝(15c)を挿入することで、照明装置(12)を取付具(14)に対し取り付け可能に構成した。

Description

この発明は、正面に扉を有し、側面に側面パネルを配し側面パネルの上方に天井パネルを配するエレベーター用かごに代表される、少なくとも1つの側面パネルを有するかごにかかわり、かご室の内部を照らす照明装置を備えるエレベーター用かごに関するものである。
従来のエレベーター用かごにおいては、かご室の内部を照らす照明装置を内包する照明ケースを天井パネルの天板部に取り付けたものがある(特許文献1)。また、照明装置を内包する照明ケースを互いに向かい合う側面パネルの上端部にそれぞれ締結し、この2つの照明ケース間に天井パネルを保持したものがある(特許文献2)。
特開昭61−64689号公報 特開平11−349259号公報
しかし、特許文献1に記載の発明においては、照明装置を内包する照明ケースを天井パネルの天板部に取り付けているので、取り付ける照明ケースに合わせて天板部を設計しなければならなかった。また、特許文献2に記載の発明においては、照明装置を内包する照明ケースに側面パネル及び天井パネルを締結しているので、照明ケースの大きさに合わせて天井パネルの大きさを設計しなければならず、異なる大きさの照明ケースに取り替えることも困難であった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、照明装置の大きさが天井パネルの設計に及ぼす影響が少なく、異なる大きさの照明装置への取り替えが容易なエレベーター用かごを得ることを目的とする。
この発明に係るエレベーター用かごは、側面パネルと天井パネルとの間に保持された取付具の突出部に、照明装置の突出部用挿入溝を挿入することで、照明装置を取付具に取付るものである。
この発明によれば、照明装置の大きさが天井パネルの設計に及ぼす影響が少なく、異なる大きさの照明装置への取り替えが容易になる。
実施の形態1におけるエレベーター用かごを示す斜視図である。 実施の形態1におけるエレベーター用かごの横断面図である。 実施の形態1における照明装置、側面パネル及び天井パネルを示す部分断面図である。 実施の形態1における取付具の斜視図である。 実施の形態1における照明装置の断面図である。 実施の形態1における照明箱の側面側斜視図である。 実施の形態1における照明箱の底面側斜視図である。 実施の形態1における側面パネル、取付具及び天井パネルの取り付け時の位置関係を示す部分断面図である。 実施の形態1における側面パネルの部分正面図である。 実施の形態1における背面パネルを示す図である。 実施の形態1における前面部を示す図である。 実施の形態1における他の実施例のエレベーター用かごを示す斜視図である。 実施の形態2におけるエレベーター用かごを示す斜視図である。 実施の形態2における照明装置、側面パネル及び天井パネルを示す部分断面図である。 実施の形態2における照明装置の断面図である。 実施の形態2における照明箱を示す斜視図である。 実施の形態3における取付具を示す斜視図である。 実施の形態4における照明装置の断面図である。 実施の形態4における照明箱を示す斜視図である。 実施の形態5における取付具を示す斜視図である。 実施の形態5における照明装置の断面図である。 実施の形態5における照明箱を示す斜視図である。
実施の形態1.
以下にこの発明の実施の形態1を図1から図3を用いて説明する。図1及び図2に示すように、かご室本体100は正面に片開きの扉1、正面パネル2及び操作パネル3を有する。さらに、かご室本体100は、床パネル4、天井パネル5、両側面の側面パネル6及び背面パネル7を有する。正面パネル2はかご室本体100の扉1の上辺及び左側面を囲うように配置される。正面パネル2の横の操作パネル3には、かごが現在走行している階を表示する表示装置8とかごの行先階を登録する登録装置9が設けられている。
側面パネル6及び背面パネル7は床パネル4と天井パネル5との間に配置される。床パネル4と両側面パネル6との間とには巾木10が配置される。床パネル4と背面パネル7との間にも巾木10が配置される。この巾木10は両側面パネル6及び背面パネル7の下端において、両側面パネル6及び背面パネル7を床パネル4に立設して固定するために設けられた空間部を覆うためのものである。両側面パネル6にはそれぞれ手すり11が設けられている。照明装置12は、かご室本体100の上部における天井パネル5と側面パネル6の境界部に設けられる。
図3に示すように天井パネル5はかご室本体100の天井を構成する平面四角形状の天板部5aを有し、この天板部5aの4辺それぞれから垂直に立ち下げられた垂直部5bと、この垂直部5bからかご室本体100外方に向かって水平に延在する締結部5cとを有している。4つの垂直部5bのうち両側面パネル6の上方に位置する2つの垂直部5bは換気穴5dを有する。
両側面パネル6は床パネル4に対し立設され、かご室本体100の壁を構成する壁面部6aを有し、この壁面部6aの上端部にかご室本体100外方に向かって水平方向に延在する上面部としての締結部6bを有し、この締結部6bから垂直に立ち下げられ下方に延在する縁部6cを有している。側面パネル6の締結部6bと天井パネル5の締結部5cで後述の取付具14を挟み込み、ボルト13a及びナット13bを用いて締結部6bと締結部5cを締結する。これによって天井パネル5は取付具14を介して側面パネル6上に取り付けられる。
なお、図3において、側面パネル6の下端部は示していないが、下端にてかご室本体100外方に向かって水平に延在する締結部を有し、この締結部に床パネル4が締結されているものである。
図4を用いて取付具14の構造について説明する。図4に示すように取付具14は、ボルト13aが通る締結用穴14aが設けられた保持板部14bを有する。保持板部14bの上面には天井パネル5の締結部5cの下面が接触し、下面には側面パネル6の締結部6bの上面が接触する。保持板部14bのかご室本体100外方端部から下方に垂直部14cが延在し、この垂直部14cからかご室本体100内方に縁部14dが延在する。また、保持板部14bのかご室本体100内方端部から下方に取付板部14eが延在し、この取付板部14eには、側面パネル6の壁面部6aのかご室本体100側の表面とは反対側の表面から突出する挿入部14fが形成されている。挿入部14fは、取付板部14eの表面からかご室本体100内方に延在する水平部14gと、水平部14gのかご室本体100側端部から上方に延在する垂直部14fを有する。さらに取付板部14eには、照明装置12を取付具14に締結するための締結用ねじ穴14iが、挿入部14fの両側に設けられている。
図5から図7を用いてLED装置16及び照明箱15を有する照明装置12について説明する。照明箱15は、3つの側板15aと1つの側板15bと上板15hを有し、全体として直方体状の形状を有する。側板15bには取付具14の挿入部14fが挿入されることで、取付具14に照明箱15を固定する挿入溝15cが形成されている。挿入溝15cは、側板15bの表面部15dから照明箱15内側に延在する水平部15eと、水平部15eから下方に延在する垂直部15fと、垂直得15fの下端から表面部15dまで水平に延在する水平部15gを有する。表面部15dの照明箱15内側表面と、水平部15eの下面と、垂直部15fの照明箱15外側表面と、水平部15gの上面とにより、溝が形成される。
上板15hの下面にはLED装置16が設けられている。LED装置16は、LED素子16a、LED素子16aが実装された基板16b、LED素子16aへの電力供給を制御する制御部16c、制御部16cへの電力供給を行う電源ケーブル16dを有する。電源ケーブル16dは側板15bの上部に形成されたケーブル用穴15iを通って、照明箱15の内部から外部へ引き出される。この電源ケーブル16dは、図3に示すように天井パネル5に設けられた換気穴5dを通ってかご室本体100の外部へ引き出され、図示しない電源に接続される。
側板15bの下部には、この側板15bと向かい合う側板15aに向かって延在する水平部15jが形成され、側板15bと向かい合う側板15aの下部には、この側板15aから側板15bに向かって延在する水平部15kが形成される。側板15bに隣接する互いに向かい合う2つの側板15aの下部には、他方の側板15aに向かって延在する水平部15kが形成される。水平部15iと3つの水平部15kの上面には、LED素子16aからの光を拡散する照明板20が載置され、保持される。挿入溝15cの両側には照明箱15を取付具14に締結するための締結用穴15lが形成される。照明装置12は、いわゆる直接照明装置として機能する。
図8から図11を用いて、側面パネル6への取付具14と天井パネル5の取付方法について説明する。まず、両側面パネル6に取付具14を取り付ける。取付具14は、取付具14の取付板部14eと垂直部14cとの間に、側面パネルの壁面部6aと縁部6cが位置するように、側面パネル6に対し上方から載置され、側面パネル6に取り付けられる。このとき、側面パネル6の締結部6bの上面と取付具14の保持板部14bの下面とが接触する。取付具14は1つの側面パネル6に対し3つ取り付けられる。
なお、取付具14の縁部14dが側面パネル6の縁部6cの下方まで延在しているため、取付具14の取付板部14eが側面パネル6の壁面部6aから離れる方向に回動しても、取付具14の縁部14dの上面と側面パネル6の縁部6cの下面とが接触し、取付具14の側面パネル6からの脱落が防止される。すなわち、取付具14の縁部14dと、側面パネル6の縁部6cは、脱落防止機構を構成する。また、側面パネル6に取り付けられた取付具14が、取付板部14eが側面パネル6の壁面部6aに近づく方向に回動しても、取付具14の取付板部14eと側面パネル6の壁面部6aとが接触し、取付具14の側面パネル6からの脱落が防止される。すなわち、取付具14の取付板部14eと側面パネル6の壁面部6aも、脱落防止機構を構成する。側面パネル6に取り付けられた取付具14は、側面パネル6の締結部6bの上面と取付具14の保持板部14bの下面とが接触した状態にある。この状態では、取付具14の縁部14dが側面パネル6の縁部6cに沿って延在し、締結具14の取付板部14eが側面パネル6の壁面部6aに沿って延在しているので、側面パネル6の締結部6bの上面に沿って移動させることができ、取り付け位置の調整が容易にできる。
取付具14の位置調整が完了すると、図9に示すように、側面パネル6の締結部6bの上面における3つの取付具14の両側に、取付具14の保持板部14bと厚さの等しい間埋め部材17を計4つ載置する。さらに、図10に示すように背面パネル7の上にも間埋め部材18を載置する。背面パネル7は、かご室本体100の壁を構成する壁面部7aを有し、この壁面部7aの上端部にかご室本体100外方に向かって水平に延在された締結部7bを有し、この締結部7bから垂直に立ち下げられた垂直部7cを有している。また、締結部7bには締結用穴7dが形成されている。背面パネル7の締結部7bの上面には、取付具14の保持板部14bと厚さの等しい間埋め部材18が載置される。間埋め部材18には2つの締結用穴18aが形成されている。
また、図11に示すように正面パネル2の上にも間埋め部材19が載置される。前面パネル2は、正面部2aを有し、この正面部2aの上端部にかご室本体100外方に向かって水平に延在された締結部2bを有し、この締結部2bから垂直に立ち下げられた垂直部2cを有している。また、締結部2bには締結用穴2dが形成されている。正面パネル2の締結部2bの上面には、取付具14の保持板部14bと厚さの等しい間埋め部材19が載置される。間埋め部材19には2つの締結用穴19aが形成されている。
側面パネル6に取り付けられた取付具14の上に天井パネル5を載置すると、天井パネル5の締結部5cの下面と取付具14の保持板部14bの上面とが接触する。このとき同時に、背面パネル7の締結部7b上に載置された間埋め部材18の上面と天井パネル5の締結部5cの下面とが接触し、正面パネル2の締結部2b上に載置された間埋め部材19の上面と天井パネル5の締結部5cの下面とが接触する。この状態で、ボルト13a及びナット13bにより、取付具14及び側面パネル6と天井パネル5とを締結し、背面パネル7及び間埋め部材18と天井パネル5とを締結し、前面パネル2及び間埋め部材19と天井パネル5とを締結する。側面パネル6上の間埋め部材19は、天井パネル5の締結部5cと側面パネル6の締結部6bとの間に挟まれ保持される。なお、天井パネル5の締結部5cにはボルト13aが通る締結用穴5eが形成されており、側面パネル6の締結部6bにはボルト13aが通る締結用穴6dが形成されている。
取付具17が固定されたら、取付具17に対し照明装置12を固定する。固定は2段階に分けられる。第1段階として、取付具17の挿入部を照明箱15の挿入溝15cに挿入する。挿入部14fの上下寸法は、照明箱15の表面部15dに形成される開口の上下寸法よりも若干小さく、横幅も同様に若干小さく形成されている。よって、取付具17の挿入部17fが照明箱15の挿入溝15c内に入り込むように、照明装置12を取付具17に近づけ、その後照明装置12を下方に落とし込むことで、挿入部17が挿入溝15cの上部まで入り込む。以上の手順により、照明装置12が取付具17に保持される。次に第2段階として、照明箱15を締結具17に締結する。図示しないネジを照明箱15内部から締結用穴15lを通って外部に突出させ、取付具14の締結用ねじ穴14iに螺着させる。締結具17が側面パネル6に取り付けられた状態では、締結具14の取付板部14eと側面パネル6の壁面部6aとの間の隙間が小さくナットが入らないため、締結用ねじ穴14iにネジ山を切っておき、これに螺着させる構成としている。以上の手順により、照明装置12が取付具14に固定され、最後に照明板20を下方から照明箱15にはめ込むことで、照明装置12の取付が完了する。
実施の形態1によれば、側面パネル6の上面に取付具14を取り付け、取付具14の上面に天井パネル5を取り付け、取付具14に対しLED装置16を内包する照明箱15を取り付けるようにした。そのため、かご室本体100への照明装置の取り付け及び取り外しが容易となる。
また、側面パネル6の締結部6bと天井パネル5の締結部5cとを締結することで側面パネル6への天井パネル5の固定を行っていたエレベーターかごにおいては、これまでの基本的な構造を変更することなく、側面パネル6の締結部6bと天井パネル5の締結部5cとの間に取付具14を配置するだけであるので、側面パネル6及び天井パネル5の設計への影響が少ない。
また、照明箱15の挿入溝15cに取付具14の挿入部14fを挿入させて一時的に保持させ、その後照明箱15と締結具14を締結するようにしたので、少人数で取り付けることが可能となる。
また、取付具14の縁部14dが、側面パネル6の縁部6cの下方まで延在しているので、側面パネル6の締結部6bをレールとして、取付具14を側面パネル6の締結部6b上で移動させることができ、取り付け位置の調整が容易にできる。
なお、上記実施の形態1では床パネル4、天井パネル5、側面パネル6及び背面パネル7それぞれを一枚のパネルで構成したものを示したが、これに限られるものではなく、複数の分割パネルを接続して構成したもので合っても良い。
なお、図1においては、扉1が片開きの例を示したが両開きであってもよい。また、図1において、両側面には側面パネル6が配され、背面には背面パネル7が配されるものとしたが、少なくとも1つの以上の面に扉1とは別の扉が設けられていてもよい。また、図1におけるかご室本体100で形成される内空間は直方体形状であったが、正面パネル、側面パネル及び背面パネルの数を適宜変更し他の多面体形状となるようにかご室本体100を構成してもよい。
なお、正面パネル2及び天井パネル5の間に取付具14を取り付け、照明箱15を設けてもよい。また、背面パネル7及び天井パネル5の間に取付具14を取り付け、照明箱15を設けてもよい。
また、上述の説明においては、側面パネル6に間隔を空けて複数の照明箱15を設けるものとしたが、図12に示すように側面パネル6のかご室本体100内側面に対し左右方向に延びた照明箱20を設けることもできる。照明箱20内には複数のLED照明装置14が収容される。
また、取付具14は1つの側面パネル6に対し3つ取り付けられるものとしたが、数は3つには限られない。同様に照明箱15を設ける数も3つには限られない。
また、側面パネル6上の間埋め部材17をより強固に保持するため、間埋め部材17に締結用穴を設け、ボルト13a及びナット13bにより天井パネル5及び側面パネル6と締結してもよい。
また、取付具14と間埋め部材17を別々に側面パネル6に取り付けるものとしたが、取付具14と間埋め部材17を予め固定してから側面パネル6に取り付けてもよい。また、一体の部材として形成し側面パネル6に取り付けてもよい。この構成では輸送時のスペースが増加するが、現地での取付時間を短くすることができる。
また、LED装置16の電源ケーブル16dを天井パネル5の換気穴5dを通ってかご室本体100の外部へ引き出すものとしたが、換気穴5dとは別に天井パネル5に引き出し用穴を設けてもよい。
また、側面パネル6と天井パネル5との間に間埋め部材17を配置したが、間埋め部材17を全部又は一部設けないようにし、側面パネル6と天井パネル5との間に生じる隙間を換気穴としてもよい。また、間埋め部材17に換気穴を設けてもよい。また、間埋め部材18、19のうち少なくとも一つに換気穴を設けてもよいし、複数に分割し換気用の間隙を空けて配置してもよい。
実施の形態2.
以下にこの発明の実施の形態2を、図13から図16を用いて説明する。図13から図16において、図1から図8と同一又は対応する構成については、同一符号を付し、説明を省略する。実施の形態2においては、図13に示すようにかご室本体100上部における天井パネル5と側面パネル6の境界部に照明装置21が取り付けられる。
図15に示すように、照明装置21は、LED装置16と照明箱22を有する。照明箱22は、3つの側板22aと1つの側板22bと下板22dを有し、全体として直方体状の形状を有する。側板22bには取付具14の挿入部14fが挿入されることで、取付具14に照明箱22を固定する突出部用挿入溝22cが形成されている。取付具14と照明箱22は、締結用穴22lを通るボルトで固定される。下板22dの上面にはLED装置16が設けられている。照明箱22の上面は開口しており、LED装置16の電源ケーブル16dはこの開口から照明箱22の外部へ引き出される。電源ケーブル16bは、さらに天井パネル5に設けられた換気穴5dを通って、かご室本体100の外部へ引き出され、図示しない電源に接続される。
LED素子16aからの光は、照明箱22の上部の開口から照明箱22の外部へ上方に投射される。照明箱22の外部に投射された光は、主に天井パネル5の天板部5aで反射される。照明装置21は、いわゆる間接照明装置として機能する。
実施の形態2によれば、側面パネル6の上面に取付具14を取り付け、取付具14の上面に天井パネル5を取り付け、取付具14に対しLED装置16を内包する照明箱22を取り付けるようにした。そのため、かご室本体100への照明装置の取り付けが容易となる。
実施の形態3.
以下にこの発明の実施の形態3を、図17を用いて説明する。実施の形態3は、直接照明装置として機能する照明装置を使用した実施の形態1を基本的な構成としつつ、実施の形態1で用いた取付具14の形状を一部変更した取付具23を用いたものである。図17において図4と同一または対応する構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
図17において、取付具23は、照明箱15から外部に引き出された電源ケーブル16dが通るケーブル用溝23gを有する。ケーブル用溝23gは、取付板部23eの突出部7eが形成された表面から保持板部23bを通って垂直部23cのかご室本体100の外方表面まで達している。また、ケーブル用溝23gは、取付具23に照明箱15を固定した際、照明箱15のケーブル用穴15iと通じる位置に形成される。実施の形態1では、電源ケーブル16dを天井パネル5の換気穴5d又はケーブル用穴を通してかご室本体100の外部に引き出したが、実施の形態3では、照明箱15のケーブル用穴15iから照明箱15の外部に引き出された電源ケーブル16dを、取付具23のケーブル用溝23gを通ってかご室本体100の外部に引き出す。
実施の形態3によれば、天井パネル5の換気穴5dに電源ケーブル16dを通す場合と比べ、照明装置の取り付け位置が換気穴の位置に依存しないため、照明装置の配置の自由度が増す。また、換気穴5dの内部を電源ケーブル16dが通らないことから換気を阻害することもない。また、天井パネル5にケーブル用穴を設ける場合と比べ、天井パネル5への加工が不要となり、低コスト化が可能である。
実施の形態4.
以下にこの発明の実施の形態4を、図18及び図19を用いて説明する。実施の形態4は、間接照明装置として機能する照明装置を使用した実施の形態2を基本的な構成としつつ、実施の形態2で用いた取付具14の代わりに実施の形態3で用いた取付具23を用いたものである。また、取付具23を用いるために実施の形態2で用いた照明箱22の形状を一部変更した照明箱24を用いている。図18及び図19において図15又は図16と同一または対応する構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
図18及び図19において、照明装置25は照明箱24及びLED装置16を有する。照明箱24の側板24bにはLED装置16の電源ケーブル16dが通るケーブル用穴24eが照明箱22の開口よりも下方に形成されている。照明箱24の突出部用挿入溝22cには、取付具23の挿入部14fが挿入され、これにより取付具23に対し照明箱24が固定される。照明箱24のケーブル用穴24eは、取付具23に照明箱24を固定した際、ケーブル用溝23gと通じる位置に形成される。照明箱24のケーブル用穴24eから照明箱24の外部に引き出された電源ケーブル16dは、取付具23のケーブル用溝23gを通ってかご室本体100の外部に引き出される。
実施の形態2においては、照明箱22の上部の開口から照明箱22の外部に引き出されたケーブル16dを、天井パネル5に設けた換気穴5dまたはケーブル用穴からかご室本体100外部に引き出していたが、電源ケーブル16dが照明箱22の開口を通るためLED装置16からの光を遮断しやすくなっていた。実施の形態4においては、電源ケーブル16dが、照明箱22の開口よりも下方に位置する照明箱24のケーブル用穴18eと取付具23の挿入部14fを通ってかご室本体100外部に引き出されるため、LED装置16からの光が遮断されにくい。また、直接照明装置として機能する照明装置を使用した実施の形態3と同じ形の取付具23を用いることが出来るので、使用する照明装置の機能が直接照明か間接照明かに関わらず取付具23を共有化でき、コストが低減できる。
実施の形態5.
以下にこの発明の実施の形態5を、図20から図22を用いて説明する。実施の形態5は、間接照明装置として機能する照明装置を使用した実施の形態2を基本的な構成としつつ、実施の形態2で用いた取付具14の形状を一部変更した取付具26、実施の形態2で用いた照明箱27を用いている。図20から図22において図15から図17と同一または対応する構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
図21及び図22において、照明装置28は照明箱27及びLED装置16を有する。照明箱27の側板27bにはLED装置16の電源ケーブル16dが通るケーブル用穴27eが形成されている。ケーブル用穴27eは、LED装置16のLED素子16aよりも下方に位置する。図20において、取付具26には、保持板部26bのかご室100内方端部から下方に取付板部26eが延在し、かご室100外方端部から下方に垂直部26cが延在する。取付板部26e、保持板部26bおよび垂直部26cには、連通したケーブル用溝26gが形成される。ケーブル用溝26gは、取付板部26eの下部から上方に延在し、保持板部26bまで達すると垂直部26cに向かって水平に延在する。ケーブル用溝26gは垂直部26cのかご室100外方表面まで達する。
照明箱27の突出部用挿入溝22cには、取付具26の挿入部14fが挿入され、これにより取付具26に対し照明箱27が固定される。照明箱27のケーブル用穴27eは、取付具26に照明箱27を固定した際、ケーブル用溝26gと通じる位置に形成される。照明箱27のケーブル用穴27eから照明箱27の外部に引き出された電源ケーブル16dは、取付具26のケーブル用溝26gを通ってかご室本体100の外部に引き出される。
実施の形態5によれば、LED装置16からの光が上方の天井パネル5に向かって投射される構成においても、LED装置16のLED素子16aよりも下方に形成したケーブル用穴27eを通って電源ケーブル16dをかご室本体100外部に引き出すため、電源ケーブル16dによってLED装置16からの光が遮断されない。
100 かご室本体、2 床パネル、3 天井パネル、4 側面パネル、5 正面パネル、6 側面パネル、7 背面パネル、 12、25照明装置、 15、24照明箱、 16LED装置

Claims (6)

  1. 床パネルと、この床パネルに立設される側面パネルと、この側面パネルの上方に取り付けられる天井パネルとを有するかご室本体、
    前記側面パネルの上面と前記天井パネル下面との間に保持される保持板部と、前記保持板部から前記側面パネルの前記かご室本体側の表面に沿って延在する取付板部と、前記取付板部から前記側面パネルの前記かご室本体側の表面とは反対側に突出する突出部とを有する取付具、
    前記突出部が挿入される突出部用溝を有し、前記取付板部に取り付けられる照明装置、を備えるエレベーター用かご。
  2. 前記側面パネルは第1の締結用穴が形成された第1の締結部を有し、
    前記天井パネルは第2の締結用穴が形成された第2の締結部を有し、
    前記保持板部は、前記第1の締結部の上面と前記第2の締結部の下面との間に保持され、前記第1の締結用穴と前記第2の締結用穴に通じる第3の締結用穴を有し、
    前記第1の締結部と前記第2の締結部と前記保持板部は、前記第1の締結用穴と前記第2の締結用穴と前記第3の締結用穴を通るボルトにより締結されること
    を特徴とする請求項1に記載のエレベーター用かご。
  3. 前記照明装置は、発光装置と、この発光装置を内包し、前記取付具の前記取付板部に固定される照明箱とを有し、
    前記照明箱は、前記発光装置の電源ケーブルが通るケーブル用穴を有し、
    前記取付具の前記取付板部および前記保持板部には、前記照明箱の前記ケーブル用穴と前記かご室本体外部とを連通するケーブル用溝が形成されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のエレベーター用かご。
  4. 前記発光装置は、前記照明箱の下板に固定され、
    前記照明箱の上面は開口しており、
    前記ケーブル用穴は、前記上面の開口よりも下方に形成されること
    を特徴とする請求項3に記載のエレベーター用かご。
  5. 前記発光装置は、前記照明箱の下板に固定され、
    前記照明箱の上面は開口しており、
    前記ケーブル用穴は、前記発光装置の発光素子よりも下方に形成されること
    を特徴とする請求項3に記載のエレベーター用かご。
  6. 前記側面パネルは、前記かご室本体外部まで延在し前記保持板部を保持する上面部と、前記かご室本体外部において前記上面部から下方に延在する第1の縁部とを有し、
    前記取付具の前記保持板部は前記かご室本体外部まで延在し、
    前記取付具は、前記かご室本体外部において前記保持板部から前記第1の縁部に沿って下方に延在する側面部と、この側面部から前記第1の縁部の下方まで延在する第2の縁部を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のエレベーター用かご。
JP2016522977A 2014-05-28 2014-05-28 エレベーター用かご Active JP6211183B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/002808 WO2015181850A1 (ja) 2014-05-28 2014-05-28 エレベーター用かご

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015181850A1 true JPWO2015181850A1 (ja) 2017-04-20
JP6211183B2 JP6211183B2 (ja) 2017-10-11

Family

ID=54698241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016522977A Active JP6211183B2 (ja) 2014-05-28 2014-05-28 エレベーター用かご

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6211183B2 (ja)
CN (1) CN106414299B (ja)
BR (1) BR112016025221A2 (ja)
WO (1) WO2015181850A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018011459A1 (en) * 2016-07-15 2018-01-18 Kone Corporation Elevator arrangement for safe maintenance work

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224784U (ja) * 1975-08-13 1977-02-21
JPS60162565U (ja) * 1984-04-06 1985-10-29 三菱電機株式会社 エレベ−タのかご室
JPS6118277U (ja) * 1984-07-04 1986-02-01 フジテツク株式会社 エレベ−タかご天井構造
JPS61127170U (ja) * 1985-01-24 1986-08-09
JPH01203191A (ja) * 1988-02-05 1989-08-15 Hitachi Ltd エレベータの乗りかご
JPH0597358A (ja) * 1991-10-04 1993-04-20 Mitsubishi Electric Corp エレベーターのかご室
JPH07228441A (ja) * 1994-02-04 1995-08-29 Otis Elevator Co エレベーターのかご
JP2007326697A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Mitsubishi Electric Corp エレベータかご照明装置
JP2011152999A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ乗りかご

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100337898C (zh) * 2002-09-06 2007-09-19 东芝电梯株式会社 电梯照明系统
KR100668941B1 (ko) * 2004-07-06 2007-01-19 윤일식 엘리베이터의 조명장치
WO2007057967A1 (ja) * 2005-11-18 2007-05-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータのかご照明装置
JP2010006572A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータかごの天井照明装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224784U (ja) * 1975-08-13 1977-02-21
JPS60162565U (ja) * 1984-04-06 1985-10-29 三菱電機株式会社 エレベ−タのかご室
JPS6118277U (ja) * 1984-07-04 1986-02-01 フジテツク株式会社 エレベ−タかご天井構造
JPS61127170U (ja) * 1985-01-24 1986-08-09
JPH01203191A (ja) * 1988-02-05 1989-08-15 Hitachi Ltd エレベータの乗りかご
JPH0597358A (ja) * 1991-10-04 1993-04-20 Mitsubishi Electric Corp エレベーターのかご室
JPH07228441A (ja) * 1994-02-04 1995-08-29 Otis Elevator Co エレベーターのかご
JP2007326697A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Mitsubishi Electric Corp エレベータかご照明装置
JP2011152999A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ乗りかご

Also Published As

Publication number Publication date
CN106414299A (zh) 2017-02-15
BR112016025221A2 (pt) 2017-08-15
WO2015181850A1 (ja) 2015-12-03
JP6211183B2 (ja) 2017-10-11
CN106414299B (zh) 2018-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101776026B1 (ko) 내진형 조명설비 어셈블리와 이것이 결합되는 현수선 구조설비
US20180037440A1 (en) Elevator car
WO2015190091A1 (ja) 照明装置、照明装置用器具本体及び発光ユニット
US20180050885A1 (en) Elevator car
JP6211183B2 (ja) エレベーター用かご
JP6271079B2 (ja) エレベータの操作盤
KR20160006001A (ko) 조명등 설치 조립체
JP5061028B2 (ja) 取付パネルの取付構造
KR102207491B1 (ko) 멀티 엘이디유닛 설치장치
JP7433041B2 (ja) 照明器具
JP6469442B2 (ja) 照明器具
JP7272929B2 (ja) 天板付什器
JP2017128932A (ja) 実験室用フレキシブルパーテーションユニット
JP2017027792A (ja) Led照明装置
JP5909697B2 (ja) 発光装置および照明器具
JP2020152494A (ja) エレベータ
JP2022149520A (ja) 照明装置
JP2005312101A (ja) 室内配線収納構造
JP5877384B2 (ja) 照明器具
JP6887432B2 (ja) エレベータの乗りかご照明装置、および、エレベータ
JP6272562B2 (ja) エレベータのかご室照明装置及びその据付方法
JP2013024027A (ja) Led照明付き点検口
JP2017027793A (ja) Led照明ユニット及びled照明装置
JP6776803B2 (ja) 照明装置
JP2020123471A (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6211183

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250