JP5877384B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
図12に示すように、特許文献1に記載の照明器具100では、器具本体板101の外周よりの位置に下向きに突出する環状溝部102を形成し、この環状溝部102の内周側を内周に寄るにしたがって徐々に立ち上がる傾斜面部103とした。
また、器具本体板101における環状溝部102内側の中央面部の下面に絶縁板104を設け、絶縁板104の下面に複数の回路基板105配置した。絶縁板104の外周には、複数の配線押え107が設けられている。
なお、環状溝部102の下面を覆うカバー108が設けられている。
ところで、電線を器具本体の上側に配置した場合には、落下のおそれは少ないが、電線の移動を全く規制しないと、電線がばたついて、組立性が悪くなるという問題があった。
以下、本発明に係る第1実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
なお、以下の説明においては、照明器具を被取付面に取り付けて下方を照明する場合について説明する。従って、特に示す場合を除き、上(上方、上側等)は天井面側を意味し、下(下方、下側等)は床面側を意味する。
図2にも示すように、照明器具10は、天井面11に取り付けられている引っ掛けシーリング12に取り付けるための取付部材21を中央に有する、例えば円板状の器具本体20を有する。
また、器具本体20の中央部における取付部材21の近傍には、常夜灯23が設けられている。
なお、器具本体20の外周には、円環状の枠体22が設けられており、枠体22には詳細を後述する発光装置である補助光源70が設けられている。
また、器具本体20の下側(すなわち、照明方向側)には、主光源であるロアーユニット40、主光源用の光学部材であるレンズ43が設けられている。
ロアーユニット40の前方には、ロアーユニット40が発した光を受けて光を拡散する透光性のパネル50が設けられている。パネル50は、枠体22に取り付けられる。パネル50は、下方に湾曲した曲面形状を呈している。
取付具35は全体L字形状をしており、LED33の照射方向が照明器具10の外側に向くように、基板34およびレンズ36を、器具本体20の上面に直交するように取り付ける。
従って、LED33からの光は、器具本体20の上面と略平行に外側へ向けて出射される。
図4(B)および(C)に示すように、枠体22は、器具本体20の外側の最下点P0から外側に向かって上方へ傾斜して張り出す枠体本体222を有し、最下点P0から内側に向かって天井面11側に傾斜する傾斜面227を有する。
なお、変形例として、傾斜面227が設けられていない形態も考えられる。また、本発明における「傾斜面」としては、「わずかに傾斜する面」や「ガイド規制片25と平行な面」も含む。
枠体本体222には、所定間隔(ここでは、中心角120度)で、補助光源70用の開口部223(図2参照)が設けられており、この開口部223には補助光源70が取り付けられる。
なお、開口部223は、枠体22の外形に対応して、湾曲して設けられている。
図5(B)に示すように、ガイド規制片25は、矩形板状をしており、少なくとも電線76を係止できる高さを有する。
なお、センサ241、動作表示ランプ242および状態表示ランプ243は、器具本体20に取り付けられているブラケット24に取り付けられている(図2参照)。
回路基板72、取付体73およびカバー80は、枠体22の外形(円形)に合わせて湾曲しており、LED71は、回路基板72上に円弧状に実装されている。
取付体73は、平板状の取付体本体731の外側縁部に外壁732を設け、内側縁部に内壁733を設けて、断面コ字形状を呈している。
また、取付体本体731における固定ねじ孔734の長手方向内側には、カバー80を取付体73に取り付けるための取付ねじ孔735、736が設けられている。
カバー80の長手方向両端には、取付ねじ835でカバー80を取付体73に取り付けるためのねじ孔833、834が設けられている。
また、カバー80における複数のLED71の照射方向前方(すなわち、下方)には、LED71からの光を配光制御するレンズ84が各々設けられている。
そして、枠体22に沿ってロアーユニット40の外側に設けられた補助光源70に接続される電線76を、ガイド規制片25と傾斜面227との間に配線したので、電線76の移動を規制してばたつきを防止して、組立性を向上できる。
次に、本発明に係る第2実施形態の照明器具について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る照明器具と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図8に示すように、第2実施形態の照明器具10Bにおいては、ガイド規制片25Bは矩形板状をしており、中央に開口251を有するとともに、上方に向かってスリット252が設けられている。
このため、電線76の移動を規制してばたつきを防止するとともに、組立性を向上できる。
次に、本発明に係る第3実施形態の照明器具について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る照明器具と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図9に示すように、第3実施形態の照明器具10Cにおいては、ガイド規制片25Cの上端に、内側に突出する係止爪253を設けた。
係止爪253は、上面が内側に向かって下方に傾斜しており、下面は水平となっている。
従って、電線76をガイド規制片25Cで係止する際には容易に挿入できるが、脱落しにくくなっている。
次に、本発明に係る第4実施形態の照明器具について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る照明器具と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図10に示すように、第4実施形態の照明器具10Dにおいては、前述したガイド規制片25と同様なガイド規制片25Dを設け、電線76の挿入後に折曲げて(図10中矢印参照)、電線76を係止する。
次に、本発明に係る第5実施形態の照明器具について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る照明器具と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図11に示すように、第5実施形態の照明器具10Eにおいては、前述したガイド規制片25Bと同様なガイド規制片25Eを設け、開口251(図8参照)に配線収容部品26を取り付け、配線収容部品26により電線76を係止する。
配線収容部品26は、例えば、ゴムや樹脂により、電線76を把持可能な構造とすることができる。
11 天井面
20 器具本体
22 枠体
222 枠体本体
227 傾斜面
25、25B、25C、25D、25E ガイド規制片
40 ロアーユニット(主光源)
70 補助光源(発光装置)
76 電線
P0 最下点
Claims (1)
- 天井に取り付けられる照明器具であって、
主光源が設けられる器具本体と、
中央が開口され、かつ前記器具本体の外周に沿って設けられる枠体と、
前記枠体に設けられ、かつ下方に光を出射する補助光源と、
前記枠体上に配線され、かつ前記補助光源に接続される電線と、
を備え、
前記枠体は、
前記天井の側から斜め下方に傾斜する傾斜面を有する第1部分と、
前記第1部分の下端に連接し、前記第1部分の下端から、前記中央の開口から遠ざかるように斜め上方へと張り出し、かつ前記補助光源が設けられる第2部分と、
前記第1部分の前記傾斜面の一部に設けられ、前記傾斜面の一部から上方に立設される、前記電線のガイド規制片として機能する第3部分と、
を備え、
前記電線は、前記枠体上において、前記枠体の前記第1部分に沿うように配線され、
前記電線の一部は、前記第1部分と前記第3部分との間の空間に位置し、前記空間内では可動であり、前記空間外への移動はできないように動きが規制され、かつ前記電線の全体が前記枠体の前記第1部分に沿うようにガイドされる照明器具。
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