JPWO2015155897A1 - 靴底 - Google Patents

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Abstract

この発明は、足部の本来の動きを実現するとともに過度なプロネーションが起こることを防止し、身体への負担を軽減させるものであり、中足部(M)、前足部(F)および後足部(R)の3領域からなる接地面を有し、前記接地面側に複数の溝部を有する靴底であり、前記複数の溝部は、前足部内に位置するとともにMP関節に沿って延びる第1の仮想線(VL1)上に位置する第1の溝部(2)と、前足部内に位置するとともに前足部の内側外縁と中足部の外側外縁とを結ぶ線に沿って延びる第2の仮想線(VL2)上に位置し、且つ前記第1の溝部よりも爪先側の領域に位置している第2の溝部(3)と、後足部内に位置するとともに後足部の内側外縁と中足部の外側外縁とを結ぶ線に沿って延びる第3の仮想線(VL3)上に位置する第3の溝部(4)を有する。

Description

この発明は、靴底に係り、特に、足部の本来の動きを実現するとともに過度な変形(プロネーション)が起こることを防止し、身体への負担を軽減させる靴底に関するものである。
人間の足部は、複雑な形状をした多くの骨の集合体として形成されていることから、運動中には、非常に複雑な変形(プロネーション)が生じる。このプロネーションが過度に起こると、足部のみならず、足首や膝の障害の一因になる。このため、ミッドソール内側の高硬度材料、中足部の樹脂パーツなどにより、これらの変形を抑制する構造が搭載されたシューズが数多く存在する。
一方で、上記の変形を抑制しすぎると、本来の足部の働きを制限させることになるため、前方への体重移動を抑制することに加え、足の機能を低下させる可能性が指摘されている。
また、足部の本来の動きを実現するため靴底に、種々の屈曲溝を設けたシューズが数多く存在する。近年、株式会社ナイキジャパンの商品名「Nike Free」、Vibram社の商品名「Five Fingers」に代表されるように、足本来の動きや裸足感覚を謳った裸足感覚シューズが注目され、数多くの商品が市場に投入されている。
裸足感覚シューズ構造の特徴としては、靴底の溝を多くして屈曲性を高めていること、最大限の軽量化を図っていることなどが挙げられる。
ところで、裸足感覚を追い求めて軽量化や屈曲性を追い求めすぎると、通常のランニングシューズと同様の走り方では負荷が大きく、接地様式やフォームそのものを変えないと走れないという問題がある。
しかし、ランナーの多くは、踵接地ランナーであるため、裸足感覚シューズは普段履いているシューズのセカンドシューズとしての使用は難しいのが現状である。
そこで、ランナーがフォームを変えることなく自然なフォームで走れる裸足感覚のシューズが要望されている。
また、軽量で、踵部の外反を抑制でき、かつ、踵部の衝撃緩衝を図る機能を発揮させるために靴底に適切な斜溝を形成したものが知られている(特許文献1参照)。
特許第5190565号
上記した特許文献1では、ランニング時の足の地面への着地から離れるまでのプロセスにおける実際のソール変形についてまでは考慮されていない。
そこで、この発明は、ランニング時の足の地面への着地から離れるまでのプロセスにおける実際の靴底の変形について考慮し、足部の本来の動きを実現するとともに過度なプロネーションが起こることを防止し、身体への負担を軽減させる靴底を提供することをその課題とする。
この発明は、中足部、前足部および後足部の3領域からなる接地面を有し、前記接地面側に複数の溝部を有する靴底であって、前記複数の溝部は、前足部内に位置するとともにMP関節に沿って延びる第1の仮想線上に位置する第1の溝部と、前足部内に位置するとともに前足部の内側外縁と中足部の外側外縁とを結ぶ線に沿って延びる第2の仮想線上に位置し、且つ前記第1の溝部よりも爪先側の領域に位置している第2の溝部と、後足部内に位置するとともに後足部の内側外縁と中足部の外側外縁とを結ぶ線に沿って延びる第3の仮想線上に位置する第3の溝部と、を含み、前記第2の溝部の平均深さは、前足部に配置されている各溝の平均深さの中で最も大きく、前記第3の溝部の平均深さは、後足部に配置されている各溝の平均深さの中で最も大きくしている。
そして、第1の溝部の平均深さは、前記第2の溝部の平均深さ以下で、且つ前足部に配置されている他の溝の平均深さより大きくすればよい。
そして、前記第2の仮想線は、内側外縁との交点が第1中足骨頭から爪先先端に至る範囲に位置し、且つ外側外縁との交点が第5中足骨粗面から第5中足骨頭に至る範囲に位置し、前記第3の仮想線は、内側外縁との交点が距骨下関節の範囲に位置し、外側外縁との交点が第5中足骨粗面から距骨下関節の踵側端部に至る範囲に位置しているように設定すればよい。
また、第2の溝部の靴底の厚みに対する深さの比率が、第3の溝の靴底の厚みに対する深さの比率よりも大きくすることができる。
また、第2の溝部の靴底の厚みに対する深さの比率が、第1の溝部の靴底の厚みに対する深さの比率以上にすることができる。
また、前記接地面側と反対側の上面を有し、前記上面側の前記第1の溝部と対向する位置および前記第2の溝部と対向する位置のそれぞれに設けられた溝部を形成してもよい。
また、前記第3の溝部の深さを外側より内側の方を深く、或いは、前記第3の溝部の内側の外縁付近および外側の外縁付近の深さが中央付近の深さよりも浅くしてもよい。
また、後足部内に位置するとともに、前記第3の溝部よりも踵部側であって、前記第3の溝部と並行に配置された第1の副溝部を更に設けてもよい。
また、前記第2の仮想線上であって、且つ前記第1の溝部よりも踵部側の領域に位置する第2の副溝部を更に設けてもよい。
また、前足部内に位置するとともに前足部の外側外縁からシューズ中央部に伸びる第3の副溝部を更に設けてもよい。
また、踵部のソール厚みが、平面視したときに斜め外側方向に向かって徐々に薄く形成してもよい。
上記の靴底によれば、過度のプロネーションが発生するのを抑制しつつ足本来の動きに靴底を追従させることができる
この発明の第1の実施形態に係る靴底の前足部、中足部、後足部の領域を示す説明図である。 この発明の第1の実施形態に係る靴底の支持期(HC−FFの局面)における主屈曲軸を示す説明図である。 この発明の第1の実施形態に係る靴底の支持期(FF−MSの局面)における主屈曲軸を示す説明図である。 この発明の第1の実施形態に係る靴底の支持期(MS−TOの局面)における主屈曲軸を示す説明図である。 アウターソールに意匠の無いシューズの試作サンプルを示す説明図である。 アウターソールに意匠の無いシューズに対して格子状の多数のスリットを設けた試作サンプルを示す説明図である。 アウターソールに意匠の無いシューズに対して前足部の内側外縁と、中足部の外側外縁とを結ぶ線と、後足部の内側外縁と中足部の外側外縁とを結ぶ線と、この線と平行に後方の線にスリットを設けた試作サンプルを示す説明図である。 アウターソールに意匠の無いシューズに対して、MP関節に沿って延びる線、前足部の内側外縁と、中足部の外側外縁とを結ぶ線と、後足部の内側外縁と中足部の外側外縁とを結ぶ線に沿って延びる線と、この線と平行に後方の線にスリットを設けた試作サンプルを示す説明図である。 図5とは逆のスリットを設けた試作サンプルを示す説明図である。 図3に示す試作サンプルで走動作実験を行ったときの主屈曲軸を示す説明図である。 図4に示す試作サンプルで走動作実験を行ったときの主屈曲軸を示す説明図である。 図5に示す試作サンプルで走動作実験を行ったときの主屈曲軸を示す説明図である。 図6に示す試作サンプルで走動作実験を行ったときの主屈曲軸を示す説明図である。 図7に示す試作サンプルで走動作実験を行ったときの主屈曲軸を示す説明図である。 足の骨格を示す平面図である。 この発明の第1の実施形態に係る靴底の概念を示す説明図である。 この発明の第1の実施形態に係る靴底の概念を示す説明図である。 図15のA−A’断面図である。 図15のB−B’断面図である。 この発明の第1の実施形態において、溝部の例を示す図15のA−A’断面の箇所に相当する部分の説明図である。 この発明の第1の実施形態において、溝部の例を示す図15のA−A’断面の箇所に相当する部分の説明図である。 この発明の第1の実施形態において、溝部の例を示す図15のA−A’断面の箇所に相当する部分の説明図である。 この発明の第2の実施形態に係る靴底の概念を示す説明図である。 この発明の第2の実施形態に係る靴底のミッドソールを示す説明図である。 図18のC−C’断面図である。 図18のD−D’断面図である。 図18のE−E’断面図である。 図18のA−A’断面図である。 この発明の第3の実施形態に係る靴底の概念を示す説明図である。 この発明の第3の実施形態に係る靴底の概念を示す説明図であり、図14のA−A’断面の箇所に相当する部分の説明図である。
以下、この発明の実施の形態の靴底について図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施形態に係る靴底において、「前足部F」とは図1に示すように靴底の前方の領域であって靴底の全長Lに対して長さL分だけの領域をいう。同様に「中足部M」とは靴底の中央の領域であって靴底の全長Lに対して長さL分だけの領域をいい、「後足部R」とは靴底の後方の領域であって靴底の全長Lに対して長さL分だけの領域をいう。各領域の長さの比は、
:L:L=2.6:1:1.9(ただし、L=L+L+L
である。
本発明者等は、裸足感覚のシューズにおいて、接地形式やフォームそのものを変えることなく、自然なフォームで走れるためには、シューズ着用走行時でも足裏にかかる圧力中心点軌跡(以下、COPという。)が、スポンジのような柔らかい路面を裸足走行した際のCOPとできるだけ近づくようにすることが重要であるとの認識を持ち、この発明の靴底の構造を見出したものである。
前述した裸足感覚シューズのように、靴底(以下、ソールという。)全体に多数の屈曲溝が配置されると、支持期の各時点において、足部の変形状態には対応しやすい。しかしながら、ソール剛性が低下しすぎることにより、過度なプロネーションが起こり、身体への負担が増大する可能性がある。
そこで、この発明者等は、足の挙動について考察を行った。この考察は、通常のランニングシューズに比べて、ミッドソール部が非常に薄く、斜め溝を有さないシンプルな構造のシューズを着用し、5分/kmで3名のプロネーションタイプの異なるランナーに走動作を行わせ行った。
その際、ソール周囲に添付したマーカの座標を、モーションキャプチャーシステムを用いて、3次元的に計測することにより、各支持期におけるシューズの変形状態を評価した。
具体的な変形状態の評価方法としては、ソール1を図1に示すように、前足部F、中足部M、後足部Rの3領域に分割し、各領域において最も大きく屈曲している軸(以下、主屈曲軸という。)を計測した座標値を基に算出した。
図2A〜図2Cに支持期各局面におけるソール各領域の主屈曲軸Cを示す。図中の各線は、図1において、定義した各領域に対応しており、線の太さは屈曲角度の大きさを示している。ここで、踵接地はHC、足裏全体接地はFF、支持期中期はMS、踵上昇はHR、爪先離地はTOと表す。
図2Aは、HCからFF、図2BはFFからMS、図2CはHSからTOの状態において、それぞれ算出した主屈曲軸Cを示している。
まず、着地直後、即ち、踵接地(HC)から足裏全体接地(FF)にかけての段階では、図2Aに示すように、後足部内側から中足部外側を結ぶ位置で大きく曲がっていることが確認できた。これはランニングにおいて、ランナーが着地する際には、後足部外側から接地するためと考えられる。後足部内側から中足部外側を結ぶ位置における主屈曲軸をC1とする。
次に、支持期中盤即ち、足裏全体接地(FF)から支持期中期(HS)にかけての段階では、図2Bに示すように、前述の後足部内側から中足部の外側を結ぶ位置と、前足部内側から中足部外側を結ぶ位置で多く屈曲していた。これは、支持期中盤において、プロネーションによって、内足側縦アーチが変形することにより、ソール内側に荷重がかかるためと考えられる。前足部内側から中足部外側を結ぶ位置における主屈曲軸をC2とする。
最後に、支持期後半即ち、支持期中期(HS)から踵上昇(HR)を経て爪先離地(TO)にかけての段階では図2Cに示すように、MP関節付近の位置で大きく屈曲していることが確認できた。MP関節付近の位置での主屈曲軸をC3とする。
図13は、足の骨格を示す平面図であり、足は、足根骨B1、第1〜第5の中足骨B2、趾骨B3で構成される。足根骨B1は、楔状骨B11、立方骨B12、舟状骨B13、距骨B14、踵骨B15で構成されている。趾骨B3は基節骨B33、中節骨B32、末節骨B31で構成されている。図13の左から第1、第2、第3、第4、第5である。足の関節は、IP関節J2、PIP関節J’2、MP関節J1、リスフラン関節J3、ショパール関節J4で構成されている。上記した支持期各局面による主屈曲軸を足の骨格を参照して定義する。
着地直後における主屈曲軸C1は、後足部内に位置するとともに後足部内側から中足部外側を結ぶ位置を結ぶ線となる。
支持期中盤では、前述の主屈曲軸C1に、さらに、前足部内側から中足部外側を結ぶ線が主屈曲軸C2となる。
支持期後半においては、MP関節J1付近の線が主屈曲軸C3となる。
前項の実験で得られた結果を基に、ソール1のアウターソール11に意匠の無いシューズに対してスリット加工を施すことにより、図5〜図7に示す試作サンプルを作成し、走動作実験を行った。
図3に示すType1は、アウターソール11にスリットを何も設けていないもの、図4に示すType2は、格子状に多数のスリットSを設けたもの、図5に示すType3は、前足部内側から中足部外側を結ぶ線と、後足部内側から中足部外側を結ぶ線と、さらにこの線と平行に後方の線にスリットSを設けたもの、図6に示すType4は、前項の結果を参考に、それぞれの主屈曲軸に対応して加工してスリットSを設けたもの、図7に示すType5は、Type3とは足の内側と外側とを逆にしてスリットSを設けたものをそれぞれサンプルとしている。
その結果、まず、未加工のType1のサンプルは、図8に示すように、前述した結果と同様の位置に主屈曲軸C1〜C3がみられた。Type2のサンプルは、図9に示すように、Type3のサンプルは、図10に示すように、Type5のサンプルは、図12に示すように、算出された各局面における主屈曲軸CとスリットSの加工位置が一致していなかった。
しかしながら,前述の結果を参考に加工したType4のサンプルは、図11に示すように、算出された主屈曲軸CとスリットSの加工の位置が対応していることが確認できた。すなわち、Type4のサンプルのように、支持期各時点におけるシューズ各領域の主屈曲軸の位置に対応した位置に屈曲溝があることは、ソール屈曲時の足部への負荷が軽減されると考えられる。
この発明は、上記の検証に基づき、ソール1に以下のような溝を設けたものである。
即ち、図14に示すように、この発明は、前足部内に位置するともにMP関節に沿って延びる第1の仮想線VL上に位置し、前足部内側部から前足部外側部まで延びるように設けられた第1の溝部2と、前足部内に位置するとともに前足部の内側Inの外縁と中足部の外側Outの外縁を結ぶ線に沿って延びる第2の仮想線VL上に位置し、前足部内側部から少なくとも前記第1の溝部2に到達するように設けられた第2の溝部3と、後足部内に位置するとともに後足部の内側Inの外縁と中足部の外側Outの外縁とを結ぶ線に沿って延びる第3の仮想線VL上に位置し、後足部内側部から後足部外側部まで延びるように設けられた第3の溝部4と、をソール1に設けている。
主屈曲軸により沿った溝部を形成するために、好ましくは、第2の仮想線VLは、内側Inの外縁との交点IPが第1中足骨頭から爪先先端の範囲に位置し、且つ外側Outの外縁との交点IPが第5中足骨粗面から第5中足骨頭に至る範囲に位置するように構成する。また、第3の仮想線VLは、内側Inの外縁との交点IPが距骨下関節の範囲に位置し、外側Outの外縁との交点IPが第5中足骨粗面から距骨下関節の踵側端部に至る範囲に位置するように構成する。
そして、第2の溝部3の平均深さは、前足部Fに配置されている各溝の平均深さの中で最も大きい。
第1の溝部2の平均深さは、第2の溝部3の平均深さ以下で前足部Fに配置されている他の溝の平均深さより大きい。
第3の溝部4の平均深さは、後足部Rに配置されている各溝の平均深さの中で最も大きい。
少なくとも、この実施形態に係るソールは、上記した第1の溝部2、第2の溝部3、第3の溝部4をソール1に設け、上記のように、その溝部の平均深さをその足の領域に位置する他の溝部の平均深さより大きくすることで、主屈曲軸に対応した位置に溝部が設けられることになる。これによりソールが足に沿って屈曲しやすくなるとともに、過度のプロネーションを抑制することができる。
更に、支持期各局面の他の主屈曲軸と対応して、走動作時に足により沿った変形が得られる上記第3の溝部4よりも踵部側であって、第3の溝部4と並行に第1の副溝部6を配置してもよい。また、第2の溝部3の溝部を中足部側に延長させた第2の副溝部5を配置してもよい。更に、爪先部外側からシューズ中央部に伸びる方向に第3の副溝部7、8をそれぞれ配置してもよい。
上記の検証に基づいて、各溝部を形成したソール1の第1の実施形態につき、図15及び図16A、図16Bを参照して説明する。
図15に示すように、ソール1は、路面に接地する接地面を持つアウターソール11と、前記アウターソール11の上に配置されたミッドソール12とを備える。そして、前足部F、中足部Mおよび後足部Rにおいて足を支持する。
アウターソール11は、例えばゴムの発泡体又は非発泡体で形成され、路面と接する接地面を有している。
ミッドソール12は、例えばEVAなどの樹脂の発泡体で形成され、図16A、Bに示すように、アウターソール11の上に配置され、着地の衝撃を緩和するものである。そのため、ミッドソール12はアウターソール11よりも厚く形成されている。
このソール1に、上記した第1の溝部2、第2の溝部3、第3の溝部4が設けられるとともに、第3の溝部4よりも後方に、この第3の溝部4と並行に第1の副溝部6が設けられている。更に、上記第2の溝部3の溝部を中足部側に延長させた第2の副溝部5、爪先部外側からシューズ中央部に伸びる方向に第3の副溝部7、8が設けられている。これら溝部2〜8は走動作における屈曲軸に対応して設けられている。
ミッドソール12には、溝部2〜6及び後述する溝部9a、9b、9cが設けられ、複数個のパーツに分離された前記アウターソール11が設けられている。
そして、上記した溝部2〜6は、その平均深さを他の溝部の平均深さより大きくしている。このときの溝部は、図15のA−A’線断面図とB−B’線断面図で示すように、溝部2〜6のそれぞれの溝部に沿って内側から外側に至る断面と平行な断面との平均深さを算出している。即ち、溝部2〜6と平行な断面で比較することで、屈曲溝として機能する深さを評価している。
尚、図15の実施形態には、ねじれ剛性に大きな影響を及ぼさない、ソール1の軽量化のための溝部9a、9b、9cの斜め溝が設けてある。また、図15においては、アウターソール11の接地面に形成された微細な溝(いわゆる意匠)は、省略されている。
この実施形態に係るソールにおいて、溝部の平均深さは、次の式に基づいて算出している。図15に示すように、溝部4のA−A’断面と、この発明の溝部とは異なる溝9bを含むB−B’断面とは、図16A、図16Bに示すようになる。
図15の溝部4のA−A’断面における平均溝の深さは、数式1に基づいて算出する。図16Aに示すように、溝部4は、深さをソール1の両端よりも中央側の方を深くし、ソール1の内側と外側の所定の幅(W、W’)の箇所は、アウターソール11を無くし、その厚さ分の深さdだけ接地面より深くなっている。両端よりも中央側は、ミッドソール12に溝を形成し、深さdだけ接地面より深くなっている。
図15の溝部9bを含むB−B’断面における平均溝の深さは、数式2式に基づいて算出する。図16Bに示すように、B−B’断面部分は、ソール1の内側と外側の所定の幅(W、W’)の箇所は、アウターソール11があり、それより中央側の所定の幅(W)の箇所はアウターソール11を無くし、その厚さ分の深さdだけ接地面より深くなっている。溝部9bの箇所は、ミッドソール12に溝を形成し、深さdだけ接地面より深くなっている。
Figure 2015155897
Figure 2015155897
ソール1に設けられる各溝部の平均深さは、数式3に基づいて算出する。
Figure 2015155897
この発明に係るソールは、上記数式3に基づいて、各溝部の平均深さを算出し、第2の溝部3の平均深さを、前足部Fに配置されている各溝部の平均深さの中で最も大きくしている。
更に、第1の溝部2の平均深さは、第2の溝部3の平均深さ以下で前足部Fに配置されている他の溝の平均深さより大きい。
第3の溝部4の平均深さは、後足部Rに配置されている各溝の平均深さの中で最も大きくい。
溝部2、3、4における最深部の深さは、例えば、5mm〜10mm程度が好ましい。深さが小さすぎると屈曲性などの効果が十分に得られず、一方、深さが大きすぎると足の安定した支持が得られないからである。
前記溝部2、3、4における幅は、例えば、5mm〜15mm程度が好ましい。溝の幅が大きすぎると、ねじれ剛性の低下が大きくなり、一方、溝部の幅が小さいと屈曲性などの効果が得られないからである。
少なくとも、この実施形態に係るソールは、上記した第1の溝部2、第2の溝部3、第3の溝部4をソール1に設け、その溝部の平均深さをその足の領域に位置する他の溝部の平均深さより大きくすることで、主屈曲軸に対応した位置に溝部が設けられることにより、走行時に足に沿って屈曲するとともに、過度のプロネーションを抑制することができる。
溝部は、ソール1の内側端部から外側端部まで延びた溝に限られず、例えば、複数の短い溝を断続的に線状に配列し、それ全体を溝部としてもよい。
溝部4と溝部3に対応した位置でソール1が大きく屈曲する局面においては、荷重が足裏全体に作用する。ここで、前足部Fと後足部Rでは、ソール1と足が接触する面積が異なり、前足部Fの方が大きい。このため、両領域に対して、同様の荷重が作用した際には、接触面積が大きい前足部の方が圧力は小さくなる。そこで、この実施形態に係るソールでは、ソール1の厚さに対する各部位の溝部の深さ(高さ)比を、後足部Rの屈曲溝である第3の溝部4より前足部Fの屈曲溝である第2の溝部3の方を大きく設計している。このようにすることにより、圧力レベルが異なる領域におけるソール1の屈曲しやすさの均質化を図ることができる。
この実施形態に係るソールの特徴として、第1の溝部2、第2の溝部3、第3の溝部4を単に足裏の屈曲部に対応する位置に設けたのではなく、靴を履いて走行したときに、地面への着地から離地までのプロセスにおいて、実際にソールに屈曲軸に沿って溝を設けたという点があげられる。このようなソールに生じる主屈曲軸は、上述したようにモーションキャプチャーシステムを用いたソールの3次元計測をすることによって初めて見いだされたものである。
前記溝部3及び溝部4は、図17Aの説明図に示すように、ソール1の内側から外側まで一定の深さで深くしてもよいし、例えば、図17Bに示すように、ミッドソール12の同一の溝部の中で場所によって深さを変えてもよい。具体的には、図17B示した溝部は、外側よりも内側の方を深くしている。
溝部4および溝部3大きな変形が見られる支持期中盤においては、第五中足骨祖面に対応する中足部外側の方が荷重が大きくなることから、図17Bに示すように溝部4の内側を外側に比べて深くすることで溝4における内側と外側の変形状態を均一化することができる。
また、図17Cに示すように、溝部4の外周端付近で溝の深さを浅くしてもよい。即ち、溝部4の外周部は、アウターソール11だけをなくした溝にして溝の深さが浅くなっている。これにより、特に、踵着地時において過度な変形がソール1に起こるのを回避することができ、耐久性の向上などの効果が期待できる。
次に、この発明の第2の実施形態につき、図18〜図23を参照して説明する。
第1の実施形態ではミッドソール12を1層で構成していたのに対して、第2の実施形態では、ミッドソール12がアッパー13側のミッドソール12aとアウターソール11側のミッドソール12bの2層からなる。
この第2の実施形態では、第1の実施形態と同様にソール1の接地面側に第1の溝部2、第2の溝部3および第3の溝部4が設けられている。
このような接地面側の溝部に加えて第2の実施形態に係るソールでは、図19に示すように、アッパー13側のミッドソール12aの上面側における第1の溝部2、第2の溝部3、と対向する箇所に溝部2c、3cおよびその他の溝部7c、8cを設けている。
ミッドソール12のアウターソール11側に設けられた溝部と、その溝部と対向するようにアッパー13側に設けられた溝部とは、図20に示すようにミッドソール12によって互いに分け隔てられている。
このようにソールの上面側に接地面側の溝部と対向する溝部を設けた場合における「溝部の深さの比率」とは、対向する溝同士の合計深さのソールの全体厚みに対する割合をいう。例えば、第2の実施形態において、第2の溝部3のソールの厚みに対する深さの比率は、第2の溝部3のごく近傍のソールの厚みが12cm、第2の溝部3とそれに対向する溝部2cとの合計深さが7.5cmであることから、その値は62.5%(=7.5cm/12cm)である。一方、第3の溝部4はそれと対向する位置に溝部はなく、この場合、第3の溝部4のソールの厚みに対する深さの比率は、第3の溝部4のごく近傍のソールの厚みが16cm、第3の溝部4の深さが9.5cmであることから、その値は59.4%(=9.5cm/16cm)である。すなわち、ソールの厚みに対する溝部の深さ比率は、第3の溝部4よりも第2の溝部3の方が大きい。
なお、ソールの厚みとは、アウターソール11の接地面(意匠が施されていない部分)とミッドソール12の上面との間の寸法をいう。
ところで、従来例で述べたように、ソール内の各部に溝を設ける技術は散見されるが、いずれの技術においても、この発明のように、足本来の動きの実現と、身体への負担の軽減を両立させる目的で、ソール1内の適した位置にのみ溝部を配置するという思想はない。
ランニングシューズやウォーキングシューズにおいては、プロネーションを抑制するために、ソールの剛性を高くするような構造が一般的である。また、足本来の動きを実現するためには、ソールに多数の溝を設ける等の手段により、ソールの剛性を下げるような構造が一般的である。しかし、この実施形態に係るソールでは、ソール1内の適した位置にのみ溝部を設け、足本来の動きを実現するとともに、剛性を保持するので、足本来の動きに合わせた走行が可能となるとともに、過度のプロネーションを抑制できる。
次に、この発明の第3の実施形態につき、図24及び図25を参照して説明する。なお、図25は図14のA−A’に相当する部分のソール1の断面図である。
この第3の実施形態は、後足部のソール1の厚みが、図25に示すように、平面視したときに斜め外側方向に向かって徐々に薄くなっているように構成している。
裸足でランニング歩行をした場合、接地の開始は後足部中央ではなく後足部外側から始まる傾向がある。そこで、ソール端面も後足部外側から薄くすることによって素足走行のCOPに近づけることができる。これにより、スポンジ上を裸足で走行した際の接地感覚が得やすくなる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、ランニングシューズ、ウォーキングシューズなどのシューズの靴底に用いられる。
1 :ソール
2 :第1の溝部
3 :第2の溝部
4 :第3の溝部
11 :アウターソール
12 :ミッドソール
13 :アッパー

Claims (12)

  1. 中足部、前足部および後足部の3領域からなる接地面を有し、前記接地面側に複数の溝部を有する靴底であって、
    前記複数の溝部は、
    前足部内に位置するとともにMP関節に沿って延びる第1の仮想線上に位置する第1の溝部と、
    前足部内に位置するとともに前足部の内側外縁と中足部の外側外縁とを結ぶ線に沿って延びる第2の仮想線上に位置し、且つ前記第1の溝部よりも爪先側の領域に位置している第2の溝部と、
    後足部内に位置するとともに後足部の内側外縁と中足部の外側外縁とを結ぶ線に沿って延びる第3の仮想線上に位置する第3の溝部と、を含み、
    前記第2の溝部の平均深さは、前足部に配置されている各溝の平均深さの中で最も大きく、
    前記第3の溝部の平均深さは、後足部に配置されている各溝の平均深さの中で最も大きい、
    靴底。
  2. 前記第1の溝部の平均深さは、前記第2溝部の平均深さ以下であって、且つ前足部に配置されている他の溝の平均深さより大きい、
    請求項1に記載の靴底。
  3. 前記第2の仮想線は、内側外縁との交点が第1中足骨頭から爪先先端に至る範囲に位置し、且つ外側外縁との交点が第5中足骨粗面から第5中足骨頭に至る範囲に位置し、
    前記第3の仮想線は、内側外縁との交点が距骨下関節の範囲に位置し、外側外縁との交点が第5中足骨粗面から距骨下関節の踵側端部に至る範囲に位置している、
    請求項1又は請求項2に記載の靴底。
  4. 前記第2の溝部の靴底の厚みに対する深さの比率が、前記第3の溝部の靴底の厚みに対する深さの比率よりも大きい、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の靴底。
  5. 前記第2の溝部の靴底の厚みに対する深さの比率が、前記第1の溝部の靴底の厚みに対する深さの比率以上である請求項4に記載の靴底。
  6. 前記接地面側と反対側の上面を有し、
    前記上面側の前記第1の溝部と対向する位置および前記第2の溝部と対向する位置のそれぞれに設けられた溝部を更に有する、
    請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の靴底。
  7. 前記第3の溝部の深さを外側より内側の方を深くした
    請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の靴底。
  8. 前記第3の溝部は、内側の外縁付近および外側の外縁付近の深さが中央付近の深さよりも浅くなっている
    請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の靴底。
  9. 後足部内に位置するとともに、前記第3の溝部よりも踵部側であって、前記第3の溝部と並行に配置された第1の副溝部を更に有する
    請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の靴底。
  10. 前記第2の仮想線上であって、且つ前記第1の溝部よりも踵部側の領域に位置する第2の副溝部を更に有する
    請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の靴底。
  11. 前足部内に位置するとともに前足部の外側外縁からシューズ中央部に伸びる第3の副溝部を更に有する
    請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の靴底。
  12. 踵部の厚みが、平面視したときに斜め外側方向に向かって徐々に薄くなっている請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の靴底。
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