JPWO2015145777A1 - 車両接近通報音スピーカ装置 - Google Patents

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和昭 渡辺
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Abstract

車両接近通報音スピーカ装置は、電気信号を導通するボイスコイルと、該ボイスコイルが巻かれる筒状のボイスコイルボビンと、絶縁性のシートと、キャップと、を備え、前記シートが、前記ボイスコイルボビン上の前記ボイスコイルよりも音放射側の位置に巻かれ、前記キャップが、前記ボイスコイルボビンより音放射側に備えられ、前記ボイスコイルボビン及び前記キャップがアルミニウムを含む材料から形成され、前記シートがアラミドを用いた不織布を含んで形成されている。

Description

本発明は、車両接近通報音スピーカ装置に関する。
ハイブリッド車や電気自動車は走行時の静音性が高く、このような自動車が歩行者等の通行者に接近しても、通行者が接近に気付かないことがある。そこで、通行者に対してハイブリッド車等の接近を知らせる通報音を発するため、ハイブリッド車等に搭載される車両接近通報音スピーカ装置が種々提案されている。これらの車両接近通報音スピーカ装置の仕様は各製造業者が独自に定めており、例えば、耐熱性や耐環境性について統一された規格に基づいて設計されたものではなかった。
ところで、近年、車両接近通報音スピーカ装置の装着方法や仕様が法制化される動向がある。また、ハイブリッド車等のエンジンやモータの近傍に搭載されることから、車両接近通報音スピーカ装置には、周波数ごとに再生音圧、耐熱性、耐湿性、耐水性等の耐環境性が求められている。
そこで、本発明が解決しようとする課題としては、再生音圧が高く、かつ、耐熱性や耐湿性、耐水性などの耐環境性を向上させるという課題が一例として挙げられる。
請求項1に記載の車両接近通報音スピーカ装置は、電気信号を導通するボイスコイルと、該ボイスコイルが巻かれる筒状のボイスコイルボビンと、絶縁性のシートと、キャップと、を備え、前記シートが、前記ボイスコイルボビン上の前記ボイスコイルよりも音放射側の位置に巻かれ、前記キャップが、前記ボイスコイルボビンより音放射側に備えられ、前記ボイスコイルボビン及び前記キャップがアルミニウムを含む材料から形成され、前記シートがアラミドを用いた不織布を含んで形成されることを特徴とする。
本発明の第1の実施例にかかる車両接近通報音スピーカ装置の一部を切り取って断面を示す斜視図である。 図1に示された車両接近通報音スピーカ装置の反対側を示す斜視図である。 図1に示された車両接近通報音スピーカ装置の矢視III−III線断面を模式的に示す図である。 図1に示された車両接近通報音スピーカ装置の矢視III−III線断面の要部を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例にかかる車両接近音スピーカ装置の要部を模式的に示す図である。
本発明の一実施形態にかかる車両接近通報音スピーカ装置について説明する。本発明の一実施形態にかかる車両接近通報音スピーカ装置は、電気信号を導通するボイスコイルと、該ボイスコイルが巻かれる筒状のボイスコイルボビンと、絶縁性のシートと、キャップと、を備え、前記シートが、前記ボイスコイルボビン上の前記ボイスコイルよりも音放射側の位置に巻かれ、前記キャップが、前記ボイスコイルボビンより音放射側に備えられ、前記ボイスコイルボビン及び前記キャップがアルミニウムを含む材料から形成され、前記シートがアラミドを用いた不織布を含んで形成されている。
前記ボイスコイルボビン及び前記キャップがアルミニウムを含む材料から形成されていることから、放熱性が良好になり、耐熱性を向上させることができる。また、軽量であることから高い再生音圧を実現することができる。
また、前記ボイスコイルが、ポリアミドイミド又はポリイミドにより被覆した被覆線から成ることが好ましい。このような構成にすることにより、耐熱性を向上させることができる。
また、前記キャップの厚さが、前記ボイスコイルボビンと同じ、又は、前記ボイスコイルボビンよりも薄く形成されていることが好ましい。このような構成にすることにより、車両接近通報音スピーカ装置をより軽量にすることができることから、再生音圧を高くすることができる。
また、前記ボイスコイルボビンの厚さを50μm〜80μmとしてもよい。ボイスコイルボビンは薄い方が好ましいが50μm未満では当該ボイスコイルボビンが高温になった場合に元の形状を保つのが難しい。一方では、80μmを超えると重量が大きくなり所望の周波数特性を得ることができない。
また、キャップの厚さを30μm〜50μmとしてもよい。キャップは薄い方が好ましいが30μm未満では当該キャップの強度を保つのが難しい。一方では、50μmを超えると重量が大きくなり所望の周波数特性を得ることができない。
また、前記シートには、ダンパが環状に接着されていることが好ましい。このような構成にすることにより、アルミニウムを含む前記ボイスコイルボビンにダンパを直接接着させるよりも接着性を高めることができ、耐環境性を向上させることができる。
また、前記ボイスコイルが錦糸線と接続され、前記錦糸線が、前記ボイスコイルボビン上の、前記ダンパよりも音放射側の位置から音放射側かつ前記ダンパの外縁部側に向かって導出され、音放射側の屈曲点において音放射側とは反対側に向かって屈曲され、前記錦糸線の端部が、前記ダンパの外縁部側に接続されていることが好ましい。
このような構成にすることにより、錦糸線がダンパの上方の空中に配線される長さが短くなる。その結果、ボイスコイルの振動時に錦糸線に加えられる力が小さくなり、錦糸線とボイスコイルボビンの接続部等に加わる力が小さくなる。その結果、錦糸線とボイスコイルの接続部に塗布している補強部材(変性ポリアミド等)の量を少なく出来るか、塗布をしないようにすることが出来る。
また、前記錦糸線が、前記屈曲点を通って音放射方向に沿う線に対して略線対称に設けられていることが好ましい。
このような構成にすることにより、例えば錦糸線がボイスコイルボビンの振動と共振して当該錦糸線に過度な力が加わること等によるボイスコイルボビンと錦糸線の接続部の破損を抑制することができ、耐環境性を向上させることができる。
また、前記シートと前記ダンパとの接着が接着剤を用いてなされ、前記接着剤が、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、及びエポキシ樹脂からなる群より選択される一種以上の材料を含んで構成されるものを用いることができる。
また、音を発する振動板を備え、前記振動板が前記シートに接着されていることが好ましい。このような構成にすることにより、前記ボイスコイルボビンと前記振動板とがアラミドを用いた不織布を含んで形成された前記シートを介して接着され、アルミニウムを含む前記ボイスコイルボビンに振動板を直接接着させるよりも接着性を高めることができ、耐衝撃性を向上させることができる。
また、前記シートと前記振動板との接着が接着剤を用いてなされ、前記ボイスコイルボビンには、前記振動板よりも音放射側とは反対側の位置に、環状部材が接続されていることが好ましい。
このような構成にすることにより、振動板を接着する接着剤が環状部材にせき止められて接着位置以外の場所に広がり難くなり、接着剤を使用する量を減らすことができる。このことから、車両接近通報音スピーカ装置を軽くすることができ、再生音圧を高くすることができる。
次に、本発明の車両接近通報音スピーカ装置の実施例について、図1〜図5を参照して説明する。
(第1の実施例)
本発明の第1の実施例にかかる車両接近通報音スピーカ装置100について、図1〜4を参照して説明する。実施例1の車両接近通報音スピーカ装置100は、例えば、ハイブリッド車に搭載される車両接近通報音スピーカ装置に適用されるものである。図1は車両接近通報音スピーカ装置100の一部を切り取って示す斜視図、図2は図1に示された車両接近通報音スピーカ装置100の反対側の面を示す斜視図である。なお、図1において音を放射する方向は矢印A方向である。また、図3〜5に示す矢印B方向を車両接近通報音スピーカ装置100の外方とする。また、本実施例1の車両接近通報音スピーカ装置1はハイブリッド車に限定されず、電気自動車等に搭載されてもよい。
まず、車両接近通報音スピーカ装置100の構成について説明する。車両接近通報音スピーカ装置100は、電気信号を導通するボイスコイル101と、ボイスコイルが巻かれる筒状のボイスコイルボビン102と、絶縁性のシート103と、音を発する振動板104と、キャップ105と、ダンパ106と、錦糸線107と、環状部材108と、を備えている。
ボイスコイルボビン102及びキャップ105は、アルミニウムを用いて形成されている。キャップ105は、振動板104に接続されている。なお、キャップ105はボイスコイルボビン102の音放射側の端部に接続されていてもよい。
前記ボイスコイルボビン及び前記キャップがアルミニウムを用いて形成されていることから、放熱性が良好になり、耐熱性を向上させることができる。また、軽量であることから、高い再生音圧を実現することができる。
シート103は、アラミドの不織布を用いて形成され、ボイスコイルボビン102上のボイスコイル101よりも音放射側(矢印A方向)の位置に巻かれている。また、振動板104及びダンパ106は、シート103に環状に接着され、振動板104は、ダンパ106よりも音放射側に設けられている。なお、振動板104及びダンパ106は、ボイスコイルボビン102に接着されていてもよい。
振動板104がシート103に環状に接着されていることにより、アルミニウムを用いて形成されたボイスコイルボビン102に振動板を直接接着させるよりも接着性を高めることができる。このことから、車両接近通報音スピーカ装置100の耐環境性を向上させることができる。
また、ダンパ106がシート103に環状に接着されていることにより、アルミニウムを用いて形成されたボイスコイルボビン102にダンパ106を直接接着させるよりも接着性を高めることができる。このことから、車両接近通報音スピーカ装置100の耐環境性を向上させることができる。
また、ボイスコイル101は、ポリアミドイミドを用いて被覆された被覆線から構成されている。このような構成にすることにより、耐熱性を向上させることができる。また、被覆線の被覆はポリアミドイミドに限定されず、例えば、ポリイミドを用いることができる。
また、キャップ105の厚さは、ボイスコイルボビン102よりも薄く形成されている。本実施例1においては、ボイスコイルボビン102は50μmのアルミニウム板を用いて形成され、キャップ105は30μmのアルミニウム板を用いて形成されている。このような構成にすることにより、車両接近通報音スピーカ装置100をより軽量にすることができることから、再生音圧を高くすることができる。
なお、ボイスコイルボビン102及びキャップ105の厚さはそれぞれ50μm及び30μmに限定されない。ボイスコイルボビン102の厚さは、厚さを50μm〜80μmとしてもよく、キャップ105の厚さは30μm〜50μmとしてもよい。
また、ボイスコイルボビン102及びキャップ105の材料として、例えば30μm、50μm、80μmの厚さを有するアルミニウム板の規格品を用いることができる。アルミニウム板の規格品を用いることにより、製造コストを削減することができる。
また、図3に示すように、錦糸線107はボイスコイル101のリード線110と接続され、ボイスコイルボビン102上において、ダンパ106よりも音放射側の位置から音放射側(矢印A方向)かつダンパ106の外縁部161側(矢印B方向)に向かって導出されている。さらに、音放射側の屈曲点171において、音放射側とは反対側に向かって屈曲されて、音放射側とは反対側かつ外縁部161側に延びている。さらに、錦糸線107は接続点172においてダンパ106の外縁部161側に接続されている。
このような構成にすることにより、錦糸線107がダンパ106の上方の空中に配線される長さが短くなる。その結果、ボイスコイルボビン102の振動時に錦糸線107に加えられる力が小さくなり、錦糸線107とボイスコイルボビン102の接続部等に加わる力が小さくなる。その結果、錦糸線107とボイスコイル101の接続部に塗布している補強部材(変性ポリアミド等)の量を少なく出来るか、塗布をしないようにすることが出来、車両接近通報音スピーカ装置100の振動部分を軽量化できる。
また、錦糸線107が、屈曲点171を通って音放射方向に沿う線(図中のS)に対して略線対称に設けられている。
このような構成にすることにより、例えば錦糸線107がボイスコイルボビン102の振動と共振して当該錦糸線に過度な力が加わること等によるボイスコイルボビン102と錦糸線107の接続部の破損を抑制することができ耐環境性を向上させることができる。なお、必要に応じて錦糸線107に接着剤等を塗布して補強してもよい。
また、シート103とダンパ106との接着は接着剤を用いてなされている。また、この接着剤には、例えば、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、及びエポキシ樹脂からなる群より選択される一種以上の材料を含んで構成されるものを用いることができる。
また、図4に示すように、シート103と振動板104との接着が接着剤111を用いてなされ、ボイスコイルボビン102には、振動板104よりも音放射側とは反対側の位置(すなわちボイスコイル101及びダンパ106側)に、環状部材108が接続されている。本実施例1の環状部材108は、紙を用いて帯状に形成され、ボイスコイルボビン102の周囲に沿って複数回巻かれている。ボイスコイルボビン102に巻かれた環状部材108の厚さは、例えば0.4〜0.6mmとすることができる。
このような構成にすることにより、振動板104を接着する接着剤が環状部材108にせき止められて接着位置以外の場所に広がり難くなる。このことから、振動板104の接着に必要な量のみを塗布すればよく、接着剤を使用する量を減らすことができる。従って、車両接近通報音スピーカ装置100の振動する部分を軽くすることができ、再生音圧を高くすることができる。
(第2の実施例)
本発明の第2の実施例にかかる車両接近通報音スピーカ装置200について図5を参照して説明する。車両接近通報音スピーカ装置200は、第1の実施例にかかる車両接近通報音スピーカ装置100の環状部材108が環状部材208に置き換えられたものである。
環状部材208は、紙を用いて成型された部材である。環状部材208は、ボイスコイルボビン102の周囲に沿って設けられた環状部281と、環状部281の音放射側に一端が連なる傾斜部282と、を有して形成されている。傾斜部282は、環状部281から音放射側(矢印A方向)かつダンパ106の外縁部161側(矢印B方向)に向かって延在し、傾斜部282の他端が振動板104のボイスコイル101側の端部よりも音放射側に位置するように設けられている。環状部材208のボイスコイルボビン102から矢印B方向の長さは、例えば1mmとすることができる。
このような構成により、振動板104を接着する接着剤111が環状部材208の傾斜部282にせき止められて、ボイスコイル101側に広がり難くなる。このことから、振動板104の接着に必要な量のみを塗布すればよく、接着剤を使用する量をより少なくすることができる。従って、車両接近通報音スピーカ装置200の振動する部分を軽くすることができ、再生音圧を高くすることができる。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して図示され、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、前述した実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができる。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではない。このため、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
100,200 車両接近通報音スピーカ装置
101 ボイスコイル
102 ボイスコイルボビン
103 シート
104 振動板
105 キャップ
106 ダンパ
107 錦糸線
108,208 環状部材
111 接着剤

Claims (11)

  1. 電気信号を導通するボイスコイルと、該ボイスコイルが巻かれる筒状のボイスコイルボビンと、絶縁性のシートと、キャップと、を備え、
    前記シートが、前記ボイスコイルボビン上の前記ボイスコイルよりも音放射側の位置に巻かれ、
    前記キャップが、前記ボイスコイルボビンより音放射側に備えられ、
    前記ボイスコイルボビン及び前記キャップがアルミニウムを含む材料から形成され、
    前記シートがアラミドを用いた不織布を含んで形成されることを特徴とする車両接近通報音スピーカ装置。
  2. 前記ボイスコイルが、ポリアミドイミド又はポリイミドにより被覆した被覆線から成ることを特徴とする請求項1に記載の車両接近通報音スピーカ装置。
  3. 前記キャップの厚さが、前記ボイスコイルボビンと同じ、又は、前記ボイスコイルボビンよりも薄く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両接近通報音スピーカ装置。
  4. 前記ボイスコイルボビンの厚さが50μm〜80μmであることを特徴とする請求項3に記載の車両接近通報音スピーカ装置。
  5. 前記キャップの厚さが30μm〜50μmであることを特徴とする請求項3に記載の車両接近通報音スピーカ装置。
  6. 前記シートには、ダンパが環状に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の車両接近通報音スピーカ装置。
  7. 前記ボイスコイルが錦糸線と接続され、
    前記錦糸線が、前記ボイスコイルボビン上の、前記ダンパよりも音放射側の位置から音放射側かつ前記ダンパの外縁部側に向かって導出され、音放射側の屈曲点において音放射側とは反対側に向かって屈曲され、
    前記錦糸線が、前記ダンパの外縁部側に接続されていることを特徴とする請求項6に記載の車両接近通報音スピーカ装置。
  8. 前記錦糸線が、前記屈曲点を通って音放射方向に沿う線に対して略線対称に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の車両接近通報音スピーカ装置。
  9. 前記シートと前記ダンパとの接着が接着剤を用いてなされ、
    前記接着剤が、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、及びエポキシ樹脂からなる群より選択される一種以上の材料を含んで構成されることを特徴とする請求項6に記載の車両接近通報音スピーカ装置。
  10. 音を発する振動板を備え、
    前記振動板が前記シートに接着されていることを特徴とする請求項1に記載の車両接近通報音スピーカ装置。
  11. 前記シートと前記振動板との接着が接着剤を用いてなされ、
    前記ボイスコイルボビンには、前記振動板よりも音放射側とは反対側の位置に、環状部材が接続されていることを特徴とする請求項10に記載の車両接近通報音スピーカ装置。
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