JP2005006140A - スピーカの振動板 - Google Patents

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Kazuhiro Ishikawa
和博 石川
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

【課題】ボイスコイル給電線を支持振動板に別部品のバランス用部材を取り付ける必要のないスピーカの振動板を提供する。
【解決手段】振動板5のボイスコイル給電線9を支持する側と反対側に他の部分より肉厚の厚い重量バランス部5aを一体に形成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はスピーカの振動板に係わり、特に、ボイスコイル給電線の重量によるローリングを抑えたスピーカの振動板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピーカの振動板を用いた大口径(ウーハ)スピーカ構造の例を図3に示す。図に示すヨーク1、マグネット2およびトッププレート3により磁気回路が構成されている。そしてトッププレート3にフレーム4が固着されている。振動板20の外周部はエッジ10を介してフレーム4に固定されている。
【0003】
ボイスコイルボビン6はコイルボビン固定部材8を介して振動板20に固定されている。外周部がフレーム4に固定され内周部がボイスコイルボビン6に固着されたダンパー12はボイスコイルボビン6を位置決めする。
【0004】
このように位置決めされるボイスコイルボビン6に巻き回されたボイスコイル7はトッププレート3とヨーク1との間の磁気ギャップに配置される。ボイスコイル7に接続されボイスコイル7に給電するボイスコイル給電用錦糸線9はばたつきを防止して振動板20およびダンパー12と接触しないようにコイルボビン固定部材8に保持された錦糸線固定部材13によりスタイリングされた状態でフレーム4に固定された端子11に接続されている。
【0005】
このように振動板20の一方の側はボイスコイル給電用錦糸線9を支持するので、振動板20の他方の側にウレタン製のバランサ21を接着剤で接着し重量をバランスさせてローリングを防止している。
【0006】
図4に従来のスピーカの振動板を用いたスピーカ構造の他の例を示す。この例ではボイスコイル給電用錦糸線9は振動板22の上面に貼着されてスタイリングされる。このように給電用錦糸線9は振動板22の上面に貼着(接着固定)された場合は振動板22の周方向の重量アンバランスが大きくなる。そのため、この例でも振動板22のボイスコイル給電用錦糸線9を支持する側と反対の側にバランサ21を接着して固定している。また、ヨーク1に固定された支柱23は高音用スピーカ24を支持している。他の構成は図3に示す従来のものと同様であり詳細な説明を省略する。
【0007】
上記した図3または図4に示す従来のスピーカの振動板を用いたスピーカでは振動板に振動板とは別部品のバランサを接着するために部品点数および組み立て工数が増大してコストアップの要因となっていた。
【0008】
特開平8−163694号公報に提案された振動板は振動板のボイスコイル給電線を支持する側と反対側に金属棒のバランス用部材を固定する。この振動板による場合も振動板とは別部品のバランサ用部材を振動板に取り付けるために部品点数および組み立て工数が増大してコストアップの要因となっていた。
【0009】
【特許文献1】
特開平8−163694号公報(第3頁、図1〜図4)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ボイスコイル給電線を支持振動板に別部品のバランス用部材を取り付ける必要のないスピーカの振動板を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明のスピーカの振動板は振動板のボイスコイル給電線を支持する側と反対側に他の部分より肉厚の厚い重量バランス部を一体に形成したものである。
【0012】
さらに、この発明のスピーカの振動板は、振動板のボイスコイル給電線を支持する側と反対側に他の部分より肉厚の厚い重量バランス部を一体に形成したダストキャップが固着されたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
この発明の実施例であるスピーカの振動板を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実施例であるスピーカの振動板を用いたスピーカ構造を示す断面図である。
【0014】
この例では振動板5にボイスコイル給電用錦糸線9を支持する側と反対の側に重量バランス部5aが圧肉に形成されている。また、ダンパー12、12が二重に設けられている。重量バランス部5aは振動板の高周波再生域で円周方向の座屈により分割共振を起こす径より外側の位置とする。
【0015】
他の構成については、図3に示す従来のものと同様の機能を有する部材には同一の符号が用いられており詳細な説明を省略する。このように、振動板5に重量バランス部5aが一体成形されているので、重量アンバランスによるローリングが防止できる。
【0016】
そして、バランス用部材が振動板と別部品となっていないので部品点数および組立て工数が削減される。また、振動板表面の特定の位置を圧肉とするため、従来の振動板のように円周方向同一形状では得られない、斬新なデザインとすることができる。また、重量バランス部5aを最大限可能の外側とすることにより圧肉部分の重量を低減させて振動系重量増大を抑えることができる。
【0017】
図2にこの発明の第2の実施例であるスピーカの振動板を用いたスピーカ構造を示す。この例では振動板14に固着されるダストキャップ15のボイスコイル給電用錦糸線9を支持する側と反対の側に重量バランス部15aが圧肉に形成されている。なお、振動板14とダストキャップ15に位置決め用凹凸を設けてもよい。
【0018】
他の構成については図3に示す従来のものと同様の機能を有する部材に同一の符号を用いており詳細な説明を省略する。このように、ダストキャップ15に重量バランス部15aが一体成形されているので、重量アンバランスによるローリングが防止できる。そして、バランス用部材がダストキャップ15と別部品となっていないので部品点数および組立て工数が削減される。
【0019】
【発明の効果】
この発明のスピーカの振動板によれば、ボイスコイル給電線を振動板で支持すための重量アンバランスで生じるローリングが防止できる。
【0020】
また、バランス用部材が振動板と別部品となっていないので部品点数が削減さる。そして、バランス用部材を振動板に接着することがないので組立て工数が削減され製造コストが削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例であるスピーカの振動板を用いたスピーカ構造を示す断面図である。
【図2】この発明の第2の実施例であるスピーカの振動板を用いたスピーカ構造を示す断面図である。
【図3】従来のスピーカの振動板を用いたスピーカ構造を示す断面図である。
【図4】従来のスピーカの振動板を用いたスピーカ構造の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ヨーク
2 マグネット
3 トッププレート
4 フレーム
5 振動板、5a 重量バランス部
6 ボイスコイルボビン
7 ボイスコイル
8 コイルボビン固定部材
9 ボイスコイル給電用錦糸線
10 エッジ
11 端子
12 ダンパー
13 錦糸線固定部材
14 振動板
15 ダストキャップ、15a 重量バランス部
20 振動板
21 バランサ
22 振動板
23 支柱
24 高音用スピーカ

Claims (2)

  1. 振動板のボイスコイル給電線を支持する側と反対側に他の部分より肉厚の厚い重量バランス部を一体に形成したことを特徴とするスピーカの振動板。
  2. 振動板のボイスコイル給電線を支持する側と反対側に他の部分より肉厚の厚い重量バランス部を一体に形成したダストキャップが固着されたことを特徴とするスピーカの振動板。
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