JPWO2015115585A1 - ヒータ - Google Patents

ヒータ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015115585A1
JPWO2015115585A1 JP2015560025A JP2015560025A JPWO2015115585A1 JP WO2015115585 A1 JPWO2015115585 A1 JP WO2015115585A1 JP 2015560025 A JP2015560025 A JP 2015560025A JP 2015560025 A JP2015560025 A JP 2015560025A JP WO2015115585 A1 JPWO2015115585 A1 JP WO2015115585A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic body
heater
insulating member
ceramic
metal cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015560025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6194025B2 (ja
Inventor
修 ▲浜▼田
修 ▲浜▼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Publication of JPWO2015115585A1 publication Critical patent/JPWO2015115585A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6194025B2 publication Critical patent/JP6194025B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/40Heating elements having the shape of rods or tubes
    • H05B3/42Heating elements having the shape of rods or tubes non-flexible
    • H05B3/48Heating elements having the shape of rods or tubes non-flexible heating conductor embedded in insulating material
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H1/00Water heaters, e.g. boilers, continuous-flow heaters or water-storage heaters
    • F24H1/0018Water heaters, e.g. boilers, continuous-flow heaters or water-storage heaters using electric energy supply
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/02Details
    • H05B3/06Heater elements structurally combined with coupling elements or holders
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/78Heating arrangements specially adapted for immersion heating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2203/00Aspects relating to Ohmic resistive heating covered by group H05B3/00
    • H05B2203/012Heaters using non- flexible resistive rods or tubes not provided for in H05B3/42
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2203/00Aspects relating to Ohmic resistive heating covered by group H05B3/00
    • H05B2203/021Heaters specially adapted for heating liquids
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2203/00Aspects relating to Ohmic resistive heating covered by group H05B3/00
    • H05B2203/022Heaters specially adapted for heating gaseous material
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2203/00Aspects relating to Ohmic resistive heating covered by group H05B3/00
    • H05B2203/027Heaters specially adapted for glow plug igniters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)

Abstract

ヒータは、柱状または筒状のセラミック体と、セラミック体の内部に設けられた発熱抵抗体と、セラミック体の全体が挿入された金属筒と、セラミック体の少なくとも一部および金属筒の間に配置され、内周面が前記セラミック体の外周面に、および外周面が金属筒の内周面に接している筒状部を有する絶縁性部材とを備えている。

Description

本発明は、例えば、流体加熱用ヒータまたは気体加熱用ヒータ等に利用されるヒータに関するものである。
流体加熱用ヒータまたは気体加熱用ヒータ等に利用されるヒータとして、例えば特開平10−247584号公報(以下、特許文献1という)に記載のセラミックシーズヒータが知られている。特許文献1に記載のセラミックシーズヒータは、金属製の有底筒状体と、この有底筒状体に挿入されて、内部に発熱抵抗体を備えたセラミックス体とを備えている。このセラミックシーズヒータは、有底筒状体とセラミックス体との間に絶縁性粉体を備えている。
特許文献1に記載のセラミックシーズヒータを外部から振動が伝わってくるような環境下において使用した場合には、有底筒状体の内部でセラミックス体に対して絶縁性粉体が振動によって移動してしまう可能性があった。そのため、絶縁性粉体が、多いところと少ないところが存在するように、偏って位置してしまう場合があった。その結果、絶縁性粉体が少なくなった箇所でセラミックス体と有底筒状体が部分的に接触してしまう可能性があった。この状態で発熱抵抗体を発熱させると、セラミックス体のうち有底筒状体に接触している部分は絶縁性粉体に接触している部分よりも熱引きが良いことから、セラミックス体の表面に温度差が生じる場合があった。特に、従来よりも高い温度でセラミックシーズヒータを発熱させた場合には、セラミックス体に大きな熱応力が生じる場合があり、その結果、セラミックシーズヒータの耐久性が低下する可能性があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、セラミックシーズヒータにおいてセラミックス体に生じる熱応力を低減して耐久性を向上させることにある。
ヒータは、柱状または筒状のセラミック体と、該セラミック体の内部に設けられた発熱抵抗体と、前記セラミック体が挿入された金属筒と、前記セラミック体および前記金属筒の間に配置され、内周面が前記セラミック体の外周面に、および外周面が前記金属筒の内周面に接している筒状部を有する絶縁性部材とを備えている。
ヒータの一実施形態を示す断面図である。 ヒータの変形例1を示す断面図である。 ヒータの変形例2を示す断面図である。
以下、一実施形態に係るヒータ100について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、ヒータ100は、柱状のセラミック体1と、セラミック体1の内部に設けられた発熱抵抗体2と、セラミック体1の全体が挿入された金属筒3と、セラミック体1および金属筒3の間に配置された筒状部40を有する絶縁性部材4とを備えている。
<セラミック体の構成>
セラミック体1は、発熱抵抗体2を保護するために設けられる部材である。セラミック体1の形状は、柱状または筒状である。柱状としては、例えば円柱状または角柱状等が挙げられる。なお、ここでいう柱状としては、見方によっては板状に見える場合も含む。本実施形態のヒータ100においては、セラミック体1は主面が長方形の柱状である。また、筒状としては、例えば円筒状または角筒状が挙げられる。
セラミック体1は、絶縁性のセラミック材料を所定形状に成形し、焼成して形成した焼結体から成る。絶縁性のセラミック体としては、例えばアルミナ質焼結体、窒化珪素質焼結体または窒化アルミニウム質焼結体が挙げられる。特に、製造のしやすさの観点からは、アルミナ質焼結体を用いることが好ましい。セラミック体1が柱状の場合には、セラミック体1の寸法は、例えば主面の長さを30mmに、主面の幅を3mmに、主面に垂直な方向の厚みを1mmに設定することができる。
<発熱抵抗体の構成>
発熱抵抗体2は、発熱するための抵抗体であって、電流が流れることによって発熱する。発熱抵抗体2はセラミック体1の内部に設けられている。すなわち、発熱抵抗体2はセラミック体1に埋設されている。また、発熱抵抗体2の形状は線状である。本実施形態のヒータ100における発熱抵抗体2は、セラミック体1の中央よりも一端側で折り返し形状を有するとともに、他端側で2つの導出部5に接続されている。導出部5は、発熱抵抗体2と外部の電源とを電気的に接続するための部材である。導出部5は、一端側が発熱抵抗体2に接続されるとともに、他端側がセラミック体1の表面に引き出されている。セラミック体1の表面に引き出された導出部5の他端側は、セラミック体1の表面に設けられた電極6に接続されている。
発熱抵抗体2および導出部5は金属材料から成る。金属材料としては、例えばW、MoまたはRe等が挙げられる。発熱抵抗体2の寸法は、例えば幅を0.3mmに、全長を30mmに、厚みを25μmに設定することができる。導出部5の寸法は、例えば幅を0.7mmに、全長を10mmに、厚みを30μmにそれぞれ設定することができる。
<電極の構成>
電極6は、導出部5とリード7とを電気的に接続するための部材である。電極6は、セラミック体1における他端側の外面の2か所に設けられている。具体的には、電極6は、セラミック体1の両主面に設けられている。電極6はセラミック体1の主面に平行な方向の形状が四角形状である。電極6の寸法は、例えばセラミック体1の長さ方向に対して平行な方向における長さを5mmに、垂直な方向の長さを2.5mmに、厚みを20μmに設定することができる。電極6は、導出部5を介して発熱抵抗体2と電気的に接続されている。電極6は、例えばW、MoまたはRe等から成る。
<リードの構成>
リード7は、外部の電源から発熱抵抗体2に電気を伝えるための部材である。リード7は、それぞれの電極6に別々に設けられている。リード7は、一端が電極6に接続されており、他端が金属筒3の外部に引き出されている。金属筒3の外部に引き出されたリード7は、外部電源(図示せず)に接続される。リード7と電極6とはろう材8によって接合されている。ろう材8としては、例えば銀ろう、金−銅ろうまたは銀−銅ろうを用いることができる。リード7は例えばNiから成る。リード7のうち電極6と接合される部分または外部電源に接続される部分以外の領域は、絶縁性のチューブ9によって覆われている。チューブ9は、例えば樹脂材料から成る。特に、チューブ9が、耐熱性に優れるフッ素樹脂から成ることが好ましい。
リード7の寸法は、線状であれば、例えば径を0.4mmに、長さを50mmに設定することができる。このリード7に用いるチューブ9の寸法は、例えば外径を1mmに、長さを45mmに設定することができる。また、リード7のうち電極6の近傍においてチューブ9から露出している部分の長さは、例えば2mm程度に設定することができる。
<金属筒の構成>
金属筒3は、被加熱物に接触させて加熱するのに用いられる部材である。ヒータ100によって加熱される被加熱物としては、水もしくは石油等の液体または空気もしくは窒素等の気体等が挙げられる。本実施形態のヒータ100においては、金属筒3は円筒状である。金属筒3には、セラミック体1の全体が挿入されている。すなわち、金属筒3の内径はセラミック体1の外径よりも大きく、金属筒3の内周面とセラミック体1の外周面との間には、絶縁カバー10および筒状部40を有する絶縁性部材4を設けることができる程度の隙間が形成されている。金属筒3の一端は、金属蓋11によって塞がれている。金属蓋11の形状は、金属筒3の外径と径が等しい円板状である。
金属筒3の寸法は、例えば内径を4mmに、外径を5mmに、長さを40mmに設定することができる。金属筒3は、ステンレス、アルミニウム、銅またはチタン等の金属材料から成る。特に加工性、強度および耐熱性の観点からは、ステンレスを用いることが好ましい。
<絶縁カバーの構成>
絶縁カバー10は、リード7および電極6と金属筒3との間の絶縁性を確保するための部材である。絶縁カバー10は、それぞれの電極6をリード7の一端とともに囲むように設けられている。本実施形態のヒータ100においては、絶縁カバー10はシート状の部材である。絶縁カバー10は、例えばフッ素樹脂等の絶縁材料から成る。絶縁カバー10の寸法は、例えば厚さを0.2mm程度に、長さを6mm程度に設定することができる。なお、絶縁カバー10は必ずしもシート状に限られない。例えば、絶縁カバー10はチューブ状であっても構わない。また、本実施形態において絶縁カバー10は固体であるが、これに限られない。絶縁カバー10としては、例えばジェル状等の半固体を用いても構わないし、これを硬化させたものを用いても構わない。
<絶縁性部材の構成>
絶縁性部材4は、セラミック体1と金属筒3とが接触することを防ぐための部材である。絶縁性部材4は、内周面がセラミック体1の外周面に、および外周面が金属筒3の内周面に接しており、筒状部40を有している。絶縁性部材4は、例えばアルミナまたは窒化アルミニウム等のセラミック材料から成る。絶縁性部材4は、例えば金属筒3内にセラミック体1を挿入し、セラミック体1と金属筒3との隙間に無機接着剤と水と上述のセラミック材料(アルミナまたは窒化アルミニウム等)の粉体とを混合した溶液を充填した後に、これを乾燥させて硬化させることによりセラミック材料や無機接着剤の成分が接触して相互作用により強くくっついて形成される無機硬化物からなる。無機接着剤としては、例えば、水分散シリカゾルまたは水分散アルミナゾル等を用いることができる。
無機接着剤を用いて絶縁性部材4を形成した場合には、絶縁性部材4における空隙率がセラミック体1における空隙率よりも大きいことが好ましい。これにより、ヒータ100において、金属筒3よりも内側で熱応力が生じたときに絶縁性部材4が変形することによって、熱応力を吸収できる。これにより、セラミック体1にクラックが生じるおそれを低減できる。空隙率の比較は、以下の方法で行なうことができる。具体的には、絶縁性部材4およびセラミック体1を切断して断面を得る。そして、単位面積当たりに存在する空隙の面積の割合を算出することによって、空隙率を求めることができる。
また、絶縁性部材4のその他の材料としては、例えば、エポキシ樹脂またはシリコーン樹脂等の有機接着剤を用いることができる。絶縁性部材4の材料は、ヒータ100の使用環境に応じて適宜選択することができるが、上記の無機接着剤を用いて絶縁性部材4を形成した場合には、800℃程度の温度にまで耐えられるようになるために好ましい。
絶縁性部材4の寸法は、例えば、筒状部40の内径をセラミック体1の外径と等しく3mm×1mmに、外径を金属筒3の内径と等しく4mmに、長さを20mmに設定することができる。
本実施形態のヒータ100においては、金属筒3とセラミック体1との間に絶縁性粉体ではなく絶縁性部材4を備えていることによって、絶縁性粉体のように振動によって多いところと少ないところが存在するように偏って位置してしまうことを防止できる。その結果、金属筒3とセラミック体1とが部分的に接触してしまう可能性を低減できるので、セラミック体1の表面に大きな温度差が生じる可能性を低減できる。そのため、セラミック体1に熱応力を生じる可能性を低減できる。その結果、ヒータ100の耐久性を向上させることができる。
さらに、上述の通り絶縁性部材4が接合層から成ることが好ましい。この場合には、絶縁性部材4がセラミック体1と金属筒3とを接合することができるので、絶縁性部材4とセラミック体1との密着性および絶縁性部材4と金属筒3との密着性を向上させることができる。そのため、セラミック体1から金属筒3への熱の伝達をより良好に行なうことができる。その結果、ヒータ100の昇温性能を向上できる。接着剤としては、上述の無機接着剤または有機接着剤を用いることができる。そのため、無機接着剤を用いた無機硬化物は、セラミック体1と金属筒3とを接合することができる。
さらに、上述した通り、絶縁性部材4は、セラミックスの粉体を含んでいることが好ましい。これにより、絶縁性部材4の強度を高くすることができる。その結果、ヒータ100の長期信頼性を向上できる。また、絶縁性部材4に含むセラミックスの粉体とセラミック体1との主成分が同じセラミック材料から成ることが好ましい。これにより、絶縁性部材4とセラミック体1との熱膨張差を低減できる。その結果、昇温時または降温時にヒータ100に生じる熱応力を低減できる。
なお、上述したように、金属筒3とセラミック体1とが接触してしまうことは、ヒータ100の耐久性の観点から好ましくない。これは以下の理由によるものである。セラミック体1は、金属筒3との熱膨張差に起因して熱応力が生じることによってクラックが発生してしまった場合に、内部に設けられた発熱抵抗体2にまでクラックが進行してしまう可能性がある。この場合には、発熱抵抗体2の抵抗値が変化してしまう可能性がある。その結果、ヒータ100を所望の温度で発熱させることができなくなってしまう可能性がある。
これに対して、本実施形態のヒータ100のように、絶縁性部材4の筒状部40と金属筒3とを接触させておけば、仮に、絶縁性部材4にクラックが発生したとしても、絶縁性部材4とセラミック体1との間でクラックの進行を抑制することができる。そして、金属筒3とセラミック体1とが離して配置されていることによって、セラミック体1の表面に大きな温度差が生じクラックが発生してしまうおそれを低減できる。
これらの結果、発熱抵抗体2の抵抗値がクラックの発生によって変化してしまい、ヒータ100を所望の温度で発熱させることができなくなる可能性を低減できる。しかしながら、絶縁性部材4に生じたクラックが絶縁性部材4中を進行することによって絶縁性部材4に大きな変形が生じた場合には、絶縁性部材4とセラミック体1との熱膨張差に起因する熱応力がセラミック体1に局所的に集中してしまう可能性がある。この場合には、セラミック体1にクラックが発生してしまう場合がある。そのため、絶縁性部材4に関してもクラックの進行を低減できるような構成を採用しておくことが好ましい。この点に関しては後述する。
さらに、本実施形態のヒータ100においては、金属筒3の一端を塞ぐ金属蓋11とセラミック体1との間に空隙12が確保されている。これにより、発熱抵抗体2が発熱することによってセラミック体1の一端側が熱膨張したときに、セラミック体1と金属蓋11との熱膨張差に起因して両者が接触することによりセラミック体1に生じる熱応力を低減できる。その結果、セラミック体1にクラックが生じる可能性を低減できるので、ヒータ100の耐久性を向上させることができる。空隙12の寸法は、セラミック体1の長さ方向の長さを、例えば0.2〜2mmに設定することができる。特に、空隙12の長さが0.2mm以上であることによって、ヒータ100を発熱させたときにセラミック体1と金属蓋11とが熱膨張したとしても、セラミック体1と金属蓋11とが接触してしまう可能性を低減できる。
<変形例1>
ヒータ100の変形例1について説明する。前述の実施形態のヒータ100においては、絶縁性部材4は両端が開口した筒状であったが、これに限られない。具体的には、絶縁性部材4の一端、他端または両端が塞がっている形状であってもよい。言い換えると、絶縁性部材4は、筒状部40と筒状部40の一端、他端または両端の開口を塞ぐ部分とを有していてもよい。図2に示すように、変形例1のヒータ100においては、絶縁性部材4の一端が金属蓋11の内面の全体に接している。そして、絶縁性部材4の他端が、金属筒3の他端の開口にまで設けられている。そして、金属筒3の他端側において、絶縁性部材4が絶縁カバー10、電極6およびリード7のチューブ9の一部ごとセラミック体1を囲むとともに、セラミック体1の他端部に接触するように隙間なく設けられている。このように、セラミック体1の全体が絶縁性部材4に覆われていることによって、セラミック体1を気密に封止することができる。その結果、ヒータ100におけるセラミック体1の耐環境性を向上させることができる。
なお、本変形例においては、ヒータ100が前述の実施形態と同様に絶縁カバー10を備えているが、特にこれに限られない。具体的には、ヒータ100が絶縁カバー10を備えておらず、絶縁性部材4が直接的に電極6を覆っていてもよい。これは、絶縁性部材4がセラミック体1の全体を電極6ごと覆っていることによって、電極6と金属筒3との間の絶縁性を確保することができるためである。
また、本変形例においては、前述の実施形態とは異なり、ヒータ100が空隙12を備えていないが、特にこれに限られない。前述の実施形態と同様に空隙12を備えていてもよい。これにより、セラミック体1と金属蓋11との熱膨張差に起因する熱応力を低減できる。
本変形例における絶縁性部材4は、以下のように形成することができる。具体的には、セラミック体1上に設けられた電極6上にリード7を配置し、銀銅ろうまたは銀ろうを用いて接合する。その後、ろう付け部を含む電極6を覆うようにフッ素樹脂性の絶縁カバー10を配置する。このように、電極6、リード7および絶縁カバー10が取り付けられたセラミック体1を金属筒3内に位置させてから、アルミナまたは窒化アルミニウム等のセラミックスを粉砕したもの(セラミックスの粉体)に無機接着剤と水とを混合し、スラリー溶液状にしたものをセラミック体1と金属筒3の隙間に気泡ができないように金属筒3の上面まで充填する。充填後、100℃以下の温度で30分ほど予備乾燥を行いスラリー溶液中の水分をゆっくりと蒸発させる。100℃以上の急激な乾燥は水分の沸騰により内部に気泡が発生し、強度、外観の低下を招くため予備乾燥の温度は70〜80℃が好ましい。予備乾燥の後に、無機接着剤成分の乾燥のため250℃で30分の乾燥を行って、これらを硬化させる。その結果、絶縁性部材4を形成することができる。なお、上述の実施形態のヒータ100のように、絶縁性部材4がセラミックスから成っていてもよいし、有機接着剤から成っていてもよい。
<変形例2>
ヒータ100の変形例2について説明する。前述の実施形態のヒータ100においては、絶縁性部材4が1つの部材であったが、これに限られない。具体的には、絶縁性部材4の筒状部40が、それぞれ筒状の第1部分41および第2部分42を備えていてもよい。図3に示すように、変形例2のヒータ100においては、絶縁性部材4の筒状部40が第1部分41および第2部分42を備えている。第1部分41は、金属筒3のうち一端側に設けられているとともに、第2部分42は、金属筒3のうち他端側に設けられている。第1部分41と第2部分42はそれぞれ筒状であって、第1部分41の端面と第2部分42の端面とが接している。このように、絶縁性部材4が複数の部位から成ることによって、絶縁性部材4のうち1つの部位(例えば、第1部分41)にクラックが発生したとしても、クラックの進行を2つの部位(第1部分41および第2部分42)の間で止めることができるので、クラックが他の部位(例えば、第2部分42)に進行してしまう可能性を低減できる。その結果、絶縁性部材4に生じたクラックが絶縁性部材4中を進行することによって絶縁性部材4に大きな変形が生じる可能性を低減できる。
また、本変形例においては、発熱抵抗体2がセラミック体1の一端側に設けられているとともに、第1部分41がセラミック体1のうち発熱抵抗体2が設けられている部分の全体を囲んで配置されている。第1部分41が発熱抵抗体2を囲んでいることによって、発熱抵抗体2で発せられた熱の多くは第1部分41に伝わる。さらに、絶縁性部材4は、第1部分41と第2部分42とに別々に形成されていることによって、第1部分41と第2部分42との間に界面が存在することから、第1部分41から第2部分42への熱の伝達が低減されている。そのため、発熱抵抗体2で発せられた熱が第2部分42を伝わって、ヒータ100の他端側に逃げてしまうことを低減できる。
第1部分41と第2部分42とは、同じ材料によって形成することができるが、異なる材料によって形成されていてもよい。第1部分41と第2部分42とが異なる材料から成る場合には、例えば、第1部分41の熱伝導率が第2部分42の熱伝導率よりも大きいことが好ましい。第1部分41の熱伝導率が大きいことによって、発熱抵抗体2から発せられた熱をすばやく金属筒3に伝えることができる。また、第2部分42の熱伝導率が小さいことによって、発熱抵抗体2から発せられた熱がリード7側から外部に逃げてしまうことを低減できる。これらの結果、ヒータ100の昇温速度を向上させることができる。
第1部分41の熱伝導率を第2部分42の熱伝導率よりも大きくする方法としては、例えば、無機接着剤中に含めるセラミックスの粉体の量を第1部分41と第2部分42とで変えればよい。より具体的には、例えば、無機接着剤が水分散シリカゾルでありセラミックスがアルミナの場合には、第1部分41におけるアルミナの量を第2部分42におけるアルミナの量よりも多くすればよい。また、セラミックスの粉体または無機接着剤の材料を第1部分41と第2部分42とで異ならせることによって、熱伝導率を調整してもよい。
さらに、第1部分41の熱伝導率を第2部分42の熱伝導率よりも大きくする別の方法としては、例えば、無機接着剤中の気泡の割合を、第1部分41よりも第2部分42の方が大きくなるように調整すればよい。無機接着剤中の気泡を多くすることによって、第2部分42の熱伝導率を小さくすることができる。さらに、第2部分における気泡を多くすることによって、第2部分において熱応力を吸収しやすくすることができるので、生じた熱応力がリード7等に及ぶ可能性を低減できる。その結果、ヒータ100の長期信頼性を向上させることができる。
なお、本変形例においては、ヒータ100が前述の実施形態と同様に絶縁カバー10を備えているが、特にこれに限られない。具体的には、ヒータ100が絶縁カバー10を備えておらず、絶縁性部材4が直接的に電極6を覆っていてもよい。これは、絶縁性部材4がセラミック体1の全体を電極6ごと覆っていることによって、電極6と金属筒3との間の絶縁性を確保することができるためである。
また、本変形例においては、前述の実施形態とは異なり、ヒータ100が空隙12を備えていないが、特にこれに限られない。前述の実施形態と同様に空隙12を備えていることが好ましく、これにより、セラミック体1と金属蓋11との熱膨張差に起因する熱応力を低減できる。
第1部分41および第2部分42は、以下のようにして作製することができる。まず、金属蓋11で一端の開口を塞いだ金属筒3に、電極6、リード7および絶縁カバー10が取付られた電極セラミック体1を挿入する。その後、金属筒3の一端側にアルミナまたは窒化アルミニウム等のセラミックスを粉砕したもの(セラミックスの粉体)に無機接着剤と水とを混合し、スラリー溶液状にしたものを充填する。その後、100℃以下で30分間スラリー溶液中の水分をゆっくりと蒸発させた後に、高温環境化で乾燥させて硬化させることによって第1部分41を形成する。次に、アルミナまたは窒化アルミニウム等のセラミックスを粉砕したものに無機接着剤と水とを混合し、スラリー溶液状にしたものを充填した後に100℃以下で30分間スラリー溶液中の水分をゆっくりと蒸発させた後に、高温環境化で乾燥させて硬化させることによって第2部分42を形成する。なお、上述の実施形態のヒータ100のように、絶縁性部材4がセラミックスから成っていてもよいし、有機接着剤から成っていてもよい。
100:ヒータ
1:セラミック体
2:発熱抵抗体
3:金属筒
4:絶縁性部材
40:筒状部
41:第1部分
42:第2部分
5:導出部
6:電極
7:リード
8:ろう材
9:チューブ
10:絶縁カバー
11:金属蓋
12:空隙

Claims (10)

  1. 柱状または筒状のセラミック体と、該セラミック体の内部に設けられた発熱抵抗体と、前記セラミック体が挿入された金属筒と、前記セラミック体および前記金属筒の間に配置され、内周面が前記セラミック体の外周面に、および外周面が前記金属筒の内周面に接している筒状部を有する絶縁性部材とを備えたヒータ。
  2. 前記筒状部が、それぞれ筒状の第1部分および第2部分を備えるとともに、前記第1部分が前記セラミック体の一端側に配置されているとともに、前記第2部分が前記セラミック体の他端側に配置されている請求項1に記載のヒータ。
  3. 前記発熱抵抗体が前記セラミック体の一端側に設けられているとともに、前記第1部分が前記セラミック体のうち前記発熱抵抗体が設けられている部分の全体を囲んで配置されている請求項1または請求項2に記載のヒータ。
  4. 前記金属筒の一端を塞ぐ金属蓋を備えるとともに、前記金属蓋と前記セラミック体との間に空隙を有している請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のヒータ。
  5. 前記セラミック体と前記金属筒とが前記絶縁性部材によって接合されている請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のヒータ。
  6. 前記絶縁性部材における空隙率が前記セラミック体における空隙率よりも大きい請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のヒータ。
  7. 前記絶縁性部材は、前記セラミック体の主成分と同じセラミック材料を含んでいることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のヒータ。
  8. 前記絶縁性部材が無機硬化物である請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のヒータ。
  9. 前記絶縁性部材が有機接着剤からなる接合層である請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のヒータ。
  10. 前記接合層中にセラミックスの粉体を含んでいる請求項9に記載のヒータ。
JP2015560025A 2014-01-30 2015-01-30 ヒータ Active JP6194025B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014015190 2014-01-30
JP2014015190 2014-01-30
PCT/JP2015/052626 WO2015115585A1 (ja) 2014-01-30 2015-01-30 ヒータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015115585A1 true JPWO2015115585A1 (ja) 2017-03-23
JP6194025B2 JP6194025B2 (ja) 2017-09-06

Family

ID=53757153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015560025A Active JP6194025B2 (ja) 2014-01-30 2015-01-30 ヒータ

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3101997B1 (ja)
JP (1) JP6194025B2 (ja)
CN (1) CN106416424B (ja)
WO (1) WO2015115585A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6792539B2 (ja) * 2017-10-31 2020-11-25 日本特殊陶業株式会社 流体加熱用のセラミックヒータ
US20210385910A1 (en) * 2018-10-31 2021-12-09 Kyocera Corporation Heater
CN109698051A (zh) * 2018-12-26 2019-04-30 湖南福德电气有限公司 金属管电阻器原件及电阻器制造方法
CN109585104A (zh) * 2018-12-26 2019-04-05 湖南福德电气有限公司 一种可拆卸水冷电阻器
JPWO2020175564A1 (ja) * 2019-02-28 2021-12-16 京セラ株式会社 熱交換ユニットおよびこれを備えた洗浄装置
WO2021025032A1 (ja) * 2019-08-08 2021-02-11 京セラ株式会社 タバコ用加熱具

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1308419A (en) * 1971-06-23 1973-02-28 Nouveaux Apps Pratiques Holding Sa Hotdog making apparatus
JPS5455839A (en) * 1977-10-12 1979-05-04 Hitachi Heating Appliance Co Ltd Manufacturing method of sheathed heater
JPS56132788A (en) * 1980-03-22 1981-10-17 Shiyouichi Horii Sealed heater and method of producing same

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759639B2 (ja) * 1973-04-03 1982-12-15 Hitachi Netsu Kigu Kk
JP3784124B2 (ja) 1997-02-28 2006-06-07 京セラ株式会社 セラミックシーズヒータ及びこれを用いた流体加熱装置
DE10040021A1 (de) * 2000-08-16 2002-02-28 Schniewindt Kg C Heizpatrone
JP2006059794A (ja) * 2004-07-20 2006-03-02 Denso Corp セラミックヒータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1308419A (en) * 1971-06-23 1973-02-28 Nouveaux Apps Pratiques Holding Sa Hotdog making apparatus
JPS5455839A (en) * 1977-10-12 1979-05-04 Hitachi Heating Appliance Co Ltd Manufacturing method of sheathed heater
JPS56132788A (en) * 1980-03-22 1981-10-17 Shiyouichi Horii Sealed heater and method of producing same

Also Published As

Publication number Publication date
JP6194025B2 (ja) 2017-09-06
CN106416424A (zh) 2017-02-15
EP3101997A1 (en) 2016-12-07
CN106416424B (zh) 2019-08-23
WO2015115585A1 (ja) 2015-08-06
EP3101997A4 (en) 2017-09-13
EP3101997B1 (en) 2018-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6194025B2 (ja) ヒータ
CN105706230A (zh) 具有覆盖半导体构件的由水泥构成的包封物料的半导体模块
JP2010512626A (ja) 燃料電池スタックおよび燃料電池スタック用シール、ならびにその製造方法
JP2012119597A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5960931B2 (ja) 管状ヒータ
WO2016068207A1 (ja) ヒータおよびこれを用いた流体加熱装置
CN103065901A (zh) 一种用于熔断器的熔管
JP6100642B2 (ja) ヒータ
JP2016119179A5 (ja)
JP7175323B2 (ja) セラミック構造体及びウェハ用システム
JP7175324B2 (ja) セラミック構造体及びウェハ用システム
KR100796621B1 (ko) 세라믹 히터용 로드의 접합구조
CN103940536A (zh) 一种采用陶瓷金属管壳轴向烧结的压力敏感器件
JP7014821B2 (ja) 試料保持具
JP6339413B2 (ja) ヒータ
JP6726509B2 (ja) 圧電アクチュエータ
JP6698398B2 (ja) ヒータ
JP2016103345A (ja) 接続構造体およびそれを備えたヒータ
JP5333368B2 (ja) 放熱部材付き半導体装置
JP6361275B2 (ja) 測温抵抗素子の製造方法
JP6386859B2 (ja) ヒータ
WO2020110850A1 (ja) セラミック構造体及びセラミック構造体の製造方法
JP6075781B2 (ja) ヒータ
JP2015207747A (ja) ワイドバンドギャップ半導体デバイス
JP6659289B2 (ja) ヒータ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6194025

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150