JPWO2015111090A1 - 物質の改質方法 - Google Patents

物質の改質方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015111090A1
JPWO2015111090A1 JP2014528785A JP2014528785A JPWO2015111090A1 JP WO2015111090 A1 JPWO2015111090 A1 JP WO2015111090A1 JP 2014528785 A JP2014528785 A JP 2014528785A JP 2014528785 A JP2014528785 A JP 2014528785A JP WO2015111090 A1 JPWO2015111090 A1 JP WO2015111090A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
substance
electrons
support
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014528785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6084975B2 (ja
Inventor
新納 清憲
清憲 新納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEW ENERGY INDUSTRY CO.,LTD.
Original Assignee
NEW ENERGY INDUSTRY CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEW ENERGY INDUSTRY CO.,LTD. filed Critical NEW ENERGY INDUSTRY CO.,LTD.
Application granted granted Critical
Publication of JP6084975B2 publication Critical patent/JP6084975B2/ja
Publication of JPWO2015111090A1 publication Critical patent/JPWO2015111090A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L9/00Treating solid fuels to improve their combustion
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/46Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
    • C02F1/461Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
    • C02F1/467Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction
    • C02F1/4676Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction by electroreduction
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/005Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by heating using irradiation or electric treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/48Treatment of water, waste water, or sewage with magnetic or electric fields
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2103/00Nature of the water, waste water, sewage or sludge to be treated
    • C02F2103/02Non-contaminated water, e.g. for industrial water supply
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L2290/00Fuel preparation or upgrading, processes or apparatus therefore, comprising specific process steps or apparatus units
    • C10L2290/38Applying an electric field or inclusion of electrodes in the apparatus

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Abstract

本発明は、水や液体燃料、動物、繊維、植物、魚類、土壌、金属等に電子を付加することにより、簡単な装置と少ない消費エネルギーでもってあらゆる物質の品質や物性を、高能率で改善する。本発明は、一方の出力端子を接地した交流電源と、当該交流電源の非接地側の出力端子に直列に一端が接続されて交流電源からの電流の流出を阻止する整流素子とを備えた電源装置を用い、当該電源装置の前記整流素子の他端にリード線を介して導電体製支持体を接続すると共に当該導電体製支持体の上部又はその近傍に被処理物を配置して、前記電源装置の交流電源の出力によって前記導電体製支持体にマイナスの変動電位を生じさせ、導電体製支持体の上部又はその近傍に配置した被処理物に電子を付加する。

Description

本発明は、物質を支持する導電体製支持体に電子を付与することによりこれに負の電位変動や電界変動を発生させ、物質に電子を付加して物質を構成する原子や分子の電子の状態に影響を及ぼすことにより、物質の物性を変化させるようにした電子を用いた新規な物質の改質方法に関するものであり、物質の酸化防止や食品の腐敗防止、水の活性化、液体燃料の改質、気体の活性化、土壌の活性化、肥料の活性化、紙・木材等の天然素材の耐久性向上、アルコール飲料の製造、金属の腐食防止等を可能にした物質の改質方法に関するものである。
水を活性化させることにより、化学的反応や有機物分解の促進、醸造発酵及び熟成時間の短縮、食品の腐敗防止、植物の成長促進、食品の味覚の向上等を図れることは現実に実証されており、所謂活性水を利用した物質の改質は、広く実用に供されている。また、重油や軽油等の低質燃料も、これを活性化処理することにより、その燃焼性能や発熱量が向上することが実証されている。
例えば、前記水の活性化方法としては、イ、遠赤外線放射体から放射された遠赤外線を水に吸収させる方法、ロ、水を磁化装置によって磁化処理する方法、ハ、水にミネラル類を溶解させたあと、当該ミネラル5解水に交番電磁場をかける方法(特開平5−337475号)等が開発されている。
また、ニ、高周波磁場や電場内へ重油や軽油等を通し、その構成分子や原子のエネルギーレベルを高めることにより燃料を改質して発熱量等を高める方法(特開平5−98272号、特開平8−187428号、特開2011−183377号等)や、ホ、電極と処理物間に高温のマルチアークを発生させ、マルチアークが生ずる振動エネルギー場により物質を変性、変質させる方法(特開平6−55180号)等が開発されている。
図5は、上記ホのマルチアークを用いた改質装置の概要を示すものであり、処理槽T内に被処理物(水)Wを充填すると共に、カーボン電極棒Bの先端部にマルチアークMを発生させることにより、当該マルチアークMの振動エネルギーやカーボン電極棒Bから放出された電子や炭素原子、炭素イオン等の作用によって、被処理物(水)Wを改質するようにしたものである。
尚、図5において、Tは処理槽本体、Wは被処理物(水)、Bはカーボン電極、Mはマルチアーク、Pは仕切板、Lは多孔2重壁容器、Qは活性化物質(木炭、活性炭)、Wiは水入口、Woは処理水出口、ACは3相交流電源である。
しかし、上記従前の物質の改質方法には、イ、物質の改質レベル(例えば、水の活性化レベル等)が低いうえ、大容量の電源設備や処理装置を必要とし、簡便にしかも能率良く物質の改質処理が行えないこと、ロ、改質に要する設備の小型化、動力費や設備費の削減が図り難いこと、及び、ハ、改質に長時間を必要とすること等の問題が残されている。
特開平5−337475号 特開平5−98272号 特開平8−187428号 特開2011−183377号 特開平6−55180号
本発明は、従前の水の活性化や燃料油の改質等のような物質の改質処理に於ける上述の如き問題を解決せんとするものであり、簡単な構造の小型処理設備を用い、少量のエネルギー消費でもって高能率で簡便に、しかも高度な物質の改質処理(例えば、水や液体燃料の改質、繊維等の改質、動物の筋肉組織の改質、土壌や空気等気体の改質、金属等の改質等)を行うことにより、液体燃料の燃焼効率の向上や繊維等の劣化の防止、動物等の老化の防止、植物の生育促進、各種物質の腐食の防止等を図れるようにした物質の改質方法を提供することを発明の主目的とするものである。
請求項1の発明は、一方の出力端子を接地した交流電源と、当該交流電源の非接地側の出力端子に直列に一端が接続されて交流電源からの電流流出を阻止する整流素子とを備えた電源装置を用い、当該電源装置の前記整流素子の他端に導電体製支持体を接続すると共に当該導電体製支持体の上部又はその近傍に被処理物を配置して、前記交流電源の印加によって前記導電体製支持体にマイナスの電位変動を生じさせ、導電体製支持体の上部又はその近傍に配置した被処理物に電子を付加することにより、物質の物性を改善することを発明の基本構成とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記整流素子の他端と交流電源の接地側端子との間に、前記導電体製支持体から接地側端子へ電流を流通させる第2整流素子を設けた電源装置を用いるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、交流電源に換えてLC並列回路を設置し、外部電磁波により前記LC並列回路に誘導された誘導起電力を出力する電源装置を用いるようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1、請求項2又は請求項3に記載の発明において、整流素子をPN型ダイオードとしたものである。
請求項5の発明は、請求項1、請求項2又は請求項3に記載の発明において、交流電源の周波数を2Hzから200Hzとした電源装置を用いるようにしたものである。
請求項6の発明は、請求項1、請求項2又は請求項3に記載の発明において、被処理物を、水、生鮮食品、魚、肉類、食用油、燃料油、エンジンオイル、アルコール、酒、繊維、木材、紙、衣類、植物、動物の何れか一つ又は二つ以上とするようにしたものである。
本願発明では、一方の出力端子を接地した交流電源と、その非接地側の出力端子に直列に一端が接続されて交流電源からの電流の流出を阻止する整流素子とを備えた電源装置(発信機)を用い、当該電源装置(発信器)の前記整流素子の他端にリード線を介して導電体製支持体を接続すると共に当該導電体製支持体の上部又はその近傍に被処理物を配置して、前記交流電源の印加によって前記導電体製支持体にマイナスの電位変動を生じさせ、導電体製支持体の上部又はその近傍に配置した被処理物に電子を付加することにより物質の物性を改善する構成としている。
即ち、電源装置の交流電源を印加することにより、導電体製支持体には半導体素子を通してマイナス方向の振動波のみが加わることになる。その結果、交流電源から導電体製支持体へ電子が供給され、導電体製支持体の電子が増加すると共に、マイナス方向の振動波が加わらない時には電子の一部が放電により消滅するという状態を繰返す。
これにより、導電体製支持体にマイナスの電位変動が生じることになる。
また、導電体製支持体にマイナスの電位変動が生じると、導電体製支持体に接触状態で積載された物質や導電体製支持体の近傍に配置された物質を構成する分子や原子の外殻電子軌道の電子が変動することになる。
更に、電位変動に伴って、導電体製支持体近傍の電場にも変動が生じることになり、物質を構成する分子や原子の集団が振動を繰返し、固体の場合には分子集団が整列化し、また液体の場合にはクラスターが小さくなる等により、被処理物の品質や物性が夫々変化する。
具体的には、物質に電子が付加されることにより物質の還元性が高まり、その結果、物質の酸化が仰制されてその耐久性が向上する。また、物質の鮮度を長期に亘って高鮮度に保持することができる。
また、燃料油等の場合には、電子の付加によって不飽和脂肪族の炭素の二重結合や三重結合が切断され、これに水素を添加して一重結合にできるので、容易に燃料油等の完全燃焼が可能となる。
更に、水等の場合には、自由電子の大量添加によってその酸化還元電位を容易にマイナス側に引き下げることができ、健康に有益な還元水を大量且つ安価に生産することが出来る。
加えて、紙や木材、繊維等の天然素材でも容易に電子を付加することができ、これによりその耐久性や保温性が向上する。
また、植物に電子を付加することにより、光合成が促進されて植物の成長が早まると共に、酸化が仰制されることにより鮮度の保持期間や保存期間の延伸が可能となる。
更に、動物の生体や動物の肉類に電子を付加することにより、家畜や食用動物の生体の老化の進行が停滞して健康状態が改善されると共に、肉類の場合にはその鮮度を長期に亘って保持することができる。
このように、本発明に係る物質の改質方法は、あらゆる物質の物性や品質の改善に適用することが可能であり、高い実用的効用を有するものである。
本発明で使用する物質の改質装置のブロック系統図である。 本発明の第1実施形態を示す説明図である。 本発明の第2実施形態を示す説明図である。 本発明の第3実施形態を示す説明図である。 従前の物質処理装置の断面概要図である。
以下、図面に基づいて本発明の各実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施に用いる物質の改質装置の基本構成を示すブロック系統図であり、当該改質装置を用いて水や食品等の改質を行う方法の説明図である。
図1を参照して、本発明で使用する物質の改質装置は、発信器に相当する電源装置1と、リード線7を介してこれに接続した導電体製支持体4等とからその主要部が構成されている。又、前記導電体製支持体4は絶縁体製架台5により支持固定されており、その上部に被改質物質8が載置されている。
前記電源装置1は、交流電源2と、これに直列に接続した整流素子3とから形成されており、整流素子3は、導電体製支持体4側から交流電源2側へのみ通電が可能なように接続されており、交流電源2の非接地側出力端子2aから導電体製支持体4側への通電は阻止されている。
尚、図1において、1aはケース、2aは非接地側出力端子、2bは接地側出力端子、3aは電源側端子、3bは出力側端子、4a端子、6は接地点、7リード線、vは電圧波形、iは電流波形、eは電子、C’は漂遊容量である。
正弦波交流電源2を作動させ、端子2a,2b間に正弦波交流電圧vを発生させると、導電体製支持体4と対地間に形成された漂遊容量 C’を介して、導電体製支持体4から交流電源2の端子3a側へ、整流素子3により半波整流された電流iがリード線7を介して流通する。
即ち、上記電流iとは逆に、交流電源2側から導電体製支持体4側へリード線7を通して電子eが流入し、導電体製支持体4の電子量(マイナス電荷)が増加方向に変動することになり、これにより導電体製支持体4のマイナス電位が変動する。
同様に、整流素子3によって電流の流通が阻止されることにより、リード線7を通して電子eが導電体製支持体4へ供給されない間は、マイナス電荷(電子)の一部が放電により消滅して電子量が減少することになり、これによっても導電体製支持体4のマイナス電位が変動する。
上述のように、導電体製支持体4に生じたマイナス電位の変動、即ち電子量の変動は、必然的に導電体製支持体4の電位変動や電場変動を来たす事になる。その結果、被処理物質8を構成する原子の電子配列等が影響を受けて変化する事になり、前述の如く、物質に電子が付加されることで物質の還元性が高まって、物質の酸化が仰制による耐久性の向上や鮮度の長期保持等が可能となる。
また、電子の付加によって不飽和脂肪族の炭素の結合が切断され、これに水素が一重結合させることにより粘性や引火点が下降することになり、燃料油等の完全燃焼が可能と成る。
更に、水等の場合には、自由電子の大量添加によってその酸化還元電位を容易にマイナス側に引き下げすることができ、健康に有益な還元水を簡単に得ることが出来る。
尚、前記電源装置(発信器)1の交流電源2の周波数は、2から200Hz程度が最適である。また、導電体製支持体4にはステンレス鋼やチタン合金の使用が望ましい。更に、絶縁体製架台5には、雲母などの高誘電体物質の使用が望ましい。
また、上記導電体製支持体4の電位変動や電場変動、即ち、被処理物質8への電子の付加による物質の各種物性の改質については、現時点においても理論的に完全に解明されているとは言えない実情にある。しかし、上記0017欄及び0018欄に記載の各種物質の改質作用や改質効果は、何れも試験や実験によって確認されているものである。
図2は、本発明の第1実施形態を示すものであり、図1における整流素子3に変えて、PN型ダイオード9を使用したものであり、その他の構成部材は図1の場合と全く同一である。
電源装置(発信器)1として、交流電源2の周波数が2Hzから200Hz・最大発信出力10ワットのものを用いると共に、導電体製支持体4をステンレス鋼製(300mm×300mm×100mm(深さ)とし、これを直径30mmΦ・長さ300mmの4本の雲母製絶縁体製架台5を用いて水平に支持した。
そして、当該導電体製支持体4内にA重油2000CCを入れ、約20分間の改質処理を行った。改質処理中の電源装置(発信器)1の平均出力は、3ワットであった。
改質処理の完了後、処理後のA重油と改質前のA重油の発熱量を測定した。その結果、改質処理により、A重油の発熱量が約0.5〜0.7%向上することが確認された。
図3は、本発明の第2実施形態を示すものであり、図1における整流素子3に変えて、二つのPN型ダイオード9a,9bを用いるようにしたものであり、導電体製支持体4から電源装置1側へ流入する電流iを連続したパルス状波形とするようにした点のみが、図2の実施例と異なる。
図4は、本発明の第3実施形態を示すものであり、図2の電源装置(発信器)1の交流電源2に換えてLC並列回路10を用い、これをダイオード9と直列状に介設して電源装置(発信器)1としたものである。
この第3実施形態では、LC並列回路10の容量Cを調整することにより外部電磁波を選択利用し、所要の周波数の交番電圧vをLC並列回路10に誘導させると共に、当該誘導起電力v’を電源装置1の出力電圧とするものである。
尚、ここでは図示していないが、電源装置(発信器)1としては、伝送波と高周波の重畳波を発信する構成の発信機としたり、或いは、伝送波(基本波)を高周波(搬送波)で振幅変調した被変調波を出力する構成の高周波発信器とすることも可能である。
また、電源装置(発信器)1そのものは公知であるため、ここではその詳細な説明は省略する。
本発明は上述の如く、導電体製支持体4にマイナスの電位変動や電場変動を発生させることにより、あらゆる種類に被処理物の物性を効率的に改質することができ、優れた実用的効用を奏するものである。
本発明は、水や食料品関係のみならず、農業、畜産業、醸造業、繊維産業、金属産業、化学品産業、燃料産業等のあらゆる産業分野へ適用可能なものである。
1 電源装置(発信器)
1a ケース
2 交流電源
2a 非接地側出力端子
2b 接地側出力端子
3 整流素子
3a 電源側端子
3b 出力側端子
4 導電体製支持体
4a 端子
5 絶縁体製架台
6 アース点
7 リード線
8 被処理物
9 PN型ダイオード
10 LC並列
e 電子
i 電流
v 正弦波電圧
v’ 誘導起電力
C’ 漂遊容量
C 静電容量
L コイル
本発明は、物質を支持する導電体製支持体負の電位変動や電界変動を発生させ、物質に電子を付加すると共に物質を構成する原子や分子の振動状態や電子の状態に影響を及ぼすことにより、物質の物性を変化させるようにした電子を用いた新規な物質の改質方法に関するものであり、物質の酸化防止や食品の腐敗防止、水の活性化、液体燃料の改質、気体の活性化、土壌の活性化、肥料の活性化、紙・木材等の天然素材の耐久性向上、アルコール飲料の製造能率の向上、金属の腐食防止等を可能にした物質の改質方法に関するものである。
水を活性化させることにより、化学的反応や有機物分解の促進、醸造発酵及び熟成時間の短縮、食品の腐敗防止、植物の成長促進、食品の味覚の向上等を図れることは現実に実証されており、所謂活性水を利用した物質の改質は、広く実用に供されている。また、重油や軽油等の低質燃料も、これを活性化処理することにより、その燃焼性能や発熱量が向上することが実証されている。
例えば、前記水の活性化方法としては、イ、遠赤外線放射体から放射された遠赤外線を水に吸収させる方法、ロ、水を磁化装置によって磁化処理する方法、ハ、水にミネラル類を溶解させたあと、当該ミネラル溶解水に交番電磁場をかける方法(特開平5−337475号)等が開発されている。
また、ニ、高周波磁場や電場内へ重油や軽油等を通し、その構成分子や原子のエネルギーレベルを高めることにより燃料を改質して発熱量等を高める方法(特開平5−98272号、特開平8−187428号、特開2011−183377号等)や、ホ、電極と処理物間に高温のマルチアークを発生させ、マルチアークが生ずる振動エネルギー場により物質を変性、変質させる方法等が開発されている(特開平6−55180号)。
図5は、上記ホのマルチアークを用いた改質装置の概要を示すものであり、処理槽T内に被処理物(水)Wを充填すると共に、カーボン電極棒Bの先端部にマルチアークMを発生させることにより、当該マルチアークMの振動エネルギーやカーボン電極棒Bから放出された電子や炭素原子、炭素イオン等の作用によって、被処理物(水)Wを改質するようにしたものである(特開平6-55180号)
尚、図5において、Tは処理槽本体、Wは被処理物(水)、Bはカーボン電極、Mはマルチアーク、Pは仕切板、Lは多孔2重壁容器、Qは活性化物質(木炭、活性炭)、Wiは水入口、Woは処理水出口、ACは3相交流電源である。
しかし、上記従前の物質の改質方法には、イ、物質の改質レベル(例えば、水の活性化レベル等)が低いうえ、大容量の電源設備や処理装置を必要とし、簡便にしかも能率良く物質の改質処理が行えないこと、ロ、改質に要する設備の小型化、動力費や設備費の削減が図り難いこと、及び、ハ、改質に長時間を必要とすること等の問題が残されている。
特開平5−337475号 特開平5−98272号 特開平8−187428号 特開2011−183377号 特開平6−55180号
本発明は、従前の水の活性化や燃料油の改質等のような物質の改質処理に於ける上述の如き問題を解決せんとするものであり、簡単な構造の小型処理設備を用い、少量のエネルギー消費でもって高能率で簡便に、しかも高度な物質の改質処理(例えば、水や液体燃料の改質、繊維等の改質、動物の筋肉組織の改質、土壌や空気等気体の改質、金属等の改質等)を行うことにより、液体燃料の燃焼効率の向上や繊維等の劣化の防止、動物等の老化の防止、植物の生育促進、各種物質の腐食の防止等を図れるようにした物質の改質方法を提供することを発明の主目的とするものである。
請求項1の発明は、一方の出力端子を接地した出力周波数が2Hzから200Hzの交流電源と、当該交流電源の非接地側に直列に一端が接続されて交流電源の非接地側出力端子からの電流の流出を阻止する整流素子とを備えた電源装置を用い、当該電源装置の非接地側出力端子にリード線を介してステンレス鋼製又はチタン合金製の導電体製支持体を接続すると共に、当該導電体製支持体の上部又はその近傍に被処理物を配置し、前記電源装置の交流電源の出力により前記導電体製支持体の電位をマイナス電位にしてこれを変動させ、導電体製支持体自体及びその上部に配置した被処理物を構成する原子の外殻電子軌道の電子に変化を与えてその電子量を変動させ、被処理物に電子を付加すると共に被処理物を構成する分子や原子の振動を強めることにより、被処理物質の物性を改善することを発明の基本構成とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、整流素子をPN型ダイオードとしたものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、被処理物を、水、生鮮食品、魚、肉類、食用油、燃料油、エンジンオイル、アルコール、酒、繊維、木材、紙、衣類、植物、動物の何れかとするようにしたものである。
本願発明では、一方の出力端子を接地した出力周波数が2Hzから200Hzの交流電源と、当該交流電源の非接地側に直列に一端が接続されて交流電源の非接地側出力端子からの電流の流出を阻止する整流素子とを備えた電源装置を用い、当該電源装置の非接地側出力端子にリード線を介してステンレス鋼製又はチタン合金製の導電体製支持体を接続すると共に、当該導電体製支持体の上部又はその近傍に被処理物を配置し、前記電源装置の交流電源の出力により前記導電体製支持体の電位をマイナス電位にしてこれを変動させ、導電体製支持体自体及びその上部に配置した被処理物を構成する原子の外殻電子軌道の電子に変化を与えてその電子量を変動させ、被処理物に電子を付加すると共に被処理物を構成する分子や原子の振動を強めることにより、被処理物質の物性を改善する構成としている。
即ち、電源装置の交流電源を印加することにより、導電体製支持体には半導体素子を通してマイナス方向の電位の振動波のみが加わることになる。その結果、交流電源から導電体製支持体へ電子が供給され、導電体製支持体の電子が増加すると共に、マイナス方向の電位の振動波が加わらない時(即ち、マイナス方向の電位の減少時)には、電子の一部が放電により消滅して電子量が減少するという状態を繰返す。
即ち、前記マイナス方向の電位の振動波が加えられることにより、導電体製支持体にマイナスの電位変動が生じることになる。
また、導電体製支持体にマイナスの電位変動が生じると、導電体製支持体自体及び当該導電体製支持体に接触状態で積載された物質や導電体製支持体の近傍に配置された物質を構成する分子や原子の外殻電子軌道の電子が影響を受け、その電子量が変動し、電子が付加された状態になる。
更に、電位変動に伴って、導電体製支持体近傍の電場にも変動が生じることになり、物質を構成する分子や原子の集団が振動を繰返し、固体の場合には分子集団が整列化し、また液体の場合にはクラスターが小さくなる等により、被処理物の品質や物性が夫々変化する。
具体的には、物質に電子が付加されることにより物質の還元性が高まり、その結果、物質の酸化が仰制されてその耐久性が向上する。また、物質の鮮度を長期に亘って高鮮度に保持することができる。
また、燃料油等の場合には、電子の付加によって不飽和脂肪族の炭素の二重結合や三重結合が切断され、これに水素を添加して一重結合にできるので、容易に燃料油等の完全燃焼が可能となる。
更に、水等の場合には、自由電子の大量添加によってその酸化還元電位を容易にマイナス側に引き下げることができ、健康に有益な還元水を大量且つ安価に生産することが出来る。
加えて、紙や木材、繊維等の天然素材でも容易に電子を付加することができ、これによりその耐久性や保温性が向上する。
また、植物に電子を付加することにより、光合成が促進されて植物の成長が早まると共に、酸化が仰制されることにより鮮度の保持期間や保存期間の延伸が可能となる。
更に、動物の生体や動物の肉類に電子を付加することにより、家畜や食用動物の生体の老化の進行が停滞して健康状態が改善されると共に、肉類の場合にはその鮮度を長期に亘って保持することができる。
このように、本発明に係る物質の改質方法は、あらゆる物質の物性や品質の改善に適用することが可能であり、高い実用的効用を有するものである。
本発明で使用する物質の改質装置のブロック系統図である。 本発明の第1実施形態を示す説明図である。 本発明の第2実施形態を示す説明図である。 従前の物質処理装置の断面概要図である。
以下、図面に基づいて本発明の各実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施に用いる物質の改質装置の基本構成を示すブロック系統図であり、当該改質装置を用いて水や食品等の改質を行う方法の説明図である。
図1を参照して、本発明で使用する物質の改質装置は、発信器に相当する電源装置1と、リード線7を介してこれに接続した導電体製支持体4等とからその主要部が構成されている。又、前記導電体製支持体4は、一端が接地された絶縁体製架台5により支持固定されており、その上部に被改質物質8が載置されている。
前記電源装置1は、交流電源2と、これに直列に接続した整流素子3とから形成されており、整流素子3は、導電体製支持体4側から交流電源2側へのみ通電が可能なように接続されており、交流電源2の非接地側出力端子2aから導電体製支持体4側への通電は阻止されている。
尚、図1において、1aはケース、2aは交流電源の非接地側出力端子、2bは接地側出力端子、3bは電源装置1の非接地側出力端子、4a端子、6は接地点、7リード線、vは電圧波形、iは電流波形、eは電子、C’は漂遊容量である。又、絶縁体製架台5により支持された導電体製支持体4は、架台5自体が有する抵抗値、若しくは、別途に設け適宜の抵抗値を有する抵抗Rを介して接地されている。
正弦波交流電源2を作動させ、端子2a,2b間に正弦波交流電圧vを発生させると、整流素子3により半波整流された電流iが、導電体製支持体4と対地間に設けた接地ラインの抵抗Rや漂遊容量、導電体製支持体4及びリード線7を介して、導電体製支持体4の端子4aから交流電源の非接地側出力端子2a側へ流通する。
即ち、上記電流iとは逆に、交流電源2から整流素子3、リード線7を通して導電体製支持体4側へ電子eが流入し、導電体製支持体4の電子量(マイナス電荷)が増加方向に変動することになり、これにより導電体製支持体4のマイナス電位が変動する。
同様に、整流素子3によって電流の流通が阻止され、リード線7を通して電子eが導電体製支持体4へ供給されない間は、マイナス電荷(電子)の一部が放電により消滅して電子量が減少することになり、これによっても導電体製支持体4のマイナス電位が変動する。
上述のように、導電体製支持体4に生じたマイナス電位の変動、即ち電子量の変動は、必然的に導電体製支持体4の電場変動を来たすと共に、被処理物質8を構成する原子の電子配列や分子及び原子の振動状態等が影響を受けて変化する事になり、前述の如く、物質に電子が付加されることで物質の還元性が高まって、物質の酸化が仰制による耐久性の向上や鮮度の長期保持等の作用効果が得られることになる。
また、電子の付加によって不飽和脂肪族の炭素の結合が切断され、これに水素が一重結合させることにより粘性や引火点が下降することになり、燃料油等の完全燃焼が可能と成る。
更に、水等の場合には、自由電子の大量添加によってその酸化還元電位を容易にマイナス側に引き下げすることができ、健康に有益な還元水を簡単に得ることが出来る。
尚、前記電源装置1の交流電源2の周波数は、2から200Hz程度が最適である。また、導電体製支持体4にはステンレス鋼やチタン合金の使用が望ましい。更に、絶縁体製架台5には、雲母などの高誘電体物質の使用が望ましい。
また、上記導電体製支持体4の電位変動や電場変動、即ち、被処理物質8への電子の付加による物質の各種物性の改質については、現時点においても理論的に完全に解明されているとは言えない実情にある。しかし、上記0017欄乃至0022欄に記載の各種物質の改質作用や改質効果は、何れも試験や実験によって確認されているものである。
図2は、本発明の第1実施形態を示すものであり、図1における整流素子3としてPN型ダイオード9を使用したものであり、その他の構成部材は図1の場合と全く同一である。
電源装置として、交流電源2の周波数が2Hzから200Hz・最大発信出力10ワットのものを用いると共に、導電体製支持体4をステンレス鋼製(300mm×300mm×100mm(深さ)とし、これを直径30mmΦ・長さ300mmの4本の雲母製絶縁体製架台5を用いて水平に支持した。また、導電体製支持体4は、抵抗体Rを介してアースした。
そして、当該導電体製支持体4内にA重油2000CCを入れ、約20分間の改質処理を行った。改質処理中の電源装置の平均出力は、3ワットであった。
改質処理の完了後、処理後のA重油と改質前のA重油の発熱量を測定した。その結果、改質処理により、A重油の発熱量が約0.5〜0.7%向上することが確認された。
図3は、本発明の第2実施形態を示すものであり、図2の電源装置1の交流電源2に換えてLC並列回路10を用い、これにダイオード9を直列状に接続して電源装置1としたものである。
この第2実施形態では、LC並列回路10の容量Cを調整することにより外部電磁波を選択利用し、所要の周波数の交番電圧vをLC並列回路10に誘導させると共に、当該誘導起電力v’のマイナス電位を電源装置1の出力電圧とするものである。
尚、ここでは図示していないが、電源装置1としては、伝送波と高周波の重畳波を発信する構成の発信機としたり、或いは、伝送波(基本波)を高周波(搬送波)で振幅変調した被変調波を出力する構成の高周波発信器とすることも可能である。
また、電源装置1そのものは公知であるため、ここではその詳細な説明は省略する。
本発明は上述の如く、導電体製支持体4にマイナスの電位変動や電場変動を発生させることにより、あらゆる種類に被処理物の物性を効率的に改質することができ、優れた実用的効用を奏するものである。
本発明は、水や食料品関係のみならず、農業、畜産業、醸造業、繊維産業、金属産業、化学品産業、燃料産業等のあらゆる産業分野へ適用可能なものである。
1 電源装置
1a ケース
2 交流電源
2a 交流電源の非接地側出力端子
2b 交流電源の接地側出力端子(電源装置の接地側出力端子)
3 整流素子
3b 電源装置の非接地側出力端子
4 導電体製支持体
4a 端子
5 絶縁体製架台
6 アース点
7 リード線
8 被処理物
9 PN型ダイオード
10 LC並列回路
e 電子
i 電流
v 正弦波電圧
v’ 誘導起電力
C’ 漂遊容量
C 静電容量
R 抵抗
L コイル
本発明は、物質を支持する導電体製支持体負の電位変動や電界変動を発生させ、物質に電子を付加すると共に物質を構成する原子や分子の振動状態や電子の状態に影響を及ぼ
すことにより、物質の物性を変化させるようにした電子を用いた新規な物質の改質方法に関するものであり、物質の酸化防止や食品の腐敗防止、水の活性化、液体燃料の改質、気体の活性化、土壌の活性化、肥料の活性化、紙・木材等の天然素材の耐久性向上、アルコール飲料の製造能率の向上、金属の腐食防止等を可能にした物質の改質方法に関するものである。
水を活性化させることにより、化学的反応や有機物分解の促進、醸造発酵及び熟成時間の短縮、食品の腐敗防止、植物の成長促進、食品の味覚の向上等を図れることは現実に実証されており、所謂活性水を利用した物質の改質は、広く実用に供されている。また、重油や軽油等の低質燃料も、これを活性化処理することにより、その燃焼性能や発熱量が向上することが実証されている。
例えば、前記水の活性化方法としては、イ、遠赤外線放射体から放射された遠赤外線を水に吸収させる方法、ロ、水を磁化装置によって磁化処理する方法、ハ、水にミネラル類を溶解させたあと、当該ミネラル溶解水に交番電磁場をかける方法(特開平5−337475号)等が開発されている。
また、ニ、高周波磁場や電場内へ重油や軽油等を通し、その構成分子や原子のエネルギーレベルを高めることにより燃料を改質して発熱量等を高める方法(特開平5−98272号、特開平8−187428号、特開2011−183377号等)や、ホ、電極と処理物間に高温のマルチアークを発生させ、マルチアークが生ずる振動エネルギー場により物質を変性、変質させる方法等が開発されている(特開平6−55180号)。
図5は、上記ホのマルチアークを用いた改質装置の概要を示すものであり、処理槽T内に被処理物(水)Wを充填すると共に、カーボン電極棒Bの先端部にマルチアークMを発生させることにより、当該マルチアークMの振動エネルギーやカーボン電極棒Bから放出された電子や炭素原子、炭素イオン等の作用によって、被処理物(水)Wを改質するようにしたものである(特開平6-55180号)。
尚、図5において、Tは処理槽本体、Wは被処理物(水)、Bはカーボン電極、Mはマルチアーク、Pは仕切板、Lは多孔2重壁容器、Qは活性化物質(木炭、活性炭)、Wiは水入口、Woは処理水出口、ACは3相交流電源である。
しかし、上記従前の物質の改質方法には、イ、物質の改質レベル(例えば、水の活性化レベル等)が低いうえ、大容量の電源設備や処理装置を必要とし、簡便にしかも能率良く物質の改質処理が行えないこと、ロ、改質に要する設備の小型化、動力費や設備費の削減が図り難いこと、及び、ハ、改質に長時間を必要とすること等の問題が残されている。
特開平5−337475号 特開平5−98272号 特開平8−187428号 特開2011−183377号 特開平6−55180号
本発明は、従前の水の活性化や燃料油の改質等のような物質の改質処理に於ける上述の如き問題を解決せんとするものであり、簡単な構造の小型処理設備を用い、少量のエネル
ギー消費でもって高能率で簡便に、しかも高度な物質の改質処理(例えば、水や液体燃料の改質、繊維等の改質、動物の筋肉組織の改質、土壌や空気等気体の改質、金属等の改質等)を行うことにより、液体燃料の燃焼効率の向上や繊維等の劣化の防止、動物等の老化の防止、植物の生育促進、各種物質の腐食の防止等を図れるようにした物質の改質方法を提供することを発明の主目的とするものである。
請求項1の発明は、一方の出力端子を接地6した出力周波数が2Hzから200Hzの交流電源2と、前記交流電源2の非接地側出力端子2aに一端3aが接続されて当該交流電源2の非接地側出力端子2aからの電流の流出を阻止する第1整流素子9aと、一端3a’が前記交流電源2の接地側出力端子に接続されると共に他端3b’が前記第1整流素子9aの他端に接続され、前記交流電源2の接地側出力端子から前記第1整流素子9aの他端への電流の流出を阻止する第2整流素子9bとを備えた電源装置1を用い、当該電源装置1の非接地側出力端子3bにリード線7を介して絶縁体製架台5上に設置されたステンレス鋼製又はチタン合金製の導電体製支持体4を接続すると共に、前記導電体製支持体4の上部に水、生鮮食品、魚、肉類、食用油、燃料油、エンジンオイル、アルコール、酒、繊維、木材、紙、衣類、植物、動物の中の何れか一つを被処理物として配置し、前記電源装置1の交流電源2の出力により前記導電体製支持体の電位をマイナス電位にしてこれを変動させ、前記導電体製支持体4及びその上部に配置した被処理物8を前記マイナス電位の変動電位場内にさらすことにより、被処理物を構成する原子の外殻電子軌道の電子に変化を与えてその電子量を変動させると共に被処理物8を構成する分子や原子の振動を強めて被処理物質の物性を改善することを発明の基本構成とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明に於て、第1整流素子9a及び第2整流素子9bをPN型ダイオードとしたものである。
本願発明では、一方の出力端子を接地6した出力周波数が2Hzから200Hzの交流電源2と、前記交流電源2の非接地側出力端子2aに一端3aが接続されて当該交流電源2の非接地側出力端子2aからの電流の流出を阻止する第1整流素子9aと、一端3a’が前記交流電源2の接地側出力端子に接続されると共に他端3b’が前記第1整流素子9aの他端に接続され、前記交流電源2の接地側出力端子から前記第1整流素子9aの他端への電流の流出を阻止する第2整流素子9bとを備えた電源装置1を用い、当該電源装置1の非接地側出力端子3bにリード線7を介して絶縁体製架台5上に設置されたステンレス鋼製又はチタン合金製の導電体製支持体4を接続すると共に、前記導電体製支持体4の上部に水、生鮮食品、魚、肉類、食用油、燃料油、エンジンオイル、アルコール、酒、繊維、木材、紙、衣類、植物、動物の中の何れか一つを被処理物として配置し、前記電源装置1の交流電源2の出力により前記導電体製支持体の電位をマイナス電位にしてこれを変動させ、前記導電体製支持体4及びその上部に配置した被処理物8を前記マイナス電位の変動電位場内にさらすことにより、被処理物を構成する原子の外殻電子軌道の電子に変化を与えてその電子量を変動させると共に被処理物8を構成する分子や原子の振動を強めて被処理物質の物性を改善する構成としている。
即ち、電源装置の交流電源を印加することにより、導電体製支持体には半導体素子を通してマイナス方向の電位の振動波のみが加わることになる。その結果、交流電源から導電体製支持体へ電子が供給され、導電体製支持体の電子が増加すると共に、マイナス方向の電位の振動波が加わらない時(即ち、マイナス方向の電位の減少時)には、電子の一部が放電により消滅して電子量が減少するという状態を繰返す。
具体的には、前記マイナス方向の電位の振動波が加えられることにより、導電体製支持
体にマイナスの電位変動が生じることになる。
また、導電体製支持体にマイナスの電位変動が生じると、導電体製支持体自体及び当該導電体製支持体に接触状態で積載された物質や導電体製支持体の近傍に配置された物質がマイナスの電位の変動場に晒され、物質等を構成する分子や原子の外殻電子軌道の電子が影響を受け、その電子量が変動して電子が付加された状態にもなる。
更に、電位変動に伴って、導電体製支持体近傍の電場にも変動が生じることになり、物質を構成する分子や原子の集団が振動を繰返し、固体の場合には分子集団が整列化し、また液体の場合にはクラスターが小さくなる等により、被処理物の品質や物性が夫々変化する。
上述のように、電子量が変動して電子が付加された状態になることによって物質の還元性が高まり、その結果、物質の酸化が仰制されてその耐久性が向上する。また、物質の鮮度を長期に亘って高鮮度に保持することができる。
また、燃料油等の場合には、電子の付加によって不飽和脂肪族の炭素の二重結合や三重結合が切断され、これに水素を添加して一重結合にできるので、容易に燃料油等の完全燃焼が可能とな。
更に、水等の場合には、自由電子の大量添加によってその酸化還元電位を容易にマイナス側に引き下げることができ、健康に有益な還元水を大量且つ安価に生産することが出来る。
加えて、紙や木材、繊維等の天然素材でも容易に電子を付加することができ、これによりその耐久性や保温性が向上する。
また、植物に電子を付加することにより、光合成が促進されて植物の成長が早まると共に、酸化が仰制されることにより鮮度の保持期間や保存期間の延伸が可能となる。
更に、動物の生体や動物の肉類に電子を付加することにより、家畜や食用動物の生体の老化の進行が停滞して健康状態が改善されると共に、肉類の場合にはその鮮度を長期に亘って保持することができる。
このように、本発明に係る物質の改質方法は、あらゆる物質の物性や品質の改善に適用することが可能であり、高い実用的効用を有するものである。
本発明で使用する物質の改質装置のブロック系統図である。 本発明の第1実施形態を示す説明図である。 本発明の第2実施形態を示す説明図である。 本発明の第3実施形態を示す説明図である。 従前の物質処理装置の断面概要図である。
以下、図面に基づいて本発明の各実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施に用いる物質の改質装置の基本構成を示すブロック系統図であり、当該改質装置を用いて水や食品等の改質を行う方法の説明図である。
図1を参照して、本発明で使用する物質の改質装置は、発信器に相当する電源装置1と、リード線7を介してこれに接続した導電体製支持体4等とからその主要部が構成されている。又、前記導電体製支持体4は、一端が接地された絶縁体製架台5により支持固定されており、その上部に被改質物質8が載置されている。
前記電源装置1は、交流電源2と、これに直列に接続した整流素子3とから形成されており、整流素子3は、導電体製支持体4側から交流電源2側へのみ通電が可能なように接続されており、交流電源2の非接地側出力端子2aから導電体製支持体4側への通電は阻止されている。
尚、図1において、1aはケース、2aは交流電源の非接地側出力端子、2bは接地側出力端子、3bは電源装置1の非接地側出力端子、4a端子、6は接地点、7リード線、vは電圧波形、iは電流波形、eは電子、C’は漂遊容量である。又、絶縁体製架台5により支持された導電体製支持体4は、架台5自体が有する所謂漏洩抵抗(図示省略)や前記漂遊容量C’を介して接地されている。
正弦波交流電源2を作動させ、端子2a,2b間に正弦波交流電圧vを発生させると、整流素子3により半波整流された電流iが、上記架台5自体が有する所謂漏洩抵抗(図示省略)を流れる漏洩電流(図示省略)や前記漂遊容量C’の充電電流として、導電体製支持体4、導電体製支持体4の端子4a及びリード線7を介して交流電源の非接地側出力端子2a側へ流通する。
即ち、上記電流iとは逆に、交流電源2から整流素子3、リード線7を通して導電体製支持体4側へ電子eが流入し、導電体製支持体4の電子量(マイナス電荷)が増加方向に変動することになり、これにより導電体製支持体4のマイナス電位が変動する。
同様に、整流素子3によって電流の流通が阻止され、リード線7を通して電子eが導電体製支持体4へ供給されない間は、マイナス電荷(電子)の一部が放電により消滅して電子量が減少することになり、これによっても導電体製支持体4のマイナス電位が変動する。
上述のように、導電体製支持体4に生じたマイナス電位の変動、即ち電子量の変動は、必然的に導電体製支持体4の電場変動を来たすと共に、被処理物質8を構成する原子の電子配列や分子及び原子の振動状態等が影響を受けて変化する事になり、前述の如く、物質に電子が付加されることで物質の還元性が高まって、物質の酸化仰制による耐久性の向上や鮮度の長期保持等の作用効果が得られることになる。
また、電子の付加によって不飽和脂肪族の炭素の結合が切断され、これに水素が一重結合させることにより粘性や引火点が下降することになり、燃料油等の完全燃焼が可能と成る。
更に、水等の場合には、自由電子の大量添加によってその酸化還元電位を容易にマイナス側に引き下げすることができ、健康に有益な還元水を簡単に得ることが出来る。
尚、前記電源装置1の交流電源2の周波数は、2から200Hz程度が最適である。また、導電体製支持体4にはステンレス鋼やチタン合金の使用が望ましい。更に、絶縁体製架台5には、雲母などの高誘電体物質の使用が望ましい。
また、上記導電体製支持体4の電位変動や電場変動、即ち、被処理物質8への電子の付加による物質の各種物性の改質については、現時点においても理論的に完全に解明されているとは言えない実情にある。しかし、上記0017欄乃至0022欄に記載の各種物質の改質作用や改質効果は、何れも試験や実験によって確認されているものである。
図2は、本発明の第1実施形態を示すものであり、図1における整流素子3としてPN
型ダイオード9を使用したものであり、その他の構成部材は図1の場合と全く同一である。
電源装置1として、交流電源2の周波数が2Hzから200Hz・最大発信出力10ワットのものを用いると共に、導電体製支持体4をステンレス鋼製(300mm×300mm×100mm(深さ)とし、これを直径30mmΦ・長さ300mmの4本の雲母製絶縁体製架台5を用いて水平に支持した。
そして、当該導電体製支持体4内にA重油2000CCを入れ、約20分間の改質処理を行った。改質処理中の電源装置1の平均出力は、3ワットであった。
改質処理の完了後、処理後のA重油と改質前のA重油の発熱量を測定した。その結果、改質処理により、A重油の発熱量が約0.5〜0.7%向上することが確認された。
図3は、本発明の第2実施形態を示すものであり、図1における整流素子3に変えて、図3に示すように二つのPN型ダイオード9a,9bを用いるようにしたものであり、導電体製支持体4から電源装置1側へ流入した電流iの流路を並列状とした点のみが、図2の実施例と異なる。
図4は、本発明の第3実施形態を示すものであり、図2の電源装置(発信器)1の交流電源2に換えてLC並列回路10を用い、これをダイオード9と直列状に介設して電源装置(発信器)1としたものである。
この第実施形態では、LC並列回路10の容量Cを調整することにより外部電磁波を選択利用し、所要の周波数の交番電圧vをLC並列回路10に誘導させると共に、当該誘導起電力v’のマイナス電位を電源装置1の出力電圧とするものである。
尚、ここでは図示していないが、電源装置1としては、伝送波と高周波の重畳波を発信する構成の発信機としたり、或いは、伝送波(基本波)を高周波(搬送波)で振幅変調した被変調波を出力する構成の高周波発信器とすることも可能である。
本発明は上述の如く、導電体製支持体4にマイナスの電位変動や電場変動を発生させることにより、あらゆる種類に被処理物の物性を効率的に改質することができ、優れた実用的効用を奏するものである。
本発明は、水や食料品関係のみならず、農業、畜産業、醸造業、繊維産業、金属産業、化学品産業、燃料産業等のあらゆる産業分野へ適用可能なものである。
1 電源装置
1a ケース
2 交流電源
2a 交流電源の非接地側出力端子
2b 交流電源の接地側出力端子(電源装置の接地側出力端子)
3 整流素子
3a 整流素子3、9及び第1整流素子9aの端子
3a’・3b’ 第2整流素子9bの端子
3b 電源装置の非接地側出力端子
4 導電体製支持体
4a 端子
5 絶縁体製架台
6 アース点
7 リード線
8 被処理物
9 PN型ダイオード
9a 第1PN型ダイオード
9b 第2PN型ダイオード
10 LC並列回路
e 電子
i 電流
v 正弦波電圧
v’ 誘導起電力
C’ 漂遊容量
C 静電容量
L コイル
図3は、本発明の第2実施形態を示すものであり、図1における整流素子3に変えて、図3に示すように二つのPN型ダイオード9a,9bを用いるようにした点のみが、図2の実施例と異なる。

Claims (6)

  1. 一方の出力端子を接地した交流電源と、当該交流電源の非接地側の出力端子に直列に一端が接続されて交流電源からの電流の流出を阻止する整流素子とを備えた電源装置を用い、当該電源装置の前記整流素子の他端にリード線を介して導電体製支持体を接続すると共に当該導電体製支持体の上部又はその近傍に被処理物を配置して、前記電源装置の交流電源の出力によって前記導電体製支持体にマイナスの変動電位を生じさせ、導電体製支持体の上部又はその近傍に配置した被処理物に電子を付加することにより、物質の物性を改善することを特徴とする物質の改質方法。
  2. 前記整流素子の他端と交流電源の接地側端子との間に、前記導電体製支持体から接地側端子へ電流を流通させる第2整流素子を設けた電源装置を用いるようにした請求項1に記載の物質の改質方法。
  3. 前記交流電源に換えてLC並列回路を設置し、外部電磁波により前記LC並列回路に誘導された誘導起電力を出力する電源装置を用いるようにした請求項1に記載の物質の改質方法。
  4. 整流素子をPN型ダイオードとした請求項1、請求項2又は請求項3に記載の
    物質の改質方法。
  5. 交流電源の周波数を2Hzから200Hzである電源装置を用いるようにした請求項1、請求項2又は請求項3に記載の物質の改質方法。
  6. 被処理物が水、生鮮食品、魚、肉類、食用油、燃料油、エンジンオイル、アルコール、酒、繊維、木材、紙、衣類、植物、動物の何れか一つ又は二つ以上とするようにした請求項1、請求項2又は請求項3に記載の物質の改質方法。
JP2014528785A 2014-01-21 2014-01-21 物質の改質方法 Active JP6084975B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/000259 WO2015111090A1 (ja) 2014-01-21 2014-01-21 物質の改質方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6084975B2 JP6084975B2 (ja) 2017-02-22
JPWO2015111090A1 true JPWO2015111090A1 (ja) 2017-03-23

Family

ID=53680934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014528785A Active JP6084975B2 (ja) 2014-01-21 2014-01-21 物質の改質方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6084975B2 (ja)
WO (1) WO2015111090A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020110787A (ja) * 2019-01-07 2020-07-27 千治 松島 静電気劣化防止方法およびその装置
CN109770152B (zh) * 2019-01-21 2022-01-04 山东商业职业技术学院 一种用于食品保鲜的静电场发生装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2547402Y2 (ja) * 1993-02-26 1997-09-10 英雄 早川 飲料水の改質装置
JP2990336B2 (ja) * 1995-06-28 1999-12-13 有限会社新潟特熱産業 液体改質処理装置
JPH0994581A (ja) * 1995-10-02 1997-04-08 Eiji Maruko 電子水連続製造法
JPH10263387A (ja) * 1997-03-26 1998-10-06 Hitachi Tochigi Electron:Kk 水及び水分含有物の電子処理方法
JP2000005766A (ja) * 1998-06-22 2000-01-11 Masaaki Takarada 物質状態の変化法
JP2002058423A (ja) * 2000-08-16 2002-02-26 Hitoshi Karino 食品の鮮度保持方法
JP2003190955A (ja) * 2001-12-27 2003-07-08 Fli:Kk 物質の蘇生方法
JP2013078986A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Brother Enterprise:Kk 自転車用照明装置
JP5838768B2 (ja) * 2011-11-30 2016-01-06 ソニー株式会社 検知装置、受電装置、非接触電力伝送システム及び検知方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015111090A1 (ja) 2015-07-30
JP6084975B2 (ja) 2017-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Frey et al. Inactivation of Pseudomonas putida by pulsed electric field treatment: a study on the correlation of treatment parameters and inactivation efficiency in the short-pulse range
RU2011139982A (ru) Устройство и способ для обработки клеток
JPH01501923A (ja) 生物学的液体と組織の磁気誘導による処理
JP6084975B2 (ja) 物質の改質方法
JP2006289236A (ja) プラズマ放電処理水生成装置、並びにプラズマ放電水、植物成長促進液、化粧用水、工業用オゾン洗浄水、医療用オゾン殺菌水及び医療用オゾン治療水
CN106213116B (zh) 超长波低频高压交变电场食品处理装置
Dai et al. Efficient and selectable production of reactive species using a nanosecond pulsed discharge in gas bubbles in liquid
JP7427300B2 (ja) 成分制御方法及び成分制御装置
JPWO2015121895A1 (ja) 電位変動式物質変性装置
Zheng et al. Water disinfection by pulsed atmospheric air plasma along water surface
CN206033726U (zh) 一种白酒生产用白酒催熟装置
JPH0628566B2 (ja) 液体状食品の殺菌法
JP2008278796A (ja) 植物栽培方法及び植物栽培装置
WO2015121896A1 (ja) 無電源式物質変性方法
KR101625011B1 (ko) 제타전위값 상승을 유도한 친환경 액상 비료 조성물의 제조 방법
Niemczewski Influence of concentration of substances used in ultrasonic cleaning in alkaline solutions on cavitation intensity
CN103205355B (zh) 一种强声波加载酒类催陈化方法及实现该方法的设备
WO2015121897A1 (ja) 食用油の酸化防止方法
JPH10263387A (ja) 水及び水分含有物の電子処理方法
JP5796999B2 (ja) 水中放電装置
JPH05337475A (ja) 水溶液の活性化方法
CN103859549B (zh) 一种圆周均布式脉冲电场发生器灭菌装置
CN208597435U (zh) 一种可调节水果洒药铺膜一体机
JP4021574B2 (ja) 還元性付与方法および還元性付与装置
EP3656466A1 (en) Method of liquid processing by alternating electromagnetic field

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20140630

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140624

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20140806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150706

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150825

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20151030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6084975

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250