JP2013078986A - 自転車用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自転車の低速走行時より高速走行時にランプへの供給電流を大幅に増大させる。
【解決手段】自転車の照明装置は、発電コイルLCと、発電コイルの両端に接続された第1および第2のコイル端子TC1、TC2と、発電コイルの中間部分に接続された第3のコイル端子TC3と、発電コイルに磁界を付与する永久磁石の回転子とを有する発電機を備える。照明装置は、第1および第2の蓄電端子を有する蓄電コンデンサCNと、第1および第2のコイル端子と第1の蓄電端子との間にそれぞれ接続された2つのダイオードD1、D2と、第3のコイル端子と第2の蓄電端子とを接続する接続回路と、蓄電コンデンサから電流を発光ダイオードDLに供給する供給回路とを備える。第1および第3のコイル端子の間の第1のコイル部分と、第3および第2のコイル端子の間の第2のコイル部分とが同じ巻き方向となるように構成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、自転車の車輪の回転に伴い、前照灯を点灯させる自転車用照明装置に関する。詳細には、自転車の車輪の回転に伴って発電機が発生する交流の逆起電圧を全波整流して蓄電器を充電し、蓄電器から供給される電流によりランプを点灯させる自転車用照明装置に関する。
従来、自転車用照明装置として、種々の回路構成の照明装置が提案されている。たとえば、特許文献1に記載された自転車用照明装置は、自転車の発電機が発生する交流の逆起電圧を整流するために、ダイオードブリッジ接続の全波整流回路を有し、全波整流された電圧によりコンデンサを充電する構成を備える。特許文献1に記載された自転車用照明装置は、全波整流回路を有することから、半波整流回路を有する照明装置に比べ、前照灯に供給される電流を大きくすることができる。
また、特許文献2に記載された自転車用照明装置は、自転車の発電機が発生する交流の逆起電圧の正サイクルの期間に充電されるコンデンサと、負サイクルの期間に充電されるコンデンサとを直列に接続した全波倍電圧整流回路を有する。特許文献2に記載された自転車用照明装置は、発電機が発生する逆起電圧の2倍の電圧を前照灯に印加することができる。
特開2004−284563号公報 特開2009−126475号公報
少なくとも自転車の走行中は、ランプの照度が大きいほど、安全上好ましい。このため、自転車の走行中においてランプに供給される電流を大きくする回路構成が自転車用照明装置に求められる。特に、ランプに供給される電流が、自転車の低速走行時に比べ、自転車の高速走行時に、大幅に増大する回路構成が求められる。一般的に、自転車の低速走行時の速度は、時速5km程度の人間が歩く速度であり、自転車の高速走行時の速度は、時速10km〜時速15km程度の自転車が一般道を走行する平均的な速度である。
上記の事情に鑑みて、本件特許出願の発明者は、自転車の高速走行時において前照灯などのランプに供給される電流を大幅に増大される回路構成を種々研究した結果、自転車の発電機としてセンタータップ型のコイルを備えた発電機を使用することにより、特許文献1、2に記載の従来の照明装置に比べ、ランプに供給される電流を大幅に増大させることができる自転車用照明装置を開発した。
よって、本発明は、ランプに供給される電流が、自転車の低速走行時に比べ、自転車の高速走行時に大幅に増大する回路構成を備えた自転車用照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の第1の発明態様は、自転車のランプを点灯させる自転車用照明装置であって、少なくとも1つの発電コイルと、各発電コイルの両端にそれぞれ接続された第1および第2のコイル端子と、各発電コイルの中間部分に接続された第3のコイル端子と、各発電コイルに磁界を付与する永久磁石からなる回転子とを有する発電機と、第1の蓄電端子および第2の蓄電端子を有する蓄電器と、前記第1および第2のコイル端子と前記第1の蓄電端子との間にそれぞれ接続された第1および第2の整流器と、前記第3のコイル端子と前記第2の蓄電端子とを接続する接続回路と、前記蓄電器に蓄電された電流を前記ランプに供給する供給回路と、を備え、前記各発電コイルが、前記第1のコイル端子と前記第3のコイル端子との間に巻かれた第1のコイル部分と、前記第3のコイル端子と前記第2のコイル端子との間に巻かれた第2のコイル部分とが同じ巻き方向となるように構成される。
本発明態様では、発電機が複数の発電コイルを有する構成である場合、複数の発電コイルが単一の蓄電器に接続回路により接続される構成でも、複数の発電コイルが複数の蓄電器に接続回路によりそれぞれ接続される構成でも良い。複数の発電コイルが複数の蓄電器に接続回路によりそれぞれ接続される場合、複数の蓄電器は、並列に接続される構成でも、直列に接続される構成でも良い。
本発明態様では、供給回路が、蓄電器に蓄電された電流を単一のランプに供給する構成でも、その蓄電された電流を複数のランプに供給する構成でも良い。
本発明態様では、第1および第2のコイル部分が同じ巻き方向となるように構成されるのであれば、各コイル部分が巻かれる領域が同じ領域でも、異なる領域でも良い。各コイル部分が同じ領域に巻かれる一例としては、両コイル部分が同じボビンに巻かれる構成が挙げられる。
請求項2に記載の具体的態様では、前記発電機が、前記回転子の回転軸線に沿って延び、前記回転子の回転方向に間隔を置いて配列される多数のクローポールを有し、前記各発電コイルが、前記多数のクローポールの周囲に巻かれ、前記回転子が、円周方向に多極磁化され、前記多数のクローポールの配列により形成される内部空間に配置される。
具体的態様では、各発電コイルが多数のクローポールの外周領域に直接に巻かれる構成でも、各発電コイルが、多数のクローポールの外周に配置されたボビンに巻かれる構成でも良い。
請求項3に記載の具体的態様では、前記接続回路が、前記第3のコイル端子と前記第2の蓄電端子とを直接に接続する。
請求項4に記載の具体的態様では、前記発電機が、第1および第2の発電コイルを有し、前記第1および第2の整流器が、前記第1の発電コイルの前記第1および第2のコイル端子と前記第1の蓄電端子との間にそれぞれ接続され、前記第2の発電コイルの前記第1および第2のコイル端子にそれぞれ接続された第3および第4の整流器を備え、前記接続回路が、前記第1の発電コイルの前記第3のコイル端子と、前記第3および第4の整流器が共通に接続される部分とを接続するとともに、前記第2の発電コイルの前記第3のコイル端子と前記第2の蓄電端子とを接続する。
請求項5に記載の具体的態様では、前記供給回路が、前記ランプに供給される電流を所定の値に制御する定電流制御回路を有する。
請求項6に記載の具体的態様は、少なくとも1つの発光ダイオードからなる前記ランプを備える。
請求項1に記載の発明態様では、第1および第2のコイル端子が第1および第2の整流器を介して第1の蓄電端子にそれぞれ接続され、第3のコイル端子が第2の蓄電端子と接続される。また、第1のコイル端子と第3のコイル端子との間に巻かれた第1のコイル部分と、第3のコイル端子と前記第2のコイル端子との間に巻かれた第2のコイル部分とが同じ巻き方向となるように、各発電コイルが構成される。この構成により、自転車の低速走行時に比べ、自転車の高速走行時にランプに供給される電流を大幅に増大させることができる。
請求項2に記載の具体的態様では、各発電コイルが、多数のクローポールの周囲に巻かれ、回転子が、円周方向に多極磁化され、多数のクローポールの配列により形成される内部空間に配置される。この構成により、永久磁石からなる回転子の回転に伴い変化する磁束が、多数のクローポールを通して各発電コイルに効率的に付与され、大きな逆起電力を各発電コイルに発生させることができる。
請求項3に記載の具体的態様では、接続回路が、第3のコイル端子と第2の蓄電端子とを直接に接続する。この構成により、自転車用照明装置を簡易な回路構成とすることができる。
請求項4に記載の具体的態様では、第1および第2の整流器が、第1の発電コイルの第1および第2のコイル端子と第1の蓄電端子との間にそれぞれ接続され、第3および第4の整流器が、第2の発電コイルの第1および第2のコイル端子にそれぞれ接続される。接続回路が、第1の発電コイルの第3のコイル端子と、第3および第4の整流器が共通に接続される部分とを接続するとともに、第2の発電コイルの第3のコイル端子と第2の蓄電端子とを接続する。この構成により、蓄電器は、第1および第2の発電コイルに発生された逆起電力により蓄電されるので、ランプに供給される電流を一層大幅に増大させることができる。
請求項5に記載の具体的態様では、定電流制御回路が、ランプに供給される電流を所定の値に制御する。この定電流制御により、ランプへの過電流の供給を防止するとともに、ランプの照度を比較的長い時間一定に維持することができる。
請求項6に記載の具体的態様では、ランプが発光ダイオードからなることから、蓄電器から供給される電流の消費量を低く抑えることができる。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置1の全体構成を示す斜視図である。 照明装置1における発電機30の構成を示す分解斜視図である。 発電機30の発電コイルの巻き方を説明するための説明図である。 第1の実施形態における2つの発電コイルL1、L2を備える電気的構成を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態における1つの発電コイルLCを備える電気的構成を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態における2つの発電コイルL1、L2を備える電気的構成を示す回路図である。 第1の比較例における1つの発電コイルを備える電気的構成を示す回路図である。 第2の比較例における1つの発電コイルを備える電気的構成を示す回路図である。 第3の比較例における2つの発電コイルL1、L2を備える電気的構成を示す回路図である。 第1の実施形態、第2の実施形態、および、第1〜第3の比較例において、発光ダイオードの電流値と、発電機の回転数との間の特性を説明するグラフである。
<第1の実施形態>
[照明装置1の全体構成]
以下に、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。第1の実施形態は、自転車の前照灯を点灯させる照明装置1である。図1は、自転車のフレームから取り外された照明装置1の全体構成を示す。図1に矢印で示す3つの方向を、上下方向、前後方向、および左右方向とし、他の図面でも同様に、各方向を示す。
図1において、照明装置1は、自転車のフレームに固定される取付本体10と、発電機ホルダ12と、ランプケース14とから主に構成される。発電機ホルダ12は、取付本体10に対して所定角度だけ傾動可能なように弾性体により付勢される。ランプケース14は、連結部材16により取付本体10に連結される。ランプケース14は、ケース本体部18と、ランプカバー20とから構成される。ケース本体部18は、照明装置1の電気回路基板を収容する。ランプカバー20は、ケース本体部18に固定され、透明な照射窓22を有する。
発電機ホルダ12は、発電機30を保持する。発電機30は、回転軸32を有し、回転体34が回転軸32の先端に固定される。回転体34は、自転車のタイヤに圧接してタイヤの回転に伴い回転する構成であり、公知のものである。
[発電機30の詳細な構成]
図2は、発電機30を分解して示す斜視図である。第1の実施形態における発電機30は、第1の発電コイルL1と、第2の発電コイルL2とを有する。図2において、回転子36は、回転軸32に固定され、多極着磁された永久磁石から構成される。具体的には、回転子36は、その円周方向にN極およびS極に交互に着磁された多数の磁極を有する永久磁石から構成される。
上軸受け板38および下軸受け板40は、回転軸32を回転可能に支持するために設けられる。上ケース本体42は、磁性材料から構成され、円筒形に形成される。第1の上磁極体44は、磁性材料から構成され、上ケース本体42の内部に収容された状態で上ケース本体42に固定される。第1の上磁極体44は、円周方向に間隔をおいて配列された多数のクローポール44Aを有する。多数のクローポール44Aは、上下方向に延びる。上ケース本体42および第1の上磁極体44は、上軸受け板38に固定される。
第1の下磁極体46は、磁性材料から構成され、上ケース本体42の内部に収容可能に形成される。第1の下磁極体46は、円周方向に間隔をおいて配列された多数のクローポール46Aを有する。多数のクローポール46Aは、上下方向に延び、多数のクローポール44Aと向き合った状態で配置される。具体的には、隣り合う2つのクローポール44Aの間に各クローポール46Aが隙間をあけて位置するように、両クローポール44A、46Aが配置される。
第1の発電コイルL1は、円環形状の第1のボビン48の周囲に巻かれる。第1のボビン48は、合成樹脂材料から構成され、3つのコイル端子を有する。3つのコイル端子は、導電性材料から構成され、第1のコイル端子T11と、第2のコイル端子T12と、両コイル端子T11、T12の間に位置する第3のコイル端子T13とからなる。第1のボビン48は、両磁極体44、46により挟まれた状態で、多数のクローポール44A、46Aが第1のボビン48の内部空間に配置されるように、両磁極体44、46に組み付けられる。
下ケース本体50は、磁性材料から構成され、円筒形に形成される。第2の下磁極体52は、磁性材料から構成され、下ケース本体50の内部に収容された状態で下ケース本体50に固定される。第2の下磁極体52は、円周方向に間隔をおいて配列された多数のクローポ52Aを有する。多数のクローポール52Aは、上下方向に延びる。下ケース本体50および第2の下磁極体52は、下軸受け板40に固定される。
第2の上磁極体54は、磁性材料から構成され、下ケース本体50の内部に収容可能に形成される。第2の上磁極体54は、円周方向に間隔をおいて配列された多数のクローポール54Aを有する。多数のクローポール54Aは、上下方向に延び、多数のクローポール52Aと向き合った状態で配置される。具体的には、隣り合う2つのクローポール52Aの間に各クローポール54Aが隙間をあけて位置するように、両クローポール52A、54Aが配置される。
第2の発電コイルL2は、円環形状の第2のボビン56の周囲に巻かれる。第2のボビン56は、合成樹脂材料から構成され、3つのコイル端子を有する。3つのコイル端子は、導電性材料から構成され、第1のコイル端子T21と、第2のコイル端子T22と、両コイル端子T21、T22の間に位置する第3のコイル端子T23とからなる。第2のボビン56は、両磁極体52、54により挟まれた状態で、多数のクローポール52A、54Aが第2のボビン56の内部空間に配置されるように、両磁極体52、54に組み付けられる。
端子ホルダ58が、合成樹脂材料から構成され、6つのコイル端子T11〜T13、T21〜T23を保持する。端子ホルダ58は、上ケース本体42および下ケース本体50にそれぞれ形成された切欠部42A、50Aに嵌められて取り付けられる。
回転子36が、多数のクローポール44A、46Aの配列により形成される内部空間と、多数のクローポール52A、54Aの配列により形成される内部空間とに配置された状態で、上ケース本体42および下ケース本体50は互いに固着される。
[発電コイルの巻き方]
発電機30の発電コイルL1、L2の巻き方について、説明する。両発電コイルL1、L2の巻き方は、同じ方法であるので、第1の発電コイルL1を一例として、図3を参照して説明する。
第1の発電コイルL1は、第1のコイル部分PL11と、第2のコイル部分PL12とからなる。図3において、第1のコイル部分PL11の巻き始端WS1は、第1のコイル端子T11に接続され、第1のコイル部分PL11の巻き終端WE1は、第3のコイル端子T13に接続される。また、第2のコイル部分PL12の巻き始端WS2は、第3のコイル端子T13に接続され、第2のコイル部分PL12の巻き終端WE2は、第2のコイル端子T12に接続される。
図3において、第1および第2のコイル部分PL11、PL12は共に、第1のボビン48に、右回りに多数回巻き付けられる。本実施形態では、第1および第2のコイル部分PL11、PL12は、同じ線径で同じ長さの銅線を、同じ回数巻いて構成される。
第2の発電コイルL2も、第1の発電コイルL1と同様に、第1のコイル部分PL21と、第2のコイル部分PL22とからなる。第1のコイル部分PL21の巻き始端WS1および巻き終端WE1は、第1のコイル端子T21および第3のコイル端子T23にそれぞれ接続される。また、第2のコイル部分PL22の巻き始端WS2および巻き終端WE2は、第3のコイル端子T23および第2のコイル端子T22にそれぞれ接続される。
[照明装置1の電気的構成]
第1の実施形態に係る照明装置1の電気的構成について、図4を参照して説明する。図4は、2つの発電コイルL1、L2に発生される逆起電力により発光ダイオードDLを点灯させる回路構成を示す。
図4において、第1のダイオードD1のアノードは、第1の発電コイルL1の第1のコイル端子T11に接続され、第2のダイオードD2のアノードは、第1の発電コイルL1の第2のコイル端子T12に接続される。第3のダイオードD3のアノードは、第2の発電コイルL2の第1のコイル端子T21に接続され、第4のダイオードD4のアノードは、第2の発電コイルL2の第2のコイル端子T22に接続される。
第1の発電コイルL1は、中間部分に第3のコイル端子T13を有する。第1のコイル端子T11と第3のコイル端子T13との間のコイル巻き数およびコイル長さが、第2のコイル端子T12と第3のコイル端子T13との間のコイル巻き数およびコイル長さとほぼ同じになるように、第3のコイル端子T13が第1の発電コイルL1に配設される。同様に、第2の発電コイルL2も、中間部分に第3のコイル端子T23を有する。第1のコイル端子T21と第3のコイル端子T23との間のコイル巻き数およびコイル長さが、第2のコイル端子T22と第3のコイル端子T23との間のコイル巻き数およびコイル長さとほぼ同じになるように、第3のコイル端子T23が第2の発電コイルL2に配設される。
第1および第2のダイオードD1、D2のカソードは共通に接続され、第3および第4のダイオードD3、D4のカソードも共通に接続される。両ダイオードD3、D4のカソードの共通接続部は、第1の発電コイルL1の第3のコイル端子T13に接続される。
蓄電コンデンサCNのプラス端子とマイナス端子とが、両ダイオードD1、D2のカソードの共通接続部と、第2の発電コイルL2の第3のコイル端子T23とにそれぞれ接続される。発光ダイオードDLのアノードが、両ダイオードD1、D2のカソードの共通接続部に接続される。
定電流制御回路CCが、発光ダイオードDLへの供給電流量を所定値に制御するために設けられる。定電流制御回路CCは、第1および第2のトランジスタTR1、TR2と、第1および第2の抵抗R1、R2とを備える。第1のトランジスタTR1のコレクタは、発光ダイオードDLのカソードに接続され、そのベースおよびエミッタは、第2のトランジスタTR2のコレクタおよびベースにそれぞれ接続される。第1の抵抗R1は、発光ダイオードDLのアノードと、第1のトランジスタTR1のベースとの間に接続される。第2の抵抗R2は、第2のトランジスタTR2のベースとエミッタとの間に接続される。第2のトランジスタTR2のエミッタは、第2の発電コイルL2の第3のコイル端子T23に接続される。第2の抵抗R2は、発光ダイオードDLへの供給電流量を所定値に設定するために可変抵抗として構成される。
[第1の実施形態の動作および作用]
自転車のタイヤの回転に伴い回転子36が回転すると、多数のクローポール44A、54Aは、回転子36のN極およびS極の一方の磁極に対向して磁化され、多数のクローポール46A、52Aは、回転子36のN極およびS極の他方の磁極に対向して磁化される。このように磁化されたクローポールから発生する磁界により、交流の逆起電力が第1および第2の発電コイルL1、L2にそれぞれ発生する。第1の発電コイルL1に発生する交流の逆起電力は、第2の発電コイルL2に発生する逆起電力と同じ位相である。
両発電コイルL1、L2に発生した交流の逆起電力の正サイクルにおいて、各発電コイルの第1のコイル端子T11、T21の電位V1は、第2のコイル端子T12、T22の電位V2より高くなる。また、各発電コイルの第3のコイル端子T13、T23の電位V3は、第2のコイル端子T12、T22の電位V2より、[(V1−V2)/2]だけ高くなる。
蓄電コンデンサCNは、正サイクルにおいて、第1の発電コイルL1の第1のコイル部分PL11に発生した逆起電力と、第2の発電コイルL2の第1のコイル部分PL21に発生した逆起電力との合計の逆起電力により、ダイオードD1、D3を介して充電される。2つの第1のコイル部分PL11、PL21に発生した逆起電力の合計は、各発電コイルの第1および第2のコイル端子の間に発生する逆起電力(V1−V2)の値とほぼ同じである。
両発電コイルL1、L2に発生した交流の逆起電力の負サイクルにおいて、各発電コイルの第2のコイル端子T12、T22の電位V2は、第1のコイル端子T11、T21の電位V1より高くなる。また、各発電コイルの第3のコイル端子T13、T23の電位V3は、第1のコイル端子T11、T21の電位V1より、[(V2−V1)/2]だけ高くなる。
蓄電コンデンサCNは、負サイクルにおいて、第1の発電コイルL1の第2のコイル部分PL12に発生した逆起電力と、第2の発電コイルL2の第2のコイル部分PL22に発生した逆起電力との合計の逆起電力により、ダイオードD2、D4を介して充電される。2つの第2のコイル部分PL12、PL22に発生した逆起電力の合計は、各発電コイルの第1および第2のコイル端子の間に発生する逆起電力(V2−V1)の値とほぼ同じである。
蓄電コンデンサCNは、両発電コイルL1、L2に発生した交流の逆起電力の全サイクルにおいて、(V1−V2)の絶対値の電圧まで充電される。蓄電コンデンサCNに充電された電荷は、第1の抵抗R1、第1のトランジスタTR1のベース・エミッタ間、および、第2の抵抗R2を通って放電される。この電荷の放電により、第1のトランジスタTR1が遮断状態から導通状態へ変化すると、蓄電コンデンサCNに充電された電荷は、発光ダイオードDL、第1のトランジスタTR1のコレクタ・エミッタ間、第2の抵抗R2を通って放電し、この放電により、発光ダイオードDLを発光させる電流が供給される。
自転車の走行速度が速くなって回転子36の回転速度が速くなると、蓄電コンデンサCNの充電電圧は高くなる。この結果、蓄電コンデンサCNは、より大きな電流を発光ダイオードDLに供給し、発光ダイオードDLの発光量が大きくなる。
発光ダイオードDLへの供給電流が大き過ぎると、発光ダイオードDLを劣化、または損傷させるおそれがある。このため、発光ダイオードDLへの供給電流の値が所定値に達したとき、定電流制御回路CCにより供給電流が所定値以下になるように制御される。具体的には、第2の抵抗R2に流れる電流が所定値まで増加すると、第2の抵抗による電圧降下が大きくなり、第2のトランジスタTR2のベース・エミッタ間にベース電流が流れ、第2のトランジスタTR2は遮断状態から導通状態へ変化する。
第1のトランジスタTR1のベース・エミッタ間のベース電流は、第2のトランジスタTR2の導通により減少し、第1のトランジスタTR1は、発光ダイオードDLへの供給電流を減少させる。反対に、発光ダイオードDLへの供給電流が小さくなると、第2の抵抗による電圧降下が小さくなり、第2のトランジスタTR2が導通状態から遮断状態へ変化する。第1のトランジスタTR1のベース・エミッタ間のベース電流は、第2のトランジスタTR2の遮断により増加し、第1のトランジスタTR1は、発光ダイオードDLへの供給電流を増加させる。
[第1の実施形態の効果]
第1の実施形態の効果について、第1〜第3の比較例と比較して説明する。図7〜図9は、第1〜第3の比較例の電気的構成をそれぞれ示す。
(第1の比較例の構成)
第1の比較例における発電機は、1つの発電コイルと、永久磁石からなる回転子とを有する。第1の比較例の発電コイルLAのコイル巻き数およびコイル長さが、第1の実施形態における両発電コイルL1、L2の各々のコイル巻き数およびコイル長さとほぼ同じになるように、発電コイルLAは構成される。発電コイルLAは、第1および第2のコイル端子TA1、TA2を有するが、第1の実施形態における各発電コイルと異なり、第3のコイル端子を有しない。
図7において、発電コイルLAの第1のコイル端子TA1は、ダイオードDAのアノードに接続される。蓄電コンデンサCAは、ダイオードDAのカソードと、発電コイルLAの第2のコイル端子TA2との間に接続される。
第1の比較例は、発光ダイオードDLと、定電流制御回路CCとを有する。第1の比較例の定電流制御回路CCは、第1の実施形態と同じ構成である。第1の比較例の蓄電コンデンサCAの容量は、第1の実施形態の蓄電コンデンサCNの容量と同じである。
回転子の回転に伴い発電コイルLAに発生した交流の逆起電力は、ダイオードDAにより半波整流される。半波整流された電流は、蓄電コンデンサCAを充電する。発光ダイオードDLが、蓄電コンデンサCAからの供給電流により発光する動作は、第1の実施形態の動作と同様である。
(第2の比較例の構成)
第2の比較例における発電機も、第1の比較例と同じ構成の発電コイルLAを有する。図8において、第2の比較例の発電コイルLAの第1のコイル端子TA1は、第1のダイオードDA1のアノードに接続されるとともに、第2のダイオードDA2のカソードに接続される。第1の蓄電コンデンサCA1は、第1のダイオードDA1のカソードと、発電コイルLAの第2のコイル端子TA2との間に接続される。第2の蓄電コンデンサCA2は、発電コイルLAの第2のコイル端子TA2と、第2のダイオードDA2のアノードとの間に接続される。
第2の比較例は、発光ダイオードDLと、定電流制御回路CCとを有する。第2の比較例の定電流制御回路CCは、第1の実施形態と同じ構成である。第2の比較例の第1および第2の蓄電コンデンサCA1、CA2の各々の容量は、第1の実施形態の蓄電コンデンサCNの容量と同じである。
回転子の回転に伴い、交流の逆起電力が発電コイルLAに発生する。交流の逆起電力の正サイクルにおいて、ダイオードDA1により半波整流された電流は、蓄電コンデンサCA1を充電する。交流の逆起電力の負サイクルにおいて、ダイオードDA2により半波整流された電流は、蓄電コンデンサCA2を充電する。発光ダイオードDLが、蓄電コンデンサCA1および蓄電コンデンサCA2からの供給電流により発光する。発光ダイオードDLの発光動作は、第1の実施形態の動作とほぼ同様である。
(第3の比較例の構成)
第3の比較例における発電機も、第1の比較例と同じ構成の発電コイルLAを有する。図9において、第3の比較例の発電コイルLAの第1および第2のコイル端子TA1、TA2は、ダイオードブリッジ回路DBCの一対の交流入力端子にそれぞれ接続される。蓄電コンデンサCAは、ダイオードブリッジ回路DBCの一対の直流出力端子の間に接続される。
第3の比較例は、発光ダイオードDLと、定電流制御回路CCとを有する。第3の比較例の定電流制御回路CCは、第1の実施形態と同じ構成である。第3の比較例の蓄電コンデンサCAの容量は、第1の実施形態の蓄電コンデンサCNの容量と同じである。
回転子の回転に伴い発電コイルLAに発生した交流の逆起電力は、ダイオードブリッジ回路CCにより全波整流される。全波整流された電流は、蓄電コンデンサCAを充電する。発光ダイオードDLが、蓄電コンデンサCAからの供給電流により発光する動作は、第1の実施形態の動作と同様である。
(発光ダイオードへの供給電流特性)
第1の実施形態、および、第1〜第3の比較例において、発光ダイオードDLへの供給電流値と、発電機の回転数との間の特性を、図10を参照して説明する。図10において、縦軸は発光ダイオードDLへの供給電流値(mA)を示し、横軸は発電機の回転数(rpm)を示す。
使用者が自転車に乗って走行する場合、その自転車の平均走行速度は、毎時10km〜15km程度の速度であり、この平均走行速度における発電機の回転数は、1600rpm〜2800rpmである。図10において、発電機の回転数が1600rpm〜2800rpmの範囲内にある場合、第1〜第3の比較例のなかで最も供給電流値が大きい第3の比較例でも、供給電流値は79.6mAから96.4mAまで増加するが、その増加量は僅かである。これに対し、発電機の回転数が1600rpm〜2800rpmの範囲内にある場合、第1の実施形態では、供給電流値は、第3の比較例に比べ、2倍の電流値であり、148.0mAから230.0mAまで大幅に増加する。
また、使用者が自転車を手で押して歩行する場合、自転車の進む速度は、毎時5km程度の速度であり、その自転車の進む速度における発電機の回転数は、900rpmである。図10において、発電機の回転数が900rpmである場合、第1の実施形態での供給電流値は64.0mAであり、第3の比較例での供給電流値は56.2mAである。
図10に示すように、第1の実施形態では、自転車の平均走行速度において発光ダイオードDLに供給される電流値が、第1〜第3の比較例に比べ、大幅に増加し、発光ダイオードDLの照度を大幅に増加させることができる。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について、図5を参照して説明する。第2の実施形態は、発電機が1つの発電コイルを有する点で、第1の実施形態と相違する。発電機の構成が相違することから、第2の実施形態の電気的構成も、第1の実施形態の電気的構成と相違する。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成には、同一の記号を付して説明する。
第2の実施形態の発電機は、図2に示す第1の上磁極体44、第1の下磁極体46、および第1のボビン48に相当する部材を備え、1つの発電コイルLCが1つのボビンに巻かれる。発電コイルLCは、第1のコイル部分PLC1と、第2のコイル部分PLC2とからなる。図3に示す第1の実施形態の第1の発電コイルL1と同様に、第1のコイル部分PLC1の巻き始端WSは、第1のコイル端子TC1に接続され、第1のコイル部分PLC1の巻き終端WEは、第3のコイル端子TC3に接続される。また、第2のコイル部分PLC2の巻き始端WSは、第3のコイル端子TC3に接続され、第2のコイル部分PLC2の巻き終端WEは、第2のコイル端子TC2に接続される。
[照明装置1の電気的構成]
第2の実施形態に係る照明装置1の電気的構成について、図5を参照して説明する。図5は、1つの発電コイルLCに発生される逆起電力により発光ダイオードDLを点灯させる回路構成を示す。
図5において、第1のダイオードD1のアノードは、発電コイルLCの第1のコイル端子TC1に接続され、第2のダイオードD2のアノードは、発電コイルLCの第2のコイル端子TC2に接続される。
発電コイルLCは、中間部分に第3のコイル端子TC3を有する。第1のコイル端子TC1と第3のコイル端子TC3との間のコイル巻き数およびコイル長さが、第2のコイル端子TC2と第3のコイル端子TC3との間のコイル巻き数およびコイル長さとほぼ同じになるように、第3のコイル端子TC3が発電コイルLCに配設される。
第1および第2のダイオードD1、D2のカソードは共通に接続される。蓄電コンデンサCNのプラス端子とマイナス端子とが、両ダイオードD1、D2のカソードの共通接続部と、発電コイルLCの第3のコイル端子TC3とにそれぞれ接続される。発光ダイオードDLのアノードが、両ダイオードD1、D2のカソードの共通接続部に接続される。
定電流制御回路CCが、発光ダイオードDLへの供給電流量を所定値に制御するために設けられる。定電流制御回路CCは、第1および第2のトランジスタTR1、TR2と、第1および第2の抵抗R1、R2とを備える。第2の実施形態における定電流制御回路CCの接続構成は、第2のトランジスタTR2のエミッタが第3のコイル端子TC3に直接に接続される構成を除き、第1の実施形態における定電流制御回路CCの接続構成と同じである。
[第2の実施形態の動作および作用]
自転車のタイヤの回転に伴い回転子36が回転すると、多数のクローポール44Aに相当する多数のクローポールは、回転子36のN極およびS極の一方の磁極に対向して磁化され、多数のクローポール46Aに相当する多数のクローポールは、回転子36のN極およびS極の他方の磁極に対向して磁化される。このように磁化されたクローポールから発生する磁界により、交流の逆起電力が発電コイルLCに発生する。
発電コイルLCに発生した交流の逆起電力の正サイクルにおいて、発電コイルLCの第1のコイル端子TC1の電位V1は、第2のコイル端子TC2の電位V2より高くなる。また、発電コイルの第3のコイル端子TC3の電位V3は、第2のコイル端子TC2の電位V2より、[(V1−V2)/2]だけ高くなる。
蓄電コンデンサCNは、正サイクルにおいて、発電コイルLCの第1のコイル部分PLC1に発生した逆起電力により、ダイオードD1を介して充電される。
発電コイルLCに発生した交流の逆起電力の負サイクルにおいて、発電コイルLCの第2のコイル端子TC2の電位V2は、第1のコイル端子TC1の電位V1より高くなる。また、発電コイルLCの第3のコイル端子TC3の電位V3は、第1のコイル端子TC1の電位V1より、[(V2−V1)/2]だけ高くなる。
蓄電コンデンサCNは、負サイクルにおいて、発電コイルLCの第2のコイル部分PLC2に発生した逆起電力により、ダイオードD2を介して充電される。
蓄電コンデンサCNは、発電コイルLCに発生した交流の逆起電力の全サイクルにおいて、[(V1−V2)/2]の絶対値の電圧まで充電される。蓄電コンデンサCNに充電された電荷は、第1の抵抗R1、第1のトランジスタTR1のベース・エミッタ間、および、第2の抵抗R2を通って放電される。この電荷の放電により、第1のトランジスタTR1が遮断状態から導通状態へ変化すると、蓄電コンデンサCNに充電された電荷は、発光ダイオードDL、第1のトランジスタTR1のコレクタ・エミッタ間、第2の抵抗R2を通って放電し、この放電により、発光ダイオードDLを発光させる電流が供給される。
自転車の走行速度が速くなって回転子36の回転速度が速くなると、蓄電コンデンサCNの充電電圧は高くなる。この結果、蓄電コンデンサCNは、より大きな電流を発光ダイオードDLに供給し、発光ダイオードDLの発光量が大きくなる。
発光ダイオードDLへの供給電流が大き過ぎると、発光ダイオードDLを劣化、または損傷させるおそれがある。このため、発光ダイオードDLへの供給電流の値が所定値に達したとき、第1の実施形態と同様に、定電流制御回路CCにより供給電流が所定値以下になるように制御される。
[第2の実施形態の効果]
第2の実施形態の効果について、図7〜図9に示す第1〜第3の比較例と比較して説明する。図10は、第2の実施形態、および、第1〜第3の比較例において、発光ダイオードDLへの供給電流値と、発電機の回転数との間の特性を示す。
(発光ダイオードへの供給電流特性)
自転車の平均走行速度は、毎時10km〜15km程度の速度であり、この平均走行速度における発電機の回転数は、1600rpm〜2800rpmである。図10において、発電機の回転数が1600rpm〜2800rpmの範囲内にある場合、第1〜第3の比較例のなかで最も供給電流値が大きい第3の比較例でも、供給電流値は79.6mAから96.4mAまで増加するが、その増加量は僅かである。これに対し、発電機の回転数が1600rpm〜2800rpmの範囲内にある場合、第2の実施形態では、供給電流値は、110.5mAから170.5mAまで大幅に増加する。
また、使用者が自転車を手で押して歩行する場合、自転車の進む速度は、毎時5km程度の速度であり、その自転車の進む速度における発電機の回転数は、900rpmである。図10において、発電機の回転数が900rpmである場合、第2の実施形態での供給電流値は、40.0mAであり、第3の比較例での供給電流値56.2mAより小さいものの、第1および第2の比較例での供給電流値とほぼ同等の値である。
図10に示すように、第2の実施形態では、自転車の平均走行速度において発光ダイオードDLに供給される電流値が、第1の実施形態よりは小さいものの、第1〜第3の比較例に比べ、大幅に増加し、発光ダイオードDLの照度を大幅に増加させることができる。
第2の実施形態の発電機は、第3のコイル端子TC3を有する点を除き、第3の比較例の発電機と同じ構成である。第2の実施形態の蓄電コンデンサCNは、逆起電力の全サイクルにおいて、[(V1−V2)/2]の絶対値の電圧まで充電される。これに対し、第3の比較例の蓄電コンデンサCNは、逆起電力の全サイクルにおいて、第2の実施形態の蓄電コンデンサCNの充電電圧の2倍に相当する(V1−V2)の絶対値の電圧まで充電されるように思われる。しかし、図10に示す特性の実験結果では、第2の実施形態における発光ダイオードDLへの供給電流値は、第3の比較例での供給電流値より明らかに大きくなる。
第2の実施形態における発光ダイオードDLへの供給電流値が、第3の比較例での供給電流値より大きくなる理由として、以下に説明する理由が考えられる。回転子の回転に伴い磁束が変化すると、その磁束の変化とコイルの巻き数とに比例した逆起電力が、発電コイルLCに発生する。発生した逆起電力により発電コイルLCに電流が流れると、発電コイルLCの自己誘導により、その流れる電流を妨げる向きに、電流の変化と発電コイルLCの自己インダクタンスとに比例する電圧が、発電コイルLCに発生する。発電コイルLCの自己インダクタンスは、発電コイルLCの巻き数の2乗に比例する。このため、第3の比較例では、回転子の回転に伴う磁束の変化により、コイルの巻き数に比例した逆起電力が発電コイルLCに発生する。しかし、この逆起電力により発電コイルLCに流れる電流は、コイルの巻き数の2乗に比例する自己インダクタンスにより妨げられる。
第2の実施形態において、発電コイルLCの第1のコイル部分PLC1、または第2のコイル部分PLC2に発生する逆起電力は、第3の比較例の発電コイルLCに発生する逆起電力の1/2であるが、各コイル部分の自己インダクタンスは、第3の比較例の発電コイルLCの自己インダクタンスの1/4と小さいことから、各コイル部分に発生する逆起電力により流れる電流は、各コイル部分の自己インダクタンスにより大きく妨げられることがないと考えられる。この結果、第2の実施形態の蓄電コンデンサCNは、第3の比較例に比べ、各コイル部分から大きな電流の供給を受けることができると考えられる。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態について、図6を参照して説明する。第3の実施形態は、発電機が2つの発電コイルを有する点で、第1の実施形態と共通するが、電気的構成において第1の実施形態と大きく相違する。なお、第3の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成には、同一の記号を付して説明する。
第3の実施形態の発電機は、図2および図3に示す第1の実施形態の発電機30と同じ構成であるので、その説明を省略する。
[照明装置1の電気的構成]
第3の実施形態に係る照明装置1の電気的構成について、図6を参照して説明する。図6は、2つの発電コイルL1、L2に発生される逆起電力により、3つの発光ダイオードDL1〜DL3を点灯させる回路構成を示す。第3の実施形態は、第1の実施形態が備える定電流制御回路CCを有しない。
図6において、第1のダイオードD1のアノードは、第1の発電コイルL1の第1のコイル端子T11に接続され、第2のダイオードD2のアノードは、第1の発電コイルL1の第2のコイル端子T12に接続される。第3のダイオードD3のアノードは、第2の発電コイルL2の第1のコイル端子T21に接続され、第4のダイオードD4のアノードは、第2の発電コイルL2の第2のコイル端子T22に接続される。
第1の発電コイルL1は、中間部分に第3のコイル端子T13を有する。第1のコイル端子T11と第3のコイル端子T13との間のコイル巻き数およびコイル長さが、第2のコイル端子T12と第3のコイル端子T13との間のコイル巻き数およびコイル長さとほぼ同じになるように、第3のコイル端子T13が第1の発電コイルL1に配設される。同様に、第2の発電コイルL2も、中間部分に第3のコイル端子T23を有する。第1のコイル端子T21と第3のコイル端子T23との間のコイル巻き数およびコイル長さが、第2のコイル端子T22と第3のコイル端子T23との間のコイル巻き数およびコイル長さとほぼ同じになるように、第3のコイル端子T23が第2の発電コイルL2に配設される。
第1および第2のダイオードD1、D2のカソードは共通に接続され、第3および第4のダイオードD3、D4のカソードも共通に接続される。
第1の蓄電コンデンサCN1のプラス端子とマイナス端子とが、両ダイオードD1、D2のカソードの共通接続部と、第1の発電コイルL1の第3のコイル端子T13とにそれぞれ接続される。第2の蓄電コンデンサCN2のプラス端子とマイナス端子とが、両ダイオードD3、D4のカソードの共通接続部と、第2の発電コイルL2の第3のコイル端子T23とにそれぞれ接続される。
第1のツェナーダイオードZD1が、第1の蓄電コンデンサCN1の両端に接続される。また、第2のツェナーダイオードZD2が、第2の蓄電コンデンサCN2の両端に接続される。
第1の発光ダイオードDL1と電流調整用の抵抗RA1との直列回路が、両ダイオードD1、D2のカソードの共通接続部と、第2の発電コイルL2の第3のコイル端子T23との間に接続される。第1の発光ダイオードDL1と抵抗RA1との直列回路は、第2の発光ダイオードDL2と電流調整用の抵抗RA2との直列回路と、第3の発光ダイオードDL3と電流調整用の抵抗RA3との直列回路とに、それぞれ並列に接続される。
[第3の実施形態の動作および作用]
自転車のタイヤの回転に伴い回転子36が回転すると、第1の実施形態と同様に、交流の逆起電力が第1および第2の発電コイルL1、L2にそれぞれ発生する。第1の発電コイルL1に発生する交流の逆起電力は、第2の発電コイルL2に発生する逆起電力と同じ位相である。
両発電コイルL1、L2に発生した交流の逆起電力の正サイクルにおいて、蓄電コンデンサCN1は、第1の発電コイルL1の第1のコイル部分PL11に発生した逆起電力により、ダイオードD1を介して充電される。また、正サイクルにおいて、蓄電コンデンサCN2は、第2の発電コイルL2の第1のコイル部分PL21に発生した逆起電力により、ダイオードD3を介して充電される。
両発電コイルL1、L2に発生した交流の逆起電力の負サイクルにおいて、蓄電コンデンサCN1は、第1の発電コイルL1の第2のコイル部分PL12に発生した逆起電力により、ダイオードD2を介して充電される。また、負サイクルにおいて、蓄電コンデンサCN2は、第2の発電コイルL2の第2のコイル部分PL22に発生した逆起電力により、ダイオードD4を介して充電される。
蓄電コンデンサCN1、CN2の各々は、両発電コイルL1、L2に発生した交流の逆起電力の全サイクルにおいて、[(V1−V2)/2]の絶対値の電圧まで充電される。蓄電コンデンサCN1に充電された電圧と、蓄電コンデンサCN2に充電された電圧との合計の電圧が、各発光ダイオードと各抵抗との直列回路に印加される。2つの蓄電コンデンサCN1、CN2の充電電圧の合計は、各発電コイルの第1および第2のコイル端子の間の電圧である[(V1−V2)]の絶対値とほぼ同じである。
自転車の走行速度が速くなって回転子36の回転速度が速くなると、蓄電コンデンサCN1、CN2の充電電圧は高くなる。この結果、蓄電コンデンサCN1、CN2は、より大きな電流を発光ダイオードDL1〜DL3に供給し、これらの発光ダイオードの発光量が大きくなる。
各発光ダイオードと各抵抗との直列回路に印加する充電電圧が高くなり過ぎると、発光ダイオードを劣化、または損傷させるおそれがある。このため、蓄電コンデンサCN1、CN2の各充電電圧が所定の電圧まで増加すると、ツェナーダイオードZD1、ZD2の各々が導通して蓄電コンデンサを放電させる。
[第3の実施形態の効果]
第3の実施形態において、蓄電コンデンサCN1の充電電圧と、蓄電コンデンサCN2の充電電圧との合計は、第1の実施形態の蓄電コンデンサCNの充電電圧とほぼ同じ電圧である。蓄電コンデンサの充電電圧がほぼ同じであることを考えれば、第3の実施形態の3つの発光ダイオードDL1〜DL3の発光量の合計は、第1の実施形態の1つの発光ダイオードDLの発光量とほぼ同じになると考えられる。従って、第3の実施形態の3つの発光ダイオードDL1〜DL3への供給電流の合計は、図10に示す第1の実施形態の特性に類似した特性を示し、第1〜第3の比較例に比べ、大幅に増加すると考えられる。
<構成の対応関係>
本実施形態の照明装置1が、本発明の自転車用照明装置の一例である。本実施形態の発電機30、および回転子36が、本発明の発電機、および回転子の一例である。本実施形態の第1の発電コイルL1、第2の発電コイルL2、および発電コイルLCが、本発明の発電コイルの一例である。本実施形態の第1のコイル端子T11、T21、TC1、第2のコイル端子T12、T22、TC2、および第3のコイル端子T13、T23、TC3が、本発明の第1のコイル端子、第2のコイル端子、および第3のコイル端子の一例である。本実施形態の蓄電コンデンサCN、CN1、CN2が、本発明の蓄電器の一例である。本実施形態のダイオードD1、D3、およびダイオードD2、D4が、本発明の第1および第2の整流器の一例である。本実施形態の発光ダイオードDL、DL1〜DL3が、本発明のランプの一例である。本実施形態の第1および第2のコイル部分PL11、PL12が、本発明の第1および第2のコイル部分の一例である。
第1の実施形態において、第3のコイル端子T13と蓄電コンデンサCNのマイナス端子とを接続する電気的回路要素、たとえば、第3のコイル端子T13とダイオードD3のカソードとを接続する接続ライン、ダイオードD3自体、第2の発電コイルL2の第1のコイル部分PL21、および第3のコイル端子T23と蓄電コンデンサCNのマイナス端子とを接続する接続ラインが、本発明の接続回路の一例である。第2の実施形態において、第3のコイル端子TC3と蓄電コンデンサCNのマイナス端子とを接続する接続ラインが、本発明の接続回路の一例である。第3の実施形態において、第3のコイル端子T13と蓄電コンデンサCN1のマイナス端子とを接続する接続ライン、および第3のコイル端子T23と蓄電コンデンサCN2のマイナス端子とを接続する接続ラインが、本発明の接続回路の一例である。
第1および第2の実施形態において、蓄電コンデンサCNのプラス端子およびマイナス端子を発光ダイオードDLのアノードおよびカソードに接続する電気的回路要素、たとえば、定電流制御回路CCを構成する回路要素および接続ラインが、本発明の供給回路の一例である。第3の実施形態において、蓄電コンデンサCN1、CN2のプラス端子およびマイナス端子を発光ダイオードDL1〜DL3のアノードおよびカソードに接続する電気的回路要素、たとえば、蓄電コンデンサCN1のプラス端子を発光ダイオードDL1〜DL3のアノードに接続する接続ライン、蓄電コンデンサCN2のマイナス端子を発光ダイオードDL1〜DL3のカソードに接続する接続ライン、および、ツェナーダイオードZD1、ZD2自体が、本発明の供給回路の一例である。
<変形例>
本発明は、本実施形態に限定されることはなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下にその変形の一例を述べる。
(1)本実施形態の照明装置1は、自転車の前照灯を点灯させる構成であったが、自転車の後側に配置されるランプを点灯させる構成でもよい。また、本実施形態の照明装置1は、取付本体10と、発電機ホルダ12と、ランプケース14とを備える構成であるが、少なくとも、発電機と、その発電機により発電された電圧を蓄電してランプに供給する回路要素とを備える構成であればよいので、自転車への取り付け手段、および発電機の保持手段などを含まなくともよい。
(2)本実施形態の発電機の各発電コイルは、3つのコイル端子を有する構成であったが、各発電コイルが4つ以上のコイル端子を有し、それらのコイル端子のうちの3つのコイル端子を使用する構成でもよい。また、本実施形態の発電機は、クローポールを有し、回転子の永久磁石によりクローポールを磁化させることにより、各発電コイルに磁界を付与する構成であったが、クローポールを備えずに、回転子の永久磁石から各発電コイルに磁界を直接に付与する構成でもよい。
(3)本実施形態の第1のコイル部分、および第2のコイル部分は、同じ線径で同じ長さの銅線を、同じ回数巻いて構成されるが、これに限定されない。各発電コイルの第3のコイル端子は、各発電コイルの中間部分に接続される構成であればよいことから、第1および第2のコイル部分を構成する銅線の長さが、同じ長さでも、異なる長さでもよく、第1および第2のコイル部分の巻き数も、同じ巻く数でも、異なる巻き数でもよい。
(4)本実施形態では、発電機により発電された電圧が蓄電コンデンサに蓄電される構成であったが、蓄電コンデンサに代えて、充電可能な乾電池であってもよい。また、その乾電池は、第1および第2の整流器を含む充電回路に対して、接続および取外しが可能に構成されてもよい。
(5)第1および第2の実施形態では、発光ダイオードへの供給電流がトランジスタにより制御されているが、トランジスタ以外のサイリスタなどの制御可能な整流素子であってもよい。
1 照明装置
L1、L2、LC 発電コイル
30 発電機
32 回転軸
36 回転子
44A、46A、52A、54A クローポール
PL11 第1のコイル部分
PL12 第2のコイル部分
T11、T21、TC1 第1のコイル端子
T12、T22、TC2 第2のコイル端子
T13、T23、TC3 第3のコイル端子
D1〜D4 ダイオード
CN、CN1、CN2 蓄電コンデンサ
DL、DL1〜DL3 発光ダイオード
CC 定電流制御回路

Claims (6)

  1. 自転車のランプを点灯させる自転車用照明装置であって、
    少なくとも1つの発電コイルと、各発電コイルの両端にそれぞれ接続された第1および第2のコイル端子と、各発電コイルの中間部分に接続された第3のコイル端子と、各発電コイルに磁界を付与する永久磁石からなる回転子とを有する発電機と、
    第1の蓄電端子および第2の蓄電端子を有する蓄電器と、
    前記第1および第2のコイル端子と前記第1の蓄電端子との間にそれぞれ接続された第1および第2の整流器と、
    前記第3のコイル端子と前記第2の蓄電端子とを接続する接続回路と、
    前記蓄電器に蓄電された電流を前記ランプに供給する供給回路と、を備え、
    前記各発電コイルは、前記第1のコイル端子と前記第3のコイル端子との間に巻かれた第1のコイル部分と、前記第3のコイル端子と前記第2のコイル端子との間に巻かれた第2のコイル部分とが同じ巻き方向となるように構成されることを特徴とする自転車用照明装置。
  2. 前記発電機は、前記回転子の回転軸線に沿って延び、前記回転子の回転方向に間隔を置いて配列される多数のクローポールを有し、
    前記各発電コイルは、前記多数のクローポールの周囲に巻かれ、
    前記回転子は、円周方向に多極磁化され、前記多数のクローポールの配列により形成される内部空間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の自転車用照明装置。
  3. 前記接続回路は、前記第3のコイル端子と前記第2の蓄電端子とを直接に接続する請求項1または請求項2に記載の自転車用照明装置。
  4. 前記発電機は、第1および第2の発電コイルを有し、
    前記第1および第2の整流器は、前記第1の発電コイルの前記第1および第2のコイル端子と前記第1の蓄電端子との間にそれぞれ接続され、
    前記第2の発電コイルの前記第1および第2のコイル端子にそれぞれ接続された第3および第4の整流器を備え、
    前記接続回路は、前記第1の発電コイルの前記第3のコイル端子と、前記第3および第4の整流器が共通に接続される部分とを接続するとともに、前記第2の発電コイルの前記第3のコイル端子と前記第2の蓄電端子とを接続することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自転車用照明装置。
  5. 前記供給回路は、前記ランプに供給される電流を所定の値に制御する定電流制御回路を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自転車用照明装置。
  6. 少なくとも1つの発光ダイオードからなる前記ランプを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の自転車用照明装置。
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