JPH05337475A - 水溶液の活性化方法 - Google Patents

水溶液の活性化方法

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JPH05337475A
JPH05337475A JP18854292A JP18854292A JPH05337475A JP H05337475 A JPH05337475 A JP H05337475A JP 18854292 A JP18854292 A JP 18854292A JP 18854292 A JP18854292 A JP 18854292A JP H05337475 A JPH05337475 A JP H05337475A
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water
mineral
minerals
electromagnetic field
dissolved
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JP18854292A
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English (en)
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Kiyonori Niino
清憲 新納
Shigeo Kawasaki
重雄 川崎
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NIPPON GIJUTSU KAIHATSU CENTER KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間内で経済的に、しかも高いレベルにま
で水を活性化すると共に、活性化された水の触媒反応力
等を高める。 【構成】 水とミネラル含有体とを接触させ、水にミネ
ラル類を溶解させるミネラル溶解処理工程と;ミネラル
を溶解した水に交番電磁場をかける電磁処理工程とから
水溶液の活性化方法を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水溶液の活性化方法の
改良に係り、触媒反応力等を高めた活性水溶液を高能率
で経済的に得られるようにした水溶液の活性化方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】水溶液を活性化させることにより、化学
的な反応の促進や有機物の分解の促進、醸造に於ける発
酵及び熟成時間の短縮、食品の腐敗の防止、植物の成長
の促進、食品の味覚の向上等を図れることが実証されて
おり、所謂活性水は広く実用に供されている。而して、
従前の水の活性化法としては、セラミック製の遠赤外線
放射体からの遠赤外線を水に照射し、遠赤外線を吸収さ
せる方法が多く利用されており、また前記遠赤外線放射
体としては、放射スペクトルのピーク値が水の分子共振
周波数に近い波長領域(3〜15μm)に存在する遠赤
外線を放射するセラミック製の放射体が多く使用されて
いる。ところが、上記水の活性化方法は、単に水中へ直
接遠赤外線放射体を浸漬するか、若しくは水の貯留容器
の近傍に遠赤外線放射体を配設し、放射体から放射され
る遠赤外線を水中へ照射するだけであるため、水の活性
化に長時間を必要とするうえ、活性化のレベルが低いと
云う難点がある。
【0003】一方、上述のような問題を解決するものと
して、図5に示す如く水Wを磁化装置Mによって磁化処
理し、その後これに遠赤外線を照射するようにした水の
活性化方法が開発されている。尚、図5に於いてCは遠
赤外線放射体、Dは循環ポンプ、Eはタンクである。上
記図5の方法は、水Wが強力な磁界内を通過することに
より、水分子の振動が活発になって遠赤外線がより吸収
され易くなり、その結果短時間内に水がより高度に活性
化されると考えられている。しかし、図5の方法では、
ポンプDによって磁化装置M内へ水Wを循環流動させる
構成としているため、水の磁化処理に要する動力費が増
えるうえ、処理設備が大型となって設備費の削減が図り
難いと云う難点がある。また、磁化装置M内を水が流動
通過する構成としているため、水Wを必要なレベルにま
で磁化するには大容量の磁化装置を必要とするうえ水の
循環回数を増す必要があり、磁化処理そのものに長時間
を要すると云う難点がある。更に、水W内のミネラル類
の絶対量が少ないため、触媒反応力の増加等の化学的作
用面での効果が比較的に低いと云う難点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従前の水の活
性化処理方法に於ける上述の如き問題、即ち活性化に
要する動力費や設備費の削減が図り難いこと、活性化
に要する時間の大幅な短縮が図り難いこと、及び触媒
反応力の増加等の化学的作用上の効果が低いこと等の問
題を解決せんとするものであり、水内へのミネラル成分
の溶解処理と水の電磁処理とを有機的に組み合わせるこ
とにより、短時間内に高レベルに活性化され、しかも触
媒反応力を大幅に高めることが出来るようにした水の活
性化方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】水を磁化処理すると共
に、これに遠赤外線を照射することにより、水の触媒反
応力が増大したり、水中微生物の発生の抑制や植物の生
長の促進等の作用が得られることは広く知られている。
しかし、これ等の作用が得られる理由はまだ理論的に十
分に解明されておらず、水に含まれる塩類のイオン化
やその双極子モーメントが磁気の影響を受けて変化する
こと、遠赤外領域のエネルギーを吸収することによ
り、水分子が水素イオンHと水素イオンOHに解離
したり、溶存酸素が増加したりすること等が、前記各作
用の顕現に関係していると想定されている。本願発明者
は、前記磁化処理によって生ずる水中塩類のイオン化と
水の触媒反応力の増大等の関係に着目し、水中のミネラ
ル成分を積極的に増大せしめると共に、これに交番電磁
場をかけてイオン化することにより、水の触媒反応力等
を高め得ることを着想した。
【0006】本件発明は、上述の如き着想に基づいて創
作されたものであり、水6とミネラル含有体を2とを接
触させ、水6にミネラル類を溶解させるミネラル溶解処
理工程Aと;ミネラルを溶解した水6に交番電磁場をか
ける電磁処理工程Bを発明の基本構成とするものであ
る。
【0007】
【作用】ミネラル溶解処理工程Aに於いて、水6にミネ
ラル含有体2から溶出したミネラル成分が溶解し、水6
内のミネラル量が増加する。ミネラル類を多量に溶解し
た水が高周波の交流電磁場内に置かれることにより、内
部に溶解したミネラル類のイオン化が促進される。ま
た、水分子やイオン化されたミネラルは、高周波交流電
磁場の影響を受けてその運動が活発となり、所謂活性化
された水が短時間内に形成されることになる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の第1実施例の説明図であり、図に
於いて、1はミネラル溶解処理槽、2は天然又は人口の
ミネラル含有体、3は電磁処理槽、4は電極、5は交流
電源装置である。
【0009】本発明は、水6内へミネラル類を溶解する
工程Aと、ミネラル類を溶解した水6を交流電磁場内で
電磁処理する工程Bとから構成されており、前記ミネラ
ル溶解処理工程Aは溶解処理槽1内に於いて、また、電
磁処理工程Bは電磁処理槽3内に於いて夫々行なわれ
る。前記ミネラル溶解処理槽1内には、磁鉄鉱、石灰
石、硫黄鉱、ばくはん石等の天然鉱物よりなるミネラル
含有体2が、粒状体の形態で一種又は複数種充填されて
おり、ここえ水6を充満させることにより、水6に所望
のミネラル成分が自然溶解される。
【0010】尚、本実施例に於いては、ミネラル含有体
2として天然鉱物を利用しているが、人工的に形成した
セラミックスを使用することもできる。また、本実施例
では、天然鉱物を直径が3〜10mmφ程度の粒状体に
加工して使用しているが、不規則な形状のピース片とし
て使用することも可能である。更に、本実施例では処理
槽1内を水6が一定の流量で流通する構成としている
が、バルブ7a,7bを閉鎖して一定時間水6を槽1内
に貯留し、ミネラル含有体2を水中に浸漬した状態とし
ても良い。
【0011】ミネラル溶解処理槽1から排出された水6
には、ミネラル含有体2から溶出した多量のミネラルが
溶解されており、当該ミネラルを多量に溶解した水6に
は引き続き電磁処理槽3内へ導入される。当該電磁処理
槽3内には、2枚の電極4,4が配設されており、槽3
内へ導入された水6内へ浸漬されている。
【0012】交流電源5を作動させ、電極4,4間に所
定の周波数及び電圧の交流電圧が印加されると、電極
4,4間に交番電界が形成されると共に、ミネラル含有
水6内を流れる交流電流によって交番磁界が形成され
る。換言すれば、電極4,4間には交番磁界と交番電界
とから成る交番電磁場が形成されることになり、これに
よって、水6内に溶解されているミネラル類のイオン化
が積極的に促進されると共に、水6そのものも、分子運
動が活発となり、所謂活性化された状態となる。尚、前
記交流電源装置5の周波数は、200Hz以上とするの
が望ましい。高周波数とすることにより、水内のミネラ
ルイオン等の振動数が高まり、水がより高度に活性化さ
れることが判明している。
【0013】図2は本発明の第2実施例の説明図であ
る。本実施例ではミネラル溶解処理と電磁処理が一基の
活性化処理槽8内に於いて同時に行なわれており、比較
的少ない容量の水6を処理する場合に使用される。
【0014】図3は本発明の第3実施例を示すものであ
り、活性化処理槽8内へ一枚の電極4を配設し、当該電
極4とアース9間に電圧を印加する構成としたものであ
る。本実施例に於いては、アース9と処理槽8と内部の
水6と電極8を通して高周波の交番電流が流れ、電極4
の廻りに形成された交番電磁場によって、水に溶解した
ミネラル類のイオン化促進と水の活性化が夫々行なわれ
る。
【0015】図4は本発明の第4実施例を示すものであ
り、活性化処理槽8を金属製とすると共に、当該処理槽
8を絶縁体10上に載置し、金属製処理槽8そのものを
電極4の代替として利用するものである。交流電源装置
5からの高周波交番電流は、処理槽8と絶縁物10とア
ース9を通って流れ、処理槽8の壁体近傍に形成される
交番電磁場によって、溶解したミネラルのイオン化促進
と水の活性化が行なわれる。
【0016】
【発明の効果】本発明に於いては、水にミネラル含有体
のミネラル成分を溶解せしめると共に、このミネラル含
有量を高めた水に高周波電磁場をかける構成としてい
る。その結果、ミネラル溶解処理工程を経た水中には多
量のミネラルイオンが存在することになり、この多量の
ミネラルイオンが水分子と共に交番電磁場によって振動
運動をすることにより、水が短時間内に、しかもより高
いレベルに活性化されることになる。また、水にミネラ
ル成分を溶解させているため、必然的に水内のミネラル
イオン数が増加する。その結果、当該ミネラルイオン数
の増加と水の高度活性化とが相乗りして、化学分野に於
ける触媒反応力等が大幅に向上する。更に、本発明では
従前の水の活性化方法のようにポンプ等を使用しないた
め、活性化に要する動力費等も増加せず、水を経済的に
高レベルに活性化することが出来る。本発明は上述の通
り、優れた実用的効用を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す説明図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す説明図である。
【図5】従前の磁気処理方式による水の活性化方法の説
明図である。
【符号の説明】
1はミネラル溶解処理槽、2はミネラル含有体、3は電
磁処理槽、4は電極、5は交流電源装置、6は水、7
a,7bはバルブ、8は活性化処理槽、9はアース、1
0は絶縁体、Aはミネラル溶解処理工程、Bは電磁処理
工程。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水(6)とミネラル含有体(2)とを接
    触させ、水(6)にミネラル類を溶解させるミネラル溶
    解処理工程(A)と;ミネラルを溶解した水(6)に交
    番電磁場をかける電磁処理工程(B)とから成る水溶液
    の活性化方法。
  2. 【請求項2】 ミネラル含有体(2)を天然鉱石又は人
    口セラミックスとした請求項1に記載の水溶液の活性化
    方法。
  3. 【請求項3】 ミネラル溶解処理工程(A)と電磁処理
    工程(B)とを一基の活性化処理槽(8)内で同時に行
    なうようにした請求項1に記載の水溶液の活性化方法。
  4. 【請求項4】 電磁処理工程(A)を、水(6)内に配
    設した複数の電極(4)へ周波数200Hz以上の交番
    電圧を印加することにより行なうようにした請求項1に
    記載の水溶液の活性化方法。
  5. 【請求項5】 電磁処理工程(A)を、水(6)内へ配
    設した単一の電極(4)とアース(9)間へ周波数20
    0Hz以上の交番電圧を印加することにより行なうよう
    にした請求項1に記載の水の活性化方法。
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