JPWO2015083295A1 - 車両用座席 - Google Patents
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Abstract
車両用座席(10)では、シートクッション(12)のウレタンパッド(20)の側壁部が表皮材(22)によって覆われており、表皮材(22)の側壁部(26)のシート幅方向外側にはカバー(24)が設けられている。また、表皮材(22)の側壁部(26)における、カバー(24)より上方となる裏面側には補強材(40)が取付けられており、補強材(40)は上端部付近(40B)が、表皮材(22)の側壁部(26)に固定されている。
Description
本発明は、自動車等の車両の室内に配置される車両用座席に係わり、特にシートクッションの側壁部の外側に外観部品を備えた車両用座席に関するものである。
従来、車両用座席としては、例えば、特許文献1、2がある。特許文献1では、表皮材の裏面に補強材を備えた表皮複合材を使用している。そして、表皮複合材が自身あるいは他の表皮材と多重に重なる縫い代部には、補強材を配置しないようにしたり、その厚みを減じたりして、当該重なり部分への面圧集中を軽減するようになっている。また、特許文献2では、表皮材とパッド材が積層されてなる複数の表皮ピース同士を、各々の末端部で縫合して表皮材としている。そして、表皮ピースの末端部からパッド材を除去したのち、複数の表皮ピース同士を、各々の末端部の表材で縫合している。
本発明は、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能を向上できる車両用座席を提供する。
本発明の第1の態様は、シートクッションの内側に設けられたパッド材と、前記パッド材を覆う表皮材と、前記パッド材の側壁部を覆う前記表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、前記外観部品より上方となる前記表皮材の側壁部の裏面側に取付けられ、上端部付近が前記表皮材に固定された補強材と、を有する。
上記の態様では、車両への乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部がシートクッションに当たると、シートクッションの内側に設けられたパッド材の側壁部を覆う表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、乗員の臀部又は大腿部と、の間に、表皮材における外観部品より上方となる部位が挟まれ潰されることがある。この際、外観部品より上方となる表皮材の側壁部の裏面側には、補強材が取付けられており、補強材は上端部付近が表皮材に固定されている。このため、潰れにより屈曲された表皮材の部位の裏面側の補強材が、表皮材の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲する。従って、潰れにより屈曲された表皮材の部位の曲率半径が補強材によって増大すると共に、潰れにより屈曲された表皮材の部位の弾力も補強材によって増加する。この結果、潰された表皮材の部位の折れ目が軽減され、潰れに対する復元力も向上する。よって、表皮材が繰り返し潰された場合にも、表皮材に折り目の白色化や破損が発生し難くなり、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能が向上する。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様において、前記補強材は上端部付近と下端部付近とが前記表皮材に固定されていてもよい。
上記の態様では、車両への乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部がシートクッションに当たると、シートクッションの内側に設けられたパッド材の側壁部を覆う表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、乗員の臀部又は大腿部と、の間に、表皮材における外観部品より上方となる部位が挟まれ潰されることがある。この際、外観部品より上方となる表皮材の側壁部の裏面側には、補強材が取付けられており、補強材は上端部付近と下端部付近とが表皮材に固定されている。このため、潰れにより屈曲された表皮材の部位の裏面側の補強材が、表皮材の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲する。従って、潰れにより屈曲された表皮材の部位の曲率半径が補強材によって増大すると共に、潰れにより屈曲された表皮材の部位の弾力も補強材によって増加する。この結果、潰された表皮材の部位の折れ目が軽減され、潰れに対する復元力も向上する。よって、表皮材が繰り返し潰された場合にも、表皮材に折り目の白色化や破損が発生し難くなり、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能が向上する。
本発明の第3の態様は、本発明の第1又は第2の態様において、前記補強材は、前記外観部品より上方となる前記表皮材の側壁部の裏面側の一部に取付けられていてもよい。
上記の態様では、車両への乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部がシートクッションに当たると、シートクッションの内側に設けられたパッド材の側壁部を覆う表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、乗員の臀部又は大腿部と、の間に、表皮材における外観部品より上方となる部位が挟まれ潰されることがある。この際、外観部品より上方となる表皮材の側壁部の裏面側の一部には、補強材が取付けられている。このため、潰れにより屈曲された表皮材の部位の裏面側の補強材が、表皮材の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲する。従って、潰れにより屈曲された表皮材の部位の曲率半径が補強材によって増大すると共に、潰れにより屈曲された表皮材の部位の弾力も補強材によって増加する。この結果、潰された表皮材の部位の折れ目が軽減され、潰れに対する復元力も向上する。よって、表皮材が繰り返し潰された場合にも、表皮材に折り目の白色化や破損が発生し難くなり、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能が向上する。
本発明の第4の態様は、本発明の第1〜第3の何れか1つの態様において、前記補強材は前記表皮材より厚くてもよい。
上記の態様では、補強材が表皮材より厚いため、表皮材の潰れにより屈曲された部位の曲率半径が補強材によってさらに増大すると共に、弾力もさらに増加する。この結果、潰された際の表皮材の折れ目が大幅に軽減され、潰れに対する復元力も大幅に向上することで、表皮材に折り目の白色化や破損がさらに発生し難くなる。よって、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能をさらに向上できる。
本発明の第5の態様は、本発明の第1〜第4の何れか1つの態様において、前記表皮材は多層構造であってもよい。
上記の態様では、多層構造とされた表皮材が潰された際に、表皮材の各層間の剥離の起点が発生し難くなり、表皮材の各層間の剥離を防止できる。
本発明の第6の態様は、本発明の第1〜第5の何れか1つの態様において、前記シートクッションはシート幅方向両側に設けられた左右のサイドサポート部が、シート幅方向中央部の本体部よりも上側へ突出していてもよい。
上記の態様では、車両への乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部が、シートクッションのシート幅方向両側に設けられ、シートクッションにおけるシート幅方向中央部の本体部よりも上側へ突出している左右のサイドサポート部に当たると、シートクッションの内側に設けられたパッド材の側壁部を覆う表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、乗員の臀部又は大腿部と、の間に、表皮材における外観部品より上方となる部位が挟まれ潰されることがある。この際、表皮材の側壁部の裏面側の全域には、補強材が取付けられている。このため、潰れにより屈曲された表皮材の部位の裏面側の補強材が、表皮材の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲する。従って、潰れにより屈曲された表皮材の部位の曲率半径が補強材によって増大すると共に、潰れにより屈曲された表皮材の部位の弾力も補強材によって増加する。この結果、潰された表皮材の部位の折れ目が軽減され、潰れに対する復元力も向上する。よって、表皮材が繰り返し潰された場合にも、表皮材に折り目の白色化や破損が発生し難くなり、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能が向上する。
本発明の第1の態様は、上記構成としたので、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能を向上できる。
本発明の第2の態様は、上記構成としたので、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能を向上できる。
本発明の第3の態様は、上記構成としたので、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能を向上できる。
本発明の第4の態様は、上記構成としたので、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能をさらに向上できる。
本発明の第5の態様は、上記構成としたので、多層構造の表皮材の各層間の剥離を防止できる。
本発明の第6の態様は、上記構成としたので、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能を向上できる。
(第1実施形態)
次に、本発明の車両用座席の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
なお、図中、同一又は対応する機能を有する部材(構成要素)には同じ符号を付して適宜説明を省略する。また、図面に適宜示される矢印FRは本実施形態の車両用座席の前方を示し、矢印UPは上方を示し、矢印INは幅方向内側を示している。また、以下説明する車両用座席は、一例として車両(自動車)の右側部分に配置された車両用座席に適用されている。
次に、本発明の車両用座席の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
なお、図中、同一又は対応する機能を有する部材(構成要素)には同じ符号を付して適宜説明を省略する。また、図面に適宜示される矢印FRは本実施形態の車両用座席の前方を示し、矢印UPは上方を示し、矢印INは幅方向内側を示している。また、以下説明する車両用座席は、一例として車両(自動車)の右側部分に配置された車両用座席に適用されている。
図3に示すように、本実施形態に係る車両用座席10は、シート本体12を備えている。シート本体12は、乗員が着座するシートクッション14と、シートクッション14の後端部に連結され、着座乗員の背部を支持するシートバック16とを備えている。また、シートバック16の上端部には、着座乗員の頭部を支持するヘッドレスト18が取付けられている。
シートクッション14は、着座乗員の臀部及び大腿部を下側から支持するシート幅方向中央部の本体部14Aと、本体部14Aのシート幅方向両側に設けられた左右のサイドサポート部14Bとを備えている。また、これらの左右のサイドサポート部14Bは、本体部14Aよりも上側へ突出しており、着座乗員の臀部及び大腿部を側方から支持する構成になっている。
なお、シートクッション14は、左右対称に構成されているため、以下、シートクッション14の右側部分について説明し、シートクッション14の左側部分についての説明を省略する。
図1に示されるように、シートクッション14の内側には、パッド材としてのウレタンパッド20(シートクッションパッド)が設けられており、ウレタンパッド20は、シートクッション14の骨格部材である図示しないシートクッションフレームに支持されている。また、ウレタンパッド20は、シートクッション20の外周部に設けられた表皮材22によって覆われており、表皮材22は複数枚の表皮ピースが縫合糸23によって縫合されている。即ち、複数枚の表皮ピースで構成された表皮材22の内側部にウレタンパッド20が設けられている。
なお、ウレタンパッド20においてサイドサポート部14Bを構成する部分がパッドサイド部20Aとなっており、表皮材22においてサイドサポート部14Bを構成する部分が表皮サイド部22Aとなっている。また、シートクッション14の側壁部14Cを構成するウレタンパッド20の側壁部を覆う表皮材22の部分が表皮材22の側壁部(マチ部)26となっている。
シートクッション14の側壁部14Cのシート幅方向外側には、外観部品としての樹脂製のカバー24が設けられている。このカバー24は、表皮材22の側壁部26における下部26Aのシート幅方向外側に設けられている。また、カバー24の上端部には、シート幅方向外側からシート幅方向内側に向かって上壁部24Aが形成されている。そして、上壁部24Aの先端(シート幅方向内側端)24Bが表皮材22の側壁部26にシート幅方向外側から当たっている。
本実施形態の表皮材22は、表面側から、一例として、表材としての織物28、パッド材としてのスポンジウレタン30、裏材としての薄い布地32からなる3層構造となっており、スポンジウレタン30を溶かすことで、各層が互いに溶着により結合されている。
なお、表皮材22における各層の結合方法は、溶着に代えて接着剤を使用した接着、縫合糸によって縫合等の他の方法でもよい。また、表皮材22は、表材としての織物28とパッド材としてのスポンジウレタン30とから成る二層構造や、ファブリック、皮革又は合成皮革等の一層構造としてもよい。
表皮材22の側壁部26においては、少なくともカバー24より上方となる裏面側の範囲に補強材40が取付けられている。なお、本実施形態では、補強材40が表皮材22の側壁部26の上端部26Bから下端部26Cまでの全域に取付けられている。また、本実施形態では、補強材40の厚さM1が表皮材22の厚さM2より厚い(M1>M2)、不織布、織物等で構成されている。そして、補強材40は、上端部付近40Aが、表皮材22の側壁部26の上端部26Bに糸42による縫製によって固定されており、下端部付近40Bが、表皮材22の側壁部26の下端部付近26Cに糸44による縫製によって固定されている。即ち、補強材40は、上下方向中間部40Cを除いて、上端部付近40Aと下端部付近40Bが、表皮材22の側壁部26に固定されている。
なお、図1に二点鎖線で示すように、補強材40の下端部付近40Bを、カバー24の上壁部24Aより下方側近傍の位置までとしてもよい。さらに、補強材40が小さい場合には、上端部付近40Aのみを表皮材22の側壁部26に固定した構成としてもよい。また、補強材40は、縫合糸23によって、表皮材22の表皮ピースと同時に縫合してもよい。さらに、補強材40を表皮材22に溶着又は接着剤によって固定してもよい。
図2に示すように、車両への乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部Dが、シートクッション14のサイドサポート部14Bに当たると、乗員の臀部又は大腿部Dとカバー24の上壁部24Aとの間に表皮材22の側壁部26におけるカバー24より上方となる部分が挟まれ潰されることがある。この際、潰れにより屈曲された表皮材22の側壁部26の部位26Dの裏面側の補強材40が、表皮材22の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲するようになっている。これにより、補強材40により、表皮材22の側壁部26における潰れにより屈曲される部位26Dの曲率半径が、補強材40が無い場合の曲率半径に比べて増大するようになっている。また、表皮材22の側壁部26における潰れにより屈曲される部位26Dの弾力も、補強材40が無い場合に比べて増加するようになっている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
車両用座席10では、乗員の乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部Dが、シートクッション14のサイドサポート部14Bに当たると、図2に示すように、乗員の臀部又は大腿部Dとカバー24の上壁部24Aとの間に表皮材22の側壁部26におけるカバー24より上方となる部分が挟まれ潰されることがある。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
車両用座席10では、乗員の乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部Dが、シートクッション14のサイドサポート部14Bに当たると、図2に示すように、乗員の臀部又は大腿部Dとカバー24の上壁部24Aとの間に表皮材22の側壁部26におけるカバー24より上方となる部分が挟まれ潰されることがある。
この際、上記構成の本実施形態では、表皮材22の側壁部26におけるカバー24より上方となる裏面側に補強材40が取付けられており、補強材40は、上下方向中間部40Cを除いて、上端部付近40Aと下端部付近40Bが、表皮材22の側壁部26に固定されている。このため、潰れにより屈曲された表皮材22の部位22Dの裏面側の補強材40が、表皮材22の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲する。これにより、補強材40により、表皮材22の側壁部26における潰れにより屈曲される部位26Dの曲率半径が、補強材40が無い場合の曲率半径に比べて増大する。また、補強材40により、表皮材22の側壁部26における潰れにより屈曲される部位26Dの弾力も、補強材40が無い場合に比べて増加する。
この結果、本実施形態の車両用座席10では、潰された際の表皮材22の側壁部26の部位26Dの折れ目が軽減されると共に、潰れに対する復元力も向上する。よって、表皮材22の側壁部26に折り目の白色化や破損が発生し難くなり、シートクッション14の側壁部14Cにおける表皮材22の側壁部26の耐久性能を向上できる。
また、本実施形態では、補強材40の厚さM1が、表皮材22の厚さM2より厚くなっている(M1>M2)。このため、補強材40により、表皮材22の側壁部26における潰れにより屈曲される部位26Dの曲率半径が、補強材40が無い場合の曲率半径に比べて大幅に増大する。また、表皮材22の側壁部26における潰れにより屈曲される部位26Dの弾力も、補強材40が無い場合に比べて大幅に増加する。よって、表皮材22の側壁部26に折り目の白色化や破損がさらに発生し難くなり、シートクッション14の側壁部14Cにおける表皮材22の耐久性能をさらに向上できる。
また、本実施形態では、表皮材22が、表面側から、織物28、スポンジウレタン30、薄い布地32からなる3層構造となっており、スポンジウレタン30を溶かすことで、各層が互いに結合されている。このため、表皮材22の側壁部26の部位26Dが潰された際に、補強材40により、表皮材22の各層間の剥離の起点が部位26Dに発生し難くなり、表皮材22の各層間の剥離を防止できる。
(その他の実施形態)
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、図4に示すように、第2実施形態のように、補強材40における表皮材22と接触する側の面に起毛50が形成されていてもよい。なお、この場合には、補強材40の起毛50によって、表皮材22の側壁部26における潰れに対する復元力をさらに向上させることができる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、図4に示すように、第2実施形態のように、補強材40における表皮材22と接触する側の面に起毛50が形成されていてもよい。なお、この場合には、補強材40の起毛50によって、表皮材22の側壁部26における潰れに対する復元力をさらに向上させることができる。
また、上記各実施形態では、補強材40の厚さM1を表皮材22の厚さM2より厚くした(M1>M2)が、これに代えて、補強材40の厚さM1を表皮材22の厚さM2と同じに(M1=M2)した構成や、表皮材22が多層構造の場合等には、補強材40の厚さM1を表皮材22の厚さM2より薄く(M1<M2)した構成としてもよい。
【0001】
技術分野
[0001]
本発明は、自動車等の車両の室内に配置される車両用座席に係わり、特にシートクッションの側壁部の外側に外観部品を備えた車両用座席に関するものである。
背景技術
[0002]
従来、車両用座席としては、例えば、特許文献1、2がある。特許文献1では、表皮材の裏面に補強材を備えた表皮複合材を使用している。そして、表皮複合材が自身あるいは他の表皮材と多重に重なる縫い代部には、補強材を配置しないようにしたり、その厚みを減じたりして、当該重なり部分への面圧集中を軽減するようになっている。また、特許文献2では、表皮材とパッド材が積層されてなる複数の表皮ピース同士を、各々の末端部で縫合して表皮材としている。そして、表皮ピースの末端部からパッド材を除去したのち、複数の表皮ピース同士を、各々の末端部の表材で縫合している。
先行技術文献
特許文献
[0003]
特許文献1:特開2008−264041号
特許文献2:特開2010−124877号
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0004]
本発明は、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能を向上できる車両用座席を提供する。
課題を解決するための手段
[0005]
本発明の第1の態様は、シートクッションの内側に設けられたパッド材と、前記パッド材を覆う表皮材と、前記パッド材の側壁部を覆う前記表皮材の側壁部の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、
技術分野
[0001]
本発明は、自動車等の車両の室内に配置される車両用座席に係わり、特にシートクッションの側壁部の外側に外観部品を備えた車両用座席に関するものである。
背景技術
[0002]
従来、車両用座席としては、例えば、特許文献1、2がある。特許文献1では、表皮材の裏面に補強材を備えた表皮複合材を使用している。そして、表皮複合材が自身あるいは他の表皮材と多重に重なる縫い代部には、補強材を配置しないようにしたり、その厚みを減じたりして、当該重なり部分への面圧集中を軽減するようになっている。また、特許文献2では、表皮材とパッド材が積層されてなる複数の表皮ピース同士を、各々の末端部で縫合して表皮材としている。そして、表皮ピースの末端部からパッド材を除去したのち、複数の表皮ピース同士を、各々の末端部の表材で縫合している。
先行技術文献
特許文献
[0003]
特許文献1:特開2008−264041号
特許文献2:特開2010−124877号
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0004]
本発明は、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能を向上できる車両用座席を提供する。
課題を解決するための手段
[0005]
本発明の第1の態様は、シートクッションの内側に設けられたパッド材と、前記パッド材を覆う表皮材と、前記パッド材の側壁部を覆う前記表皮材の側壁部の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、
【0002】
前記表皮材の側壁部における前記外観部品より上方となる部分であって、乗員の乗降時等に乗員の臀部又は大腿部と前記外観部品との間に挟まれる部分の裏面側に取付けられ、上端部付近が前記表皮材に固定された補強材と、を有する。
[0006]
上記の態様では、車両への乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部がシートクッションに当たると、シートクッションの内側に設けられたパッド材の側壁部を覆う表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、乗員の臀部又は大腿部と、の間に、表皮材における外観部品より上方となる部位が挟まれ潰されることがある。この際、外観部品より上方となる表皮材の側壁部の裏面側には、補強材が取付けられており、補強材は上端部付近が表皮材に固定されている。このため、潰れにより屈曲された表皮材の部位の裏面側の補強材が、表皮材の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲する。従って、潰れにより屈曲された表皮材の部位の曲率半径が補強材によって増大すると共に、潰れにより屈曲された表皮材の部位の弾力も補強材によって増加する。この結果、潰された表皮材の部位の折れ目が軽減され、潰れに対する復元力も向上する。よって、表皮材が繰り返し潰された場合にも、表皮材に折り目の白色化や破損が発生し難くなり、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能が向上する。
[0007]
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様において、前記補強材は上端部付近と下端部付近とが前記表皮材に固定されていてもよい。
[0008]
上記の態様では、車両への乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部がシートクッションに当たると、シートクッションの内側に設けられたパッド材の側壁部を覆う表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、乗員の臀部又は大腿部と、の間に、表皮材における外観部品より上方となる部位が挟まれ潰されることがある。この際、外観部品より上方となる表皮材の側壁部の裏面側には、補強材が取付けられており、補強材は上端部付近と下端部付近とが表皮材に固定されている。このため、潰れにより屈曲された表皮材の部位の裏面側の補強材が、表皮材の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲する。従って、潰れにより屈曲された表皮材の部位の曲率半径が補強材によって増大すると共に、潰れにより屈曲された表皮材の部位の弾力も補強材によって増
前記表皮材の側壁部における前記外観部品より上方となる部分であって、乗員の乗降時等に乗員の臀部又は大腿部と前記外観部品との間に挟まれる部分の裏面側に取付けられ、上端部付近が前記表皮材に固定された補強材と、を有する。
[0006]
上記の態様では、車両への乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部がシートクッションに当たると、シートクッションの内側に設けられたパッド材の側壁部を覆う表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、乗員の臀部又は大腿部と、の間に、表皮材における外観部品より上方となる部位が挟まれ潰されることがある。この際、外観部品より上方となる表皮材の側壁部の裏面側には、補強材が取付けられており、補強材は上端部付近が表皮材に固定されている。このため、潰れにより屈曲された表皮材の部位の裏面側の補強材が、表皮材の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲する。従って、潰れにより屈曲された表皮材の部位の曲率半径が補強材によって増大すると共に、潰れにより屈曲された表皮材の部位の弾力も補強材によって増加する。この結果、潰された表皮材の部位の折れ目が軽減され、潰れに対する復元力も向上する。よって、表皮材が繰り返し潰された場合にも、表皮材に折り目の白色化や破損が発生し難くなり、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能が向上する。
[0007]
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様において、前記補強材は上端部付近と下端部付近とが前記表皮材に固定されていてもよい。
[0008]
上記の態様では、車両への乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部がシートクッションに当たると、シートクッションの内側に設けられたパッド材の側壁部を覆う表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、乗員の臀部又は大腿部と、の間に、表皮材における外観部品より上方となる部位が挟まれ潰されることがある。この際、外観部品より上方となる表皮材の側壁部の裏面側には、補強材が取付けられており、補強材は上端部付近と下端部付近とが表皮材に固定されている。このため、潰れにより屈曲された表皮材の部位の裏面側の補強材が、表皮材の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲する。従って、潰れにより屈曲された表皮材の部位の曲率半径が補強材によって増大すると共に、潰れにより屈曲された表皮材の部位の弾力も補強材によって増
【0004】
[0013]
本発明の第5の態様は、本発明の第1〜第4の何れか1つの態様において、前記表皮材は多層構造であってもよい。
[0014]
上記の態様では、多層構造とされた表皮材が潰された際に、表皮材の各層間の剥離の起点が発生し難くなり、表皮材の各層間の剥離を防止できる。
[0015]
本発明の第6の態様は、本発明の第1〜第5の何れか1つの態様において、前記シートクッションはシート幅方向両側に設けられた左右のサイドサポート部が、シート幅方向中央部の本体部よりも上側へ突出していてもよい。
[0016]
上記の態様では、車両への乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部が、シートクッションのシート幅方向両側に設けられ、シートクッションにおけるシート幅方向中央部の本体部よりも上側へ突出している左右のサイドサポート部に当たると、シートクッションの内側に設けられたパッド材の側壁部を覆う表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、乗員の臀部又は大腿部と、の間に、表皮材における外観部品より上方となる部位が挟まれ潰されることがある。この際、表皮材の側壁部の裏面側の全域には、補強材が取付けられている。このため、潰れにより屈曲された表皮材の部位の裏面側の補強材が、表皮材の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲する。従って、潰れにより屈曲された表皮材の部位の曲率半径が補強材によって増大すると共に、潰れにより屈曲された表皮材の部位の弾力も補強材によって増加する。この結果、潰された表皮材の部位の折れ目が軽減され、潰れに対する復元力も向上する。よって、表皮材が繰り返し潰された場合にも、表皮材に折り目の白色化や破損が発生し難くなり、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能が向上する。
本発明の第7の態様は、本発明の第1〜第6の何れか1つの態様において、前記補強材は、不織布又は織物である。
本発明の第8の態様は、本発明の第1〜第7の何れか1つの態様において、前記補強材が取付けられた前記表皮材の側壁部は、左右の側壁部のうちの乗員が乗降する側の側壁部である。
発明の効果
[0017]
本発明の第1の態様は、上記構成としたので、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能を向上できる。
[0018]
本発明の第2の態様は、上記構成としたので、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能を向上できる。
[0013]
本発明の第5の態様は、本発明の第1〜第4の何れか1つの態様において、前記表皮材は多層構造であってもよい。
[0014]
上記の態様では、多層構造とされた表皮材が潰された際に、表皮材の各層間の剥離の起点が発生し難くなり、表皮材の各層間の剥離を防止できる。
[0015]
本発明の第6の態様は、本発明の第1〜第5の何れか1つの態様において、前記シートクッションはシート幅方向両側に設けられた左右のサイドサポート部が、シート幅方向中央部の本体部よりも上側へ突出していてもよい。
[0016]
上記の態様では、車両への乗降時等に、乗員の臀部又は大腿部が、シートクッションのシート幅方向両側に設けられ、シートクッションにおけるシート幅方向中央部の本体部よりも上側へ突出している左右のサイドサポート部に当たると、シートクッションの内側に設けられたパッド材の側壁部を覆う表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、乗員の臀部又は大腿部と、の間に、表皮材における外観部品より上方となる部位が挟まれ潰されることがある。この際、表皮材の側壁部の裏面側の全域には、補強材が取付けられている。このため、潰れにより屈曲された表皮材の部位の裏面側の補強材が、表皮材の屈曲形状に沿って柔軟に屈曲する。従って、潰れにより屈曲された表皮材の部位の曲率半径が補強材によって増大すると共に、潰れにより屈曲された表皮材の部位の弾力も補強材によって増加する。この結果、潰された表皮材の部位の折れ目が軽減され、潰れに対する復元力も向上する。よって、表皮材が繰り返し潰された場合にも、表皮材に折り目の白色化や破損が発生し難くなり、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能が向上する。
本発明の第7の態様は、本発明の第1〜第6の何れか1つの態様において、前記補強材は、不織布又は織物である。
本発明の第8の態様は、本発明の第1〜第7の何れか1つの態様において、前記補強材が取付けられた前記表皮材の側壁部は、左右の側壁部のうちの乗員が乗降する側の側壁部である。
発明の効果
[0017]
本発明の第1の態様は、上記構成としたので、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能を向上できる。
[0018]
本発明の第2の態様は、上記構成としたので、シートクッションの側壁部における表皮材の耐久性能を向上できる。
Claims (6)
- シートクッションの内側に設けられたパッド材と、
前記パッド材を覆う表皮材と、
前記パッド材の側壁部を覆う前記表皮材の下部のシート幅方向外側に設けられた外観部品と、
前記外観部品より上方となる前記表皮材の側壁部の裏面側に取付けられ、上端部付近が前記表皮材に固定された補強材と、
を有する車両用座席。 - 前記補強材は、上端部付近と下端部付近とが前記表皮材に固定されている請求項1に記載の車両用座席。
- 前記補強材は、前記外観部品より上方となる前記表皮材の側壁部の裏面側の一部に取付けられている請求項1又請求項2に記載の車両用座席。
- 前記補強材は前記表皮材より厚い請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用座席。
- 前記表皮材は多層構造である請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用座席。
- 前記シートクッションはシート幅方向両側に設けられた左右のサイドサポート部が、シート幅方向中央部の本体部よりも上側へ突出している請求項1〜5何れか1項に記載の車両用座席。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180109 |