JPWO2015072335A1 - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

第1の機器と第2の機器とを接続するワイヤハーネス(10)であって、第1の機器に接続される第1シールドコネクタ(20)と、第2の機器に接続される第2シールドコネクタ(30)と、第1シールドコネクタ(20)と第2シールドコネクタ(30)の間に配設された電線(40)と、導電性の金属布からなるシールド部材(50)とを備え、電線(40)が第1シールドコネクタ(20)と第2シールドコネクタ(30)との間に配設された後に、シート状をなすシールド部材(50)が電線(40)に被せられることで第1の機器と第2の機器との間がシールドされている構成とした。

Description

本明細書によって開示される技術は、シート状のシールド部材を用いたワイヤハーネスに関する。
従来、機器のシールドケースに取り付け固定されるシールドコネクタとして、例えば特開2002−313496号公報(下記特許文献1)に記載のものが知られている。このシールドコネクタは、合成樹脂製のハウジングと、このハウジングを覆う金属製のシールドシェルとを備え、ハウジングには、複数の端子が抜け止め状態に保持されている。各端子は、電線の端末にそれぞれ接続されており、これらの電線は、いずれもハウジングの後方に引き出されている。シールドシェルには、複数の電線を一括して覆う筒状のシールド部材(例えば編組線)が装着されており、このシールド部材は、複数の電線を先通しした状態でシールドシェルにかしめられてシールド接続される。
特開2002−313496号公報
上記のシールドコネクタは、例えばインバータとモータの間を接続する三相の電線の両端部にそれぞれ設けられている。しかしながら、モータにインバータを直結する場合には、これらの機器間を接続する電線が短くなり、シールド部材をシールドシェルにかしめる作業ができなくなるため、機器間をシールドすることができない。シールド部材のかしめ作業ができない理由は、かしめ作業は一般に圧着機によって行われるところ、シールドコネクタ同士が近くなると、一方のシールドコネクタのシールドシェルにシールド部材をかしめる際に、他方のシールドコネクタが圧着機の作業エリア内に進入し、他方のシールドコネクタと圧着機が干渉してしまうためである。
本明細書に開示されるワイヤハーネスは、第1の機器と第2の機器とを接続するワイヤハーネスであって、第1の機器に接続される第1シールドコネクタと、第2の機器に接続される第2シールドコネクタと、第1シールドコネクタと第2シールドコネクタの間に配設された電線と、導電性の金属布からなるシールド部材とを備え、電線が第1シールドコネクタと第2シールドコネクタとの間に配設された後に、シート状をなすシールド部材が電線に被せられることで第1の機器と第2の機器との間がシールドされている構成としている。
このような構成によると、電線を第1シールドコネクタと第2シールドコネクタとの間に配設した後、シート状をなすシールド部材を電線に被せるだけで第1の機器と第2の機器との間をシールドすることができる。要するに、第1の機器と第2の機器との間においてシート状のシールド部材を後付けすることができるため、従来のように筒状のシールド部材を電線に先通しする必要がない。したがって、機器間を接続する電線が短い場合においても、これらの間をシールドすることができる。
本明細書に開示されるワイヤハーネスの実施の態様として、以下の構成が好ましい。
導電性の金属板からなり、シールド部材に接続される第1シールド部材接続部を有しかつ第1の機器の外面を構成する第1のケースに接続される第1ケース接続部を有する第1ブラケットを備え、第1ケース接続部を第1のケースにボルト締結することでシールド部材が第1ブラケットを介して第1のケースに接続される構成としてもよい。
このような構成によると、予めシールド部材に第1シールド部材接続部を接続し、第1ケース接続部を第1のケースにボルト締結すればよいため、シート状をなすシールド部材の接続作業が容易になる。これにより、シールド部材を第1のケースに直接接続する等の煩雑な作業が不要になる。
一対の第1ブラケットが備えられ、シールド部材の周縁部において一対の第1シールド部材接続部が並ぶように接続された後、一対の第1ブラケットの間でシールド部材を折り曲げて一対の第1ブラケットを互いに組み付ける構成としてもよい。
このような構成によると、シート状のシールド部材を筒状に構成して電線を覆う作業が容易になる。
一対の第1ブラケットを互いに組み付けた状態では、一対の第1シールド部材接続部が対向状態で配置され、シールド部材が全周に亘って電線を囲う構成としてもよい。
このような構成によると、シート状のシールド部材を電線に巻き付ける作業が容易になる。また、シールド部材によるシールド性能を高めることができる。
一対の第1ブラケットを互いに組み付けた状態では、一対の第1ケース接続部が重ね合わされた状態で第1のケースに共締めされている構成としてもよい。
このような構成によると、第1のケースに対するボルト締結作業が少なくなるため、第1ブラケットをケースに接続する作業が容易になる。
第1シールドコネクタは、樹脂製の第1ハウジングと、電線の一端部に接続され、第1ハウジングと一体に成形された第1端子とを備えて構成され、第2シールドコネクタは、樹脂製の第2ハウジングと、電線の他端部に接続され、第2ハウジングと一体に成形された第2端子とを備えて構成されているものとしてもよい。
電線の両端部に接続された第1および第2端子が第1および第2ハウジングにそれぞれ一体に成形されたワイヤハーネスにあっては、筒状のシールド部材を電線に先通しすることができない。その理由は、第1端子を第1ハウジングに一体に成形した後に、筒状のシールド部材を電線に先通しすると、第2端子を第2ハウジングに一体に成形しようにも、電線が短いためにシールド部材が邪魔になって樹脂成形できないからである。また、第1および第2端子を第1および第2ハウジングに一体に成形した後に、筒状のシールド部材を後付けで電線に組み付けようにも、第1および第2ハウジングが邪魔になってシールド部材を組み付けることはできない。その点、上記の構成によると、シート状のシールド部材を後付けで電線に組み付けるようにしたから、樹脂成形する際に、シールド部材が邪魔になることはない。
シールド部材に接続される第2シールド部材接続部を有しかつ第2の機器のケースに接続される第2ケース接続部を有する第2上側ブラケットおよび第2下側ブラケットを備え、第2上側ブラケットの第2ケース接続部は、ボルトの軸部が配設される第1軸孔と、この第1軸孔に対し前記軸部の径方向から前記軸部を導入する導入孔とを備え、第2下側ブラケットの第2ケース接続部は、軸部を軸部の軸方向から挿通させる第2軸孔を備えている構成としてもよい。
このような構成によると、ボルトの軸部を導入孔から導入することにより第1軸孔に対して軸部の径方向から配設することができるため、電線を配設した後、第2上側ブラケットを後付けで装着することができる。
第2上側ブラケットの両端に第2ケース接続部がそれぞれ備えられ、一方の第2ケース接続部の導入孔における軸部の導入方向と、他方の第2ケース接続部の導入孔における軸部の導入方向とは交差する配置とされており、他方の第2ケース接続部の導入孔には、一方の第2ケース接続部の第1軸孔に軸部が配設された状態で同第1軸孔を中心として他方の第2ケース接続部を回動させた際に、軸部が進入可能とされている構成としてもよい。
このような構成によると、一方の第2ケース接続部の第1軸孔を中心として他方の第2ケース接続部を回動させるという簡単な作業で第2上側ブラケットの装着が可能になるため、電線によって第2上側ブラケットが見えにくい環境下でも第2上側ブラケットをボルトの軸部に確実に装着することができる。
第2下側ブラケットの第2ケース接続部は、第2上側ブラケットが離脱することを防止する離脱防止片を備えている構成としても良い。
このような構成によると、第2上側ブラケットに第2下側ブラケットを装着した状態では、離脱防止片によって第2上側ブラケットが離脱することを防止できる。
第2上側ブラケットおよび第2下側ブラケットを第2のケースに取り付けるための取付プレートを備え、第2下側ブラケットの第2ケース接続部は、第2下側ブラケットの位置決めを行う位置決め片を備え、取付プレートは、位置決め片と係止する位置決め受け部を備えている構成としても良い。
このような構成によると、位置決め片を位置決め受け部に係止させることによって第2下側ブラケットを位置決めすることができる。
本明細書に開示されたワイヤハーネスによれば、機器間を接続する電線が短い場合においても、これらの間をシールドすることができる。
ワイヤハーネスの斜視図 ワイヤハーネスの分解斜視図 ワイヤハーネスのシールド部材を透過させて電線の配設状態を示した斜視図 ワイヤハーネスのシールド部材を透過させて電線の配設状態を示した平面図 ワイヤハーネスの平面図 金属プレートに第2上側ブラケットを装着する途中の状態を示した底面図 金属プレートに第2上側ブラケットを装着した状態を示した底面図 金属プレートに第2下側ブラケットを装着した状態を示した底面図 第2シールドコネクタを側方から見た側面図 図8におけるA−A線断面図 第2上側ブラケットの正面図 図11におけるB−B線断面図 第2下側ブラケットの正面図 図13におけるC−C線断面図 シールド部材の周縁部にシールド部材接続部を配した状態を簡易的に示した斜視図 シールド部材接続部をシールド部材の周縁部に圧着して電線の下側に通した状態を簡易的に示した斜視図 シールド部材接続部が圧着されたシールド部材が電線の周囲を囲んだ状態を簡易的に示した斜視図 圧着機によってシールド部材接続部をシールド部材の周縁部に圧着する前の状態を簡易的に示した断面図 圧着機によってシールド部材接続部をシールド部材の周縁部に圧着している状態を簡易的に示した断面図 圧着機によってシールド部材接続部をシールド部材の周縁部に圧着した後の状態を簡易的に示した断面図 変形例における圧着機によってシールド部材接続部をシールド部材の周縁部に圧着する前の状態を簡易的に示した断面図 変形例における圧着機によってシールド部材接続部をシールド部材の周縁部に圧着している状態を簡易的に示した断面図 変形例における圧着機によってシールド部材接続部をシールド部材の周縁部に圧着した後の状態を簡易的に示した断面図
<実施形態>
実施形態を図1ないし図20の図面を参照しながら説明する。本実施形態のワイヤハーネス10は、モータ(本発明の「第1の機器」の一例であって図示はしない)と、インバータ(本発明の「第2の機器」の一例であって図示はしない)との間を接続するパワーケーブルである。インバータは、モータに直結されており、インバータのケースに取り付けられたインバータ側端子台(図示せず)とモータのケースに取り付けられたモータ側端子台(図示せず)とが極めて近い距離で配置されている。ワイヤハーネス10の一端には、第1シールドコネクタ20が設けられ、ワイヤハーネス10の他端には、第2シールドコネクタ30が設けられている。第1シールドコネクタ20はモータ側端子台に嵌合して接続され、第2シールドコネクタ30はインバータ側端子台に嵌合して接続されるようになっている。
図3に示すように、第1シールドコネクタ20と第2シールドコネクタ30の間には、複数本(図示する場合は6本)の電線40が平行に並んで配設されている。この電線40は、銅または銅合金もしくはアルミまたはアルミ合金からなる素線を複数束ねてなる芯線と、この芯線を覆う絶縁性の樹脂からなる被覆とを備えて構成されている。また、電線40は、大電流用途に対応した太径の電線とされているものの、略90°に曲げ可能な程度の柔軟性を有している。複数本の電線40は、束ねられることなく横並びに並設されているため、複数本の電線40をまとめて略90°に曲げることが可能となっている。
次に、第1シールドコネクタ20の構成について説明する。図2に示すように、第1シールドコネクタ20は、合成樹脂製の第1ハウジング21と、この第1ハウジング21と一体に成形された第1端子22とを備えている。第1ハウジング21は、モータのケースに貫通して形成された取付孔(図示せず)に嵌合可能とされている。第1ハウジング21の外周面には、第1シールリング80が嵌着されている。第1ハウジング21をモータのケースの取付孔に嵌合させると、第1シールリング80が第1ハウジング21の外周面と取付孔の内周面との間に挟持され、モータのケースの内部から第1ハウジング21の内部に亘ってシールされるようになっている。
第1ハウジング21には、図2に示すように、第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62からなる第1ブラケット60が組み付けられている。第1ブラケット60は、第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62を互いに組み付けた状態では、複数の電線40を一括して挿通させる筒状の第1筒状部63(図1参照)を有している。また、第1ブラケット60は、導電性の金属板を打ち抜いて曲げ加工したものである。
図1に示すように、この第1筒状部63の長辺側を構成する一対の対向辺部には、後述するシールド部材50の一端部51が接続される上下一対の第1シールド部材接続部64が形成されている。これらの第1シールド部材接続部64は、板状をなしており、図2に示すように、第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62を互いに組み付けた状態では対向状態で配置される。
第1筒状部63を構成する短辺側の対向辺部には、モータの外面を構成するケースにボルト締結される一対の第1ケース接続部65がそれぞれ側方に張り出して形成されている。一対の第1ケース接続部65は、モータのケースに共締めされている。また、第1ケース接続部65は、第1筒状部63から水平方向に張り出す水平部65Aと、この水平部65Aの側縁から垂直方向に張り出す垂直部65Bと、この垂直部65Bの先端から再び水平方向に張り出す締結部65Cとを備えて構成され、垂直部65Bに関して水平部65Aと締結部65Cとがそれぞれ反対方向に突出する配置とされている。また、水平部65Aと締結部65Cは、平行に配置されかつ、一対の第1シールド部材接続部64に対しても平行に配置されている。
第1上側ブラケット61の第1ケース接続部65と第1下側ブラケット62の第1ケース接続部とを重ね合わせてなる重合部は、図2に示すように、第1下側ブラケット62側に形成された複数の引掛け凸部62Aと、第1上側ブラケット61側に形成された複数の引掛け凹部61Aとを備えて構成されている。引掛け凸部62Aと引掛け凹部61Aは、水平部65Aと締結部65Cに分かれて配されている。また、引掛け凸部62Aと引掛け凹部61Aは、第1ケース接続部65の周縁のうち電線40の引き出し方向に延びる周縁と、これに直交する周縁との双方に形成されている。したがって、引掛け凸部62Aを引掛け凹部61Aに嵌め入れて引っ掛けることにより、一対のケース接続部65が一体となって重合状態に保持されるともに、一対の第1シールド部材接続部64が対向状態で配置され、第1筒状部63が構成される。
また、第1上側ブラケット61の第1ケース接続部の水平部65Aの周縁には、外れ止め部66が第1ハウジング21側に張り出し形成されている。この外れ止め部66には、孔66Aが貫通して形成されている。一方、第1ハウジング21の外周面には、外れ止め部66の孔66Aに貫通して挿入される抜止突起23が形成されている。
図2に示すように、第1上側ブラケット61の第1シールド部材接続部64の側縁には、上側装着突起64Aが形成されている。この上側装着突起64Aは、第1シールド部材接続部64の長辺部分における中央において下向きに突出して形成されている。一方、第1ハウジング21の上面には、上側装着突起64Aが挿入される上側装着孔24Aが上方に開口して形成されている。
同様に、第1下側ブラケット62の第1シールド部材接続部64の側縁には、下側装着突起64Bが形成されている。この下側装着突起64Bは、第1シールド部材接続部64の長辺部分における中央において上向きに突出して形成されている。一方、第1ハウジング21の下面には、下側装着突起64Bが挿入される下側装着孔(図示せず)が形成されている。
上側装着突起64Aが上側装着孔24Aに挿入され、かつ、下側装着突起64Bが下側装着孔に挿入された状態では、第1ブラケット60が垂直方向に所定の寸法だけ移動可能とされている。また、一対の抜止突起23が一対の外れ止め部66の孔66Aにそれぞれ挿入された状態では、水平方向に所定の寸法だけ移動可能とされている。したがって、第1ブラケット60がモータのケースに固定された状態では、第1シールドコネクタ20が垂直方向および水平方向に所定の寸法だけ移動することが許容されてはいるものの、第1ブラケット60から外れないようになっている。
次に、第2シールドコネクタ30の構成について簡単に説明する。図2に示すように、第2シールドコネクタ30は、合成樹脂製の第2ハウジング31と、この第2ハウジング31と一体に成形された第2端子32とを備えている。第2シールドコネクタ30には、板状をなす金属プレート90が装着されており、この金属プレート90をインバータのケースにボルト締結することで、第2シールドコネクタ30がインバータのケースに固定される。
また、第2ハウジング31には、第2シールリング81が装着されており、金属プレート90をインバータのケースにボルト締結することに伴って、第2シールリング81が金属プレート90とインバータのケースの外面との間に挟持され、インバータのケースの内部から第2ハウジング31の内部に亘ってシールされるようになっている。
金属プレート90は長方形状の外形を有し、第2ハウジング31と一体に成形されており、金属プレート90の長辺側の側縁には、一対のフランジ部92が突出して形成されている。各フランジ部92は、金属プレート90の長辺側の延出方向に対して直交する方向に突出しており、互いに平行に配置されている。各フランジ部92には、ボルト91がそれぞれ固定されている。このボルト91は、図10に示すように、頭部91Aと、この頭部91Aから突出する軸部91Bとを備えた周知の構成とされている。軸部91Bは、フランジ部92に形成されたボルト取付孔92Aを図示下方から上方へ抜けて貫通して配設されており、頭部91Aがボルト取付孔92Aの周縁部に図示下方から当接して固着されている。
金属プレート90の各フランジ部92には、図3に示すように、第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72からなる第2ブラケット70が一対のボルト91によって締結されている。第2ブラケット70は、第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72を互いに組み付けた状態では、複数の電線40を一括して挿通させる筒状の第2筒状部73を有している。また、第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72は、いずれも導電性の金属板を打ち抜いて曲げ加工して形成したものである。なお、ここではボルト91の頭部91A側に取り付けられる第2ブラケット70を第2上側ブラケット71としている。
ところで、ブラケットを用いたシールドコネクタとして、例えば特開2013−110079号公報に記載のものが知られている。このシールドコネクタは、合成樹脂製のハウジングと、このハウジングを覆う金属製のシールドシェルとを備えて構成されている。このシールドシェルには、複数の電線を一括して覆う筒状の編組線が装着される筒状部が形成されている。この筒状部の外周に編組線を被せ、さらにその外周側から一対の固定ピースを締め付けることにより、編組線が筒状部に圧着されている。
一対の固定ピースの各一端には、互いに着脱可能に係合するオス片とメス片が設けられており、一対の固定ピースの各他端には、互いにねじによる締結が可能なフランジが設けられている。各フランジには、ボルトの軸部を通すための貫通孔が形成されている。この貫通孔は閉じた孔とされており、貫通孔の孔縁部は、全周に亘って切れ目無く連続している。したがって、ブラケットの組み付けに際しては、一方の固定ピースをスタッドボルトに装着し、その上に電線を配設し、さらにその上から他方の固定ピースをスタッドボルトに装着することになる。
しかしながら、本実施形態では、後述するように、まず電線40を配設し、次に第2ブラケット70を後付けで装着しており、電線40の下側に装着される固定ピースをボルト91に装着しようにも、電線40が邪魔になって固定ピースをボルト91に装着することができない。そのため、本実施形態では、固定ピースを用いずに、第2ブラケット70をボルト91に装着している。以下、具体的にその構造について、図6ないし図14を用いて説明する。
第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72を組み付けた第2筒状部73の長辺側を構成する一対の対向辺部には、後述するシールド部材50の他端部52(図2参照)が接続される上下一対の第2シールド部材接続部74が形成されている。これらの第2シールド部材接続部74は、板状をなしており、図3に示すように、第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72を互いに組み付けた状態では対向状態で配置される。一方、第2筒状部73の短辺側を構成する一対の対向辺部には、金属プレート90に共締めされる一対の左右一対のプレート接続部75がそれぞれ側方に張り出して形成されている。このプレート接続部75は、図10に示すように、具体的には、一対の第2ケース接続部76を重ね合わせた構成とされ、この重合部に第1軸孔77および第2軸孔78が同軸形成されており、これらの軸孔77、78に金属プレート90のボルト91を挿通させ、ナット93を締め付けることで一対の第2ケース接続部76が金属プレート90に共締めされている。
第2上側ブラケット71の第2ケース接続部76は、図11に示すように、第2シールド部材接続部74の両側に備えられている。また、第2上側ブラケット71の第2シールド部材接続部74は、図12に示すように、第2上側基板部74Aと、この第2上側基板部74Aに対して鋭角をなすように連結された第2上側圧着片74Bとを備えて構成されている。同様に、第2下側ブラケット72の第2ケース接続部76は、図11に示すように、第2シールド部材接続部74の両側に備えられている。また、第2下側ブラケット72の第2シールド部材接続部74は、図14に示すように、第2下側基板部74Cと、この第2下側基板部74Cに対して鋭角をなすように連結された第2下側圧着片74Dとを備えて構成されている。
図6に示すように、第2上側ブラケット71の各第2ケース接続部76には、第1軸孔77にボルト91の軸部91Bを導入する横導入孔79Aおよび縦導入孔79Bが開設されている。横導入孔79Aおよび縦導入孔79Bは、いずれも第1軸孔77の直径と同じ幅寸法とされ、第1軸孔77の径方向に切り欠くことによって形成されている。図6の図示左側の横導入孔79Aは、第2シールド部材接続部74の長辺方向に切り欠かれているのに対して、図6の図示右側の縦導入孔79Bは、第2シールド部材接続部74の短辺方向に切り欠かれている。すなわち、横導入孔79Aおよび縦導入孔79Bは、直交する配置とされている。言い換えると、図6の図示左側の第2ケース接続部76の横導入孔79Aにおける軸部91Bの導入方向と、図6の図示右側の第2ケース接続部76の縦導入孔79Bにおける軸部91Bの導入方向とは直交する配置とされている。なお、図6の図示右側のケース接続部76の外周縁部には、縦導入孔79Bの切り欠き方向と同じ方向に切り欠かれた逃がし縁部79Cが形成されている。
第2上側ブラケット71は、図6に示すように、図示左側のボルト91の軸部91Bを横導入孔79Aから第1軸孔77に導入した後、この軸部91Bを回動中心として縦導入孔79B側の第2ケース接続部76を回動させることができるようになっている。そして、図7に示すように、図示右側のボルト91の軸部91Bが縦導入孔79Bから第1軸孔77に導入される。このとき、逃がし縁部79Cは、金属プレート90の切欠部92Bよりも内側に配されるようになっている。
図2に示すように、第2下側ブラケット72の各第2軸孔78は閉じた孔とされており、第2軸孔78の孔縁部は、全周に亘って切れ目無く連続している。図8に示すように、第2下側ブラケット72を第2上側ブラケット71の図示手前側に装着すると、第2上側ブラケット71の図示右側の第2ケース接続部76が離脱防止片76Aによって支持され、第1位置決め片76Bが図示左側のフランジ部92に左方から当接し、第2位置決め片76Cが図示右側のフランジ部92の切欠部92Bに右方から当接するように配置される。これにより、第2下側ブラケット72は、各位置決め片76B、76Cによって金属プレート90の各フランジ部92に対して位置決め状態で配される。なお、第2上側ブラケット71の逃がし縁部79Cは、第2下側ブラケット72の第2位置決め片76Cとは非接触状態で配される。
第2上側ブラケット71は、離脱防止片76Aによって図7の装着姿勢に保持される。ボルト91の軸部91Bの直径は、第1軸孔77の直径とほぼ同じかこれよりやや小さめとされているため、第2上側ブラケット71は、がたつきのない状態で図7の装着姿勢に保持されている。したがって、第2上側ブラケット71に第2下側ブラケット72が装着された状態では、第2下側ブラケット72のみならず第2上側ブラケット71についても位置決め状態で配されることになる。そして、図8に示すように、ナット93をボルト91の軸部91Bに締め込む際に、第2上側ブラケット71および第2下側ブラケット72が傾いた状態でボルト締結されることを防ぐことができる。さらに、ナット93がボルト91の軸部91Bに締め込まれると、図10に示すように、第2上側ブラケット71の第2ケース接続部76と第2下側ブラケット72のケース接続部76と金属プレート90のフランジ部92とが、ボルト91の頭部91Aとナット93との間に挟持されて共締めされた状態となる。
シールド部材50は導電性の金属布からなり、いわゆる編組線とは異なり、金属糸を編み込んだ織物である。すなわち、編組線では、複数の金属糸がX形状をなしてクロスしているのに対して、金属布では、複数の金属糸が経糸と緯糸とから構成され、+形状をなしてクロスしている。このため、編組線では、金属糸がほつれやすいのに対して、金属布では、金属布がほつれることはない。このような金属布は、例えば銅を主成分とする金属糸が縦方向および横方向に交差して織られた網目構造を有する生地である。また、金属布は、金属糸の生地に樹脂材料からなる柔軟性を有するフィルムが貼り付けられた構造を有するものでもよい。
第1シールド部材接続部64は、図18に示すように、第1基板部64Cと、この第1基板部64Cに対して鋭角をなすように連結された第1圧着片64Dとを備えて構成されている。第1基板部64Cの先端内側には、第1面取り64Eが施されている。同様に、第2シールド部材接続部74は、上述のように、第2上側基板部74A及び第2下側基板部74Cと、この第2上側基板部74A及び第2下側基板部74Cに対して鋭角をなすように連結された第2上側圧着片74B及び第2下側圧着片74Dとを備え、第2上側基板部74A及び第2下側基板部74Cの先端内側に、第2面取り74Eが施されている。第1ブラケット60の第1ケース接続部は、第1基板部64Cの両側に備えられ、第2ブラケット70の第2ケース接続部76は、第2上側基板部74A及び第2下側基板部74Cの両側に備えられている。
ここで、シールド部材50の圧着方法について簡単に説明する。図18に示すように、シールド部材50の周縁部53を第1基板部64Cと第1圧着片64Dとの間に挿入し、シールド部材50の周縁部53を第1基板部64C上に載置し、第1圧着片64Dの上方から圧着機100を下降させる。すると、図19に示すように、第1圧着片64Dがかしめられてシールド部材50の周縁部53に圧着される。そして、圧着機100を上昇させて、図20に示すように、シールド部材50を圧着機100から取り外すと、第1圧着片64Dがかしめられてシールド部材50の周縁部53が第1基板部64Cと第1圧着片64Dとの間に挟持された状態で固定される。同様に、シールド部材50の周縁部53が第2上側基板部74A及び第2下側基板部74Cと第2上側圧着片74B及び第2下側圧着片74Dとの間にそれぞれ挟持された状態で固定される。これにより、シールド部材50が第1ブラケット60を介してモータのケースに接続され、第2ブラケット70を介してインバータのケースに接続される。
第1基板部64Cは、第1圧着片64Dよりも長めとされているため、シールド部材50が第1基板部64Cの先端に当接しやすくなっているものの、第1基板部64Cの先端には第1面取り64Eが施されているため、シールド部材50の傷付きが防止されている。同様に、第2上側基板部74A及び第2下側基板部74Cは、第2上側圧着片74B及び第2下側圧着片74Dより長めとされている。
次に、シールド部材50を複数の電線40に巻き付けてシールド部材50を第1シールドコネクタ20および第2シールドコネクタ30に後付けする方法について図15ないし図17の図面を参照しながら説明する。まず、各端子22、32を各ハウジング21、31にモールド成形することによって複数の電線40が第1シールドコネクタ20と第2シールドコネクタ30との間に配設された状態にしておく。図15に示すように、シールド部材50の一端部51の周縁部53に、第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62を並べて配置する。同様に、シールド部材50の他端部52の周縁部53に、第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72を並べて配置する。
次に、各ブラケット61、62、71、72の圧着片64D、74B、74Dをそれぞれ圧着機によってかしめることで、各シールド部材接続部64、74をシールド部材50の周縁部53に圧着する。これにより、第1上側ブラケット61および第1下側ブラケット62がシールド部材50の一端部51の周縁部53において並んで接続され、第2上側ブラケット71および第2下側ブラケット72がシールド部材50の他端部52の周縁部53において並んで接続される。その後、図16に示すように、シールド部材50を複数の電線40の下側に通し、第1下側ブラケット62と第2下側ブラケット72の上方に複数の電線40が横切るように配置する。
そして、シールド部材50のうち各ブラケット61、62、71、72に圧着されていない余長部分54を(図16の折り曲げ線L1の付近で)折り曲げて複数の電線40の上側に被せた後、上側ブラケット61、71と下側ブラケット62、72の間(図16の折り曲げ線L2の付近)でシールド部材50を折り曲げて第1上側ブラケット61と第2上側ブラケット71を複数の電線40の上側に被せる。
すると、図17に示すように、余長部分54がシールド部材50の内部に折り込まれた状態でシールド部材50が全体として筒状に構成される。これにより、第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62が対向状態で配置され、シールド部材50の一端部51の周縁部53が全周に亘って複数の電線40に巻き付けられる。また、第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72が対向状態で配置され、シールド部材50の他端部52の周縁部53が全周に亘って複数の電線40に巻き付けられる。その際、各ブラケット61、62、71、72は各シールドコネクタ20、30に組み付ける。こうして、シールド部材50が複数の電線40に巻き付けられて各シールドコネクタ20、30に後付けされる。
一方、シールド部材50を複数の電線40に巻き付けてシールド部材50を第1シールドコネクタ20および第2シールドコネクタ30に後付けするのと同時に、第2ブラケット70が金属プレート90に固定される。この固定方法について図6及び図7を用いて説明する。第2ブラケット70がシールド部材50の周縁部に圧着された時点では、シールド部材50はシート状とされており、第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72が横並びに配されている。したがって、第2上側ブラケット71を複数の電線40の裏側(図6における紙面奥側)に通しながら金属プレート90への取付が行われる。
次に、図6に示すように、第2上側ブラケット71の横導入孔79Aにボルト91の軸部91Bを導入していき、横導入孔79Aの奥端部に到達したところで軸部91Bが第1軸孔77に配設される。この後、軸部91Bを回動中心として第2上側ブラケット71を回動させると、もう一方のボルト91の軸部91Bが縦導入孔79Bに導入され、図7に示すように、縦導入孔79Bの奥端部に到達したところでもう一方の軸部91Bがもう一方の第1軸孔77に配設される。なお、これらの作業を行う際には、金属プレート90や電線40によって第2上側ブラケット71の位置が見えない。しかしながら、一方の第1軸孔77に軸部91Bを配設後に、第2上側ブラケット71を回動することで取り付けられることから、位置合わせが容易であり手元が見えない状態であっても、作業が行いやすい。
そして、第2上側ブラケット71を所定位置に配設した状態を維持したまま、第2下側ブラケット72を裏返して複数の電線40の表側(図7における紙面手前側)に移動させる。このようにして、シールド部材50を筒状に構成しつつ、各ボルト91の軸部91Bに対して第2下側ブラケット72の各第2軸孔78を手前側から奥側に向けて(軸部91Bの軸方向に)嵌め込んでいく。すると、図6に示すように、離脱防止片76Aによって第2上側ブラケット71の離脱が防止され、各位置決め片76B、76Cによって各第2ブラケット71、72が位置決め状態に保持される。そして、各軸部91Bにそれぞれナット93を締め込むことで、第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72が金属プレート90に共締めされ、図3に示すように、筒状をなす第2筒状部73が構成されるとともに、筒状をなすシールド部材50が構成される。
以上のように本実施形態では、電線40を第1シールドコネクタ20と第2シールドコネクタ30との間に配設した後、シート状をなすシールド部材50を電線40に被せるだけでモータとインバータとの間をシールドすることができる。要するに、モータとインバータとの間においてシート状のシールド部材50を後付けすることができるため、従来のように筒状のシールド部材を電線40に先通しする必要がない。したがって、機器間を接続する電線40が短い場合においても、これらの間をシールドすることができる。
また、導電性の金属板からなり、シールド部材50に接続される第1シールド部材接続部64を有しかつモータの外面を構成するケースに接続される第1ケース接続部を有する第1ブラケット60とを備え、第1ケース接続部65をケースにボルト締結することでシールド部材50が第1ブラケット60を介してケースに接続される構成としてもよい。
このような構成によると、予めシールド部材50に第1シールド部材接続部64を接続し、第1ケース接続部65をケースにボルト締結すればよいため、シート状をなすシールド部材50の接続作業が容易になる。これにより、シールド部材50をケースに直接接続する等の煩雑な作業が不要になる。
第1上側ブラケット61および第1下側ブラケット62が備えられ、シールド部材50の周縁部53において第1上側ブラケット61および第1下側ブラケット62が並ぶように接続された後、第1上側ブラケット61および第1下側ブラケット62の間でシールド部材50を折り曲げて第1上側ブラケット61および第1下側ブラケット62を互いに組み付ける構成としてもよい。
このような構成によると、シート状のシールド部材50を筒状に構成して電線40を覆う作業が容易になる。
第1上側ブラケット61および第1下側ブラケット62を互いに組み付けた状態では、一対の第1シールド部材接続部64が対向状態で配置され、シールド部材50が全周に亘って電線40に巻き付けられている構成としてもよい。
このような構成によると、シート状のシールド部材50を電線40に巻き付ける作業が容易になる。また、シールド部材50によるシールド性能を高めることができる。
第1上側ブラケット61および第1下側ブラケット62を互いに組み付けた状態では、一対の第1ケース接続部65が重ね合わされた状態でケースに共締めされている構成としてもよい。
このような構成によると、ケースに対するボルト締結作業が少なくなるため、第1上側ブラケット61および第1下側ブラケット62をケースに接続する作業が容易になる。
第1シールドコネクタ20は、樹脂製の第1ハウジング21と、電線40の一端部に接続され、第1ハウジング21と一体に成形された第1端子22とを備えて構成され、第2シールドコネクタ30は、樹脂製の第2ハウジング31と、電線40の他端部に接続され、第2ハウジング31と一体に成形された第2端子32とを備えて構成されているものとしてもよい。
電線40の両端部に接続された第1および第2端子22、32が第1および第2ハウジング21、31にそれぞれ一体に成形されたワイヤハーネス10にあっては、筒状のシールド部材50を電線40に先通しすることができない。その理由は、第1端子を第1ハウジングに一体に成形した後に、筒状のシールド部材を電線に先通しすると、第2端子を第2ハウジングに一体に成形しようにも、電線が短いためにシールド部材が邪魔になって樹脂成形できないからである。また、第1および第2端子を第1および第2ハウジングに一体に成形した後に、筒状のシールド部材を後付けで電線に組み付けようにも、第1および第2ハウジングが邪魔になってシールド部材を組み付けることはできない。その点、上記の構成によると、シート状のシールド部材50を後付けで電線40に組み付けるようにしたから、樹脂成形する際に、シールド部材50が邪魔になることはない。
また、本実施形態では、ボルト91の軸部91Bを横導入孔79Aおよび縦導入孔79Bから導入することにより第1軸孔77に対して軸部91Bの径方向から配設することができるため、電線40を配設した後、第2上側ブラケット71を後付けで装着することができる。
第2上側ブラケット71の両端に第2ケース接続部76がそれぞれ備えられ、一方の第2ケース接続部76の横導入孔79Aにおける軸部91Bの導入方向と、他方の第2ケース接続部76の縦導入孔79Bにおける軸部91Bの導入方向とは交差する配置とされており、他方の第2ケース接続部76の縦導入孔79Bには、一方の第2ケース接続部76の第1軸孔77に軸部91Bが配設された状態で同第1軸孔77を中心として他方の第2ケース接続部76を回動させた際に、軸部91Bが進入可能とされている構成としてもよい。
このような構成によると、一方の第2ケース接続部76の第1軸孔77を中心として他方の第2ケース接続部76を回動させるという簡単な作業で第2上側ブラケット71の装着が可能になるため、電線40によって第2上側ブラケット71が見えにくい環境下でも第2上側ブラケット71をボルト91の軸部91Bに確実に装着することができる。
第2下側ブラケット72の第2ケース接続部76は、第2上側ブラケット71が離脱することを防止する離脱防止片76Aを備えている構成としてもよい。
このような構成によると、第2上側ブラケット71に第2下側ブラケット72を装着した状態では、離脱防止片76Aによって第2上側ブラケット71が離脱することを防止できる。
第2上側ブラケット71および第2下側ブラケット72をケースに取り付けるための金属プレート90を備え、第2下側ブラケット72の第2ケース接続部76は、第2下側ブラケット72の位置決めを行う第1位置決め片76Bおよび第2位置決め片76Cを備え、金属プレート90は、第2位置決め片76Cと係止する切欠部92Bを備えている構成としてもよい。
このような構成によると、第2位置決め片76Cを切欠部92Bに係止させることによって第2下側ブラケット72を位置決めすることができる。
<変形例>
次に、本発明の変形例を図21ないし図23の図面を参照しながら説明する。本変形例は、実施形態の圧着機100の構成を一部変更した圧着機101を用いて第1ブラケット60を圧着したものである。なお、図示はしていないものの、第2ブラケット70についても圧着機101によって圧着してもよい。
圧着機101の圧着面102には、複数の圧着リブ103が形成されている。このため、圧着機101によって第1ブラケット60をシールド部材50の周縁部53に圧着すると、図22および図23に示すように、第1圧着片64Dが圧着リブ103によって第1基板部64C側に押し出され、この押し出された部分と第1基板部64Cとの間でシールド部材50の周縁部53が高い圧力をもって挟持される。したがって、シールド部材50が第1ブラケット60から外れることを確実に防ぐことができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も含まれる。
(1)上記実施形態ではシールド部材50がブラケットを介してケースに接続されているものの、シールド部材50をケースに直接接続してもよい。
(2)上記実施形態ではシート状のシールド部材50を複数の電線40に巻き付けて筒状に構成しているものの、複数の電線40がケースの外面に沿って配設されている場合に、シート状のシールド部材50を複数の電線40に対してケースと反対側から被せるだけでもよく、必ずしも筒状に構成しなくてよい。
(3)上記実施形態では一対のブラケット61、62をケースにボルト締結することで筒状に構成しているものの、一対のブラケットがヒンジを介して一体に形成された一体ブラケットを用意しておき、電線40に後付けする際にヒンジを折り曲げることで筒状に構成してもよい。
(4)上記実施形態では一対のブラケット61、62をケースに共締めしているものの、本発明によると、一対のブラケットをケースに対して別々にボルト締結してもよい。
(5)上記実施形態では端子22、32がハウジング21、31に一体に成形されることによって保持されているものの、ハウジングに設けられたランスによって端子を抜け止めしてもよい。
(6)上記実施形態では第2上側ブラケット71の各導入孔79A、79Bが直交する配置とされているものの、各導入孔が平行に配置されているものでもよい。具体的には、横導入孔の代わりに縦導入孔を配設することで、一対の縦導入孔を平行に配置してもよい。
(7)上記実施形態では離脱防止片76Aを一つだけ設けているものの、離脱防止片を複数設けてもよい。また、離脱防止片の位置は、第2上側ブラケットの離脱方向に応じて適宜設定することができる。
(8)上記実施形態では第1位置決め片76Bと第2位置決め片76Cを設けているものの、いずれか一方の位置決め片だけ設けるようにしてもよい。
10…ワイヤハーネス
20…第1シールドコネクタ
21…第1ハウジング
22…第1端子
30…第2シールドコネクタ
31…第2ハウジング
32…第2端子
40…電線
50…シールド部材
53…周縁部
60…第1ブラケット
61…第1上側ブラケット
62…第1下側ブラケット
64…第1シールド部材接続部
65…第1ケース接続部
71…第2上側ブラケット
72…第2下側ブラケット
74…第2シールド部材接続部
76…第2ケース接続部
76A…離脱防止片
76B…第1位置決め片
76C…第2位置決め片
77…第1軸孔
78…第2軸孔
79A…横導入孔
79B…縦導入孔
90…金属プレート(取付プレート)
91…ボルト
91B…軸部
92B…切欠部(位置決め受け部)

Claims (10)

  1. 第1の機器と第2の機器とを接続するワイヤハーネスであって、
    前記第1の機器に接続される第1シールドコネクタと、
    前記第2の機器に接続される第2シールドコネクタと、
    前記第1シールドコネクタと前記第2シールドコネクタの間に配設された電線と、
    導電性の金属布からなるシールド部材とを備え、
    前記電線が前記第1シールドコネクタと前記第2シールドコネクタとの間に配設された後に、シート状をなす前記シールド部材が前記電線に被せられることで前記第1の機器と前記第2の機器との間がシールドされているワイヤハーネス。
  2. 導電性の金属板からなり、前記シールド部材に接続される第1シールド部材接続部を有しかつ前記第1の機器の外面を構成する第1のケースに接続される第1ケース接続部を有する第1ブラケットを備え、
    前記第1ケース接続部を前記第1のケースにボルト締結することで前記シールド部材が前記第1ブラケットを介して前記第1のケースに接続される請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 一対の前記第1ブラケットが備えられ、前記シールド部材の周縁部において一対の前記第1シールド部材接続部が並ぶように接続された後、前記一対の第1ブラケットの間で前記シールド部材を折り曲げて前記一対の第1ブラケットを互いに組み付ける請求項2に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記一対の第1ブラケットを互いに組み付けた状態では、前記一対の第1シールド部材接続部が対向状態で配置され、前記シールド部材が全周に亘って前記電線を囲う請求項3に記載のワイヤハーネス。
  5. 前記一対の第1ブラケットを互いに組み付けた状態では、前記一対の第1ケース接続部が重ね合わされた状態で前記第1のケースに共締めされている請求項3または請求項4に記載のワイヤハーネス。
  6. 前記第1シールドコネクタは、樹脂製の第1ハウジングと、前記電線の一端部に接続され、前記第1ハウジングと一体に成形された第1端子とを備えて構成され、
    前記第2シールドコネクタは、樹脂製の第2ハウジングと、前記電線の他端部に接続され、前記第2ハウジングと一体に成形された第2端子とを備えて構成されている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
  7. 前記シールド部材に接続される第2シールド部材接続部を有しかつ前記第2の機器の外面を構成する第2のケースに接続される第2ケース接続部を有する第2上側ブラケットおよび第2下側ブラケットを備え、
    前記第2上側ブラケットの前記第2ケース接続部は、ボルトの軸部が配設される第1軸孔と、この第1軸孔に対し前記軸部の径方向から前記軸部を導入する導入孔とを備え、前記第2下側ブラケットの前記第2ケース接続部は、前記軸部を前記軸部の軸方向から挿通させる第2軸孔を備えている請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
  8. 前記第2上側ブラケットの両端に前記第2ケース接続部がそれぞれ備えられ、一方の前記第2ケース接続部の前記導入孔における前記軸部の導入方向と、他方の前記第2ケース接続部の前記導入孔における前記軸部の導入方向とは交差する配置とされており、他方の前記第2ケース接続部の前記導入孔には、一方の前記第2ケース接続部の前記第1軸孔に前記軸部が配設された状態で同第1軸孔を中心として他方の前記第2ケース接続部を回動させた際に、前記軸部が進入可能とされている請求項7に記載のワイヤハーネス。
  9. 前記第2下側ブラケットの前記第2ケース接続部は、前記第2上側ブラケットが離脱することを防止する離脱防止片を備えている請求項7または請求項8に記載のワイヤハーネス。
  10. 前記第2上側ブラケットおよび前記第2下側ブラケットを前記第2のケースに取り付けるための取付プレートを備え、
    前記第2下側ブラケットの前記第2ケース接続部は、前記第2下側ブラケットの位置決めを行う位置決め片を備え、前記取付プレートは、前記位置決め片と係止する位置決め受け部を備えている請求項7ないし請求項9のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
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