JPWO2015072007A1 - 離型紙に貼り付けられた記録装置用穴塞ぎシール - Google Patents

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Abstract

HDDに設けられた多数の穴を迅速にシールすることができ、情報を記録した後に再度迅速にシールを剥がすことができる記録装置用穴塞ぎシールを提供する。記録装置用穴塞ぎシールの一部の屈曲形状は、複数のシートを重ねても消滅しない。本発明に係る記録装置用穴塞ぎシール10は、記録装置の筐体に設けられている貫通穴を塞ぐ着脱可能な粘着層を一部に有する貼付部2を有し、前記シールの一端部には粘着性を有しない折り代3が形成され、当該粘着性を有しない折り代3と貼付部2との境界に凹状の溝による折り目7が形成されていることを特徴とする。

Description

本発明は、記録装置(ハードディスク・ドライブ)の筐体に設けられた貫通穴を塞ぐための着脱可能な記録装置用穴塞ぎシールに関する。特に穴塞ぎシールの端部に粘着層を有しない折り代を形成することにより、穴塞ぎシールの着脱の高速化を図るものである。
近年、記録装置(HDD)は、大容量・高速処理といった要求特性に対応するため、磁気ディスクを高速回転させている。そのため、HDD内部で摩擦値や抵抗値が大きくなったり、プラッタ振動による気流の発生によって、プラッタ及び読み取りヘッドの位置決め制御に影響が生じするため、磁気ディスクの回転数の増加分ほど、HDDの容量や高速処理といった効果が望めないことが判明していた。又、HDD内における気流の発生が、HDDにおける騒音の要因ともなっていた。
更に、HDD内において気流が発生すると、磁気ディスクの回転に対して負荷が発生することになるため、高速回転に伴って、モータ出力が上がることになり、HDDの回転には設計以上に大きな電力が要求されていることも判明した。
ここで、上述したHDD内における気流の発生や、不必要な電力消費の問題を解消するために、水素やヘリウムといった低密度の気体をHDD内に封入する技術が開発されていた(特許文献1、2等)。
しかし、HDDの筐体には、スピンドルモータ、アクチュエータ及び外装カバーといった冶具用のネジ穴や、低密度の気体を供給するための穴が設けられている。そのためHDD内に封入されている低密度の気体が、そのような穴から漏れ出すといった問題が生じた。この問題を解決するため、HDDの筐体に設けられた全ての穴をシールする必要が生じた。
ところが、ここで新たな問題が生じた。仮にこれらの穴をシールによって完全に封止してしまうと、大気圧の変化によるHDDの内部圧力の変化に対応することができず、HDDが故障する要因になり得ることが分かった。この問題を解決するために、気圧を調節するための穴、すなわち、コンサベータ(蛇腹状の圧力調整機構)を設けることによって、上記大気圧の変化に対応することが考えられる。しかし、このような特殊な構造を採用することによって、HDDの製造コストは大幅に増大するため、現実的な解決手段となり得ないのが現状であった。
米国特開第2005・006866号公報 特開2007−280555号公報
本発明は、HDD内に充填された低密度の気体を、HDDの筐体に設けられた穴をシールすることによって封入し、大容量かつ高速処理によって、HDDへの情報の記録を行うことを課題とする。一方、大容量の情報を記録したHDDを使用する際には、HDDの筐体に穴を設けてHDDの内圧を調整できるようにすることを課題とする。
そのため、HDDに設けられた多数の穴を迅速にシールすることができ、情報を記録した後に再度迅速にシールを剥がすことができる記録装置用穴塞ぎシールを提供することを目的とする。
更に、複数のシートを重ねてもシールの一部の屈曲形状が経時的に消滅しない記録装置用穴塞ぎシールを提供することを目的とする。
本発明者は、上記の課題を解決するために以下の構成を採用した。
(1)離型紙に貼り付けられた複数のシールにおいて、前記シールは記録装置の筐体に設けられている貫通穴を塞ぐ着脱可能な粘着層を一部に有する貼付部を有し、前記シールの一端部には粘着性を有しない折り代が形成されており、当該粘着性を有しない折り代と粘着層を有する貼付部との境界に凹状の溝による折り目が形成されていることを特徴とする離型紙に貼り付けられた記録装置用穴塞ぎシールである。
(2)前記記録装置用穴塞ぎシールは、少なくとも貼付部が有色の透明又は半透明材料によって形成されていることを特徴とする上記(1)に記載された離型紙に貼り付けられた記録装置用穴塞ぎシールである。
(3)前記折り代が、2〜90°以下の角度をもって台紙より外方へ屈曲していることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載された離型紙に貼り付けられた記録装置用穴塞ぎシールである。
(4)シートの片面に粘着層を形成した後、折り代が形成される箇所に粘着性をなくすためのインク又はフィルムを塗布・貼着した後、前記シートを離型紙に貼り付けた後、シートの表面を粘着層を有する貼付部と折り代が一体となる複数の穴塞ぎシールの形状に打ち抜いた後、不要部分を離型紙より剥離し、粘着層が設けられた貼付部と折り代との境界をシート側より押圧することによって、当該境界に凹状の溝による折り目を形成することを特徴とする離型紙に貼り付けられた記録装置用穴塞ぎシールの製造方法である。
本発明により、HDD内に充填された低密度の気体を、HDDの筐体に設けられた穴をシールすることによって封入し、大容量かつ高速処理によって、HDDへの情報の記録を行い、かつ、大容量の情報を記録したHDDを使用する際には、HDDの筐体に穴を設けてHDDの内圧を調整できることができる。
すなわち、本発明に係る記録装置用穴塞ぎシールを採用することによって、HDDに設けられた多数の穴を迅速にシールすることができ、情報を記録した後に再度迅速にシールを剥がすことができるという効果が得られる。
更に、本発明に係る記録装置用穴塞ぎシールを採用することによって、複数のシートを重ねてもシールの一部の屈曲形状が経時的に消滅しないという優れた効果が得られる。
本発明の実施形態1に係る記録装置用穴塞ぎシールを示す図である。(a)は平面図であり、(b)はb−b’矢視断面図である。 図1に示した記録装置用穴塞ぎシールの効果を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態2に係る記録装置用穴塞ぎシールの製造方法の工程の一部を説明するための斜視図である。 図3に示した記録装置用穴塞ぎシールの製造工程の一部を説明するための概念図である。 実施例1における試験結果を示すグラフである。
以下、本発明に係る記録装置用穴塞ぎシールの実施形態を図面に則して説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明に係る記録装置用穴塞ぎシールの一例にすぎないため、他の形状や材料によって製造される記録装置用穴塞ぎシールも本発明の範囲に属するものであれば、全て含まれる。
実施形態1
図1は、本発明の実施形態1に係る記録装置用穴塞ぎシールを示す図である。
本実施形態1に係る記録装置用穴塞ぎシール10は、記録装置の筐体に設けられている貫通穴を塞ぐ機能を有する。
前記記録装置用穴塞ぎシール10は、図1(a)に示す如く、使用前は台紙1に貼り付けられている。かかる記録装置用穴塞ぎシール10は、着脱可能な粘着層が形成されている貼付部2を有している。又、前記シール10の一端部には粘着性を有しない折り代3が形成されており、かかる粘着性を有しない折り代3と貼付部2の境界には直線上に凹状の溝である折り目7が形成されている。ここで凹状の溝は、深さ0.1μm〜58.0μmで形成するのが好ましい。0.1μm未満では、台紙より上方へ屈曲しない。一方、58.0μmを超えると折り目7が貼付部から破断しやすくなるので好ましくない。好ましくは0.2μm〜38.0μmmである。より好ましくは、0.3μm〜25.0μmである。
ここで台紙1としては、未使用の状態で糊面に塵等が付着せず、粘着性能が維持できるような台紙であれば、どのような材料のものを使用しても良い。ここで台紙1は、基材に目止め層と剥離層が積層されて形成されているのが一般的である。
基材としては、半晒、上質紙、グラシン紙、クラフト紙、ポリエチレンフィルム等様々な材料を用いることができる。又、目止め層としては、ポリエチレン、クレーコート、ポリビニルアルコール等が用いられる。又、グラシン紙を基材に用いた場合は、目止め層を形成しなくても良い。更に、剥離層としては、シリコーン樹脂等により形成される。シリコーン樹脂としては、溶剤型、無溶剤型、エマルジョン型等が挙げられる。
本実施形態1に係る記録装置用穴塞ぎシール10は、粘着性を有しない折り代3が平面視略四角形状であり、貼付部2における前記折り代3と反対側の端部は平面視略半円弧状に形成されている。このような形状に形成することによって、シールの無駄な部分を極力排除することができる。更に前記貼付部2の両側面は、直線状の切り欠き部に形成されている。貼付部2の両側面に直線状の切り欠き部を形成することによって、記録装置用穴塞ぎシール10を並べて台紙等に配置することが可能になる。
本実施形態1に係る記録装置用穴塞ぎシール10は、図1(b)に示す如く、台紙1上貼り付けられた貼付部2が、表面基材5と粘着層6とを積層することにより形成されている。表面基材5は、上質紙、アート紙、マットコート紙、キャストコート紙、ホイル紙、感熱紙、和紙、クラフト紙、蛍光紙等の紙系や、ポリエステルフィルム、ネーマ、ラミネートフィルム、ポリプロピレン、塩化ビニルフィルム、合成紙、アセテート、オレフィン系フィルム、ラミネートフィルム等のフィルム系によって形成されている。又、粘着層6は、エマルジョン系、ソルベント系、シリカ系、カゼイン系、天然ゴム系、ラテックスウ系、デンプン系、アクリル樹脂系等の接着剤によって形成されている。
又、貼付部2は、透明又は半透明材料によって形成されていることが好ましい。透明にすることによって、HDDの筐体における穴部を目視により確認することができ、確実にHDDに空いている穴を塞ぐことができるからである。
次に粘着性を有しない折り代3について説明する。図1(b)に示す如く、折り代3は、表面基材5は上記貼付部2の延長部により形成されている。一方、粘着層6は形成されておらず、粘着層の上に特殊な処理を施し、粘着性を有しないように加工8がなされている。たとえば、粘着層の上に特殊な印刷8を施すことによって、粘着の効力をなくす方法や、粘着性のないフィルムを貼着することによって、粘着の効力をなくす方法がある。又は、折り代3の裏側には、粘着層6を形成しない加工方法を採用しても良い。
本実施形態1に係る記録装置用穴塞ぎシール10は、貼付部2と折り代3との境界に折り目7が形成されている点に特徴を有する。折り目7は、図1(a)に示す如く、貼付部2と折り代3の境界に沿って直線状に形成されている。又、図1(b)に示す如く、折り目7は、断面が凹状に形成されている。このように凹状の折り目7を貼付部2と折り代3の境界に形成しておくことによって、複数のシートを重ねてもシールの一部の屈曲形状が経時的になくならないという優れた効果が得られる。
このような折り目7を設けることによって、折り代3を所定の角度θに屈曲させることができるため、記録装置用穴塞ぎシール10を台紙1より迅速に剥がす事ができる。又、記録装置用穴塞ぎシール10をHDDの筐体にある穴を覆うように貼り付けた後、HDD内に低密度の気体を充填した後、HDDへ情報を記録した後に、再度迅速にシールを剥がすことができる。
ここで前記折り代3の所定角度θは、90°以下の角度をもって台紙より外方へ屈曲していることが好ましい。90°を超えると、本実施形態1に係る記録装置用穴塞ぎシール10が貼り付けられている台紙を、複数重ねて輸送した場合に、他の台紙が干渉することによって、折り代3が反対側に折れ曲がってしまい、貼付部2の裏側が表出し、塵等が粘着層6に付着する不具合が生じる。折り代3における屈曲角度θは、好ましくは、5°〜60°、より好ましくは10°〜45°である。5°未満では、台紙等から記録装置用穴塞ぎシール10を剥がす際に、ピンセット等で折り代3を挟み難くなるからである。
図2は、本実施形態1に係る記録装置用穴塞ぎシール10の効果を説明する斜視図である。図2に示す如く、一般的にはHDDの筐体20には、穴12が開いている。これらの穴12は、スピンドルモータ、アクチュエータ及び外装カバーといった冶具用のネジ穴や、低密度の気体を供給するために設けられている。このような状態でHDDの内部にヘリウム・ガス等の低密度の気体を注入しても、前記穴12から気体が漏れ出してしまう。そこで、本実施形態1に係る記録装置用穴塞ぎシール10を、図2に示す如く、これらの穴12を覆うように貼り付ける。
貼り付けられた記録装置用穴塞ぎシール10は、図2に示す如く、折り代3が外方へ屈曲していることから、ピンセット等によって折り代3を挟みやすくなるため、HDDからの迅速にシールを剥がすことが可能となる。
実施形態2
図3は、本発明の実施形態2に係る記録装置用穴塞ぎシールの製造方法を示す斜視図である。
本発明の実施形態2に係る記録装置用穴塞ぎシールは、ポリエステルフィルムからなる原反である長尺シートの片面に、シリカ系接着剤によって粘着層を形成する。その後、折り代が形成される箇所に粘着性をなくすためのフィルムが貼着される。
その後、上質紙と目止め層と剥離層とを積層した長尺の台紙に、上記長尺シートを貼り合わせる。このようにして製造されたシートを、記録装置用穴塞ぎシールが形成される側の表面に、所定の型抜き機を使用して、図1に示すような形状の記録装置用穴塞ぎシールを部分的に打ち抜き加工を施す。その後記録装置用穴塞ぎシールの形状以外の不要部分をシールを剥離し、ロール状に巻き取って、原反ロールを製造する。
かかる原反ロールを図2に示す型押し機にセットし、図2に示す矢印の方向へ、原反ロール30を、シールを貼り付けた部分を上にして繰り出していく。原反ロールは、図2に示す対抗する型押シリンダ31と押圧シリンダ32との間を通過する。型押シリンダ31には、所定間隔で凹凸の刃を有した突出部材34が形成されている。ここで型押シリンダ31における突出部材34の刃を凹凸形状にした理由は、後述する記録装置用穴塞ぎシールに折り目を形成する際に、応力を突出部分に集中させるためである。そして、前記型押シリンダ31と押圧シリンダ32とは、型押シリンダ31における突出部材34の凸部先端が、押圧シリンダ32曲面と当接するように配置されている。
図4に示す如く、前記原反ロール30は、前記型押シリンダ31と押圧シリンダ32との間を通過する際に、位置決めされた突出部材34によって、記録装置用穴塞ぎシール40における貼付部42と折り代43の折り目47を押圧することによって、前記境界に凹状の折り目47を形成する。
実施例1
上記実施形態1で説明した複数の記録装置用穴塞ぎシールを製造した。記録装置用穴塞ぎシールは、ポリエステルフィルムにシリカ系接着剤による粘着層が積層された貼付部と、フィルムを貼り付けることによって粘着性を有しない折り代から形成されている。そして、製造した記録装置用穴塞ぎシールを、上質紙と目止め層と剥離層とを積層した19cm×8cmの台紙に貼り付けた。一枚の台紙に貼り付けられた記録装置用穴塞ぎシールは50枚である。
このようにして製造された記録装置用穴塞ぎシールが貼り付けられた台紙を、100枚製造し、全てのシートを重ねて、その上に5mm厚の木板を載置し、更に5kgの錘を載せた。その状態で静置し、24時間毎に、最も下にあるシートを1枚抜き取り、折り代の端部と台紙の表面との距離をノギスで計測した。ノギスでの計測は、折り代の端部10箇所で測定し、その平均値をとった。
以下の表1及び図5は、試験を開始してから、3日分の測定結果をまとめたものである。4日移行も測定を継続したが、数値は3日目とほとんど変化がなかった。
Figure 2015072007
上記表1及び図5より明らかなように、本発明に係る記録装置用穴塞ぎシールを採用することによって、屈曲している折り代により迅速にシールの貼剥ができるという効果が得られ、更に、複数のシートを重ねても、そのような折り代の屈曲形状が経時的に消滅しないということが実証された。
1,30 台紙
2,42 貼付部
3,43 折り代
6 粘着層
7,47 折り目
10,40 記録装置用穴塞ぎシール

Claims (4)

  1. 離型紙に貼り付けられた複数のシールにおいて、前記シールは記録装置の筐体に設けられている貫通穴を塞ぐ着脱可能な粘着層を一部に有する貼付部を有し、前記シールの一端部には粘着性を有しない折り代が形成されており、当該粘着性を有しない折り代と粘着層を有する貼付部との境界に凹状の溝による折り目が形成されていることを特徴とする離型紙に貼り付けられた記録装置用穴塞ぎシール。
  2. 前記記録装置用穴塞ぎシールは、少なくとも貼付部が有色の透明又は半透明材料によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載された離型紙に貼り付けられた記録装置用穴塞ぎシール。
  3. 前記折り代が、2〜90°の角度をもって台紙より外方へ屈曲していることを特徴とする請求項1又は2に記載された離型紙に貼り付けられた記録装置用穴塞ぎシール。
  4. シートの片面に粘着層を形成した後、折り代が形成される箇所に粘着性をなくすためのインク又はフィルムを塗布・貼着した後、前記シートを離型紙に貼り付けた後、シートの表面を粘着層を有する貼付部と折り代が一体となる複数の穴塞ぎシールの形状に打ち抜いた後、不要部分を離型紙より剥離し、粘着層の設けられた貼付部と折り代との境界をシート側より押圧することによって、当該境界に凹状の溝による折り目を形成することを特徴とする離型紙に貼り付けられた記録装置用穴塞ぎシールの製造方法。
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