JPWO2015033947A1 - 携帯型端末、車載装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

携帯型端末、車載装置、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

車載装置と通信を行う携帯型端末であって、前記車載装置から送信される音源の切り替えを指示する情報であって、前記音源となる自端末で実行されているアプリケーションプログラムを示す情報を包含した情報の受信と、自端末のフォアグラウンドで動作しているアプリケーションプログラムが再生した音声の前記車載装置への送信と、を制御する通信制御部と、前記音源の切り替えを指示する情報に基づいて、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替え、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替える切替部と、前記直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、該停止後、前記直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させる音声制御部と、を備える。

Description

本発明は、携帯型端末、車載装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
本願は、2013年9月4日に出願された日本国特願2013−183416号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
近年、多機能携帯電話端末(スマートフォン)に代表されるような、多機能型の携帯電話機が普及している。多機能携帯電話端末は、各種アプリケーションがインストールされることで、様々な機能を実現する。そのようなアプリケーションの中には、ラジオや音楽データの再生等のような従来ではオーディオに組み込まれていた機能を有するものも多い。また、これに伴い、最近、多機能携帯電話端末に搭載されたこれらオーディオ等の機能を、車載装置において利用することを望む声が増えている。
これに関連し、携帯機器と車載機器とを連携して使用する際、より少ない操作工数で、より短時間に所望のアプリケーションを起動させるシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、音出力制御装置と接続された携帯電話機が、音出力制御装置へオーディオデータをストリーミング転送し、転送されたオーディオデータを手動で選択することなく、自動で最適なアプリケーションによって処理する音出力制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
日本国特開2012−10287号公報 日本国特開2010−258956号公報
しかしながら、従来のシステムや音出力制御装置等では、車載装置側から携帯型端末側に送信した情報に基づいて、車載装置で起動中の種々のアプリケーションプログラムが実現可能な処理が限定的である。例えば、あるプロトコルで規定された通信を行うアプリケーションプログラムが車載装置との間で通信を行うと、他のプロトコルで規定された通信を行うアプリケーションプログラムに対する動作の制御を車載装置側から行えなくなる場合がある。また、一方のアプリケーションプログラムに排他権が付与されており、そのアプリケーションプログラムの起動中には、他方のアプリケーションプログラムの動作を限定的にしか制御できない場合がある。
本発明に係る態様は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、車載装置側から取得した情報に基づいて、携帯型端末側のアプリケーションプログラムをスムーズに切り替え可能な携帯型端末、車載装置、制御方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る態様は、上記課題を解決するために以下の構成を採用した。
(1)本発明に係る一態様は、車載装置と通信を行う携帯型端末であって、前記車載装置から送信される音源の切り替えを指示する情報であって、前記音源となる自端末で実行されているアプリケーションプログラムを示す情報を包含した情報の受信と、自端末のフォアグラウンドで動作しているアプリケーションプログラムが再生した音声の前記車載装置への送信と、を制御する通信制御部と、前記受信した音源の切り替えを指示する情報に基づいて、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替えると共に、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替える切替部と、前記直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、該停止させた後、前記直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させる音声制御部と、を備える。
(2)上記(1)の態様において、前記音声制御部は、前記切替部により切り替えが行われた後、前記直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、該停止させた後、前記直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させてもよい。
(3)上記(1)または(2)の態様において、前記音声制御部は、専用のAPI(Application Programming Interface)によって、前記音声の再生を開始させてもよい。
(4)本発明に係る一態様は、車載装置と通信を行う携帯型端末の制御方法であって、前記車載装置から送信される音源の切り替えを指示する情報であって、前記音源となる自端末で実行されているアプリケーションプログラムを示す情報を包含した情報を受信することと、自端末のフォアグラウンドで動作しているアプリケーションプログラムが再生した音声を前記車載装置に送信することと、前記受信した音源の切り替えを指示する情報に基づいて、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替えると共に、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替えることと、前記直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、該停止させた後、前記直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させることと、を含む。
(5)本発明に係る一態様は、車載装置と通信を行う携帯型端末のコンピュータに、前記車載装置から送信される音源の切り替えを指示する情報であって、前記音源となる自端末で実行されているアプリケーションプログラムを示す情報を包含した情報を受信させる手順と、自端末のフォアグラウンドで動作しているアプリケーションプログラムが再生した音声を前記車載装置に送信させる手順と、前記受信した音源の切り替えを指示する情報に基づいて、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替えさせ、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替えさせる手順と、前記直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、該停止させた後、前記直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させる手順と、を実行させるための制御プログラムである。
(6)本発明に係る一態様は、携帯型端末と通信を行う車載装置であって、前記携帯型端末のフォアグラウンドで動作しているアプリケーションプログラムが再生した音声を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した音声を出力する出力手段と、 音源の切換を示す情報を取得する取得手段と 前記取得手段により取得された音源の切り替えを指示する情報に基づいて、前記携帯型端末で実行されているアプリケーションプログラムを示す情報を包含した情報であって、前記携帯型端末において直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替えさせると共に、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替えさせるための情報を、前記携帯型端末に送信する送信手段と、を備える。
(7)上記(1)から(3)いずれか1つの態様において、前記自端末で実行されている少なくとも1つ以上のアプリケーションプログラムを示す情報を前記車載装置に送信する通信部をさらに有してもよい。
(8)上記(6)の態様において、前記受信手段は前記携帯型端末で実行されている少なくとも1つ以上のアプリケーションプログラムを示す情報を前記携帯型端末から受信してもよい。
上記(1)(4)(5)の態様によれば、携帯型端末は、車載装置から送信される音源の切り替えを指示する情報を受信し、受信した音源の切り替えを指示する情報に基づいて、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替え、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替え、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、さらに、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させるため、携帯型端末にインストールされている音楽アプリケーションの規格に依存することなく、車載装置側から取得した情報に基づいて、携帯型端末側のアプリケーションプログラムをスムーズに切り替えることができる。
上記(2)の場合、携帯型端末は、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替えを行うと共に、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替えを行った後、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、該停止させた後、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させるため、携帯型端末側のアプリケーションプログラムをスムーズに切り替えるとともに、携帯型端末側で音声を再生するアプリケーションプログラムをスムーズに切り替えることができる。
上記(3)の場合、携帯型端末は、専用のAPI(Application Programming Interface)によって、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させるため、携帯型端末ごとに規定されているAPIによる制御では、アプリケーションプログラムの音声の再生を開始させることができない状況であっても、当該アプリケーションプログラムの音声を再生させることができる。
上記(6)の場合、車載装置は、車両内で取得した音源の切り替えを指示する情報を取得し、取得した音源の切り替えを指示する情報に基づいて、携帯端末に、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替え、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替えさせるための情報を送信することにより、携帯端末において直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、さらに、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させることにより、携帯型端末にインストールされている音楽アプリケーションの規格に依存することなく、車載装置側から取得した情報に基づいて、携帯型端末側のアプリケーションプログラムをスムーズに切り替えることができる。
第1の実施形態における電子通信システム1の利用状況の一例を示す図である。 電子通信システム1の機能構成の一例を示す図である。 図2で示した携帯型端末300のプロセッサ330が実現する各種アプリケーションプログラムのソフトウェア構造の一例を示す図である。 図2で示した携帯型端末300のプロセッサ330が実現する各種アプリケーションプログラムのソフトウェア構造の他の例を示す図である。 携帯型端末300のフォアグラウンドアプリケーションが、専用通信制御非対応音楽アプリであるアプリapp3であった場合における音源切り替え時の車載ディスプレイ装置200と携帯型端末300の動作の流れの一例を説明するシーケンス図である。 携帯型端末300のフォアグラウンドアプリケーションが、携帯型端末内蔵音楽アプリであるアプリappNであった場合における音源切り替え時の車載ディスプレイ装置200と携帯型端末300の動作の流れの一例を説明するシーケンス図である。 比較対象となる従来の一般的な携帯型端末と車載ディスプレイ装置との間で行うことが可能であった動作と、その問題点の一例を説明する図である。 比較対象となる従来の一般的な携帯型端末と車載ディスプレイ装置との間で行うことが可能であった動作と、その問題点の他の例を説明する図である。 本発明の一態様である携帯型端末300と車載ディスプレイ装置200との間で行われる動作の例を説明する図である。 車載スイッチ100による音源の切り替え操作と、音源の切り替えの前後における車載ディスプレイ装置200で表示される画像及び再生される音声を説明するための概念図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、第1の実施形態における電子通信システム1の利用状況の一例を示す図である。第1の実施形態における電子通信システム1は、例えば、車載スイッチ100と、車載ディスプレイ装置200(車載装置)と、携帯型端末300とを具備する。車載スイッチ100は、例えば、自動車Carに搭載されているステアリングスイッチ等である。ステアリングスイッチとは、図1に示した自動車のステアリングstrgが備えるスイッチである。車載スイッチ100は、ステアリングECU(Electronic Control Unit)や車両内バスBS等を介して車載ディスプレイ装置200と通信可能に接続されている。車両内バスBSを介した有線通信は、例えば、CAN(Controller Area Network)規格によって行われる。
車載スイッチ100は、車載ディスプレイ装置200と接続されている場合、車載ディスプレイ装置200を通して再生される音声の音源を切り替えるスイッチとして機能し、接続されていない場合、例えば、エアコンのスイッチ等として機能する。車載ディスプレイ装置200を通して再生される音声の音源とは、例えば、FM(Frequency Modulation)ラジオやAM(Amplitude Modulation)ラジオ、CD(Compact Disc、登録商標)、MD(MiniDisc、登録商標)、DVD(Digital Versatile Disc、登録商標)、BD(Blu-ray Disc、登録商標)、カーナビゲーション、そして後述する多機能携帯電話端末などにインストールされた音声を再生するアプリケーションプログラム等である。
車載ディスプレイ装置200は、例えば、自動車Carに搭載された車載装置であり、表示部やスピーカを備える。具体的には、車載ディスプレイ装置200は、ディスプレイ付オーディオやカーナビゲーション装置等であるが、車載用のテレビジョン受像機等が兼用されてもよい。車載ディスプレイ装置200は、携帯型端末300と複数の通信仕様で(例えば、無線通信や、ケーブルCblを介した有線通信で)通信可能に接続されている。無線通信は、例えば、ブルートゥース(登録商標)の規格により行われる。また、無線通信は、無線LAN(Local Area Network)やWi−Fi Direct(登録商標)などによって行われてもよい。一方、ケーブルCblを介した有線通信は、例えば、HDMI(High-Definition Multimedia Interface、登録商標)、USB(Universal Serial Bus)等の規格によって行われる。
車載ディスプレイ装置200は、自動車CarからCAN通信によって、車載スイッチ100から音源の切り替えを指示する情報を取得すると、取得した情報を、上述した無線通信によって携帯型端末300へ送信する。また、車載ディスプレイ装置200は、後述する入力受付部によりユーザからの入力を受け付け、受け付けたユーザからの入力を表す情報を、ケーブルCblを介して携帯型端末300に出力する。ユーザからの入力を表す情報は、例えば、タッチパネルにタッチ操作された座標に関する情報であるが、各種ボタンを押下した情報や、車載スイッチ100とは別の各種スイッチをオン/オフにした情報などでもよい。また、車載ディスプレイ装置200は、携帯型端末300から、各種画像や音声を取得し、取得した画像や音声を、後述する自装置の表示部やスピーカに出力する。
携帯型端末300は、例えば、多機能携帯電話端末(スマートフォン)であるが、携帯電話端末やタブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、電子ブックリーダー、PDA(Personal Digital Assistant)など、携帯可能な他の種類の情報端末であってもよい。携帯型端末300は、各種アプリケーションプログラムをインストールされており、起動した各種アプリケーションプログラムによって様々な機能を有する。そのような機能の一例としては、ラジオや音楽再生を行うオーディオ機能を有したアプリケーションプログラムや、カーナビゲーションの機能を有したアプリケーションプログラムが挙げられる。
携帯型端末300は、車載ディスプレイ装置200から、例えば無線通信によって、音源の切り替えを指示する情報を取得し、取得した情報に基づいて、フォアグラウンドで起動中のアプリケーションプログラムを切り替え、フォアグラウンドでの起動に切り替えられたアプリケーションプログラムの音声を再生する。また、携帯型端末300は、フォアグラウンドで起動中のアプリケーションプログラムが切り替わった場合、直前までフォアグラウンドで起動していたアプリケーションプログラムが再生する音声を停止させる。携帯型端末300は、フォアグラウンドで起動中のアプリケーションプログラムが再生する音声を、例えばケーブルCblを介して行う有線通信によって、車載ディスプレイ装置200へ送信する。このように、携帯型端末300は、車載ディスプレイ装置200から車載スイッチ100による音源の切り替えを指示する情報を取得し、取得した情報に基づいて、音声を再生する音源を切り替えることができる。なお、無線通信と有線通信で送受信される情報は、逆の関係でもよい(例えば音声が無線で送受信され、音源の切り替えを指示する情報が有線で送受信されてもよい)。
図2は、電子通信システム1の機能構成の一例を示す図である。車載ディスプレイ装置200は、例えば、車両側第1通信部210(送信手段)と、車両側第2通信部220(受信手段)と、プロセッサ230と、車両側記憶部240と、車両側入力受付部250と、表示部260と、スピーカ270(出力手段)と、車載スイッチ入力受付部280とを備える。車両側第1通信部210は、例えば、ブルートゥースアンテナを備え、ブルートゥース規格に基づいた無線通信を行う無線通信モジュールであり、2.4GHz帯のISM(Industry Science Medical band)バンドを用いて通信を行う。ブルートゥース規格の無線通信システムでは、周波数ホッピング(FH:Frequency Hopping)方式のスペクトラム拡散通信が利用される。2.4GHz帯の周波数帯域は1MHz間隔で79個の周波数チャネル(以下、通信チャネルと云う)に分割されており、ホッピングパターンに基づいて1タイムスロット毎に時分割で、使用する周波数チャネルの切り替えが行われる(周波数ホッピング)。ブルートゥース規格の無線通信システムはマスタ・スレーブ方式で行われ、ホッピングパターンの管理はマスタによって行われる。同じホッピングパターンを用いて、1台のマスタと最大7台のスレーブとの間でピコネットと称される無線ネットワークを形成して通信することができる。車両側第1通信部210は、ブルートゥース規格に基づいて、携帯型端末300の携帯側第1通信部310との間で無線通信を行う。
車両側第2通信部220は、例えば、HDMI(登録商標)規格に基づく通信を行うためのハードウェアを備える。車両側第2通信部220は、例えば、HDMI(登録商標)ケーブルが接続されるHDMI(登録商標)端子と、画像や音声を出力する装置との間で画像信号、音声信号、及び画像フォーマットに関する各種情報を送受信することが可能なインタフェース部とを備える。このインタフェース部は、複数のチャンネルを有しており、各種画像又は音声はTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)チャンネルを使用して送受信される。
また、車両側第2通信部220は、USB規格に基づく通信を行うためのハードウェアを更に備える。車両側第2通信部220は、USBコネクタと、画像や音声を出力する装置との間で画像信号、音声信号、及び画像フォーマットに関する各種情報を送受信することが可能なインタフェース部とを備える。
プロセッサ230は、例えば、車載ディスプレイ装置200のCPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ230は、後述する車両側記憶部240に格納された各種プログラムを実行することで、以下の各ソフトウェア機能部を実現する。プロセッサ230は、例えば、ソフトウェア機能部として、車両側入力判定部231と、車両側情報提供部232と、車両側第1通信制御部233と、車両側第2通信制御部234と、出力制御部235とを備える。
車両側入力判定部231は、後述する車両側入力受付部250又は車載スイッチ入力受付部280からプロセッサ230が取得したユーザからの入力を表す情報を、車両側入力受付部250から取得したユーザからの入力を表す情報か、車載スイッチ入力受付部280から取得したユーザからの入力を表す情報かを判定する。車両側入力判定部231は、プロセッサ230が取得したユーザからの入力を表す情報が、車載スイッチ入力受付部280から取得した情報であった場合、その情報を音源の切り替えを指示する情報として、後述する音源切替部236へ出力する。また、車両側入力判定部231は、プロセッサ230が取得したユーザからの入力を表す情報が、車両側入力受付部250から取得した情報であった場合、その情報を車両側第2通信制御部234へ出力する。車両側入力受付部250から取得したユーザからの入力を表す情報とは、車両側入力受付部250がユーザから受け付けた操作を表す情報(例えばタッチ操作された座標の情報)である。
音源切替部236は、車両側第2通信制御部234から、携帯型端末300のランチャーアプリが可視化している各種アプリケーションプログラムを示す情報を取得すると、取得した情報を、車両側記憶部240に記憶する。各種アプリケーションプログラムを示す情報とは、例えば、アプリケーションプログラムごとの車両側第1通信制御部233と通信が可能であることを示す情報や、アプリケーションプログラムごとに車両側第1通信制御部233との間で行われた通信に関する情報などである。音源切替部236は、この情報に基づいて、音源の切り替え先の候補を生成する。
また、音源切替部236は、車両側入力判定部231から、音源の切り替えを指示する情報を取得すると、取得した情報と、車両側記憶部240に記憶されている各種アプリケーションプログラムを示す情報に基づいて生成された音源の切り替え先の候補とに基づいて、車載ディスプレイ装置200の音源を切り替える。音源切替部236は、例えば、音源の切り替えの候補として、FMラジオと、AMラジオと、携帯型端末300の各種アプリケーションプログラムとを音源の切り替え先の候補として生成する。また、音源切替部236は、音源を切り替える際、携帯型端末300の各種アプリケーションプログラムが選択されると、選択されたアプリケーションプログラムへの音源の切り替えを指示する情報を、車両側第1通信制御部233に出力する。選択されたアプリケーションプログラムへの音源の切り替えを指示する情報は、例えば、選択されたアプリケーションプログラムを識別する情報を含み、以下では、選択アプリ音源切替情報と称する。
車両側情報提供部232は、例えば、車両側第1通信部210によって携帯型端末300に車両情報を提供するための機能部であり、無線通信によって選択アプリ音源切替情報等の車両から取得可能な車両情報を送受信するための専用プロトコルに基づいた動作を行う。車両側情報提供部232は、音源切替部236からの選択アプリ音源切替情報を取得すると、取得した選択アプリ音源切替情報を携帯型端末300へ出力する。この時、車両側情報提供部232は、取得した選択アプリ音源切替情報を車両側第1通信制御部233に出力し、車両側第1通信部210によって送信可能なPDU(Protocol Data Unit)に変換させてから携帯型端末300へ送信させる。なお、車両側情報提供部232と車両側第1通信制御部233とは、統合された機能部であってもよい。
車両側第1通信制御部233は、車両側情報提供部232から取得した選択アプリ音源切替情報を、車両側第1通信部210によって送信可能なPDUに変換する。そして、車両側第1通信制御部233は、変換したPDUを、車両側第1通信部210に携帯型端末300へ送信させる。
車両側第2通信制御部234は、車両側第2通信部220によって送受信可能なPDUに変換された情報であって、携帯型端末300から取得する各種画像や音声に関する情報を、車載ディスプレイ装置200で取り扱い可能な形式の情報に変換する。また、車両側第2通信制御部234は、後述する車両側入力受付部250から取得するユーザからの入力を表す情報を、車両側第1通信部210によって送受信可能なPDUに変換し、車両側第2通信部220に、変換したPDUを携帯型端末300へ送信させる。また、車両側第2通信制御部234は、車両側第2通信部220を介して、携帯型端末300の携帯側第2通信部320(通信部)から、上述した携帯型端末300のランチャーアプリが可視化している各種アプリケーションプログラムを示す情報を取得し、取得した情報を音源切替部236に出力する。
出力制御部235は、車両側第2通信制御部234が取扱い可能な形式に変換した画像を表示部260に出力して表示させ、変換した音声をスピーカ270に出力して吹鳴させる。また、出力制御部235は、音源切替部236が、AMラジオ、又は、FMラジオに音源を切り替えた場合、ラジオ受信部290からAMラジオ、又はFMラジオの音声信号を取得し、取得した音声信号に基づいて、スピーカ270で音声を再生させる。
車両側記憶部240は、例えば、RAMやレジスタ、あるいは、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等を含む。車両側記憶部240は、プロセッサ230が実行する各種プログラムを記憶する。
車両側入力受付部250は、例えば、タッチパネルであるが、車載ディスプレイ装置200に搭載されている各種ボタンやスイッチなどを含んでもよい。車両側入力受付部250は、ユーザからの入力を受け付け、受け付けた操作を表す情報(例えばタッチ操作された座標の情報)を、プロセッサ230に出力する。
表示部260は、例えば、液晶ディスプレイパネル、あるいは、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイパネルである。表示部260は、出力制御部235から取得した画像を表示する。
スピーカ270は、出力制御部235から取得した音声を吹鳴する。
車載スイッチ入力受付部280は、CAN通信によって車載スイッチ100から、ユーザからの入力を受け付け、受け付けたユーザからの入力を表す情報を、プロセッサ230へ出力する。
ラジオ受信部290は、AMラジオ放送や、FMラジオ放送等のラジオ放送の音声信号を受信するアンテナ及びアンテナ回路、同調回路、検波回路、出力回路を有し、受信したラジオ放送の音声信号を、プロセッサ230に出力する。
携帯型端末300は、例えば、携帯側第1通信部310と、携帯側第2通信部320と、プロセッサ330と、携帯側記憶部340と、携帯側入力受付部350と、表示部360と、スピーカ370と、外部通信部380とを備える。携帯側第1通信部310は、車両側第1通信部210と同様、ブルートゥース規格に基づいた無線通信を行う無線通信モジュールであり、車両側第1通信部210との間で通信を行う。
携帯側第2通信部320は、車両側第2通信部220と同様、HDMI(登録商標)規格に基づく通信を行うためのハードウェアと、USB規格に基づく通信を行うためのハードウェアを備える。すなわち、車載ディスプレイ装置200と携帯型端末300とは、車両側第2通信部220と携帯側第2通信部320とが、HDMI(登録商標)ケーブル、又はUSBケーブルによって物理的に接続されることで、HDMI(登録商標)規格に基づく通信、又はUSB規格に基づく通信によって各種画像や音声、ユーザからの入力を表す情報を送受信することができる。
プロセッサ330は、例えば、CPUである。プロセッサ330は、後述する携帯側記憶部340に格納された各種プログラムを実行する。プロセッサ330が実行するプログラムは、例えば、アプリケーション機能部331として、プロセッサ330に実行された各種アプリケーションプログラムを含む。
アプリケーション機能部331は、プロセッサ330が実行している各種アプリケーションプログラムである。アプリケーション機能部331は、携帯側第1通信部310、携帯側第2通信部320、携帯側入力受付部350などから取得した各種情報に基づいて、以下の動作を行う。アプリケーション機能部331は、表示部170に表示するための画像を生成する。また、アプリケーションプログラム131は、スピーカ180で発するための音声を生成する。そして、アプリケーション機能部331は、携帯側記憶部340に記憶されている音楽データの音声を再生する。さらに、アプリケーション機能部331は、インターネットラジオ放送のデータを外部通信部380から受信し、受信したデータの音声を再生する。アプリケーション機能部331は、生成した画像を表示部360に表示させ、再生した音声をスピーカ180に出力して吹鳴させる。
アプリケーション機能部331は、複数のアプリケーションプログラムを同時に動作させることができる。ここで、表示部360の最前面に表示される画像を生成しているアプリケーションプログラムを、フォアグラウンドアプリケーションと称する。また、表示部360に表示されていないが、プロセッサ330で実行されて動作しているアプリケーションプログラムを、バックグラウンドアプリケーションと称する。アプリケーション機能部331は、フォアグラウンドアプリケーションとして動作中のアプリケーションプログラムの画像及び音声を、携帯側第2通信部320を介して、車載ディスプレイ装置200の車両側第2通信部220へ送信する。また、アプリケーション機能部331は、プロセッサ330が実行中の各種アプリケーションプログラムを識別する情報を、携帯側第2通信部320を介して、車両側第2通信部220へ送信する。
携帯側記憶部340は、例えば、フラッシュメモリやRAM(Random Access Memory)、レジスタ等を含む。携帯側記憶部340は、プロセッサ330が実行する各種プログラムを記憶する。
携帯側入力受付部350は、例えば、タッチパネルであるが、各種ボタンやスイッチなどを含んでもよい。携帯側入力受付部350は、ユーザからの入力を受け付け、受け付けた操作を表す情報を、プロセッサ330に出力する。
表示部360は、例えば、液晶ディスプレイパネル、あるいは、有機ELディスプレイパネルである。表示部360は、アプリケーション機能部331で動作しているフォアグラウンドアプリケーションが生成した画像を表示する。なお、携帯側入力受付部350と、表示部360とは、一体化されたタッチパネル付ディスプレイであってもよい。
スピーカ370は、アプリケーション機能部331で動作しているフォアグラウンドアプリケーションが再生した音声を吹鳴する。
外部通信部380は、アンテナや変調部、符号化/復調部、アップ/ダウンコンバータなどを含む。外部通信部190は、移動体通信網や無線LANを介した通信を行うことで、例えば、インターネット上に存在する各種サーバとの間で情報の送受信を行う。
次に、図3、4を参照することで、アプリケーション機能部331で動作している各種アプリケーションプログラムのソフトウェア構造を説明する。図3は、図2で示した携帯型端末300のプロセッサ330が実現する各種アプリケーションプログラムのソフトウェア構造の一例を示す図である。携帯型端末300では、プロセッサ330が各種アプリケーションプログラムを実行することで、アプリapp1〜appNが稼働することができる。アプリapp1は、ランチャーアプリであり、車載ディスプレイ装置200と通信可能な各種アプリケーションプログラムをリンク集として可視化する。すなわち、アプリapp1は、リンク先をアイコン等で表現した画像を表示部360に表示させる。
アプリapp2は、アプリapp1が備える後述する携帯側通信制御部APMを介して、アプリapp2が再生する音声を車載ディスプレイ装置200に送信する音楽アプリケーションプログラムであり、以下では専用通信制御対応音楽アプリと称する。アプリapp3は、アプリapp1を介さずに、直接携帯側第2通信部320を介してアプリapp3が再生する音声を車載ディスプレイ装置200に送信する音楽アプリケーションプログラムであり、以下では、専用通信制御非対応音楽アプリと称する。アプリapp3は、携帯側通信制御部APMによって行われる通信を規定するための専用プロトコルとは異なる独自のプロトコルによって、携帯側第2通信部320を介して車載ディスプレイ装置200との通信を行う。そのため、従来の車載ディスプレイ装置では、車載スイッチ100による音源の切り替え操作によって、携帯型端末300のアプリapp3を選択してしまうと、上述した独自のプロトコルによって通信が行われるアプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムは、車載ディスプレイ装置で認識することができなくなり、その後、車載スイッチ100による音源の切り替え操作によって専用通信制御対応音楽アプリが選択候補から消えてしまい、選択することができなくってしまう。
アプリappNは、携帯型端末300に内蔵されている音楽アプリケーションプログラムであり、アプリapp2と同様に、携帯側通信制御部APMを介してアプリappNが再生する音声を車載ディスプレイ装置200に送信する。また、アプリappNは、他の音声を再生するアプリケーションとは異なり、プロセッサ330に一度でも実行されると、フォアグラウンドアプリケーションであるかバックグラウンドアプリケーションであるかに関わらず、他の音声を再生するアプリケーションが再生する音声よりもアプリappNが再生する音声を優先してスピーカ370や車載ディスプレイ装置200へと出力する場合がある。以下では、この優先的な音声の出力を、アプリappNの音声出力優先権と称し、アプリappNは、音声出力優先権を有するものとして説明する。
携帯型端末300は、アプリappNが音声出力優先権を持つため、アプリappNを動作させた携帯型端末300は、アプリappNの動作を終了させる、又は、アプリappNの音声の再生を停止(停止を含む)させない限り、アプリappNとは別のアプリケーションプログラムの音声を、スピーカ370や車載ディスプレイ装置200に出力することができない。
なお、図3に示した例では、アプリケーション機能部331は、音楽アプリケーションプログラムのみを含んでいるように描いたが、これに限られず、例えば、カーナビゲーションアプリやインターネットラジオアプリケーション等を含んでいてもよい。
また、図3に示した例では、アプリapp1は、携帯側情報提供部LPAと、携帯側通信制御部APM(通信制御部)と、携帯側入力判定部332と、アプリ切替部334(切替部)と、音声再生停止制御部336(音声制御部)とを備える。携帯側情報提供部LPAは、携帯側第1通信部310によって選択アプリ音源切替情報を受信するための機能部であり、車両情報を送受信するための専用プロトコルによって構成される。携帯側情報提供部LPAは、携帯側通信制御部APMを介して、車載ディスプレイ装置200から選択アプリ音源切替情報を受信する。なお、携帯側情報提供部LPAは、選択アプリ音源切替情報だけではなく、他の車両情報、例えば、自動車Carの速度やエンジンの回転速度、排気音等を、携帯側通信制御部APMを介して送受信してもよい。
携帯側通信制御部APMは、無線通信によって送受信可能なPDUに変換された選択アプリ音源切替情報を受信する。また、携帯側通信制御部APMは、車両側第2通信部220に送信する各種画像や音声、各種アプリケーションプログラムを識別する情報を、有線通信を行う携帯側第2通信部320によって送受信可能なPDUに変換して、変換したPDUを車両側第2通信部220に送信する。また、携帯側通信制御部APMは、車両側第2通信部220から、ユーザからの入力を表す情報であって、携帯側第2通信部320によって送受信可能なPDUに変換された情報を、携帯側第2通信部320を介して取得する。
アプリ切替部334は、携帯側情報提供部LPAが取得した選択アプリ音源切替情報に基づいて、フォアグラウンドアプリケーションを切り替える。具体的には、アプリ切替部334は、選択アプリ音源切替情報に含まれるアプリケーションを識別する情報に基づいて、動作中のアプリapp2〜appNを、フォアグラウンドアプリケーションからバックグラウンドアプリケーション、又は、バックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションへと切り替える制御を行う。なお、アプリ切替部334は、アプリ切替部334が選択アプリ音源切替情報に含まれるアプリケーションを識別する情報が、現在フォアグラウンドアプリケーションとして動作しているアプリケーションプログラムを示している場合、フォアグラウンドアプリケーションを保持する。
アプリ切替部334が、選択アプリ音源切替情報に含まれるアプリケーションを識別する情報に基づいてフォアグラウンドアプリケーションを切り替えるため、携帯型端末300は、車載スイッチ100によって音源の切り替え先として、一旦、アプリapp3のような専用通信制御非対応音楽アプリがフォアグラウンドアプリケーションとして選択された場合であっても、次の音源の切り替え操作によって、フォアグラウンドアプリケーションを専用通信制御対応音楽アプリに切り替えることができる。
音声再生停止制御部336は、アプリ切替部334によってフォアグラウンドアプリケーションからバックグラウンドアプリケーションへと切り替わったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止し、バックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションへと切り替わったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させる。ここで、音声再生停止制御部336は、例えば、後述する音声再生開始部338(音声制御部)を制御することができる専用のAPI(Application Programming Interface)を用いて、音声の再生を開始させる。
アプリapp2〜appNは、音声再生開始部338の機能を有する。音声再生開始部338は、音声再生停止制御部336が用いる専用のAPIによる音声再生開始の要求を、音声再生停止制御部336から取得した場合、音声の再生を開始する。
上述した音声再生停止制御部336(音声制御部)と音声再生開始部338(音声制御部)との機能によって、携帯型端末300は、車載スイッチ100によって音源の切り替え先として、一旦、アプリappNのような音声出力優先権を持つ携帯型端末内蔵音楽アプリがフォアグラウンドアプリケーションとして選択された場合であっても、次の音源の切り替え操作によって、音声出力優先権を持つ携帯型端末内蔵音楽アプリの音声の再生を停止させることができる。そして、携帯型端末300は、フォアグラウンドアプリケーションの音声を再生することができる。
このように、図3に示した例では、車載ディスプレイ装置200から取得した選択アプリ音源切替情報に基づいて、ランチャーアプリであるアプリapp1のアプリ切替部334が、フォアグラウンドアプリケーションを切り替え、音声再生停止制御部336がバックグラウンドアプリケーションの音声の再生を停止し、フォアグラウンドアプリケーションの音声の再生を開始する。
図4は、図2で示した携帯型端末300のプロセッサ330が実現する各種アプリケーションプログラムのソフトウェア構造の他の例を示す図である。図4で示した例では、アプリapp1が携帯側通信制御部APMと携帯側情報提供部LPAとの機能を有し、アプリapp2〜appNがアプリ切替部334と音声再生停止制御部336と音声再生開始部338との機能を有する。従って、アプリapp1は、車載ディスプレイ装置200から選択アプリ音源切替情報を取得し、取得した選択アプリ音源切替情報を、アプリapp2〜appNへと出力する。
アプリapp2〜appNは、取得した選択アプリ音源切替情報に基づいて、フォアグラウンドアプリケーションからバックグラウンドアプリケーション、又は、バックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションへと切り替えを行う。そして、アプリapp2〜appNは、アプリ切替部334、音声再生停止制御部336、音声再生開始部338によってフォアグラウンドアプリケーションからバックグラウンドアプリケーションへと切り替わったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止し、バックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションへと切り替わったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させる。
このように、図3に示した例では、ランチャーアプリであるアプリapp1が、車載ディスプレイ装置200から選択アプリ音源切替情報を取得するが、フォアグラウンドアプリケーションの切り替えや、バックグラウンドアプリケーションの音声の再生の停止、フォアグラウンドアプリケーションの音声の再生を開始については、アプリapp2〜appNのそれぞれのアプリケーションプログラムが行う。
次に、図5、6を参照することで、電子通信システム1における車載ディスプレイ装置200と携帯型端末300との間の音源切り替え時における動作の流れを説明する。図5は、携帯型端末300のフォアグラウンドアプリケーションが、専用通信制御非対応音楽アプリであるアプリapp3であった場合における音源切り替え時の車載ディスプレイ装置200と携帯型端末300の動作の流れの一例を説明するシーケンス図である。
(ステップS400)まず、車載ディスプレイ装置200は、車載スイッチ入力受付部280によりユーザから音源の切り替えを指示する情報を受け付ける。以下では、ステップS400において車載スイッチ入力受付部280が受け付けた情報は、FMラジオへの音源の切り替えを示していたものとして説明する。
(ステップS420)次に、車載ディスプレイ装置200は、受け付けた音源の切り替えを指示する情報に基づいて、FMラジオの音声の再生を開始し、スピーカ270からFMラジオの音声を吹鳴させる。
(ステップS440)次に、車載ディスプレイ装置200は、再び、車載スイッチ入力受付部280によりユーザから音源の切り替えを指示する情報を受け付ける。以下では、ステップS440において車載スイッチ入力受付部280が受け付けた情報は、専用通信制御非対応音楽アプリであるアプリapp3への音源の切り替えを示していたものとして説明する。
(ステップS460)次に、車載ディスプレイ装置200の音源切替部236は、音源の切り替えを指示する情報として、音源を携帯型端末300のアプリapp3への音源の切り替えを指示する情報を取得したため、音源を携帯型端末300から取得する音声に切り替える。
そして、車載ディスプレイ装置200の音源切替部236は、ステップS460で取得したアプリapp3を識別する情報を含む選択アプリ音源切替情報を、携帯型端末300へと送信する。
(ステップS480)次に、携帯型端末300のアプリ切替部334は、受信した選択アプリ音源切替情報を取得するが、現在、フォアグラウンドアプリケーションとして動作しているアプリケーションプログラムがアプリapp3であったため、現在の状態を保持する。
(ステップS500)次に、携帯型端末300は、フォアグラウンドアプリケーションとして動作しているアプリapp3の音声を再生し、再生した音声を車載ディスプレイ装置200へと送信する。
(ステップS520)次に、車載ディスプレイ装置200は、携帯型端末300から受信したアプリapp3が再生している音声を、スピーカ270に吹鳴させる。
(ステップS540)次に、車載ディスプレイ装置200は、再び、車載スイッチ入力受付部280によりユーザから音源の切り替えを指示する情報を受け付ける。以下では、ステップS540において車載スイッチ入力受付部280が受け付けた情報は、専用通信制御対応音楽アプリであるアプリapp2への音源の切り替えを示していたものとして説明する。
(ステップS560)次に、車載ディスプレイ装置200の音源切替部236は、音源の切り替えを指示する情報として、音源を携帯型端末300のアプリapp2への音源の切り替えを指示する情報を取得したため、音源を携帯型端末300から取得する音声のまま保持する。そして、車載ディスプレイ装置200の音源切替部236は、ステップS540で取得したアプリapp2を識別する情報を含む選択アプリ音源切替情報を、携帯型端末300へと送信する。
(ステップS580)次に、携帯型端末300のアプリ切替部334は、受信した選択アプリ音源切替情報に含まれるアプリapp2を識別する情報に基づいて、フォアグラウンドアプリケーションをアプリapp3からアプリapp2へと切り替える。
(ステップS600)次に、携帯型端末300の音声再生停止制御部336は、フォアグラウンドアプリケーションからバックグラウンドアプリケーションへと切り替わったアプリapp3の音声の再生を停止させる。そして、携帯型端末300の音声再生停止制御部336と音声再生開始部338とは、バックグラウンドアプリケーションから、フォアグラウンドアプリケーションへと切り替わったアプリapp2の、音声の再生を開始させる。
(ステップS620)次に、携帯型端末300は、フォアグラウンドアプリケーションとして動作し、音声を再生しているアプリapp2の音声を、車載ディスプレイ装置200へと送信する。
(ステップS640)次に、車載ディスプレイ装置200は、携帯型端末300から受信したアプリapp2が再生している音声を、スピーカ270に吹鳴させる。
このように、携帯型端末300は、車載ディスプレイ装置200が受け付けたユーザからの音源の切り替え操作によって、アプリケーションプログラムを識別する情報を含む選択アプリ音源切替情報を受信し、受信した選択アプリ音源切替情報に基づいて、アプリ切替部334が携帯型端末300で実行しているフォアグラウンドアプリケーションを切り替えることができる。従って、携帯型端末300は、専用通信制御非対応音楽アプリを音源として選択してしまった後であっても、フォアグラウンドアプリケーションを専用通信制御対応音楽アプリに切り替えることができる。
図6は、携帯型端末300のフォアグラウンドアプリケーションが、携帯型端末内蔵音楽アプリであるアプリappNであった場合における音源切り替え時の車載ディスプレイ装置200と携帯型端末300の動作の流れの一例を説明するシーケンス図である。
(ステップS700)まず、車載ディスプレイ装置200は、車載スイッチ入力受付部280によりユーザから音源の切り替えを指示する情報を受け付ける。以下では、ステップS400において車載スイッチ入力受付部280が受け付けた情報は、FMラジオへの音源の切り替えを示していたものとして説明する。
(ステップS720)次に、車載ディスプレイ装置200は、受け付けた音源の切り替えを指示する情報に基づいて、FMラジオの音声の再生を開始し、スピーカ270からFMラジオの音声を吹鳴させる。
(ステップS740)次に、車載ディスプレイ装置200は、再び、車載スイッチ入力受付部280によりユーザから音源の切り替えを指示する情報を受け付ける。以下では、ステップS440において車載スイッチ入力受付部280が受け付けた情報は、携帯型端末内蔵アプリであるアプリappNへの音源の切り替えを示していたものとして説明する。
(ステップS760)次に、車載ディスプレイ装置200の音源切替部236は、音源の切り替えを指示する情報として、音源を携帯型端末300のアプリappNへの音源の切り替えを指示する情報を取得したため、音源を携帯型端末300から取得する音声に切り替える。
そして、車載ディスプレイ装置200の音源切替部236は、ステップS760で取得したアプリappNを識別する情報を含む選択アプリ音源切替情報を、携帯型端末300へと送信する。
(ステップS780)次に、携帯型端末300のアプリ切替部334は、受信した選択アプリ音源切替情報を取得するが、現在、フォアグラウンドアプリケーションとして動作しているアプリケーションプログラムがアプリappNであったため、現在の状態を保持する。
(ステップS800)次に、携帯型端末300は、フォアグラウンドアプリケーションとして動作しているアプリappNの音声を再生し、再生した音声を車載ディスプレイ装置200へと送信する。
(ステップS820)次に、車載ディスプレイ装置200は、携帯型端末300から受信したアプリappNが再生している音声を、スピーカ270に吹鳴させる。
(ステップS840)次に、車載ディスプレイ装置200は、再び、車載スイッチ入力受付部280によりユーザから音源の切り替えを指示する情報を受け付ける。以下では、ステップS840において車載スイッチ入力受付部280が受け付けた情報は、専用通信制御対応音楽アプリであるアプリapp2への音源の切り替えを示していたものとして説明する。
(ステップS860)次に、車載ディスプレイ装置200の音源切替部236は、音源の切り替えを指示する情報として、音源を携帯型端末300のアプリapp2への音源の切り替えを指示する情報を取得したため、音源を携帯型端末300から取得する音声のまま保持する。そして、車載ディスプレイ装置200の音源切替部236は、ステップS840で取得したアプリapp2を識別する情報を含む選択アプリ音源切替情報を、携帯型端末300へと送信する。
(ステップS880)次に、携帯型端末300のアプリ切替部334は、受信した選択アプリ音源切替情報に含まれるアプリapp2を識別する情報に基づいて、フォアグラウンドアプリケーションをアプリappNからアプリapp2へと切り替える。
(ステップS900)次に、携帯型端末300の音声再生停止制御部336は、フォアグラウンドアプリケーションからバックグラウンドアプリケーションへと切り替わったアプリappNの音声の再生を停止させる。そして、音声再生停止制御部336と音声再生開始部338とは、バックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションへと切り替わったアプリapp2の音声の再生を開始させる。
(ステップS920)次に、携帯型端末300は、フォアグラウンドアプリケーションとして動作し、音声を再生しているアプリapp2の音声を、車載ディスプレイ装置200へと送信する。
(ステップS940)次に、車載ディスプレイ装置200は、携帯型端末300から受信したアプリapp2が再生している音声を、スピーカ270に吹鳴させる。
このように、携帯型端末300は、車載ディスプレイ装置200が受け付けたユーザからの音源の切り替え操作によって、アプリケーションプログラムを識別する情報を含む選択アプリ音源切替情報を受信する。そして、携帯型端末300は、受信した選択アプリ音源切替情報に基づいて、アプリ切替部334が携帯型端末300で実行しているフォアグラウンドアプリケーションを、切り替えることができる。また、携帯型端末300は、音声再生停止制御部336が、フォアグラウンドアプリケーションから、バックグラウンドアプリケーションへと切り替わったアプリケーションプログラムの、音声の再生を停止させる。また、携帯型端末300は、音声再生停止制御部336と音声再生開始部338とが、バックグラウンドアプリケーションから、フォアグラウンドアプリケーションへと切り替わったアプリケーションプログラムの、音声の再生を開始させる。それ故、携帯型端末300は、音声出力優先権を持つような携帯型端末内蔵音楽アプリから、専用通信制御対応音楽アプリへの音源の切り替え時に、専用通信制御対応音楽アプリの画像のみを車載ディスプレイ装置200の表示部260に表示させ、スピーカ270から携帯型端末内蔵音楽アプリの音声を再生させてしまうことを防止することができる。
次に、図7から図9を参照することで、従来の一般的な携帯型端末と車載ディスプレイ装置との間で行うことが可能であった動作と、本発明の一態様である携帯型端末300と車載ディスプレイ装置200との間で行うことが可能な動作を比較し、本発明によって得られる効果について説明する。図7は、比較対象となる従来の一般的な携帯型端末と車載ディスプレイ装置との間で行うことが可能であった動作と、その問題点の一例を説明する図である。
以下では、携帯型端末は、車載ディスプレイ装置と通信可能に接続された後、まずランチャーアプリが起動したものとして説明する。なお、時間の流れは、図7において、向かって右側に進んでいるものとする。また、動作act1〜4は、ユーザが車載ディスプレイ装置に対して行った音源の切り替え操作と、その操作が行われたタイミングを表している。携帯型端末の表示は、ランチャーアプリが起動された直後、フォアグラウンドアプリケーションがランチャーアプリであるため、ランチャーアプリが表示されている。
その後、動作act1のタイミングで、ユーザが車載ディスプレイ装置に専用通信制御対応音楽アプリへと音源を切り替える操作を行った場合、携帯型端末では、ランチャーアプリがバックグラウンドアプリケーションに切り替わり、フォアグラウンドアプリケーションが専用通信制御対応音楽アプリに切り替わるので、携帯型端末の表示もそれに伴い、専用通信制御対応音楽アプリの画像となる。この時、車載ディスプレイ装置で吹鳴される音声は、専用通信制御対応音楽アプリが再生する音声である。
次に、動作act2のタイミングで、ユーザが車載ディスプレイ装置にFMラジオへと音源を切り替える操作を行った場合、車載ディスプレイ装置の音源は、車載ディスプレイ装置のFMラジオに切り替わる。FMラジオの再生は、車載ディスプレイ装置の機能によって行われるので、携帯型端末のフォアグラウンドアプリケーションは、専用通信制御対応音楽アプリのまま保持され、携帯型端末の表示も専用通信制御対応音楽アプリの画像のまま保持される。また、バックグラウンドアプリケーションは、ランチャーアプリのまま保持される。一方、車載ディスプレイ装置の音声は、FMラジオの音声に切り替わる。
次に、動作act3のタイミングで、ユーザが車載ディスプレイ装置に専用通信制御非対応音楽アプリへと音源を切り替える操作を行った場合、車載ディスプレイ装置の音源は、携帯型端末で再生される音声に切り替わる。携帯型端末では、専用通信制御対応音楽アプリがバックグラウンドアプリケーションへと切り替わり、フォアグラウンドアプリケーションが専用通信制御非対応音楽アプリに切り替わるので、携帯型端末の表示もそれに伴い、専用通信制御非対応音楽アプリの画像となる。この時、車載ディスプレイ装置で再生される音声は、専用通信制御非対応音楽アプリが再生する音声である。
そして、動作act4のタイミングで、ユーザが車載ディスプレイ装置に専用通信制御対応音楽アプリへと音源を切り替える操作を行おうとした場合、図7で示した従来の携帯型端末では、フォアグラウンドアプリケーションを専用通信制御対応音楽アプリに切り替えることができない場合がある。このような現象は、前述したように、専用通信制御非対応音楽アプリが、フォアグラウンドアプリケーションに切り替わる際、直前までフォアグラウンドアプリケーションとして動作していた専用通信制御対応音楽アプリの存在を、従来の車載ディスプレイ装置が認識できなくなってしまうことによって生じる。
図8は、比較対象となる従来の一般的な携帯型端末と車載ディスプレイ装置との間で行うことが可能であった動作と、その問題点の他の例を説明する図である。以下では、携帯型端末は、車載ディスプレイ装置と通信可能に接続された後、まずランチャーアプリが起動したものとして説明する。なお、時間の流れは、図8に向かって右側に進んでいるものとする。また、動作act1a〜4aは、ユーザが車載ディスプレイ装置に対して行った音源の切り替え操作と、その操作が行われたタイミングを表している。ここで、図8に示した例は、動作act3aで示したタイミングの直前までは、図7と同様の説明となるので、詳細な説明を省略する。
車載ディスプレイ装置の音源は、動作act3aのタイミングで、ユーザが車載ディスプレイ装置に携帯型端末内蔵アプリへと音源を切り替える操作を行った場合、携帯型端末で再生される音声に切り替わる。携帯型端末では、バックグラウンドアプリケーションとして携帯型端末内蔵音楽アプリが起動して音声の再生を行う。また、携帯型端末では、フォアグラウンドアプリケーションが保持され、携帯型端末の表示もそれに伴い保持される。この時、車載ディスプレイ装置で吹鳴される音声は、携帯型端末内蔵音楽アプリが再生する音声である。
そして、動作act4aのタイミングで、ユーザが車載ディスプレイ装置に専用通信制御対応音楽アプリへと音源を切り替える操作を行おうとした場合、図8で示した従来の携帯型端末では、フォアグラウンドアプリケーションが専用通信制御対応音楽アプリのまま保持されているが、携帯型端末内蔵音楽アプリが音声出力優先権を持つため、車載ディスプレイ装置のスピーカから再生される音声は、携帯型端末内蔵音楽アプリのまま保持されてしまう。
これに対し、図9は、本発明の一態様である携帯型端末300と車載ディスプレイ装置200との間で行われる動作の例を説明する図である。以下では、携帯型端末300は、車載ディスプレイ装置200と通信可能に接続された後、まずランチャーアプリが起動したものとして説明する。なお、時間の流れは、図9に向かって右側に進んでいるものとする。また、動作act1b〜4bは、ユーザが車載ディスプレイ装置に対して行った音源の切り替え操作と、その操作が行われたタイミングを表している。ここで、図9に示した例は、動作act4bで示したタイミングの直前までは、図7と同様の説明となるので、詳細な説明を省略する。
携帯型端末300は、動作act4bのタイミングで、ユーザが車載ディスプレイ装置に専用通信制御対応音楽アプリへと音源を切り替える操作を行おうとした場合、バックグラウンドアプリケーションとして動作していた専用通信制御対応音楽アプリをフォアグラウンドアプリケーションに切り替え、フォアグラウンドアプリケーションとして動作していた専用通信制御非対応音楽アプリをバックグラウンドアプリケーションに切り替える。
また、携帯型端末300は、動作act4bのタイミングで、専用通信制御非対応音楽アプリの音声の再生を停止させ、専用通信制御非対応音楽アプリの音声の再生が停止した後、専用通信制御対応音楽アプリの音声の再生を開始させる。
このようにして、本発明の一態様である携帯型端末300と、携帯型端末300と接続された車載ディスプレイ装置200とは、図7で示した従来の携帯型端末において、フォアグラウンドアプリケーションを専用通信制御対応音楽アプリに切り替えることができないという問題を解決することができる。また、図8で示した従来の携帯型端末において、携帯型端末内蔵音楽アプリが音声出力優先権を持つため、車載ディスプレイ装置のスピーカから再生される音声は、携帯型端末内蔵音楽アプリのまま保持されてしまうという問題を解決することができる。
次に、図10を参照することで、車載スイッチ100による音源の切り替え操作と、音源の切り替えの前後における車載ディスプレイ装置200で表示される画像及び再生される音声の遷移について説明する。図10は、車載スイッチ100による音源の切り替え操作と、音源の切り替えの前後における車載ディスプレイ装置200で表示される画像及び再生される音声の遷移を説明するための概念図である。
例えば、行rw1を参照すると、音源の切り替え前における車載ディスプレイ装置200の状態は、表示部260の画面に、車載ディスプレイ装置200で動作しているナビゲーション(図10における車載ナビゲーション)の画像が表示され、スピーカ270からFMラジオが再生されている。また、この時点での携帯型端末300のフォアグラウンドアプリケーションは、音楽アプリ(例えば、専用通信制御対応音楽アプリ)である。ここで、ユーザが車載スイッチ100によって、音源を携帯型端末300の音楽アプリへ切り替えると、音源の切り替え後における車載ディスプレイ装置200の状態は、表示部260の画面が車載ナビゲーションの画像のまま保持され、スピーカ270から再生する音声が、FMラジオから携帯型端末300のフォアグラウンドアプリケーションとして動作している音楽アプリへと切り替えられる。
また、行rw2を参照すると、音源の切り替え前における車載ディスプレイ装置200の状態は、表示部260の画面に、車載ディスプレイ装置200で動作しているFMラジオの情報(図10におけるFMソース)が表示され、スピーカ270からFMラジオが再生されている。また、この時点での携帯型端末300のフォアグラウンドアプリケーションは、携帯型端末300で動作しているナビゲーションアプリ(図10におけるナビアプリ)である。ここで、ユーザが車載スイッチ100によって、車載ディスプレイ装置200の音源を、携帯型端末300から再生される音声に切り替えようとして車載スイッチ100を操作した場合、車載ディスプレイ装置200では、音源の切り替え先の候補に携帯型端末300が再生する音声が含まれないため、ユーザは音源を携帯型端末300が再生する音声に切り替えることができない。このような現象は、携帯型端末300のフォアグラウンドアプリケーションが、音楽アプリではないために生じる。
このように、本発明の一態様である携帯型端末300は、車載ディスプレイ装置200が車両内で取得した音源の切り替えを指示する情報を受信し、受信した音源の切り替えを指示する情報に基づいて、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替え、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替え、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、さらに、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させるため、携帯型端末300にインストールされている音楽アプリケーションの規格に依存することなく、車載ディスプレイ装置200から取得した情報に基づいて、携帯型端末300のアプリケーションプログラムをスムーズに切り替えることができる。
また、携帯型端末300は、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替えを行うと共に、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替えを行った、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、該停止させた後、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させるため、携帯型端末300のアプリケーションプログラムをスムーズに切り替えるとともに、携帯型端末300で音声を再生するアプリケーションプログラムをスムーズに切り替えることができる。
また、携帯型端末300は、専用のAPI(Application Programming Interface)によって、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させるため、携帯型端末300ごとに規定されているAPIによる制御では、アプリケーションプログラムの音声の再生を開始させることができない状況であっても、当該アプリケーションプログラムの音声を再生させることができる。
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
1 電子通信システム、100 車載スイッチ、200 車載ディスプレイ装置、210 車両側第1通信部、220 車両側第2通信部、230 プロセッサ、231 車両側入力判定部、232 車両側情報提供部、233 車両側第1通信制御部、234 車両側第2通信制御部、235 出力制御部、236 音源切替部、240 車両側記憶部、250 車両側入力受付部、260 表示部、270 スピーカ、280 車載スイッチ入力受付部、290 ラジオ受信部、300 携帯型端末、310 携帯側第1通信部、320 携帯側第2通信部、330 プロセッサ、331 アプリケーション機能部、334 アプリ切替部、336 音声再生停止制御部、338 音声再生開始部、340 携帯側記憶部、350 携帯側入力受付部、360 表示部、370 スピーカ、380 外部通信部

Claims (8)

  1. 車載装置と通信を行う携帯型端末であって、
    前記車載装置から送信される音源の切り替えを指示する情報であって、前記音源となる自端末で実行されているアプリケーションプログラムを示す情報を包含した情報の受信と、自端末のフォアグラウンドで動作しているアプリケーションプログラムが再生した音声の前記車載装置への送信と、を制御する通信制御部と、
    前記受信した音源の切り替えを指示する情報に基づいて、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替えると共に、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替える切替部と、
    前記直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、該停止させた後、前記直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させる音声制御部と、
    を備える携帯型端末。
  2. 請求項1に記載の携帯型端末であって、
    前記音声制御部は、前記切替部により切り替えが行われた後、前記直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、該停止させた後、前記直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させる、
    携帯型端末。
  3. 請求項1または2に記載の携帯型端末であって、
    前記音声制御部は、専用のAPI(Application Programming Interface)によって、前記音声の再生を開始させる、
    携帯型端末。
  4. 車載装置と通信を行う携帯型端末の制御方法であって、
    前記車載装置から送信される音源の切り替えを指示する情報であって、前記音源となる自端末で実行されているアプリケーションプログラムを示す情報を包含した情報を受信することと、
    自端末のフォアグラウンドで動作しているアプリケーションプログラムが再生した音声を前記車載装置に送信することと、
    前記受信した音源の切り替えを指示する情報に基づいて、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替えると共に、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替えることと、
    前記直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、該停止させた後、前記直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させることと、を含む
    制御方法。
  5. 車載装置と通信を行う携帯型端末のコンピュータに、
    前記車載装置から送信される音源の切り替えを指示する情報であって、前記音源となる自端末で実行されているアプリケーションプログラムを示す情報を包含した情報を受信させる手順と、
    自端末のフォアグラウンドで動作しているアプリケーションプログラムが再生した音声を前記車載装置に送信させる手順と、
    前記受信した音源の切り替えを指示する情報に基づいて、直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替えさせ、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替えさせる手順と、
    前記直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を停止させ、該停止させた後、前記直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムの音声の再生を開始させる手順と、を実行させるための
    制御プログラム。
  6. 携帯型端末と通信を行う車載装置であって、
    前記携帯型端末のフォアグラウンドで動作しているアプリケーションプログラムが再生した音声を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した音声を出力する出力手段と、
    音源の切換を示す情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された音源の切り替えを指示する情報に基づいて、前記携帯型端末で実行されているアプリケーションプログラムを示す情報を包含した情報であって、前記携帯型端末において直前までフォアグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをバックグラウンドへと切り替えさせると共に、直前までバックグラウンドで動作中であったアプリケーションプログラムをフォアグラウンドへと切り替えさせるための情報を、前記携帯型端末に送信する送信手段と、
    を備える車載装置。
  7. 請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯型端末であって、
    前記自端末で実行されている少なくとも1つ以上のアプリケーションプログラムを示す情報を前記車載装置に送信する通信部をさらに有する
    携帯型端末。
  8. 請求項6に記載の車載装置であって、
    前記受信手段は前記携帯型端末で実行されている少なくとも1つ以上のアプリケーションプログラムを示す情報を前記携帯型端末から受信する
    車載装置。
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