JPWO2015008489A1 - 光信号処理装置 - Google Patents

光信号処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015008489A1
JPWO2015008489A1 JP2015527181A JP2015527181A JPWO2015008489A1 JP WO2015008489 A1 JPWO2015008489 A1 JP WO2015008489A1 JP 2015527181 A JP2015527181 A JP 2015527181A JP 2015527181 A JP2015527181 A JP 2015527181A JP WO2015008489 A1 JPWO2015008489 A1 JP WO2015008489A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
optical
optical signal
signal processing
waveguide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015527181A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6093444B2 (ja
Inventor
和則 妹尾
和則 妹尾
鈴木 賢哉
賢哉 鈴木
雄一郎 伊熊
雄一郎 伊熊
石井 雄三
雄三 石井
葉玉 恒一
恒一 葉玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Publication of JPWO2015008489A1 publication Critical patent/JPWO2015008489A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6093444B2 publication Critical patent/JP6093444B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/29Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the position or the direction of light beams, i.e. deflection
    • G02F1/31Digital deflection, i.e. optical switching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/516Details of coding or modulation
    • H04B10/548Phase or frequency modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/572Wavelength control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/021Reconfigurable arrangements, e.g. reconfigurable optical add/drop multiplexers [ROADM] or tunable optical add/drop multiplexers [TOADM]
    • H04J14/0212Reconfigurable arrangements, e.g. reconfigurable optical add/drop multiplexers [ROADM] or tunable optical add/drop multiplexers [TOADM] using optical switches or wavelength selective switches [WSS]

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

本発明は、1枚のレンズのみで複数のWSS機能部を集約可能である、低コストでアライメントが容易な光信号処理装置を提供する。第1入出力ポート群(101−1)に入力された光信号は、マイクロレンズアレイ(102)を経てコリメート光として空間に出射される。空間を伝搬する信号光は回折格子(103)によって波長分波され、レンズ(104)によって集光され、空間光変調器(105)のy軸方向対して図面の上側に集光することになる。空間光変調器(105)にて所望の位相変調を与えられて反射された光は、その位相設定に応じてy−z平面内にて所望の角度に偏向され、さらにレンズ(104)を再び通過することで任意のポートに光結合され、スイッチング動作が完了する。

Description

本発明は、光信号のまま信号処理を行う、複数の機能を集約した光信号処理装置に関する。
近年急速な進展を見せる大容量の光通信ネットワーク構築に伴い、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)通信技術が注目を集めるとともに設備の普及が進んでいるが、WDMノードにおいては光信号を直接制御せずに、一度電気信号に変換したのちに経路のスイッチングを行う方式が一般的である。
しかしながら、上記の方式ではノードにおける処理能力の高負荷化、通信速度律速、高消費電力化が課題として危惧されている。このため、電気スイッチングを介さず光信号のまま信号処理を行うためにROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)に代表されるようなトランスペアレントなネットワークシステムは重要度が増しており、従ってROADMを構成する光デバイス、例えば波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)および可変分散補償器(TODC:Tunable Optical Dispersion Compensator)等の開発は精力的に進められている。
WSSやTODC等の光信号処理デバイスにおける一般的な構成と動作原理を説明する。入力光ファイバから入力されたWDM信号は、コリメータにてコリメート光として空間を伝搬し、複数のレンズおよび波長分波するための回折格子を通過したのち、再びレンズを介して集光される。集光位置には光信号を所望の位相変化を与えるための空間光変調器(SLM:Spatial Light Modulator)が配置される。
このSLMとしてはMEMS(Micro−electro mechanical system)技術によるマイクロミラーアレイ、液晶セルアレイ、DMD(Digital mirror device)、LCOS(Liquid crystal on silicon)などが代表的なものとして挙げられ、これらによって各光信号は所望の位相変化を与えられ、反射する。反射された各光信号は、レンズを介して回折格子へと入射し波長合波された後、レンズを介して出力ファイバに結合する。
光信号処理デバイスをTODCに代表されるような補償デバイスとして用いる場合には入力ファイバと出力ファイバを兼用させ、サーキュレータを利用して補償前後の信号を分離させる手法が頻繁に用いられる。また、WSSのようなスイッチングデバイスは、少なくとも一本の入力ファイバの他、出力ファイバを複数本配置し、入力ファイバから入射した信号光がSLMを介して選択された出力ファイバから出射する構成とすることができる。SLMにて信号光を所望の角度に偏向することで反射された信号光が結合する出力ファイバを選択し、スイッチングを行うことができる。
WDMノードにおいては、上述のような光信号処理装置を複数個同時に実装する形態が開示されている(非特許文献1参照)。
図8に、従来のWSSを1ノードに複数個実装した光信号処理装置の構成を示す。光ノードに入射した光信号はWSS群801によって波長選択的にドロップもしくはスルーの経路を設定される。WSS群801にてドロップされた光信号は波長分波機能部群802によって波長応じて経路が決められ、受信機群803に入射して所望の受信機に到達する。一方で、この光ノードにおける送信機群804から送信された光信号は波長合波機能部群805を経て、WSS群806によって隣接するノードに向けて光信号は伝送される。
このような形態は光ノードへと入力する、もしくは光ノードから出力するポートの位置によって波長と方路が決定する(Colored/Directed)。このため、方式によってはより柔軟な機能を持たせるために波長分波機能部群802および波長合波機能部群805をWSS群に置き換えることで任意の波長の信号を送受信できるようにする方式(Colorless)や、波長分波機能部群802と受信機群803、送信機群804と波長合波機能部群805のそれぞれ間にマトリックススイッチ群を挿入することで、任意の方路からの信号を送受信できるようにする方式(Directionless)など、様々な形態が提案されている。
ここで、いずれの形態においても図8に示した波長クロスコネクト機能部807においてはアド用とドロップ用のWSSを1セットとして、方路数分のWSSセットが必要とされることが多い。このため、2台以上のWSS機能を1デバイスにまとめた低コストなN−in−1 WSSは初期導入費用の抑制、消費電力の低減、制御システムの負荷低減といった多くのメリットから非常に魅力的である。もちろん、1デバイスにまとめる機能としてはWSSがN台分の機能に限らず、またWSSやTODCなど異なる機能形態であっても効果が高い。
図9A、9Bに、複数の機能を集約した光信号処理装置の一般的な構成の概念図を示す。光信号処理装置に集約する機能としては2台分のWSS機能としており、回折格子によって波長分波される方向をx軸、光信号がファイバから出力される際の進行方向をz軸、x軸およびz軸に直交する向きをy軸と定義する。また、説明を簡単にするために1台のWSSにおける入力ポートを1本、出力ポートを2本としているが、本数および構成に関しては本説明に限定されるものではない(非特許文献2参照)。また、1台目のWSS機能部から出射された光信号の主光線を実線にて、2台目のWSS機能部から出射された光信号の主光線を破線にてそれぞれ表している。
まず、図9Aの構成について説明する。光信号への入出力については、入出力ポート群901を介して行うが、この入出力ポート群901は第1のWSS機能部に相当する第1入出力ポート群901−1と、第2のWSS機能部に相当する第2入出力ポート群901−2とに分けることができる。図9Aにおける構成では、第1入出力ポート群901−1は図9Aにおける下側3本にて、第2入出力ポート群901−2は上側3本にて例示されている。第1入出力ポート群901−1および第2入出力ポート群901−2のそれぞれから出射される光信号の進行方向はいずれも平行であり、この例ではz軸に一致する。
入出力ポート群901から空間に出射された光信号は、ポートに閉じ込められていたビーム径に応じた一定の開口数(NA:Numerical aperture)にて広がりながら伝搬する。一般的には、ポートから出射した光信号がコリメート光となるよう、入出力ポート群901は光ファイバアレイとマイクロレンズアレイ902の組み合わせによって実現されることが多い。空間を伝搬した光信号はWSS機能部ごとに分割配置されたレンズ群903によってフーリエ変換され、位置/角度変換される。この後、レンズ904を介してWSS機能部ごとに所定の角度にて回折格子905に入射することでx軸方向に波長分波され、さらにレンズ906を介して空間光変調器907上に集光される。
空間光変調器907はビームの偏向機能を有しており、このことから偏向角度を適切に制御することによって出力するポートを切り替えることが可能になる。このとき、第1入出力ポート群901−1に関わる光軸は、図9Aにおいて空間光変調器907の上側、第2入出力ポート群201−2に関わる光軸は、下側のある一点で交差するように光学設計されている。すなわち、WSS機能部ごとに、空間光変調器907上に集光する光信号はy軸方向に異なった位置に独立に集光することになる。空間光変調器907を用いて、WSS機能部ごとに独立に偏向角度を設定することで2台分のWSS機能を1台のデバイスで実現できる。
複数の機能を集約した光信号処理装置は図9Aのような構成に限られない。図9Bでは、図9Aの構成においけるレンズ群903およびレンズ904を省略した場合の構成例である。この例においても、第1入出力ポート群901−1および第2入出力ポート群901−2のそれぞれから出射される光信号の進行方向はいずれも平行であり、この例ではz軸に一致する。WSS機能部ごとに空間光変調器907上の異なった位置に集光させるために、これまで1枚構成であったレンズ906を2枚構成とし、それらを機能部ごとに分離配置することで、複数機能の集約が実現できる。
妹尾 外,"石英系平面光波回路に集積した波長選択スイッチ用空間ビーム変換器",電子部品・材料研究会12年8月期研究会,東北大学,信学技報,vol.112,no.182,CPM2012−78,pp.127−132. Dan M. Marom, et al., "Wavelength-Selective 1×K Switches Using Free-Space Optics and MEMS Micromirrors: Theory, Design, and Implementation," IEEE J. Lightwave Technology, 2005, Vol. 23, No. 4, pp.1620-1630
しかしながら、上記のような複数機能を集約した光信号処理装置を実現する上では、図9Aの構成例では、光学系の全長が長くなる、レンズを余分に用意する必要がある、などの観点からサイズ的にもコスト的にも不利となるという課題がある。
また図9Bの構成例では光学系の短尺化は可能である反面、y軸方向に関してスタックされる構造のレンズが必要となる。この点は設計、実装いずれに関しても大きなデメリットとなり得る。
例えば、y軸方向に分割したレンズ906には、第1入出力ポート群901−1から出た信号光と、第2入出力ポート群901−2から出た信号光とが、隣接するレンズに入らないように、レンズ906のy軸方向の厚さには十分なマージンが要求されるという課題がある。デバイス全体の厚さが全くの不問であるならば問題ないが、一般的に光通信用デバイスは厚さが非常に重要なパラメータとなっているため、y軸方向に不必要なマージンが積まれることは好ましくない。
加えて実装という点では2つのレンズを接着固定して配置することが簡便な実装形態であるが、特に入出力ポート群とのy軸方向の位置合わせにおいては高精度な実装が要求されるため、光学系のアライメントが容易ではないという課題がある。一方、2つのレンズを独立に保持する構造の場合にはアライメントが容易になるが、アライメントに関わる配置マージンの増加によってy軸方向の厚さが増すことになり、さらに部材の増加、信頼性の劣化なども懸念され、コストの増大に繋がるという課題がある。
以上から、第1入出力ポート群901−1および第2入出力ポート群901−2のそれぞれから出射される光信号の進行方向はいずれも平行である限り、レンズの分割配置は避けられず、結果として低コストとアライメントの簡略化が可能な構成方法が切望されている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、1枚のレンズのみで複数のWSS機能部を集約可能である、低コストでアライメントが容易な光信号処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様は、光信号処理装置であって、それぞれがN個(Nは1以上の整数)の入出力ポートを有するM個(Mは2以上の整数)の光入出力部と、前記M個の光入出力部から出射された光信号を波長分離する分光手段と、前記分光手段により波長毎に分光された光信号を各々に集光する集光手段と、前記集光手段により集光された光信号の各々に対し位相変調させる空間光変調手段と、を備え、前記M個の光入出力部から出射された光信号の進行方向が、互いに異なることを特徴とする。
また、発明の別の態様は、前記各光入出力部のN個の入出力ポートから出射された各光の主光線が、他の前記光入出力部のN個の入出力ポートから出射された光の主光線の1つと同一平面上でそれぞれ交差することを特徴とする。
また、発明の別の態様は、前記光入出力部が、平面光波回路にて構成されたことを特徴とする。
また、発明の別の態様は、前記平面光回路が、前記分光手段側の入出力端に設けたスラブ導波路を含むことを特徴とする。
また、発明の別の態様は、前記平面光波回路が、前記平面光波回路から空間に出射される光の開口数を制御する開口数制御機構を含むことを特徴とする。
また、発明の別の態様は、前記開口数制御機構が、前記平面光波回路の導波路幅が導波路内での光の進行方向にしたがって変化するテーパ構造を含むことを特徴とする。
また、発明の別の態様は、前記開口数制御機構が、スラブ導波路と、前記平面光波回路の面内にのみパワーを有するレンズ機構と、を含むことを特徴とする。
また、発明の別の態様は、前記開口数制御機構が、少なくとも1つのスラブ導波路と、前記スラブ導波路に接続したアレイ導波路と、を含むことを特徴とする。
また、発明の別の態様は、前記アレイ導波路は、全ての導波路が等長であることを特徴とする。
また、発明の別の態様は、前記開口数制御機構の総計が、N×Mよりも少ないことを特徴とする。
本発明は、複数のWSS機能部を集約するために使用するレンズの枚数を減らし、低コストでアライメントを容易にする効果を奏し、さらに信号光の入出力部にPLC(Planar lightwave circuit)を採用することで、光学部材の削減による更なるコスト削減とアライメントの簡略化が可能である。
本発明の実施形態1に係る光信号処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態2に係る光信号処理装置の構成を示す図である。 実施形態2における光導波路基板201の詳細な構成を示す図である。 実施形態2における他の光導波路基板201の詳細な構成を示す図である。 光導波路基板の入出力導波路のビーム径を調整するための導波路構造を示す図である。 光導波路基板の入出力導波路のビーム径を調整するための導波路構造を示す図である。 光導波路基板の入出力導波路のビーム径を調整するための導波路構造を示す図である。 光導波路基板の入出力導波路のビーム径を調整するための導波路構造を示す図である。 本発明の実施形態3に係る光信号処理装置の構成を示す図である。 実施形態3における光導波路基板501の詳細な構成を示す図である。 光導波路基板501の動作の詳細について説明する図である。 従来のWSSを1ノードに複数個実装した光信号処理装置の構成を示す図である。 複数の機能を集約した光信号処理装置の一般的な構成の概念図である。 複数の機能を集約した光信号処理装置の一般的な構成の概念図である。
(実施形態1)
以下、本発明を実施するための形態について説明するが、本発明はそれら実施形態に限定されるものではない。
図1に、本発明の実施形態1に係る光信号処理装置の構成を示す。実施形態1に係る光信号処理装置は、入出力ポート群101、マイクロレンズアレイ102、回折格子103、レンズ104、空間位相変調器105がこの順に配置されている。本実施形態における説明ではレンズにはレンズ104を1枚のみを用いているが、同様の光学特性を有する構成であれば何枚のレンズを用いても構わず、またどのような配置を用いても問題はない。光学系設計によっては、マイクロレンズアレイ102と回折格子103の中間にレンズ104を配置する構成も可能である。また、収差の低減や光学系の短尺化を目的として、レンズ104を2枚で構成し、回折格子103を挟むような構造を採ることもできる。
実施形態1における説明では、第1入出力ポート群101−1および第2入出力ポート群101−2のそれぞれから出射した光信号について、回折格子103に近づくほど、第1入力ポート群101−1から出力された光信号と、第2入力ポート群101−2から出力された光信号が接近するものとして説明している。しかし、第1入出力ポート群101−1および第2入出力ポート群101−2のそれぞれから出射した光信号が、ビームが出射されて空間を進行するに従い互いに離れる構成としても問題はない。
本発明の光信号処理装置の動作は、第1入出力ポート群101−1に関与する機能部を例として説明すると、以下のとおりである。まず第1入出力ポート群101−1に入力された光信号は、マイクロレンズアレイ102を経てコリメート光として空間に出射される。空間を伝搬する信号光は回折格子103によって波長分波され、レンズ104によって集光され、空間光変調器105のy軸方向対して図面の上側に集光する。空間光変調器105にて所望の位相変調を与えられて反射された光は、その位相設定に応じてy−z平面内にて所望の角度に偏向され、さらにレンズ104を再び通過することで任意のポートに光結合され、スイッチング動作が完了する。
なお、第2入出力ポート群101−2に関する光信号は、第1入出力ポート群101−1に関する光信号とは異なった角度で空間に出射されるため、空間光変調器105上においては、図面下側に集光されることになり、第1入出力ポート群101−1および第2入出力ポート群101−2に関する光信号はそれぞれを独立の光学系として考えることができるため、複数機能の集約が実現できる。
本実施例においては、レンズ入出力ポート群のうち、第1入出力ポート群101−1および第2入出力ポート群101−2について、それぞれの設置角度を平行ではなくある有限の値とすることによって、レンズ104をy軸方向に複数分割配置させる必要がなくなるという点が特徴である。
レンズはフーリエ変換素子であり、入射する光の位置と位相(角度)を相互に変換させる機能を有している。従って、WSS機能部ごとに、空間光変調器105上で異なった位置に光を集光させるためには、レンズ104の前段においてお互いの角度を変えておく必要がある。しかし、一般的に用いられているファイバアレイは、ファイバがそれぞれ平行に配置されているために、1枚のレンズ104を用いただけでは空間光変調器105上の同じ位置にそれぞれの入射角度が異なって集光されることになり、独立した制御を行うことは不可能である。従って、複数機能集約型光デバイスを実現する上では、通常のファイバアレイを用いる限りは図9A、9Bのような形態を採らざるを得ず、y軸方向に分割配置されたレンズ形状が必要不可欠である。
さらに、図9Bの構成では、回折格子905を通過する光は、y軸方向に広く分布しているため、ケラレを発生させないための、十分面積の広い回折格子905を準備する必要がある。数ある光学素子の中でも回折格子は高価な部類に属し、かつその価格は面積に比例する。この点を鑑みると、実施形態1においては、レンズ104の焦点位置に回折格子103を配置する構成を採ることで、回折格子105の面積を従来の半分程度まで抑制することができ、さらなるコスト削減が可能である。以上から実施形態1は上述の従来技術が抱えていた課題を解決し、低コストでありながらも実装性のよい光信号処理装置が実現できる。
(実施形態2)
図2に、本発明の実施形態2に係る光信号処理装置の構成を示す。実施形態2では、光導波路基板201、回折格子202、レンズ203、空間位相変調器204がこの順に配置されている。本実施形態における説明ではレンズにはレンズ203を1枚のみを用いているが、同様の光学特性を有する構成であれば何枚のレンズを用いても構わず、またどのような配置を用いても問題はない。光学設計によっては、光導波路基板201と回折格子202の中間にレンズ203を配置する構成も可能である。また、詳細は後述するが、光導波路基板201から空間に出射されるビームは一般的に高い開口数(NA:Numerical Aperture)であることが特徴であるため、NAを調整するための機能を光導波路基板201に包含することも、またマイクロレンズやシリンドリカルレンズ等を光導波路基板201近傍に配置することで空間に出射されたビームのNAを調整する手段を採ることもできる。
図3Aに、実施形態2においける光導波路基板201の詳細な構成を示す。図3Aに示すように、光導波路基板201は、第1入出力ポート群301−1および第2入出力ポート群301−2を光信号の入出力部として備え、さらにビームが空間に出射される端面においてスラブ導波路302とを備える。スラブ導波路302は第1入出力ポート群301−1および第2入出力ポート群301−2のそれぞれに対して、異なった角度でスラブ導波路302に結合し、空間に出射されるよう、各入出力ポートおよびスラブ導波路302の角度が調整されている。
実施形態2における説明では、光導波路基板201の空間への出射端面に近づくほど、第1入出力ポート群301−1から出力された光信号と第2入出力ポート群301−2から出力された光信号とは接近するものとして説明しているため、y軸方向に関して、スラブ導波路302は第1入出力ポート群301−1および第2入出力ポート群301−2の中間に頂点を有する二等辺三角形として記載している。しかし、第1入出力ポート群301−1および第2入出力ポート群301−2が光導波路基板201の空間へのビーム出射端面に近づくほど離れる構成としてもよい。さらに、第1入出力ポート群311−1から出力された光信号と第2入出力ポート群311−2から出力された光信号が近接する際に、図3Bに示すように、長方形のスラブ導波路312を経由して空間に出力されるように、導波路を配置しても構わない。
本発明の光信号処理装置の動作は、第1入出力ポート群301−1に関与する機能部を例として説明すると、以下のとおりである。まず第1入出力ポート群301−1に入力された光信号は、お互いに適切な角度や位置で空間に出射されるよう、長さや角度を調整された導波路を伝搬し、スラブ導波路302を経て光導波路基板201から空間に出射される。空間に出射した信号光は回折格子202によって波長分波され、レンズ203によって集光され、空間光変調器204のy軸方向に対して図面の上側に集光することになる。空間光変調器204にて所望の位相変調を与えられて反射された光は、その位相設定に応じてy−z平面内にて所望の角度に偏向され、さらにレンズ203を再び通過することで任意のポートに光結合され、スイッチング動作が完了する。
なお、第2入出力ポート群301−2に関する光信号は、第1入出力ポート群301−1に関する光信号とは異なった角度で空間に出射されるため、空間光変調器204上においては、図面下側に集光されることになり、第1入出力ポート群301−1および第2入出力ポート群301−2に関する光信号はそれぞれを独立の光学系として考えることができるため、複数機能の集約が実現できる。
ここで、空間を伝搬する光信号のNAについては、光学設計上極めて重要な情報であり、光学系全体の高さや光学長、収差の設計、さらには部材の大きさに関わることからコストにまで、多大な影響を与える。従って、第1入出力ポート群301−1および第2入出力ポート群301−2の各入出力導波路とスラブ導波路302の境界領域においてNA、すなわちビーム径を調整する手段を備えることが望ましい。
図4A〜4Dに、光導波路基板の入出力導波路のビーム径を調整するための導波路構造を示す。図4A〜4Dは、図3Aの点線で囲んだ領域303を抜き出した部分である。
図4Aは、図3Aに示す構成で採用した方式であり、入出力導波路に相当する直線導波路401と、スラブ導波路402とが接続されている。非常に閉じ込めが強く細い直線導波路401によって、スラブ導波路402から伝搬する光信号は大きなNAを有する。そして、この図4Aに示す方式に比べ、NAを小さくする方向に制御する例が図4B〜4Dである。
図4Bは、直線導波路401とスラブ導波路402の間に、直線導波路401の導波路幅から徐々に幅が太くなるテーパ構造導波路403を配置した例である。テーパ構造導波路によって断熱伝搬した光はビーム径を変換する機能を有するため、簡易な設計にてビーム大径化が可能である。
図4Cは、スラブ導波路402の中に、凸レンズの機能を有するレンズ機能部404を組み込んだ例である。レンズ機能部の実現方法には直線導波路401の屈折率とは異なる屈折率を有する物質、例えば樹脂や空気などを適切な形で配置することで、光導波路基板201内を伝搬させながらビームをコリメートさせることができる。
図4Dは、直線導波路401の次に第1スラブ導波路405、アレイ導波路406、これまでのスラブ導波路402に相当する第2スラブ導波路407をこの順番に配置したものである。この構成は一般的に波長合分波器として用いられるAWG(Arrayed−Waveguide Grating)に近い構造を持っているが、基板面は分光軸Xと直交する方向Yに平行に配置される。また、隣接するアレイ導波路の光路長差が等しい(すなわちΔL=0である)構造をとることが望ましい。
図4Dの構成では、第1スラブ導波路405が自由空間伝搬によるビーム拡大機能、またレンズ機能を有しており、さらにアレイ導波路406が各導波路の位相補正機能を有していることから、第2スラブ導波路407から出射されるビームをy軸方向に十分太い平面波として形成することが可能である。本発明の光信号処理装置においては、第2スラブ導波路407は必須ではないが、次の理由により設置するのが好ましい。光導波路基板201として、シリコンウエハ上に形成された石英系光導波路を用いる場合、その空間への出力端面は研磨して光学面を形成する必要がある。この際、研磨による減り量、すなわち研磨しろを正確に制御することは困難であるので、導波路内で自由空間として考えうる領域、すなわち第2のスラブ導波路407を空間側の出力端に設けることが好ましい。第2のスラブ導波路407は、研磨しろとして十分な長さを確保するのが好ましい。
以上に代表されるように、図3A、3Bに示す第1入出力ポート群301−1および第2入出力ポート群301−2の各入出力導波路とスラブ導波路の境界領域において回路レイアウトを変更することにより、マイクロレンズ等の負荷部品を設置せずともビーム径、すなわちNAの調整が可能となる。
もちろんNA調整方法は図4A〜4Dに挙げた方式のみに留まらず、また複数の方式を組み合わせた回路設計でもよいし、また全く別の構成を用いてもよい。
本実施形態2においては、光導波路基板201上に図1における入出力ポート群101およびマイクロレンズアレイ102をすべて集積する形となるため、一般的に用いられるファイバアレイやマイクロレンズアレイ等を個別に準備し、アライメントを行う必要がなく、またWSS機能部ごとに異なった角度で配置しなければならないといった実装負荷を、回路レイアウトの設計のみで解決することができ、実施形態1で記載した多大なメリットはそのままに、さらなる低コストかつアライメント負荷を大きく低減できる構成となる。
(実施形態3)
図5に、本発明の実施形態3に係る光信号処理装置の構成を示す。実施形態3では、光導波路基板501、回折格子502、レンズ503、空間光変調器504がこの順に配置されている。
図6に、実施形態3における光導波路基板501の詳細な構成を示す。図6に示すように、光導波路基板501は、第1入出力ポート群601−1もしくは第2入出力ポート群601−2に関わる導波路のうち少なくとも1つと、入出力ポートが接続されたスラブ導波路602と、スラブ導波路602に接続されたアレイ導波路603と、スラブ導波路604とを備える。
入出力ポート601については、各々の導波路から信号光が出射され、スラブ導波路602内を伝搬する際の主光線が、スラブ導波路602の終端(スラブ導波路602とアレイ導波路603の境界部分)におけるある一点にて交わるように、入出力ポート601の設置角度が決められる。また、本実施形態においては、第1入出力ポート601−1および第2入出力ポート601−2に関わる入出力ポートがy軸方向に関して交互に配置される構成となっていることが特徴である。
まず第1入出力ポート601−1に入力された信号光は、スラブ導波路602において、x軸方向には閉じ込められたまま、光導波路基板501の面内で広がるように導波路を伝搬する。この広がる信号光の波面は伝搬距離に応じた曲率を有するため、スラブ導波路602の終端はこの波面の曲率と一致するような形状で構成される。スラブ導波路602の終端には各々の長さが等しいアレイ導波路603が接続されている。
ここで、光導波路基板501の端面のうち、アレイ導波路603が接続している端面(光が空間に出射する側の端面)にはy軸と一致している。この構成をとるとき、アレイ導波路603から空間に出力された光信号は、y軸方向に位相が揃った平面波として出力されるため、y軸方向に関してコリメートされたビームとして空間を伝搬する。光導波路基板501を通過した光信号は、回折格子502で波長ごとに角度分波され、さらにレンズ503を通過することで、それぞれの波長ごとに角度位置変換されて空間光変調器504に対して垂直に入射する。光信号はそれぞれ波長ごとに空間光変調器504によって任意の角度にて反射され、再びレンズ504、回折格子503、を介して光導波路基板501に再結合する。
図7に、光導波路基板501の動作の詳細について説明する図を示す。第1入出力ポート701とスラブ導波路703の中心線までの距離をx、スラブ導波路703内において、第1入出力ポート701から出射された信号光の主光線と、z軸とのなす角をθ、スラブ導波路703の長さをfslab,、さらにスラブ導波路703の屈折率をn、スラブ導波路703に接続するアレイ導波路704のピッチをd、光導波路基板501の端面におけるアレイ導波路704のピッチをd、さらに第1入出力ポート701から入力された信号光の空間側における光信号の主光線とz軸とのなす角をθ、とすると、上記のパラメータは、非特許文献1に示されているように、以下の関係式に従う。
Figure 2015008489
そのため、第1入出力ポート701および第2入出力ポート702は、それぞれθ、もしくはxが異なっているため、ビームが空間に出射する位置は第1入出力ポート701および第2入出力ポート702のいずれから光信号を入射しても同一であるが、WSS機能部ごとに異なった角度θで空間に出射させることができ、複数機能を集約させた光信号処理装置が実現できる。
本実施形態3においては、実施形態2におけるメリットをそのまま有しながら、さらに追加の部材を全く配置することなく、光導波路基板内に設置するNA調整回路の個数を半分にすることができるため、PLCチップのy軸方向高さが1/2になり、同時に回路数も半分となるためPLC作製時の歩留まりが高くなるという重要なアドバンテージを有する。
また、第1入出力ポート601−1および第2入出力ポート601−2に関わる入出力ポートがy軸方向に関して交互に配置される構成としていることから、第1または第2の入出力ポートの隣接するポート間のクロストーク(隣接ポート間の信号光の漏れまたは干渉)が小さくなるという効果も得られる。
101、301、601、901 入出力ポート群
102、902 マイクロレンズアレイ
103、202、502、905 回折格子
104、203、503、903、904、906 レンズ
105、204、504、907 空間位相変調器
201、501 光導波路基板
302、402、405、407、602、604、703 スラブ導波路
401 直線導波路
403 テーパ構造導波路
404 レンズ機能部
406、603、704 アレイ導波路
701、702 入出力ポート
801、806 WSS群
802 波長分波機能部群
803 受信機群
804 送信機群
805 波長合波機能部群
807 波長クロスコネクト機能部
上記の課題を解決するために、本発明の一態様は、光信号処理装置であって、それぞれがN個(Nは1以上の整数)の入出力ポートを有するM個(Mは2以上の整数)の光入出力部および前記光入出力部から空間に出射される光の開口数を制御する開口数制御機構を備えた平面光波回路と、前記M個の光入出力部から出射された光信号を波長分離する分光手段と、前記分光手段により波長毎に分光された光信号を各々に集光する集光手段と、前記集光手段により集光された光信号の各々に対し位相変調させる空間光変調手段と、からなるN個の波長選択スイッチを備え、前記M個の光入出力部の各々の前記N個の入出力ポートは、それぞれ異なる前記波長選択スイッチに属し、同一の前記波長選択スイッチに属する複数の前記入出力ポートから入力されて前記光入出力部から出射された複数の光信号は進行方向が互いに平行であり、異なる前記波長選択スイッチに属する複数の前記入出力ポートから入力されて前記光入出力部から出射された複数の光信号は、波長が同一であっても進行方向が非平行であることを特徴とする。

Claims (10)

  1. それぞれがN個(Nは1以上の整数)の入出力ポートを有するM個(Mは2以上の整数)の光入出力部と、
    前記M個の光入出力部から出射された光信号を波長分離する分光手段と、
    前記分光手段により波長毎に分光された光信号を各々に集光する集光手段と、
    前記集光手段により集光された光信号の各々に対し位相変調させる空間光変調手段と、
    を備え、前記M個の光入出力部から出射された光信号の進行方向が、互いに異なることを特徴とする光信号処理装置。
  2. 前記各光入出力部のN個の入出力ポートから出射された光の主光線が、他の前記光入出力部のN個の入出力ポートから出射された光の主光線の1つと同一平面上でそれぞれ交差することを特徴とする請求項1に記載の光信号処理装置。
  3. 前記光入出力部が、平面光波回路にて構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光信号処理装置。
  4. 前記平面光回路が、前記分光手段側の入出力端に設けたスラブ導波路を含むことを特徴とする請求項3に記載の光信号処理装置。
  5. 前記平面光波回路が、前記平面光波回路から空間に出射される光の開口数を制御する開口数制御機構を含むことを特徴とする請求項4に記載の光信号処理装置。
  6. 前記開口数制御機構が、前記平面光波回路の導波路幅が導波路内での光の進行方向にしたがって変化するテーパ構造を含むことを特徴とする請求項5に記載の光信号処理装置。
  7. 前記開口数制御機構が、
    スラブ導波路と、
    前記平面光波回路の面内にのみパワーを有するレンズ機構と、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の光信号処理装置。
  8. 前記開口数制御機構が、
    少なくとも1つのスラブ導波路と、
    前記スラブ導波路に接続したアレイ導波路と、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の光信号処理装置。
  9. 前記アレイ導波路は、全ての導波路が等長であることを特徴とする請求項8に記載の光信号処理装置。
  10. 前記開口数制御機構の総計が、N×Mよりも少ないことを特徴とする請求項8に記載の光信号処理装置。
JP2015527181A 2013-07-16 2014-07-16 光信号処理装置 Active JP6093444B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013147735 2013-07-16
JP2013147735 2013-07-16
PCT/JP2014/003782 WO2015008489A1 (ja) 2013-07-16 2014-07-16 光信号処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015008489A1 true JPWO2015008489A1 (ja) 2017-03-02
JP6093444B2 JP6093444B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=52345965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015527181A Active JP6093444B2 (ja) 2013-07-16 2014-07-16 光信号処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9967050B2 (ja)
JP (1) JP6093444B2 (ja)
CN (1) CN105452950B (ja)
WO (1) WO2015008489A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6034319B2 (ja) * 2014-02-25 2016-11-30 古河電気工業株式会社 光スイッチ
US9661406B2 (en) * 2015-02-09 2017-05-23 Nistica, Inc. Multipoint, contentionless wavelength selective switch (WSS)
US9521473B2 (en) * 2015-02-10 2016-12-13 Nistica, Inc. Wavelength selective switch with increased frequency separation to avoid crosstalk
JP6491563B2 (ja) * 2015-02-19 2019-03-27 日本電信電話株式会社 光クロスコネクト装置
JP6291434B2 (ja) * 2015-02-19 2018-03-14 日本電信電話株式会社 光クロスコネクト装置
JP6420715B2 (ja) * 2015-04-28 2018-11-07 日本電信電話株式会社 光信号処理装置
JP2017009871A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 日本電信電話株式会社 光スイッチ
JP6630098B2 (ja) * 2015-09-25 2020-01-15 日本電信電話株式会社 光信号処理装置
JP6502837B2 (ja) * 2015-11-27 2019-04-17 日本電信電話株式会社 光信号処理装置
JP6499603B2 (ja) * 2016-03-03 2019-04-10 日本電信電話株式会社 光信号処理装置
JP2017219560A (ja) * 2016-06-02 2017-12-14 日本電信電話株式会社 光ビーム制御装置
JP6649846B2 (ja) * 2016-06-07 2020-02-19 日本電信電話株式会社 光信号処理装置
JP6898553B2 (ja) * 2017-02-28 2021-07-07 日本電信電話株式会社 光信号処理装置
CN114355514A (zh) * 2020-10-13 2022-04-15 华为技术有限公司 光交换的方法和装置、硅基液晶和波长选择开关
CN113568096B (zh) * 2021-07-12 2023-06-02 西湖大学 导波到自由空间成像的阵列波导透镜和阵列波导光谱仪
WO2023017563A1 (ja) * 2021-08-10 2023-02-16 サンテック株式会社 光マルチプレクサ

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040258351A1 (en) * 2002-05-20 2004-12-23 Thomas Ducellier Wavelength selective switch
JP2005242214A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Keio Gijuku 光機能導波路、光変調器、アレイ導波路回折格子及び分散補償回路
JP2008224824A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Ntt Electornics Corp 波長選択スイッチ
JP2009053255A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光信号処理装置
JP2011053487A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光信号処理装置およびその組み立て方法
JP2011227149A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光スイッチ及び波長選択スイッチ
JP2014067004A (ja) * 2012-09-07 2014-04-17 Furukawa Electric Co Ltd:The 光スイッチ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7376311B2 (en) * 2005-10-06 2008-05-20 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for wavelength-selective switches and modulators
US20070160321A1 (en) * 2005-12-01 2007-07-12 The Regents Of The University Of California Monolithic mems-based wavelength-selective switches and cross connects
JP2008040500A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Jds Uniphase Corp プレーナ光波回路に基づく波長選択スイッチ
JP6019466B2 (ja) * 2012-07-17 2016-11-02 サンテック株式会社 波長選択光スイッチ装置
CN104756422B (zh) * 2013-09-27 2018-03-02 华为技术有限公司 波长选择开关和控制波长选择开关中的空间相位调制器的方法
US10359155B2 (en) * 2015-08-20 2019-07-23 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Light-emitting apparatus

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040258351A1 (en) * 2002-05-20 2004-12-23 Thomas Ducellier Wavelength selective switch
JP2005242214A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Keio Gijuku 光機能導波路、光変調器、アレイ導波路回折格子及び分散補償回路
JP2008224824A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Ntt Electornics Corp 波長選択スイッチ
JP2009053255A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光信号処理装置
JP2011053487A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光信号処理装置およびその組み立て方法
JP2011227149A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光スイッチ及び波長選択スイッチ
JP2014067004A (ja) * 2012-09-07 2014-04-17 Furukawa Electric Co Ltd:The 光スイッチ

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
K. SENO, ET AL.: ""Spatial beam transformer for wavelength selective switch consisting of silica-based planar lightwav", OPTICAL FIBER COMMUNICATION CONFERENCE AND EXPOSITION (OFC/NFOEC), 2012 AND THE NATIONAL FIBER OPTIC, JPN6014043449, 4 March 2012 (2012-03-04), pages 2 - 5, ISSN: 0003375732 *
井藤幹隆、他: ""1.5%−Δ導波路を用いた超低損失アレイ導波路回折格子"", 電子情報通信学会技術研究報告, vol. OPE2002-16, JPN6014043450, May 2002 (2002-05-01), pages 27 - 30, ISSN: 0003375733 *
妹尾和則、他: ""石英系光波回路に集積した波長選択スイッチ用空間ビーム変調器"", 電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ大会 エレクトロニクス講演論文集1, vol. エレクトロニクス1, JPN6014043452, 28 August 2012 (2012-08-28), pages 138, ISSN: 0003375734 *

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015008489A1 (ja) 2015-01-22
US9967050B2 (en) 2018-05-08
US20160197695A1 (en) 2016-07-07
JP6093444B2 (ja) 2017-03-08
CN105452950A (zh) 2016-03-30
CN105452950B (zh) 2018-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6093444B2 (ja) 光信号処理装置
JP6823668B2 (ja) 光信号処理装置
JP5692865B2 (ja) 波長クロスコネクト装置
CN104620155B (zh) 一种波长选择开关
JP6031457B2 (ja) 角度多重化光学系を用いた波長スイッチ・システム
US9307301B2 (en) Optical switch
JP6068478B2 (ja) 光信号処理装置
JP6609789B2 (ja) 波長選択スイッチアレイ
US11728919B2 (en) Optical communications apparatus and wavelength selection method
WO2017147770A1 (zh) 波长选择开关装置、通信设备和波长切换方法
US6449407B1 (en) Optical switch having equalized beam spreading in all connections
US9654851B2 (en) Optical cross-connect device
JP6238413B2 (ja) 光信号処理装置
JP7181456B2 (ja) 光通信ノード
JP5192501B2 (ja) 波長選択スイッチ
JP5759430B2 (ja) 波長選択スイッチ
JP2017009871A (ja) 光スイッチ
JP6420715B2 (ja) 光信号処理装置
JP6898553B2 (ja) 光信号処理装置
Gu et al. Compact wavelength selective switch based on high-density bragg reflector waveguide array with 120 output ports
JP5432047B2 (ja) 光スイッチ及び波長選択スイッチ
JP6368290B2 (ja) 光信号処理装置
JP6649846B2 (ja) 光信号処理装置
JP2011232457A (ja) 波長選択スイッチ
JP2007256367A (ja) 光波長合分波装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6093444

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150