JPWO2015004805A1 - 回路遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】追加部品がなく、自動組み立てに対応し、小型化および動作の安定化を図った回路遮断器を得る。【解決手段】本発明の回路遮断器は可動接触子を固定接触子に接合させるように可動接触導体を動作させる押板と、手動ハンドルのON、OFF操作により前記押板に係合して開離ばねの付勢力に抗して前記押板を押し下げると共に、トリップバーの解除により前記開離ばねの付勢力により前記押板を押し上げるように作動するリンクと、長足と短足を有するひねりばねであって前記手動ハンドルの回動軸に対応するばね係止軸に保持されるOFFトリップばねと、前記ばね係止軸の直下に設けられ、前記OFFトリップばねの長足および短足を互いに交差した状態で係止する係合突起部とを備え、前記長足は前記手動ハンドルより挿通したリンクピンと係合する長さであり、上記短足は上記リンクピンと係合しない長さとしたことを特徴とする。

Description

この発明は、配線用遮断器や漏電遮断器などの回路遮断器に関し、特に上記回路遮断器の引き外し機構の構成に関するものである。
手動ハンドルの操作速度に関係なく急速に接触子間を接続する周知の速入り機構を有する回路遮断器においては、メインバネによりレバーのトリップ力を確保しており、機構のON、OFF状態に関らずトリップ力、すなわち、付属の切り替え力を確保することが可能であるが、遅入り機構を有する回路遮断器においては、上記メインバネがなく、これに代わって押板の押上力によりレバーのトリップ力を得る構成となっており、遮断器がOFF状態においては押板はストッパーにより係止されているため、通常OFF状態ではトリップ力を確保できず、トリップ動作は不可能である。
しかしながら、近年、例えば警報接点の動作確認を行う場合等、OFF状態においてもトリップ動作をさせる必要性が増している。OFF状態でもトリップ動作が可能な回路遮断器の構造として、例えば、ラッチ板の当接片をバイメタルの自由端側に押圧するねじりばねを設け、ハンドルがOFF状態にあるときはラッチ板を強い力で押圧し、ON状態にあるときは上記ラッチ板を弱い力で押圧するようにしたものが提案されている(特許文献1、第3頁右下欄第7行〜第4頁右下欄第2行を参照)。
ところが、上記従来装置の回路遮断器はOFF状態でも一応トリップ動作をさせることはできるが、その構成のままでOFF状態でのトリップ動作に使用した場合、以下のような問題があることが分かった。すなわち、ラッチ板の当接板へモーメントを加えるねじりばねはON状態においても当接板へモーメントを加え続けるため、当接板の引き外し荷重が増大してしまう問題があり、また、引き外し荷重が増大すると、当接板を引き外す引き外し装置の小型化が阻害されると共に、引き外し装置の引き外し力に対して裕度がなくなり、引き外しの動作が不安定になってしまうという問題があった。
また、一般的には自動組み立てを適用するためには簡単に組み立てられる構成が必要であるが、上記機構のフレームは2枚の曲げ加工を施した金属板を結合したもので構成され、これに各部品が保持されるようになされているので、上記ねじりばねが金属板内部に形成されるのが通常であり、フレームを結合させた後に上記ばねの足を掛けようとすると、奥まった部分にあるため作業が困難となり、場合によっては精密な動きをするロボットが必要となる等設備が高価になってしまう。また、上記ばねがフレーム外部にあればばね掛けの簡易化が可能であるが、ばねの抜け止め処置が必要となる。
特開昭58−131625
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、上述したOFF状態でトリップ動作を行う回路遮断器において、追加部品の必要がなく簡単に対応でき、しかも、自動組み立てに適合すると共に、遮断器の小型化並びに動作の安定化に貢献できる回路遮断器を提供することを目的としている。
この発明の回路遮断器は、筐体に固定されたフレームと、このフレームに回動可能に枢着された手動ハンドルと、固定接触子が設けられた固定接触導体と、この固定接触子に接離する可動接触子が設けられた可動接触導体と、前記可動接触導体を前記固定接触導体から開離させる方向に付勢する開離ばねと、前記手動ハンドルの回動操作により前記固定接触子と可動接触子のON、OFF動作を行なうと共に、過電流あるいは短絡電流を検出してトリップ動作を行う開閉機構部を備えた回路遮断器において、前記可動接触導体との係合を維持した状態で前記筐体に対して上下動する押板と、前記押板の上部に係合するローラと、前記ローラを前記手動ハンドルのハンドル孔にリンクピンにより回動自在に枢着するリンクと、長足と短足を有し前記手動ハンドルの回動軸に対応するばね係止軸に保持されるひねりばねと、前記ばね係止軸の近傍のフレームに設けられ前記ひねりばねの長足および短足を互いに交差した状態で係止する係合突起部を備え、
上記長足は上記リンクピンと係合する長さであり、上記短足は上記リンクピンと係合しない長さとすると共に、前記ひねりばねの長足が前記手動ハンドルの回動操作途中で前記係合突起部に係止されるようにしたことを特徴とするものである。
この発明によれば、追加部品無しに引き外し荷重を下げることができ、引き外し部を一層小型化することができると共に、回路遮断器の低コスト化と小型化を両立させることができる。
この発明の実施の形態1におけるON状態の回路遮断器を示す側断面図である。 上記図1の回路遮断器の開閉機構部の部品を分解して示す拡大分解斜視図である。 実施の形態1におけるリレー部を示す拡大側面図である。 実施の形態1におけるOFF状態の回路遮断器を示す側断面図である。 実施の形態1におけるトリップ状態の回路遮断器を示す側断面図である。 実施の形態1におけるフレーム平面状板にOFFトリップばねを仮組した状態を示す斜視図である。 実施の形態1においてトリップボタンスイッチを設置した状態を示す図である。
実施の形態1.
図1〜図8はこの発明の実施の形態1における回路遮断器を示すものであり、図1、図2において、回路遮断器100は、絶縁材からなる筐体1と、この筐体1内にそれぞれ備えられた、外部操作が可能な手動ハンドル10と、固定接触子4が設けられた固定接触導体2と、この固定接触子4に接離する可動接触子6が設けられた可動接触導体5と、上記固定接触子4と可動接触子6のON、OFF動作が行われる開閉機構部50、その他から構成されている。
上記開閉機構部50は、上記可動接触導体5との係合を維持した状態で筐体1の図示しない溝に沿って紙面上で上下方向に移動する絶縁材からなる押板7と、この押板7にその上部から係合するローラ11と、このローラ11を手動ハンドル10に有するハンドル孔10aにリンクピン9により回動自在に枢着するリンク13と、前記可動接触導体5を前記固定接触導体2に対して開方向に付勢する開離ばね21とを有している。上記リンク13は図示しないピンにより回動自在に固定され、手動ハンドル10を操作することによりローラ11を介し押板7を押し下げるようになされている。なお、上記可動接触導体5は、開離ばね21に打ち勝って固定接触導体2との閉動作が行われるものであり、回路遮断器100がOFF時には、可動接触導体5は開離ばね21の付勢力により固定接触導体2から開離している。
フレーム12は、図2に示されるように、コ字状板12aと平面状板12bとをカシメにより結合した角筒形状をしており、筐体1に固定されている。フレーム12の平面状板12bを打ち出すことにより形成され回動軸15とコ字状板12aの凹部18とに回動自由に枢着されるレバー16は、上記回動軸より離れた一端の紙面左側面がトリップバー8と係合し、その反対の右側面がローラ11と係合する。このローラ11は、押板7の上部に設けられた押板傾斜部7aによりレバー16の方向に付勢され、ハンドル10の操作によりレバー16の右側面に沿って上下に移動する。
また、フレーム12は、開閉動作を行う開閉機構部50も支持するものであり、フレーム12の下端面は押板7の移動軌跡上に配置され、押板7のストッパーとして上方向の位置を規制している。フレーム12の平面状板12bには、前記ハンドル回動軸10bに対応する位置に形成されハンドル回動軸10bを挿通するための穴であり、且つひねりばねとなるOFFトリップばね14を保持・固定するためのばね係止軸12cが、バーリング加工により形成されている。また、上記ばね係止軸12cの近傍(図では直下)には、フレーム12の一部をL形状に曲げた係合突起部12dが形成されており、OFFトリップばね14の長足14aおよび短足14bが交差した状態で係止・固定される(図6参照)。長足14aは手動ハンドル10のハンドル孔10aに挿通したリンクピン9と係合するに充分な長さであり、短足14bはリンクピン9と係合しない長さである。トリップバー8は中央部がピン8cによりフレーム12に軸支されたT型をしており、図示しない他のひねりばねにより図で反時計回りに付勢されている。
図3に示すように、リレー部17は、過電流や短絡電流が流れるコイル17aと、このコイル17aにより付勢される鉄心17bと、この鉄心17bに吸引されるアーマチュア17cと、このアーマチュア17cに連動してトリップバー8の受圧部8aを蹴り、レバー16とトリップバー8との係合を外す押圧部17dと、からなる。
次に動作について説明する。
先ず、回路遮断器100のOFFからONへの動作について、図1及び図4により説明する。図4に示すOFF状態において、手動ハンドル10を矢印A方向に押すと、手動ハンドル10はハンドル軸10bを中心として回転し、ハンドル孔10aにリンクピン9を介し連結しているリンク13を矢印B方向へ移動させ、リンク13に連結しているローラ11がレバー16に当接し、レバー16の側面を沿って下方向へ押板7を押下げる。リンクピン9と係合していたOFFトリップばね14の長足14aは、手動ハンドル10を操作する途中のあるタイミングでフレームの係合突起部12dに係止されるため、リンクピン9、および手動ハンドル10はOFFトリップばね14から力を受けなくなる。なお、OFFトリップばね14の長足14aはリンクピン9に係合しているが、リンクピン9ではなく、手動ハンドル10に突起を設け、この突起に係合させることもできる。
押板7が下方に移動すると、押板7に係合している可動接触導体5は、開離ばね21からの反力を受けながら、固定接触導体2に接する方向に移動する。こうして、可動接触子6が固定接触子4と接して、可動接触導体5は図1に示すON状態となり、OFFからONへの動作を完了する。リンクピン9がハンドル軸10bとローラ11を結ぶ線より僅かに図1紙面上で左側に位置し、リンクピン9にはローラ11からリンク13を介して上方向へ向かう力が掛かっているため、手動ハンドル10はON位置で停止する。
次に、図1、図4を用いてONからOFFへの動作について説明する。図1において手動ハンドル10を矢印C方向に押すとハンドル軸10bとリンクピン9、ローラ11が一直線上に並ぶ。この行程では、可動接触導体5は僅かではあるが押し下げられる。リンクピン9が、図1において一直線上より右側に移動すると、開離ばね21からの反力を受けている押板7が、ローラ11、およびリンク13を上方に押すので、手動ハンドル10をさらにC方向に回動させるように働き始める。
このとき回動途中にリンクピン9がばね長足14aに掛かりリンクピン9の回動を阻止する方向に荷重が加わる。しかし、リンクピン9の回動モーメントはOFFトリップばね14のばねモーメントより大きいため手動ハンドル10は問題なくC方向に回動される。ハンドル孔10aに連結しているリンクピン9も図1において右方(D方向)に移動して行き、リンク13に結合したローラ11は図1紙面上で上方へ移動する。その結果、OFFからONへの動作と全く逆の動作で押板7および可動接触導体5もOFF位置に復帰し、可動接触子6と固定接触子4とは開離され、図4に示すOFF状態となる。
次に、回路遮断器100に過電流が流れたときのトリップ動作について図1、図3、図5を参照しながら説明する。
図3において、コイル17aに過電流が流れると、鉄心17bに磁力が発生し、鉄心17bが矢印E方向に吸引され。そうすると、アーマチュア17cを吸引する吸引力が増し、アーマチュア17cが反時計方向に回動するので、押圧部17dがトリップバー8を矢印F方向に蹴る。これにより、図1に示すようにトリップバー8が時計方向の矢印G方向に回動し、トリップバー8の係合部8bとレバー16の係合部16aとの係合が外れる。その結果、レバー16が矢印H方向へ回動し、開離ばね21により押板7、および可動接触導体5が押し上げられて、可動接触子6が固定接触子4から開離し、図5に示すトリップ状態となる。
次に、例えば警報接点の動作確認を行う場合等、OFF状態でトリップボタンスイッチによるトリップ動作をさせる場合について図7を参照して説明する。
図7に示すように、トリップボタンスイッチ20はアーマチュア17cの上部に配置され、筐体1に上下移動可能に固定される。トリップ動作確認時には、トリップボタン20を図示矢印のとおり下方向へ押圧し、アーマチュア17cの上面部へ当接させる。この結果アーマチュア17cを紙面上反時計回りに回動させ、上述した過電流が流れたときのトリップ動作時と同じく、押圧部17dがトリップバー8の受圧部8aを回動させ、トリップバー8の係合部8bとレバー16の係合部16aとの係合を解除させてトリップ動作を完了させる。
なお、回路遮断器100のトリップ状態を電気的に出力するために、回路遮断器の内部にマイクロスイッチを収納した付属装置を用いる場合があるが、マイクロスイッチの切り替えのためにトリップ時のレバー16の回動(図4の矢印K方向)を利用することは周知の事実である。レバー16の回動力>マイクロスイッチ切り替え力 となるようにOFFトリップばね14のモーメントを設定しているため、押板7がフレーム12の下端部に係止された開離ばね21の押上げ力を利用できないOFF状態にあっても、トリップ動作すなわち付属装置内蔵のマイクロスイッチの切り替え力を得ることができる。
次にトリップ状態からOFF状態へ復帰するときの動作について図4、図5を用いて説明する。図5において手動ハンドル10をL方向に回すと、リンク13とローラ11も同様にM方向に追従し、ローラ11はレバー16と押板7の隙間から引き抜かれる。ローラ11が引き抜かれた後に、手動ハンドル10のレバー回動突起10cがレバー16のハンドル係合面16cに接触し、レバー16をN方向に回動させる。これによりトリップバー8を係止していたレバー16がなくなり、紙面上記載しないひねりばねによりトリップバー8が反時計回りに回動し、トリップバー8におけるレバー16との係合面8bとレバー16の一端16aとが係合復帰し、図4に示すOFF状態となる。
図6はフレーム平面状板12bにOFFトリップばね14を仮組した状態を示す斜視図である。OFFトリップばね14のコイル部分はフレーム12の平面状板12bをバーリング加工して形成されたばね係止軸12cに挿通され、OFFトリップばね14の長足14a、短足14bはひねりモーメントを発揮した状態でフレーム平面状板12bの係合突起部12dに係止される。このフレーム平面状板12bの係合突起部12dは図6のようにOFFトリップばね14の長足14a、短足14bの掛止位置に合わせて凹形状を形成しており、ばね足外れ防止、コイル部分の外れ防止を行っている。
本実施の形態によれば、ON状態においてOFFトリップばね14がフレーム12に設けられた係合突起部12dに係止され、リンクピン9を付勢しない構成としたので、ON状態においてレバー16に加わる力を零にでき、レバー16の引き外し荷重を大幅に下げことができる。また、これに伴い、引き外し装置の構成を簡単にすることができるので、回路遮断器の小型化が図れる。
更に、フレーム12に設けられた係合突起部12dには、OFFトリップばね14の長足14a、短足14bの掛止位置に合わせて凹形状を形成したので、フレーム内部に組み込むOFFトリップばね14をフレーム12に仮固定することでOFFトリップばね14をフレーム供給時に一緒に供給することができるため組立性が改善され、機構部組立後にばねを後から掛ける必要がなくなり、自動組み立てを行う際にも投資費用の削減することができる。
なお、上記の実施例では、OFFトリップばね14をフレーム12の平面状板12bをバーリング加工したばね係止軸12cに保持・固定した例を説明したが、バーリング加工した軸12cをハンドル軸10bにより代替することもできる。
1 筐体、2 固定接触導体、4 固定接触子、5 可動接触導体、
6 可動接触子、7 押板、7a 押板傾斜面、8 トリップバー、
8a トリップバーの受圧部、8b トリップバーのレバーとの係合部、
9 リンクピン、10 手動ハンドル、10a ハンドル孔、
10b ハンドル軸、10c レバー回動突起、11 ローラ、
12 フレーム、12a フレームコ字状板、12b フレーム平面状板、
12c ばね係止軸、12d 係合突起部、13 リンク、
14 OFFトリップばね、14a 長足、14b 短足、
16 レバー、16a トリップバーと係合するレバーの一端、
16c レバーのハンドル係合面、17 リレー部、17a コイル、
17b 鉄心、17c アーマチュア、17d 押圧部、
20 トリップボタンスイッチ、21 開離ばね、
50 開閉機構部、100 回路遮断器。

Claims (8)

  1. 筐体に固定されたフレームと、このフレームに回動可能に枢着された手動ハンドルと、固定接触子が設けられた固定接触導体と、この固定接触子に接離する可動接触子が設けられた可動接触導体と、前記可動接触導体を前記固定接触導体から開離させる方向に付勢する開離ばねと、前記手動ハンドルの回動操作により前記固定接触子と可動接触子のON、OFF動作を行なうと共に、過電流あるいは短絡電流を検出してトリップ動作を行う開閉機構部を備えた回路遮断器において、前記可動接触導体との係合を維持した状態で前記筐体に対して上下動する押板と、前記押板の上部に係合するローラと、前記ローラを前記手動ハンドルのハンドル孔にリンクピンにより回動自在に枢着するリンクと、長足と短足を有し前記手動ハンドルの回動軸に対応するばね係止軸に保持されるひねりばねと、前記ばね係止軸の近傍のフレームに設けられ前記ひねりばねの長足および短足を互いに交差した状態で係止する係合突起部を備え、
    上記長足は上記リンクピンと係合する長さであり、上記短足は上記リンクピンと係合しない長さとすると共に、前記ひねりばねの長足が前記手動ハンドルの回動操作途中で前記係合突起部に係止されるようにしたことを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記フレームに回動自在に形成され、前記手動ハンドルのON、OFF状態で前記ローラと当接するレバーと、少なくとも前記回路遮断器のOFF状態で前記レバーに一端を係止されるトリップバーとを備え、前記レバーの前記トリップバーとの係止が解除されることにより、前記ひねりばねのモーメントにより回動してトリップ動作を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 前記手動ハンドルのON操作の途中で、前記リンクピンと係合していた前記ひねりばねの長足が前記係合突起部に係止されることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  4. 前記手動ハンドルのOFF操作の途中で、前記リンクピンが前記ひねりばねの長足に係止されることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  5. 前記ひねりばねを前記フレームから突出したバーリングに固定したことを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  6. 前記フレームから突出したバーリングの内孔に手動ハンドルの軸が挿通し、前記ひねりばねの抜け止めを兼ねたことを特徴とする請求項5に記載の回路遮断器。
  7. 前記ひねりばねの長足は、手動ハンドルあるいは手動ハンドルに挿通固定されたピンに係合するよう配置されていることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の回路遮断器。
  8. 前記ひねりばねをハンドル軸に保持・固定したことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の回路遮断器。
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