JPWO2014171510A1 - 位相シフトマスクの製造方法、位相シフトマスク、及び位相シフトマスクの製造装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2013年4月17日に、日本に出願された特願2013−086983号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
フォトマスクにおいてもパターン微細化を行うために、複合波長を用い、遮光膜パターン形成したフォトマスクから、パターン縁において光干渉を用いて、単波長を用い、より微細なパターン形成可能な位相シフトマスクが使用されるに至っている。
上記に示す、半導体用位相シフトマスクでは、特許文献1に示すようにi線単波長を用いたエッジ強調型の位相シフトマスクが使用されていたが、更なる微細化のために、特許文献2に示すようにArF単波長まで露光波長を短くし、かつ、半透過型の位相シフトマスクが使用されてきている。
最近、上記フラットパネルディスプレイでも高精細な画面を形成するためにパターンプロファイルがより微細化されてきており、従来より使用されてきている遮光膜をパターン化したフォトマスクではなく、特許文献3に示すようにエッジ強調型の位相シフトマスクが使用されるに至っている。
しかし、フォトマスクの配線における微細化技術検討、もしくは、微細パターン形成に対する露光条件、現像条件等の検討だけでは対応が非常に難しくなってきており、さらなる微細化を達成するための新しい技術が求められるようになってきている。
上記課題に対する方法として、位相シフトマスクにおいて、透明基板上に形成した位相シフト層の表層の反射率を低減することがある。位相シフト層が最上層にある位相シフトマスクの場合、位相シフトマスクに入射する露光光全体のうち、位相シフト層の表層で反射される露光光の割合が多いと、反射によって介在波が形成されるために、微細な配線パターンを露光させることが難しくなってくる。ゆえに、位相シフト層の表層における露光光の反射率が低い位相シフトマスクが求められている。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は、本実施形態の位相シフトマスクを示す要部拡大断面図である。
本実施形態の位相シフトマスク10は、ガラス基板(透明基板)11と、このガラス基板11の一面11a側に形成された位相シフト層12とを備えている。位相シフト層12は、300〜500nmの領域にて180°の位相差をもたせることが可能な位相シフトパターン12pを有するものとされ、例えばFPD用ガラス基板に対するパターニング用マスクとして構成される。後述するように、当該マスクを用いたガラス基板のパターニングには、露光光にi線、h線及びg線の複合波長が用いられる。
なお、積層数については8段に限定されることはなく、少なくとも2段以上有していればよい。さらに3段以上有していれば、より効果がある。
さらに最上層12aの酸素含有量が2番目、第2層12bが3番目に高く、第3層12cが最も高く設定した場合では、各層の反射率が、最上層12aが2番目に低く、第2層12bが最も高く、第3層12cが最も低くなる。
露光光の入射側となる層12aは、例えば反射率が19%以下になるように形成されている。
また、位相シフトパターンを構成する各層における膜厚設定は上記記載に限定されることなく、さまざまな形態をとることが可能である。
更に、膜厚をThに設定した場合には、Tiの膜厚を含むことも可能である。さらには、光が通過するパターンエッジのプロファイルにおいてTiの膜厚が含まれない場合もある。
以下、本実施形態の位相シフトマスク10を製造するための位相シフトマスクの製造方法について説明する。
図2は、本実施形態に係る位相シフトマスクの製造方法を段階的に示した断面図である。
本実施形態の位相シフトマスク10は、図2(j)に示すように、露光領域の外側に当たる周辺部に位置合わせ用のアライメントマークを有し、このアライメントマークが遮光層13aで形成されている。上述のように、アライメントマーク用の遮光層13aがある場合もあるが、アライメントマーク用としての遮光層13aがなく、位相シフト層12のみの半透過膜によるものでもよい。
なお、上記記載例では位相シフト層12は8層より構成されているが、8層に限定されることなく、少なくとも2層以上であれば反射率を制御できるが、3層以上であるほうが好ましく、成膜装置においても3層以上であればよい。
あるいは、1つの成膜チャンバを利用して、位相シフト層12を構成する層12a〜12hを順次成膜していき、最上層12aを成膜するタイミングで、成膜チャンバのCO2の流量を多くしたり、濃度が濃くなるように制御してもよい。
位相シフト層12の膜厚は、透明基板11の面内において露光領域内で境界部分B1以外では少なくとも均一であることが好ましい。
位相シフト層12の成膜時における酸化性ガスの流量を調節することで、位相シフト層12におけるエッチング状態を制御して、階段状の傾斜面の形状を設定することができる。また、酸化性ガスの制御によりパターンエッジのプロファイルも適宜調整可能である。
以下、図3〜図10において、位相シフト層12の境界部分B1の形成例を挙げる。これら図3〜図10において、右側に位相シフト層12の境界部分B1の形状と構成する層構成を示す。また、左側の表には、それぞれの形状例における各層の成膜時の成膜ガスの流量や比率、各層の膜厚、距離/膜厚、および反射率を示す。なお、右側の形状図における各層を示す数字は、左側の層の数に対応している。層の数は下層から順に1層目、2層目の順に記載している。また、距離/膜厚とは、(平面視した傾斜面の幅)/(位相シフト層の厚さ)の値である。
図4では、位相シフト層12を2層から構成し、厚みの厚い1層目と、その上に厚みが薄い2層目(最上層)を重ね、2層目の端部を緩やかに傾斜させている。
図5では、位相シフト層12を2層から構成し、厚みの厚い1層目と、その上に厚みが薄い2層目(最上層)の端部を緩やかに傾斜させている。
図6では、位相シフト層12を3層から構成し、厚みの厚い1層目と2層目との境界部分を凹ませ、厚みが薄い3層目と厚みの厚い2層目との境界部分を突出させている。
図7では、位相シフト層12を3層から構成し、厚みの厚い1層目と2層目との境界部分を突出させ、厚みが薄い3層目と厚みの厚い2層目との間を緩やかに傾斜させている。
図8では、位相シフト層12を6層から構成し、傾斜が緩やかな層と傾斜が急な層とを交互に重ね合わせ、1層目を他の層より厚くしている。
図9では、位相シフト層12を6層から構成し、傾斜が緩やかな層と傾斜が急な層とを交互に重ね合わせ、1層目を他の層より厚くしている。
図10では、位相シフト層12を3層から構成し、厚みの厚い1層目と2層目との境界部分を凹ませ、厚みが薄い3層目と厚みの厚い2層目との境界部分をわずかに突出させている。
図11は、図1に示すような位相シフトマスクを製造する際に使用できる、位相シフトマスクの製造装置(成膜装置)を示す概要構成図である。
成膜装置(位相シフトマスクの製造装置)50は、例えば、8つの成膜チャンバ51a〜51hを備えている。それぞれの成膜チャンバ51a〜51hには、カソード52等が形成されている。そして、それぞれの成膜チャンバ51a〜51hに対して、CO2など酸化性ガスを含む成膜ガスを供給するガス供給機構53が形成されている。ガス供給機構53は、成膜ガス源54や、供給管55などから構成されている。
なお、チャンバは8層からなる位相シフト層12に対応したものに限定されるものではない。但し、層の数が非常に多い場合、成膜装置の製造コストが大幅に増加するので、20層以下とする方が好ましい。
これによって、露光光の入射側となる最上層の層12aの反射率が低減される。
まず、位相シフト層12の成膜時に、従来のCO2流量で成膜した位相シフトマスク(実施例1)、従来のCO2流量よりもCO2流量を減らして成膜した位相シフトマスク(実施例2)、および本発明である、従来のCO2流量よりもCO2流量を増やして成膜した位相シフトマスク(実施例3)をそれぞれ用意した。そして、これら3種類の位相シフトマスクについて測定光を照射し、それぞれの位相シフトマスクの反射率を測定した。測定光は、波長範囲を300nm〜800nmまで変化させた。
図12に、検証結果のグラフを示す。
11 ガラス基板(透明基板)
12 位相シフト層(積層体)
12a〜12h 層(位相シフト層を構成する各層)
13、13a 遮光層
B1b 多段領域
前記位相シフト層における最上段に位置する第1層は、前記第1層の下に位置しかつ前記第1層と面する第2層よりも酸素の含有量が多いことを特徴とする。
Claims (12)
- 透明基板と、
少なくとも前記透明基板の一面側に一定厚みで形成された部分を有するCrを主成分とし、300nm以上500nm以下の波長領域のいずれかの光に対して180°の位相差をもたせることが可能な位相シフト層と、を有する位相シフトマスクの製造方法であって、
前記位相シフト層を多段に形成する工程と、
前記位相シフト層をエッチングして前記位相シフト層と前記透明基板とが平面視した境界部分を有するように前記位相シフト層をパターニングして位相シフトパターンを形成する工程と、を有し、
前記位相シフト層における最上段に位置する第1層は、前記第1層の下に位置しかつ前記第1層に面する第2層よりも酸素の含有量を多くさせた
ことを特徴とする位相シフトマスクの製造方法。 - 前記位相シフト層のうち、前記第2層は、前記第2層と面する第3層よりも前記酸素の含有量を少なくさせたことを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスクの製造方法。
- 前記位相シフト層のうち、前記第1層は、前記第1層より下の層よりも酸素の含有量を多くさせたことを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスクの製造方法。
- 前記位相シフト層における前記第1層よりも下の層は、前記第1層に近いほど酸素の含有量を多くさせたことを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスクの製造方法。
- 前記透明基板の上にCrを主成分とする遮光層を形成する工程を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスクの製造方法。
- 前記位相シフト層は、少なくとも前記第1層が、前記第2層よりも窒素の含有量が少ないことを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスクの製造方法。
- 前記位相シフト層の形成工程おいて、成膜雰囲気ガス中におけるCO2ガスの含有量を設定することで、前記第1層の前記酸素の含有量を、前記第1層より下の層よりも多くすることを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスクの製造方法。
- 前記位相シフト層のうち、前記第1層の反射率が19%以下となるように、前記酸素の含有量を制御したことを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスクの製造方法。
- 前記位相シフト層において、異なる波長の光が位相差をもつように各層の厚みが対応することを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスクの製造方法。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載の位相シフトマスクの製造方法によって製造され、
透明基板と、前記透明基板に重ねて形成され、少なくとも前記透明基板の表面に一定厚みで形成された部分を有するCrを主成分とし、300nm以上500nm以下の波長領域のいずれかの光に対して180°の位相差をもたせることが可能な位相シフト層と、を有する位相シフトマスクであって、
前記位相シフト層には、前記透明基板と平面視した境界部分を有する位相シフトパターンが形成され、
平面視した前記位相シフト層と前記透明基板との前記境界部分において、前記位相シフト層の厚みを多段に変化させた領域を有し、
前記位相シフト層における最上段に位置する第1層は、前記第1層の下に位置しかつ前記第1層と面する第2層よりも酸素の含有量が多い
ことを特徴とする位相シフトマスク。 - 前記位相シフト層の厚みが、g線、h線、i線の少なくとも一つにおいて位相差180°をもつように対応することを特徴とする請求項10に記載の位相シフトマスク。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の位相シフトマスクの製造方法に用いる位相シフトマスクの製造装置であって、
位相シフト層を構成する各段を個別に形成する複数の成膜室を有し、前記位相シフト層のうち、最上段の層を成膜する成膜室は、前記最上段の層より下の層を形成する成膜室よりも、成膜雰囲気ガス中におけるCO2ガスの含有量が多くなるように制御することを特徴とする位相シフトマスクの製造装置。
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