JPWO2014147926A1 - 固体高分子型燃料電池の単セルモジュール及び固体高分子型燃料電池 - Google Patents

固体高分子型燃料電池の単セルモジュール及び固体高分子型燃料電池 Download PDF

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Abstract

ガスシール性及び耐久性が向上した固体高分子型燃料電池の単セルモジュール及び固体高分子型燃料電池。電解質膜の外周部をフレームで挟持し、一方のフレームの表面に電解質膜を貫通して他方のフレームまで達する溶着部を形成する。当該溶着部は電解質膜の外周に点在している。更に、溶着部よりも発電領域側にシール部材を具備する。ガスシール性を確保するシール部材で電解質膜の変形がなく、ガスシール性及び耐久性を確保することができる。

Description

本発明は、樹脂により形成されたフレームで電解質膜を支持し、シール部材を備えたセパレータで挟持した固体高分子型燃料電池の単セルモジュール、および当該単セルモジュールを有する固体高分子型燃料電池に関するものである。
燃料電池は発電反応を起こす電解質膜に触媒層を接合し、それらをセパレータで挟んだものを一つの単セルモジュールとして、必要な個数のモジュールを積み上げ構成されている。電解質膜は、主に樹脂製の枠状のフレーム部材に固定されている。このフレーム部材により、セパレータで挟み組み立てる際のハンドリング性向上や、非発電部の電解質材料の使用量を削減することができる。
燃料電池を動作させるためには、電解質膜の両面に形成した電極の一方に燃料ガス(水素ガス)、他方に酸素(空気)を供給しなければならず、一方のガスが他方に流入すると、正常な電気化学反応が行われず、充分な発電特性を得ることができない。そのため、電解質膜の枠体との固定部において、ガスシール性を有していなければならない。
従来の電解質膜のフレーム部材への固定方法としては、超音波を用いて樹脂製のフレーム部材に電解質膜を溶着しているものがある(例えば、特許文献1参照)。図5A、図5Bは、特許文献1に記載された従来の電解質膜の枠体への固定方法を示す図である。図5A、図5Bにおいて、電解質膜20の両面をフレーム部材100で挟み込み、フレーム部材100に設けた突出部112同士を超音波溶着により電解質膜20を介して溶着させることで、電解質膜20をフレーム部材100に固定している。
また、従来の電解質膜のフレーム部材への固定方法として、電解質膜にあらかじめ貫通孔を設けておき、貫通孔にフレーム樹脂を充填し、フレーム部材に固定しているものもある(例えば、特許文献2照)。図6は、特許文献2に記載された従来の電解質膜の枠体への固定方法を示す図である。図6において、電解質膜2の両面を熱で軟化させたフレーム部材5で挟み込み、加圧することで、電解質膜2に予め設けておいた貫通孔に軟化したフレーム部材5の材料が充填され、貫通孔を介して両面のフレーム部材5が溶着することで、電解質膜2をフレーム部材5に固定している。
特開平7−235314号公報 特開2009−123381号公報
しかしながら、特許文献1及び2の構成では、発電領域近傍又は電解質膜のフレーム部への固定部近傍において、電解質膜に高温の熱履歴と、燃料電池の運転・停止に伴う電解質膜の乾湿寸法変化により局所的な応力の集中が生じてしまい、充分な耐久性及びガスシール性が確保できない。
具体的には、特許文献1では、超音波溶着を用いて電解質膜をフレーム部材に固定しているが、超音波溶着を行う際に、溶着時に与える熱及び振動により、溶着部近傍の電解質膜の厚みが薄くなってしまう。電解質膜が薄くなると膜を解してのガスリークが起こりやすくなり、充分な発電性能、耐久性が得られない。
更に、特許文献1の構成では、薄くなった電解質膜部分に酸化剤ガスが暴露され、より電解質膜劣化が起こり、ガスリークの要因となる。また、薄くなった電解質膜部分に、発電のために供給される加湿された燃料ガス及び酸化剤ガスが暴露し、加湿ガスの水蒸気を電解質膜が吸収し膨潤収縮することで、機械的応力が蓄積し、分子の構造を壊し、電解質膜を破壊する。そして、薄くなった電解質膜部分に発電の際に生じる生成水が到達し、電解質膜が吸収し膨潤収縮することで、機械的応力が蓄積し、分子構造を壊し、電解質膜を破壊することになる。
また、特許文献2の構成では、熱で軟化させたフレーム部材を電解質膜に押し当て、電解質膜とフレーム部材を密着させているのみで、燃料電池の発電・停止に伴う、電解質膜の膨潤・収縮により、電解質膜がフレーム部材から剥離する。特許文献2において、電解質膜がフレーム部材から剥離することで、電解質膜とフレーム部材の間にガスが通じることのできる空間が生じ、貫通穴部や電解質膜端部を迂回したガスが対極に回りこんで、充分な発電性能が得られない。
更に、燃料電池の運転・停止に伴う電解質膜の寸法変化による、貫通孔の周囲への応力の集中により、電解質膜に機械的ダメージが生じ、充分な耐久性を確保することができない。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、充分な耐久性及びガスシール性を有する、固体高分子型燃料電池の単セルモジュール及び固体高分子型燃料電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の単セルモジュールは、第1のフレームと第2のフレームが電解質膜を解して溶融接合され且つ溶融接合箇所よりも発電領域側にシール部材を配したセパレータで挟み込んだ構造とする。
本構成によって、電解質膜のフレーム部材への固定を溶融接合箇所で行い、溶着箇所より発電領域側に設けたシール部材により、ガスシール性を確保する。ガスリークの起こりやすい溶融接合箇所よりシール部材を発電領域側に設けることで、溶融接合箇所にガスが到達することがなく、ガスシール性を確保することができる。また、シール部材を一定以上に圧縮させた状態でセパレータと電解質膜構造体を積層させることで、燃料電池の運転・停止に伴う乾湿の電解質膜の厚み寸法が変化した場合においても、所定以上のシール部圧力を維持することができ、電解質膜の厚み状態およびその変動によらず、ガスシール性を確保することができる。
また、本発明の単セルモジュールは、第1のフレームと第2のフレームの溶融接合箇所に、電解質膜材料が混在した構造とする。
本構成によって、フレーム部材と電解質膜の一体性が向上し、電解質膜のフレーム部材への固定機能が向上する。
また、本発明の単セルモジュールは、電解質膜端部に通じる第1のフレームと第2のフレームの境界部及び溶融溶着部を第3のフレームで覆う構造とする。
電解質膜は長期に大気に暴露させると劣化する。本構成によって、大気に通じる第1のフレームと第2のフレームの境界部を第3のフレームで封止することで、電解質膜端部の大気への暴露が低減でき、電解質膜の耐久性を維持することができる。
更に、電解質膜材料の混在した第1のフレームと第2のフレームの溶融接合箇所において、電解質膜が大気に暴露しないように、第3のフレームで覆うことで、溶融接合箇所に存在する電解質膜の劣化を防止することができる。
また、本発明の単セルモジュールは、第1のフレーム、第2のフレームの少なくともどちらか一方は、第3のフレームの材料と同種の材料とする。
本構成によって、第3のフレームと第1のフレームまたは第3のフレームと第2のフレーム間の接合がより強固になり、フレーム部材の剛性を向上させ、電解質膜構造体のハンドリング性や寸法精度を向上することができる。
また、本発明の単セルモジュールは、電解質膜の両面から第1のフレームと第2のフレームで挟み込み、一方のフレーム部材側から、超音波溶接ホーンを当接させ、電解質膜をフレーム部材に超音波溶着方法を用いて固定する。
本構成により、溶融接合界面にのみが加熱され溶融溶着ができ、周囲への熱影響を最小限に抑えることができ、電解質膜構造体の耐久性を維持することができる。
また、本発明の単セルモジュールは、電解質膜の両面から第1のフレームと第2のフレームで挟み込み、一方のフレーム部材側から、溶融溶着部にレーザ光を照射し、電解質膜をフレーム部材にレーザ溶融接合法を用いて固定する。
本構成により、電解質膜とフレーム部材を非接触で溶融接合が可能となり、溶融溶着部に不純物が混入することを防ぐことが可能となり、電解質膜構造体の耐久性を維持することができる。
また、本発明の単セルモジュールは、電解質膜の両面から第1のフレームと第2のフレームで挟み込み、一方のフレーム側から、フレーム部材に対しては主に透過し、電解質膜で吸収される波長のレーザ光を照射を溶融溶着部に照射し、電解質膜をフレーム部材にレーザ溶融接合法を用いて固定する。
本構成により、溶融接合界面にのみが加熱され溶融溶着ができ、周囲への熱影響を最小限に抑えることができ、電解質膜構造体の耐久性を維持することができる。
また、本発明の燃料電池システムは、上記単セルモジュールを積層させたスタックユニットである。
本構成により、ガスシール性と耐久性に優れた燃料電池システムとすることができる。
以上のように、本発明の固体高分子型燃料電池の単セルモジュール及び固体高分子型燃料電池によれば、単セルモジュール内でのガスリークを抑制し、燃料電池の特性を確保することができる。
本発明の実施の形態における燃料電池の模式図 本発明の実施の形態における単セルモジュールの断面図 本発明の実施の形態における電解質膜構造体の上視図 本発明の実施の形態における電解質膜構造体の組立工程模式図 本発明の実施の形態における電解質膜構造体の組立工程模式図 本発明の実施の形態における電解質膜構造体の組立工程模式図 特許文献1記載の単電池構造の断面模式図 特許文献1記載の単電池構造の断面模式図 特許文献2記載の従来の電解質膜構造体の断面模式図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の固体高分子型燃料電池の模式構成図を示す。
燃料電池200は、例えば水素を含有する燃料ガス211と、空気など酸素を含有する酸化剤ガス212を電気化学的に反応させることで、電力、熱、及び水を同時に発生させるものである。
燃料電池200は、アノード及びカソードの一対の極を備える単セルモジュール1が複数個直列に接続された構造を有するスタック300と、燃料ガス211から水素を取り出す燃料処理器400と、燃料処理器400にて取り出された水素を含む燃料ガスを加湿するアノード加湿器411と、酸化剤ガス212に対して加湿を行うカソード加湿器412と、燃料ガス211と酸化剤ガス212を夫々供給するポンプ413a,413bを備える。
この燃料電池200には、燃料処理器400、アノード加湿器411、ポンプ413aにより燃料ガス211を単セルに供給する燃料供給装置が構成されている。また、カソード加湿器412とポンプ413bとにより、酸化剤ガスをスタック300の単セルに供給する酸化剤供給装置が構成されている。
なお、このような燃料供給装置や酸化剤供給装置は、燃料や酸化剤の供給を行う機能を備えていればその他様々な形態を採用し得るが、本実施形態においては、スタック300が備える複数の単セルに対して、共通して燃料ガス211や酸化剤ガス212を供給する供給装置であれば、後述する本実施形態の効果を好適に得ることができる。
また、燃料電池200には、発電の際にスタック300にて発生される熱を効率的に除去する冷却水213を循環供給するためのポンプ413cと、この冷却水213(例えば、導電性を有さない液体、例えば純水が用いられる)により除去された熱を、水道水などの流体と熱交換するための熱交換器414と、熱交換された水道水を貯留させる貯湯タンク415が備えられている。更に、燃料電池200には、このようなそれぞれの構成部を互いに関連付けて発電のための運転制御を行う運転制御装置500と、スタック300にて発電された電気を取り出す電気出力部600が備えられている。
このスタック300は、単セルモジュール1(図2参照)を複数個積層し、集電板701、絶縁板702、端板703で両側から所定の荷重で締結して構成されている。それぞれの集電板701には、電流取り出し端子部(図示せず)が設けられており、発電時にここから電流、すなわち電気が取り出される。
それぞれの絶縁板702は、集電板701と端板703の間を絶縁するとともに、ガスや冷却水の導入口(図示せず)、排出口(図示せず)が設けられている場合もある。それぞれの端板703は、複数枚積層された単セルモジュール1と集電板701、絶縁板702を加圧手段(図示せず)によって所定の荷重で締結し、保持されている。
図2は、本発明の実施の形態の電解質膜構造体11をシール部材7付きセパレータ6で挟み込んだ、単セルモジュール1の断面図である。図3は、本発明の実施の形態の電解質膜構造体11の第2のフレーム部材52側からの上視図である。
図2において、電解質膜構造体11は電解質膜2の端部を樹脂製の枠状の第1のフレーム部材51と樹脂製の枠状の第2のフレーム部材52で挟み込み、電解質膜2を介して、第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52が溶融溶着部8で接合され、前記第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52の境界部及び溶融溶着部8を第2のフレーム部材52の外側から、第3のフレーム部材53で覆う構成としている。電解質膜構造体11の両面には、燃料ガス及び酸化剤ガスを触媒に均一に行き渡らせるためのガス拡散層4を配置し、ガス流路61を具備したシール部材7付きセパレータ6で挟み込むことで、単セルモジュール1を構成している。
本実施の形態では、ガス拡散層4が第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52に乗り上げ、セパレータ6との空間に充填されているが、第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52との間に、空間がなければ、ガス拡散層4で充填しなくてもよい。
第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52とセパレータ6との間に空間がある場合、燃料ガス及び酸化剤ガスがガス流路61を通過せず、第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52とセパレータ6との間の空間を通過してしまい、発電領域12に燃料ガス及び酸化剤ガスが行き渡らず、充分な発電性能を得ることができない。第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52とセパレータ6との間に、ガス拡散層4を充填することで、燃料ガス及び酸化剤ガスがガス流路61を通過させることができ、所定の発電性能を得ることができる。
また、ガス拡散層4の第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52とセパレータ6との間に位置する領域の厚みを、第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52とセパレータ6の間隔より厚くしておくことで、電解質膜構造体11をセパレータ6で挟持する際に、ガス拡散層4が圧縮され、第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52を電解質膜2に密着させることができる。
第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52を電解質膜2に密着させることで、電解質膜2と第1のフレーム部材51及び電解質膜2と第2のフレーム部材52の間に、燃料ガス及び酸化剤ガスが侵入することを低減でき、ガスバリア性を向上できると共に、電解質膜2が燃料ガス及び酸化剤ガスにより劣化することが抑制でき、燃料電池の性能を長期に確保することが出来る。
本実施の形態では、電解質膜2の両面に端部を除き均一に触媒層電極3を形成している。触媒層電極3の端部には、第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52の一部が覆いかぶさる配置とした。こうすることで、電解質膜2の触媒層電極3が形成されていない領域に、酸化剤ガスが暴露することを低減することができ、酸化剤ガスによる電解質膜の劣化を抑制することが可能となる。
単セルモジュール1を形成した際に、セパレータ6に設けられたシール部材7は、電解質膜構造体11に形成された溶融溶着部8よりも発電領域側に配置され、且つ触媒層電極3の領域よりも外側に配置した。
単セルモジュール1とした際に、セパレータ6に設けられたシール部材7は、第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52と当接し、圧縮される。
圧縮によりシール部材7の反力が発生し、シール部材7と第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52、第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52と電解質膜2の間の密着度が向上し、ガスバリア性を確保することが出来る。
触媒層電極3は燃料ガス及び空気ガスが拡散し、発電反応を起こすために、多孔質構造となっている。そのため、触媒層電極3とシール部材当接触部71が重なった場合、シール部材7の反力だけでは触媒層電極3の多孔質部を遮蔽することができず、ガスリークの原因となる。
第1のフレーム部材51側に具備されたシール部材7及び第2のフレーム部材52側に具備されたシール部材7は、電解質膜構造体11を挟んで、向かい合う位置に配置し、両極に設けられたシール部材7は共に、触媒層電極3と重ならない配置としたが、シール部材7同士が向い合う位置に配置しなくても良く、シール部材7の反力が充分に得られればよい。また、少なくとも一方のシール部材7が触媒層電極3にかかっていなければ、触媒層電極3にかからないシール部材7側で充分なガスバリア性が確保できればよい。
向かい合う位置に配置した場合、電解質膜構造体11にかかるシール部材7の反力が対向し、電解質膜構造体11に応力を与えることがなく、両極においてシール部材7が触媒層電極3にかからなければ、よりガスバリア性を確保できてよい。
本実施の形態において、溶融溶着部8よりも発電領域12側にシール部材7を設けることで、溶融溶着部8を形成する際の、超音波溶着時の熱及び振動による電解質膜2の変形部が燃料ガス、酸化剤ガスや水分に晒されることを抑制することができ、ガスリーク低減することができ、燃料電池の発電性能を維持することができる。
また、水分を吸収することによる膨潤収縮を低減することができ、機械的応力の集中を防ぎ、電解質膜構造が壊れることを抑止することができ、燃料電池性能を長期に維持することができる。
図3において、電解質膜2の四辺を囲うように、第1のフレーム部材51、第2のフレーム部材52と第3のフレーム部材53を備えており、電解質膜2の電解質膜端部21の近傍に、所定の溶融溶着部間隔82で溶融溶着部8が設けられている。
本実施の形態では、第1のフレーム部材51には、中心部に発電領域12となる開口が設けられている。第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52に設けた開口は同じ大きさとしたが、違う大きさでも良く、同じ大きさとした場合、発電領域12に用いることの出来る領域が大きくなり、電解質膜の利用率がよい。電解質膜2は発電領域12よりも大きく且つ第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52で挟持した際に、第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52からはみ出さない大きさであればよい。
第1のフレーム部材51ないし第3のフレーム部材53は、燃料電池の発電反応に必要な燃料ガスもしくは酸化剤ガスを供給するマニホールド9を具備している。
シール部材当接触部71が、発電領域12の全領域及びガスケット9を囲うように、セパレータ6に設けられたシール部材7を配置した。
本実施の形態では、電解質膜2を介しての第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52の溶融溶着部8の形成を超音波溶着により行っている。第2のフレーム部材52にも、中心部に発電領域12となる開口が設けられている。超音波溶着を用いた電解質膜2を介しての第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52の溶融溶着部8の形成において、第1のフレーム部材料と第2のフレーム部材料と電解質膜が混在する溶融溶着部8を形成することができる。
フレーム部材料と電解質膜材料が混在する溶融溶着部8を形成することで、第1のフレーム部材51および第2のフレーム部材52と電解質膜2の固定性をより向上することができ、乾湿寸法変化による電解質膜2への応力の集中を避けることができ、電解質膜2の長期耐久性を向上することができる。
本実施の形態では、第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52の境界面及び溶融溶着部8の加工痕を覆うように、第3のフレーム部材53を形成し、電解質膜構造体11を組み立てる。
図4A、図4B、図4Cに電解質膜構造体の組立模式図を示す。予め第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52を射出成形を用いて作製し、第1のフレーム部材51に触媒層電極3を塗布した電解質膜2を配置した後、第2のフレーム部材52を配置する(図4A)。第2のフレーム部材52の外側から超音波ホーン81を所定の位置に当接させ、溶融溶着部8を形成する(図4B)。第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52と一体化した電解質膜2を、射出成型機の金型に配置し、第3のフレーム部材53を形成する(図4C)。
本実施の形態では、スポット状の溶融溶着部8を形成した。本実施の形態において、溶融溶着部8の形成は、超音波接合を用いた。超音波接合には精電舎工業社製の超音波接合機(ΣG620S)を用いた。フレーム部材に当接させる超音波加工工具は、先端がφ0.5mmのものを用いた。フレーム部材を超音波接合する際の、接合加工条件としては28.5kHzの振動数で、振幅は40μm、加圧力30Nで、0.25秒の加工時間で良好な接合が得られた。
本実施の形態の溶融溶着部8の形成においては、レーザを用いた溶融接合法を用いてもよい。レーザを用いた場合、非接触で溶融溶着部8を形成することが可能となり、フレーム部材と電解質膜が混在する溶融溶着部8に、電解質膜2の劣化の原因となるコンタミが混入することを防止でき、長期に性能を保証することが可能となる。
また、溶融接合に用いるレーザ光はフレーム部材や電解質膜に吸収される波長のものを選択すればよいが、フレーム部材を透過し、電解質膜に吸収される波長のレーザ光を用いることが好ましい。これにより、フレーム部材を透過したレーザ光が電解質膜で吸収され、レーザ光照射部が高温となり、その熱によりレーザ光が照射された電解質膜部を挟持するフレーム部材を溶融させ、溶融接合が可能となる。
また、溶融接合時に投入するエネルギーを最も小さくすることができるため、溶融時間を短縮することができ、より生産性を向上することができる。さらに、溶融溶着部を小さくすることが可能となり、電解質膜への熱影響を小さくすることが可能となり、電解質膜の性能を長期に確保することが可能となる。
本実施の形態では、溶融溶着部8とシール部材7の間隔は約2mmとした。溶融溶着部8とシール部材7の間隔をより狭小にすることで、発電に寄与しない領域の電解質膜量を削減できるが、超音波接合時の熱や振動により、加工部の周囲の電解質膜2を変形させるため、電解質膜2の変形した領域がシール部材7より発電面に対して内側にこないように配置するとよい。
本実施の形態では、第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52の境界面を覆うフレーム部材と溶融溶着部8の加工痕を覆うフレーム部材を一体として、第3のフレーム部材53を形成している。この状態で、第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52の境界面を覆うフレーム部材と溶融溶着部の加工痕を覆うフレーム部材を分離した部材として形成しても良いが、一体で形成した場合、電解質膜構造体11の剛性がより向上し、ハンドリング性などがよくなる。
また、図4Bに示すように、第2のフレーム部材52側から、超音波接合を行っているが、第1のフレーム部材51側から超音波接合を行っても良く、その場合は第3のフレーム部材53において、第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52の境界部を覆うフレーム部材と溶融溶着部8の加工痕を覆うフレーム部材を分離すればよい。
本実施の形態では、第1のフレーム部材51、第2のフレーム部材52と第3のフレーム部材53を同一の樹脂材料で形成した。図4に示すように、第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52に、直接、第3のフレーム部材53を射出成形するため、同一の樹脂材料を用いた場合、フレーム部材間の接合力が高まり、電解質膜構造体11の一体性が向上し、ハンドリング性がよくなる。
また、本実施の形態では、第1のフレーム部材51と第2のフレーム部材52のフレーム部材料として、熱可塑性樹脂を用いており、特に第1のフレーム部材51及び第2のフレーム部材52は燃料電池の発電環境に晒されることから、変性PPE、変性PPEやPPSなどの材料を用いることがより好ましい。
本実施の形態では、スポット状の溶融溶着部8を形成しているが、線上の溶融接合箇所を形成しても良く、また間欠でなくてもよい。
スポット状の溶融溶着部8とした場合、電解質膜構造体11の組立時間が短くなり、生産性を向上することが出来る。また、連続的または断続的な溶融溶着部8を形成した場合、電解質膜2のフレーム部材への固定強度を向上することができる。
溶融溶着部の形状は、組立環境や燃料電池の運転条件などにより、最適な形状を選択すればよい。
また、本実施の形態では、電解質膜2は製膜時の設備動作の影響を受けない、縦方向と横方向で等方的な特性を持つ電解質膜2を用いたため、発電領域全周において溶融溶着部間隔82を等間隔とした。電解質膜2により縦方向と横方向で異方性を持つものもあり、異方性を持つ電解質膜2においては、縦方向と横方向のそれぞれの特性に合せた間隔に調整するとよく、更に等間隔に溶融溶着部8を形成した場合、電解質膜2が乾燥収縮もしくは湿潤膨張による溶融溶着部8への応力の集中を均等にすることができてよい。
また、本実施の形態では、シール部材7と電解質膜端部21を出来る限り近づけることで、発電に寄与しない電解質膜量を削減している。シール部材7と電解質膜端部21の間隔は、乾燥により収縮した電解質膜2がシール部材7より内側に到達しなければよく、溶融溶着部間隔82が広い場合、溶融接合されていない箇所の電解質膜2の変位は大きくなるため、シール部材7と電解質膜端部21の間隔を大きくすれば良い。シール部材7と電解質膜端部21の間隔を大きくした場合、電解質膜端部21を迂回して、一方のガスが他方の電極にリークする際のリーク経路長を長くすることがでるため、ガスリークを低減できてよい。
2013年3月21日出願の特願2013−057608の日本出願に基づく優先権を主張する。本日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明によれば、電解質膜の寸法変化に影響を受けることなく、ガスシール性の高い単セルモジュールを形成することができる。この電解質膜構造体及び単セルモジュールを用いることで、電気特性が高く、高耐久性を有する高分子型燃料電池が得られる。また、剛性の高い電解質膜構造体を形成することが出来るため、単セルモジュールおよびスタックを組み立てる際のハンドリング性をよくすることができる。
1 単セルモジュール
11 電解質膜構造体
12 発電領域
2,20 電解質膜
21 電解質膜端部
3 触媒層電極
4 ガス拡散層
5,100 フレーム部材
51 第1のフレーム部材
52 第2のフレーム部材
53 第3のフレーム部材
6 セパレータ
61 ガス流路
7 シール部材
8 溶融溶着部
81 超音波ホーン
82 溶融溶着部間隔
112 突出部
200 燃料電池
211 燃料ガス
212 酸化剤ガス
213 冷却水
300 スタック
400 燃料処理器
411 アノード加湿器
412 カソード加湿器
413a ポンプ
413b ポンプ
413c ポンプ
414 熱交換器
415 貯湯タンク
500 運転制御装置
600 電気出力部

Claims (8)

  1. 電解質膜の外周部を第1のフレームと第2のフレームで挟持した固体高分子型燃料電池の単セルモジュールにおいて、
    前記第1のフレームと前記第2のフレームの一方の表面に前記電解質膜を貫通して他方のフレームまで達する溶着部が形成され、前記溶着部は、前記第1のフレーム、前記第2のフレーム及び前記電解質膜を溶着するとともに、前記電解質膜の外周に点在してなり、かつ、前記溶着部より内側の前記第1のフレームと前記第2のフレームの表面にシール部材をそれぞれ配置してなること、
    を特徴とする、固体高分子型燃料電池の単セルモジュール。
  2. 前記溶着部は、
    前記第1のフレームの材料、前記第2のフレームの材料及び前記電解質膜の材料とが混在してなる、請求項1に記載の固体高分子型燃料電池の単セルモジュール。
  3. 前記溶着部は、第3のフレームで覆われてなる、請求項1に記載の固体高分子型燃料電池の単セルモジュール。
  4. 前記第1のフレーム、前記第2のフレーム、及び、前記第3のフレームの材料のうち、少なくとも2つのフレームの材料は、同じ樹脂材料である、
    請求項3に記載の固体高分子型燃料電池の単セルモジュール。
  5. 超音波溶着を用いて、前記第1のフレーム、前記第2のフレーム及び前記電解質膜の溶融接合を行う、請求項1に記載の固体高分子型燃料電池の単セルモジュール。
  6. レーザを用いて、前記第1のフレーム、前記第2のフレーム及び前記電解質膜の溶融接合を行う、請求項1に記載の固体高分子型燃料電池の単セルモジュール。
  7. 前記溶融接合に用いるレーザ光は、前記第1のフレーム又は前記第2のフレームを透過し、前記電解質膜で吸収される波長を有する、
    請求項6に記載の固体高分子型燃料電池の単セルモジュール。
  8. 電解質膜の外周部を第1のフレームと第2のフレームで挟持し、これらのフレームを挟む一対のセパレータを有する複数の単電池モジュールを積層して組み立てられる固体高分子型燃料電池であって、
    前記第1のフレームと前記第2のフレームの一方の表面に前記電解質膜を貫通して他方のフレームまで達する溶着部が形成され、前記溶着部は、前記第1のフレーム、前記第2のフレーム及び前記電解質膜を溶着するとともに、前記電解質膜の外周に点在してなり、かつ、前記溶着部より内側の前記第1のフレームと前記第2のフレームの表面にシール部材をそれぞれ配置してなること、
    を特徴とする、固体高分子型燃料電池。
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