JPWO2014141428A1 - 永久磁石埋込型電動機及び圧縮機 - Google Patents

永久磁石埋込型電動機及び圧縮機 Download PDF

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Abstract

永久磁石埋込型電動機50は、回転子1の回転子鉄心12に形成された複数の磁石収容孔13それぞれに挿入された複数の永久磁石14を備え、磁石収容孔には、一対の微小突起部7と、一対の大突起部8と、一対の反磁界逃がし10とが形成され、永久磁石は、一対の微小突起部に挟まれ、微小突起部は、径方向内側に向かって突出して永久磁石の対応する端面と面接触し、大突起部は、微小突起部よりも外側に設けられて磁石収容孔の内側画定ライン側に延びており、微小突起部の高さ寸法Tb<大突起部の高さ寸法Taである。

Description

本発明は、永久磁石を回転子鉄心の内部に埋め込んだ永久磁石埋込型電動機、及び、それを備えた圧縮機に関するものである。
近年、省エネ意識の高まりから、残留磁束密度の高いNd・Fe・B系の希土類永久磁石を回転子に用いることによって高効率化を実現した永久磁石型モータが多く提案されている。
特に、冷凍・空調機器に用いられる圧縮機用の電動機には、回転子鉄心内部に永久磁石を埋め込んだ永久磁石埋込型電動機が多く用いられている。回転子鉄心の内部には、複数の永久磁石を埋め込むための複数の磁石収容孔が設けられている。これら磁石収容孔には、永久磁石を埋め込んだ際に磁石の短絡磁束を抑制するため、磁石収容孔の長手方向の両端部には、フラックスバリヤーと呼ばれる空間部が設けられている。また、磁石挿入孔には、磁石の配置位置を確定するための位置決め用突起部が設けられている。突起部は、磁石の長手方向の両端部において、当該磁石と面接触する構造となっている。
例えば、特許文献1に開示された永久磁石埋込型電動機の回転子は、永久磁石を収納する複数の孔部を有する高透磁率薄鉄板を積層した回転子鉄心と、孔部に収納保持された複数の永久磁石とを備え、前記孔部の両端に打ち抜き逃がしを設け、回転子鉄心と永久磁石との面接触により当該永久磁石が固定されている。
特許文献2に開示された永久磁石埋込型電動機の回転子は、複数の磁石挿入孔と、磁石挿入孔の略中央部に挿入される永久磁石と、減磁抑制用突起部とを備えている。磁石挿入孔はそれぞれ、回転子鉄心の外周縁に沿って設けられ、磁石挿入孔の両端部の外周側と回転子鉄心の外周縁との間には、所定の径方向寸法の外周薄肉部が形成されている。減磁抑制用突起部は、磁石挿入孔の永久磁石が挿入されない両端部の空間において、磁石挿入孔の外周側もしくは内周側から永久磁石より所定の距離離れて突出する。そして、減磁抑制用突起部と磁石挿入孔との最短距離が、磁石挿入孔の径方向の幅よりも小さくなるように構成されている。
特許文献3に開示された永久磁石埋込型電動機の回転子は、磁石挿入孔の極間鉄心部側の外径側端部に、径方向内側に突出する第1の磁石止め部が形成されており、磁石挿入孔の磁石挿入孔間鉄心部側の外径側端部に、径方向内側に突出する第2の磁石止め部が形成されている。
また、従来の電動機のなかには、圧縮機の高温雰囲気中で電動機を動作させるため、高温時に希土類磁石が減磁するのを防止すべく、ジスプロシウム(Dy)を多く添加し、J保磁力を大きくしていた。特にGWP(地球温暖化係数)の小さいR32冷媒を用いた場合、従来の410A冷媒に比べ圧縮機の温度が10℃以上上昇するため、Dyの添加量を増やして、J保磁力を大きくしていた。
例えば、特許文献4に開示された圧縮機は、密閉ケーシングの内部にブラシレスDCモータおよび圧縮機本体を互いに同心に設けるとともに、圧縮機本体によって吸入、圧縮、吐出が行われる冷媒として、R32単体、またはR32リッチ混合冷媒を採用し、希土類磁石のJ保磁力を23kOe以上に設定していた。
特開2007−159281(主に図2参照) 特開2012−210040(主に図10参照) 特開2009−247131(主に図1参照) 特開2001−115963(主に図12参照)
しかしながら、上記特許文献1に示される永久磁石埋込型電動機は、固定子の巻線が作る反磁界(永久磁石の作る磁束に対して逆向きの磁束)が回転子へ印加された場合、磁石の透磁率は空気とほぼ等しく磁束が通りにくいため、磁束は磁気抵抗の小さい方向へ流れようとする。この際、反磁界は、空間距離のもっとも小さい磁石外周側の角部近傍から磁石側面の面接触部へ集中して通過するため、磁石外周側の角部近傍が減磁し、トルクの低下を招くという課題があった。
また、上記特許文献2に示される永久磁石埋込型電動機では、減磁抑制用突起部と磁石挿入孔との最短距離が、磁石挿入孔の径方向の幅よりも小さくなるように構成されているため、減磁抑制用突起部から磁石固定用突起部へ反磁界が流れる。この際、磁石固定用突起部と近接する磁石の角部近傍が減磁し、トルクの低下を招くという課題があった。
また、上記特許文献3に示される永久磁石埋込型電動機では、永久磁石を、内径側と外径側とに分割した場合に、永久磁石と磁石挿入孔との接触可能な表面積が内径側よりも外径側が広くなるように構成されているため、磁石の外径側の角部近傍を経由して磁石挿入孔の内径側へ反磁界が流れ、磁石の外径側の角部近傍が減磁し、トルクの低下を招くという課題があった。
さらに、上記特許文献4に示される圧縮機では、冷媒としてR32を用い、磁石の減磁耐力を確保するためにJ保磁力を23kOe以上に設定していたため、希土類磁石に添加するジスプロシウム(Dy)が増え、コスト高となっていた。また、Dyを多く添加することで、磁石の残留磁束密度(Br)が低下し、効率の低下を招いていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、磁石の位置決めを確実にしつつ、磁石の角部近傍の減磁耐力を改善した永久磁石埋込型電動機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の永久磁石埋込型電動機は、回転子と、空隙を隔てて前記回転子と対向するように設置された固定子と、前記回転子の回転子鉄心に形成された複数の磁石収容孔それぞれに挿入された複数の永久磁石とを備え、前記磁石収容孔それぞれの外側画定ラインの両端には、一対の微小突起部と、一対の大突起部と、一対の反磁界逃がしとが形成されており、前記永久磁石はそれぞれ、対応する一対の微小突起部に挟まれるように配置されており、前記微小突起部はそれぞれ、径方向内側に向かって突出して、前記磁石収容孔に挿入された前記永久磁石の対応する端面と面接触し、前記大突起部はそれぞれ、対応する前記微小突起部よりも外側に設けられ、前記磁石収容孔の内側画定ライン側に延びており、前記大突起部及び前記微小突起部は、該大突起部の高さ寸法Ta、該微小突起部の高さ寸法Tbとしたとき、Tb<Taとなるように構成されている。
本発明によれば、磁石の位置決めを確実にしつつ、磁石の角部近傍の減磁耐力を改善した永久磁石埋込型電動機を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る永久磁石埋込型電動機の断面図である。 図1に示される回転子鉄心の断面図である。 図2に示される回転子鉄心の極間付近の部分拡大図である。 図2の回転子鉄心に希土類磁石を収容した回転子の断面図である。 反磁界による磁束の流れを示す概念図である。 本発明の実施の形態2に関する、図2と同態様の図である。 本実施の形態2に関する、図3と同態様の図である。 本実施の形態2に関する、図4と同態様の図である。 本実施の形態2に関する、図5と同態様の図である。 本発明の実施の形態3に関し、永久磁石埋込型電動機を搭載したシリンダロータリ圧縮機の縦断面図である。
以下、本発明に係る永久磁石埋込型電動機の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る永久磁石埋込型電動機の断面図であり、図2は、図1に示される回転子鉄心を示す断面図であり、図3は、図2の回転子鉄心の極間部付近を示した部分拡大図、図4は、図2の回転子鉄心にNd・Fe・B系の希土類磁石を収容した状態の断面図である。なお、図1〜図4は、後述する回転子の回転軸を垂線とする面を紙面としている。また、図3では、図中に示す説明のための線の明瞭性を優先し、ハッチングは省略する(後述する図5、図7及び図9も同趣旨)。
図1において、本発明の実施の形態に係る永久磁石埋込型電動機50は、円環状の固定子1と、回転子100とを備えている。固定子1は、環状を成す固定子鉄心2と、この固定子鉄心2の内周部において周方向(回転子の回転軸を垂線とする面における当該回転軸を中心とする円周の方向、回転子100の回転軌跡方向)に等角ピッチで形成された複数のスロット3と、各スロット3に収容されたコイル4とを有している。
固定子1の内周側には、回転子100が回転可能に配設され、回転子100(回転子鉄心12)の外周面15と固定子1の内周面1aとの間には、円筒状の空隙5が形成されている。なお、図1に示される固定子1は、一例として分布巻の固定子であるが、集中巻の固定子であってもよい。
一方、回転子100は、主たる構成として、回転軸11と、回転子鉄心12と、複数の永久磁石14とを有している。回転軸11には、駆動源から回転エネルギーが伝達され、かかる回転エネルギーによって、回転軸11の周囲に設けられている回転子鉄心12が、回転される。回転子鉄心12と回転軸11とは、例えば焼嵌および圧入等により連結されている。
さらに、図2及び図3を参照して、回転子の詳細を説明する。図2及び図3には、永久磁石14を収容する前の回転子鉄心12が示されている。回転子鉄心12は、金型で所定形状に打ち抜いたケイ素鋼板(構成板)を、回転軸11の延びる方向(図2の紙面表裏方向)に複数枚積層して製作される。回転子鉄心12の外周面15は、円筒状に形成されている。
回転子鉄心12には、周方向に沿って並べられた6つの磁石収容孔13が形成されている。6つの磁石収容孔13は、同一形状をなしている。また、6つの磁石収容孔13はそれぞれ、均等な角度範囲にわたって広がっており、また、磁石収容孔13の各部の径方向の位置も、6つの磁石収容孔13において同一な態様となっている。
磁石収容孔13はそれぞれ、図2の紙面において、径方向(回転子の回転軸を垂線とする面における当該回転軸を中心とする半径の方向)でいう外側画定ライン13aと、内側画定ライン13bと、一対のエンドライン13cとを有している。一対のエンドライン13cは、回転子鉄心12の外周面15の近傍において外側画定ライン13aの端部と、内側画定ライン13bの端部とを結んでいる。
回転子鉄心12は、回転子鉄心12の外周面15と、各磁石収容孔13のエンドライン13cそれぞれとの間に、外周薄肉鉄心部6を含んでいる。
このように回転子鉄心12を構成することによって、磁石収容孔13の両端部(エンドライン13c)付近の磁気抵抗を大きくすることができる。これにより、磁石の短絡磁束を低減でき、高トルク化が実現できる。
磁石収容孔13それぞれの外側画定ライン13aの両端には、一対の微小突起部7と、一対の大突起部8と、一対の反磁界逃がし10とが形成されている。一対の微小突起部7は、径方向内側に向かって突出する。これら微小突起部7は、永久磁石14が周方向にずれるのを防止する位置決めの機能と、固定子1の巻線の作る反磁界が永久磁石14の角部を通過するのを阻止する機能とを備える。
微小突起部7の高さは、永久磁石14を挿入した際に、永久磁石14の長手方向の端面14aと微小突起部7の側面7aとが面接触する寸法が確保されている。面接触部分は、永久磁石14の寸法公差の下限において、永久磁石14の位置ずれを防止できる寸法が確保されていればよい。本例では、およそ0.5mm程度である。
さらに、外側画定ライン13aにおいて微小突起部7よりも外側(永久磁石14から離れる側、エンドライン13c側、極間部側)には、大突起部8が設けられている。大突起部8は、磁石収容孔13の内側画定ライン13b側に延びている。一例として、本実施の形態1では、大突起部8は、内側画定ライン13bと直交するように当該内側画定ライン13bに向かって延びている。
微小突起部7と大突起部8とは連続して連なる一体構造であり、二段構造となるよう構成される。
ここで、大突起部8の高さ寸法Ta、微小突起部7の高さ寸法Tb、大突起部8の磁石長手方向でいう幅をWa、微小突起部の磁石長手方向でいう幅をWbとしたとき、Tb<Ta、且つ、Wa<Wbとなるように構成される。なお、図3に示されるように、大突起部8の高さ寸法Ta及び微小突起部7の高さ寸法Tbは、図3の断面においてみて、磁石収容孔13の外側画定ライン13aの仮想延長線VLからの寸法である。
微小突起部7の内側(極中心側)には、微小突起部7と隣接して径方向外側に凸となる断面輪郭で構成された反磁界逃がし穴10が設けられている。換言するならば、反磁界逃がし10は、図3の断面においてみて、外側画定ライン13aの仮想延長線VLよりも径方向外側に窪んでいる。かかる反磁界逃がし10の存在により、永久磁石14が磁石収容孔13内に収容された状態で、永久磁石14の両端の径方向外側の角部において、永久磁石14と磁石収容孔13の外側画定ライン13aとの非接触空間が確保される。
このように反磁界逃がし10を設けることにより、固定子1の巻線の作る磁束が永久磁石14の角部を通らずに微小突起部7を通るようになり、永久磁石14の角部の減磁耐力を改善できる。
内側画定ライン13bは、突起構造を含まない直線形状であり、極間部付近で外径側に屈曲部9を介して、対応する略U字状のエンドライン13cにつながっている。
図4は、図2の回転子鉄心に希土類磁石を収容した断面図である。図4に示されるように、磁石収容孔13それぞれには、対応する永久磁石14が収容される。すなわち、回転子鉄心12の磁極を構成する永久磁石14は、回転子鉄心12の周方向へ極数と同数だけ配置され、N極とS極とが交互になるように着磁されている。
また、永久磁石14は、常温における残留磁束密度が1.2T以上、常温におけるJ保磁力が23kOe未満のNd・Fe・B系の希土類磁石である。磁石の形状は平板形状であり、永久磁石14は一対の微小突起部7に挟まれるように配置される。
図5は、固定子巻線に大電流が流れた場合の固定子巻線の作る磁束の流れを示す概念図である。上述したように磁石収容孔13に微小突起部7、大突起部8、反磁界逃がし10を形成したことで、磁束16は、図5に示されるように、回転子鉄心12において、磁石収容孔13の径方向外側の外側鉄心部12aを通り、永久磁石14の径方向外側の角部を避け、微小突起部7を経由して大突起部8へ流れ込み、大突起部8から、磁石収容孔13の径方向内側の内側鉄心部12bを通り抜けていく。
以上に説明したように、本実施の形態1に係る永久磁石埋込型電動機によれば、微小突起部により磁石の位置決めを確実にしつつ、固定子巻線の作る反磁界は大突起部へ誘導させることができる。よって、永久磁石の意図しない動きは抑えながらも、永久磁石の角部の減磁を抑制でき、トルクの低下が少ない電動機を提供できる。また、希土類磁石に含まれるDyの使用量を削減できコスト低減効果も得ることができる。さらに、Dyの使用量を削減することで、磁石の残留磁束密度が増加し、高トルク化を図ることもできる。
実施の形態2.
次に、図6〜図9を用いて、本発明に係る永久磁石埋込型電動機の実施の形態2について説明する。図6、図7、図8及び図9はそれぞれ、本実施の形態2に関する、図2、図3、図4及び図5と同態様の図である。
本実施の形態2の永久磁石埋込型電動機50における回転子鉄心112もまた、金型で所定形状に打ち抜いたケイ素鋼板(構成板)を、回転軸11の延在方向(図2の紙面表裏方向)に複数枚積層して製作される。回転子鉄心112の外周面15は、円筒状に形成されている。
回転子鉄心112には、周方向に沿って並べられた6つの磁石収容孔113が形成されている。6つの磁石収容孔113は、同一形状をなしている。また、6つの磁石収容孔113はそれぞれ、均等な角度範囲にわたって広がっており、また、磁石収容孔113の各部の径方向の位置も、6つの磁石収容孔113において同一な態様となっている。
磁石収容孔113はそれぞれ、図6及び図7の紙面において、外側画定ライン113aと、内側画定ライン13bと、回転子鉄心112の外周面15の近傍において外側画定ライン113aの端部、及び、内側画定ライン13bの端部を結ぶ一対のエンドライン13cとを有している。
回転子鉄心112は、回転子鉄心112の外周面15と、各磁石収容孔113のエンドライン13cそれぞれとの間に、外周薄肉鉄心部6を含んでいる。
このように回転子鉄心112を構成することによって、磁石収容孔113の両端部(エンドライン13c)付近の磁気抵抗を大きくすることができる。これにより、磁石の短絡磁束を低減でき、高トルク化が実現できる。
特に図7によく示されているように、外側画定ライン113aには、径方向内側に向かって突出する微小突起部107が設けられている。この微小突起部107は、永久磁石14が周方向にずれるのを防止する位置決めの機能と、固定子1の巻線の作る反磁界が永久磁石14の角部を通過するのを阻止する機能を備える。
微小突起部107の高さは、永久磁石14を挿入した際に、永久磁石14の長手方向の端面14aと微小突起部107の側面107aとが面接触する寸法が確保されている。面接触部分は、磁石の寸法公差の下限において、永久磁石14の位置ずれを防止できる寸法が確保されていればよい。本例では、微小突起部107の側面の高さが、およそ0.5mm程度である。
さらに、側画定ライン113aにおいて微小突起部107よりも外側(永久磁石14から離れる側、エンドライン13c側、極間部側)には、大突起部108が設けられている。大突起部108は、磁石収容孔113の内側画定ライン13b側に延びている。
微小突起部107と大突起部108とは連続して連なる一体構造であり、連続した滑らかな線で結ばれている。微小突起部107と大突起部108との一体構造は、全体として、磁石収容孔113の外側画定ライン113aの仮想延長線VLから、内側画定ライン13b側へと突出している。また、微小突起部107と大突起部108との一体構造の外形のラインは、図7の断面においてみて、側面107aと、第1傾斜ライン117と、第2傾斜ライン119と、最突起端部121とによって形成されている。
第1傾斜ライン117は、極中心側から極間側へ向かうにつれ、高さ寸法が徐々に大きくなる向きに傾いている。第2傾斜ライン119は、第1傾斜ライン117よりもエンドライン13c側にあり、内側画定ライン13bに近づくほど極間側へ位置する向きに傾いている。最突起端部121は、第1傾斜ライン117と第2傾斜ライン119との境界であり、鋭角状に尖っており、屈曲部9近傍を指向している。
微小突起部107の内側(極中心側)には、微小突起部107と隣接して径方向外側に凸となる断面輪郭で構成された反磁界逃がし穴10が設けられている。かかる反磁界逃がし10の存在により、永久磁石14が磁石収容孔113内に収容された状態で、永久磁石14の両端の径方向外側の角部において、永久磁石14と磁石収容孔113の外側画定ライン13aとの非接触空間が確保される。
このように反磁界逃がし10を設けることにより、固定子1の巻線の作る磁束が永久磁石14の角部を通らずに微小突起部107を通るようになり、永久磁石14の角部の減磁耐力を改善できる。
図8に示されるように、磁石収容孔113それぞれには、対応する永久磁石14が収容される。すなわち、回転子鉄心112の磁極を構成する永久磁石14は、回転子鉄心112の周方向へ極数と同数だけ配置され、N極とS極とが交互になるように着磁されている。
また、上述したように磁石収容孔113に微小突起部107、大突起部108、反磁界逃がし10を形成したことで、磁束16は、図9に示されるように、回転子鉄心112において、磁石収容孔113の径方向外側の外側鉄心部112aを通り、永久磁石14の径方向外側の角部を避け、微小突起部107を経由して大突起部108へ流れ込み、大突起部108から、磁石収容孔113の径方向内側の内側鉄心部112bを通り抜けていく。
また、以上に特に説明されていない部分については、本実施の形態2は、上述した実施の形態1と同様であるものとする。
以上のように構成された本実施の形態2によっても、上記実施の形態1と同様な利点が得られ、微小突起部により磁石の位置決めを確実にしつつ、固定子巻線の作る反磁界は大突起部へ誘導させることができる。よって、永久磁石の意図しない動きは抑えながらも、永久磁石の角部の減磁を抑制でき、トルクの低下が少ない電動機を提供できる。また、希土類磁石に含まれるDyの使用量を削減できコスト低減効果も得ることができる。さらに、Dyの使用量を削減することで、磁石の残留磁束密度が増加し、高トルク化を図ることもできる。
さらに加えて、本実施の形態2においては、微小突起部と大突起部とは連続して連なるよりシンプルな形状の一体構造であり、連続した曲線で結ばれているため、ケイ素鋼板をプレス機で打抜く際の打抜き性が、より良好である。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3として、上述した永久磁石埋込型電動機を搭載したシリンダロータリ圧縮機について説明する。なお、本発明は、上述した実施の形態1及び2の何れかの永久磁石埋込型電動機を搭載した圧縮機を含むものであるが、圧縮機の種別は、ロータリ圧縮機に限定されるものではない。
図10は、永久磁石埋込型電動機を搭載したシリンダロータリ圧縮機の縦断面図である。シリンダロータリ圧縮機200は、密閉容器25内に、永久磁石埋込型電動機50(電動要素)と、圧縮要素30とを備えている。図示はしないが、密閉容器25の底部に、圧縮要素30の各摺動部を潤滑する冷凍機油が貯留されている。
圧縮要素30は、主な要素として、上下積層状態に設けられたシリンダ20と、電動機により回転する回転軸11と、回転軸11に嵌挿されるピストン21と、シリンダ20内を吸入側と圧縮側に分けるベーン(図示せず)と、回転軸11が回転自在に嵌挿され、シリンダ20の軸方向端面を閉塞する上下一対の上部フレーム22a及び下部フレーム22bと、上部フレーム22a及び下部フレーム22bにそれぞれ装着されたマフラ24a及び24bとを含んでいる。
永久磁石埋込型電動機50の固定子1は、密閉容器25に焼嵌または溶接等の方法により直接取り付けられ保持されている。固定子1のコイル4には、密閉容器25に固定されるガラス端子26から電力が供給される。
回転子100は、固定子1の内径側に設けた空隙を介して配置されており、回転子100の中心部の回転軸11を介してシリンダロータリ圧縮機200の下部に設けた圧縮要素30の軸受け部(上部フレーム22a及び下部フレーム22b)により回転自在な状態で保持されている。
次に、かかるシリンダロータリ圧縮機200の動作について説明する。アキュムレータ41から供給された冷媒ガスは、密閉容器25に固定された吸入パイプ28よりシリンダ20内へ吸入される。インバータの通電によって永久磁石埋込型電動機50が回転されていることで、回転軸11に嵌合されたピストン21がシリンダ20内で回転される。それにより、シリンダ20内では冷媒の圧縮が行われる。圧縮された高温の冷媒は、マフラ24a及び24bを経た後、永久磁石埋込型電動機50の風穴等を通って密閉容器25内を上昇する。このようにして、圧縮された冷媒が、密閉容器25に設けられた吐出パイプ29を通って冷凍サイクルの高圧側へと供給される。
尚、シリンダロータリ圧縮機200の冷媒には、従来からあるR410A、R407C、R22等が用いられているが、低GWP(地球温暖化係数)の冷媒等などいかなる冷媒も適用できる。地球温暖化防止の観点からは、低GWP冷媒が望まれている。低GWP冷媒の代表例として、以下の冷媒がある。
(1)組成中に炭素の二重結合を有するハロゲン化炭化水素:例えば、HFO−1234yf(CF3CF=CH2)である。HFOは、Hydro−Fluoro−Olefinの略で、Olefinは、二重結合を一つ持つ不飽和炭化水素のことである。尚、HFO−1234yfのGWPは4である。
(2)組成中に炭素の二重結合を有する炭化水素:例えば、R1270(プロピレン)である。尚、GWPは3で、HFO−1234yfより小さいが、可燃性はHFO−1234yfより大きい。
(3)組成中に炭素の二重結合を有するハロゲン化炭化水素または組成中に炭素の二重結合を有する炭化水素の少なくともいずれかを含む混合物:例えば、HFO−1234yfとR32との混合物等である。HFO−1234yfは、低圧冷媒のため圧損が大きくなり、冷凍サイクル(特に、蒸発器において)の性能が低下しやすい。そのため、HFO−1234yfより高圧冷媒であるR32又はR41等との混合物が実用上は有力になる。
上記低GWP冷媒の内、R32冷媒については、毒性がなく、強燃性でないことから、特に注目されている。また、シリンダロータリ圧縮機200にR32冷媒を用いた場合、従来から用いられているR410A、R407C、R22等と比べ、シリンダロータリ圧縮機200の内部温度が約20℃以上高くなるという特性を有する。
シリンダロータリ圧縮機200の内部の温度は、圧縮負荷状態(回転速度、圧縮負荷トルク、冷媒)によって異なり、温度が安定した定常状態においては、特に回転速度に対して依存性が高くなっている。例えば、R410冷媒を使用したときの回転速度に対するシリンダロータリ圧縮機内部の温度上昇は、低速運転の50〜60℃に対し、中速運転では70〜80℃、高速運転では90〜110℃となり、シリンダロータリ圧縮機200の回転速度が大きくなるにしたがい、シリンダロータリ圧縮機200の内部の温度が上昇するという特性を示す。R32冷媒を用いた場合は、R410A冷媒に対し、シリンダロータリ圧縮機200内の温度が更に20℃程度上昇することとなる。
以上に構成されたシリンダロータリ圧縮機においては、減磁耐力の大きい永久磁石埋込型電動機を用いているため、圧縮機の温度上昇によってJ保磁力が低下した場合であっても、磁石の減磁が発生しない信頼性の高い圧縮機を提供できるという効果を奏する。また、シリンダロータリ圧縮機の高温雰囲気中で永久磁石埋込型電動機を動作させた場合であっても、希土類磁石に添加するDyの使用量を低減して低コスト化を図りつつ、磁石の残留磁束密度を増加させて、電動機のトルクを増加することができるので、高効率な圧縮機を提供することが可能となる。
なお、本発明の実施の形態は、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能である。
1 固定子、10 反磁界逃がし、12,112 回転子鉄心、13,113 磁石収容孔、13a,113a 外側画定ライン、13b 内側画定ライン、14 永久磁石、25 密閉容器、50 永久磁石埋込型電動機、100 回転子、200 シリンダロータリ圧縮機。

Claims (8)

  1. 回転子と、
    空隙を隔てて前記回転子と対向するように設置された固定子と、
    前記回転子の回転子鉄心に形成された複数の磁石収容孔それぞれに挿入された複数の永久磁石とを備え、
    前記磁石収容孔それぞれの外側画定ラインの両端には、一対の微小突起部と、一対の大突起部と、一対の反磁界逃がしとが形成されており、
    前記永久磁石はそれぞれ、対応する一対の微小突起部に挟まれるように配置されており、
    前記微小突起部はそれぞれ、径方向内側に向かって突出して、前記磁石収容孔に挿入された前記永久磁石の対応する端面と面接触し、
    前記大突起部はそれぞれ、対応する前記微小突起部よりも外側に設けられ、前記磁石収容孔の内側画定ライン側に延びており、
    前記大突起部及び前記微小突起部は、該大突起部の高さ寸法Ta、該微小突起部の高さ寸法Tbとしたとき、Tb<Taとなるように構成されている、
    永久磁石埋込型電動機。
  2. 前記微小突起部と前記大突起部とは連続して連なる一体構造である、
    請求項1の永久磁石埋込型電動機。
  3. 前記微小突起部と前記大突起部とは二段構造である、
    請求項1又は2の永久磁石埋込型電動機。
  4. 前記大突起部及び前記微小突起部は、該大突起部の磁石長手方向でいう幅をWa、該微小突起部の磁石長手方向でいう幅をWbとしたとき、Wa<Wbとなるように構成される、
    請求項1〜3の何れか一項の永久磁石埋込型電動機。
  5. 前記微小突起部と前記大突起部とは連続して連なる一体構造であり、
    前記微小突起部と前記大突起部との一体構造の外形のラインは、側面と、第1傾斜ラインと、第2傾斜ラインと、最突起端部とによって形成されており、
    前記第1傾斜ラインは、極中心側から極間側へ向かうにつれ、高さ寸法が徐々に大きくなる向きに傾いている、
    請求項1又は2の永久磁石埋込型電動機。
  6. 前記磁石収容孔における前記微小突起部の内側には、該微小突起部と隣接して径方向外側に凸となる断面輪郭で構成された反磁界逃がし穴が設けられている、
    請求項1〜5の何れか一項の永久磁石埋込型電動機。
  7. 前記永久磁石は、常温における残留磁束密度が1.2T以上、常温におけるJ保磁力が23kOe未満のNd・Fe・B系の希土類磁石である、
    請求項1〜6の何れか一項の永久磁石埋込型電動機。
  8. 密閉容器内に、電動機と、圧縮要素とを備えた圧縮機であって、
    前記電動機は、請求項1〜7の何れか一項の永久磁石埋込型電動機である、
    圧縮機。
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