JPWO2014136470A1 - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

内視鏡1は、把持部3A及び術者が把持部3Aを把持した際に指を配置する把持補助面35aを有する操作部3と、先端側に湾曲部2bを設けた挿入部2と、操作部3の一側面に設けられ、回転軸5aを中心に回転操作して湾曲部2bを湾曲させる少なくとも一つのノブ5と、操作部3の上側を構成する流体制御ボタン配置部32から突設し、操作部3の長手軸方向に並列される少なくとも二つの送気送水ボタン6a、吸引ボタン6bと、を備え、各ボタン6a、6bのスイッチ根本部6ar、6brを、回転中心軸を法線とした平面に投影した上下用ノブ5の最外径軌跡5Sと流体制御ボタン配置部32とが交差する二つの交点P1、P2間に、位置するように配置した。

Description

本発明は、挿入部に設けられた湾曲部を湾曲動作させる湾曲操作ノブ及び内視鏡機能を操作する複数の機能スイッチを操作部に備える内視鏡に関する。
近年、内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。内視鏡にはイメージファイバを像伝達手段として用いた光学式ファイバ内視鏡、或いは、挿入部の先端部内に撮像素子を内蔵した、電子内視鏡がある。
電子内視鏡において、撮像素子によって撮像した被観察部位の内視鏡観察画像を観察画面上に表示して観察等が行われる。一方、光学式ファイバ内視鏡においては、接眼部を通して直接肉眼で観察する、或いは、接眼部にカメラを取り付けて接眼部に伝達された光学像を観察画面上に表示して観察等が行われる。
医療分野で使用される内視鏡は、硬性な挿入部、或いは、軟性な挿入部を体内に挿入することによって観察等を行うことができるようになっている。
内視鏡には、挿入部の先端側に、上下の二方向、或いは、上下左右の四方向に湾曲するように構成した、湾曲部を設けたものがある。湾曲部を設けた内視鏡においては、湾曲部を湾曲動作させることによって、先端部に設けられた観察光学系の観察方向を変化させて広範囲の観察等を行える。
湾曲部からは、湾曲方向に対応する複数の湾曲ワイヤーが延出されている。延出された湾曲ワイヤーの端部は、内視鏡の操作部に設けられた湾曲操作装置に接続されている。湾曲操作装置は、湾曲部を湾曲動作させる装置である。湾曲部は、湾曲操作装置によって湾曲ワイヤーが牽引弛緩されることによって、湾曲動作する構成になっている。
電子内視鏡の操作部には、湾曲操作装置及び内視鏡機能スイッチが設けられている。湾曲操作装置としては、湾曲操作ノブ、湾曲操作レバー、ジョイスティック等がある。
機能スイッチとしては、流体制御ボタン及び電気スイッチが設けられている。流体制御ボタンとしては、送気送水ボタン、吸引ボタンがある。電気スイッチとしては、写真撮影を行なう際のレリーズ信号を発生させるレリーズスイッチ、フリーズ信号を発生させるフリーズスイッチ、観察モードの切替指示を行うための観察モード切替スイッチ等がある。
そして、内視鏡を操作する術者は、操作部を把持する自らの手指で、湾曲操作装置の操作、及び、各種機能スイッチの操作を行う。
日本国特開2002−58629号公報には、内視鏡操作の際、術者に必要以上の負担をかけることなく操作が行える、操作性に優れた電子内視鏡が開示されている。この電子内視鏡では、操作部の操作部操作領域に、湾曲操作ノブ、吸引ボタン、送気・送水ボタン、制御スイッチ等が設けられている。吸引ボタンと送気・送水ボタンとの間には第1ひさし部が設けられている。送気・送水ボタンの下側には第2ひさし部が設けられている。第2ひさし部は、術者の操作部を把持する指が引っかかる把持補助部になっている。
また、日本国特開2002−58629号公報の図3には操作部3に段部を設けて構成した第1ひさし部,第2ひさし部も開示されている。
上述した電子内視鏡によれば、術者は、左手を操作部の一側面と他側面、及び第2ひさし部の下側とに配置することによって、操作部を安定した状態で保持して挿入部を体腔内に挿入する作業を行うことができる。また、術者は、第1ひさし部を確認することによって、意図するものとは異なったボタンを誤って操作することを防止することができる。
一方、日本国特開2004−141331号公報には、操作部に配置された管路制御用操作部材及び各種機能スイッチに対し、把持する片手の指で行う操作を容易にする内視鏡操作装置が開示されている。この内視鏡操作装置では、吸引操作バルブ、送気/送水操作バルブ、第1機能スイッチ及び第2機能スイッチを、一つのケース体で構成される操作部の一側面に並べて配置すると共に、これらスイッチ等の操作上面が上記アングル操作ツマミの回動軸中心Oaから略同一距離rに配置される。
この構成によれば、日本国特開2004−141331号公報の図1及び図2の操作部を図の裏側から把持し、左右アングルツマミ(本発明の湾曲操作ノブに対応する)、上下アングルツマミ等を親指で操作すると共に、人差し指と中指とで吸引操作バルブ、送気/送水操作バルブ、第1機能スイッチ及び第2機能スイッチを操作する操作が格段と容易になる。また、吸引操作バルブ、第1機能スイッチ及び第2機能スイッチに対して、人差し指が無理せずに届くことになる。また、最も高い吸引操作バルブを中心として他の操作部材の高さが順に低くなり、かつ、操作部材の高さが円弧状に設定されているので、各操作部材の識別が容易になる。加えて、術者は、ケーブルを左手の親指と人指し指との股に配置し、左手の掌を操作部の一側面と他側面に配置し、左手の中指又は薬指を日本国特開2002−58629号公報の第2ひさし部に対応する日本国特開2004−141331号公報の操作部の後側部分に配置することによって、操作部を安定した状態で保持することができる。
しかしながら、日本国特開2004−141331号公報の内視鏡操作装置においては、図1Aに示すように操作部側面に設けられた各操作上面がアングル操作ツマミの回動軸中心から二点鎖線に示すように略同一距離に配置するという制約がある。そして、この制約を受けることによって、送気/送水バルブ21の高さを吸引操作バルブ20と同じ高さに設定すること、或いは、各スイッチの高さを相対的に高く設定することが難しくなる。
また、湾曲操作ノブの回転操作は、術者の左手の親指に限定されるものでは無く、左手の中指、或いは、薬指によっても一般的に行われている。また、術者によっては、左手の親指と例えば薬指の二本の指で回転操作を行っている。そして、二本の指で湾曲操作ノブを回転操作することによって、湾曲部の湾曲量の微調整を容易に行える。しかし、術者が中指或いは薬指で湾曲操作ノブの操作を行う場合、操作部側面に配列されたボタン越しに該ノブを操作することになる。手の小さな術者にとって、湾曲操作ノブをボタン越しに中指、或いは、薬指で円滑に回転操作することは困難である。このため、ボタンの高さを低くする、或いは、ツマミの外径を大きくすること等が考えられる。しかし、中指、或いは、薬指で湾曲操作ノブをボタン越しに操作する場合には、送気/送水操作バルブ等を誤操作するおそれがある。
具体的に、日本国特開2004−141331号公報に示されているツマミ16を例えば図1Bに示すように親指及び薬指で摘まんで破線に示すように矢印Y1B方向(反時計回り)に回転操作する場合、ツマミ16の回転移動に伴って、該ツマミ16をボタン(符号20)越しに薬指で操作する状況になる。この状況において、手の小さな術者は、回転操作中に薬指が送気/送水操作バルブに接触することによって、ツマミ16の回転操作を継続できなくなるおそれ、或いは、ツマミ16から薬指が外れるおそれがある。
図1Cに示すように送気/送水バルブ21、吸引操作バルブ20、第1機能スイッチ22及び第2機能スイッチ23を操作部側面上で矢印Y1C方向に移動することによって、ボタン越しの操作が解消される。しかし、これらスイッチ類を単に移動した場合、操作部側面に設けられたスイッチ等の操作上面を上述した回動軸中心から略同一距離rにすることが難しい。そして、回動軸中心から略同一距離内に操作上面を配置させるためには回動軸中心位置を変更して新たな距離Rを設定しなければならない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、操作部を一方の手で安定した状態で保持しつつ、該操作部を把持する手の親指と他の指とによって湾曲操作ノブの回動操作を確実且つ円滑に行える内視鏡操作部を備えた内視鏡を提供することを目的にしている。
本発明の一態様の内視鏡は、術者が把持する把持部及び該術者が操作を行うと共に当該術者が前記把持部を把持した際に前記術者の指を配置する把持補助面を有する操作部と、前記操作部の先端側から延出され、先端側に湾曲部を設けた挿入部と、前記操作部の一側面に設けられ、回転軸を中心に回転操作を行うことによって、前記湾曲部を湾曲させる少なくとも一つの湾曲操作ノブと、前記操作部一側面の一方向側を構成する一方側側面から突出して設けられ、前記操作部の長手軸に沿って配置される少なくとも二つの機能スイッチと、を備え、前記各機能スイッチのスイッチ根本部を、前記湾曲操作ノブの回転中心軸を法線とした平面に投影した該湾曲操作ノブの最外周部が形成する最外径軌跡と前記一方側側面とが交差する二つの交差点の間に位置するように配置している。
特許文献2の内視鏡に同じ高さのスイッチを配設した構成例を説明する図 特許文献2の内視鏡のツマミを親指と薬指とで回転操作した状態を示す図 特許文献2の内視鏡においてボタン越しの操作を解消する構成例を説明する図 図2−図6は本発明の一実施形態に係り、図2は本発明の内視鏡を説明する図 内視鏡の操作部の操作部本体の構成を説明するとともに、湾曲操作ノブの回転中心軸を法線とした平面に投影した最外径軌跡と一方側側面との関係を説明する図 内視鏡の操作部の把持例を説明する図 内視鏡の上下用ノブを親指と薬指とで摘まんで回転操作している状態を説明する図 操作部本体の流体制御ボタン配置部に高さの異なる機能スイッチを配列した構成を説明する図 最外径軌跡と上側側面とに構成される第1交差点P1と第2交差点P2との間に三つの機能スイッチを配列した構成を説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2に示すように内視鏡1は、挿入部2と、操作部3と、ユニバーサルコード4とを備えて主に構成されている。
挿入部2は、胃、大腸などの体管内に挿入される。挿入部2は、先端側から順に硬性の先端部2aと、湾曲部2bと、可撓性を有する可撓管部2cとを連設して構成されている。湾曲部2bは、例えば上下方向に湾曲自在に構成されている。
挿入部2の先端部2aには観察手段(不図示)として撮像素子(不図示)が設けられている。また、先端部2aにはノズル(不図示)、処置具が導出される処置具チャンネル開口(不図示)等が設けられている。
操作部3は、挿入部2の基端側に設けられている。操作部3は、先端側から順に把持部3Aと操作部本体3Bとを備えて構成されている。ユニバーサルコード4は、操作部本体3Bの側部から延出している。ユニバーサルコード4の基端部には、内視鏡コネクタ(不図示)が設けられている。内視鏡コネクタは、光源及びカメラコントロールユニット等を備えた外部装置に電気的に接続される。
操作部本体3Bには、湾曲操作装置である上下用ノブ5と、複数の機能スイッチとが設けられている。機能スイッチは、流体制御ボタン、電気スイッチ7である。流体制御ボタンは、例えば送気送水ボタン6a及び吸引ボタン6bである。電気スイッチ7は、例えば観察モード切替スイッチ7a、レリーズスイッチ7b及びフリーズスイッチ7cである。
図3Aに示すように湾曲操作装置配置部31、流体制御ボタン配置部32、及び電気スイッチ配置部33が操作部本体3Bに設けられている。符号34は、第1把持補助部である。符号35は、第2把持補助部である。
湾曲操作装置配置部31は、操作部本体3Bの一側面である。湾曲操作装置配置部31には、湾曲部2bを湾曲操作するための上下用ノブ5が設けられる。上下用ノブ5は、回転軸部5aを中心に時計回り、反時計回りに回転する構成である。
術者が、上下用ノブ5を実線の状態から例えば図2の矢印Y2方向である反時計回りに回転していくことにより、湾曲部2bが二点鎖線に示すように一方向である上方向に湾曲動作する。一方、上下用ノブ5が上述とは逆方向である時計回りに回転されると、湾曲部2bが他方向である下方向に湾曲動作する。
なお、本実施形態において、回転軸部5aの中心位置は、湾曲操作装置配置部31である一側面内の予め定めた位置に設定されている。
図3Aに示すように流体制御ボタン配置部32は、操作部本体3Bの一側面の一方向側(以下、上側側面と記載する)である。流体制御ボタン配置部32には、送気送水シリンダ21と吸引シリンダ22とが操作部3の長手軸に沿って配置されている。
なお、送気送水シリンダ21と吸引シリンダ22とは、例えば、操作部3の長手軸に対して平行に配列されていてもよい。送気送水シリンダ21には送気送水ボタン6aが着脱自在に装着される。吸引シリンダ22には吸引ボタン6bが着脱自在に装着される。
吸引ボタン6bは、吸引シリンダ22に対して摺動自在に装着される。術者が該ボタン6bの位置を自然状態から予め定めた位置に切り替える操作を行うことによって、処置具チャンネル開口から汚物等を吸引する状態を得られる。
送気送水ボタン6aは、送気送水シリンダ21に対して摺動自在に装着される。術者が該ボタン6aの位置を自然状態から予め定めた位置に段階的に切り替えることによって、ノズルから空気等の気体を噴出する状態、或いは、ノズルから水等の液体を噴出する状態等を得られる。
本実施形態において、送気送水シリンダ21に装着された送気送水ボタン6aの上側側面からシリンダ上面までの突出高さと、吸引シリンダ22に装着された吸引ボタン6bの上側側面からシリンダ上面までの突出高さとは、同じ高さに設定してある。
電気スイッチ配置部33は、操作部本体3Bの基端側部である。電気スイッチ配置部33は、例えば第1スイッチ配置面33a、第2スイッチ配置面33b及び第3スイッチ配置面33cを備えている。第1スイッチ配置面33aには例えば観察モード切替スイッチ7aが配置される。第2スイッチ配置面33bには例えばレリーズスイッチ7bが配置される。第3スイッチ配置面33cには例えばフリーズスイッチ7cが配置される。各スイッチ7a、7b、7cの配置位置は、上述した配置面33a、33b、33cに限定されるものではない。
観察モード切替スイッチ7aは、観察モードの切替指示を行うためのスイッチである。レリーズスイッチ7bは写真撮影を行なう際のレリーズ信号を発生するスイッチであり、フリーズスイッチ7cはフリーズ信号を発生するスイッチである。
第1把持補助部34は、ユニバーサルコード4を構成する折れ止め4aの根本部分と、操作部本体3Bの上側側面の反対面である下側側面32Dと、によって構成される。第1把持補助部34には、図3Bに示すように操作部3を把持する術者の左手の親指と人指し指との股及びその周辺部が配置される。
図3Aに示すように第2把持補助部35は、操作部3の上側側面の先端側に設けられた段部である。第2把持補助部35は、把持補助面35aを有する。図3Bに示すように把持補助面35aには操作部3を把持する術者の左手の親指及び人指し指以外の指、例えば薬指が配置される。
術者が左手で操作部3を把持する際、左手の親指と人指し指との股近傍を第1把持補助部34に配置し、左手の例えば薬指を把持補助面35aに配置する。そして、この配置状態において、左手の平を操作部3の把持部3Aに配置する。この配置状態において、術者は、操作部3を安定した状態で保持することができる。
なお、符号8は、処置具挿入口である。把持鉗子等の処置具は、処置具挿入口8から処置具チャンネル(不図示)内に導入され、処置具チャンネル開口から導出される。
図3Aに示す送気送水シリンダ21と、吸引シリンダ22とは操作部本体3Bに予め埋設されている。そして、上側側面の外部には送気送水シリンダ21の一端部及び吸引シリンダ22の一端部が露出している。送気送水シリンダ21の露出された一端部は、送気送水ボタン6aの根本部6arを構成する。吸引シリンダ22の露出された一端部は、吸引ボタン6bの根本部6brを構成する。
本実施形態において、送気送水シリンダ21の長手軸に直交する断面形状は、円環形状である。吸引シリンダ22の長手軸に直交する断面形状も円環形状である。
送気送水ボタン6aの根本部6ar、及び、吸引ボタン6bの根本部6brは、第1交差点P1と第2交差点P2との間に配置されている。第1交差点P1及び第2交差点P2は、上下用ノブ5の最外周部が形作る二点鎖線で示す最外径軌跡5Sと、流体制御ボタン配置部32である上側側面と、の交差点である。交差点P1、P2は、上下用ノブ5の回転軸部5aの中心軸を法線とした平面に、最外径軌跡5Sと上側側面とを投影して交差する二点である。
上述の構成によれば、術者は、図4の実線に示すように例えば親指と中指とで上下用ノブ5を摘む。この後、術者は、該ノブ5の回転操作を開始する。上下用ノブ5が回転されることによって、その回転に伴って親指及び中指の位置が変化する。
そして、術者が上下用ノブ5を例えば破線に示す状態まで回転させたとき、薬指で該ノブ5を保持して親指を持ち替える。次いで、術者は、親指で当該ノブ5を保持して中指を持ち替える。その後、術者は、前述と同様に上下用ノブ5の回転操作を繰り返し行う。このことによって、湾曲部2bを上方向に対して最大湾曲状態にすることができる。
このとき、術者は、上下用ノブ5を送気送水ボタン6a越しに中指で摘まむ操作をすることが無くなる。
本実施形態において図3に示す最外径軌跡5Sは、湾曲操作装置配置部31である一側面内の予め定めた位置に設定した最外径軌跡最先端位置P3と、第1交差点P1と、第2交差点P2との三点から設定する。これら点P1、P2、P3から最外径軌跡5Sを設定することによって、ボタン越しに中指等でノブ操作を行うこと無く、親指及び中指を適宜持ち替えて上下用ノブ5の回転操作を連続的に行える。
なお、最外径軌跡最先端位置P3は、第1交差点P1から操作部3の長手軸先端方向に距離L離間して設けられている。
このように、把持補助面35aを備える操作部3に上下用ノブ5と二つの機能スイッチとして送気送水ボタン6a及び吸引ボタン6bとを設ける構成において、最外径軌跡5Sと流体制御ボタン配置部32との交差点である第1交差点P1と第2交差点P2との間に送気送水ボタン6aの根本部6ar及び吸引ボタン6bの根本部6brを配置する。この結果、上下用ノブ5を親指と中指とで摘まみつつ、或いは、親指と薬指とで摘まみつつ連続的に回転操作することができる。
また、送気送水ボタン6aの上側側面からの突出高さ及び吸引ボタン6bの上側側面からの突出高さを同じ高さhに設定することができる。
なお、上述した実施形態においては、送気送水ボタン6aの突出高さ及び吸引ボタン6bの突出高さを同じ高さhに設定するとしている。しかし、図5に示すように送気送水ボタン6aAの突出高さを吸引ボタン6bの突出高さより予め定めた寸法l、低く設定するようにしてもよい。
この結果、操作部3のボタン6aA、6bの位置を目視で確認すること無く、例えば上下用ノブ5を操作する中指を移動させてボタンの高さの違いを確認して容易に識別することができる。
また、上述した実施形態においては、二つの機能スイッチとして送気送水ボタン6aと吸引ボタン6bとを配設している。しかし、上側側面に設ける機能スイッチは、送気送水ボタン6aと吸引ボタン6bとに限定されるものでは無く、他の機能スイッチであってもよい。
さらに、上述した実施形態においては、上側側面に二つの機能スイッチを配設するとしている。しかし、図6に示すように最外径軌跡5Sと上側側面とで構成される第1交差点P1と第2交差点P2との間に、送気送水ボタン6aの根本部6ar及び吸引ボタン6bの根本部6brに加えて他の機能スイッチである例えば観察モード切替スイッチ7aの根本部7arを配設するようにしてもよい。つまり、第1交差点P1と第2交差点P2との間に配設する機能スイッチは、二つに限定されるものでは無く、三つ以上であってもよい。
なお、上述した実施形態において、上側側面に二つの機能スイッチを配列する構成において、二つの機能スイッチは、前述したように配置され、操作部3の長手軸に沿って平行に配列されていてもよい。しかし、上側側面に三つ以上の機能スイッチを配列する構成においては、把持補助面35a側に配置される二つの機能スイッチは、操作部の長手軸に沿って平行に一直線上に配列され、それ以外の機能スイッチについては前記直線上又は該直線に対して位置ずれして配置する構成であってもよい。
又、上述した実施形態においては、湾曲操作装置を上下用ノブ5としている。しかし、湾曲操作装置は、上下用ノブに加えて、左右用ノブ(不図示)を上下用ノブ5に対して同軸に重ねて回動自在に設けるようにしてよい。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
本出願は、2013年3月5日に日本国に出願された特願2013−043303号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものとする。
本発明の一態様の内視鏡は、被検体に挿入される挿入部と、前記挿入部に設けられ、湾曲可能な湾曲部と、先端側が前記挿入部と接続され、前記湾曲部を湾曲操作するために術者が把持する操作部と、前記操作部の先端側に設けられ、前記術者が前記操作部を持する手の指を配置される把持補助部と、前記操作部の一側面に設けられ、回転軸を中心とした回転操作によって、前記湾曲部を湾曲させる湾曲操作ノブと、前記操作部の前記把持補助部よりも基端側において、前記一側面とは異なる面から一側に向かって突出して設けられ、上側側面が前記湾曲操作ノブの前記転軸を法線とした平面に投影した該湾曲操作ノブの最外周部が形成する最外径軌跡よりも突出して形成された複数の機能スイッチと、前記複数の機能スイッチのうち最も前記先端側に配置される機能スイッチの根本部を構成し、前記湾曲操作ノブの前記最外径軌跡と前記複数の機能スイッチが配置された面とが交差する二つの交差点のうち、前記先端側に位置する交差点よりも前記基端側に配置されるスイッチ根本部と、を具備している。
本発明の一態様の内視鏡は、被検体に挿入される挿入部と、前記挿入部に設けられ、湾曲可能な湾曲部と、先端側が前記挿入部と接続され、前記湾曲部を湾曲操作するために術者が把持する操作部と、前記操作部の先端側に設けられ、前記術者が前記操作部を把持する手の指が配置される把持補助部と、前記操作部の一側面に設けられ、回転軸を中心とした回転操作によって前記湾曲部を湾曲させる湾曲操作ノブと、前記操作部の前記把持補助部よりも基端側において、前記一側面の一方向側に配置される上側側面から前記一方向側に向かって突出して設けられた複数の機能スイッチと、前記複数の機能スイッチの根本部を構成し、前記湾曲操作ノブの前記回転軸を法線とした平面に対し、前記湾曲操作ノブの最外周部が形成する最外径軌跡と前記上側側面とを投影した際に、前記平面上において前記最外径軌跡と前記上側側面とが交差することで得られる2つの交差点との間に形成されるスイッチ根本部と、を具備している。

Claims (5)

  1. 術者が把持する把持部及び該術者が操作を行うと共に当該術者が前記把持部を把持した際に前記術者の指を配置する把持補助面を有する操作部と、
    前記操作部の先端側から延出され、先端側に湾曲部を設けた挿入部と、
    前記操作部の一側面に設けられ、回転軸を中心に回転操作を行うことによって、前記湾曲部を湾曲させる少なくとも一つの湾曲操作ノブと、
    前記操作部一側面の一方向側を構成する一方側側面から突出して設けられ、前記操作部の長手軸に沿って配置される少なくとも二つの機能スイッチと、を備え、
    前記各機能スイッチのスイッチ根本部を、前記湾曲操作ノブの回転中心軸を法線とした平面に投影した該湾曲操作ノブの最外周部が形成する最外径軌跡と前記一方側側面とが交差する二つの交差点の間に位置するように配置したことを特徴とする内視鏡。
  2. 前記一方側側面に配列される二つの機能スイッチそれぞれの一方側側面からの突出高さは、同じ高さであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記一方側側面に配列される二つの機能スイッチそれぞれの一方側側面からの突出高さは、前記一方側側面の挿入部側を構成する前記把持補助面側に設けられた第1の機能スイッチの高さが該第1の機能スイッチより基端側に位置する第2の機能スイッチの高さより低いことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  4. 前記各機能スイッチのうち少なくとも二つは、前記操作部の長手軸に沿って平行に直線上に配列されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  5. 前記一方側側面に三つ以上の機能スイッチを配列する構成において、
    前記把持補助面側に設けられる前記第1の機能スイッチ及び前記第2のスイッチは、前記操作部の長手方向に沿って平行に直線上に配列され、それ以外の機能スイッチは前記一方側側面上に、該直線に対して位置ずれして配置されることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
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