JPWO2014136240A1 - ラダープログラム表示プログラムおよびラダープログラム表示装置 - Google Patents

ラダープログラム表示プログラムおよびラダープログラム表示装置 Download PDF

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    • G05B19/05Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
    • G05B19/056Programming the PLC

Abstract

ラダープログラム表示プログラムにおいて、ラダープログラムの階層単位である各回路ブロックを論理式で示すことによってラダープログラムを論理的な階層構造で示したデータ構造表記(4)でラダープログラムを記憶しておく階層データ保持ステップと、データ構造表記(4)に基づいて、階層構造を階層単位毎に視覚的に識別できるようなデータ構造表記(4a)またはラダー図(L5)で、ラダープログラムを表示装置に表示させる表示処理ステップと、をコンピュータに実行させる。

Description

本発明は、ラダープログラムを回路表示するラダープログラム表示プログラムおよびラダープログラム表示装置に関する。
ラダープログラムは、シーケンサが行う制御シーケンスを定めたプログラムであり、ラダー図の形式で記述されている。ラダー図では、回路図がはしご状に描かれており、両端の垂直な2つの母線(プラス母線とマイナス母線)が動力をシンボリックに表現している。そして、2つの母線の間を水平に結ぶ平行な線上にリレー回路の動力の流れが示される。このようなラダープログラムを表示または編集する際には、専用のラダープログラム表示編集装置が使用される。
従来のラダープログラム表示編集装置は、画面上のラダープログラム表示領域に、ラダープログラムを構成する母線と、碁盤目状に補助線を引いた2次元グリッドとを表示している。そして、従来のラダープログラム表示編集装置は、2次元グリッド上のセルに、接点等の回路部品または接続線といったラダープログラムの構成要素(回路要素)を配置するようにして、ラダープログラムを表示している(例えば、特許文献1参照)。
また、ラダープログラムを表示する際に、従来は現在選択中の箇所を示す枠線(カーソル)を背景色と異なる色で描くことによって、選択箇所の識別を行っていた(例えば、特許文献2参照)。
ところで、ラダープログラムは、リレー回路を表現するものであり、直列・並列回路が階層的に入れ子構造(論理的階層構造)をなしたものである。このため、論理的階層構造をもつラダープログラムを編集する場合、現在選択中の箇所が全体の中でどの階層に位置するものなのかを把握する必要がある。
また、一般的にラダープログラムが大規模になると複雑度が増すので、ラダープログラム全体の可読性が低下する。このため、意味を持った定型的な部分プログラム(例えば、個々の関数やブロックなど)を省略表示することで、プログラム全体の可読性を向上させる方法がある。
特開2005−092807号公報 特開2011−086118号公報
しかしながら、上記前者および後者の従来技術では、階層構造を把握することは困難であった。そのため、階層構造をもつラダープログラムの作成効率が低下するといった問題や、階層範囲の読み間違えが原因で、作成したラダープログラムに不具合が混入するなどの問題が発生していた。
また、上記前者および後者の従来技術では、2次元グリッド上で回路表現するので、意味のある回路単位を自動的に認識できなかった。このため、ラダープログラム作成者が省略表示するプログラム単位を手動で指定する必要があり、手間がかかっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ラダープログラムの階層構造を容易に視認することができるようなプログラム表示を行うラダープログラム表示装置およびラダープログラム表示プログラムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ラダープログラムの階層単位である各回路ブロックを論理式で示すことによって前記ラダープログラムを論理的な階層構造で示したデータ構造表記で前記ラダープログラムを記憶しておく階層データ保持ステップと、前記データ構造表記に基づいて、前記階層構造を階層単位毎に視覚的に識別できるようなデータ構造表記またはラダー図で、前記ラダープログラムを表示装置に表示させる表示処理ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ラダープログラムの階層構造を容易に視認することができるようなプログラム表示を行うことが可能になるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係るラダープログラム表示装置の構成を示す図である。 図2は、ラダープログラムのデータ構造表記を説明するための図である。 図3は、ラダー図の表示方法を説明するための図である。 図4は、階層単位の色分け表示処理を説明するための図である。 図5は、実施の形態2に係るラダープログラム表示装置の構成を示す図である。 図6は、選択範囲の省略表示処理を説明するための図である。 図7は、実施の形態3に係るラダープログラム表示装置の構成を示す図である。 図8は、ラダー図を階層単位毎に編集する処理を説明するための図である。 図9は、データ構造表記を階層単位毎に編集する処理を説明するための図である。 図10は、実施の形態4に係るラダープログラム表示装置の構成を示す図である。 図11は、階層単位のモニタ表示を説明するための図である。 図12は、実施の形態5に係るラダープログラム表示装置の構成を示す図である。 図13は、ラダープログラム表示装置のハードウェア構成を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るラダープログラム表示装置およびラダープログラム表示プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るラダープログラム表示装置の構成を示す図である。ラダープログラム表示装置1Aは、ラダープログラムを表示する装置であり、例えば、PC(Personal Computer)などである。本実施の形態のラダープログラム表示装置1Aは、回路の論理的な階層構造を容易に視認できるよう、階層構造を視覚的に識別できる状態でラダープログラムを表示する。ラダープログラム表示装置1Aは、例えば、階層毎に色分け表示することによって、各階層を視覚的に識別可能なようラダープログラムを表示する。ラダープログラム表示装置1Aが表示するラダープログラムは、PLC(Programmable Logic Controller)(シーケンサ)システムなどで用いられるプログラムである。
ラダープログラム表示装置1Aは、エンジニアリングツール10Aと、プログラム入力部11と、表示部30とを備えている。プログラム入力部11は、ラダープログラム作成装置などで作成されたラダープログラムを入力してエンジニアリングツール10Aに送る。本実施の形態では、ラダープログラム表示装置1Aが、ラダープログラムのデータ構造表記を用いてラダー図の表示を行う。
データ構造表記は、ラダープログラム内の直列・並列回路の論理的な階層構造を、回路ブロック毎に論理的に記述したものである。換言すると、データ構造表記は、ラダープログラムの階層単位である各回路ブロックを論理式で示すことによってラダープログラムを論理的な階層構造で示したものである。具体的には、データ構造表記は、回路をand、orおよびnotのみを用いた2値論理の論理式だけで表現できるデータである。
エンジニアリングツール10Aは、PLCシステムなどで動作させるラダープログラムを表示するツールである。エンジニアリングツール10Aは、例えばPC上のS/W(ソフトウェア)として実現できる。
エンジニアリングツール10Aは、階層データ保持部12と、表示処理部14Aとを有している。階層データ保持部12は、階層構造を表現したラダープログラム(データ構造表記)を記憶するメモリなどである。
表示処理部14Aは、階層データ保持部12内のデータ構造表記を用いて、ラダープログラムを表示部30にラダー表示させる。本実施の形態の表示処理部14Aは、各階層を視覚的に識別可能なようラダー表示させる。表示処理部14Aは、例えば、ラダープログラムを階層別に異なる色で塗り分けて表示させる。
つぎに、ラダープログラムの構造について説明する。ラダープログラムは、直列・並列回路の階層構造として表現することができる。本実施の形態では、ラダープログラムにおける階層構造の単位を階層単位と呼ぶ。階層単位は、意味を持った定型的な部分プログラム(個々の関数やブロックなど)である。
また、本実施の形態では、不可分なものとして扱われる基本素子(1つの接点、1つのコイルなど)を回路要素と呼ぶ。回路要素は、最小の階層単位である。また、階層単位は、1入力1出力である。例えば、階層単位または回路要素が直列接続されている場合、直列接続されている一連の階層単位または回路要素が1つの階層構造となる。
図2は、ラダープログラムのデータ構造表記を説明するための図である。ラダープログラムは、図2に示すようなラダー図L3またはデータ構造表記4として作成される。ラダー図L3とデータ構造表記4とは、同じラダープログラムを示すものであるので、ラダー図L3からデータ構造表記4を生成すること、データ構造表記4からラダー図L3からを生成することは、何れも可能である。
図2におけるラダー図L3およびデータ構造表記4の回路要素は、X1,X2,X3,X4(接点)およびY10(コイル)である。そして、X1とX2は、直列回路を構成している。階層解析部13は、X1とX2からなる直列回路を、(X1andX2)と表す。これは、階層単位である。また、(X1andX2)とX3は、並列回路を構成している。階層解析部13は、(X1andX2)とX3からなる並列回路を、((X1andX2)orX3)と表す。これも階層単位である。
このように、直列回路および並列回路を表示していくことによって、ラダー図L3は、以下のようなデータ構造表記(A)で表現することができる。
(((X1andX2)orX3)andX4andY10)・・・(A)
ここでのデータ構造表記(A)が図2のデータ構造表記4である。本実施の形態では、階層データ保持部12は、データ構造表記4を記憶しておく。表示処理部14Aは、階層データ保持部12からデータ構造表記4を読み込んで、データ構造表記4に対応するラダー図を表示部30に表示させる。
図3は、ラダー図の表示方法を説明するための図である。表示処理部14Aは、データ構造表記4に基づいて、並列回路、直列回路、および接続線を、以下の規則に従って表示部30にラダー表示させる。
(規則1)直列回路ブロックは、横方向(左右方向)に階層単位を配置することで表す。
(規則2)並列回路ブロックは、縦方向(上下方向)に階層単位を配置することで表す。
(規則3)接続された階層単位が隣り合わない場合は、接続線を補うことによって接続関係を表す。
表示処理部14Aは、上記(規則1)〜(規則3)に従うことによって、ラダープログラムを2次元グリッド上のラダー図として表示部30に表示させる。上記(規則1)〜(規則3)に従えば、表示処理部14Aは、以下のデータ構造表記(B)を、図3のように表示することができる。
(((X1orX4)andX2andX3)or(X5andX6))・・・(B)
このとき、表示処理部14Aは、データ構造表記(B)の3つの括弧()を内側から解析していくことによって、データ構造表記(B)のラダープログラムをラダー図として表示部30に表示させる。具体的には、表示処理部14Aは、以下の処理を行う。
(処理1−1) (X1orX4)の階層単位を、画面の左上位置で上下に並べることによって、(X1orX4)からなる並列回路ブロック51を表示する。
(処理1−2) andX2andX3の階層単位を、並列回路ブロック51の右側に並べることによって、((X1orX4)andX2andX3)からなる直列回路ブロック52を表示する。
(処理1−3) (X5andX6)の階層単位を、左右に並べることによって、直列回路ブロック53を生成する。
(処理1−4) ((X1orX4)andX2andX3)と(X5andX6)とを並列接続するため、X6の右側に接続線54を補う。
本実施の形態の表示処理部14Aは、各階層を表示する際に、階層毎に色分けをする。換言すると、表示処理部14Aは、各階層単位で色を塗り分ける。ここで、階層単位の色分け表示処理について説明する。
図4は、階層単位の色分け表示処理を説明するための図である。ここでは、表示処理部14Aが、データ構造表記4を、ラダー図L5またはデータ構造表記4aとして色分け表示させる場合について説明する。
まず、データ構造表記4を、ラダー図L5として色分け表示する場合について説明する。データ構造表記4は、回路単位(直列回路ブロック31、並列回路ブロック32、直列回路ブロック33)を用いて構成されている。表示処理部14Aは、図3で説明した方法によって、データ構造表記4をラダー図L5として表示させる。
このとき、表示処理部14Aは、直列回路ブロック31をラダー図L5の直列回路ブロック41として表示部30に表示させる。同様に、表示処理部14Aは、並列回路ブロック32をラダー図L5の並列回路ブロック42として表示させ、直列回路ブロック33をラダー図L5の直列回路ブロック43として表示させる。具体的には、表示処理部14Aは、以下の処理を行う。
(処理2−1) (X1andX2):直列回路の階層単位なので、画面の左上で左右に並べて表示する。
(処理2−2) orX3:並列回路の階層単位なので、X3を直列回路ブロック41の下に並べて表示する。
(処理2−3) 接続線:X3と(X1andX2)と接続するために、X3の右側に接続線を補う。
(処理2−4) andX4andY10:直列回路の階層単位なので、X4とY10を並列回路ブロック42の右側に並べて表示する。
なお、表示処理部14Aは、コイルを右端に寄せる表示処理を自動的に行っている。
さらに、表示処理部14Aは、ラダー図L5を階層単位毎に色分けする。表示処理部14Aは、例えば、第1の階層である直列回路ブロック41を第1の色(黄色など)で塗る。また、表示処理部14Aは、第2の階層である並列回路ブロック42(環状領域)を第2の色(緑色など)で塗る。さらに、表示処理部14Aは、第3の階層である直列回路ブロック43(環状領域)を第3の色(水色など)で塗る。
つぎに、データ構造表記4を、データ構造表記4aとして色分け表示する場合について説明する。表示処理部14Aは、例えば、第1の階層である直列回路ブロック31を第1の色で塗り、第2の階層である並列回路ブロック32(環状領域)を第2の色で塗る。さらに、表示処理部14Aは、第3の階層である直列回路ブロック33(環状領域)を第3の色で塗る。
このように、表示処理部14Aは、階層単位の塗り分けを行う。このとき、表示処理部14Aは、階層単位とその上位の階層単位との間にマージン(隙間)を設けたうえで塗り分けてもよい。
具体的には、表示処理部14Aは、直列回路ブロック41の境界線が、並列回路ブロック42および直列回路ブロック43と重ならないようにし、並列回路ブロック42の境界線が、直列回路ブロック43と重ならないようにしておく。換言すると、表示処理部14Aは、直列回路ブロック41(下層側)が、並列回路ブロック42(上層側)の内側に入り、並列回路ブロック42(下層側)が直列回路ブロック43(上層側)の内側に入るように各回路ブロックを配置する。
同様に、表示処理部14Aは、直列回路ブロック31の境界線が、並列回路ブロック32および直列回路ブロック33と重ならないようにし、並列回路ブロック32の境界線が、直列回路ブロック33と重ならないようにしておく。換言すると、表示処理部14Aは、直列回路ブロック31(下層側)が、並列回路ブロック32(上層側)の内側に入り、並列回路ブロック32(下層側)が直列回路ブロック33(上層側)の内側に入るように各回路ブロックを表示させる。これにより、階層の深さを視覚的にわかりやすく表示できる。
なお、本実施の形態では、色分けされていない状態のデータ構造表記4を階層データ保持部12に記憶させておく場合について説明したが、色分けされた状態のデータ構造表記4aを階層データ保持部12に記憶させておいてもよい。また、視覚的な識別表示は、色分け表示に限らない。例えば、色の濃淡、背景の模様、点滅表示、枠での囲み表示、網掛け表示などを用いて識別表示してもよい。
また、表示処理部14Aは、回路の階層構造の深さ(階層単位が有している階層構造の深さ)(何層目であるか)をラダープログラムの品質情報として表示部30に表示させてもよい。階層構造の深さは、ラダープログラム内にある階層単位の階層位置を示すものである。表示処理部14Aは、階層構造の深さを求める階層単位に対し、この階層単位よりも外側の括弧数または内側の括弧数に基づいて階層構造の深さを導出する。表示処理部14Aは、導出した階層構造の深さを、全ての階層単位の近傍に表示させてもよいし、設定中の階層単位に対してのみ表示させてもよい。
また、表示処理部14Aは、1つの階層単位内で同一の回路ブロックが複数ある場合に、同一の回路ブロックを強調表示させてもよい。また、表示処理部14Aは、ラダープログラム内において同一の回路ブロックで構成された階層単位がある場合には、これらの階層単位を強調表示させてもよい。
このように、実施の形態1によれば、ラダープログラムを回路の論理的な階層単位で塗り分けているので、ラダー図の各構成要素が全体の中で何れの階層に位置するものなのかを容易に把握することが可能となる。換言すると、ラダープログラムの階層構造(階層範囲や階層間の深さ)を容易に視認することができるようなプログラム表示を行うことが可能になる。
したがって、本実施の形態のプログラム表示をラダープログラムの作成作業に適用する場合、現在選択中の箇所が全体の中で何れの階層に位置するものなのかを容易に把握することができる。このため、プログラム作成作業を効率化できる。また、階層単位で操作を行うことによって、論理的にまとまった単位での一括操作ができるので、プログラム作成作業をさらに効率化できる。また、階層範囲の読み間違えに起因するプログラムの不具合が混入することなどを避けることができるので、作成するプログラムの品質を向上できる。
実施の形態2.
つぎに、図5および図6を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、階層単位を選択範囲として選択できる仕組みを導入する。これにより、階層単位ごとの省略表示を行う。
図5は、実施の形態2に係るラダープログラム表示装置の構成を示す図である。図5の各構成要素のうち図1に示す実施の形態1のラダープログラム表示装置1Aと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
ラダープログラム表示装置1Bは、ラダープログラム表示装置1Aの機能に加えて、指示入力部17と、範囲選択部(対象設定部)16とを備えている。また、ラダープログラム表示装置1Bは、エンジニアリングツール10Aの代わりに、エンジニアリングツール10Bを備えている。そして、エンジニアリングツール10Bが、エンジニアリングツール10Aの構成要素に加えて、範囲選択部16を備えている。本実施の形態のエンジニアリングツール10Bは、省略表示ツールとしての機能を有している。また、ラダープログラム表示装置1Bは、表示処理部14Aの代わりに表示処理部14Bを備えている。
指示入力部17は、範囲選択部16に接続されている。指示入力部17は、ユーザからの指示を入力し、範囲選択部16に送る。ユーザからの指示は、操作対象(処理対象)となる階層単位を指定する指示(以下、階層指定指示という)または省略表示を行う指示(以下、省略表示指示という)である。
範囲選択部16は、表示処理部14Bに接続されている。範囲選択部16は、操作対象となる範囲を階層単位毎に切り替える機能を有している。範囲選択部16は、指示入力部17を介して何れかの階層単位が指定されると(階層指定指示が入力されると)、指定された階層単位を選択範囲に設定する。範囲選択部16は、設定した選択範囲(階層単位)を表示処理部14Bに送る。また、範囲選択部16は、省略表示指示が入力されると、設定中の選択範囲を省略表示する指示を表示処理部14Bに送る。
本実施の形態の表示処理部14Bは、表示処理部14Aと同様の機能と、範囲選択部16からの指示に従って設定中の選択範囲を省略表示する機能とを有している。なお、表示処理部14Bは、範囲選択部16から設定中の選択範囲に関する情報が送られてきた場合に、設定中の選択範囲を識別可能なよう表示してもよい。例えば、表示処理部14Bは、設定中の選択範囲を、設定中の選択範囲であることを示す色(他部とは異なる色)などに変更してもよい。
つぎに、選択範囲の省略表示処理について説明する。図6は、選択範囲の省略表示処理を説明するための図である。図6に示すラダー図L5aは、図4に示したラダー図L5と同様のラダー図である。
このラダー図L5aにおいて、ユーザが例えば並列回路ブロック42を指定すると、並列回路ブロック42を指定した階層指定指示が指示入力部17に入力される。例えば、並列回路ブロック42の何れかの位置であって直列回路ブロック41以外の位置を、ユーザがマウスクリックすることによって、階層指定指示が指示入力部17に入力される。換言すると、並列回路ブロック42内の領域から直列回路ブロック41の領域を除外した領域(矩形環状領域)のうちの何れかの位置が指定されることによって、並列回路ブロック42を指定した階層指定指示が指示入力部17に入力される。
なお、指示入力部17は、例えば、接点X1の内側が指定された場合には、接点X1が指定されたものとして扱う。また、指示入力部17は、直列回路ブロック41内であって且つ接点X1,X2の外側が指定された場合には、直列回路ブロック41(X1andX2)が指定されたものとして扱う。
この選択操作は、キー操作によって行うことも可能である。たとえば、Shift+↑キーで選択範囲を上位の階層単位に移動させ、Shift+↓キーで下位の階層単位に移動させてもよい。
指示入力部17は、指定された階層指定指示を範囲選択部16に送る。これにより、範囲選択部16は、階層指定指示で指定された階層単位を選択範囲に設定する。範囲選択部16は、例えば、並列回路ブロック42が指定された場合には、並列回路ブロック42の階層単位を選択範囲に設定し、直列回路ブロック43が指定された場合には、直列回路ブロック43の階層単位を選択範囲に設定する。
そして、範囲選択部16は、設定した選択範囲を表示処理部14Bに送る。これにより、表示処理部14Bは、設定されている選択範囲を、設定されていない選択範囲と識別可能なように表示する。表示処理部14Bは、設定されている選択範囲に色付けなどを行う。なお、表示処理部14Bは、設定されている選択範囲を枠で囲んでもよいし、点滅表示させてもよい。
この後、ユーザが右クリックなどの操作を行うと、この操作に対応する指示が指示入力部17および範囲選択部16を介して表示処理部14Bに送られる。これにより、表示処理部14Bは、編集メニューを表示させる。編集メニューには、切り取り、コピー、貼り付け、省略表示などを設定しておく。
ユーザが選択範囲の省略表示を指定すると、この指定操作に対応する指示が指示入力部17および範囲選択部16を介して表示処理部14Bに送られる。これにより、表示処理部14Bは、設定中の階層単位を表示部30に省略表示させる。
表示処理部14Bは、例えば、回路単位(回路ブロック)を本来の構造が表示される領域より小さな領域で表示することによって、表示部30に省略表示を行なわせる。また、表示処理部14Bは、表示部30に内部構造を省略表示させてもよい。また、表示処理部14Bは、回路単位を、回路単位の役割または意味を表す文字列などで代替表示することによって、表示部30に省略表示を行なわせてもよい。
図6では、表示処理部14Bが、並列回路ブロック42を、「並列回路A」の文字列44で表示部30に代替表示させた場合のラダー図L5bを示している。このように、ラダー図L5aがラダー図L5bのように省略表示されている。
なお、ラダー図L5bの省略表示をデータ構造表記4aに反映させてもよい。図6では、表示処理部14Bが、回路単位である並列回路ブロック32を、「並列回路A」の文字列34で表示部30に代替表示させた場合のデータ構造表記4bを示している。このように、データ構造表記4aがデータ構造表記4bのように省略表示されている。
また、データ構造表記4aを用いてデータ構造表記4bを生成してもよい。換言すると、ユーザがデータ構造表記4aに省略表示指示を行うことによって、表示処理部14Bが、データ構造表記4aからデータ構造表記4bを生成してもよい。この場合、表示処理部14Bは、ラダー図L5bを生成することなく、データ構造表記4aから直接データ構造表記4bを生成する。
なお、本実施の形態では、階層単位毎に色分け表示する場合について説明したが、階層単位毎に色分け表示することなく、階層単位の省略表示を行ってもよい。また、表示処理部14Bは、省略表示中のラダー図L5bまたはデータ構造表記4bを階層データ保持部12に記憶させておいてもよい。
このように、実施の形態2によれば、操作対象となる範囲を階層単位毎に切り替えるので、ユーザは、従来の操作に比べて少ない手間で階層単位を指定または省略表示できるようになる。また、階層単位を容易に省略表示できるので、プログラム全体の可読性が向上する。
実施の形態3.
つぎに、図7および図8を用いてこの発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3では、選択された階層単位を一括して削除、コピーまたは貼り付けなどの編集処理を行う仕組みを導入する。これにより、論理的にまとまった単位(階層単位)での一括編集を行う。
図7は、実施の形態3に係るラダープログラム表示装置の構成を示す図である。図7の各構成要素のうち図5に示す実施の形態2のラダープログラム表示装置1Bと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
ラダープログラム表示装置1Cは、ラダープログラム表示装置1Bの機能に加えて、編集処理部18と、出力部15とを備えている。また、ラダープログラム表示装置1Cは、エンジニアリングツール10Bの代わりに、エンジニアリングツール10Cを備えている。そして、エンジニアリングツール10Cが、エンジニアリングツール10Bの構成要素に加えて、編集処理部18を備えている。本実施の形態のエンジニアリングツール10Cは、表示編集ツールとしての機能を有している。
編集処理部18は、指示入力部17、範囲選択部16および表示処理部14Bに接続されている。編集処理部18は、範囲選択部16が設定している階層単位に対してユーザから編集操作が行われると、操作内容にしたがって階層データ保持部12内のデータ構造表記4aを変更する。
出力部15は、階層データ保持部12に接続されている。出力部15は、階層データ保持部12内のデータ構造表記を出力する指示があった場合に、階層データ保持部12内のデータ構造表記を外部装置に出力する。
本実施の形態の指示入力部17は、ユーザから編集指示に応じた操作が行われると、編集指示を編集処理部18に送る。編集指示は、例えば、削除、コピー、貼り付けなどである。
つぎに、階層単位毎の編集処理について説明する。図8は、ラダー図を階層単位毎に編集する処理を説明するための図である。ここでは、ラダープログラム表示装置1Cが、ラダー図L5aの一部(並列回路ブロック42)を用いて、ラダー図L5cを生成する場合の処理について説明する。
範囲選択部16は、階層指定指示で指定された階層単位(並列回路ブロック42)を選択範囲に設定する。そして、範囲選択部16は、設定した選択範囲を表示処理部14Bに送る。これにより、表示処理部14Bは、設定されている選択範囲を、設定されていない選択範囲と識別可能なように表示する。
さらに、範囲選択部16は、設定中の階層単位を編集処理部18に送る。この後、範囲選択部16が設定している階層単位に対してユーザが指示入力部17から編集操作(削除、コピー、貼り付けなど)を入力すると、編集処理部18は、編集操作の内容に従って、設定中の階層単位を用いた編集処理を行う。具体的には、編集処理部18は、階層単位のコピーまたは削除などを、表示中のラダー図に対して行う。なお、編集操作が貼り付けである場合には、編集操作として貼り付け位置が指定されるので、編集処理部18は、指定された貼り付け位置に設定中の階層単位を貼り付ける。図8では、編集処理部18が、並列回路ブロック42をコピーして、ラダー図L5cに貼り付けた場合を示している。
この後、ラダープログラム表示装置1Cでは、ユーザからの指示に従った編集処理が繰り返される。ユーザから編集完了の指示が指示入力部17に入力されると、この指示は編集処理部18を介して表示処理部14Bに送られる。これにより、表示処理部14Bは、編集後のラダープログラムであるラダー図L5cを階層データ保持部12に記憶させる。
図9は、データ構造表記を階層単位毎に編集する処理を説明するための図である。ここでは、ラダープログラム表示装置1Cが、データ構造表記4aの一部を用いて、データ構造表記4cを生成する場合の処理について説明する。
範囲選択部16は、階層指定指示で指定された階層単位(並列回路ブロック32)を選択範囲に設定する。そして、範囲選択部16は、設定した選択範囲を表示処理部14Bに送る。これにより、表示処理部4Bは、設定されている選択範囲を、設定されていない選択範囲と識別可能なように表示する。
さらに、範囲選択部16は、設定中の階層単位を編集処理部18に送る。この後、範囲選択部16が設定している階層単位に対してユーザが指示入力部17から編集操作(削除、コピー、貼り付けなど)を入力すると、編集処理部18は、編集操作の内容に従って、設定中の階層単位を用いた編集処理を行う。具体的には、編集処理部18は、階層単位のコピーまたは削除などを、表示中のデータ構造表記に対して行う。なお、編集操作が貼り付けである場合には、編集操作として貼り付け位置が指定されるので、編集処理部18は、指定された貼り付け位置に設定中の階層単位を貼り付ける。図9では、編集処理部18が、並列回路ブロック32をコピーして、データ構造表記4cに貼り付けた場合を示している。なお、編集処理部18は、編集操作として、検索または置換などを実行してもよい。
この後、ラダープログラム表示装置1Cでは、ユーザからの指示に従った編集処理が繰り返される。ユーザから編集完了の指示が指示入力部17に入力されると、この指示は編集処理部18を介して表示処理部14Bに送られる。これにより、表示処理部14Bは、編集後のラダープログラムであるデータ構造表記4cを階層データ保持部12に記憶させる。なお、本実施の形態では、階層単位毎に色分け表示する場合について説明したが、階層単位毎に色分け表示することなく、階層単位の編集処理を行ってもよい。
このように、実施の形態3によれば、論理的な階層単位を指定した選択範囲を用いて、編集の一括操作ができるので、論理的にまとまった単位での編集を容易に行うことができる。したがって、プログラム作成作業および編集作業を効率化できる。
実施の形態4.
つぎに、図10および図11を用いてこの発明の実施の形態4について説明する。実施の形態4では、選択された階層単位(部分回路)に含まれる変数のみの現在値をCPUユニットから取得する仕組みを導入する。これにより、論理的にまとまった単位で個別に実行状態のモニタ表示を行う。
図10は、実施の形態4に係るラダープログラム表示装置の構成を示す図である。図10の各構成要素のうち図5に示す実施の形態2のラダープログラム表示装置1Bと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
ラダープログラム表示装置1Dは、ラダープログラム表示装置1Bの機能に加えて、モニタ値取得部19を備えている。また、ラダープログラム表示装置1Dは、エンジニアリングツール10Bの代わりに、エンジニアリングツール10Dを備えている。そして、エンジニアリングツール10Dが、エンジニアリングツール10Bの構成要素に加えて、モニタ値取得部19を備えている。エンジニアリングツール10Dは、CPUユニット20に接続されている。本実施の形態のエンジニアリングツール10Dは、モニタツールとしての機能を有している。
モニタ値取得部19は、表示処理部14B、範囲選択部16、指示入力部17、CPUユニット20に接続されている。モニタ値取得部19は、ユーザから選択範囲をモニタ表示する指示を受け取ると、範囲選択部16から設定中の階層単位を取得し、選択範囲内の変数一覧を作成する。また、モニタ値取得部19は、実行中のCPUユニット20から、変数一覧の現在値を取得する。換言すると、モニタ値取得部19は、設定中の階層単位に含まれる変数のみのモニタ値を、CPUユニット20から取得する。さらに、モニタ値取得部19は、表示処理部14Bに対して、選択範囲を、取得した変数の現在値に従った状態で表示するよう指示(モニタ表示指示)する。
CPUユニット20は、ラダープログラムを実行する処理ユニットであり、ラダープログラムに従って動作するCPUを有したユニットである。CPUユニット20は、ラダープログラムを実行すると、導通状態(実行状態)をモニタ値取得部19に出力する。
本実施の形態の表示処理部14Bは、モニタ値取得部19からの指示に従って、階層単位で導通状態が分かるようにラダー図を表示部30に表示させる。具体的には、表示処理部14Bは、変数の現在値に従って、指定された階層単位内の回路および指定された階層単位自体が導通しているか否かがわかるようにラダー図を表示させる。表示処理部14Bは、例えば、導通状態にある回路要素に他部とは異なる色(例えば、青色)を付すことによって回路要素の導通状態を表現する。また、表示処理部14Bは、例えば、導通状態にある階層単位に他部とは異なる色(例えば、茶色)を付すことによって階層単位の導通状態を表現する。
従来技術のモニタ表示では、ラダープログラム全体を単位としてモニタ表示していた。このため、導通状態を取得・表示する変数の数が増えるに従って、性能劣化を起こすという問題があった。また、部分回路だけの状態に注目してモニタしたい場合、全体がモニタ表示状態になっていると、注目したい部分回路を見つけにくいなど視認性に課題があった。
本実施の形態では、ラダープログラム表示装置1Dが、階層単位で導通状態が分かるようにラダー図を表示する。また、ラダープログラム表示装置1Dが、導通状態にある回路要素および階層単位に色を付して表示する。
図11は、階層単位のモニタ表示を説明するための図である。図11では、並列回路ブロック42の階層単位がユーザによって選択され、選択範囲のみがモニタ表示されている場合のラダー図を示している。
指示入力部17へは、ユーザから選択された範囲(階層単位)のみをモニタ表示する指示(選択範囲モニタ指示)が入力される。指示入力部17は、入力された選択範囲モニタ指示をモニタ値取得部19に送る。
モニタ値取得部19は、選択範囲モニタ指示を受け取ると、範囲選択部16から設定中の階層単位を取得し、階層単位内(範囲内)の変数一覧を作成する。範囲選択部16が、並列回路ブロック42を選択範囲に設定している場合、モニタ値取得部19は、変数一覧として[X1,X2,X3]を作成する。
そして、モニタ値取得部19は、実行中のCPUユニット20から、変数一覧の現在値を取得する。モニタ値取得部19は、例えば、[X1=ON,X2=ON,X3=OFF]などの現在値を取得する。モニタ値取得部19は、設定中の選択範囲を、取得した変数の現在値に従った状態で表示するよう、表示処理部14Bにモニタ表示指示を送る。
表示処理部14Bは、モニタ表示指示を受け取ると、変数の現在値に従って何れの回路が導通状態にあるかを識別可能なよう表示部30に回路表示させる。表示処理部14Bは、例えば、導通状態にある回路要素(接点X1,X2)を色付きで表示する。また、表示処理部14Bは、導通状態にある階層単位を網掛け表示する。
このように、実施の形態4によれば、論理的な回路の階層単位でモニタ表示対象を指定することができるので、階層単位毎に個別にモニタ表示できる。このため、導通状態を取得する変数の数を制限することができ、この結果、導通状態の表示・処理性能が向上する。また、注目したい階層単位だけを指定して導通状態をモニタできるので、モニタの視認性が向上する。したがって、ラダープログラムのデバッグ作業を効率化できる。
実施の形態5.
つぎに、図12および図13を用いてこの発明の実施の形態5について説明する。実施の形態5では、ラダープログラム表示装置にラダー図が入力された場合に、ラダー図を解析してデータ構造表記に変換する。
図12は、実施の形態5に係るラダープログラム表示装置の構成を示す図である。図12の各構成要素のうち図1に示す実施の形態1のラダープログラム表示装置1Aと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
ラダープログラム表示装置1Eは、ラダープログラム表示装置1Aの機能に加えて、階層解析部13を備えている。また、ラダープログラム表示装置1Dは、エンジニアリングツール10Aの代わりに、エンジニアリングツール10Eを備えている。そして、エンジニアリングツール10Eが、エンジニアリングツール10Aの構成要素に加えて、階層解析部13を備えている。本実施の形態のエンジニアリングツール10Eは、モニタツールとしての機能を有している。
プログラム入力部11は、ラダープログラム作成装置などで作成されたラダー図L3を入力して階層解析部13に送る。階層解析部13は、ラダー図L3内に配置されている直列・並列回路の階層構造を解析する。階層解析部13は、解析結果に基づいて、ラダープログラムに階層構造を付与する。具体的には、階層解析部13は、ラダー図L3に基づいて、データ構造表記4を生成する。階層解析部13は、階層構造に関する情報を含んだデータ構造表記4を階層データ保持部12に記憶させる。
表示処理部14Aは、階層データ保持部12内のデータ構造表記4に基づいて、各階層単位が視覚的に識別可能なよう、ラダー図L5を表示する。表示処理部14Aは、実施の形態1と同様の処理によってラダー図L5を色分け表示する。
なお、本実施の形態では、データ構造表記4に基づいて、ラダー図L5を色分け表示する場合について説明したが、データ構造表記4およびラダー図L3に基づいて、ラダー図L5を色分け表示してもよい。この場合、階層データ保持部12には、データ構造表記4およびラダー図L3を記憶させておく。
つぎに、ラダープログラム表示装置1A〜1Eのハードウェア構成について説明する。図13は、ラダープログラム表示装置のハードウェア構成を示す図である。図13に示すラダープログラム表示装置1Xは、ラダープログラム表示装置1A〜1Eの何れかである。
ラダープログラム表示装置1Xは、CPU(Central Processing Unit)91、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)93、表示部30、入力部95を有している。ラダープログラム表示装置1Xでは、これらのCPU91、ROM92、RAM93、表示部30、入力部95がバスラインBを介して接続されている。
CPU91は、コンピュータプログラムである階層表示プログラム90を用いて、ラダープログラムを階層単位毎に色分け表示する。表示部30は、液晶モニタなどの表示装置であり、CPU91からの指示に基づいて、ラダー図、データ構造表記などを色分け表示する。入力部95は、マウスやキーボードを備えて構成され、ユーザから外部入力される指示情報、ラダープログラムなどを入力する。入力部95へ入力された指示情報は、CPU91へ送られる。
階層表示プログラム90は、ROM92内に格納されており、バスラインBを介してRAM93へロードされる。CPU91はRAM93内にロードされた階層表示プログラム90を実行する。具体的には、ラダープログラム表示装置1Xでは、使用者による入力部95からの指示入力に従って、CPU91がROM92内から階層表示プログラム90を読み出してRAM93内のプログラム格納領域に展開して各種処理を実行する。CPU91は、この各種処理に際して生じる各種データをRAM93内に形成されるデータ格納領域に一時的に記憶させておく。
ラダープログラム表示装置1Xで実行される階層表示プログラム90は、階層データ保持部12、表示処理部14A(表示処理部14B)などを含むモジュール構成となっており、これらが主記憶装置上にロードされ、これらが主記憶装置上に生成される。
このように、実施の形態5によれば、ラダー図L3からデータ構造表記4を生成するので、ラダープログラム表示装置1Eに入力されるラダープログラムがラダー図であっても、ラダー図を色分け表示することが可能となる。
以上のように、本発明に係るラダープログラム表示装置およびラダープログラム表示プログラムは、ラダープログラムの回路表示に適している。
1A〜1E,1X ラダープログラム表示装置、4,4a〜4c データ構造表記、10A〜10E エンジニアリングツール、11 プログラム入力部、12 階層データ保持部、13 階層解析部、14A,14B 表示処理部、15 出力部、16 範囲選択部、17 指示入力部、18 編集処理部、19 モニタ値取得部、20 CPUユニット、30 表示部、31,33,41,43,52,53 直列回路ブロック、32,42,51 並列回路ブロック、90 階層表示プログラム、L3,L5,L5a〜L5c ラダー図。

Claims (13)

  1. ラダープログラムの階層単位である各回路ブロックを論理式で示すことによって前記ラダープログラムを論理的な階層構造で示したデータ構造表記で前記ラダープログラムを記憶しておく階層データ保持ステップと、
    前記データ構造表記に基づいて、前記階層構造を階層単位毎に視覚的に識別できるようなデータ構造表記またはラダー図で、前記ラダープログラムを表示装置に表示させる表示処理ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするラダープログラム表示プログラム。
  2. 前記表示処理ステップでは、前記階層構造を階層単位毎に異なる色で塗り分けて表示させることを特徴とする請求項1に記載のラダープログラム表示プログラム。
  3. ユーザから指定された階層単位を処理対象に設定する対象設定ステップをさらにコンピュータに実行させ、
    前記表示処理ステップでは、設定された階層単位を設定されていない階層単位と識別できるように表示させることを特徴とする請求項1または2に記載のラダープログラム表示プログラム。
  4. ユーザから指定された階層単位を処理対象に設定する対象設定ステップと、
    前記処理対象に設定された階層単位を前記ラダープログラム内で省略表示させる省略表示ステップと、
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のラダープログラム表示プログラム。
  5. ユーザから指定された階層単位を処理対象に設定する対象設定ステップと、
    ユーザからの指示に従って、前記処理対象に設定された階層単位を用いたプログラム編集を行う編集ステップと、
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のラダープログラム表示プログラム。
  6. ユーザから指定された階層単位を処理対象に設定する対象設定ステップと、
    前記処理対象に設定された階層単位に含まれる変数のみのモニタ値を、前記ラダープログラムを実行する処理ユニットから取得するモニタ値取得ステップと、
    をさらにコンピュータに実行させ、
    前記表示処理ステップでは、前記処理対象に設定された階層単位の実行状態を、前記モニタ値を用いてモニタ表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のラダープログラム表示プログラム。
  7. 前記表示処理ステップでは、前記階層単位が有している階層構造の深さを前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のラダープログラム表示プログラム。
  8. 前記表示処理ステップでは、1つの階層単位内で同一の回路ブロックが複数ある場合に、前記同一の回路ブロックを強調表示させることを特徴とする請求項1に記載のラダープログラム表示プログラム。
  9. 前記表示処理ステップは、前記データ構造表記に基づいて、前記ラダー図を生成するラダー図生成ステップを有していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のラダープログラム表示プログラム。
  10. ラダー図を入力する入力ステップと、
    前記ラダー図の階層構造を解析して前記ラダー図に対応するデータ構造表記を生成する階層解析ステップと、
    をさらにコンピュータに実行させ、
    前記階層データ保持ステップでは、生成されたデータ構造表記を記憶しておくことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載のラダープログラム表示プログラム。
  11. ラダープログラムの階層単位である各回路ブロックを論理式で示すことによって前記ラダープログラムを論理的な階層構造で示したデータ構造表記で前記ラダープログラムを記憶しておく階層データ保持ステップと、
    前記データ構造表記で、前記ラダープログラムを表示装置に表示させる表示処理ステップと、
    ユーザから指定された階層単位を処理対象に設定する対象設定ステップと、
    ユーザからの指示に従って、前記処理対象に設定された階層単位を用いたプログラム編集を前記データ構造表記のラダープログラムに対して行う編集ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするラダープログラム表示プログラム。
  12. ラダープログラムの階層単位である各回路ブロックを論理式で示すことによって前記ラダープログラムを論理的な階層構造で示したデータ構造表記で前記ラダープログラムを記憶しておく階層データ保持部と、
    前記データ構造表記に基づいて、前記階層構造を階層単位毎に視覚的に識別できるようなデータ構造表記またはラダー図で、前記ラダープログラムを表示装置に表示させる表示処理部と、
    を備えることを特徴とするラダープログラム表示装置。
  13. ラダープログラムの階層単位である各回路ブロックを論理式で示すことによって前記ラダープログラムを論理的な階層構造で示したデータ構造表記で前記ラダープログラムを記憶しておく階層データ保持部と、
    前記データ構造表記で、前記ラダープログラムを表示装置に表示させる表示処理部と、
    ユーザから指定された階層単位を処理対象に設定する対象設定部と、
    ユーザからの指示に従って、前記処理対象に設定された階層単位を用いたプログラム編集を前記データ構造表記のラダープログラムに対して行う編集処理部と、
    を備えることを特徴とするラダープログラム表示装置。
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