JPWO2014119675A1 - 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法 - Google Patents

半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014119675A1
JPWO2014119675A1 JP2014559747A JP2014559747A JPWO2014119675A1 JP WO2014119675 A1 JPWO2014119675 A1 JP WO2014119675A1 JP 2014559747 A JP2014559747 A JP 2014559747A JP 2014559747 A JP2014559747 A JP 2014559747A JP WO2014119675 A1 JPWO2014119675 A1 JP WO2014119675A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
unit
semiconductor device
signal terminal
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014559747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5744353B2 (ja
Inventor
共則 中村
共則 中村
充哲 西沢
充哲 西沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP2014559747A priority Critical patent/JP5744353B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5744353B2 publication Critical patent/JP5744353B2/ja
Publication of JPWO2014119675A1 publication Critical patent/JPWO2014119675A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/26Testing of individual semiconductor devices
    • G01R31/265Contactless testing
    • G01R31/2656Contactless testing using non-ionising electromagnetic radiation, e.g. optical radiation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/9501Semiconductor wafers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • G01R23/16Spectrum analysis; Fourier analysis
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/302Contactless testing
    • G01R31/308Contactless testing using non-ionising electromagnetic radiation, e.g. optical radiation
    • G01R31/311Contactless testing using non-ionising electromagnetic radiation, e.g. optical radiation of integrated circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/10Measuring as part of the manufacturing process
    • H01L22/12Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2201/00Features of devices classified in G01N21/00
    • G01N2201/12Circuits of general importance; Signal processing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Abstract

半導体デバイス検査装置は、半導体デバイスに照射される光を発生するレーザ光源と、半導体デバイスで反射された反射光を検出し、検出信号を出力する光センサと、駆動信号を半導体デバイスに印加するテスタユニットと、検出信号が入力される電気計測部と、検出信号及び駆動信号が選択的に入力される電気計測部と、検出信号端子及び駆動信号端子を有する切替部と、を備える。切替部は、接続部を検出信号端子に接続することで電気計測部に検出信号を入力させ、駆動信号端子に接続することで駆動信号を入力させる。

Description

本発明は、半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法に関する。
集積回路を検査する技術として、EOP(Electro Optical Probing)やEOFM(Electro-Optical Frequency Mapping)と称される光プロービング技術が知られている。光プロービング技術では、光源から出射された光を集積回路に照射し、集積回路で反射された反射光を光センサで検出して、検出信号を取得する。そして、取得した検出信号において、目的とする周波数を選び出し、その振幅エネルギーを時間的な経過として表示したり、2次元のマッピングとして表示したりする。これにより、目的とした周波数で動作している回路の位置を特定することができる。
特開2007−64975号公報 特開2001−255354号公報 特開2010−271307号公報
上述したような光プロービング技術は、集積回路等の半導体デバイスにおける故障個所及び故障原因などを特定し得ることから、極めて有効な技術である。
そこで、本発明は、半導体デバイスの検査を効率良く且つ精度良く実施することができる半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る半導体デバイス検査装置は、被検査デバイスである半導体デバイスに照射される光を発生する光発生部と、光発生部が発生した光が半導体デバイスに照射されたときに半導体デバイスで反射された反射光を検出し、検出信号を出力する光検出部と、半導体デバイスを駆動させる駆動信号を半導体デバイスに印加する駆動信号印加部と、検出信号が入力される第1の電気計測部と、検出信号及び駆動信号が選択的に入力される第2の電気計測部と、光検出部と電気的に接続された第1の信号端子、駆動信号印加部と電気的に接続された第2の信号端子、及び、一端が第2のスペクトラムアナライザと電気的に接続された接続部を有する切替部と、を備え、切替部は、接続部の他端を第1の信号端子に接続することで第2の電気計測部に検出信号を入力させ、接続部の他端を第2の信号端子に接続することで第2の電気計測部に駆動信号を入力させる。
この半導体デバイス検査装置では、切替部が接続部の接続先を第1の信号端子とした場合には、第1及び第2の電気計測部で2つの周波数における検出信号の同時計測が可能である。すなわち半導体デバイスの検査を効率的に行える。また、切替部が接続部の接続先を第2の信号端子として場合には、第1の電気計測部には検出信号が入力され第2の電気計測部には駆動信号が入力されることとなるため、検出信号の位相と駆動信号の位相とから位相差が算出でき、該位相差より故障個所及び故障原因を特定できる。すなわち、半導体デバイスの検査を精度良く行うことができる。以上より、この半導体デバイス装置によれば、半導体デバイスの検査を効率良く且つ精度良く実施することができる。
本発明の一側面に係る半導体デバイス検査装置では、第1の電気計測部と第1の信号端子との間に設けられ、切替部が第1の信号端子に接続していた他端を第2の信号端子に接続する場合に、第1の信号端子から第1の電気計測部へ向かう方向に流れる電気信号を減衰する信号減衰部を更に備えてもよい。この構成によれば、切替部が他端の接続を第1の信号端子から第2の信号端子に切り替えた際に、第1の信号端子から第1の電気計測部に向かって逆流する検出信号、及び、第1の信号端子から第1の電気計測部に向かって流れる駆動信号を適切に減衰できる。これにより、ノイズ信号が第1の電気計測部に入力されることを防止でき、検出信号と駆動信号との位相差をより精度良く算出できる。
本発明の一側面に係る半導体デバイス検査装置では、信号減衰部は、光検出部から第1の信号端子へ向かう電気信号を増幅し、第1の信号端子から第1の電気計測部へ向かう電気信号を減衰させる増幅器を有してもよい。また、信号減衰部は、光検出部から第1の信号端子へ向かう電気信号を増幅する増幅器と、光検出部から第1の信号端子へ向かう電気信号、及び、第1の信号端子から第1の電気計測部へ向かう電気信号を減衰する減衰器と、を有してもよい。また、信号減衰部は、グランドに電気的に接続された電気抵抗を有し、切替部は、電気抵抗と電気的に接続された減衰切替部を有し、切替部は、接続部の他端を第2の信号端子に接続する場合に、減衰切替部を第1の信号端子に電気的に接続してもよい。また、信号減衰部は、グランドに電気的に接続された電気抵抗を有し、切替部は、電気抵抗と電気的に接続された第3の信号端子、光検出部と電気的に接続された第4の信号端子、及び、一端が第1の信号端子と電気的に接続された中間接続部を更に有し、切替部は、接続部の他端を第1の信号端子に接続する場合に、中間接続部を第4の信号端子に接続し、接続部の他端を第2の信号端子に接続する場合に、中間接続部を第3の信号端子に接続してもよい。このような構成とすることで、ノイズ信号が第1の電気計測部に入力されることを防止でき、検出信号と駆動信号との位相差をより精度良く算出できる。
本発明の一側面に係る半導体デバイス検査装置では、第1の電気計測部および第2の電気計測部は、複合波の各成分の振幅を測定する、第1のスペクトル分析部および第2のスペクトル分析部であってもよい。
本発明の一側面に係る半導体デバイス検査装置では、切替部が他端を第2の信号端子に接続する場合に、第1のスペクトル分析部を動作させる基準信号の周波数及び位相と、第2のスペクトル分析部を動作させる基準信号の周波数及び位相とを同期させる信号同期部を更に備えてもよい。各スペクトラム分析部間で基準信号の周波数及び位相を同期することで、各スペクトラム分析部の動作に起因する位相差が重畳されることが防止されるため、検出信号と駆動信号との位相差をより精度良く算出できる。
本発明の一側面に係る半導体デバイス検査装置では、第1の電気計測部は、複合波の各成分の振幅を測定するスペクトル分析部であり、第2の電気計測部はロックイン増幅部であってもよい。
本発明の一側面に係る半導体デバイス検査方法は、被検査デバイスである半導体デバイスに照射される光を発生する光発生工程と、光発生工程において発生した光が半導体デバイスに照射されたときに、半導体デバイスで反射された反射光を検出し、検出信号を出力する光検出工程と、半導体デバイスを駆動させる駆動信号を半導体デバイスに印加する駆動信号印加工程と、検出信号を第1の電気計測部に入力する第1の測定工程と、検出信号及び駆動信号を第2の電気計測部に選択的に入力する第2の測定工程と、を含む。この半導体デバイス検査方法によっても、上述した半導体デバイス検査装置と同様の理由により、半導体デバイスの検査を効率良く且つ精度良く実施することができる。
本発明の一側面に係る半導体デバイス検査方法では、第2の測定工程において、検出信号を第2の電気計測部に入力した後に、駆動信号を第2の電気計測部に入力することとしてもよい。第1及び第2の電気計測部で2つの周波数における検出信号を計測し効率的に異常周波数を特定するとともに、その後に検出信号と駆動信号の位相差から故障個所及び故障原因などを精度良く特定できる。
本発明の一側面に係る半導体デバイス検査方法では、第2の測定工程において、駆動信号を第2の電気計測部に入力した後に、検出信号を第2の電気計測部に入力することとしてもよい。検出信号と駆動信号の位相差から故障個所と故障原因を特定するとともに、その後にノイズ除去等の処理を施すことができる。
本発明の一側面によれば、半導体デバイスの検査を効率良く且つ精度良く実施することができる半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法を提供することができる。
本発明の一実施形態の半導体デバイス検査装置の構成図である。 図1の半導体デバイス検査装置における周波数帯域の設定例を示すグラフである。 図1の半導体デバイス検査装置における周波数帯域の設定例を示すグラフである。 本発明の他の実施形態の半導体デバイス検査装置の構成図である。 本発明の他の実施形態の半導体デバイス検査装置の構成図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、半導体デバイス検査装置1は、被検査デバイス(DUT:Device Under Test)である半導体デバイス8において異常発生箇所を特定するなど、半導体デバイス8を検査するための装置である。半導体デバイス8としては、トランジスタ等のPNジャンクションを有する集積回路(例えば、小規模集積回路(SSI:Small Scale Integration)、中規模集積回路(MSI:Medium Scale Integration)、大規模集積回路(LSI:Large Scale Integration)、超大規模集積回路(VLSI:Very Large Scale Integration)、超々大規模集積回路(ULSI:Ultra Large Scale Integration)、ギガ・スケール集積回路(GSI:Giga Scale Integration))、大電流用/高圧用MOSトランジスタ及びバイポーラトランジスタ等がある。また、半導体デバイス8は、熱による変調を基板にかけられる半導体デバイスであってもよい。
半導体デバイス検査装置1は、レーザ光源(光発生部)2を備えている。レーザ光源2は、第1電源(図示せず)によって動作させられ、半導体デバイス8に照射される光を出射する。レーザ光源2から出射された光は、プローブ光用の偏光保存シングルモード光ファイバ3を介して、スキャン光学系5に導光される。スキャン光学系5は、スキャンヘッド6及びレンズ系7を有している。これにより、スキャン光学系5に導光された光は、半導体デバイス8の所定位置に結像され、当該光の照射領域は、半導体デバイス8に対して2次元的に走査される。なお、スキャン光学系5及び半導体デバイス8は、暗箱4内に配置されている。
レーザ光源2から出射された光が半導体デバイス8に照射されたときに半導体デバイス8で反射された反射光は、戻り光用の光ファイバ9を介して、光センサ(光検出部)10に導光される。光センサ10は、第1電源(図示せず)と別体で設けられた第2電源(図示せず)によって動作させられ、反射光を検出して検出信号を出力する。光センサ10から出力された検出信号は、アンプ11を介して、分岐回路12に入力される。分岐回路12は検出信号を分岐して出力する。分岐された検出信号の一方はスペクトラムアナライザ(第1の電気計測部/第1のスペクトル分析部/第1のスペクトラムアナライザ)13に入力され、分岐された検出信号の他方は、アテネ―タ18、アンプ19、及び切替部17を介してスペクトラムアナライザ(第2の電気計測部/第2のスペクトル分析部/第2のスペクトラムアナライザ)14に入力される。なお、スペクトル分析部は、スペクトラムアナライザなどの複合波の信号の各成分の振幅を測定する電気計測手段である。
スペクトラムアナライザ13,14は、信号同期部15を介して互いに電気的に接続されている。また、スペクトラムアナライザ13,14は、出力信号処理部16と電気的に接続されている。スペクトラムアナライザ13,14は、入力された電気信号(詳細は後述)に基づき信号を生成し、該信号を出力信号処理部16に入力する。出力信号処理部16は、スペクトラムアナライザ13,14により入力された信号に基づいて解析信号を生成し、該解析信号に基づく半導体デバイス像を形成し、当該半導体デバイス像を表示部20に表示させる。
出力信号処理部16には、レーザスキャンコントローラ21が電気的に接続されている。レーザスキャンコントローラ21は、レーザ光源2及びスキャン光学系5を制御する。スペクトラムアナライザ13,14には、テスタ、パルスジェネレータ及び電源を含むテスタユニット(駆動信号印加部)22が電気的に接続されている。テスタユニット22は、所定の変調周波数を有する駆動信号(テストパターン)を半導体デバイス8に印加する。これにより、半導体デバイス8は、検査時に駆動させられる。
次に、切替部17、アテネ―タ18、アンプ19について、より詳細に説明する。切替部17は、スペクトラムアナライザ14に入力される信号を切り替える機能を有する。切替部17は、光センサ10と電気的に接続された検出信号端子(第1の信号端子)17aと、テスタユニット22と電気的に接続された駆動信号端子(第2の信号端子)17bと、一端17dがスペクトラムアナライザ14と電気的に接続された接続部17cと、を有している。切替部17によるスペクトラムアナライザ14に入力される信号の切り替えは、接続部17cの他端17eを検出信号端子17a又は駆動信号端子17bのいずれかに接続することにより行われる。すなわち、他端17eが検出信号端子17aに接続されている場合にはスペクトラムアナライザ14には分岐回路12により分岐された検出信号が入力され、他端17eが駆動信号端子17bに接続されている場合にはスペクトラムアナライザ14にはテスタユニット22から出力された駆動信号が入力される。なお、分岐回路12にアンプ19を接続し、切替部17の検出信号端子17aにアテネータ18を接続しても良い。
アテネ―タ18及びアンプ19は、スペクトラムアナライザ13と検出信号端子17aとの間に設けられている。アテネ―タ18は、信号減衰部としての機能を有している。アテネ―タ18は、光センサ10から検出信号端子17aへ向かって流れる検出信号、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13へ向かって逆流する反射信号、及び、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13へ向かって流れるクロストーク信号、の各電気信号を減衰する。ここで、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13に向かって逆流する反射信号とは、切替部17の他端17eが駆動信号端子17bに接続されている際に、分岐回路12から検出信号端子17aに向かって流れていた検出信号のうち、例えば、切替部17の検出信号端子17aで反射しスペクトラムアナライザ13に向かって逆流する信号をいう。また、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13に向かって流れるクロストーク信号とは、切替部17の他端17eが駆動信号端子17bに接続されている状態において、駆動信号端子17bからスペクトラムアナライザ14に向かって流れる駆動信号が、接続されていない検出信号端子17a(もしくは配線)に、電気的作用によって漏れる(まわり込む)ことによって発生するスペクトラムアナライザ13に向かって流れる信号をいう。
アンプ19は、光検出部10から検出信号端子17aへ向かって流れる電気信号を所定の増幅率で増幅し、また、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13へ向かって流れる電気信号を減衰する。したがって、アンプ19は、信号増幅部としての機能と信号減衰部としての機能を両方とも有している。これにより、アンプ19は、光センサ10からアテネ―タ18を介して検出信号端子17aに向かって流れる検出信号を増幅するように設定されている。すなわち、光センサ10から出力された検出信号は、アテネ―タ18で一度減衰された後、アンプ19によって減衰前の強度と同等になるように増幅される。また、アンプ19は、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13に向かって流れる反射信号及びクロストーク信号については、増幅せず、減衰させるように設定されている。このようなアンプ19としては、アイソレーションアンプやバッファアンプなどを用いることができる。また、アンプ19は、信号の増幅率を切り替える構成としても良い。この場合、アンプ19の増幅率を制御するアンプ制御部(不図示)をさらに備え、アンプ制御部(不図示)によって、入力された信号に対する増幅率を切り替える。これにより、アンプ19は、光検出部10から検出信号端子17aに向かって流れる電気信号を所定の増幅率で増幅し、また、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13へ向かって流れる電気信号を、増幅しない、もしくは、低い増幅率で増幅する。
次に、スペクトラムアナライザ13,14、信号同期部15、出力信号処理部16について、より詳細に説明する。スペクトラムアナライザ13には検出信号が入力される。また、スペクトラムアナライザ14には検出信号及び駆動信号が選択的に入力される。具体的に、他端17eが検出信号端子17aに接続されている場合には、スペクトラムアナライザ13,14には、光センサ10で検出された検出信号が入力される。この場合、出力信号処理部16は、スペクトラムアナライザ13に入力された検出信号に対して測定周波数帯域FR1を,スペクトラムアナライザ14に入力された検出信号に対して測定周波数帯域FR2を、それぞれ設定する。スペクトラムアナライザ13は測定周波数帯域FR1における検出信号から生成した信号を出力信号処理部16に入力する。また、スペクトラムアナライザ14は測定周波数帯域FR2における検出信号から生成した信号を出力信号処理部16に入力する。そして、出力信号処理部16は、スペクトラムアナライザ13,14から入力された信号の差分を算出することにより、解析信号を取得する。
また、切替部17の他端17eが駆動信号端子17bに接続されている場合には、スペクトラムアナライザ13には光センサ10で検出された検出信号が入力され、スペクトラムアナライザ14にはテスタユニット22により半導体デバイス8に印加される駆動信号もしくは駆動信号の繰り返し周波数の整数倍の信号がリファレンス信号として入力される。スペクトラムアナライザ13は検出信号から所定の周波数の信号を抽出し出力信号処理部16に入力する。スペクトラムアナライザ14はリファレンス信号の周波数の信号を抽出し出力信号処理部16に入力する。そして、出力信号処理部16は、スペクトラムアナライザ13により入力された信号と、スペクトラムアナライザ14により入力された信号との位相差を算出し、該位相差に基づいた位相画像を作成する。このような位相差を算出する前提として、信号同期部15により、スペクトラムアナライザ13を動作させる基準信号の周波数及び位相と、スペクトラムアナライザ14を動作させる基準信号の周波数及び位相とが同期するように制御される。
次に、半導体デバイス検査装置1を用いた2つの計測手法(第1及び第2の計測手法)について説明する。第1の計測手法は、検出信号端子17aに他端17eを接続して異常周波数を特定した後に、駆動信号端子17bに他端17eを接続し故障個所及び故障原因を特定する手法である。
第1の計測手法では、まず、切替部17の他端17eを検出信号端子17aに接続する。このとき、スペクトラムアナライザ13,14には、それぞれ光センサ10において検出された検出信号が入力される。なお、スペクトラムアナライザ13,14それぞれに入力される検出信号は、複数の周波数の信号からなる。そして、出力信号処理部16に対して、スペクトラムアナライザ13が測定周波数帯域FR1の信号を抽出し出力するように、スペクトラムアナライザ14が測定周波数帯域FR2の信号を抽出し出力するように、それぞれ設定する。なお、測定周波数帯域FR1と測定周波数帯域FR2とは異なる周波数帯域である。
上述した、出力信号処理部16の設定について説明する。例えば、テスタユニット22が、第1変調周波数を有する第1駆動信号、及び第1変調周波数と異なる第2変調周波数を有する第2駆動信号を半導体デバイス8に印加する場合において、それらの信号による変調を同時に観察するために、出力信号処理部16は、第1駆動信号の第1変調周波数及び第2駆動信号の第2変調周波数に基づいて、測定周波数帯域FR1及び測定周波数帯域FR2を設定する。すなわち、測定周波数帯域FR1は、第1駆動信号の第1変調周波数のN倍(Nは自然数)の周波数を含むように設定され、測定周波数帯域FR2は、第2駆動信号の第2変調周波数のN倍(Nは自然数)の周波数を含むように設定される。これによれば、図2に示されるように、スペクトラムアナライザ13で生成された測定周波数帯域FR1に基づく測定信号S1と、スペクトラムアナライザ14で生成された測定周波数帯域FR2に基づく測定信号S2との差分から、測定周波数帯域FR1,FR2において、それぞれ、半導体デバイス検査装置のもつ固有の雑音等が除去された解析信号が取得できる。当該解析信号は、出力信号処理部16によって、表示部20に振幅像が表示される。
そして、表示部20に表示された解析信号の振幅像を確認し、通常の振幅像と異なる像となっている周波数を、故障に起因する信号を含む周波数(異常周波数)として特定する。なお、解析信号の振幅像確認は、異常周波数が取得されるまで、測定周波数帯域FR1,FR2の設定を変更し繰り返し行われる。
そして、異常周波数が特定された場合には、切替部17の他端17eを、検出信号端子17aに接続された状態から駆動信号端子17bに接続された状態に切り替える。このとき、スペクトラムアナライザ13には光センサ10において検出された検出信号が、スペクトラムアナライザ14にはテスタユニット22により半導体デバイス8に印加される駆動信号が、それぞれ入力される。スペクトラムアナライザ13には、上述した異常周波数の検出信号が入力される。なお、信号同期部15の設定により、スペクトラムアナライザ13を動作させる基準信号の周波数及び位相と、スペクトラムアナライザ14を動作させる基準信号の周波数及び位相とを同期するように制御する。
スペクトラムアナライザ13,14から出力された信号は、出力信号処理部16に入力される。そして、出力信号処理部16により、スペクトラムアナライザ13,14から出力された信号の位相差が算出され、該位相差に基づく位相画像が表示部20に表示される。このような位相画像は、スキャン光学系5に導光される半導体デバイス8における光の照射領域を変更し、各照射領域について作成される。位相画像は、位相差に基づいた色で表示される。照射領域毎のスペクトラムアナライザ13,14から出力される信号の位相差として適正な色を把握しておくことで、該適正な色と乖離した色となっている(あるべき位相差となっていない)箇所を、半導体デバイス8の故障個所として特定できる。また、適正な色との乖離度合や、特定の色であるか否かなどによって、故障原因を特定できる。なお、故障原因とは、例えば半導体デバイス8の素子間の配線が切れている、高抵抗の部分がある、などである。
つづいて、第2の計測手法について説明する。第2の計測手法は、駆動信号端子17bに他端17eを接続して位相差から故障個所及び故障原因を特定した後に、検出信号端子17aに他端17eを接続し半導体デバイス検査装置のもつ固有の雑音が除去された信号を取得する手法である。
第2の計測手法では、まず、切替部17の他端17eを駆動信号端子17bに接続する。このとき、スペクトラムアナライザ13には光センサ10において検出された検出信号が、スペクトラムアナライザ14にはテスタユニット22により半導体デバイス8に印加される駆動信号が、それぞれ入力される。出力信号処理部16に対しては、スペクトラムアナライザ13が検出信号の中から所定の周波数の信号を抽出し出力するように設定し、スペクトラムアナライザ14が駆動信号の周波数の信号を抽出し出力するように設定する。
スペクトラムアナライザ13,14から出力された信号は、出力信号処理部16に入力される。そして、出力信号処理部16により、スペクトラムアナライザ13,14から出力された信号の位相差が算出され、該位相差に基づく位相画像が表示部20に表示される。このような位相画像は、スキャン光学系5に導光される半導体デバイス8における光の照射領域を変更し、各照射領域について作成される。位相画像は、位相差に基づいた色で表示される。位相画像から故障個所を特定すると、該故障個所が光の照射領域となるようにスキャン光学系5を調整する。
そして、切替部17の他端17eを、駆動信号端子17bに接続された状態から検出信号端子17aに接続された状態に切り替える。このとき、スペクトラムアナライザ13,14には、それぞれ光センサ10において検出された検出信号が入力される。なお、光センサ10からの信号は、複数の周波数の信号からなる。そして、出力信号処理部16に対して、図3に示すように、スペクトラムアナライザ13が所定の周波数帯域(測定用周波数帯域)FR1の信号を抽出し出力するように設定し、スペクトラムアナライザ14が半導体デバイス検査装置のもつ固有の雑音のうち周波数依存のない周波数帯域を加算したレベル以下となる周波数帯域(参照用周波数帯域)FR2の信号を抽出し出力するように設定する。
そして、出力信号処理部16がスペクトラムアナライザ13及びスペクトラムアナライザ14から入力された信号の差分をとることで、ホワイトノイズが除去された信号(解析信号)を取得することができる。解析信号を用いることで、計測結果の高精度化が図られる。
以上説明したように、半導体デバイス検査装置1では、半導体デバイス8に照射される光を発生する光発生工程と、光発生工程において発生した光が半導体デバイス8に照射されたときに半導体デバイス8で反射された反射光を検出し検出信号を出力する光検出工程と、半導体デバイス8を駆動させる駆動信号を半導体デバイス8に印加する駆動信号印加工程と、検出信号をスペクトラムアナライザ13に入力する第1の測定工程と、検出信号及び駆動信号をスペクトラムアナライザ14に選択的に入力する第2の測定工程と、を含む半導体デバイス検査方法が実施される。
また、第2の測定工程は、上述したように、検出信号をスペクトラムアナライザ14に入力した後に駆動信号をスペクトラムアナライザ14に入力する手法と、駆動信号をスペクトラムアナライザ14に入力した後に検出信号をスペクトラムアナライザ14に入力する手法とがある。
このように、半導体デバイス検査装置1では、切替部17が他端17eの接続先を検出信号端子17aとした場合には、スペクトラムアナライザ13,14で2つの周波数の振幅同時計測が可能である。すなわち、半導体デバイス8の検査を効率的に行える。また、切替部17が他端17eの接続先を駆動信号端子17bとして場合には、スペクトラムアナライザ13には検出信号が入力されスペクトラムアナライザ14には駆動信号が入力されることとなるため、検出信号の位相と駆動信号の位相とから位相差が算出でき、該位相差より故障個所及び故障原因を特定できる。すなわち、半導体デバイス8の検査を精度良く行うことができる。以上より、この半導体デバイス検査装置1によれば、半導体デバイス8の検査を効率良く且つ精度良く実施することができる。
また、切替部17が他端17eを駆動信号端子17bに接続する場合に、スペクトラムアナライザ13を動作させる基準信号の周波数及び位相と、スペクトラムアナライザ14を動作させる基準信号の周波数及び位相とを同期させる信号同期部15を備えることで、各スペクトラムアナライザ13,14間の基準周波数の誤差に起因する位相差が重畳されることが防止されるため、検出信号と駆動信号との位相差をより精度良く算出できる。
また、スペクトラムアナライザ13と検出信号端子との間に設けられ、切替部17が検出信号端子に接続していた他端17eを駆動信号端子17bに接続する場合に、検出信号端子からスペクトラムアナライザ13へ向かう方向に流れる電気信号を減衰する信号減衰部を更に備えることで、切替部17が他端17eの接続を検出信号端子17aから駆動信号端子17bに切り替えた際に、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13に向かって逆流する検出信号、及び、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13に向かって流れる駆動信号を適切に減衰できる。これにより、ノイズ信号がスペクトラムアナライザ13に入力されることを防止でき、検出信号と駆動信号との位相差をより精度良く算出できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、半導体デバイス8に照射される光を発生する光発生部は、レーザ光源2に限定されず、スーパールミネッセントダイオード等の他の光源であってもよい。また、半導体デバイス8に対し、電気信号に代えて、熱を印加してもよい。また、第1の電気計測部および第2の電気計測部としては、スペクラムアナライザなどのスペクトル分析器に限らず、ロックインアンプやオシロスコープなどさまざまな電気計測機器(またはそれらの機能を有する装置)でもよい。また、それらの電気計測機器を組み合わせてもよく、例えば、第1の電気計測部としてスペクトラムアナライザを、第2の電気計測部としてロックインアンプを採用してもよい。さらに、複数のスペクトル分析部を備えるスペクトラムアナライザを用いても良い。このようなスペクトラムアナライザは、スペクトラムアナライザ13に相当する第1の電気計測部に信号を入力する第1のチャンネルとスペクトラムアナライザ14に相当する第2の電気計測部に信号を入力する第2のチャンネルを備えており、第1のチャンネルは、分岐回路12に電気的に接続され、第2のチャンネルは切替部17の他端17dに電気的に接続される。
また、図4に示される半導体デバイス検査装置1xのように、信号減衰部として、グランド端子23bに接続された電気抵抗23aを有する信号減衰機構23を備えるとともに、一端が該電気抵抗23aと接続された減衰切替部17fを備え、切替部17が検出信号端子17aに接続していた他端17eを駆動信号端子17bに接続する場合に、減衰切替部17fの電気抵抗23aと接続されていない側の端部が検出信号端子17aに接続される構成であってもよい。この構成によれば、切替部17が他端17eの接続を検出信号端子17aから駆動信号端子17bに切り替えた場合に、減衰切替部17fが検出信号端子17aに接続されるため、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13に向かって流れる電気信号はグランドに出力されることとなる。よって、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13に向かって流れる電気信号を適切に減衰できる。なお、検出信号端子17aと分岐回路12との間にアテネータ18とアンプ19から構成される信号減衰部を更に備えても良い。
また、図5に示される半導体デバイス検査装置1yのように、信号減衰部として、グランド端子25bに接続された電気抵抗25aを有する信号減衰機構25を備えるとともに、分岐回路12と電気的に接続された分岐回路端子(第4の信号端子)24aと、電気抵抗25aと電気的に接続された減衰端子(第3の信号端子)24bと、一端が検出信号端子17aと電気的に接続され他端と、分岐回路端子24aが減衰端子24b又は一端が検出信号端子17aと電気的に接続され他端のいずれかと電気的に接続可能とされた中間接続部24cと、から構成された中間切替部24を有してもよい。この構成によれば、切替部17が他端17eを検出信号端子17aに接続している場合には中間接続部24cを一端が検出信号端子17aと電気的に接続され他端に接続し、切替部17が他端17eの接続を検出信号端子17aから駆動信号端子17bに切り替えた場合には中間接続部24cを減衰端子24bに接続することで、分岐回路端子24aからスペクトラムアナライザ13に向かって流れる電気信号はグランドに出力されることとなる。よって、検出信号端子17aからスペクトラムアナライザ13に向かって流れる電気信号を適切に減衰できる。なお、分岐回路端子24aと分岐回路12との間にアテネータ18とアンプ19から構成される信号減衰部を更に備えても良い。
1,1x,1y…半導体デバイス検査装置、2…レーザ光源(光発生部)、8…半導体デバイス、10…光センサ(光検出部)、12…分岐回路、13…スペクトラムアナライザ(第1の電気計測部、第1のスペクトル分析部、第1のスペクトラムアナライザ)、14…スペクトラムアナライザ(第2の電気計測部、第2のスペクトル分析部、第2のスペクトラムアナライザ)、15…信号同期部、16…出力信号処理部、17…切替部、17a…検出信号端子(第1の信号端子)、17b…駆動信号端子(第2の信号端子)、17c…接続部、17d…一端、17e…他端、17f…減衰切替部、18…アテネ―タ(信号減衰部/減衰器)、19…アンプ(信号減衰部/増幅器)、20…表示部、22…テスタユニット(駆動信号印加部)、23a,25a…電気抵抗、23b,25b…グランド、24a…分岐回路端子(第4の信号端子)、24b…減衰端子(第3の信号端子)、24c…中間接続部。

Claims (12)

  1. 被検査デバイスである半導体デバイスに照射される光を発生する光発生部と、
    前記光発生部が発生した前記光が前記半導体デバイスに照射されたときに前記半導体デバイスで反射された反射光を検出し、検出信号を出力する光検出部と、
    前記半導体デバイスを駆動させる駆動信号を前記半導体デバイスに印加する駆動信号印加部と、
    前記検出信号が入力される第1の電気計測部と、
    前記検出信号及び前記駆動信号が選択的に入力される第2の電気計測部と、
    前記光検出部と電気的に接続された第1の信号端子、前記駆動信号印加部と電気的に接続された第2の信号端子、及び、一端が前記第2の電気計測部と電気的に接続された接続部を有する切替部と、を備え、
    前記切替部は、前記接続部の他端を前記第1の信号端子に接続することで前記第2の電気計測部に前記検出信号を入力させ、前記接続部の前記他端を前記第2の信号端子に接続することで前記第2の電気計測部に前記駆動信号を入力させる、半導体デバイス検査装置。
  2. 前記第1の電気計測部と前記第1の信号端子との間に設けられ、前記第1の信号端子から前記第1の電気計測部へ向かう方向に流れる電気信号を減衰する信号減衰部を更に備える、請求項1記載の半導体デバイス検査装置。
  3. 前記信号減衰部は、前記光検出部から前記第1の信号端子へ向かう電気信号を増幅し、前記第1の信号端子から前記第1の電気計測部へ向かう電気信号を減衰させる増幅器を有する、請求項2記載の半導体デバイス検査装置。
  4. 前記信号減衰部は、前記光検出部から前記第1の信号端子へ向かう電気信号を増幅する増幅器と、前記光検出部から前記第1の信号端子へ向かう電気信号、及び、前記第1の信号端子から前記第1の電気計測部へ向かう電気信号を減衰する減衰器と、を有する、請求項2記載の半導体デバイス検査装置。
  5. 前記信号減衰部は、グランドに電気的に接続された電気抵抗を有し、
    前記切替部は、前記電気抵抗と電気的に接続された減衰切替部を有し、
    前記切替部は、前記接続部の前記他端を前記第2の信号端子に接続する場合に、前記減衰切替部を前記第1の信号端子に電気的に接続する、請求項2記載の半導体デバイス検査装置。
  6. 前記信号減衰部は、グランドに電気的に接続された電気抵抗を有し、
    前記切替部は、前記電気抵抗と電気的に接続された第3の信号端子、前記光検出部と電気的に接続された第4の信号端子、及び、一端が前記第1の信号端子と電気的に接続された中間接続部を更に有し、
    前記切替部は、前記接続部の前記他端を前記第1の信号端子に接続する場合に、前記中間接続部を前記第4の信号端子に接続し、前記接続部の前記他端を前記第2の信号端子に接続する場合に、前記中間接続部を前記第3の信号端子に接続する、請求項2記載の半導体デバイス検査装置。
  7. 第1の電気計測部および第2の電気計測部は、複合波の各成分の振幅を測定する、第1のスペクトル分析部および第2のスペクトル分析部である、請求項1〜6のいずれか一項記載の半導体デバイス検査装置。
  8. 前記切替部が前記他端を前記第2の信号端子に接続する場合に、前記第1のスペクトル分析部を動作させる基準信号の周波数及び位相と、前記第2のスペクトル分析部を動作させる基準信号の周波数及び位相とを同期させる信号同期部を更に備える、請求項7記載の半導体デバイス検査装置。
  9. 第1の電気計測部は、複合波の各成分の振幅を測定するスペクトル分析部であり、第2の電気計測部はロックイン増幅部である、請求項1〜6のいずれか一項記載の半導体デバイス検査装置。
  10. 被検査デバイスである半導体デバイスに照射される光を発生する光発生工程と、
    前記光発生工程において発生した前記光が前記半導体デバイスに照射されたときに、前記半導体デバイスで反射された反射光を検出し、検出信号を出力する光検出工程と、
    前記半導体デバイスを駆動させる駆動信号を前記半導体デバイスに印加する駆動信号印加工程と、
    前記検出信号を第1の電気計測部に入力する第1の測定工程と、
    前記検出信号及び前記駆動信号を第2の電気計測部に選択的に入力する第2の測定工程と、を含む、半導体デバイス検査方法。
  11. 前記第2の測定工程において、前記検出信号を前記第2の電気計測部に入力した後に、前記駆動信号を前記第2の電気計測部に入力する、請求項10記載の半導体デバイス検査方法。
  12. 前記第2の測定工程において、前記駆動信号を前記第2の電気計測部に入力した後に、前記検出信号を前記第2の電気計測部に入力する、請求項10記載の半導体デバイス検査方法。
JP2014559747A 2013-02-01 2014-01-30 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法 Active JP5744353B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014559747A JP5744353B2 (ja) 2013-02-01 2014-01-30 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013018683 2013-02-01
JP2013018683 2013-02-01
PCT/JP2014/052145 WO2014119675A1 (ja) 2013-02-01 2014-01-30 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
JP2014559747A JP5744353B2 (ja) 2013-02-01 2014-01-30 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5744353B2 JP5744353B2 (ja) 2015-07-08
JPWO2014119675A1 true JPWO2014119675A1 (ja) 2017-01-26

Family

ID=51262384

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014559747A Active JP5744353B2 (ja) 2013-02-01 2014-01-30 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
JP2014559748A Active JP5745707B2 (ja) 2013-02-01 2014-01-30 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
JP2015094299A Active JP6389797B2 (ja) 2013-02-01 2015-05-01 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014559748A Active JP5745707B2 (ja) 2013-02-01 2014-01-30 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
JP2015094299A Active JP6389797B2 (ja) 2013-02-01 2015-05-01 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法

Country Status (5)

Country Link
US (4) US9618563B2 (ja)
JP (3) JP5744353B2 (ja)
KR (5) KR20170069292A (ja)
SG (3) SG11201505836WA (ja)
WO (2) WO2014119676A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014119676A1 (ja) * 2013-02-01 2014-08-07 浜松ホトニクス株式会社 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
JP2016109673A (ja) * 2014-10-16 2016-06-20 ディーシージー システムズ、 インコーポレイテッドDcg Systems Inc. レーザボルテージイメージングのシステム及び方法
JP6714485B2 (ja) * 2016-09-28 2020-06-24 浜松ホトニクス株式会社 半導体デバイス検査方法及び半導体デバイス検査装置
JP2018072290A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 ルネサスエレクトロニクス株式会社 故障箇所特定装置および故障箇所特定方法
WO2020003458A1 (ja) * 2018-06-28 2020-01-02 株式会社日立ハイテクノロジーズ 半導体検査装置
US11011435B2 (en) * 2018-11-20 2021-05-18 Asm Technology Singapore Pte Ltd Apparatus and method inspecting bonded semiconductor dice
JP7164488B2 (ja) * 2019-05-31 2022-11-01 浜松ホトニクス株式会社 半導体デバイス検査方法及び半導体デバイス検査装置
US11133864B1 (en) * 2020-04-24 2021-09-28 Ciena Corporation Measurement of crosstalk
KR102425048B1 (ko) * 2020-12-24 2022-07-27 큐알티 주식회사 반도체 소자 테스트용 빔 검사 장치, 및 빔 검사 방법
KR102586199B1 (ko) * 2021-10-21 2023-10-06 큐알티 주식회사 전력 반도체 소자의 검사 방법, 및 이를 위한 검사 시스템
KR102418633B1 (ko) * 2021-12-22 2022-07-07 큐알티 주식회사 반도체 소자의 방사선 평가 방법, 및 반도체 소자의 방사선 평가 시스템
KR102547617B1 (ko) * 2022-06-23 2023-06-26 큐알티 주식회사 가속환경 제공 반도체 소자 테스트 장치 및 이를 이용한 가속환경에서 반도체 소자 테스트 방법

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169862A (ja) 1987-12-25 1989-07-05 Hitachi Ltd 荷電粒子線装置
JPH0513522A (ja) 1991-07-04 1993-01-22 Advantest Corp 電荷光学プローブ
JPH0547883A (ja) 1991-08-12 1993-02-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 集積回路の回路試験装置および回路試験方法
JP3154531B2 (ja) 1991-12-18 2001-04-09 富士通株式会社 信号測定装置
JPH06201803A (ja) 1992-12-28 1994-07-22 Fujitsu Ltd 信号波形測定装置及び信号波形測定方法
JPH07134147A (ja) 1993-11-10 1995-05-23 Fujitsu Ltd 信号波形測定装置
SE502886C2 (sv) 1994-06-13 1996-02-12 Whirlpool Europ Styrförfarande för en mikrovågsugn, mikrovågsugn och dess användning för tillagning/uppvärmning av en matvara enligt styrförfarandet
GB9411908D0 (en) 1994-06-14 1994-08-03 John Heyer Paper Ltd Web monitoring for paper machines
JP3500216B2 (ja) 1995-02-07 2004-02-23 浜松ホトニクス株式会社 電圧測定装置
JP3500215B2 (ja) 1995-02-07 2004-02-23 浜松ホトニクス株式会社 電圧測定装置
DE19511869B4 (de) 1995-03-31 2004-02-26 Geiler, Hans-Dieter, Dr. Verfahren und Anordnung zur Responseanalyse von Halbleitermaterialien mit optischer Anregung
KR960035045U (ko) 1995-04-13 1996-11-21 김헌영 파이프 단열재의 마감처리에 사용되는 포장재
US5905577A (en) 1997-03-15 1999-05-18 Schlumberger Technologies, Inc. Dual-laser voltage probing of IC's
JPH11271363A (ja) 1998-03-19 1999-10-08 Ando Electric Co Ltd 電気光学サンプリングオシロスコープ
US6252222B1 (en) 2000-01-13 2001-06-26 Schlumberger Technologies, Inc. Differential pulsed laser beam probing of integrated circuits
US6976234B2 (en) * 2003-01-13 2005-12-13 Credence Systems Corporation Apparatus and method for measuring characteristics of dynamic electrical signals in integrated circuits
JP2005134196A (ja) 2003-10-29 2005-05-26 Nec Electronics Corp 非破壊解析方法及び非破壊解析装置
KR100674972B1 (ko) 2005-05-24 2007-01-29 삼성전자주식회사 반도체 소자의 펄스 특성 측정 시스템 및 측정 방법
US7659981B2 (en) 2005-08-26 2010-02-09 Dcg Systems, Inc. Apparatus and method for probing integrated circuits using polarization difference probing
US7733100B2 (en) * 2005-08-26 2010-06-08 Dcg Systems, Inc. System and method for modulation mapping
JP5340524B2 (ja) 2006-03-23 2013-11-13 浜松ホトニクス株式会社 放射線検出器及び放射線検出方法
US7999949B2 (en) * 2006-04-24 2011-08-16 Raintree Scientific Instruments (Shanghai) Corporation Spectroscopic ellipsometers
JP5181989B2 (ja) 2008-10-03 2013-04-10 ソニー株式会社 短パルス光源装置、レーザ駆動方法、光ピックアップ及び光ディスク装置
SG10201506637YA (en) 2009-05-01 2015-10-29 Dcg Systems Inc Systems and method for laser voltage imaging state mapping
JP2011075441A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Hamamatsu Photonics Kk 半導体デバイス故障解析装置
US8309883B2 (en) 2010-05-20 2012-11-13 Ipg Photonics Corporation Methods and systems for laser processing of materials
US8564301B2 (en) 2010-11-08 2013-10-22 Semiconductor Components Industries, Llc Device and method for determining capacitance as a function of voltage
JP5894745B2 (ja) * 2011-05-31 2016-03-30 浜松ホトニクス株式会社 集積回路検査装置
JP6166032B2 (ja) * 2012-11-06 2017-07-19 浜松ホトニクス株式会社 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
WO2014119676A1 (ja) * 2013-02-01 2014-08-07 浜松ホトニクス株式会社 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
JP6283501B2 (ja) * 2013-11-12 2018-02-21 浜松ホトニクス株式会社 周波数解析装置及び周波数解析方法
JP6283507B2 (ja) * 2013-11-29 2018-02-21 浜松ホトニクス株式会社 半導体デバイス計測装置及び半導体デバイス計測方法
JP6407555B2 (ja) * 2014-04-24 2018-10-17 浜松ホトニクス株式会社 画像生成装置及び画像生成方法
JP6484051B2 (ja) * 2015-02-10 2019-03-13 浜松ホトニクス株式会社 検査方法及び検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR101923846B1 (ko) 2018-11-29
SG11201505836WA (en) 2015-09-29
US10191104B2 (en) 2019-01-29
US20150369755A1 (en) 2015-12-24
KR20150103686A (ko) 2015-09-11
US20150377959A1 (en) 2015-12-31
US20170176521A1 (en) 2017-06-22
US9618563B2 (en) 2017-04-11
KR20170069292A (ko) 2017-06-20
JP5744353B2 (ja) 2015-07-08
KR101777031B1 (ko) 2017-09-08
JP2015145883A (ja) 2015-08-13
KR101679527B1 (ko) 2016-11-24
KR20150112954A (ko) 2015-10-07
SG11201505833XA (en) 2015-08-28
US9562944B2 (en) 2017-02-07
US10101383B2 (en) 2018-10-16
SG10201604835TA (en) 2016-07-28
JPWO2014119676A1 (ja) 2017-01-26
JP5745707B2 (ja) 2015-07-08
KR101764560B1 (ko) 2017-08-02
WO2014119676A1 (ja) 2014-08-07
WO2014119675A1 (ja) 2014-08-07
JP6389797B2 (ja) 2018-09-12
US20160334459A1 (en) 2016-11-17
KR20170104637A (ko) 2017-09-15
KR20160135845A (ko) 2016-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5744353B2 (ja) 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
JP6166032B2 (ja) 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
KR102270039B1 (ko) 반도체 디바이스 테스트 장치 및 반도체 디바이스 테스트 방법
US9618550B2 (en) Apparatus for frequency analyzing a measurement target and method of frequency analyzing a measurement target
US11927626B2 (en) Semiconductor sample inspection device and inspection method
CN112639494B (zh) 半导体试样的检查装置及检查方法
TW202212847A (zh) 檢查裝置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5744353

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250