JP3154531B2 - 信号測定装置 - Google Patents

信号測定装置

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JP3154531B2 JP33520491A JP33520491A JP3154531B2 JP 3154531 B2 JP3154531 B2 JP 3154531B2 JP 33520491 A JP33520491 A JP 33520491A JP 33520491 A JP33520491 A JP 33520491A JP 3154531 B2 JP3154531 B2 JP 3154531B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号測定装置に係り、特
に電気光学効果を利用して被測定部の電圧信号を測定す
る信号測定装置に関する。
【0002】LSI等の半導体素子を製造、利用する上
で、半導体素子が設計通りに論理的に作動するか否か、
また不良の有無を判定するために半導体素子内外の信号
波形を正確に測定することが必要不可欠である。
【0003】しかしながら、近年の半導体素子の高速化
に伴い、従来のLSIテスタ等を用いた電気的な信号波
形検出方式では、正確な測定が難しくなってきている。
そのため、電気的な信号波形検出方式に代わるものとし
て、電気光学効果を用いた光学式の信号波形検出方式
が、高速信号を計測できる方式として注目されるように
なった(例えば、J.A.Valdmanis and G.Mourou,
“Subpicosecond electronics sampling:principles a
nd application”IEEE JOURNAL OF Q
UANTUM ELECTRONICS.VOL.QE
−22.pp.69−78等)。
【0004】また、本出願人は電気光学結晶の上に被検
LSIを積載し、電気光学結晶にレーザ光を入射後反射
させてその反射光の偏光状態を解析することにより、被
検LSI入出力端子の電気信号の波形測定を行なう測定
装置を提案している(特開平1−28566号公報)。
【0005】かかる信号測定装置では電気光学結晶の複
屈折性の場所依存性や光走査系の光学特性の光走査位置
依存性、光学系の調整の不完全性などにできるだけ影響
されずに、被測定部の電圧を測定することが必要とされ
る。
【0006】
【従来の技術】図6は上記の本出願人の提案になる信号
測定装置の一例の要部構成図を示す。同図中、1は電気
光学結晶で、例えばGaAs結晶(面方位〔100〕、
厚さ200μm 程度)を薄板状に形成してなる。この電
気光学結晶1の一方の面にはインジウム、スズ等の酸化
物からなる透明電極2が形成され、また電気光学結晶1
の他方の面にはアルミニウムや金等のコンタクト用電極
が形成されている。透明電極2は接地されている。
【0007】被測定LSI4の入出力ピン5はコンタク
ト用電極3に電気的に接続されている。この被測定LS
I4を動作状態とし、入出力ピン5から電圧が取り出さ
れてコンタクト用電極3に印加されると、電気光学結晶
1内に電界が誘起される。すると、電気光学結晶1はそ
の電界の強度に応じてポッケルス効果により軸方位によ
って屈折率が変化する複屈折性を生ずる。
【0008】そこで、上記の本出願人の提案装置では透
明電極2側からレーザ光を透明電極2及び電気光学結晶
1を夫々通して目的の入出力ピン5に電気的に接続され
ているコンタクト用電極3に照射して反射させ、その反
射されたレーザ光を再び電気光学結晶1及び透明電極2
を通して外部へ取り出す。
【0009】上記の反射レーザ光は目的の入出力ピン5
の電圧に応じて電気光学結晶1の屈折率が変化している
ために、その偏光状態が上記電圧に応じて変化してい
る。そこで、反射レーザ光を受光部(図示せず)で受光
して偏光状態を弁別することにより、被測定LSIの目
的の入出力ピン5の電圧を測定することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の本出
願人の提案になる信号測定装置では、光学系の調整が不
十分であると、測定点毎に僅かな光路のずれが生じ、そ
の結果検出光量にばらつきが生じる場合があり、測定精
度を高められない。また、電気光学結晶1の複数の点で
測定を行なう測定装置の場合には、結晶にかかる応力や
結晶欠陥などにより、結晶の複屈折性に不均一性が生
じ、レーザ光の偏光状態を変化させたり、また光走査系
のもつ光学特性の走査位置依存性により、測定点によっ
て、各測定点に対し同一電圧が印加されている場合であ
っても、検出された電圧が異なってしまう場合がある。
【0011】電気光学結晶1へ印加される電圧による反
射レーザ光の偏光状態の変化は極めて微小であるため、
この変化を光検出器により電気信号に変え、それを増幅
器により大なる増幅率で増幅してA/D変換器に入力す
る必要がある。そのため、上記のような測定点毎の複屈
折性の不均一性が存在すると、増幅器の出力の飽和やA
/D変換器への入力電圧が入力レンジを越えることによ
る検出不能等の支障が生じ、また測定精度を悪化させる
原因となる。
【0012】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
偏光解析器の入射光路上に変調器を設けるか、偏光解析
器内の所定位置に光強度変調器を設けることにより、上
記の課題を解決した信号測定装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示す。同図に示すように、本発明は被測定部11か
らの電圧を電気光学結晶12の測定点に印加した状態で
電気光学結晶12を透過又は反射往復する光ビームの偏
光状態の変化を偏光解析器13で検出することにより、
前記被測定部11からの電圧を測定する信号測定装置に
おいて、光変調器14及び制御手段15を有する構成と
したものである。
【0014】上記の光変調器14は偏光解析器13の入
射光路中に設けられている。また、上記の制御手段15
は光変調器14を通して偏光解析器13へ入射される光
ビームの直交成分が互いに略等しくなるように、予め
たは測定直前に測定点毎に測定しておいた制御信号を光
変調器14に入力する。
【0015】また、本発明は偏光解析器13を構成する
偏光ビームスプリッタと第1及び第2の光検出器の間の
各光路中に第1及び第2の光強度変調器と、第1及び第
2の光強度変調器を別々に透過して入射される第1及び
第2の光検出器の検出光量の測定点毎のばらつきを補正
するため、予めまたは測定直前に測定点毎に測定してお
いた制御信号を、第1及び第2の光強度変調器に夫々入
力する第1及び第2の制御手段とを有する。
【0016】
【作用】本発明では、電気光学結晶12から取り出され
た偏光(光ビーム)は、光変調器14により互いに直交
する直線偏光成分が等しくなるように変調されて偏光解
析器13に入射される。従って、電気光学結晶12の複
数の測定点において結晶の複屈折性に不均一性が生じて
いたり、光走査系の光学特性が走査位置依存性をもって
いても、光変調器14及びその変調特性を制御する制御
手段15により、上記の不均一性が補正された状態で偏
光解析器13に電気光学結晶12からの光ビームが入射
される。
【0017】また、前記した第1及び第2の光強度変調
器により、第1及び第2の光検出器に入射される光量が
調整されるため、光学系の調整が不十分で測定点毎に僅
かなずれが生じた場合の、検出光量のばらつきを補正す
ることができる。
【0018】
【実施例】図2は本発明の一実施例の構成図を示す。同
図中、電気光学結晶21は図1の電気光学結晶12に相
当し、例えば前述したようにGaAs結晶製の薄板であ
る。この電気光学結晶21の一の面にはアルミニウム又
は金等からなる光反射電極22が複数設けられ、これら
が複数の測定点を構成している。また、電気光学結晶2
1の光反射電極22が設けられた面と対向する面上に
は、ガラス板23が形成されている。
【0019】光反射電極22は接触ピン24,テストボ
ード25を夫々介して被測定部11である大規模半導体
集積回路(LSI)26の入出力ピン27に電気的に接
触せしめられている。また光学系28はレーザ光源2
9,コリメータ、λ/4板等の光学素子30,ビームス
プリッタ31,スキャナ32,光変調器33,偏光ビー
ムスプリッタ34,光検出器35及び36よりなる。偏
光ビームスプリッタ34,光検出器35及び36は前記
した偏光解析器13を構成している。
【0020】また、37は差動増幅器、38は信号処理
部、39は制御装置、40はタイミング発生器、41は
LSI駆動装置である。制御装置39はタイミング発生
器40より各種のタイミングパルスを発生させ、このタ
イミングパルスに同期して所要の測定動作を行なわせる
装置で、前記した制御手段15を有している。
【0021】かかる構成において、タイミング発生器4
0からのタイミングパルスがLSI駆動装置41に印加
され、LSI26を動作状態としてその入出力ピン27
に電圧を出力させる。また、これと同時にタイミング発
生器40からのタイミングパルスは光学系28内のレー
ザ光源29に印加され、これを間欠的に駆動してレーザ
光パルスを発生させる。
【0022】このレーザ光パルスは光学素子30内のλ
/4板により円偏光とされてからビームスプリッタ31
及びスキャナ32を夫々通過し、更にガラス板23,電
気光学結晶21を透過して被測定LSI26の出力被測
定電圧が印加されている所定の光反射電極22に入射さ
れ、ここで反射される。スキャナ32は公知の構成で、
光走査レンズやガルバノミラーなどからなり、ガルバノ
ミラーが回動されることにより光反射電極22に対する
入射レーザ光の走査を行なう。
【0023】ここで、レーザ光が電気光学結晶21内を
通過する際に、電気光学効果によりLSIピン27から
光反射電極22に与えられている電圧に応じてレーザ光
の偏光状態が変化し、光反射電極21で反射されたレー
ザ光(光パルス)は、楕円偏光になる。この反射レーザ
光は入射光路を逆進し、電気光学結晶21,ガラス板2
3及びスキャナ32を夫々通してビームスプリッタ31
に入射され、ここで反射された後、後述の光変調器33
を通して偏光ビームスプリッタ34に入射される。
【0024】偏光ビームスプリッタ34は入射レーザ光
を互いに直交する2つの軸方位の直線偏光成分に分解
し、一方の軸方位の直線偏光成分は透過して集光レンズ
(図示せず)を介して第1の光検出器35に入射させ、
また他方の軸方位の直線偏光成分は反射して集光レンズ
(図示せず)を通して第2の光検出器36に入射させ
る。
【0025】光検出器35及び36に入射される直線偏
光成分は、上記の如く偏光ビームスプリッタ34の反射
と透過の光成分であるので、それらの検出信号は互いに
逆相の信号となる。一方、光量変動によるノイズは同相
となる。そこで、2個の光検出器35及び36の出力検
出信号の差を差動増幅器37でとることにより、ノイズ
を低減し、信号成分のみを取り出すことができる。
【0026】差動増幅器37の出力信号は信号処理部3
8内の図3に示すA/D変換器42に供給され、ここで
アナログ・ディジタル変換された後、ディジタル値が測
定され、これにより入出力ピン27から測定点(光反射
電極22)への印加電圧が測定される。
【0027】ここで、結晶印加電圧に対する偏光状態の
変化は、1Vの印加電圧に対して、光強度に換算して0.
1 %程度と極めて微小なため、A/D変換器42に入力
する前に信号を差動増幅器37で大きく増幅している。
このため、もし電気光学結晶21が不均一な複屈折性を
持っていると、LSI端子電圧に拘らず戻り光の偏光状
態が円偏光からずれ、このずれが大きいと、差動増幅器
37の出力信号が飽和を起こしたり、A/D変換器42
の入力レンジを越えたりし、測定が不能になるか測定精
度が悪化してしまう。
【0028】そこで、本実施例では図2及び図3に夫々
示すように、偏光ビームスプリッタ34の入射光側に光
変調器33を設けて上記の現象を防止するものである。
光変調器33は制御電圧により二つの直線偏光の位相差
を変えられる電気光学結晶を用いた光変調器で、その位
相差を発生する軸の設置角度を、偏光ビームスプリッタ
34の偏光分離角度に対して45度の角度に設置されて
いる。
【0029】上記の制御電圧は図3に示す如く制御装置
39内のD/A変換器43でディジタル・アナログ変換
して得られたアナログ電圧を、増幅器44で増幅するこ
とにより生成される。このとき、D/A変換器43に入
力されるディジタル値は、予めLSI26の入出力ピン
27毎に測定及び登録しておいた値か、測定直前に測定
及び決定した値であって、偏光ビームスプリッタ34よ
り取り出される二つの直線偏光成分の光強度を夫々一致
させる値である。
【0030】ここで、光変調器33により偏光ビームス
プリッタ34より取り出される二つの直線偏光成分の光
強度を夫々一致させることができることについて詳細に
説明する。
【0031】光変調器33の位相差を発生する軸は、前
述したように図4に示す如く入射光及び出射光のx軸
(すなわち偏光ビームスプリッタ34の偏光分離角度の
基本軸)に対して45°の角度に配置されている。図4
に示す光学系についてジョーンズマトリックスを用いた
偏光状態の計算を行う。
【0032】位相差を発生する方向をx軸から45°傾
けた光変調器33は次のジョーンズ行列で表される。
【0033】
【数1】
【0034】ただし、R(θ)は回転マトリックス、Γ
は発生位相差で光変調器33への印加電圧の関数であ
る。
【0035】入射光の偏光状態は任意のものとすると次
のように表される。
【0036】
【数2】
【0037】出射光の偏光状態は次式で与えられる。
【0038】
【数3】
【0039】出射光のx成分、y成分の光強度は次式で
与えられる。
【0040】
【数4】
【0041】従って、変調器の発生位相差を
【0042】
【数5】
【0043】とすることにより、
【0044】
【数6】
【0045】すなわち、出射光のx成分とy成分の光強
度を等しくすることが可能である。
【0046】このようにして、本実施例によれば、前記
数5に示した式を満足する制御電圧を発生して光変調器
33に印加し、その複屈折性を変化させることにより、
任意の偏光状態の入射光に対しても光変調器33よりx
成分とy成分の光強度の等しい偏光状態の偏光を取り出
すことができる。これにより、入出力ピン27のすべて
の電圧を、差動増幅器37の出力飽和やA/D変換器4
2の入力レンジ以上の過大入力を生じさせることなく測
定できるため、従来に比べて高精度の電圧測定ができ
る。
【0047】次に本発明の要部の第2実施例の構成につ
いて図5と共に説明する。同図中、図3と同一構成部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例は
図5に示す如く、光変調器33を削除し、代わりに偏光
ビームスプリッタ34と光検出器35との間の光路に第
1の光変調器51と第1の偏光子52を設けると共に、
偏光ビームスプリッタ34と光検出器36との間の光路
に第2の光変調器53と第2の偏光子54を設けたもの
である。
【0048】更に、本実施例ではD/A変換器55と増
幅器56により光変調器51の複屈折性を可変制御し、
D/A変換器57と増幅器58により光変調器53の複
屈折性を可変制御する。これらD/A変換器55,5
7,増幅器56,58は前記した制御装置39内に設け
られている。光変調器51及び53は電気光学結晶によ
り構成されている。また、光変調器51と偏光子52は
第1の光強度変調器を構成しており、光変調器53と偏
光子54は第2の光強度変調器を構成している。
【0049】次に本実施例の動作について説明する。偏
光ビームスプリッタ34により反射された直線偏光成分
は光変調器51に入射され、ここで増幅器56よりの制
御電圧に応じた楕円偏光又は円偏光に変調された後、偏
光子52に入射され、ここで所定の軸方位の直線偏光成
分のみ通過されて光検出器35に入射される。
【0050】一方、偏光ビームスプリッタ35を透過し
た直線偏光成分は光変調器53に入射され、ここで増幅
器58よりの制御電圧に応じた楕円偏光又は円偏光に変
調された後、偏光子54に入射されて所定の軸方位の直
線偏光成分のみ通過されて光検出器36に入射される。
【0051】従って、光検出器35,36に入射される
光の光強度は偏光子52,54を透過する直線偏光成分
により決まり、これは増幅器56,58より光変調器5
1,53へ印加される制御電圧により決まる。従って、
光検出器35,36の入射光の光強度が夫々等しくなる
よう、予めLSI26の入出力ピン27毎に測定及び登
録しておいたディジタル値か、測定直前に測定及び決定
したディジタル値をD/A変換器55,57に入力して
増幅器56,58より所定の制御電圧を取り出すことに
より、測定点毎の光路のずれに起因する二つの検出光量
のばらつきを補正することができる。
【0052】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、光変調器33は電気光学結晶21に入射
されるレーザ光の光路に設けてもよく、また電気光学結
晶21の入射光及び出射光の夫々の光路中に設けるよう
にしてもよく、要は偏光解析器の入射光路中に設ければ
よい。
【0053】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、光変調器
及び制御手段により偏光解析器への入射光の二つの偏光
分離方向の光強度を、電気光学結晶の複屈折性の場所依
存性に拘らず同一とすることができるため、従来に比べ
て安定かつ高精度に電圧測定ができ、また二つの光検出
器の入射光量を二つの光強度変調器及び制御手段により
調整できるようにしたため、光学系の僅かな調整誤差に
関係なく正確な電圧測定ができ、また電気光学結晶の複
屈折性の測定点毎の不均一性や光学系の調整の不完全に
起因する測定点の特性変動による検出系にかかる負担を
軽減することができる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の要部の第1実施例の構成図である。
【図4】図3の光変調器の動作説明図である。
【図5】本発明の要部の第2実施例の構成図である。
【図6】従来装置の一例の要部構成図である。
【符号の説明】
11 被測定部 12,21 電気光学結晶 13 偏光解析器 14 光変調器 15 制御手段 33,51,53 光変調器 34 偏光ビームスプリッタ 35,36 光検出器 37 差動増幅器 52,54 偏光子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 19/00 - 19/32 G01R 31/28 - 31/3193 G01R 15/24 G01R 29/12 H01L 21/66

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定部(11)からの電圧を電気光学
    結晶(12)の測定点に印加した状態で該電気光学結晶
    (12)を透過又は反射往復する光ビームの偏光状態の
    変化を偏光解析器(13)で検出することにより、前記
    被測定部(11)からの電圧を測定する信号測定装置に
    おいて、 前記偏光解析器(13)の入射光路中に設けられた光変
    調器(14)と、 該光変調器(14)を通して前記偏光解析器(13)へ
    入射される光ビームの直交成分が互いに略等しくなるよ
    うに、予めまたは測定直前に測定点毎に測定しておいた
    制御信号を該光変調器(14)に入力する制御手段(1
    5)とを有することを特徴とする信号測定装置。
  2. 【請求項2】 前記光変調器(14)は、位相差を発生
    する方向を前記偏光解析器(13)の偏光分離軸から4
    5°傾けた光変調器であることを特徴とする請求項1記
    載の信号測定装置。
  3. 【請求項3】 前記偏光解析器(13)は、前記光変調
    器(14)を通過した入射光を互いに直交する二つの直
    線偏光成分に分解する偏光ビームスプリッタ(34)
    と、該偏光ビームスプリッタ(34)から取り出される
    二つの直線偏光成分を夫々検出する第1及び第2の光検
    出器(35,36)とからなることを特徴とする請求項
    1記載の信号測定装置。
  4. 【請求項4】 被測定部(11)からの電圧を電気光学
    結晶(12)の測定点に印加した状態で該電気光学結晶
    (12)を透過又は反射往復する光ビームを、偏光ビー
    ムスプリッタ(34)により互いに直交する二つの直線
    偏光成分に分解し、これら二つの直線偏光成分を第1及
    び第2の光検出器(35,36)により別々に検出して
    得た信号に基づいて前記電気光学結晶(12)からの光
    ビームの偏光状態の変化を検出することにより、前記被
    測定部(11)からの電圧を測定する信号測定装置にお
    いて、 前記偏光ビームスプリッタ(34)と前記第1及び第2
    の光検出器(35,36)の夫々の間の各光路中に設け
    られた第1及び第2の光強度変調器(51,52;5
    3,54)と、 該第1及び第2の光強度変調器(51,52;53,5
    4)を別々に透過して入射される前記第1及び第2の光
    検出器(35,36)の検出光量の測定点毎のばらつき
    を補正するため、予めまたは測定直前に測定点毎に測定
    しておいた制御信号を、該第1及び第2の光強度変調器
    (51,52;53,54)に夫々入力する第1及び第
    2の制御手段(55,56;57,58)とを有するこ
    とを特徴とする信号測定装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の光強度変調器(51
    〜54)の各々は、前記偏光ビームスプリッタ(34)
    よりの直線偏光成分を変調する光変調器(51,53)
    と、該光変調器(51,53)を透過した偏光成分を直
    線偏光として透過させる偏光子(52,54)とよりな
    ることを特徴とする請求項4記載の信号測定装置。
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