JPH0212852A - 集積回路診断装置 - Google Patents

集積回路診断装置

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Publication number
JPH0212852A
JPH0212852A JP63160875A JP16087588A JPH0212852A JP H0212852 A JPH0212852 A JP H0212852A JP 63160875 A JP63160875 A JP 63160875A JP 16087588 A JP16087588 A JP 16087588A JP H0212852 A JPH0212852 A JP H0212852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
integrated circuit
pockels
photodetector
light
elements
Prior art date
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Pending
Application number
JP63160875A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidefumi Kushibe
秀文 櫛部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63160875A priority Critical patent/JPH0212852A/ja
Publication of JPH0212852A publication Critical patent/JPH0212852A/ja
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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、集積回路中の配線の電位を測定する集積回路
診断装置に関する。
(将来の技術) 将来、集積回路の試験及び不良解析を行う場合に、細い
金属針を直接回路に接触させて電位を測定する機械式接
触法が使用されていた。上記機械式接触法では、集積回
路を破壊してしまう、位置分解能が悪い、触針による負
荷によって測定精度が落ちるなどの多くの問題を抱えて
いた。
そこで最近では、集積回路表面に電子線を照射し、試料
から発生する2次電子を検出することにより集積回路の
表面電位を測定する電子線ブロービング法が使用されて
いる。
上記電子線ブロービング法の利点は、非接触できるので
集積回路を破壊する危険性が少ない、電子線を細く絞る
ことで高い位置分解能を実現できる、パルスストロボ法
を用いることで高速動作の測定ができるなどの点である
しかしながら、上記電子線ブロービング法を利用した集
積回路診断装置においても、以下に示すような欠点を有
する。
(1)集積回路への電子線照射により、回路を覆ってい
る絶縁性のパッシベーション膜が帯電したり、集積回路
が損傷を受けたりする。
(2)集積回路表面のパッシベーション膜に凹凸がある
場合には、場所により2次電子の放出量が異なるので電
位変化による信号変化と凹凸による信号変化と区別でき
なくなってしまう。
(3)周期的動作をする回路では、パルスストロボ法を
用いることで高速動作の測定が可能であるが、単発で高
速な過度的現象の測定には不向きである。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来の電子ブロービング法による集積回
路診断装置では、集積回路が帯電または損傷すると言う
問題、集積回路表面の凹凸により測定精度が低下すると
いう問題、単発で高速な過度的現象の測定が困難などい
くつかの問題点を有している。
そこで、本発明は電子ブロービング法の高い位置分解能
を損なうこと無く、上記問題点を解決することを目的と
している。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の集積回路診断装置の構成は、以下に述べるとう
りである。
集積回路の表面に比誘電率がパッシベーション膜の比誘
電率とほぼ同程度の油など液体状の物を塗り、その上に
片面が設置された透明電極でその反対面が誘電体多層反
射膜である平行平板ポッケルス素子を誘電体多層反射膜
側が集積回路表面上の液体に接するように置く。光源と
なるレーザから発せられたレーザ光は複数枚のレンズを
通過した後、偏光子と検光子を兼ねたグラントムソンプ
リズムを通り、上記集積回路上のポッケルス素子に入射
されて誘電体多層反射膜で反射される。この反射光は再
びグラントムソンプリズムを通った後、光検出器で検出
される。
(作  用) 片面が設置された透明電極でその反対面が誘電体多層反
射膜である平行平板ポッケルス素子を誘電体多層反射膜
側の面が集積回路表面に接するように置くことにより、
配線からの電界をポッケルス素子に導く。このとき集積
回路表面に凹凸があれば、ポッケルス素子と集積回路間
のgapが場所ににより異なるために配線の電位が全て
の場所で同じであってもポッケルス素子中の電界強度が
場所によって異なる。この効果を防ぐために集積回路表
面を覆っている絶縁性パッシベーション膜と比誘電率が
ほぼ等しい油を集積回路表面とポッケルス素子との間に
入れる。
一方、上記ポッケルス素子の屈折楕率円体は、素子の厚
さ方向の主軸(Z軸とする)と厚さ方向に対して垂直で
かつ直交2本の主軸(X軸及びY軸とする)を有する、
上記直交する2本の主軸(X軸、Y軸)に対して45度
傾いた偏波面を有する強度l。の光をポッケルス素子の
Z軸方向に、つまりポッケルス素子に付けられた透明電
極に対して垂直に入射する。上記強度■。の光はポッケ
ルス素子の反対面につけられている誘電体多層反射膜に
て反射される。このときポッケルス素子中に2軸方向の
電界が印加されると、X軸、Y軸方向に振動する光に対
する屈折率に差ができるため、X軸とY軸方向に振動す
るそれぞれの光に速度差が生じる。よって、X軸とY軸
方向に振動するそれぞれの光には、次の式で示される位
相差ψができる。
ψ−4yr no r63Ez d/λ−KEz   
            (I)ただし、λは光の波長
、noは常光線の屈折率、Te3はポッケルス係数、E
zはポッケルス素子の厚さ方向電界、dはポッケルス素
子の厚さ、Kはに−4rr n o r 83 E Z
 d/λであり実験によッ”’Cも求められる定数であ
る。
従って、誘電体多層反射膜にて反射されポッケルス素子
から出た光には、入射光の偏波面と直交する偏波面を持
つ光が生じている。上記反射光は入射光の偏波面と直交
する透過光軸を有する検光子を通り光検出器で検出され
る。検出された光強度■と位相差ψとの関係は zIo (ψ/2)2 (ψが小のとキ)   (II
)で表させる。ただし、Ioは最大検出強度である。
(n)式と(1)式により、検出された光強度IからE
zを知ることができる。また、Ezと集積回路の配線の
電位v0とは比例関係にあり、比例定数を計算または実
験により求めておけばVoが求められる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明における集積回路診断装置の第1の実
施例を示している。まず、x−y−zステージ10上に
設置されたICソケット9に集積回路8を表面がX−Y
平面と平行になるように設置する。次に集積回路表面に
St油7を塗布する。
片面が透明電極14でその反対面がλ/4厚さのTj 
Oと5102膜を10層重ねた誘電体多層反射膜6であ
る平行平板DKDP結晶5を面がX−Y平面と平行にな
るように固定しておく。ここで、DKDP結晶5は2 
mm厚さのCカット板を用いて、屈折率楕円体の主軸の
1つであるC軸方向がZ軸方向になるようにし、Y軸に
垂直でかつ直交する他の2つの主軸をX軸及びY軸とす
る。
そして、x−y−zステージ10をZ方向に動かして、
集積回路8の表面とDKDP結晶5に付けられた誘電体
多層反射膜6とを密着させ・る。
11e−Neレーザ1から出た波長λ−832,8nm
のレーザ光は、2つのレンズ2及び3により細く絞られ
グラントムソンプリズム4に入る。グラントムソンプリ
ズム4から出た光は直線偏光されており、その偏光面が
X軸、Y軸と45度の角度をなすようにグラントムソン
プリズム4を調整する。
集積回路8中の配線の電位により生じたDKDP結晶5
中の電界が起こす電気−光学効果を説明するために、第
1図中Aの拡大図を第2図に示す。
グラントムソンプリズム4により直線偏光されたレーザ
光はDKDP結晶5を通り、DKDP結晶5の下に付け
た誘電体多層反射膜6で反射され、再びグラントムソン
プリズム4に入る。ここで、第2図中の配線8に電圧が
印加されると、DKDP結晶5中に電界Eが発生する。
するとDKDP結品5のX軸、Y軸方向に振動する光に
対すシる屈折率が変化する。その結果、X軸及びY軸方
向に振動するそれぞれの光には位相差が生じ、DKDP
結品5を出る光は楕円偏光となっている。この楕円偏光
が再び第1図中のグラントムソンプリズム4に入ること
になる。グラントムソンプリズム4によって、入射光と
同じ方向の偏波面を持つレーザ光とそれに垂直な偏波面
を持つレーザ光とが分離される。入射光の偏波面の垂直
な偏波面を持つレーザ光が光検出器12のフォトダイオ
ードにより検出され、演算増幅器により電流−電圧変換
される。その波形をオシスコープ13で観測する。
また、集積回路はICドライバー1により動作させてい
る。5v電源で動作させたときに検出光強度比1/I 
 は1.5X 10−5の変化で観測することができた
。ただし、Ioは最大検出強度である。
以上のように構成した場合には、以下に示すような効果
が発揮できる。
(1)  レンズ2及び3によりビームを細く絞ること
で高い位置分解能が実現できる。
(2)集積回路を破壊する恐れが全く無い。
(3)パッシベーション膜とほぼ同程度の比誘電率を持
つ油を集積回路表面に塗ることで、表面の凹凸による信
号変化が無くなる。
(4)高帯域な光検出器を使用しているので集積回路の
高速動作測定ができる。さらに単発で高速な過渡的現象
の測定もできる。
次に第3図に本発明の第2の実施例を示す。透明電極に
負の高電圧(−4KV)を印加することで、第4図に示
すように光強度の動作点を移動させることができる。
このように構成した場合には、集積回路の配線の電圧と
光強度が比例関係になるような動作点にもってくること
ができる。従って、光検出器の出力電圧から直接配線の
電位を測定できる。また、第1の実施例で示した利点を
損なうこともない。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明に於ける集積回路診断装置
では、集積回路を破壊する恐れが全く無く、高い位置分
解能が実現でき、集積回路表面の凹凸による信号変化が
無く、単発で高速な過渡的現象の測定もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に於ける集積回路診断装置の第1の実
施例の構成を示す図、第2図は第1図中のAの拡大図、
第3図は本発明の第2の実施例を示す図、第4図は透明
電極への印加電圧IVIと検出強度比の関係を示す図で
ある。 1・・・・・・・・・He−Neレーザ2.3・・・レ
ンズ 4・・・・・・・・・グラントムソンプリズム5・・・
・・・・・・DKDP結晶 6・・・・・・・・・Tl O/SI O□誘電体多層
反射膜6−a・・・・・・λ/4厚T 102膜6−b
・・・・・・λ/4厚S 102膜7・・・・・・・・
・S1油 8・・・・・・・・・集積回路 8−a・・・・・・パッシベーション膜8−b・・・・
・・配線 9・・・・・・・・・ICソケット 10・・・・・・・・・x−y−zステージ11・・・
ICドライバ 12・・・光検出器 13・・・オシロスコープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 集積回路上に設けられたポッケルス素子と、このポッケ
    ルス素子に所定の偏波面を有する光を照射する光照射部
    と、前記ポッケルス素子に照射された光の反射光を検出
    する光検出部と、この光検出部の出力に応じて前記集積
    回路の表面電位を検出する電位検出部とからなることを
    特徴とする集積回路診断装置。
JP63160875A 1988-06-30 1988-06-30 集積回路診断装置 Pending JPH0212852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63160875A JPH0212852A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 集積回路診断装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP63160875A JPH0212852A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 集積回路診断装置

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Publication Number Publication Date
JPH0212852A true JPH0212852A (ja) 1990-01-17

Family

ID=15724260

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JP63160875A Pending JPH0212852A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 集積回路診断装置

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JP (1) JPH0212852A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0298671A (ja) * 1988-10-05 1990-04-11 Hamamatsu Photonics Kk 電圧測定装置
JPH03156379A (ja) * 1989-04-12 1991-07-04 Hamamatsu Photonics Kk 高感度電圧検出装置
JPH03156378A (ja) * 1989-08-02 1991-07-04 Hamamatsu Photonics Kk 電圧測定装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0298671A (ja) * 1988-10-05 1990-04-11 Hamamatsu Photonics Kk 電圧測定装置
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