JPWO2014087542A1 - 春雨 - Google Patents

春雨 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014087542A1
JPWO2014087542A1 JP2013530464A JP2013530464A JPWO2014087542A1 JP WO2014087542 A1 JPWO2014087542 A1 JP WO2014087542A1 JP 2013530464 A JP2013530464 A JP 2013530464A JP 2013530464 A JP2013530464 A JP 2013530464A JP WO2014087542 A1 JPWO2014087542 A1 JP WO2014087542A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
vermicelli
hot water
acetic acid
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013530464A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5640152B2 (ja
Inventor
嘉之 今西
嘉之 今西
倫睦 上野
倫睦 上野
和夫 長尾
和夫 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Acecook Co Ltd
Original Assignee
Acecook Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Acecook Co Ltd filed Critical Acecook Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP5640152B2 publication Critical patent/JP5640152B2/ja
Publication of JPWO2014087542A1 publication Critical patent/JPWO2014087542A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/109Types of pasta, e.g. macaroni or noodles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23VINDEXING SCHEME RELATING TO FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES AND LACTIC OR PROPIONIC ACID BACTERIA USED IN FOODSTUFFS OR FOOD PREPARATION
    • A23V2002/00Food compositions, function of food ingredients or processes for food or foodstuffs

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Noodles (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

澱粉臭を分かりにくく、かつ、様々な料理に利用できる春雨を提供する。本発明にかかる春雨は澱粉を含む。この春雨が澱粉に加え酢酸を含む。春雨の戻し湯のpHが4.46を超え5.60以下である。「戻し湯」とは、以下の手順によって得られた水溶液のことである。まず、春雨18gが予め入れられた容器に食塩水200ミリリットルが入れられる。この食塩水は沸騰状態で容器に入れられる。この食塩水における食塩の濃度は1重量%である。食塩水が容器に入れられてから3分間経過した後、容器内の湯と春雨とがかき混ぜられる。かき混ぜられてから5分間経過後、容器は傾けられる。これにより容器から湯が排出される。排出された湯が上述した「戻し湯」である。

Description

本発明は春雨に関する。
特許文献1は、即席春雨を開示する。この即席春雨は混合澱粉を原料とする。この混合澱粉は30〜70重量%の馬鈴薯澱粉と緑豆澱粉と0.25〜5重量%のカードランとが含まれている。特許文献1に開示された即席春雨には適度な腰がある。この即席春雨には歯ごたえがある。
特開2006−141278号公報
しかしながら、特許文献1に開示された即席春雨には、澱粉臭が分かりやすいという問題がある。澱粉臭が分かりやすいと、食べている最中に食欲が損なわれる。
この問題に対して、ある味覚を感じさせる物を春雨の原料に加えるという対策がある。そのような味覚を感じさせる物の例にはトマトがある。トマトが春雨の原料に加えられると、その春雨を食べる者は、トマトの酸味を強く感じる。その者は澱粉臭を感じにくくなる。澱粉臭を感じにくくする味覚は酸味に限られない。例えば甘味および苦味も澱粉臭を感じにくくすることがある。
しかしながら、ある味覚を感じさせる物を春雨の原料に加えた場合、その春雨を利用できる料理が限定されてしまうという問題がある。例えばトマトが春雨の原料に加えられると、原則としてトマトの酸味に合う料理にのみその春雨が使用される。酸味以外の味覚であっても同様の問題が起こり得る。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたものである。その目的は、澱粉臭が分かりにくく、かつ、様々な料理に利用できる春雨を提供することにある。
本発明者らは、上記問題点に対して鋭意検討した結果、春雨が酢酸を含み、かつ、その春雨が所定の要件を満たす場合に澱粉臭が分かりにくい上に酸味が分かりにくいことを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、澱粉を含む春雨にかかる発明である。この春雨が澱粉に加え酢酸を含む。春雨の戻し湯のpHが4.46を超え5.60以下である。
また、上述した春雨の戻し湯のpHが5.43以下であることが望ましい。
また、上述した澱粉は、緑豆澱粉と馬鈴薯澱粉とを含むことが望ましい。この場合、澱粉の総重量に対する緑豆澱粉の重量%は50重量%以上100重量%未満である。澱粉の総重量に対する馬鈴薯澱粉の重量%は0重量%を超え50重量%未満である。
また、上述した澱粉が、緑豆澱粉、馬鈴薯澱粉、トウロモコシ澱粉、小麦澱粉、米澱粉、ソラマメ澱粉、小豆澱粉、サツマイモ澱粉、タピオカ澱粉、及び、エンドウ澱粉のうち少なくとも一種類を含むことが望ましい。
また、上述した春雨の戻し湯のpHが4.89以上であることが望ましい。
また、上述した澱粉の総重量に対する酢酸の重量%が0.0045重量%以上0.225重量%未満であることが望ましい。
また、本発明は、春雨の製造方法にかかる発明である。この春雨の製造方法が、麺形成工程と、茹で工程と、乾燥工程とを備える。麺形成工程は生地から麺を形成する工程である。生地は澱粉と水とを含む。茹で工程は麺を茹でる工程である。乾燥工程は麺を乾燥させる工程である。この麺は茹で工程において茹でられたものである。麺形成工程が、酢酸添加工程と押し出し工程とを有する。酢酸添加工程は、酢酸を生地へ添加する工程である。酢酸の量は、麺の戻し湯のpHが5.60以下となる量である。この麺は乾燥工程によって乾燥させられた麺である。押し出し工程は孔の開いた容器から孔を介して生地を押し出す工程である。
本発明によれば、澱粉臭と酸味とを分かりにくくできる。酸味が分かりにくいので、酢酸の酸味に合わない料理へ本発明にかかる春雨を使用できる。その結果、本発明にかかる春雨は、澱粉臭が分かりにくく、かつ、様々な料理に利用できる。
本発明にかかる春雨の製造方法の一例を示す図である。 本発明の実施例及び比較例における戻し湯のpHと澱粉臭の評価結果と酸味の評価結果とを示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
〈春雨の成分の説明〉
本発明において、春雨とは、茹でられた麺を凍結し、凍結された麺を乾燥させたものをいう。本発明にかかる春雨は、澱粉と酢酸とを含む。澱粉の種類は特に限定されない。澱粉の例には、緑豆を原料とする緑豆澱粉、馬鈴薯を原料とする馬鈴薯澱粉、トウモロコシを原料とするトウロモコシ澱粉、コムギを原料とする小麦澱粉、米を原料とする米澱粉、ソラマメを原料とするソラマメ澱粉、小豆を原料とする小豆澱粉、サツマイモを原料とするサツマイモ澱粉、キャッサバを原料とするタピオカ澱粉、エンドウを原料とするエンドウ澱粉がある。これらのうち二種類以上の澱粉が本発明にかかる春雨に含まれていてもよい。本発明にかかる春雨は、澱粉と酢酸とに加え、任意の成分を含んでもよい。春雨が含み得る成分の例には、酢酸とともに食酢に含まれる成分がある。酢酸とともに食酢に含まれる成分の例には、乳酸、コハク酸、リンゴ酸、クエン酸、アミノ酸がある。なお、本発明にかかる春雨が澱粉と酢酸とのみからなっていてもよいことは言うまでもない。
本発明にかかる春雨の戻し湯のpHは5.60以下である。本発明において「戻し湯」とは、以下の手順によって得られた水溶液のことである。まず、作業者は、麺18gを任意の容器に入れる。この麺は乾燥させられている。春雨の戻し湯のpHが測定される場合、その麺として春雨が入れられる。次に作業者はその容器へ食塩水200ミリリットルを入れる。この食塩水は沸騰状態でその容器へ入れられる。この食塩水における食塩の濃度は1重量%である。食塩水が容器に入れられたら、作業者は3分間待つ。3分経過後、作業者は容器内の湯と麺とをかき混ぜる。かき混ぜ後、作業者は5分間待つ。5分経過後、作業者は容器を傾ける。作業者は排出にあたり麺が容器から流出しないよう注意する。これにより容器から湯が排出される。排出された湯が上述した「戻し湯」である。
〈製造方法の説明〉
図1は本発明にかかる春雨の製造方法の一例を示す図である。図1に基づき、本発明の一例にかかる春雨の製造方法が説明される。その製造方法は、麺形成工程S100と、茹で工程S102と、水洗い工程S104と、凍結工程S106と、乾燥工程S108とを備える。
麺形成工程S100は生地から麺を形成する工程である。麺形成工程S100は、例えば、糊化工程S120と、酢酸添加工程S122と、追加工程S124と、捏ね工程S126と、押し出し工程S128とを有する。糊化工程S120は澱粉を糊化させることにより糊化澱粉を製造する工程である。糊化澱粉を製造するため、まず、作業者は、春雨の原料である澱粉の一部を水に混ぜる。この澱粉は複数の種類の澱粉の混合物であってもよい。例えば、この澱粉は緑豆澱粉と馬鈴薯澱粉との混合物であってもよい。澱粉の一部が水に混ざると、作業者は、その水溶液を加熱する。これにより粘稠性のある糊化澱粉が得られる。以上が、糊化工程S120の一例である。酢酸添加工程S122は、酢酸を生地へ添加する工程である。例えば、作業者は、糊化澱粉へ食酢又は酢酸水溶液を添加する。食酢の種類は特に限定されない。食酢の種類の例には、米酢、米黒酢、大麦黒酢、ハトムギ酢、リンゴ酢、ブドウ酢、柿酢、合成酢がある。酢酸の量は、麺の戻し湯のpHが5.60以下となる量である。この麺は乾燥工程S108によって乾燥させられた麺である。ただし、酢酸の量は、麺の戻し湯のpHが4.46を超える量であることが必要である。追加工程S124は、春雨の原料である澱粉の残りを糊化澱粉へ追加する工程である。本実施形態の場合、澱粉の残りが糊化澱粉へ追加されたことにより、生地が完成する。すなわち、本実施形態に言う「生地」とは、澱粉と水とを含む物である。捏ね工程S126は、生地を捏ねる工程である。生地を捏ねるため、作業者は、例えば、周知のミキサーを用いる。押し出し工程S128は孔の開いた容器(以下、この容器を「トンピョー」と称する。)から孔を介して生地を押し出す工程である。本実施形態の場合、作業者は、トンピョーから熱湯中へ生地を押し出す。生地はトンピョーの孔を通って熱湯中へ押し出される。熱湯中へ押し出されることにより生地は線状になる。この線状の生地が麺である。
茹で工程S102は麺を茹でる工程である。作業者は熱湯中に押し出された麺をそのままで茹でることができる。
水洗い工程S104は茹でられた麺を水洗いする工程である。作業者は水洗いされた麺を空気中で冷却することができる。
凍結工程S106は麺を凍結する工程である。ここで説明される方法の場合、凍結される麺とは水洗い工程S104において水洗いされたもののことである。しかしながら、凍結される麺は茹で工程S102において茹でられたものであればよい。作業者は冷却された麺を竿に掛けて冷凍庫で冷凍することができる。
乾燥工程S108は麺を乾燥させる工程である。この麺は凍結工程S106において凍結した麺である。乾燥工程S108は、例えば、解凍工程S140と、切断工程S142と、風吹付工程S144とを有する。解凍工程S140は、麺の冷凍後、その麺を解凍する工程である。解凍の方法は特に限定されない。解凍時期も特に限定されない。解凍時期は、例えば凍結から一晩が経過した後である。切断工程S142は、解凍された麺を切断する工程である。切断後の麺の長さは特に限定されない。風吹付工程S144は麺に風を吹付ける工程である。麺に吹付けられる風の温度及び風が吹付けられる時間の長さは特に限定されない。風が吹付けられることにより乾燥した麺が春雨である。
〈食べ方の説明〉
本実施形態に係る春雨の食べ方は周知の春雨と同様である。したがって、ここではその詳細な説明は繰返さない。
〈実施例の説明〉
以下、本発明の実施例が説明される。ただし、本発明は以下の実施例に限定されない。なお、以下の説明において「部」とは、重量の単位の一種である。予め定められる任意の重量が1部となる。例えば、2kgが1部と定められたら、2.5部は5kgに相当する。79.9部は159.8kgに相当する。3kgが1部と定められたら、2.5部は7.5kgに相当する。79.9部は239.7kgに相当する。
[実施例1]
糊化工程S120において、作業者は、緑豆澱粉2.5部を水79.9部と混ぜた。緑豆澱粉2.5部が水に混ざると、作業者は、その水溶液を加熱した。これにより粘稠性のある糊化澱粉が得られた。糊化澱粉が得られると、酢酸添加工程S122において、作業者は、その糊化澱粉へ食酢0.1部を添加した。この実施例では、食酢として米酢が用いられた。その米酢における酢酸の濃度は4.5重量%であった。食酢が添加されると、追加工程S124において、作業者は、その糊化澱粉へ澱粉の残りを追加した。この澱粉は緑豆澱粉47.5部と馬鈴薯澱粉50部との混合物であった。従って、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.0045重量%である。馬鈴薯澱粉にはアセチル加工が施されていた。本実施形態における「アセチル加工」とは、澱粉と酸とを混合して混合物を作り、その混合物を任意の時間放置した後、その混合物から酸を除去することを言う。糊化澱粉へ澱粉の残りが追加されると、捏ね工程S126において、作業者は、周知のミキサーを用いて生地を捏ねた。生地が捏ねられると、押し出し工程S128において、作業者は、生地をトンピョーに入れた後、このトンピョーの中から熱湯中へ生地を押し出した。熱湯中に生地が押し出されると、茹で工程S102において、作業者はこの麺をそのまま茹でた。茹で上がったら、水洗い工程S104において、作業者は麺を水洗いした。作業者は水洗いされた麺を冷却した。凍結工程S106において、作業者は冷却された麺を竿に掛けて冷凍庫で冷凍した。麺線の冷凍から一晩が経過したら、解凍工程S140において、作業者はその麺を解凍した。麺が解凍されたら、切断工程S142において、作業者は解凍された麺を所定長さに切断した。風吹付工程S144において、作業者は切断された麺に風を吹付けた。これにより、春雨が得られた。この春雨の戻し湯のpHは5.60であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭を僅かに有していた。この春雨は酸味をまったく有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例1にかかる春雨との差を有していなかった。
[実施例2]
次の2点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が79.5部であるという点である。第2点目は、糊化澱粉へ添加される食酢の量が0.5部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.0225重量%である。この春雨の戻し湯のpHは5.58であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をほとんど有していなかった。この春雨は酸味をまったく有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例1にかかる春雨との差を有していなかった。
[実施例3]
次の2点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が79.0部であるという点である。第2点目は、糊化澱粉へ添加される食酢の量が1.0部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.045重量%である。この春雨の戻し湯のpHは5.20であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をまったく有していなかった。この春雨は酸味をまったく有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例1にかかる春雨との差を有していなかった。
[実施例4]
次の2点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が78.0部であるという点である。第2点目は、糊化澱粉へ添加される食酢の量が2.0部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.090重量%である。この春雨の戻し湯のpHは4.89であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をまったく有していなかった。この春雨は酸味をまったく有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例1にかかる春雨と僅かに異なっていた。
[実施例5]
次の2点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が77.0部であるという点である。第2点目は、糊化澱粉へ添加される食酢の量が3.0部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.135重量%である。この春雨の戻し湯のpHは4.69であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をまったく有していなかった。この春雨は酸味を僅かに有していた。この春雨は、味覚のうち「こく」が後述する比較例1にかかる春雨より僅かに劣っていた。なお、本発明の説明において、「こく」とは、味覚のうち「うまみ」の強さを意味する。
[実施例6]
糊化澱粉と混合される澱粉が緑豆澱粉7.5部と馬鈴薯澱粉90部との混合物であったことを除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。この春雨の戻し湯のpHは5.53であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭を僅かに有していた。この春雨は酸味をまったく有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例4にかかる春雨との差を有していなかった。
[実施例7]
次の3点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が79.5部であるという点である。第2点目は、糊化澱粉へ添加される食酢の量が0.5部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.0225重量%である。第3点目は、糊化澱粉と混合される澱粉が緑豆澱粉7.5部と馬鈴薯澱粉90部との混合物という点である。この春雨の戻し湯のpHは5.13であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をほとんど有していなかった。この春雨は酸味をまったく有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例4にかかる春雨との差を有していなかった。
[実施例8]
次の3点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が79.0部であるという点である。第2点目は、糊化澱粉へ添加される食酢の量が1.0部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.045重量%である。第3点目は、糊化澱粉と混合される澱粉が緑豆澱粉7.5部と馬鈴薯澱粉90部との混合物という点である。この春雨の戻し湯のpHは5.08であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をまったく有していなかった。この春雨は酸味をまったく有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例4にかかる春雨との差を有していなかった。
[実施例9]
次の3点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が78.0部であるという点である。第2点目は、糊化澱粉へ添加される食酢の量が2.0部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.090重量%である。第3点目は、糊化澱粉と混合される澱粉が緑豆澱粉7.5部と馬鈴薯澱粉90部との混合物という点である。この春雨の戻し湯のpHは4.73であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をまったく有していなかった。この春雨は酸味をほとんど有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例4にかかる春雨と僅かに異なっていた。
[実施例10]
次の3点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が77.0部であるという点である。第2点目は、糊化澱粉へ添加される食酢の量が3.0部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.135重量%である。第3点目は、糊化澱粉と混合される澱粉が緑豆澱粉7.5部と馬鈴薯澱粉90部との混合物という点である。この春雨の戻し湯のpHは4.65であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をまったく有していなかった。この春雨は酸味を僅かに有していた。この春雨は、味覚のうち「こく」が後述する比較例4にかかる春雨より僅かに劣っていた。
[実施例11]
次の4点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が79.0部であるという点である。第2点目は、糊化澱粉へ添加される食酢の量が1.0部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.045重量%である。第3点目は、糊化澱粉と混合される澱粉が緑豆澱粉7.5部と馬鈴薯澱粉90部との混合物という点である。第4点目は、馬鈴薯澱粉にアセチル加工が施されていなかったことである。この春雨の戻し湯のpHは5.43であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をまったく有していなかった。この春雨は酸味をまったく有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例4にかかる春雨との差を有していなかった。
[実施例12]
次の4点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が78.0部であるという点である。第2点目は、糊化澱粉へ添加される食酢の量が2.0部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.090重量%である。第3点目は、糊化澱粉と混合される澱粉が緑豆澱粉7.5部と馬鈴薯澱粉90部との混合物という点である。第4点目は、馬鈴薯澱粉にアセチル加工が施されていなかったことである。この春雨の戻し湯のpHは5.24であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をまったく有していなかった。この春雨は酸味をまったく有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例4にかかる春雨と僅かに異なっていた。
[実施例13]
次の3点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が79.0部であるという点である。第2点目は、食酢の代わりに酢酸水溶液が糊化澱粉へ添加される点である。その酢酸水溶液における酢酸の濃度は4.5重量%である。第3点目は、糊化澱粉へ添加される酢酸水溶液の量が1.0部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.045重量%である。この春雨の戻し湯のpHは5.28であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をまったく有していなかった。この春雨は酸味をまったく有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例1にかかる春雨との差を有していなかった。
[比較例1]
次の2点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、糊化澱粉へ食酢も酢酸水溶液も添加されなかった点である。第2点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が80.0部であるという点である。この春雨の戻し湯のpHは5.64であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭を有していた。この春雨は酸味をまったく有していなかった。
[比較例2]
次の2点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が75.0部であるという点である。第2点目は、糊化澱粉へ添加される食酢の量が5.0部であるという点である。その結果、本実施例では、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%は0.225重量%である。この春雨の戻し湯のpHは4.46であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭をまったく有していなかった。この春雨は酸味を有していた。この春雨は、酸味を除く味覚について、この春雨を試食した者が「まったり」という印象を持たない点において、比較例1にかかる春雨と異なっていた。なお、本発明の説明において、「まったり」とは、味がゆっくりと強まる様子を意味する。
[比較例3]
次の3点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、糊化澱粉へ食酢も酢酸水溶液も添加されなかった点である。第2点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が80.0部であるという点である。第3点目は、糊化澱粉と混合される澱粉が緑豆澱粉27.5部と馬鈴薯澱粉70部との混合物であったことである。この春雨の戻し湯のpHは5.68であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭を有していた。この春雨は酸味をまったく有していなかった。この春雨は、酸味を除く味覚について、後述する比較例4にかかる春雨との差を有していなかった。
[比較例4]
次の3点を除けば、本実施例にかかる春雨は実施例1にかかる春雨と同様である。第1点目は、糊化澱粉へ食酢も酢酸水溶液も添加されなかった点である。第2点目は、緑豆澱粉2.5部に混ぜられる水の量が80.0部であるという点である。第3点目は、糊化澱粉と混合される澱粉が緑豆澱粉7.5部と馬鈴薯澱粉90部との混合物であったことである。この春雨の戻し湯のpHは5.59であった。この春雨を試食したところ、この春雨は澱粉臭を有していた。この春雨は酸味をまったく有していなかった。
〈効果の説明〉
図2は、上述した実施例及び比較例における、戻し湯のpHと澱粉臭の評価結果と酸味の評価結果とを示す。図2は、比較例1もしくは比較例4と比較した場合の、上述した実施例にかかる春雨の味の差異も示す。図2のうち、「澱粉臭」欄における「0」は春雨が澱粉臭を有することを意味する。「澱粉臭」欄における「1」は春雨が僅かな澱粉臭を有することを意味する。「澱粉臭」欄における「2」は春雨がほとんど澱粉臭を有していないことを意味する。「澱粉臭」欄における「3」は春雨が澱粉臭をまったく有していないことを意味する。図2のうち、「酸味」欄における「0」は春雨が酸味を有することを意味する。「酸味」欄における「1」は春雨が僅かな酸味を有することを意味する。「酸味」欄における「2」は春雨がほとんど酸味を有していないことを意味する。「酸味」欄における「3」は春雨が酸味をまったく有していないことを意味する。
図2によれば、戻し湯のpHが5.60以下になると春雨の澱粉臭は急激に減少する。上述した実施例のうち、戻し湯のpHが5.60以下になるのは、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%が0.0045重量%以上の場合である。概ね、戻し湯のpHが5.43以下になると春雨は澱粉臭をほとんど有さなくなる。上述した実施例のうち、戻し湯のpHが5.43以下になるのは、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%が0.045重量%以上の場合である。
実施例1ないし実施例5と実施例13とのうち、戻し湯のpHが5.43以下となる実施例においては、春雨が澱粉臭を有することはなくなる。実施例1ないし実施例5と実施例13とは、春雨に馬鈴薯澱粉が50部添加された実施例である。すなわち、緑豆澱粉が50重量%以上100重量%未満添加され、かつ、馬鈴薯澱粉が0重量%を超え50重量%未満添加された実施例は、酢酸の添加による澱粉臭の除去効果が安定して表れる。
図2によれば、戻し湯のpHが4.46を超えると春雨が有する酸味は急激に少なくなる。上述した実施例のうち、戻し湯のpHが4.46を超えるのは、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%が0.225%未満の場合である。戻し湯のpHが4.89以上になると春雨は酸味をまったく有さなくなる。また、図2によれば、戻し湯のpHが4.89以下の春雨の味は酢酸が添加されていない春雨と異なる。上述した実施例のうち、戻し湯のpHが4.89以上になるのは、澱粉の総重量に対する酢酸の重量%が0.090重量%以下の場合である。
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよいのはもちろんである。

Claims (7)

  1. 澱粉を含む春雨において、
    前記春雨が前記澱粉に加え酢酸を含み、
    前記春雨の戻し湯のpHが4.46を超え5.60以下であることを特徴とする春雨。
  2. 前記春雨の戻し湯のpHが5.43以下であることを特徴とする請求項1に記載の春雨。
  3. 前記澱粉は、
    前記澱粉の総重量に対する重量%が50重量%以上100重量%未満である緑豆澱粉と、
    前記澱粉の総重量に対する重量%が0重量%を超え50重量%未満である馬鈴薯澱粉とを含むことを特徴とする請求項1に記載の春雨。
  4. 前記澱粉が、緑豆澱粉、馬鈴薯澱粉、トウロモコシ澱粉、小麦澱粉、米澱粉、ソラマメ澱粉、小豆澱粉、サツマイモ澱粉、タピオカ澱粉、及び、エンドウ澱粉のうち少なくとも一種類を含むことを特徴とする請求項1に記載の春雨。
  5. 前記春雨の戻し湯のpHが4.89以上であることを特徴とする請求項1に記載の春雨。
  6. 前記澱粉の総重量に対する前記酢酸の重量%が0.0045重量%以上0.225重量%未満であることを特徴とする請求項1に記載の春雨。
  7. 澱粉と水とを含む生地から麺を形成する麺形成工程と、
    前記麺を茹でる茹で工程と、
    前記麺茹で工程において茹でられた前記麺を乾燥させる乾燥工程とを備える春雨の製造方法であって、
    前記麺形成工程が、
    前記乾燥工程によって乾燥させられた前記麺の戻し湯のpHが5.60以下となる量の酢酸を前記生地へ添加する酢酸添加工程と、
    孔の開いた容器から前記孔を介して前記生地を押し出す押し出し工程とを有することを特徴とする春雨の製造方法。
JP2013530464A 2012-12-07 2012-12-07 春雨 Active JP5640152B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/081818 WO2014087542A1 (ja) 2012-12-07 2012-12-07 春雨

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5640152B2 JP5640152B2 (ja) 2014-12-10
JPWO2014087542A1 true JPWO2014087542A1 (ja) 2017-01-05

Family

ID=50882986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013530464A Active JP5640152B2 (ja) 2012-12-07 2012-12-07 春雨

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5640152B2 (ja)
CN (1) CN103987274A (ja)
WO (1) WO2014087542A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104585578A (zh) * 2014-12-31 2015-05-06 贵州神康原生态食品有限公司 劲道营养粉丝
CN108272069A (zh) * 2017-12-08 2018-07-13 安徽三兄弟薯业有限责任公司 一种淮南牛肉汤粉丝

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5396341A (en) * 1977-01-31 1978-08-23 Nakano Suten Kk Production of noodles
JPH06141801A (ja) * 1992-03-26 1994-05-24 Oriente Shokai:Kk 中華ゆで麺の製造方法
JP4150713B2 (ja) * 2004-11-19 2008-09-17 エースコック株式会社 即席春雨およびその製造方法
JP2007295851A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Morii Shokuhin Kk 落下式による春雨の製造方法
JP5008583B2 (ja) * 2008-02-14 2012-08-22 江崎グリコ株式会社 即席春雨及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5640152B2 (ja) 2014-12-10
WO2014087542A1 (ja) 2014-06-12
CN103987274A (zh) 2014-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5553946B1 (ja) 冷凍調理済み麺類およびその製造方法
JP2011067163A (ja) 生パスタの製造方法、茹でパスタの製造方法、冷凍茹でパスタの製造方法、及びパスタ
JP5640152B2 (ja) 春雨
JP6116150B2 (ja) レトルト耐性麺
JP5854994B2 (ja) 酸性水中油型乳化食品
JP4856676B2 (ja) 加熱造粒小麦粉の粉砕物を含有する即席麺用穀粉組成物
JP6753840B2 (ja) 調理済み米粉麺類
JP2008228712A (ja) うどん
JPWO2014025058A1 (ja) ルウ及びその原料の製造方法、ルウ、クリームソース、並びに冷凍食品
JP3029090B2 (ja) 電子レンジ調理用生麺類の製造方法
JP2013066462A (ja) 麺スナック菓子の製造方法、麺スナック菓子
JP6004676B2 (ja) 加熱調理不要な冷麺類およびその製造方法
JP2004350559A (ja) デンプンを主原料とする麺類の製造方法
JP6757741B2 (ja) 米粉麺類の製造方法及び麺類用ミックス粉
JP2007068533A (ja) デンプン麺及びその製造法
JP6717726B2 (ja) 麺類用素材、その製造方法及びこれを含有する麺類
JP4755636B2 (ja) 乾燥澱粉麺様食品の製造方法
JP6646245B2 (ja) 冷凍食品の製造方法
JP6753839B2 (ja) 生米粉麺類
JP6483032B2 (ja) 冷凍調理済み麺類およびその製造方法
JP6426362B2 (ja) チルド麺及びその製造方法
JP2001352924A (ja) 油揚げ即席麺用粉およびそれを用いた油揚げ即席麺の製造法
JP2011067134A (ja) 茹で中華麺類の製造方法
JP2010051242A (ja) クリームソース、クリームソースの製造方法および冷凍食品
JP2016208865A (ja) 凍結乾燥パスタ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5640152

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250