JPWO2014061173A1 - 固体撮像素子 - Google Patents

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Abstract

固体撮像素子(1)は、入射光(100)を光電変換する受光素子と、当該受光素子に対して入射光(100)の入射側に配置された第1の分光素子(11)とを備え、第1の分光素子(11)は、第1の光透過膜材料(51)と、入射光(100)の第1の波長領域において第1の光透過膜材料(51)の屈折率よりも低く、かつ、第1の波長領域よりも波長が長い入射光(100)の第2の波長領域において第1の光透過膜材料(51)の屈折率よりも高い屈折率特性を有する第2の光透過膜材料(52)とを含み、第1の分光素子(11)の一端から受光素子の受光面に平行な方向において当該一端と対向する他端に向かうにつれて、第1の分光素子(11)における第1の光透過膜材料(51)の体積占有率が増加し、第1の分光素子(11)の他端から一端に向かうにつれて、第1の分光素子(11)における第2の光透過膜材料(52)の体積占有率が増加する。

Description

本発明は、デジタルカメラ等に使用される固体撮像素子に関する。
近年、デジタルカメラやカメラ付携帯電話機等の普及に伴い、固体撮像素子の市場は著しく拡大してきた。そして、セルサイズの微細化により解像度が高まっているため、カメラの画質性能も格段に向上している。
CCDやMOSイメージセンサ等の固体撮像素子では、受光部分を有する画素を2次元状に複数配列して、被写体からの入射光を電気信号に変換している。この入射光量に応じて受光素子から出力される電気信号の大きさによって、固体撮像素子の感度は定義されている。このため、入射光を確実に受光素子に導入することが、感度を向上させるためには重要である。
従来の一般的な固体撮像素子の画素では、マイクロレンズに入射した光が、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)のうちの何れかのカラーフィルタを通過して色分離された後、受光部で電気信号への変換がなされる。
しかし、従来の一般的な上記カラーフィルタは、透過光以外の入射光はカラーフィルタによって吸収されるため、入射光の約25%しか電気信号に変換できていない。すなわち、光利用効率が低い。このため、従来の吸収型カラーフィルタを用いた固体撮像素子は、光利用効率を向上させることが困難である。
この課題に対して、特許文献1に示すように、分光素子に周期的に屈折率が変化する媒体を用いることで、固体撮像素子の光利用効率を向上させる技術が提案されている。この技術によれば、入射光が波長帯域毎に分光され、当該分光された光がその光に対応した受光領域へと導かれ光電変換されるため、従来のカラーフィルタによる方法に比べて光利用効率を向上させることが可能となる。
特開2011―159967号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術を用いた固体撮像素子は、光の回折効果を用いて分光している。一般的に、光の回折は0次光、1次光、2次光となって分光されるので光利用効率は下がってしまう。さらに、セルサイズが微細化された場合には回折格子を用いることが出来ない。これは、回折という物理現象が波長オーダーの繰り返し構造により生じるものであることから、回折格子は繰り返しの周期数分の大きさが必要となり、回折格子のサイズを微細化できないためである。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、光利用効率の高い、高感度な固体撮像素子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の固体撮像素子は、入射光を光電変換する複数の受光素子と、前記複数の受光素子に対して前記入射光の入射側に配置された複数の分光素子とを備え、前記複数の分光素子のそれぞれは、第1の光透過膜材料と、前記入射光の第1の波長領域において前記第1の光透過膜材料の屈折率よりも低く、かつ、前記第1の波長領域よりも波長が長い前記入射光の第2の波長領域において前記第1の光透過膜材料の屈折率よりも高い屈折率特性を有する第2の光透過膜材料とを含み、前記複数の分光素子のうち一の分光素子の一端から、前記受光素子の受光面に平行な方向において前記一端と対向する前記分光素子の他端へと向かうにつれて、前記分光素子における前記第1の光透過膜材料の体積占有率が増加し、前記分光素子の前記他端から前記一端に向かうにつれて、前記分光素子における前記第2の光透過膜材料の体積占有率が増加することを特徴とする。
本発明に係る固体撮像素子によれば、赤色、青色及び緑色の光が分光素子により屈折され、各色に対応した受光素子に到達できるため、光利用効率を向上させることができる。
図1は、第1の実施形態に係る固体撮像素子に複数個配列された画素の構造断面図である。 図2は、第1の実施形態に係る第1の光透過膜材料及び第2の光透過膜材料の波長分散特性を示すグラフである。 図3Aは、第1の実施形態に係る固体撮像素子における青色の光の進行状態を表す図である。 図3Bは、第1の実施形態に係る固体撮像素子における緑色の光の進行状態を表す図である。 図3Cは、第1の実施形態に係る固体撮像素子における赤色の光の進行状態を表す図である。 図4Aは、青色の光に対する波動光学シミュレーションから得られた、青色の光を吸収する受光素子における光利用効率を表すグラフである。 図4Bは、緑色の光に対する波動光学シミュレーションから得られた、緑色の光を吸収する受光素子における光利用効率を表すグラフである。 図4Cは、赤色の光に対する波動光学シミュレーションから得られた、赤色の光を吸収する受光素子における光利用効率を表すグラフである。 図5Aは、第1の実施形態に係る固体撮像素子の第1の画素配列を表す平面図である。 図5Bは、第1の実施形態に係る固体撮像素子の第2の画素配列を表す平面図である。 図6は、第2の実施形態に係る固体撮像素子に複数個配列された構造断面図である。 図7Aは、第2の実施形態に係る第4の分光素子についての、第1の光透過膜材料及び第2の光透過膜材料の体積占有率分布を表すグラフある。 図7Bは、第2の実施形態に係る第4の分光素子の有効屈折率分布を表すグラフである。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、本発明に係る固体撮像素子について、以下の実施形態及び添付の図面を用いて説明を行うが、これは例示を目的としており、本発明に係る固体撮像素子がこれらに限定されることを意図しない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る固体撮像素子に複数個配列された画素の構造断面図である。本発明の固体撮像素子1は、半導体基板19と、第1の分光素子11と、第2の分光素子12と、各分光素子の上方に配置された絶縁膜14と、絶縁膜14の上方に配置され混色を抑制するためのマイクロレンズ15と、赤色の光を吸収する第1の受光素子16と、緑色の光を吸収する第2の受光素子17と、青色の光を吸収する第3の受光素子18とを備える。第1の分光素子11と第2の分光素子12とは隣接して配置されている。また、各分光素子の一辺は、マイクロレンズ15の直径とほぼ等しい。ここで「ほぼ等しい」とは、製造上の誤差を含む意味である。
第1の受光素子16は、マイクロレンズ15及び第1の分光素子11または第2の分光素子12を介して入射された入射光100のうち赤色の光を吸収して光電変換する。第2の受光素子17は、マイクロレンズ15及び第1の分光素子11または第2の分光素子12を介して入射された入射光100のうち緑色の光を吸収して光電変換する。第3の受光素子18は、マイクロレンズ15及び第1の分光素子11または第2の分光素子12を介して入射された入射光100のうち青色の光を吸収して光電変換する。
従来の固体撮像素子では、各画素につき1つのマイクロレンズが設けられていたのに対して、第1の実施形態に係る固体撮像素子1のマイクロレンズ15は、隣接する画素の一部も覆っている。各画素への入射光量を(R、G、B)と表した場合、1つのマイクロレンズ15は、平面視において2画素分の面積を有しているため、2倍の入射光量(2R、2G、2B)を集光できる。ここで、Rは赤色の入射光量、Gは緑色の入射光量、Bは青色の入射光量を意味する。なお、本明細書において「平面視」とは、受光面の法線方向から固体撮像素子を見た場合を意味する。
第1の分光素子11及び第2の分光素子12は、マイクロレンズ15と上記受光素子との間に配置されている。つまり、第1の分光素子11及び第2の分光素子12は、上記受光素子に対して入射光100の入射側に配置されている。第1の分光素子11及び第2の分光素子12は、共に、第1の波長分散特性を有する第1の光透過膜材料51と第2の波長分散特性を有する第2の光透過膜材料52とで構成されている。第1の分光素子11及び第2の分光素子12は、受光面に平行な方向において、第1の光透過膜材料51と第2の光透過膜材料52との体積占有率が変化する。具体的には、各分光素子の一端から、受光面に平行な方向において当該一端に対向する他端へと向かうにつれて、当該分光素子中における第1の光透過膜材料51の体積占有率が増加し、かつ、各分光素子の上記他端から上記一端に向かうにつれて、当該分光素子中における第2の光透過膜材料52の体積占有率が増加するように形成される。
図1に示されるように、第1の実施形態に係る固体撮像素子1では、第2の分光素子12は、受光面に平行な上記方向において第1の分光素子11と隣接して配置され、第1の分光素子11及び第2の分光素子12は、共に、第1の光透過膜材料51が、第2の光透過膜材料52の上に積層されている。なお、本明細書において、「上に」とは、半導体基板19からマイクロレンズ15の方向を意味する。言い換えれば、第1の光透過膜材料51は、第2の光透過膜材料52に対して入射光100の入射側に積層されている。また、第1の分光素子11と第2の分光素子12とは、第1の分光素子11と第2の分光素子12との境界であって受光面の法線を含む面に対称となるよう、第1の光透過膜材料51と第2の光透過膜材料52とが配置されている。なお、各分光素子は図面奥行き方向のいかなる断面においても、第1の光透過膜材料51と第2の光透過膜材料52とが同様に配置されている。
次に、第1の光透過膜材料51及び第2の光透過膜材料52の性質を説明する。
第1の光透過膜材料51は、赤色の光に対する屈折率が緑色の光に対する屈折率よりも低い、かつ、緑色の光に対する屈折率が青色の光に対する屈折率よりも低い波長分散特性を有する材料により構成される。
一方、第2の光透過膜材料52は、赤色、緑色、青色の光に対する屈折率がほぼ等しい、かつ、第1の光透過膜材料51の緑色の光に対する屈折率とほぼ等しい波長分散特性を有する材料により構成される。本明細書において、複数の屈折率が「ほぼ等しい」とは、屈折率の誤差の範囲が0.1以内であることを意味する。
つまり、第2の光透過膜材料52は、青色の光に対応する第1の波長領域において第1の光透過膜材料51の屈折率よりも低く、かつ、第1の波長領域よりも波長が長い赤色の光に対応する第2の波長領域において第1の光透過膜材料51の屈折率よりも高い屈折率特性を有する。
次に、第1の実施形態に係る固体撮像素子1の表面に入射光100が照射された場合に、第1の分光素子11によって、赤色、青色及び緑色の光がそれぞれどのように分離されるかについて説明する。本明細書において、青色の光に対応する波長領域は約450nm〜約490nm、赤色の光に対応する波長領域は約600nm〜約750nm、緑色の光に対応する波長領域は約490nm〜約580nmである。なお、第2の分光素子12による色分離の原理は、第1の分光素子11と同様である。
まず、赤色の光が固体撮像素子1の第1の分光素子11を透過する場合について説明する。第1の光透過膜材料51と第2の光透過膜材料52との界面において、スネルの法則により、入射光は屈折率が高い方向へと曲がる。赤色の光に対して、第1の光透過膜材料51の屈折率よりも第2の光透過膜材料52の屈折率の方が高いため、第1の分光素子11中における第2の光透過膜材料52の体積占有率が大きい方向に入射光が屈折する。この原理と図1に図示された受光素子の配置とにより、第1の分光素子11を透過した赤色の光を、第2の光透過膜材料52の体積占有率が高い領域の下方に配置された第1の受光素子16に導入できる。
次に、青色の光が固体撮像素子1の第1の分光素子11を透過する場合について説明する。青色の光に対しては、第1の光透過膜材料51の屈折率が第2の光透過膜材料52の屈折率よりも高いため、スネルの法則により、第1の分光素子11中における第1の光透過膜材料51の体積占有率が大きい方向に光が屈折する。この原理と図1に図示された受光素子の配置とにより、第1の分光素子11を透過した青色の光を、第1の光透過膜材料51の体積占有率が高い領域の下方に配置された第3の受光素子18に導入できる。
最後に、緑色の光が固体撮像素子1の第1の分光素子11を透過する場合について説明する。第1の光透過膜材料51と第2の光透過膜材料52とは、緑色の光に対する屈折率がほぼ等しいため、光は屈折せずに直進する。この原理と図1に図示された受光素子の配置とにより、第2の分光素子12を透過した緑色の光を、第1の光透過膜材料51と第2の光透過膜材料51の体積占有率が等しい領域の下方に配置された第2の受光素子17に導入できる。
第1の分光素子11及び第2の分光素子12は、それらの境界面であって受光面の法線を含む面に対して対称となるよう形成されているため、第1の分光素子11と第2の分光素子12との色分離特性も、当該面に対して対称となる。また、第1の分光素子11と第2の分光素子12とは、交互に、隣接して配置されている。
図1に示された構成とすることで、第1の分光素子11及び第2の分光素子12の両方から、赤色の光が屈折されて第1の受光素子16に到達する。また、第1の分光素子11及び第2の分光素子12の両方から、青色の光が屈折されて第3の受光素子18に到達する。入射光100が上記分光素子による屈折により分光されることで、回折により分光される場合と比較して光の集光ロスが少なくなる。これは、回折の場合は0次、1次、2次、3次と高次ゾーンまで光の分布が生じるのに対し、屈折の場合はそもそも高次ゾーンが存在しないので、その分、集光ロスが少なくなるためである。集光ロスが少なくなるほど、光利用効率は向上するため、本実施形態に係る固体撮像素子1の感度は向上する。また、色分離角度も分光素子の屈折率差によって制御できるため、受光素子の周期幅を一定にした場合、色分離角度が大きいと受光素子と分光素子との距離を短くできる。つまり、固体撮像素子1を低背化できる。
以上から、図1に示すような分光素子とマイクロレンズとを有する構成とすることで、入射光100を全て受光素子に導入できるため、従来の吸収型カラーフィルタを用いた固体撮像素子と比較して感度を大幅に向上できる。
なお、第2の光透過膜材料52が、第1の光透過膜材料51の上に積層された構成であっても、同様の効果を発揮できる。この場合、図1に示す構成の場合と比較して、赤色の光と青色の光の屈折する方向が逆になるため、第1の受光素子16と第3の受光素子18との位置が入れ替わる。
次に、第1の実施形態に係る、第1の光透過膜材料51が有する波長分散特性、及び、第2の光透過膜材料52が有する波長分散特性について、図2を用いて説明する。
図2は、第1の実施形態に係る第1の光透過膜材料及び第2の光透過膜材料の波長分散特性を示すグラフである。同図において、横軸は入射光の波長を示し、縦軸は各光透過膜材料の屈折率を示す。具体的には、図2は、ITO(インジウムチタン酸化物)で構成された第1の光透過膜材料51の波長分散特性と、Al(酸化アルミニウム)で構成された第2の光透過膜材料52の第2の波長分散特性とを示している。なお、第1の光透過膜材料51及び第2の光透過膜材料52を構成する材料は、上記例示された材料に限定されるものではない。図2に示された波長分散特性と同様の特性を示す材料であれば、上記例示材料以外の材料で構成されていてもよい。例えば、第2の光透過膜材料52は、SiON(酸窒化ケイ素)、SiO(二酸化ケイ素)、SiN(窒化ケイ素)のいずれかであってもよい。
図2に示されるように、入射光の波長が長くなるにつれて、第1の光透過膜材料51の屈折率は低下する。また、第2の光透過膜材料52の屈折率は、入射光の波長によらずほぼ一定である。なお、本明細書において、屈折率が「ほぼ一定」とは、屈折率の誤差の範囲が0.1以内であることを意味する。
具体的には、青色の光に対応する波長領域においては、第1の光透過膜材料51の屈折率が、第2の光透過膜材料52の屈折率よりも高い。赤色の光に対応する波長領域においては、第1の光透過膜材料51の屈折率が、第2の光透過膜材料52の屈折率よりも低い。また、緑色の光に対応する波長領域において、第1の光透過膜材料51の屈折率と第2の光透過膜材料52の屈折率とが等しくなる。
なお、入射光100の波長が490nmから580nmである波長領域におけるいずれかの波長において、第1の光透過膜材料51の屈折率と、第2の光透過膜材料52の屈折率とが等しくなることが好ましい。さらに好ましくは、入射光100の波長が500nmから550nmである波長領域におけるいずれかの波長において、第1の光透過膜材料51の屈折率と、第2の光透過膜材料52の屈折率とが等しいことである。このような構成とすることで、感度だけでなく、色浮きの減少と分光特性(色再現性)の向上とが期待できる。
次に、第1の実施形態に係る固体撮像素子1の色分離特性についてのシミュレーション結果を、図3A〜図3Cを用いて説明する。
図3Aは、第1の実施形態に係る固体撮像素子における青色の光の進行状態を表す図であり、図3Bは、第1の実施形態に係る固体撮像素子における緑色の光の進行状態を表す図であり、図3Cは、第1の実施形態に係る固体撮像素子における赤色の光の進行状態を表す図である。具体的には、図3A〜図3Cは、各色の光に対して有限要素法を用いた波動光学シミュレーションを実行した結果が表されている。図3A〜図3Cにおいて、青色の光の波長を450nm、緑色の光の波長を525nm、赤色の光の波長を600nmとしている。また、このときの固体撮像素子のセルサイズ、つまり第1の受光素子16、第2の受光素子17、第3の受光素子18の幅は、それぞれ、0.9μmである。第1の分光素子11と第2の分光素子12の周期幅は、それぞれ、セルサイズの2倍の1.8μmである。第1の分光素子11と第2の分光素子12の膜厚は、それぞれ、2.4μmである。また、各分光素子の底面と各受光素子までの距離は3.8μmである。
図3Aに示されるように、青色の光が入射した場合、第1の分光素子11及び第2の分光素子12で当該光が曲がるため、第3の受光素子18に青色の光が到達していることがわかる。また、図3Bに示されるように、緑色の光が入射した場合、第1の分光素子11及び第2の分光素子12を透過しても当該光は曲がらないため、マイクロレンズ15で入射光が集光されたまま第2の受光素子17に光が到達する。さらに、図3Cに示すように、赤色の光が入射した場合、第1の分光素子11及び第2の分光素子12で当該光が曲がるため、第1の受光素子16に光が到達する。
図4A〜図4Cは、それぞれ、図3A〜図3Cで示されたシミュレーション結果から得られた、各色の光を吸収する受光素子における光利用効率を表すグラフである。具体的には、図4A、図4B及び図4Cは、それぞれ、青色、緑色及び赤色の光を吸収する受光素子において、横軸に示す入射光の波長(nm)に対する、縦軸に示す光利用効率(%)を示したグラフである。縦軸の光利用効率(%)に関しては、入射光量を100%としている。実線で示した曲線は、第1の実施形態に係る固体撮像素子1の各受光素子における光利用効率である。これに対して、破線で示した曲線は、従来の吸収型カラーフィルタを用いた固体撮像素子の各受光素子における光利用効率である。
図4A〜図4Cに示されるように、第1の実施形態に係る固体撮像素子1の光利用効率は、当該効率が最も高くなる波長領域において、65〜75%程度である。この結果は、従来の吸収型カラーフィルタを用いた固体撮像素子と比較して、光利用効率が約3倍向上していることを示している。ここで、従来の固体撮像素子においても、緑色の画素の数は、他の色の画素の数の2倍程度であるため、他の色と比較すると効果は高くないものの、1.5倍程度向上していることが確認できる。
図5Aは、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像素子の第1の画素配列を表す平面図であり、図5Bは、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像素子の第2の画素配列を表す平面図である。図5Aに示される第1の画素配列及び図5Bに示される第2の画素配列ともに、赤色の光を受光する第1の画素26と、緑色の光を受光する第2の画素27と、青色の光を受光する第3の画素28とが行列状に配置されている。各画素26、27及び28の上方には、平面視においてそれぞれ矩形の第1の分光素子11及び第2の分光素子12のいずれかが形成されている。なお、矩形とは、長方形及び正方形だけでなく、設計上または製法上の制約により、各角が丸みを帯びた形状を含むものとする。
また、第1の画素配列及び第2の画素配列ともに、第1の分光素子11及び第2の分光素子12の各々の上方には、楕円形または略矩形のマイクロレンズ15が形成されている(図示せず)。楕円形のマイクロレンズの場合、長径が第1の分光素子11及び第2の分光素子12の各々の略矩形の第1の辺の長さと等しい。また短径が、第1の分光素子11及び第2の分光素子12の各々の略矩形の第2の辺の長さと等しい。第1の辺と第2の辺とは直交する。略矩形のマイクロレンズの場合、マイクロレンズ15の形状は、第1の分光素子11及び第2の分光素子12の各々と平面視において、ほぼ同じである。ここで、「ほぼ同じ」とは、製造上の誤差を含む。
第1の画素配列は、第1の画素26及び第3の画素28が、それぞれ図5Aに示す列方向にジグザグに、かつ、画素の対角線方向に隣接して配置されている。この場合、画素の対角線方向の解像度及び図5Aに示す列方向の解像度は、それぞれ、図5Aに示す行方向の解像度よりも高い。これは、第1の画素26及び第3の画素28がそれぞれ、行方向において3つの画素分だけ離れて配置されていることに起因して、他の方向に対して相対的に解像度が低くなるためである。
第1の分光素子11及び第2の分光素子12は共に、平面視において、第2の画素27のすべて、第1の画素26の一部、第3の画素28の一部を覆うように形成される。また、第1の分光素子11及び第2の分光素子12は、それぞれの行において、交互に配列されている。
第2の画素配列は、第1の画素26及び第3の画素28がそれぞれ、図5Bの第1の対角線方向に隣接して配置されている。この場合、図5Bの行方向、列方向及び第1の対角線方向の解像度はそれぞれ、図5Bの第2の対角線方向の解像度に比べて高い。これは、第1の画素26及び第3の画素28がそれぞれ、第2の対角線方向において1つの画素分だけ離れて配置されていることに起因して、他の方向に対して相対的に解像度が低くなるためである。
第1の画素配列と同様に、第1の分光素子11及び第2の分光素子12は共に、平面視において、第2の画素27のすべて、第1の画素26の一部、第3の画素28の一部を覆うように形成される。また、第1の分光素子11及び第2の分光素子12は、それぞれの行において、交互に配列されている。
なお、図5Bにおいて、第1の画素26及び第3の画素28が、それぞれ、第2の対角線方向に隣接して配置されていてもよい。この場合、図5Bの行方向、列方向及び第2の対角線方向の解像度は、それぞれ、図5Bの第1の対角線方向の解像度に比べて高い。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る固体撮像素子に複数個配列された画素の構造断面図である。第1の実施形態と実質的に同様の構成については同じ番号を付して説明を省略する場合がある。第2の実施形態に係る固体撮像素子2において、第3の分光素子31及び第4の分光素子32が共に、第1の光透過膜材料51と第2の光透過膜材料52とを備えている。具体的には、第3の分光素子31及び第4の分光素子32は、それぞれ、入射光100の波長より短い幅で分割された複数の領域を備えている。上記複数の領域は、第1の領域と第2の領域とを有する。第1の領域は、第1の光透過膜材料51で構成される。第2の領域は、第2の光透過膜材料52で構成される。第1の光透過膜材料51及び第2の光透過膜材料52は共に、第1の実施形態と同様の材料で構成される。
第3の分光素子31及び第4の分光素子32は、受光面に平行な方向において、第1の光透過膜材料51と第2の光透過膜材料52との体積占有率が変化する。具体的には、受光面に平行な方向における、各分光素子の一端から当該一端に対向する他端に向かうにつれて、各分光素子中における第1の光透過膜材料51の体積占有率が増加し、かつ、各分光素子の上記他端から上記一端に向かうにつれて、各分光素子中における第2の光透過膜材料52の体積占有率が増加するように形成される。図6では、第1の光透過膜材料51の体積占有率分布が、受光面に平行な方向における、画素の一端から当該一端に対向する他端に向かって単調に減少し、かつ、第2の光透過膜材料52の体積占有率分布が、上記一端から上記他端に向かって単調に増加するように形成されている。
図7Aは、第2の実施形態に係る第4の分光素子についての、第1の光透過膜材料及び第2の光透過膜材料の体積占有率分布を表すグラフである。ここで、体積占有率分布とは、分光素子中における、第1の光透過膜材料51と第2の光透過膜材料52のそれぞれの空間占有率のことである。図7Aに表された体積占有率分布を有する第4の分光素子32では、赤色の光に対しては、第1の光透過膜材料51の屈折率よりも第2の光透過膜材料52の屈折率の方が高いため、スネルの法則により、第2の光透過膜材料52の体積率分布が高い方向に光が屈折する。青色の光に対しては、第1の光透過膜材料51の屈折率の方が第2の光透過膜材料52の屈折率よりも高いため、スネルの法則により、第1の光透過膜材料51の体積分布率の大きい方向に光が屈折する。緑色の光に対しては、第1の光透過膜材料51と第2の光透過膜材料52とで、屈折率はほぼ等しいため、光は屈折せずに直進する。
図7Bは、第2の実施形態に係る第4の分光素子の有効屈折率分布を表すグラフである。有効屈折率分布とは、光の波長以下の構造において、光の波長程度の領域で平均化された屈折率の分布のことである。
図7Aに示されたような体積占有率分布を持つように第4の分光素子が形成されると、第1の光透過膜材料51の体積占有率分布が高くなるにつれて、青色の光に対する有効屈折率も増加する。また、第2の光透過膜材料52の体積占有率分布が高くなるにつれて、赤色の光に対する有効屈折率も増加する。緑色の光に対しては、第1の光透過膜材料51の体積占有率と第2の光透過膜材料52の体積占有率とはほぼ等しいため、有効屈折率分布もほとんど変化しない。
上記構成とすることで、第1の実施形態と同様、第3の分光素子31及び第4の分光素子32の両方から、赤色の光が屈折されて第1の受光素子16に到達する。また第3の分光素子31及び第4の分光素子32の両方から、青色の光が屈折されて第3の受光素子18に到達する。屈折により分光されることで、回折により分光される場合と比較して、光の集光ロスが少なくなる。これは、回折の場合は0次、1次、2次、3次と高次ゾーンまで光の分布が生じるのに対し、屈折の場合はそもそも高次ゾーンが存在しないので、その分集光ロスが少なくなるためである。集光ロスが少なくなる分、光利用効率は向上するため、固体撮像素子の感度は向上する。また、色分離角度も分光素子の屈折率差により制御できるため、受光素子の周期幅を一定にした場合、色分離角度が大きいと受光素子と分光素子の距離が短くできる。つまり、固体撮像素子を低背化できる。よって、図6に示された分光素子とマイクロレンズとを有する構成とすることで、入射光100を全て受光素子に導入できるため、従来の吸収型カラーフィルタを用いた固体撮像素子に対して感度を大幅に向上できる。
以上、本発明に係る固体撮像素子について、実施形態に基づいて説明してきたが、本発明に係る固体撮像素子は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態における任意の構成要素を組み合わせて実現される別の実施形態や、上記実施形態に対して本発明の主旨を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例や、本発明に係る固体撮像素子を内蔵した各種機器も本発明に含まれる。
本発明に係る固体撮像素子は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ又はカメラ付携帯電話機などに利用が可能であり、産業上有用である。
1、2 固体撮像素子
11 第1の分光素子
12 第2の分光素子
14 絶縁膜
15 マイクロレンズ
16 第1の受光素子
17 第2の受光素子
18 第3の受光素子
19 半導体基板
26 第1の画素
27 第2の画素
28 第3の画素
31 第3の分光素子
32 第4の分光素子
51 第1の光透過膜材料
52 第2の光透過膜材料
100 入射光

Claims (10)

  1. 入射光を光電変換する複数の受光素子と、
    前記複数の受光素子に対して前記入射光の入射側に配置された複数の分光素子とを備え、
    前記複数の分光素子のそれぞれは、
    第1の光透過膜材料と、
    前記入射光の第1の波長領域において前記第1の光透過膜材料の屈折率よりも低く、かつ、前記第1の波長領域よりも波長が長い前記入射光の第2の波長領域において前記第1の光透過膜材料の屈折率よりも高い屈折率特性を有する第2の光透過膜材料とを含み、
    前記複数の分光素子のうち一の分光素子の一端から、前記受光素子の受光面に平行な方向において前記一端と対向する前記分光素子の他端へと向かうにつれて、前記分光素子における前記第1の光透過膜材料の体積占有率が増加し、前記分光素子の前記他端から前記一端に向かうにつれて、前記分光素子における前記第2の光透過膜材料の体積占有率が増加する
    固体撮像素子。
  2. 前記複数の分光素子は、第1の分光素子と、前記方向に隣接する第2の分光素子とを含み、
    前記第1の分光素子と前記第2の分光素子とは、前記第1の分光素子と前記第2の分光素子との境界であって前記受光面の法線を含む面に対称となるよう、前記第1の光透過膜材料と前記第2の光透過膜材料とが配置されている
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記入射光の波長が長くなるにつれて、前記第1の光透過膜材料の屈折率が低下する
    請求項1または2に記載の固体撮像素子。
  4. 前記第1の光透過膜材料は、前記第2の光透過膜材料に対して前記入射光の入射側に積層されている
    請求項1から3のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  5. 前記第2の光透過膜材料は、前記第1の光透過膜材料に対して前記入射光の入射側に積層されている
    請求項1から3のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  6. 前記複数の分光素子は、それぞれ、前記入射光の波長より短い幅で分割された複数の領域を備え、
    前記複数の領域は、前記第1の光透過膜材料で構成された第1の領域と、
    前記第2の光透過膜材料で構成された第2の領域とを含む
    請求項1から3のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  7. 前記複数の分光素子は、それぞれ、前記受光面の法線方向から見て矩形であり、
    前記複数の分光素子のそれぞれに対応して設けられたマイクロレンズの形状は、前記法線方向から見て楕円形であり、
    前記楕円形のマイクロレンズの長径は、前記複数の分光素子のそれぞれにおける第1の辺の長さと等しく、前記楕円形のマイクロレンズの短径は、前記複数の分光素子のそれぞれにおける第2の辺の長さと等しく、
    前記第1の辺と前記第2の辺とは直交する
    請求項1から6のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  8. 前記複数の分光素子は、それぞれ、前記受光面の法線方向から見て矩形であり、
    前記複数の分光素子のそれぞれに対応して設けられたマイクロレンズの形状は、前記法線方向から見て矩形である
    請求項1から6のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  9. 前記入射光の波長が490nmから580nmである波長領域におけるいずれかの波長において、前記第1の光透過膜材料の屈折率と前記第2の光透過膜材料の屈折率とが等しい
    請求項1から8のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  10. 前記第1の光透過膜材料は、ITOを含み、
    前記第2の光透過膜材料は、Alを含む
    請求項1から9のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
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