JP4435606B2 - 固体撮像装置及びカメラ - Google Patents

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本発明は、デジタルカメラや携帯電話用のカメラ等に使用される固体撮像装置及びこの固体撮像装置を搭載したカメラに関する。
図9は、従来の固体撮像装置の構造を示す図である。この固体撮像装置の画素部100には、多数の単位画素101が二次元状に配列されている。各単位画素101は、垂直シフトレジスタ102と水平シフトレジスタ103とに接続されている。また、画素部100の周辺には、垂直シフトレジスタ102、水平シフトレジスタ103、及び出力アンプ104を動作させる駆動回路105が設けられている。固体撮像装置では、二次元状に配列された多数の単位画素101の各行が垂直シフトレジスタ102によって選択され、選択された行の信号電荷が水平シフトレジスタ103へ転送される。水平シフトレジスタ103へ転送された信号電荷は、カラー信号として単位画素毎に出力アンプ104から出力される。
図10は、従来の固体撮像装置の画素部100の断面図である。この画素部100は、半導体基板110上に層間絶縁膜120が積層されて構成されている。層間絶縁膜120の内部には遮光膜121が形成され、層間絶縁膜120の上部にはカラーフィルタ140が形成されている。
上記半導体基板110は、N型層111の上にP型層112が形成され、P型層112の上部にN型のフォトダイオード130が分離領域113を隔てて多数形成されて構成されている。各分離領域113の上方には、入射光を遮断する遮光膜121が形成されている。各フォトダイオード130の上方には、カラーフィルタ140が1つずつ形成されている。層間絶縁膜120の表面には、各カラーフィルタの上方にマイクロレンズ150が1つずつ形成されている。
例えば、特許文献1に開示されている固体撮像装置は、受光部であるフォトダイオードの上方にカラーフィルタ及びマイクロレンズが単純に形成された構造となっている。
特開平6−61462号公報
上記固体撮像装置の画素部100において、各単位画素101に向かって入射する光は、各マイクロレンズ150へ入射し、各カラーフィルタ140を透過して光電変換素子である各フォトダイオード130へ入射する。
ここで、カラーフィルタ140が、赤色(R)と緑色(G)とが交互に現れるように配列されているとする。そして、図10に示される中央のカラーフィルタ140を赤色(R)とし、左右のカラーフィルタ140を緑色(G)とする。このとき、中央の単位画素101に向かって入射する光は、その赤色(R)の波長領域が中央のカラーフィルタ140を透過してその下方のフォトダイオード130へ入射する。一方、左右の単位画素101に向かって入射する光は、その赤色(R)の波長領域が左右のカラーフィルタ140に吸収される。つまり、ひとつの単位画素101に向かって入射する光は、カラーフィルタ140と同色の波長領域だけがフォトダイオード130へ入射し、残りの波長領域はカラーフィルタ140に吸収される。このため、中央の単位画素101の周辺の単位画素101上にある赤色(R)の波長領域を中央のフォトダイオード130に集めることができない。
また、赤色(R)の波長領域だけでなく、中央のカラーフィルタ140が青色(B)である場合には中央の単位画素101の周辺の単位画素101上にある青色(B)の波長領域を中央のフォトダイオード130に集めることができず、中央のカラーフィルタ140が緑色(G)である場合には中央の単位画素101の周辺の単位画素101上にある緑色(G)の波長領域を中央のフォトダイオード130に集めることができない。このように、従来の固体撮像装置では、各単位画素に向かって入射する光の光電変換素子における集光率が悪く、各単位画素の感度が悪いという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、各単位画素に向かって入射する光の光電変換素子における集光率を上げ、各単位画素の感度を向上させることにある。
第1の発明は、入射光の光電変換を行う光電変換素子を有し、複数種類の色に区画される単位画素が二次元状に複数配列された固体撮像装置を対象とする。そして、複数種類の色のうち、特定の色に対応する単位画素を覆うように形成された選択的透過層を備え、上記選択的透過層は、特定の色に対応する波長領域に対する透過率が特定の色以外の色に対応する波長領域に対する透過率よりも高く、且つ特定の色に対応する波長領域に対する反射率が特定の色以外の色に対応する波長領域に対する反射率よりも低くなるように構成されるものである。それと共に、上記選択的透過層は、上記特定の色に対応する単位画素と隣接する特定の色以外の色に対応する単位画素とに跨って形成されるものである。
特定の色に対応する単位画素に向かって入射する光は、その特定の色に対応する波長領域が選択的透過層を透過して特定の色に対応する単位画素へ入射し、特定の色以外の色に対応する波長領域が選択的透過層で反射して特定の色以外の色に対応する単位画素へ入射する。また、特定の色以外の色に対応する単位画素に向かって入射する光は、特定の色以外の色に対応する単位画素へ入射する。これにより、特定の色以外の色に対応する単位画素に向かって入射する光だけでなく、特定の色に対応する単位画素に向かって入射する光も特定の色以外の色に対応する単位画素に入射させることができる。従って、特定の色以外の色に対応する単位画素の光電変換素子において、従来よりも大幅に多い量の光を光電変換することができ、特定の色以外の色に対応する単位画素の感度を大幅に向上させることができる。
特定の色以外の色に対応する単位画素に向かって入射する光は、特定の色以外の色に対応する単位画素へ入射する。但し、特定の色以外の色に対応する単位画素の端部に向かって入射する光は、選択的透過層が特定の色に対応する単位画素と特定の色以外の色に対応する単位画素とに跨って形成されているため、その特定の色に対応する波長領域が選択的透過層を透過して特定の色に対応する単位画素へ入射し、特定の色以外の色に対応する波長領域が選択的透過層で反射して特定の色以外の色に対応する単位画素へ入射する。これにより、特定の色に対応する単位画素に向かって入射する光だけでなく、特定の色以外の色に対応する単位画素の端部に向かって入射する光も特定の色に対応する単位画素へ入射させることができる。従って、特定の色に対応する単位画素の光電変換素子において、従来よりも大幅に多い量の光を光電変換することができ、特定の色以外の色に対応する単位画素の感度だけでなく特定の色に対応する単位画素の感度も大幅に向上させることができる。
の発明は、第の発明において、上記特定の色に対応する単位画素及び上記特定の色以外の色に対応する単位画素にはマイクロレンズが設けられ、上記特定の色以外の色に対応する単位画素のマイクロレンズは、上記特定の色に対応する単位画素のマイクロレンズよりもその平面的な大きさが小さくなっているものである。
ここで、選択的透過層が特定の色に対応する単位画素と特定の色に対応する単位画素に隣接する特定の色以外の色に対応する単位画素とに跨って形成されているため、特定の色以外の色に対応する単位画素へ入射する光の領域面積は、特定の色に対応する単位画素へ入射する光の領域面積よりも小さくなる。よって、特定の色以外の色に対応する単位画素のマイクロレンズの平面的な大きさを特定の色に対応する単位画素のマイクロレンズの平面的な大きさよりも小さくすれば、各単位画素のマイクロレンズにおける集光率を上げることができ、各単位画素の感度を一層大幅に向上させることができる。
の発明は、第の発明において、上記特定の色に対応する単位画素及び上記特定の色以外の色に対応する単位画素にはカラーフィルタが設けられ、上記特定の色に対応する単位画素のカラーフィルタは、上記特定の色以外の色に対応する単位画素のカラーフィルタよりもその入射光が入射する面の面積が大きくなっているものである。
ここで、選択的透過層が特定の色に対応する単位画素と特定の色に対応する単位画素に隣接する特定の色以外の色に対応する単位画素とに跨って形成されているため、特定の色以外の色に対応する単位画素へ入射する光の領域面積は、特定の色に対応する単位画素へ入射する光の領域面積よりも小さくなる。よって、特定の色に対応する単位画素のカラーフィルタの面積を特定の色以外の色に対応する単位画素のカラーフィルタの面積よりも大きくすれば、特定の色に対応する単位画素のカラーフィルタを透過する光の量を増加させることができ、特定の色に対応する単位画素の感度を一層大幅に向上させることができる。
の発明は、第1乃至第の何れか記載の発明の固体撮像装置を搭載したカメラである。これにより、第1乃至第の何れか記載の発明の固体撮像装置を搭載したカメラを提供することができる。
本発明の固体撮像装置によれば、特定の色に対応する単位画素及び他の単位画素の光電変換素子において、従来よりも大幅に多い量の光を光電変換することができ、各単位画素の感度を大幅に向上させることができる。また、本発明によれば、この固体撮像装置を搭載したカメラを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る固体撮像装置の画素部1の断面図である。固体撮像装置の画素部1は、半導体基板10上に層間絶縁膜20が積層されて構成されている。層間絶縁膜20の内部には図示しない遮光膜が形成され、層間絶縁膜20の上部にはカラーフィルタ51,52,53が形成されている。
上記半導体基板10は、N型層11の上にP型層12が形成され、P型層12の上部にN型のフォトダイオード41,42,43が分離領域13を隔てて多数形成されて構成されている。図1において、P型層12の上部では、その左側に第1のフォトダイオード41が、その中央に第2のフォトダイオード42が、その右側に第3のフォトダイオード43がそれぞれ形成されている。尚、各フォトダイオード41,42,43は、入射光の光電変換を行う光電変換素子を構成している。
上記各フォトダイオード41,42,43の上方には、カラーフィルタ51,52,53が1つずつ形成されている。これらカラーフィルタ51,52,53は、赤色(R)と緑色(G)とが交互に現れるように配列されている。具体的には、第1のフォトダイオード41の上方に赤色(R)を有する第1のカラーフィルタ51が、第2のフォトダイオード42の上方に緑色(G)を有する第2のカラーフィルタ52が、第3のフォトダイオード43の上方に赤色(R)を有する第3のカラーフィルタ53がそれぞれ形成されている。
そして、上記画素部1では、第1のフォトダイオード41と第1のカラーフィルター51とが第1の画素C1を構成すると共に、第2のフォトダイオード42と第2のカラーフィルター52とが第2の画素C2を構成し、第3のフォトダイオード43と第3のカラーフィルター53とが第3の画素C3を構成している。これら第1の画素C1、第2の画素C2、及び第3の画素C3は、互いに隣接している。また、本実施形態では、複数種類の色に区画される複数の単位画素のうち、第1の画素C1と第3の画素C3とが赤色(R)に区画され、第2の画素C2が緑色(G)に区画されている。
層間絶縁膜20の表面には、概ね円錐形である凸状のSiO膜30が多数形成されている。図1において、各SiO膜30は、3つの単位画素にかかるように形成されている。中央のSiO膜30は、その底部が第1の画素C1の右端部と第3の画素C3の左端部とにかかるように形成されている。また、左側のSiO膜30は、その底部が第1の画素C1の左端部にかかるように形成され、右側のSiO膜30は、その底部が第3の画素C3の右端部にかかるように形成されている。
各SiO膜30の側面には、選択的透過層60が形成されている。具体的に、中央のSiO膜30の側面には、選択的透過層60が第1の画素C1の右端部と第2の画素C2とに跨って形成され、第2の画素C2と第3の画素C3の左端部とに跨って形成されている。また、左側のSiO膜30の側面には選択的透過層60が第1の画素C1の左端部にかかるように形成され、右側のSiO膜30の側面には選択的透過層60が第3の画素C3の右端部にかかるように形成されている。この選択的透過層60は、可視光に対して透明性が高く、互いに屈折率が異なるTiOやSiO等の誘電体材料を積層して形成された誘電体積層膜61により構成されている。
上記選択的透過層60は、単位画素に向かって入射する光のうち特定の波長領域に対する透過率が他の波長領域に対する透過率よりも高く、且つ単位画素に向かって入射する光のうち特定の波長領域に対する反射率が他の波長領域に対する反射率よりも低くなるように構成されている。具体的に、上記選択的透過層60は、第1、第2、及び第3の画素C1,C2,C3のそれぞれに向かって入射する光のうち緑色(G)の波長領域に対する透過率が赤色(R)及び青色(B)の波長領域に対する透過率よりも高く、且つ第1、第2、及び第3の画素C1,C2,C3のそれぞれに向かって入射する光のうち緑色(G)の波長領域に対する反射率が赤色(R)及び青色(B)の波長領域に対する反射率よりも低くなるように構成されている。
−画素部へ入射する光の進路−
上記固体撮像装置の画素部1へ入射する光の進路について、図1を参照しながら説明する。
第1、第2、及び第3の画素C1,C2,C3に向かって入射する光15,16,17は、それぞれが緑色(G)の波長領域と赤色(R)の波長領域と青色(B)の波長領域とからなる。
第2の画素C2に向かって入射する光16は、その緑色(G)の波長領域が選択的透過層60を透過し、その赤色(R)及び青色(B)の波長領域が選択的透過層60で反射する。第2の画素C2に向かって入射する光16のうち選択的透過層60を透過した緑色(G)の波長領域は、第2のカラーフィルタ52を透過して第2のフォトダイオード42へ入射する。第2の画素C2に向かって入射する光16のうち選択的透過層60で反射した赤色(R)及び青色(B)の波長領域は、その赤色(R)の波長領域が第1のカラーフィルタ51を透過して第1のフォトダイオード41へ入射し、その青色(B)の波長領域が第1のカラーフィルタ51に吸収される。
一方、第1の画素C1に向かって入射する光15は、その赤色(R)の波長領域が第1のカラーフィルタ51を透過して第1のフォトダイオード41へ入射し、その緑色(G)及び青色(B)の波長領域が第1のカラーフィルタ51に吸収される。また、第3の画素C3に向かって入射する光17は、その赤色(R)の波長領域が第3のカラーフィルタ53を透過して第3のフォトダイオード43へ入射し、その緑色(G)及び青色(B)の波長領域が第1のカラーフィルタ53に吸収される。
但し、第1の画素C1の右端部に向かって入射する光15は、選択的透過層60が第1の画素C1と第2の画素C2とに跨って形成されているため、その緑色(G)の波長領域が選択的透過層60の表面で第2の画素C2の方向へ屈折して選択的透過層60を透過し、第2のカラーフィルタ52を透過して第2のフォトダイオード42へ入射する。第1の画素C1の右端部に向かって入射する光15のうち赤色(R)及び青色(B)の波長領域は、選択的透過層60で反射し、その赤色(R)の波長領域が第1のカラーフィルタ51を透過して第1のフォトダイオード41へ入射し、その青色(B)の波長領域が第1のカラーフィルタ51に吸収される。
また、第3の画素C3の左端部に向かって入射する光17は、選択的透過層60が第2の画素C2と第3の画素C3とに跨って形成されているため、その緑色(G)の波長領域が選択的透過層60の表面で第2の画素C2の方向へ屈折して選択的透過層60を透過し、第2のカラーフィルタ52を透過して第2のフォトダイオード42へ入射する。第3の画素C3の左端部に向かって入射する光17のうち赤色(R)及び青色(B)の波長領域は、選択的透過層60で反射し、その赤色(R)の波長領域が第3のカラーフィルタ53を透過して第3のフォトダイオード43へ入射し、その青色(B)の波長領域が第3のカラーフィルタ53に吸収される。
−画素部の形成プロセス−
上記固体撮像装置の画素部1の形成プロセスについて、図2及び図3を参照しながら説明する。
図2は、固体撮像装置の画素部1の形成プロセスを示す図である。まず、図2(a)に示すように、P型層12、複数のフォトダイオード41,42,43、分離領域13、及び複数のカラーフィルタ51,52,53がN型層11上に形成されたウェハの表面に、SiO膜(酸化シリコン膜)30などの透明性の高い絶縁膜をCVD法を用いて堆積させる。続いて、図2(b)に示すように、通常のフォトリソ工程によって、SiO膜30の表面にレジストパターン31を形成する。
その後、CF系のエッチングガスを用いて物理的にSiO膜30のエッチングを行い、SiO膜30を凸状に形成する。この時、厚み方向のエッチングと同時に横方向のエッチング(サイドエッチング)を行い、最終的にSiO膜30を凸状に形成する(図2(c)を参照)。更に、図2(d)に示すように、第1の画素C1上や第3の画素C3上に誘電体積層膜61が堆積するのを防止するために、互いに隣接するSiO膜30の間にフォトリソ工程によりレジストパターン32を形成する。
次に、図2(e)に示すように、凸状に形成されたSiO膜30の一方の側面(ここでは、SiO膜30の左側面)に、スパッタ装置を用いてTiO及びSiOからなる誘電体積層膜61を形成する。同様に、図2(f)に示すように、凸状に形成されたSiO膜30の他方の側面(ここでは、SiO膜30の右側面)に、スパッタ装置を用いて誘電体積層膜61を形成する。このようにして、凸状に形成されたSiO膜30の側面に誘電体積層膜61を形成する。尚、実際の膜形成時には、凸状に形成されたSiO膜30の側面に制御性及び安定性よく誘電体積層膜61を形成するために、TiOやSiO等のデポガスの入射方向に対して、SiO膜30の傾きの分だけウェハを傾けて誘電体積層膜61の形成を行う。
最後に、図2(g)に示すように、リフトオフ工程によって第1の画素C1上及び第3の画素C3上に形成されたレジストの除去を行い、レジストの表面に堆積した誘電体積層膜61を選択的に除去する。
尚、SiO膜30の膜厚は、誘電体積層膜61により構成される選択的透過層60へ入射する光の入射角により決定する。具体的に、SiO膜30の膜厚は、各単位画素へ向かって入射する光がウェハに対して垂直に入射し、且つ誘電体積層膜61に対して60°で入射する場合、例えば画素周期が3umであれば、約2.6umとなる。
また、凸状に形成されたSiO膜30の底部は、1つの単位画素を挟んで隣接する左右の単位画素にかかるように形成する。本実施形態では、図1に示すように、中央のSiO膜30の底部を第1の画素C1と第3の画素C3とにかかるように形成し、誘電体積層膜61の底部を第2の画素C2上ではなく1の画素C1上と第3の画素C3上とに形成することが重要となる。これは、誘電体積層膜61の底部が第2の画素C2上にあれば、第1の画素C1及び第2の画素C2に向かって入射する光15,16のうち選択的透過層60で反射した赤色(R)の波長領域が、赤色(R)を有する第1のカラーフィルタ51のみならず、緑色(G)を有する第2のカラーフィルタ52へも入射することとなり、各単位画素の感度の低下を招くおそれがあるためである。
図3(a)は誘電体積層膜61の断面図であり、図3(b)は誘電体積層膜61により構成される選択的透過層60の透過率特性のシミュレーション結果である。
図3(a)に示すように、誘電体積層膜61は、SiO膜30の表面に形成されており、TiO膜62とSiO膜63とが交互に積層して構成されている。また、シミュレーションには、多層膜フィルタにおいて広く知られている特性マトリックス法を採用し、誘電体積層膜61に対して入射光が60°で入射するものとする。また、TiO及びSiOの屈折率値をそれぞれ2.5,1.45とし、TiO膜62及びSiO膜63の膜厚を光学膜厚値で共に265nmとする。但し、中央のTiO膜62のみ、その膜厚を他の膜の2倍の膜厚とする。
図3(b)において、横軸は入射光の波長を表し、縦軸は選択的透過層60へ入射する光の透過率を表す。同図に示すように、入射光のうち緑色(G)の波長領域である550nm付近では、90%以上の透過率が得られる。つまり、選択的透過層60へ入射する光のうち緑色(G)の波長領域は、その90%以上が選択的透過層60を透過して第2の画素C2へ入射する。一方、入射光のうち青色(B)の波長領域である450nm付近や赤色(R)の波長領域である650nm付近では、透過率が20%程度まで低下し、反射率が80%程度まで増加する。つまり、選択的透過層60へ入射する光のうち青色(B)及び赤色(R)の波長領域は、その80%程度が選択的透過層60で反射して第1の画素C1及び第3の画素C3へ入射する。
以上のシミュレーション結果により、第1のフォトダイオード41における感度を従来の1.8倍程度に向上させることが可能となる。同様に、第3のフォトダイオード43における感度を従来の1.8倍程度に向上させることが可能となる。
−第1の実施形態の効果−
本実施形態において、第2の画素C2に向かって入射する光16は、その緑色(G)の波長領域が選択的透過層60を透過して第2の画素C2へ入射し、赤色(R)及び青色(B)の波長領域が選択的透過層60で反射して第1の画素C1へ入射する。また、第1の画素C1に向かって入射する光15は、第1の画素C1へ入射する。これにより、第1の画素C1に向かって入射する光15だけでなく、第2の画素C2に向かって入射する光16も第1の画素C1に入射させることができる。従って、本実施形態によれば、第1のフォトダイオード41において、従来よりも大幅に多い量の光を光電変換することができ、第1の画素C1の感度を大幅に向上させることができる。同様に、第3のフォトダイオード43において、従来よりも大幅に多い量の光を光電変換することができ、第3の画素C3の感度を大幅に向上させることができる。
また、本実施形態において、第1の画素C1の端部に向かって入射する光15は、選択的透過層60が第1の画素C1に跨って形成されているため、その緑色(G)の波長領域が選択的透過層60を透過して第2の画素C2へ入射し、その赤色(R)及び青色(B)の波長領域が選択的透過層60で反射して第1の画素C1へ入射する。同様に、第3の画素C3の端部に向かって入射する光17は、選択的透過層60が第3の画素C3に跨って形成されているため、その緑色(G)の波長領域が選択的透過層60を透過して第2の画素C2へ入射し、その赤色(R)及び青色(B)の波長領域が選択的透過層60で反射して第3の画素C3へ入射する。これにより、第2の画素C2に向かって入射する光16だけでなく、第1の画素C1の端部に向かって入射する光15や第3の画素C3の端部に向かって入射する光17も第2の画素C2へ入射させることができる。
従って、本実施形態によれば、第2のフォトダイオード42において、従来よりも大幅に多い量の光を光電変換することができ、第1の画素C1及び第3の画素C3の感度だけでなく第2の画素C2の感度も大幅に向上させることができる。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る固体撮像装置の画素部1の断面図である。本実施形態の固体撮像装置の画素部1の構造は、基本的には第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態と異なる点のみ説明する。
本実施形態の固体撮像装置の画素部1において、層間絶縁膜20の表面には、各カラーフィルタ51,52,53の上方にマイクロレンズ71,72,73が1つずつ形成されている。
図4に示すように、層間絶縁膜20の上面には、第1のカラーフィルタ51の上方に第1のマイクロレンズ71が、第2のカラーフィルタ52の上方に第2のマイクロレンズ72が、第3のカラーフィルタ53の上方に第3のマイクロレンズ73がそれぞれ形成されている。第1のマイクロレンズ71及び第3のマイクロレンズ73は、隣接するSiO膜30の間に形成されており、第2のマイクロレンズ72よりもその外径が小さくなっている。尚、第1のマイクロレンズ71は第1の画素C1に、第2のマイクロレンズ72は第2の画素C2に、第3のマイクロレンズ73は第3の画素C3にそれぞれ設けられている。
第1の画素C1に向かって入射する光15のうち選択的透過層60を透過した緑色(G)の波長領域は、第2のマイクロレンズ72へ入射し、第2のカラーフィルタ52を透過して第2のフォトダイオード42へ入射する。一方、第1の画素C1に向かって入射する光15のうち選択的透過層60で反射した赤色(R)及び青色(B)の波長領域は、第1のマイクロレンズ71へ入射する。第1のマイクロレンズ71へ入射する光は、その赤色(R)の波長領域が第1のカラーフィルタ51を透過して第1のフォトダイオード41へ入射し、その青色(B)の波長領域が第1のカラーフィルタ51に吸収される。尚、第2の画素C2に向かって入射する光16の進路は、第1の画素C1に向かって入射する光15の進路と同じである。
ここで、選択的透過層60が第1の画素C1と第1の画素C1に隣接する第2の画素C2とに跨って形成されているため、第1の画素C1へ入射する光の領域面積は、第2の画素C2へ入射する光の領域面積よりも小さくなる。同様に、選択的透過層60が第2の画素C2と第2の画素C2に隣接する第3の画素C3とに跨って形成されているため、第3の画素C3へ入射する光の領域面積は、第2の画素C2へ入射する光の領域面積よりも小さくなる。よって、第1のマイクロレンズ71及び第3のマイクロレンズ73の平面的な大きさを第2のマイクロレンズ72の平面的な大きさよりも小さくすれば、各マイクロレンズ71,72,73における集光率を上げることができ、各単位画素の感度を一層大幅に向上させることができる。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態に係る固体撮像装置の画素部1の断面図である。本実施形態の固体撮像装置の画素部1の構造は、基本的には第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態と異なる点のみ説明する。
本実施形態の固体撮像装置の画素部1では、各フォトダイオード41,42,43の入射光が入射する面の面積が異なっている。
図5に示すように、第1のフォトダイオード41及び第3のフォトダイオード43は、その入射光が入射する面の面積が第2のフォトダイオード42よりも小さくなっている。また、本実施形態において、第1のフォトダイオード41及び第3のフォトダイオード43は、その入射光が入射する面の面積が第1の実施形態のものよりも小さくなっており、第2のフォトダイオード42は、その入射光が入射する面の面積が第1の実施形態のものよりも大きくなっている。
ここで、選択的透過層60が第1の画素C1と第1の画素C1に隣接する第2の画素C2とに跨って形成されているため、第1の画素C1へ入射する光の領域面積は、第2の画素C2へ入射する光の領域面積よりも小さくなる。同様に、選択的透過層60が第2の画素C2と第2の画素C2に隣接する第3の画素C3とに跨って形成されているため、第3の画素C3へ入射する光の領域面積は、第2の画素C2へ入射する光の領域面積よりも小さくなる。よって、第1のフォトダイオード41及び第3のフォトダイオード43の面積を第2のフォトダイオード42の面積よりも小さくすれば、各フォトダイオード41,42,43における集光率を上げることができ、各単位画素の感度を一層大幅に向上させることができる。
(第4の実施形態)
図6は、第4の実施形態に係る固体撮像装置の画素部1の断面図である。本実施形態の固体撮像装置の画素部1の構造は、基本的には第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態と異なる点のみ説明する。
本実施形態の固体撮像装置の画素部1では、各カラーフィルタ51,52,53の入射光が入射する面の面積が異なっている。図6に示すように、第2のカラーフィルタ52は、その入射光が入射する面の面積が第1のカラーフィルタ51及び第3のカラーフィルタ53よりも大きくなっている。
ここで、選択的透過層60が第1の画素C1と第1の画素C1に隣接する第2の画素C2とに跨って形成されているため、第1の画素C1へ入射する光の領域面積は、第2の画素C2へ入射する光の領域面積よりも小さくなる。同様に、選択的透過層60が第2の画素C2と第2の画素C2に隣接する第3の画素C3とに跨って形成されているため、第3の画素C3へ入射する光の領域面積は、第2の画素C2へ入射する光の領域面積よりも小さくなる。よって、第2のカラーフィルタ52の面積を第1のカラーフィルタ51及び第3のカラーフィルタ53の面積よりも大きくすれば、第2のカラーフィルタ52へ入射する緑色(G)の波長領域の光量を増加させることができ、第2の画素C2の感度をより一層向上させることができる。
(その他の実施形態)
上記第1〜第4の実施形態の固体撮像装置では、選択的透過層60を単位画素に向かって入射する光のうち緑色(G)の波長領域に対する透過率が赤色(R)及び青色(B)の波長領域に対する透過率よりも高く、且つ単位画素に向かって入射する光のうち緑色(G)の波長領域に対する反射率が赤色(R)及び青色(B)の波長領域に対する反射率よりも低くなる構成としている。
これに限らず、誘電体積層膜61の構成を変えることにより、選択的透過層60を単位画素に向かって入射する光のうち青色(B)の波長領域に対する透過率が緑色(G)及び赤色(R)の波長領域に対する透過率よりも高く、且つ単位画素に向かって入射する光のうち青色(B)の波長領域に対する反射率が緑色(G)及び赤色(R)の波長領域に対する反射率よりも低くなる構成としたり、或いは、選択的透過層60を単位画素に向かって入射する光のうち赤色(R)の波長領域に対する透過率が緑色(G)及び青色(B)の波長領域に対する透過率よりも高く、且つ単位画素に向かって入射する光のうち赤色(R)の波長領域に対する反射率が緑色(G)及び青色(B)の波長領域に対する反射率よりも低くなる構成とすることも可能である。
選択的透過層60を単位画素に向かって入射する光のうち青色(B)の波長領域に対する透過率が緑色(G)及び赤色(R)の波長領域に対する透過率よりも高く、且つ単位画素に向かって入射する光のうち青色(B)の波長領域に対する反射率が緑色(G)及び赤色(R)の波長領域に対する反射率よりも低くなる構成とする場合には、図7(a)に示すように、誘電体積層膜61のうち中央のTiO膜62を積層方向に2層に分け、その間に他の膜よりも膜厚の大きいSiO膜63を形成する。
このような構成とすれば、図7(b)に示すように、入射光のうち青色(B)の波長領域である450nm付近において、100%に近い透過率が得られる。つまり、選択的透過層60へ入射する光のうち青色(B)の波長領域は、ほぼ100%が選択的透過層60を透過する。一方、入射光のうち緑色(G)の波長領域である550nm付近や赤色(R)の波長領域である650nm付近では、透過率が10%程度まで低下して反射率が90%程度まで増加する。つまり、選択的透過層60へ入射する光のうち緑色(G)や赤色(R)の波長領域は、その90%程度が選択的透過層60で反射する。
また、選択的透過層60を単位画素に向かって入射する光のうち赤色(R)の波長領域に対する透過率が緑色(G)及び青色(B)の波長領域に対する透過率よりも高く、且つ単位画素に向かって入射する光のうち赤色(R)の波長領域に対する反射率が緑色(G)及び青色(B)の波長領域に対する反射率よりも低くなる構成とする場合には、図8(a)に示すように、誘電体積層膜61のうち中央のTiO膜62を積層方向に2層に分け、その間に他の膜よりも膜厚の小さいSiO膜63を形成する。
このような構成とすれば、図8(b)に示すように、入射光のうち赤色(R)の波長領域が属する650nm付近において、100%に近い透過率が得られる。つまり、選択的透過層60へ入射する光のうち赤色(R)の波長領域は、ほぼ100%が選択的透過層60を透過する。一方、入射光のうち青色(B)の波長領域である450nm付近や緑色(G)の波長領域である550nm付近では、透過率が10%程度まで低下して反射率が90%程度まで増加する。つまり、選択的透過層60へ入射する光のうち緑色(G)及び青色(B)の波長領域は、その90%程度が選択的透過層60で反射する。
このように、誘電体積層膜61の構成を変更した場合でも、選択的透過層60へ入射する光のうち特定の波長領域に対して100%に近い透過率及び他の波長領域に対して90%程度の反射率を実現でき、各単位画素の感度を大幅に向上させることができる。
以上説明したように、本発明は、デジタルカメラや携帯電話用のカメラ等に使用される固体撮像装置及びこの固体撮像装置を搭載したカメラについて有用である。
第1の実施形態に係る固体撮像装置の画素部の断面図である。 第1の実施形態に係る固体撮像装置の画素部の形成プロセスを示す図である。 (a)は第1の実施形態に係る誘電体多層膜の断面図であり、(b)は第1の実施形態に係る選択的透過層の透過率特性のシミュレーション結果を示す図である。 第2の実施形態に係る固体撮像装置の画素部の断面図である。 第3の実施形態に係る固体撮像装置の画素部の断面図である。 第4の実施形態に係る固体撮像装置の画素部の断面図である。 (a)はその他の実施形態に係る誘電体多層膜の断面図であり、(b)はその他の実施形態に係る選択的透過層の透過率特性のシミュレーション結果を示す図である。 (a)はその他の実施形態に係る誘電体多層膜の断面図であり、(b)はその他の実施形態に係る選択的透過層の透過率特性のシミュレーション結果を示す図である。 従来の固体撮像装置の構成を示す図である。 従来の固体撮像装置の画素部の断面図である。
10 半導体基板
11 N型層
12 P型層
13 分離領域
15 第1の画素に向かって入射する光
16 第2の画素に向かって入射する光
17 第3の画素に向かって入射する光
20 層間絶縁膜
30 SiO
31 レジストパターン
32 レジストパターン
41 第1のフォトダイオード
42 第2のフォトダイオード
43 第3のフォトダイオード
51 第1のカラーフィルタ
52 第2のカラーフィルタ
53 第3のカラーフィルタ
60 選択的透過層
61 誘電体積層膜
62 TiO
63 SiO
71 第1のマイクロレンズ
72 第2のマイクロレンズ
73 第3のマイクロレンズ
C1 第1の画素
C2 第2の画素
C3 第3の画素

Claims (4)

  1. 入射光の光電変換を行う光電変換素子を有し、複数種類の色に区画される単位画素が二次元状に複数配列された固体撮像装置において、
    前記複数種類の色のうち、特定の色に対応する単位画素を覆うように形成された選択的透過層を備え、
    前記選択的透過層は、前記特定の色に対応する波長領域に対する透過率が前記特定の色以外の色に対応する波長領域に対する透過率よりも高く、且つ前記特定の色に対応する波長領域に対する反射率が前記特定の色以外の色に対応する波長領域に対する反射率よりも低くなるように構成されていると共に、前記特定の色に対応する単位画素と隣接する特定の色以外の色に対応する単位画素とに跨って形成されている固体撮像装置。
  2. 請求項記載の固体撮像装置において、
    記特定の色に対応する単位画素及び特定の色以外の色に対応する単位画素にはマイクロレンズが設けられ、
    特定の色以外の色に対応する単位画素のマイクロレンズは、記特定の色に対応する単位画素のマイクロレンズよりもその平面的な大きさが小さくなっている固体撮像装置。
  3. 請求項記載の固体撮像装置において、
    記特定の色に対応する単位画素及び特定の色以外の色に対応する単位画素にはカラーフィルタが設けられ、
    記特定の色に対応する単位画素のカラーフィルタは、特定の色以外の色に対応する単位画素のカラーフィルタよりもその入射光が入射する面の面積が大きくなっている固体撮像装置。
  4. 請求項1乃至の何れか記載の固体撮像装置を搭載したカメラ。
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