JPWO2014054232A1 - 情報システム構築支援装置、情報システム構築支援方法および情報システム構築支援プログラム - Google Patents

情報システム構築支援装置、情報システム構築支援方法および情報システム構築支援プログラム Download PDF

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Abstract

ユーザの要望に沿った構築支援を簡便に実現する情報システム構築支援装置等が開示される。情報システム構築支援装置は、構築要件が入力された場合にシステムモデル情報DBから構築要件を満たすシステムモデルを選定するシステムモデル選定部と、選定システムモデル群に基づいて運用情報DBから運用情報を取得する運用情報取得部と、運用情報に含まれるパラメータを用いて評価用パラメータを算出するパラメータ算出部と、評価用パラメータを用いて選定システムモデルの性能を評価する性能評価部と、評価結果と入力構築要件とを比較して必須に設定された構築要件を維持したままで、選定システムモデルのサイジングファクタが定まるか否かを判定するサイジングファクタ判定部と、サイジングファクタが定まらない場合に、緩和された構築要件を提示する緩和条件提示部と、を備える。

Description

本発明は、情報システム構築支援装置、情報システム構築支援方法および情報システム構築支援プログラムに関する。
クラウドコンピューティング技術の進歩により、クラウド環境を利用するユーザは、情報システムの運用に必要なサーバまたはストレージ等を仮想化データセンター上に集約できるようになった。これによりユーザは、運用に必要な規模の情報システムを比較的手軽に構築して、その情報システムを管理することができるようになった。下記特許文献1は、クラウド環境下における情報システムにおいて、ユーザ端末からアプリケーションの実行が要求されたときに、そのアプリケーションの実行環境をクラウド環境下に構築する情報処理装置を開示する。
特開2010−218049号公報
特許文献1が開示する情報処理装置においては、アプリケーションの動作要件に含まれるリソースまたはミドルウェア等の組合せごとに実行環境が予め設定されている。そして、情報処理装置がアプリケーションの実行要求を受け取ったときに、情報処理装置は、そのアプリケーションの動作要件を満たす実行環境を、予め設定した実行環境の中から選択する。つまり、ユーザは、実行要求したアプリケーションの動作要件を全て満たす実行環境下でアプリケーションを動作させることになる。一方、全ての要件を満たす環境が無い場合には、情報処理装置は要件を緩和することになる。しかし、特許文献1には、どの要件をどの程度緩和すれば、どのような環境が付与されるのかを認識する手段は開示されていない。したがって、このような場合には、満足する環境を得るために、ユーザは、様々な要件を用いて試行錯誤を重ねる必要がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ユーザの要望に沿った構築支援を簡便に実現することができる情報システム構築支援装置、情報システム構築支援方法および情報システム構築支援プログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様である情報システム構築支援装置は、構築予定の情報システムである構築予定システムの構築要件が入力された場合に、予め記憶されているシステムの設計情報単位に設定されるシステムモデルの中から、前記構築要件を満たす前記システムモデルを選定するシステムモデル選定部と、前記システムモデル選定部により選定された前記システムモデル、および当該システムモデルと類似する類似システムモデルに基づいて、既に構築されている情報システムである既存システムの運用情報を取得する運用情報取得部と、前記運用情報取得部により取得された前記運用情報に含まれるパラメータを用いて、前記システムモデルの性能を評価する際に用いる評価用パラメータを算出するパラメータ算出部と、前記パラメータ算出部により算出された前記評価用パラメータを用いて、前記システムモデル選定部により選定された前記システムモデルの性能を評価する性能評価部と、前記性能評価部により評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記構築要件とを比較して、当該構築要件のうち少なくとも必須に設定された前記構築要件を維持したままで、前記システムモデル選定部により選定された前記システムモデルの前記設計情報に含まれるサーバの当該サーバに関するサイズを決定する要素であるサーバ要素が定まるか否かを判定するサーバ要素判定部と、前記サーバ要素判定部により前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、緩和された前記構築要件を提示する緩和条件提示部と、を備える。
本発明の一態様である情報システム構築支援方法は、構築予定の情報システムである構築予定システムの構築要件が入力された場合に、予め記憶されているシステムの設計情報単位に設定されるシステムモデルの中から、前記構築要件を満たす前記システムモデルを選定するシステムモデル選定ステップと、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデル、および当該システムモデルと類似する類似システムモデルに基づいて、既に構築されている情報システムである既存システムの運用情報を取得する運用情報取得ステップと、前記運用情報取得ステップにおいて取得された前記運用情報に含まれるパラメータを用いて、前記システムモデルの性能を評価する際に用いる評価用パラメータを算出するパラメータ算出ステップと、前記パラメータ算出ステップにおいて算出された前記評価用パラメータを用いて、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの性能を評価する性能評価ステップと、前記性能評価ステップにおいて評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記構築要件とを比較して、当該構築要件のうち少なくとも必須に設定された前記構築要件を維持したままで、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの前記設計情報に含まれるサーバの当該サーバに関するサイズを決定する要素であるサーバ要素が定まるか否かを判定するサーバ要素判定ステップと、前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、緩和された前記構築要件を提示する緩和条件提示ステップと、を含む。
本発明の一態様である情報システム構築支援プログラムは、コンピュータに、構築予定の情報システムである構築予定システムの構築要件が入力された場合に、予め記憶されているシステムの設計情報単位に設定されるシステムモデルの中から、前記構築要件を満たす前記システムモデルを選定するシステムモデル選定ステップと、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデル、および当該システムモデルと類似する類似システムモデルに基づいて、既に構築されている情報システムである既存システムの運用情報を取得する運用情報取得ステップと、前記運用情報取得ステップにおいて取得された前記運用情報に含まれるパラメータを用いて、前記システムモデルの性能を評価する際に用いる評価用パラメータを算出するパラメータ算出ステップと、前記パラメータ算出ステップにおいて算出された前記評価用パラメータを用いて、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの性能を評価する性能評価ステップと、前記性能評価ステップにおいて評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記構築要件とを比較して、当該構築要件のうち少なくとも必須に設定された前記構築要件を維持したままで、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの前記設計情報に含まれるサーバの当該サーバに関するサイズを決定する要素であるサーバ要素が定まるか否かを判定するサーバ要素判定ステップと、前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、緩和された前記構築要件を提示する緩和条件提示ステップと、を実行させる。
また、本発明の目的は、上記のプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体によっても達成される。
本発明によれば、ユーザの要望に沿った構築支援を簡便に実現することができる。
本発明の実施形態における、情報システム構築支援装置の構成を例示する図である。 本発明の実施形態における、ユーザが情報システムを構築する際に使用する画面の一例である。 図2に示すサービスレベル要件入力領域に表示される画面構成の一例である。 図2に示す機能要件選択領域に表示される画面構成の一例である。 図2に示すシステムモデル候補表示領域に表示される画面構成の一例である。 本発明の実施形態における、評価用パラメータを表示する画面の一例である。 本発明の実施形態における、シミュレーション結果を表示する画面の一例である。 本発明の実施形態における、緩和条件を表示する画面の一例である。 本発明の実施形態における、情報システムの構築を支援する際の手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態における、情報システムの構築を支援する際の手順を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る装置の他の構成を例示する図である。 本発明の変形例における情報システム構築支援装置の構成を例示する図である。 本発明の情報システム構築支援装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る情報システム構築支援装置、情報システム構築支援方法および情報システム構築支援プログラムの好適な実施形態について説明する。実施形態における情報システム構築支援装置は、クラウド環境下の仮想マシンを利用して構築する様々な情報システムの性能を評価し、ユーザが提示した構築要件に見合う情報システムの構築を、ユーザとやり取りを行いながら支援する装置である。
まず、図1を参照して、実施形態における情報システム構築支援装置の構成について説明する。図1に示すように、情報システム構築支援装置1は、機能的には、例えば、システムモデル選定部11と、運用情報取得部12と、パラメータ算出部13と、性能評価部14と、サイジングファクタ判定部15と、サイジングファクタ算出部16と、緩和条件提示部17と、構築候補提示部18と、を有する。
各ブロック図に示したブロック分けは、説明の便宜上から表された構成である。実施形態を例に説明される本発明は、その実装に際して、各ブロック図に示した構成には限定されない。
図12は、情報システム構築支援装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。
ここで、情報システム構築支援装置1は、物理的には、例えば、CPU(Central Processing Unit)20と、記憶装置30と、入出力インターフェース40とを含む。記憶装置30は、例えば、CPU20で処理されるプログラムおよびデータを記憶するROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)、主として制御処理のための各種作業領域として使用するRAM(Random Access Memory)等を含む。これらの各要素は、互いにバス50を介して接続する。CPU20が、ROMに記憶されたコンピュータプログラム(以下、「プログラム」と称する)を実行し、入出力インターフェースを40を介して受信されるメッセージや、RAMに展開されるデータ等を処理することで、情報システム構築支援装置1における各部の機能を実現する。尚、本実施形態および後述する変形例を例として説明される本発明は、係るプログラムが格納されたコンパクトディスク等の不揮発性の記憶媒体60によっても構成される。記憶媒体60が格納するプログラムは、例えばドライブ装置70により読み出される。図12に示す情報システム構築支援装置1のハードウェア構成例は、後述する変形例にも適用可能である。尚、情報システム構築支援装置1は専用の装置であってもよい。情報システム構築支援装置1は、2つ以上の物理的に分離した装置が有線または無線で接続されることによって構成されていてもよい。
システムモデル選定部11は、ユーザがこれから構築しようと予定している情報システム(以下、「構築予定システム」という。)の構築要件がユーザにより入力された場合に、その構築要件を満たすシステムモデルを、システムモデル情報DB(データベース、以下「DB」という。)2を参照しながら選定する。システムモデル選定部11は、構築要件を満たすシステムモデルが複数存在する場合には、複数のシステムモデルを選定する。
構築要件として、例えば、機能要件およびサービスレベル要件を用いることができる。機能要件は、アプリケーションが果たす役割を決めるための条件であり、例えば、データ処理、データストア、画像分析、応答作成、統計処理、または、在庫管理等の機能を含む。サービスレベル要件は、構築予定システムで提供する品質の保証レベルを決めるための条件であり、例えば、スループット、CPU最大使用率、ディスク最大使用率、ネットワーク使用率、または、TAT(Turn Around Time)等の保証レベルを含む。
システムモデルは、情報システムを構築するための設計情報単位に設定されるモデルである。設計情報には、例えば、ネットワークの構成、サーバの構成、アプリケーションのコンポーネント間の関係、または、アプリケーションの動作を示す処理フロー等を記述した情報が含まれる。
システムモデル情報DB2は、既に構築されている情報システム(以下、「既存システム」という。)の設計情報を含むシステムモデル情報を記憶するデータベースである。システムモデル情報DB2は、構築要件をキーにして、システムモデル情報を検索できるように設計される。システムモデル情報DB2は、情報システム構築支援装置1の内部に備えてもよいし、外部に備えてもよい。
ここで、ユーザは、ユーザ端末(不図示)を操作して情報システム構築支援装置1にアクセスし、情報システム構築支援装置1から提供される各種画面を使用して構築予定システムを決定していく。図2を参照して、ユーザが使用する画面について説明する。図2は、ユーザが情報システムを構築する際に使用する画面の一例である。表示画面GA上には、サービスレベル要件を入力するための領域gaと、機能要件を入力するための領域gbとが設けられる。また、構築要件を満たすシステムモデルが選定された場合に、その選定された一つまたは複数のシステムモデルを候補として表示する領域Gpが、表示画面GA上にポップアップ表示される。
図3に、サービスレベル要件入力領域gaに表示される画面構成の一例を示す。図3に示すように、サービスレベル要件入力領域gaには、サービスレベル要件として設定するサービスレベル名および目標値を入力するためのサービスレベル名項目ga2および目標値項目ga3が表示される。サービスレベル名項目ga2と目標値項目ga3との組は、入力領域gaの上段に入力するほど、システムモデルの性能を評価する際の優先度が高くなる。言い換えると、最上段に入力された項目の優先度が最も高くなり、下段になるほど優先度が低くなり、最下段に入力された項目の優先度が最も低くなる。
図3のサービスレベル名項目ga2には、上段から順に、"スループット"、"CPU最大使用率"、"ディスク最大使用率"、"ネットワーク使用率"および"TAT"が入力され、それらに対応する目標値項目ga3には、"600"、"80"、"70"、"50"および"200ms"がそれぞれ入力されている。
また、サービスレベル要件入力領域gaには、サービスレベル名項目ga2ごとに、必須項目ga1が表示される。この必須項目ga1は、システムモデルの性能を評価する際に、対応するサービスレベル名項目ga2が目標値を達成していることを必須の要件にするか否かを選択するためのチェック項目である。
図3では、"スループット"および"CPU最大使用率"に対応する必須項目ga1にチェックが入力されている。この場合、"スループット"および"CPU最大使用率"が必須要件となるため、"スループット"および"CPU最大使用率"の優先度が最も高くなり、"ディスク最大使用率"、"ネットワーク使用率"、"TAT"の順に、優先度が低くなっていく。具体的には、ユーザに提示するシステムモデルの候補は、少なくとも、"スループット"が"600"以上あり、かつ、"CPU最大使用率"が"80"%以下に収まるシステムモデルが対象となる。
また、サービスレベル要件入力領域gaには、サービスレベル名項目ga2ごとにレベルバーga4が表示される。このレベルバーga4は、ユーザが評価対象として選択したシステムモデルのシミュレーション結果に基づき、そのレベルバーga4に対応するサービスレベル名項目ga2が目標値を達成する可能性の度合いを示すものである。
図4に、機能要件選択領域gbに表示される画面構成の一例を示す。図4に示すように、機能要件選択領域gbには、機能要件として、データ処理、データストア、画像分析、応答作成、統計処理および在庫管理を選択入力するための各種項目が表示される。ユーザは、機能要件選択領域gbを利用して、構築予定システムに対して所望する機能要件を入力する。
図5に、システムモデル候補表示領域Gpに表示される画面構成の一例を示す。図5に示すように、システムモデル候補表示領域Gpには、性能評価に採用するシステムモデルを選択するための領域gcと、選択領域gcで選択されたシステムモデルのモデル図を表示するための領域gdとが設けられる。
選択領域gcには、システムモデル選定部11により選定された一つまたは複数のシステムモデルが表示される。表示領域gdに表示するモデル図としては、例えば、内部機能相関図、機能スタック図、または、処理フロー図等がある。ユーザは、システムモデル候補表示領域Gpを利用して、構築予定システムの性能評価または情報システムの構築を実行させる。具体的に、例えば、ユーザは、選択領域gcで一つのシステムモデルを選択して、類似検索ボタンをクリックすることで構築予定システムの性能評価を実行させる。その評価結果を容認したユーザは、システム作成ボタンをクリックすることで情報システムの構築を実行させる。
図1に示す運用情報取得部12は、システムモデル選定部11により選定されたシステムモデルを採用して過去に構築された既存システムの運用情報を運用情報DB3から取得する。システムモデル選定部11により選定されたシステムモデルが複数存在する場合には、ユーザにより選択領域gcで選択されたシステムモデルを採用した既存システムの運用情報を運用情報DB3から取得する。
運用情報取得部12は、システムモデル選定部11により選定されたシステムモデルに類似するシステムモデルを採用して過去に構築された既存システムの運用情報を運用情報DB3からさらに取得する。本実施形態では、説明の便宜のために、システムモデル選定部11により選定されたシステムモデルと、このシステムモデルに類似するシステムモデルとの集合を、「選定システムモデル群」という。
選定されたシステムモデルに類似するシステムモデルとして、例えば、選定されたシステムモデルの設計情報のうちサーバのサイジングファクタのみが異なる設計情報を有するシステムモデルを採用することができる。
ここで、サーバのサイジングファクタは、サーバに関するサイズを決定する要素(サーバ要素)であり、例えば、サーバの台数、または、サーバに搭載するCPUのコア数等を含む。
運用情報は、情報システムを運用する運用者によって管理される情報であり、例えば、CPUの負荷、リクエストの処理数、ハードディスクの故障履歴等を含む。
運用情報DB3は、既存システムの運用情報を記憶するデータベースである。運用情報DB3は、システムモデルをキーにして、運用情報を検索できるように設計される。運用情報DB3は、情報システム構築支援装置1の内部に備えてもよいし、外部に備えてもよい。
パラメータ算出部13は、運用情報取得部12により取得された運用情報に含まれるパラメータを用いて、情報システムの性能、信頼性、拡張性、セキュリティ、または、ミッションクリティカル性(以下、「MC(Mission Critical)性」という。)などの非機能要件を評価する際に用いる評価用パラメータを算出する。非機能要件の指標は、信頼性、可用性、保守性等の品質指標や、パフォーマンス等の性能指標が高いほど、高くなる。
パラメータとしては、例えば、リクエストの到着率、アプリケーションメッセージの平均送信サイズ、平均CPU時間で表すWeb負荷、ディスク読込み時間で表すWeb読込み負荷、ディスク書込み時間で表すWeb書込み負荷、SQL(Structured Query Language)実行時の平均サイズ、平均CPU時間で表すアプリケーション負荷、または、ディスク書込み時間で表すアプリケーション書込み負荷等を用いることができる。
評価用パラメータは、運用情報取得部12により取得された選定システムモデル群の運用情報に含まれる各パラメータに合わせて設けられる。評価用パラメータの値には、その選定システムモデル群のパラメータ値の平均値を設定する。
図6に、評価用パラメータの表示画面の一例を示す。図6に示すように、評価用パラメータ表示画面GBには、評価用パラメータの項目名と評価用パラメータの値とが一覧形式で表示されている。
図1に示す性能評価部14は、パラメータ算出部13により算出された評価用パラメータを用いて、システムモデル選定部11により選定されたシステムモデルの性能を評価する。
サイジングファクタ判定部15は、性能評価部14により評価された結果と、ユーザにより入力されたサービスレベル要件とを比較し、このサービスレベル要件のうち少なくとも必須に設定されたサービスレベル要件を維持したままで、システムモデル選定部11により選定されたシステムモデルのサイジングファクタが定まるか否かを判定する。サイジングファクタが定まらない場合としては、サイジングファクタが、規定の上限数または下限数を超えている場合が該当する。
具体的に、サイジングファクタ判定部15は、システムモデル選定部11により選定されたシステムモデルの性能が、少なくとも、図3の必須項目ga1にチェックが入力されているサービスレベル要件を満たす範囲で、その選定されたシステムモデルのサイジングファクタを定めることができるか否かを判定する。この場合、図3の必須項目ga1にチェックが入力されていないサービスレベル要件は必ずしも満たしていなくてもよいが、満たしていない程度は、そのサービスレベル要件に対応する優先度が高い程、小さくなるように、重み付けを設定して、サイジングファクタが定められるか否かを判定する。
サイジングファクタ算出部16は、サイジングファクタ判定部15によりサイジングファクタが定まらないと判定された場合に、ユーザにより入力されたサービスレベル要件を緩和してサイジングファクタを算出する。サービスレベル要件を緩和する程度は、サイジングファクタが定まる範囲内に任意に定めることができる。
緩和条件提示部17は、サイジングファクタ算出部16により緩和されたサービスレベル要件を提示する。
図7Bに、緩和条件を表示する画面の一例を示す。図7Bに示すように、緩和条件提示画面GDには、緩和するサービスレベル要件の名称を表示するサービスレベル要件名項目gd1と、緩和する目標値を表示する目標値項目gd2とが表示される。図7Aは、シミュレーション結果を表示する画面の一例である。シミュレーション結果表示画面GCには、必須項目gc1、サービスレベル名項目gc2、目標値項目gc3およびシミュレーション結果バーgc4が表示されている。
構築候補提示部18は、サイジングファクタ判定部15によりサイジングファクタが定まると判定された場合に、そのサイジングファクタを設定したシステムモデルを用いて構築可能な情報システムを、構築予定システムの候補としてユーザ端末に提示する。
次に、図8および図9を参照して、情報システム構築支援装置1の動作について説明する。図8および図9は、情報システムの構築を支援する際の手順を説明するためのフローチャートである。
最初に、システムモデル選定部11は、ユーザにより構築予定システムの機能要件およびサービスレベル要件の各入力が確定したか否かを判定する(ステップS101)。この判定がNOである場合(ステップS101においてNO)には、YESになるまで待機する。
一方、上記ステップS101における判定で機能要件およびサービスレベル要件の各入力が確定したと判定された場合(ステップS101においてYES)に、システムモデル選定部11は、機能要件およびサービスレベル要件を満たすシステムモデルを、システムモデル情報DB2を参照して選定する(ステップS102)。選定したシステムモデルが複数存在する場合には、ユーザにいずれかのシステムモデルを選択させることで、ステップS102で選定するシステムモデルを一つに絞る。
続いて、運用情報取得部12は、上記ステップS102で選定されたシステムモデルおよびこのシステムモデルに類似するシステムモデルをそれぞれ採用した既存システムの運用情報を運用情報DB3から取得する(ステップS103)。
続いて、パラメータ算出部13は、上記ステップS103で取得された運用情報に含まれるパラメータを用いて、情報システムの非機能要件を評価する際に用いる評価用パラメータを算出する(ステップS104)。
続いて、性能評価部14は、上記ステップS104で算出された評価用パラメータを用いて、上記ステップS102で選定されたシステムモデルの性能を評価する(ステップS105)。
続いて、サイジングファクタ判定部15は、上記ステップS105で評価された結果と、上記ステップS101で入力されたサービスレベル要件とを比較し、このサービスレベル要件のうち少なくとも必須に設定されたサービスレベル要件を維持したままで、上記ステップS102で選定されたシステムモデルにおけるサイジングファクタが定まるか否かを判定する(ステップS106)。
上記ステップS106における判定がNOである場合(ステップS106においてNO)に、サイジングファクタ算出部16は、上記ステップS101で入力されたサービスレベル要件を緩和して、上記ステップS102で選定されたシステムモデルにおけるサイジングファクタを算出する(ステップS107)。
続いて、緩和条件提示部17は、上記ステップS107で緩和されたサービスレベル要件をユーザに提示する(ステップS108)。
続いて、サービスレベル要件の再入力が確定するまで待機し(ステップS109においてNO)、サービスレベル要件の再入力が確定した場合(ステップS109においてYES)に、上述したステップS102に処理を移行する。
一方、上記ステップS106の判定でシステムモデルにおけるサイジングファクタが定まると判定された場合(ステップS106においてYES)に、構築候補提示部18は、上記ステップS106でサイジングファクタが設定された後のシステムモデルで構築可能な情報システムを、構築予定システムの候補としてユーザに提示する(ステップS110)。
上述したように、実施形態における情報システム構築支援装置1によれば、システムモデル選定部11は、ユーザにより入力された機能要件およびサービスレベル要件を満たすシステムモデルを選定する。運用情報取得部12は、選定システムモデル群に対応する既存システムの運用情報を取得する。パラメータ算出部13は、上記取得した運用情報に含まれるパラメータを用いて評価用パラメータを算出する。性能評価部14は、上記選定したシステムモデルの性能を評価用パラメータを用いて評価する。サイジングファクタ判定部15は、上記評価したシステムモデルの性能と上記入力されたサービスレベル要件とを比較して、上記選定したシステムモデルのサイジングファクタが定まるか否かを判定する。サイジングファクタが定まらないと判定された場合に、サイジングファクタ算出部16は、上記入力されたサービスレベル要件を緩和してサイジングファクタを算出する。緩和条件提示部17は、緩和されたサービスレベル要件を提示する。
これにより、情報システム構築支援装置1は、ユーザが入力した構築要件を満たすシステムモデルを構築予定システムの候補として選定することができる。また、情報システム構築支援装置1は、選定システムモデル群に対応する既存システムの運用情報に基づいて算出した評価用パラメータを用いて、選定したシステムモデルの非機能要件を評価することができる。情報システム構築支援装置1は、その評価結果と、ユーザが入力したサービスレベル要件とを比較して上記選定したシステムモデルにおけるサイジングファクタが定まらない場合に、サービスレベル要件を緩和してサイジングファクタを算出し、緩和されたサービスレベル要件をユーザに提示することができる。
それゆえに、実施形態における情報システム構築支援装置1によれば、ユーザの要望に沿った構築支援を簡便に実現することができる。
なお、上述した実施形態は、単なる例示に過ぎず、実施形態に明示していない種々の変形または技術の適用を排除するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な形態に変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態における情報システム構築支援装置1は、図1に示す各機能を構成要素としているが、本発明に係る情報システム構築支援装置の構成は、これに限定されない。図10は、本発明に係る情報システム構築支援装置の他の構成を例示する図である。図10に示す情報システム構築支援装置1Aは、図1に示す情報システム構築支援装置1の各機能から、サイジングファクタ算出部16および構築候補提示部18を省略したものである。省略した各機能は、ネットワークを介して接続可能な外部の装置に備えることができる。
また、上述した実施形態における情報システム構築支援装置に、以下の類似度算出機能をオプションとして追加してもよい。図11を参照して、本変形例における情報システム構築支援装置の構成について説明する。
変形例における情報システム構築支援装置1Bが、上述した実施形態における情報システム構築支援装置1と相違する点は、類似度算出部19が追加される点と、サイジングファクタ判定部15およびサイジングファクタ算出部16の機能の一部が変更される点である。それ以外の構成については、実施形態における情報システム構築支援装置1の各構成と同様である。したがって、各構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。以下においては、主に実施形態との相違点について説明する。
類似度算出部19は、運用情報取得部12により取得された運用情報に含まれるパラメータと入力された構築要件とを比較して、運用情報ごとに、入力された構築要件との類似度を算出する。
サイジングファクタ判定部15およびサイジングファクタ算出部16は、サイジングファクタを求める際に、類似度算出部19により算出された類似度の逆数を不確実性の要素とし、後述するロバスト最適化を用いてサイジングファクタを求める。
ここで、不確実性とロバスト最適化とについて説明する。一般に、世の中の問題には様々な不確実性が存在する。例えば、将来の生産計画を立てる問題をモデル化する場合には、将来の需要またはコストの予測値を設定する際に、過去のデータを用いることが多いが、これらの値には予測誤差が含まれており、この予測誤差が不確実性の要因となる。このような不確実性を取り扱う手法として公知のロバスト最適化がある。このロバスト最適化は、不確実性の範囲を予め設定し、その中で最悪の事態が発生した場合を想定して最適化を行う手法である。したがって、ロバスト最適化を用いて最適化されたシステムは、予測可能な最悪な事態が発生した場合でも目的を達成することが可能となる。
本変形例では、類似度算出部19により算出された類似度の逆数を不確実性の要素とし、この類似度の逆数が想定される最悪値に至っても、構築要件を満たすことができるように、サイジングファクタを設定する。
このように、変形例における情報システム構築支援装置1Bによれば、上述した実施形態における情報システム構築支援装置1が奏する効果に加え、予測可能な最悪な事態が発生した場合であっても目的を達成することができる情報システムをユーザに提示することが可能となる。
上述した実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、本発明を以下のように限定するものではない。
(付記1) 構築予定の情報システムである構築予定システムの構築要件が入力された場合に、予め記憶されているシステムの設計情報単位に設定されるシステムモデルの中から、前記構築要件を満たす前記システムモデルを選定するシステムモデル選定部と、前記システムモデル選定部により選定された前記システムモデル、および当該システムモデルと類似する類似システムモデルに基づいて、既に構築されている情報システムである既存システムの運用情報を取得する運用情報取得部と、前記運用情報取得部により取得された前記運用情報に含まれるパラメータを用いて、前記システムモデルの性能を評価する際に用いる評価用パラメータを算出するパラメータ算出部と、前記パラメータ算出部により算出された前記評価用パラメータを用いて、前記システムモデル選定部により選定された前記システムモデルの性能を評価する性能評価部と、前記性能評価部により評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記構築要件とを比較して、当該構築要件のうち少なくとも必須に設定された前記構築要件を維持したままで、前記システムモデル選定部により選定された前記システムモデルの前記設計情報に含まれるサーバの当該サーバに関するサイズを決定する要素であるサーバ要素が定まるか否かを判定するサーバ要素判定部と、前記サーバ要素判定部により前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、緩和された前記構築要件を提示する緩和条件提示部と、を備えることを特徴とする情報システム構築支援装置。
(付記2) 前記運用情報取得部により取得された前記運用情報に含まれるパラメータと前記入力された前記構築要件とを比較して、前記運用情報ごとに、前記入力された前記構築要件との類似度を算出する類似度算出部と、前記サーバ要素判定部により前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記構築要件を緩和して前記サーバ要素を算出するサーバ要素算出部と、をさらに備え、サーバ要素判定部は、前記サーバ要素が定まるか否かを判定する際に、前記類似度算出部により算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、前記サーバ要素算出部は、前記類似度算出部により算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、前記緩和条件提示部は、前記サーバ要素算出部により緩和された前記構築要件を提示する、ことを特徴とする付記1記載の情報システム構築支援装置。
(付記3) 前記構築要件は、アプリケーションが果たす役割を決めるための機能要件および前記構築予定システムで提供する品質の保証レベルを決めるためのサービスレベル要件であり、前記サーバ要素判定部は、前記性能評価部により評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記サービスレベル要件とを比較して、当該サービスレベル要件のうち少なくとも必須に設定された前記サービスレベル要件を維持したままで、前記サーバ要素が定まるか否かを判定し、前記サーバ要素算出部は、前記サーバ要素判定部により前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記サービスレベル要件を緩和して前記サーバ要素を算出し、前記緩和条件提示部は、前記サーバ要素算出部により緩和された前記サービスレベル要件を提示する、ことを特徴とする付記1または2記載の情報システム構築支援装置。
(付記4) 前記サーバ要素判定部により前記サーバ要素が定まると判定された場合に、当該サーバ要素を設定した前記システムモデルを用いて構築可能な情報システムを、前記構築予定システムの候補として提示する構築候補提示部を、さらに備えることを特徴とする付記1〜3のいずれかに記載の情報システム構築支援装置。
(付記5) 前記類似システムモデルは、前記システムモデル選定部により選定された前記システムモデルの前記設計情報のうち前記サーバ要素のみが異なる他の前記設計情報の前記システムモデルである、ことを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載の情報システム構築支援装置。
(付記6) 前記システムモデルの性能は、非機能要件である、ことを特徴とする付記1〜5のいずれかに記載の情報システム構築支援装置。
(付記7) 構築予定の情報システムである構築予定システムの構築要件が入力された場合に、予め記憶されているシステムの設計情報単位に設定されるシステムモデルの中から、前記構築要件を満たす前記システムモデルを選定するシステムモデル選定ステップと、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデル、および当該システムモデルと類似する類似システムモデルに基づいて、既に構築されている情報システムである既存システムの運用情報を取得する運用情報取得ステップと、前記運用情報取得ステップにおいて取得された前記運用情報に含まれるパラメータを用いて、前記システムモデルの性能を評価する際に用いる評価用パラメータを算出するパラメータ算出ステップと、前記パラメータ算出ステップにおいて算出された前記評価用パラメータを用いて、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの性能を評価する性能評価ステップと、前記性能評価ステップにおいて評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記構築要件とを比較して、当該構築要件のうち少なくとも必須に設定された前記構築要件を維持したままで、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの前記設計情報に含まれるサーバの当該サーバに関するサイズを決定する要素であるサーバ要素が定まるか否かを判定するサーバ要素判定ステップと、前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、緩和された前記構築要件を提示する緩和条件提示ステップと、を含むことを特徴とする情報システム構築支援方法。
(付記8) 前記運用情報取得ステップにおいて取得された前記運用情報に含まれるパラメータと前記入力された前記構築要件とを比較して、前記運用情報ごとに、前記入力された前記構築要件との類似度を算出する類似度算出ステップと、前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記構築要件を緩和して前記サーバ要素を算出するサーバ要素算出ステップと、をさらに含み、サーバ要素判定ステップでは、前記サーバ要素が定まるか否かを判定する際に、前記類似度算出ステップにおいて算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、前記サーバ要素算出ステップでは、前記類似度算出ステップにより算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、前記緩和条件提示ステップでは、前記サーバ要素算出ステップにおいて緩和された前記構築要件を提示する、ことを特徴とする付記7記載の情報システム構築支援方法。
(付記9) 前記構築要件は、アプリケーションが果たす役割を決めるための機能要件および前記構築予定システムで提供する品質の保証レベルを決めるためのサービスレベル要件であり、前記サーバ要素判定ステップでは、前記性能評価ステップにおいて評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記サービスレベル要件とを比較して、当該サービスレベル要件のうち少なくとも必須に設定された前記サービスレベル要件を維持したままで、前記サーバ要素が定まるか否かを判定し、前記サーバ要素算出ステップでは、前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記サービスレベル要件を緩和して前記サーバ要素を算出し、前記緩和条件提示ステップでは、前記サーバ要素算出ステップにおいて緩和された前記サービスレベル要件を提示する、ことを特徴とする付記7または8記載の情報システム構築支援方法。
(付記10) 前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まると判定された場合に、当該サーバ要素を設定した前記システムモデルを用いて構築可能な情報システムを、前記構築予定システムの候補として提示する構築候補提示ステップを、さらに含むことを特徴とする付記7〜9のいずれかに記載の情報システム構築支援方法。
(付記11) 前記類似システムモデルは、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの前記設計情報のうち前記サーバ要素のみが異なる他の前記設計情報の前記システムモデルである、ことを特徴とする付記7〜10のいずれかに記載の情報システム構築支援方法。
(付記12) 前記システムモデルの性能は、非機能要件である、ことを特徴とする付記7〜11のいずれかに記載の情報システム構築支援方法。
(付記13) コンピュータに、構築予定の情報システムである構築予定システムの構築要件が入力された場合に、予め記憶されているシステムの設計情報単位に設定されるシステムモデルの中から、前記構築要件を満たす前記システムモデルを選定するシステムモデル選定ステップと、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデル、および当該システムモデルと類似する類似システムモデルに基づいて、既に構築されている情報システムである既存システムの運用情報を取得する運用情報取得ステップと、前記運用情報取得ステップにおいて取得された前記運用情報に含まれるパラメータを用いて、前記システムモデルの性能を評価する際に用いる評価用パラメータを算出するパラメータ算出ステップと、前記パラメータ算出ステップにおいて算出された前記評価用パラメータを用いて、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの性能を評価する性能評価ステップと、前記性能評価ステップにおいて評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記構築要件とを比較して、当該構築要件のうち少なくとも必須に設定された前記構築要件を維持したままで、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの前記設計情報に含まれるサーバの当該サーバに関するサイズを決定する要素であるサーバ要素が定まるか否かを判定するサーバ要素判定ステップと、前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、緩和された前記構築要件を提示する緩和条件提示ステップと、を実行させることを特徴とする情報システム構築支援プログラム。
(付記14) 前記運用情報取得ステップにおいて取得された前記運用情報に含まれるパラメータと前記入力された前記構築要件とを比較して、前記運用情報ごとに、前記入力された前記構築要件との類似度を算出する類似度算出ステップと、前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記構築要件を緩和して前記サーバ要素を算出するサーバ要素算出ステップと、をさらに含み、サーバ要素判定ステップでは、前記サーバ要素が定まるか否かを判定する際に、前記類似度算出ステップにおいて算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、前記サーバ要素算出ステップでは、前記類似度算出ステップにより算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、前記緩和条件提示ステップでは、前記サーバ要素算出ステップにおいて緩和された前記構築要件を提示する、ことを特徴とする付記13記載の情報システム構築支援プログラム。
(付記15) 前記構築要件は、アプリケーションが果たす役割を決めるための機能要件および前記構築予定システムで提供する品質の保証レベルを決めるためのサービスレベル要件であり、前記サーバ要素判定ステップでは、前記性能評価ステップにおいて評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記サービスレベル要件とを比較して、当該サービスレベル要件のうち少なくとも必須に設定された前記サービスレベル要件を維持したままで、前記サーバ要素が定まるか否かを判定し、前記サーバ要素算出ステップでは、前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記サービスレベル要件を緩和して前記サーバ要素を算出し、前記緩和条件提示ステップでは、前記サーバ要素算出ステップにおいて緩和された前記サービスレベル要件を提示する、ことを特徴とする付記13または14記載の情報システム構築支援プログラム。
(付記16) 前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まると判定された場合に、当該サーバ要素を設定した前記システムモデルを用いて構築可能な情報システムを、前記構築予定システムの候補として提示する構築候補提示ステップを、さらに含むことを特徴とする付記13〜15のいずれかに記載の情報システム構築支援プログラム。
(付記17) 前記類似システムモデルは、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの前記設計情報のうち前記サーバ要素のみが異なる他の前記設計情報の前記システムモデルである、ことを特徴とする付記13〜16のいずれかに記載の情報システム構築支援プログラム。
(付記18) 前記システムモデルの性能は、非機能要件である、ことを特徴とする請求項13〜17のいずれか1項に記載の情報システム構築支援プログラム。
この出願は、2012年10月2日に出願された日本出願特願2012−220617を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1、1A、1B 情報システム構築支援装置
2 システムモデル情報DB
3 運用情報DB
11 システムモデル選定部
12 運用情報取得部
13 パラメータ算出部
14 性能評価部
15 サイジングファクタ判定部
16 サイジングファクタ算出部
17 緩和条件提示部
18 構築候補提示部
19 類似度算出部
20 CPU
30 記憶装置
40 入出力インターフェース
50 バス
60 記憶媒体
70 ドライブ装置

Claims (18)

  1. 構築予定の情報システムである構築予定システムの構築要件が入力された場合に、予め記憶されているシステムの設計情報単位に設定されるシステムモデルの中から、前記構築要件を満たす前記システムモデルを選定するシステムモデル選定部と、
    前記システムモデル選定部により選定された前記システムモデル、および当該システムモデルと類似する類似システムモデルに基づいて、既に構築されている情報システムである既存システムの運用情報を取得する運用情報取得部と、
    前記運用情報取得部により取得された前記運用情報に含まれるパラメータを用いて、前記システムモデルの性能を評価する際に用いる評価用パラメータを算出するパラメータ算出部と、
    前記パラメータ算出部により算出された前記評価用パラメータを用いて、前記システムモデル選定部により選定された前記システムモデルの性能を評価する性能評価部と、
    前記性能評価部により評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記構築要件とを比較して、当該構築要件のうち少なくとも必須に設定された前記構築要件を維持したままで、前記システムモデル選定部により選定された前記システムモデルの前記設計情報に含まれるサーバの当該サーバに関するサイズを決定する要素であるサーバ要素が定まるか否かを判定するサーバ要素判定部と、
    前記サーバ要素判定部により前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、緩和された前記構築要件を提示する緩和条件提示部と、
    を備えることを特徴とする情報システム構築支援装置。
  2. 前記運用情報取得部により取得された前記運用情報に含まれるパラメータと前記入力された前記構築要件とを比較して、前記運用情報ごとに、前記入力された前記構築要件との類似度を算出する類似度算出部と、
    前記サーバ要素判定部により前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記構築要件を緩和して前記サーバ要素を算出するサーバ要素算出部と、をさらに備え、
    前記サーバ要素判定部は、前記サーバ要素が定まるか否かを判定する際に、前記類似度算出部により算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、
    前記サーバ要素算出部は、前記類似度算出部により算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、
    前記緩和条件提示部は、前記サーバ要素算出部により緩和された前記構築要件を提示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報システム構築支援装置。
  3. 前記構築要件は、アプリケーションが果たす役割を決めるための機能要件および前記構築予定システムで提供する品質の保証レベルを決めるためのサービスレベル要件であり、
    前記サーバ要素判定部は、前記性能評価部により評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記サービスレベル要件とを比較して、当該サービスレベル要件のうち少なくとも必須に設定された前記サービスレベル要件を維持したままで、前記サーバ要素が定まるか否かを判定し、
    前記サーバ要素算出部は、前記サーバ要素判定部により前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記サービスレベル要件を緩和して前記サーバ要素を算出し、
    前記緩和条件提示部は、前記サーバ要素算出部により緩和された前記サービスレベル要件を提示する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の情報システム構築支援装置。
  4. 前記サーバ要素判定部により前記サーバ要素が定まると判定された場合に、当該サーバ要素を設定した前記システムモデルを用いて構築可能な情報システムを、前記構築予定システムの候補として提示する構築候補提示部を、さらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報システム構築支援装置。
  5. 前記類似システムモデルは、前記システムモデル選定部により選定された前記システムモデルの前記設計情報のうち前記サーバ要素のみが異なる他の前記設計情報の前記システムモデルである、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報システム構築支援装置。
  6. 前記システムモデルの性能は、非機能要件である、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報システム構築支援装置。
  7. 構築予定の情報システムである構築予定システムの構築要件が入力された場合に、予め記憶されているシステムの設計情報単位に設定されるシステムモデルの中から、前記構築要件を満たす前記システムモデルを選定するシステムモデル選定ステップと、
    前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデル、および当該システムモデルと類似する類似システムモデルに基づいて、既に構築されている情報システムである既存システムの運用情報を取得する運用情報取得ステップと、
    前記運用情報取得ステップにおいて取得された前記運用情報に含まれるパラメータを用いて、前記システムモデルの性能を評価する際に用いる評価用パラメータを算出するパラメータ算出ステップと、
    前記パラメータ算出ステップにおいて算出された前記評価用パラメータを用いて、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの性能を評価する性能評価ステップと、
    前記性能評価ステップにおいて評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記構築要件とを比較して、当該構築要件のうち少なくとも必須に設定された前記構築要件を維持したままで、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの前記設計情報に含まれるサーバの当該サーバに関するサイズを決定する要素であるサーバ要素が定まるか否かを判定するサーバ要素判定ステップと、
    前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、緩和された前記構築要件を提示する緩和条件提示ステップと、
    を含むことを特徴とする情報システム構築支援方法。
  8. 前記運用情報取得ステップにおいて取得された前記運用情報に含まれるパラメータと前記入力された前記構築要件とを比較して、前記運用情報ごとに、前記入力された前記構築要件との類似度を算出する類似度算出ステップと、
    前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記構築要件を緩和して前記サーバ要素を算出するサーバ要素算出ステップと、をさらに含み、
    前記サーバ要素判定ステップでは、前記サーバ要素が定まるか否かを判定する際に、前記類似度算出ステップにおいて算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、
    前記サーバ要素算出ステップでは、前記類似度算出ステップにより算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、
    前記緩和条件提示ステップでは、前記サーバ要素算出ステップにおいて緩和された前記構築要件を提示する、
    ことを特徴とする請求項7記載の情報システム構築支援方法。
  9. 前記構築要件は、アプリケーションが果たす役割を決めるための機能要件および前記構築予定システムで提供する品質の保証レベルを決めるためのサービスレベル要件であり、
    前記サーバ要素判定ステップでは、前記性能評価ステップにおいて評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記サービスレベル要件とを比較して、当該サービスレベル要件のうち少なくとも必須に設定された前記サービスレベル要件を維持したままで、前記サーバ要素が定まるか否かを判定し、
    前記サーバ要素算出ステップでは、前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記サービスレベル要件を緩和して前記サーバ要素を算出し、
    前記緩和条件提示ステップでは、前記サーバ要素算出ステップにおいて緩和された前記サービスレベル要件を提示する、
    ことを特徴とする請求項7または8記載の情報システム構築支援方法。
  10. 前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まると判定された場合に、当該サーバ要素を設定した前記システムモデルを用いて構築可能な情報システムを、前記構築予定システムの候補として提示する構築候補提示ステップを、さらに含むことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の情報システム構築支援方法。
  11. 前記類似システムモデルは、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの前記設計情報のうち前記サーバ要素のみが異なる他の前記設計情報の前記システムモデルである、ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の情報システム構築支援方法。
  12. 前記システムモデルの性能は、非機能要件である、ことを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載の情報システム構築支援方法。
  13. コンピュータに、
    構築予定の情報システムである構築予定システムの構築要件が入力された場合に、予め記憶されているシステムの設計情報単位に設定されるシステムモデルの中から、前記構築要件を満たす前記システムモデルを選定するシステムモデル選定ステップと、
    前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデル、および当該システムモデルと類似する類似システムモデルに基づいて、既に構築されている情報システムである既存システムの運用情報を取得する運用情報取得ステップと、
    前記運用情報取得ステップにおいて取得された前記運用情報に含まれるパラメータを用いて、前記システムモデルの性能を評価する際に用いる評価用パラメータを算出するパラメータ算出ステップと、
    前記パラメータ算出ステップにおいて算出された前記評価用パラメータを用いて、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの性能を評価する性能評価ステップと、
    前記性能評価ステップにおいて評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記構築要件とを比較して、当該構築要件のうち少なくとも必須に設定された前記構築要件を維持したままで、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの前記設計情報に含まれるサーバの当該サーバに関するサイズを決定する要素であるサーバ要素が定まるか否かを判定するサーバ要素判定ステップと、
    前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、緩和された前記構築要件を提示する緩和条件提示ステップと、
    を実行させることを特徴とする情報システム構築支援プログラム。
  14. 前記運用情報取得ステップにおいて取得された前記運用情報に含まれるパラメータと前記入力された前記構築要件とを比較して、前記運用情報ごとに、前記入力された前記構築要件との類似度を算出する類似度算出ステップと、
    前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記構築要件を緩和して前記サーバ要素を算出するサーバ要素算出ステップと、をさらに含み、
    前記サーバ要素判定ステップでは、前記サーバ要素が定まるか否かを判定する際に、前記類似度算出ステップにおいて算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、
    前記サーバ要素算出ステップでは、前記類似度算出ステップにより算出された前記類似度の逆数を不確実性の要素とし、ロバスト最適化を用いて、前記サーバ要素を算出し、
    前記緩和条件提示ステップでは、前記サーバ要素算出ステップにおいて緩和された前記構築要件を提示する、
    ことを特徴とする請求項13記載の情報システム構築支援プログラム。
  15. 前記構築要件は、アプリケーションが果たす役割を決めるための機能要件および前記構築予定システムで提供する品質の保証レベルを決めるためのサービスレベル要件であり、
    前記サーバ要素判定ステップでは、前記性能評価ステップにおいて評価された前記システムモデルの性能と前記入力された前記サービスレベル要件とを比較して、当該サービスレベル要件のうち少なくとも必須に設定された前記サービスレベル要件を維持したままで、前記サーバ要素が定まるか否かを判定し、
    前記サーバ要素算出ステップでは、前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まらないと判定された場合に、前記入力された前記サービスレベル要件を緩和して前記サーバ要素を算出し、
    前記緩和条件提示ステップでは、前記サーバ要素算出ステップにおいて緩和された前記サービスレベル要件を提示する、
    ことを特徴とする請求項13または14記載の情報システム構築支援プログラム。
  16. 前記サーバ要素判定ステップにおいて前記サーバ要素が定まると判定された場合に、当該サーバ要素を設定した前記システムモデルを用いて構築可能な情報システムを、前記構築予定システムの候補として提示する構築候補提示ステップを、さらに含むことを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の情報システム構築支援プログラム。
  17. 前記類似システムモデルは、前記システムモデル選定ステップにおいて選定された前記システムモデルの前記設計情報のうち前記サーバ要素のみが異なる他の前記設計情報の前記システムモデルである、ことを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載の情報システム構築支援プログラム。
  18. 前記システムモデルの性能は、非機能要件である、ことを特徴とする請求項13〜17のいずれか1項に記載の情報システム構築支援プログラム。
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