JPWO2014020804A1 - 偏波多重光送信機及び動作制御方法 - Google Patents
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Abstract
本発明による偏波多重光送信機は、ボーレートの周波数を有するクロック信号を分周する分周手段(21)と、前記分周されたクロック信号を用いて光信号を位相変調する位相変調手段(8)と、前記位相変調された光信号を2分岐する分岐手段(2)と、前記2分岐された光信号の一方を他方に対して遅延させて互いに位相が反転した光信号を生成する遅延手段(10)と、前記生成された光信号を互いに直交する偏波状態で合成して偏波多重信号を生成する偏波多重手段(5)とを含む。これにより、更なる信号品質の改善を図ることができる偏波多重光送信機を得られる。
Description
本発明は偏波多重光送信機及び動作制御方法に関し、特に波長が同一の2つの光信号を互いに直交する偏波状態で合成して送信する偏波多重光送信機に関する。
光ファイバ伝送システムにおいて、偏波直交する光を利用して信号を伝送する偏波多重方式を用いると、1ファイバあたりの伝送容量を2倍にすることが可能である。最近では、光トランシーバの受信部にデジタル信号処理技術を導入することで、偏波多重信号を効率よく分離することも可能となっており、偏波多重方式が広く使用されるようになっている。
しかしながら、偏波多重信号は、直交する偏波信号からの非線形効果(偏波間相互位相変調:偏波間XPM)の影響を受けることが知られている。また、同一波長での偏波多重信号は、光ファイバ中を同じ速さで伝播するだけでなく、波長分散を受けた際に似た波形変化を生じることから、偏波間XPMの影響が累積しやすく、伝送距離に応じて信号品質劣化が大きく生じる課題がある。このため、偏波多重信号を長距離に渡って良好な伝送品質で伝送させるためには、伝送中に生じる波形歪みを補償、緩和する技術が重要である。
ここで、特許文献1には、偏波多重方式を用いる光信号伝送システムの送信機において、2つの光信号(偏波成分)に非対称なチャープを付加することにより、該2つの光信号を位相変調した後、それらを互いに直交する偏波状態で合成して偏波多重信号を生成することが記載されている。
特許文献1記載の技術では、偏波多重信号が伝送路ファイバ中の波長分散を受けた際、非対称チャープを付加した偏波成分の一方では時間波形が分散を受ける(時間波形が広がる)のに対して、他方では時間波形が圧縮する(パルス圧縮する)という振る舞いになる。これにより、偏波多重信号が光ファイバ中を伝播する際に、ある時間スロットに着目してみると、互いに直交する偏波間では異なる波形変化(分散か圧縮か)を示すことになり、偏波間で相関の低い波形変化となり、偏波間のXPMの影響を緩和することが可能となる。
このように、特許文献1記載の技術では、偏波間のXPMの影響を緩和することが可能となるので、信号品質を改善することができる。しかし、偏波多重方式では、偏波間XPMの影響だけでなく、光ファイバ中の非線形光学効果の1つである自己位相変調(SPM)と波長分散の複合効果による波形歪みを補償、緩和する技術も重要である。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、更なる信号品質の改善を図ることができる偏波多重光送信機及び動作制御方法を提供することにある。
本発明による偏波多重光送信機は、ボーレートの周波数を有するクロック信号を分周する分周手段と、前記分周されたクロック信号を用いて光信号を位相変調する位相変調手段と、前記位相変調された光信号を2分岐する分岐手段と、前記2分岐された光信号の一方を他方に対して遅延させて互いに位相が反転した光信号を生成する遅延手段と、前記生成された光信号を互いに直交する偏波状態で合成して偏波多重信号を生成する偏波多重手段とを含む。
本発明による偏波多重光送信機は、ボーレートの周波数を有するクロック信号を分周する分周手段と、前記分周されたクロック信号を用いて波長が同一の2つの光信号をそれぞれ位相変調すると共に一方の光信号を他方に対して遅延させて互いに位相が反転した光信号を生成する位相変調及び遅延手段と、前記生成された光信号を互いに直交する偏波状態で合成して偏波多重信号を生成する偏波多重手段とを含む。
本発明による動作制御方法は、偏波多重光送信機の動作制御方法であって、ボーレートの周波数を有するクロック信号を分周する分周ステップと、前記分周されたクロック信号を用いて光信号を位相変調する位相変調ステップと、前記位相変調された光信号を2分岐する分岐ステップと、前記2分岐された光信号の一方を他方に対して遅延させて互いに位相が反転した光信号を生成する遅延ステップと、前記生成された光信号を互いに直交する偏波状態で合成して偏波多重信号を生成する偏波多重ステップとを含む。
本発明による動作制御方法は、偏波多重光送信機の動作制御方法であって、ボーレートの周波数を有するクロック信号を分周する分周ステップと、前記分周されたクロック信号を用いて波長が同一の2つの光信号をそれぞれ位相変調すると共に一方の光信号を他方に対して遅延させて互いに位相が反転した光信号を生成する位相変調及び遅延ステップと、前記生成された光信号を互いに直交する偏波状態で合成して偏波多重信号を生成する偏波多重ステップとを含む。
本発明によれば、更なる信号品質の改善を図ることができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態による偏波多重光送信機の構成を示す図である。図1において、本発明の第1の実施の形態による偏波多重光送信機は、信号源であるレーザダイオード(LD)1と、クロック信号9の周波数を半分にするための分周回路21と、分周回路21により分周されたクロック信号を用いて位相変調を行う位相変調器8と、光信号を分岐するための光カプラ2と、光カプラ2で分岐した一方の光に遅延を加える遅延回路10と、光カプラ2で分岐した光にデータ変調を行うPSK(Phase Shift Keying)変調器3及び4と、PSK変調後の光を直交偏波状態で多重するための偏波ビームコンバイナ5とを含む。
LD1から出力された光は、分周回路21により分周されたクロック信号により駆動される光位相変調器8により位相変調が施される。ここで、クロック信号9の周波数はデータ変調と同じレート(Baud rate)と同じであり、このクロック信号9が分周回路21により1/2分周されて光位相変調器8に出力される。その後、光カプラ2により位相変調光は2分岐され、その内の一方に対して、データ信号6を用いてPSK変調器3によりデータ変調が行われる。他方の光は、遅延回路10によりBaud rateの1周期分(クロック信号9の1周期分)の時間だけ遅延を与えられた後、データ信号7を用いてPSK変調器4によりデータ変調が行われる。
ここで、遅延回路10により遅延が与えられる理由は、光カプラ2の出力である2つの位相変調光の位相を反転させるためであり、本構成では位相変調はクロック信号9の半分の周波数で行われるので、遅延回路10の遅延量はBaud rateの1周期分(クロック信号9の1周期分)としている。PSK変調器3及び4の出力光は、偏波ビームコンバイナ5により直交した偏波状態に偏波多重されて、偏波多重光変調信号が生成される。
本実施形態における偏波多重光変調信号の生成過程における変調状態の遷移を図2〜図4を用いて説明する。この例においては、光強度は常に時間方向に一定であるため、光の位相状態に注目して説明する。LD1の出力直後は、光の位相は一定である(状態A)。1/2分周されたクロック信号9及び位相変調器8により、光の位相は、状態Bのような1/2分周されたクロック信号9に同期した位相状態となる。光カプラ2により光を2分岐した直後は、各々の光(X偏波、Y偏波)は、状態Cのように同じ位相状態の光である。
その後、Y偏波側の光のみ遅延回路10によりBaud rateの1周期分だけ遅延が加えられると、状態DのようにX偏波側の光とは位相が反転した位相変調光となる。その後、各々の位相変調光に対してPSK変調器3及び4によりデータ変調が行われると、状態EのようなPSK光変調信号となる。
X偏波、Y偏波の光信号はそれぞれデータ信号6及び7に応じた異なるデータ変調を受けたPSK変調信号となるが、図4の状態Eや図5に示すように、同一の時間スロットで光の位相変化カーブを比較すると、X偏波とY偏波で位相カーブが反転している。なお、図5は図1の偏波多重光送信機の光出力の例を示す図である。
このように、本発明の第1の実施の形態では、X偏波とY偏波間で異なる極性の位相変調が重畳されている(ここでいう極性は、位相変調波形(位相カーブ)が上に凸になっているか、下に凸になっているかを意味する)、すなわち、X偏波とY偏波間で極性が反転している。これに加えて、本発明の第1の実施の形態では、図5に示すように、更に、同一偏波内の隣接するビット間で位相の極性が反転している(ビット毎に凹凸が交互に現れる)。
位相変調波形(位相カーブ)が上に凸になっているか、下に凸になっているかで、この偏波多重信号が伝送路ファイバ中の波長分散を受けた際に異なる波形変化(分散か圧縮か)を示す。つまり、偏波多重信号が波長分散を受けた際、一方の極性の位相変調が重畳された信号(ビット)は時間波形が分散を受ける(時間波形が広がる)のに対して、他方の極性の位相変調が重畳された信号(ビット)では時間波形が圧縮する(パルス圧縮する)という振る舞いになる。
これにより、偏波多重信号が光ファイバ中を伝播する際に、ある時間スロットに着目してみると、X/Y偏波間では異なる波形変化(分散か圧縮か)を示すことになり、偏波間で相関の低い波形変化となり、偏波間のXPMの影響を緩和することが可能となる。
さらに、同一偏波内の隣接するビットスロット間で位相変調の極性を反転させているため、光ファイバ伝播中に、隣接するビット間でも異なる波形変化(分散・圧縮という意味では逆の波形変化)を示すことになる。これにより、光ファイバ中の非線形光学効果の1つである自己位相変調(SPM)と波長分散の複合効果による波形歪みを抑圧することが可能になり、伝送後の信号品質を改善することが可能となる。
以上の本発明の第1の実施の形態についての理解を助けるために、次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図6は本発明の第2の実施の形態による偏波多重光送信機の構成を示す図であり、図1と同等部分は同一符号にて示している。図6に示すように、本発明の第2の実施の形態による偏波多重光送信機は、図1の分周回路21を備えず、光位相変調器8によりBaud rateと同じ周波数で位相変調を行う点で、本発明の第1の実施の形態と相違する。また、本発明の第2の実施の形態では、遅延回路10の遅延量はBaud rateの半周期分(クロック信号9の半周期分)である。
本発明の第2の実施の形態における偏波多重光変調信号の生成過程における変調状態の遷移を図7及び図8を用いて説明する。この例においては、光強度は常に時間方向に一定であるため、光の位相状態に注目して説明する。LD1の出力直後は、光の位相は一定である(状態A)。クロック信号9及び位相変調器8により、光の位相は、状態Bのようなクロック信号9に同期した位相状態となる。光カプラ2により光を2分岐した直後は、各々の光(X偏波、Y偏波)は、状態Cのように同じ位相状態の光である。
その後、Y偏波側の光のみ遅延回路10によりBaud rateの半周期分だけ遅延が加えられると、状態DのようにX偏波側の光とは位相が反転した位相変調光となる。その後、各々の位相変調光に対してPSK変調器3及び4によりデータ変調が行われると、状態EのようなPSK光変調信号となる。
X偏波、Y偏波の光信号はそれぞれデータ信号6及び7に応じた異なるデータ変調を受けたPSK変調信号となるが、図8の状態Eや図9に示すように、同一の時間スロットで光の位相変化カーブを比較すると、X偏波とY偏波で位相カーブが反転している。なお、図9は図6の偏波多重光送信機の光出力の例を示す図である。
このように、本発明の第2の実施の形態では、X偏波とY偏波間で異なる極性の位相変調が重畳されている、すなわちX偏波とY偏波間で極性が反転しているので、光ファイバ伝送中に波長分散を受けた場合、偏波間で異なる波形変化状態を実現することが可能であり、これにより、偏波間で波形変化の相関が低い状態を実現することができ、偏波間のXPMの影響を緩和することが可能となる。一方、本発明の第1の実施の形態と異なり、本発明の第2の実施の形態では、図5に示すような同一偏波内の隣接するビット間で位相の極性が反転する(ビット毎に凹凸が交互に現れる)という状態は、図9に示すように発生しない。
図10は本発明の第3の実施の形態による偏波多重光送信機の構成を示す図であり、図1と同等部分は同一符号にて示している。図10に示すように、本発明の第3の実施の形態による偏波多重光送信機は、図1の構成に対して遅延回路の配置を変更し、データ信号7とPSK変調器4の間に遅延回路11を配置した構成である。なお、遅延回路11の遅延量はBaud rateの1周期分(クロック信号9の1周期分)である。このような構成の本発明の第3の実施の形態によっても、本発明の第1の実施の形態と同等の効果を奏することができることは勿論である。
図11は本発明の第4の実施の形態による偏波多重光送信機の構成を示す図であり、図1と同等部分は同一符号にて示している。図11に示すように、本発明の第4の実施の形態による偏波多重光送信機は、図1の構成に対して位相変調器の配置を変更した構成である。クロック信号9を分周回路21により半分の周波数に分周した後、クロック分配器14によりクロック信号は2分岐され、光カプラ2の後段に配置された位相変調器12及び13に供給される。クロック分配器14と位相変調器13の間には遅延回路15が配置されており、遅延回路15の遅延量はBaud rateの1周期分(クロック信号9の1周期分)である。
したがって、位相変調器12は、クロック分配器14からのクロック信号を用いて入力光に対して位相変調を行い、位相変調器13は、遅延回路15により遅延されたクロック信号を用いて入力光に対して位相変調を行うことになる。このような構成の本発明の第4の実施の形態によっても、本発明の第1の実施の形態と同等の効果を奏することができることは勿論である。なお、図11の構成において、光カプラ2と位相変調器12及び13の間にPSK変調器3及び4を配置するようにしてもよい。
図12は本発明の第5の実施の形態による偏波多重光送信機の構成を示す図であり、図11と同等部分は同一符号にて示している。図12に示すように、本発明の第5の実施の形態による偏波多重光送信機は、図11の構成に対して遅延回路の配置を変更し、位相変調器13とPSK変調器4の間に遅延回路10を配置した構成である。なお、遅延回路10の遅延量はBaud rateの1周期分(クロック信号9の1周期分)である。このような構成の本発明の第5の実施の形態によっても、本発明の第1の実施の形態と同等の効果を奏することができることは勿論である。
図13は本発明の第6の実施の形態による偏波多重光送信機の構成を示す図であり、図11と同等部分は同一符号にて示している。図13に示すように、本発明の第6の実施の形態による偏波多重光送信機は、図11の構成に対して遅延回路の配置を変更し、データ信号7とPSK変調器4の間に遅延回路11を配置した構成である。なお、遅延回路11の遅延量はBaud rateの1周期分(クロック信号9の1周期分)である。このような構成の本発明の第6の実施の形態によっても、本発明の第1の実施の形態と同等の効果を奏することができることは勿論である。
図14は本発明の第7の実施の形態による偏波多重光送信機の構成を示す図であり、図1と同等部分は同一符号にて示している。図14に示すように、本発明の第7の実施の形態による偏波多重光送信機は、図1の構成に対して、更にクロック信号9による振幅変調(AM変調)を追加する構成であり、クロック分配器14とAM変調器16及び17が追加されている。クロック分配器14は、クロック信号9を分周回路21とAM変調器16及び17に供給する。
AM変調器16は、クロック分配器14からのクロック信号を用いて入力光に対して振幅変調を行い、AM変調器17は、遅延回路10により遅延された入力光に対してクロック分配器14からのクロック信号を用いて振幅変調を行なう。このような構成の本発明の第7の実施の形態によっても、本発明の第1の実施の形態と同等の効果を奏することができることは勿論である。なお、図14の構成において、PSK変調器3及び4と偏波ビームコンバイナ5の間にAM変調器16及び17を配置するようにしてもよい。
図15は本発明の第8の実施の形態による偏波多重光送信機の構成を示す図であり、図11と同等部分は同一符号にて示している。図15に示すように、本発明の第8の実施の形態による偏波多重光送信機は、図11の構成に対して、LD1と光カプラ2の間にAM変調器18を追加した構成である。なお、図11と異なり、図15では位相変調器12及び13がPSK変調器3及び4と偏波ビームコンバイナ5の間に配置されているが、図11と同様に光カプラ2とPSK変調器3及び4の間に配置するようにしてもよいことは勿論である。
クロック分配器22は、クロック信号9を分周回路21とAM変調器18に供給する。AM変調器18は、クロック分配器22からのクロック信号9を用いて入力光に対して振幅変調を行う。このような構成の本発明の第8の実施の形態によっても、本発明の第1の実施の形態と同等の効果を奏することができることは勿論である。
図16は本発明の第9の実施の形態による偏波多重光送信機の構成を示す図であり、図15と同等部分は同一符号にて示している。図16に示すように、本発明の第9の実施の形態による偏波多重光送信機は、図15の構成に対して遅延回路の配置を変更し、PSK変調器4と位相変調器13との間に遅延回路10を配置した構成である。このような構成の本発明の第9の実施の形態によっても、本発明の第1の実施の形態と同等の効果を奏することができることは勿論である。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2012年8月1日に出願された日本出願特願2012−170697を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 LD
2 光カプラ
3,4 PSK変調器
5 偏波ビームコンバイナ
6,7 データ信号
8,12,13 位相変調器
9 クロック信号
10,11,15 遅延回路
14,22 クロック分配器
16,17,18 AM変調器
21 分周回路
2 光カプラ
3,4 PSK変調器
5 偏波ビームコンバイナ
6,7 データ信号
8,12,13 位相変調器
9 クロック信号
10,11,15 遅延回路
14,22 クロック分配器
16,17,18 AM変調器
21 分周回路
Claims (10)
- ボーレートの周波数を有するクロック信号を分周する分周手段と、
前記分周されたクロック信号を用いて光信号を位相変調する位相変調手段と、
前記位相変調された光信号を2分岐する分岐手段と、
前記2分岐された光信号の一方を他方に対して遅延させて互いに位相が反転した光信号を生成する遅延手段と、
前記生成された光信号を互いに直交する偏波状態で合成して偏波多重信号を生成する偏波多重手段とを含む偏波多重光送信機。 - 前記分周手段は、前記ボーレートの周波数を有するクロック信号を1/2分周し、
前記遅延手段は、前記ボーレートの周波数を有するクロック信号の1周期分だけ前記一方の光信号を前記他方に対して遅延させる請求項1記載の偏波多重光送信機。 - ボーレートの周波数を有するクロック信号を分周する分周手段と、
前記分周されたクロック信号を用いて波長が同一の2つの光信号をそれぞれ位相変調すると共に一方の光信号を他方に対して遅延させて互いに位相が反転した光信号を生成する位相変調及び遅延手段と、
前記生成された光信号を互いに直交する偏波状態で合成して偏波多重信号を生成する偏波多重手段とを含む偏波多重光送信機。 - 前記位相変調及び遅延手段は、前記分周されたクロック信号を2分岐する分岐手段と、前記2分岐されたクロック信号の一方を他方に対して遅延させる遅延手段とを含み、前記一方のクロック信号を用いて前記一方の光信号を位相変調し、前記他方のクロック信号を用いて前記他方の光信号を位相変調することにより、前記互いに位相が反転した光信号を生成する請求項3記載の偏波多重光送信機。
- 前記分周手段は、前記ボーレートの周波数を有するクロック信号を1/2分周し、
前記位相変調及び遅延手段は、前記ボーレートの周波数を有するクロック信号の1周期分だけ前記一方の光信号を前記他方に対して遅延させる請求項3または4記載の偏波多重光送信機。 - ボーレートの周波数を有するクロック信号を分周する分周ステップと、
前記分周されたクロック信号を用いて光信号を位相変調する位相変調ステップと、
前記位相変調された光信号を2分岐する分岐ステップと、
前記2分岐された光信号の一方を他方に対して遅延させて互いに位相が反転した光信号を生成する遅延ステップと、
前記生成された光信号を互いに直交する偏波状態で合成して偏波多重信号を生成する偏波多重ステップとを含む偏波多重光送信機の動作制御方法。 - 前記分周ステップは、前記ボーレートの周波数を有するクロック信号を1/2分周し、
前記遅延ステップは、前記ボーレートの周波数を有するクロック信号の1周期分だけ前記一方の光信号を前記他方に対して遅延させる請求項6記載の動作制御方法。 - ボーレートの周波数を有するクロック信号を分周する分周ステップと、
前記分周されたクロック信号を用いて波長が同一の2つの光信号をそれぞれ位相変調すると共に一方の光信号を他方に対して遅延させて互いに位相が反転した光信号を生成する位相変調及び遅延ステップと、
前記生成された光信号を互いに直交する偏波状態で合成して偏波多重信号を生成する偏波多重ステップとを含む偏波多重光送信機の動作制御方法。 - 前記位相変調及び遅延ステップは、前記分周されたクロック信号を2分岐する分岐ステップと、前記2分岐されたクロック信号の一方を他方に対して遅延させる遅延ステップとを含み、前記一方のクロック信号を用いて前記一方の光信号を位相変調し、前記他方のクロック信号を用いて前記他方の光信号を位相変調することにより、前記互いに位相が反転した光信号を生成する請求項8記載の動作制御方法。
- 前記分周ステップは、前記ボーレートの周波数を有するクロック信号を1/2分周し、
前記位相変調及び遅延ステップは、前記ボーレートの周波数を有するクロック信号の1周期分だけ前記一方の光信号を前記他方に対して遅延させる請求項8または9記載の動作制御方法。
Priority Applications (1)
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