JPWO2013183090A1 - 空気調和装置の室外ユニット及びそれを備えた空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

室外熱交換器、室外熱交換器に空気を供給する少なくとも1つの室外ファン及び冷媒を圧縮する圧縮機が搭載され、吸込口及び吹出口を有する略箱状のケーシングを有する空気調和装置の室外ユニットにおいて、室外熱交換器は、複数の熱交換部で構成された第1熱交換器を有し、第1熱交換器は、水平断面視又は垂直断面視した状態において、複数の熱交換部が波形又はジグザクに配置されている。

Description

本発明は、空気調和装置の室外ユニット及びそれを備えた空気調和装置に関するものである。
室外ユニットには、たとえば、室外熱交換器、この室外熱交換器に空気を供給するファン及び冷媒を圧縮する圧縮機などの機器が搭載され、それらを内蔵する箱状のケーシングを有しているものが各種提案されている。この室外ユニットは、冷媒配管を介して室内熱交換器などが搭載される室内ユニットに接続されており、室外ユニットから室内ユニットの室内熱交換器に冷媒を供給し、冷暖房を可能としている。
このような従来の空気調和装置の室外ユニットには、室外熱交換器における空気と冷媒との熱交換量を向上させるため、ケーシング内における室外熱交換器の実装体積を増加させたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術は、ケーシングの側面のうちの複数の面に対してケーシング内外を連通するようにケーシングを構成し、当該複数の面に沿うような形状に室外熱交換器を構成している。すなわち、特許文献1に記載の技術では、室外熱交換器は、ケーシング内外を連通する面に沿うように、室外熱交換器を略L字形状や略コの字状などに構成されている。
特開2006−57864号公報(たとえば、図1〜図5参照)
特許文献1に記載の室外ユニットにおいて、ユニットサイズを大きくすることなく、室外熱交換器の熱交換量を増加させる方法として、天板や底板面に開口などを形成し、天板や底板面に沿って室外熱交換器を配置する方法が考えられる。
しかしながら、この方法では、天板の上側や底板面の下側に吸い込みスペースを設ける必要がある分、室外ユニットの設置位置が制約されてしまう可能性がある。また、この方法では、組立が複雑になるなどして室外ユニットの製造性の低下を招いてしまう可能性がある。
特許文献1に記載の室外ユニットにおいて、ユニットサイズを大きくすることなく、室外熱交換器の熱交換量を増加させるその他の方法として、室外熱交換器の「厚み」、すなわち、フィンの空気流れ方向に平行な幅を大きくして、室外熱交換器の実装体積を大きくする方法が考えられる。
しかしながら、室外熱交換器の空気流れ方向の下流側ほど空気と冷媒との温度差は小さくなるため、厚みの増加とともに熱交換効率が低下し、結果として熱交換量の増加もそれほど見込むことができない可能性がある。
また、室外熱交換器の通風抵抗、すなわちファン入力は室外熱交換器の厚さにほぼ比例して増加する。このため、室外熱交換器の厚さを増加させて実装体積を増加しても、通風抵抗が大きくなる分、熱交換量が減少し、厚みを増大させたことに見合うだけの熱交換量の増加を期待できない可能性がある。
なお、室外熱交換器の厚みを増加させると通風抵抗が増加することに対応して、ファン入力を増加させる方法も考えられる。しかし、室外熱交換器を通過する空気の速度を大きくすると、通風抵抗が大きくなることから、さらに余分にファン入力を増加させる必要があり、その分室外ユニットの消費電力が大きくなってしまう可能性があった。
本発明は、以上のような課題のうちの少なくとも1つを解決するためになされたもので、ケーシングのサイズを大きくすることなく、室外熱交換器の熱交換量を高効率に増加させる空気調和装置の室外ユニット及びそれを備えた空気調和装置を提供することを目的としている。
本発明に係る空気調和装置の室外ユニットは、室外熱交換器、室外熱交換器に空気を供給する少なくとも1つの室外ファン及び冷媒を圧縮する圧縮機が搭載され、吸込口及び吹出口を有する略箱状のケーシングを有する空気調和装置の室外ユニットにおいて、室外熱交換器は、複数の熱交換部で構成された第1熱交換器を有し、第1熱交換器は、水平断面視又は垂直断面視した状態において、複数の熱交換部が波形又はジグザクに配置されているものである。
本発明に係る空気調和装置の室外ユニットによれば、室外熱交換器は、複数の熱交換部で構成された第1熱交換器を有し、第1熱交換器は、水平断面視又は垂直断面視した状態において、複数の熱交換部が波形又はジグザクに配置されているので、ケーシングのサイズを大きくすることなく、室外熱交換器の熱交換量を高効率に増加させることができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室外ユニットを示す外観斜視図である。 図1におけるA−A断面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室外ユニットの変形例である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の室外ユニットを示す外観斜視図である。 図4におけるB−B断面模式図である。 図4における矢印Cから見た熱交換器の模式図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和装置の室外ユニットを示す外観斜視図である。 図7におけるE−E断面模式図である。 本発明の実施の形態4に係る空気調和装置の冷媒回路構成の一例である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空気調和装置の室外ユニット50を示す斜視図である。図2は、図1におけるA−A断面模式図である。なお、図2に示す矢印は、室外ユニット50を流れる空気の流れを示すものである。
本実施の形態1に係る空気調和装置の室外ユニット50は、室外ユニット50に搭載された室外熱交換器7、20に改良が加えられたものであり、室外ユニット50の外郭であるケーシング1のサイズを大きくすることなく、室外熱交換器7、20の熱交換量を高効率に増加させることが可能となっている。
[構成説明]
室外ユニット50は、外郭であるケーシング1と、冷媒を圧縮する圧縮機9と、空気を送風する室外ファン4と、冷房運転時には凝縮器として機能し、暖房運転時には蒸発器として機能する室外熱交換器7及び室外熱交換器20と、室外熱交換器7、20及び室外ファン4側と圧縮機9側とを仕切る仕切板8とを有している。
(ケーシング1)
ケーシング1は、室外ユニット50外の空気を取り込む吸込口6、及び室外ユニット50内の空気が放出される吹出口2が形成された箱状の外郭である。ケーシング1内には、室外ファン4が駆動することによって吸込口6から流入した空気が室外熱交換器20と室外熱交換器7及び室外ファン4を通って吹出口2へ流れる風路が形成されている。
ケーシング1は、たとえば、外郭のうちの底面側を構成するベース板1aと、前面側を構成し、吹出口2が形成されたフロントパネル1bと、両方の側面側及び後面側を構成し、吸込口6が形成されたサイドパネル1cと、上面側を構成する天板1dとを有している
ベース板1aは、ケーシング1のうち下面側の外郭を構成するものである。ベース板1a上には、室外熱交換器7と室外熱交換器20及び圧縮機9が固定されている。また、ベース板1a上には、仕切板8が立設されており、ケーシング1内に取り込まれた後に放出される空気が流れる室外熱交換器7、20及び室外ファン4側と、圧縮機9などが設けられる側とが区画されている。
フロントパネル1bは、ケーシング1のうち室外ファン4が設けられている側の外郭を構成するものである。フロントパネル1bのうちの前面外郭であって吹出口2の形成位置には、室外ファン4が図示省略のステーを介して取り付けられている。なお、吹出口2の形成位置は、室外ファン4の取付位置と対向している。また、フロントパネル1bには、吹出口2の開口部分の周縁側において、吹出口2側から吸込口6側に向かって突出して形成されたベルマウス3が設けられている。
サイドパネル1cは、フロントパネル1bに対して略垂直な側面側の外郭を構成するものである。サイドパネル1cは、一方が後述の室外熱交換器7の熱交換部7aと対向するように設けられ、他方が圧縮機9側に設けられている。圧縮機9側に設けられているサイドパネル1cは、水平断面形状が略L字状となっており、仕切板8と対向する面及びフロントパネル1bと対向する面に対して立設している。
天板1dは、ケーシング1のうち上面側の外郭を構成するものである。天板1dは、たとえばフロントパネル1bの上端側、サイドパネル1cの上端側などに固定されている。
なお、ケーシング1は、室外熱交換器20の上流側の面と対向する側が、開放されており、この開放部分が吸込口6を構成している。
(圧縮機9)
圧縮機9は、冷媒を圧縮して吐出するものである。圧縮機9は、ベース板1a上であって仕切板8を介して室外熱交換器7、20及び室外ファン4側とは反対側に設けられている。
(室外ファン4)
室外ファン4は、吸込口6を介してケーシング1内に空気を強制的に取り込み、この取り込んだ空気を吹出口2から放出させるものである。室外ファン4は、ファンモータ5と、このファンモータ5によって回転駆動するボス4bと、このボス4bの外周部に接続されて設けられた複数の羽根4aとを有している。ボス4bは、図2に示すように、略円板状の部材であり、内部にファンモータ5が内蔵されている。ボス4bは、ボス4bを平面視した際の円の中心を通り、空気流れ方向に略平行な方向に回転軸を有している。室外ファン4は、ファンモータ5によってボス4bを軸回転させ、羽根4aを回転させる。室外ファン4は、たとえば軸流ファンなどとするとよい。
なお、羽根4aの回転軸に平行な方向の幅を狭くするとともに、羽根4aの枚数を多くするとよい。たとえば、従来では3枚から4枚である羽根枚数を6枚以上にするとよい。これにより、室外ファン4が室外熱交換器7に空気を供給する能力を確保しながら、省スペース化を図ることができ、室外熱交換器7を設置することができるスペースを拡大することができる。すなわち、室外ファン4側のスペースを室外熱交換器7に割くことができる分、室外熱交換器7の実装体積を増大させることができ、ケーシング1のサイズを大きくすることなく、室外熱交換器7の熱交換量を高効率に増加させることができる。
(室外熱交換器7)
室外熱交換器7は、図2に示すように、室外熱交換器20の下流側に設けられ、供給される空気と冷媒とを熱交換させる4つの熱交換部7b〜7eを有している。熱交換部7b〜7eは、熱交換器であり、これらが冷媒配管で接続されて室外熱交換器7を構成している。
なお、熱交換部7b〜7eは、たとえば、隣接する熱交換部7b〜7e同士を冷媒配管で接続する。すなわち、図2の例では、「熱交換部7bと熱交換部7c」、「熱交換部7cと熱交換部7d」、及び「熱交換部7dと熱交換部7e」を接続するということである。
熱交換部7b〜7eは、水平断面視した形状が略波形(ジグザグ状)となるように配置されている。このため、ケーシング1内に設けられる室外熱交換器7の実装体積が増大し、熱交換量を増大させることができる。
また、室外熱交換器7は、水平断面形状が略波形であることに対応して、たとえば水平断面形状が直線状の室外熱交換器と比較すると、室外熱交換器7の通風面積も増大する。このため、室外熱交換器7は、たとえば水平断面形状が直線状のものと同じ値だけ実装体積を増加させても、増大する通風抵抗を抑制することが可能となっている。すなわち、室外熱交換器7は、室外熱交換器7の実装体積の増大に伴ってファン入力を増大させても、室外熱交換器7の通風抵抗を抑制することができる分、ファン入力を低減することができる。
さらに、室外熱交換器7は、実装体積及び通風面積が大きいが、水平断面視した形状が略波形となっているため、コンパクトとなっている。
このように、室外熱交換器7は、ケーシング1のサイズを大きくすることなく、実装体積及び通風面積を大きくすることができ、室外熱交換器7の熱交換量を高効率に増加させることができるようになっている。
熱交換部7bは、室外熱交換器7のうちの一方の端部側を構成するものであり、圧縮機9が設けられている側とは反対側のサイドパネル1cに対して対向するように立設している。熱交換部7bは、熱交換部7cに接続されている。
熱交換部7cは、一方の端部側が熱交換部7bに接続され、他方の端部側が熱交換部7dに接続されている。
熱交換部7dは、一方の端部側が熱交換部7cに接続され、他方の端部側が熱交換部7eに接続されている。熱交換部7eは、室外熱交換器7のうちの他方の端部側を構成するものであり、仕切板8に対して対向するように立設している。熱交換部7eは、熱交換部7dに接続されている。
また、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続角度(第1の角度)、熱交換部7cと熱交換部7dとの接続角度(第2の角度)、及び熱交換部7dと熱交換部7eとの接続角度(第3の角度)は、室外熱交換器7を水平断面視したときに、鋭角となるように接続されている。なお、これらの接続角度は同じ値でなくてもよい。
室外熱交換器7は、熱交換器である熱交換部7b〜7eが4つ接続されて構成されており、熱交換部7b〜7e同士を接続する冷媒配管が曲げられたような形状をしている。すなわち、室外熱交換器7は、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続箇所に対応する冷媒配管(第1の折れ曲がり部)と、熱交換部7cと熱交換部7dとの接続箇所に対応する冷媒配管(第2の折れ曲がり部)と、熱交換部7dと熱交換部7eとの接続箇所に対応する冷媒配管(第3の折れ曲がり部)とを有している。このように、室外熱交換器7は、熱交換部7b〜7eを合計4台有しているため、これに対応して折れ曲がり部が3つ形成されている。すなわち、熱交換部の台数が仮にN台(Nは2以上の整数)である場合には、折れ曲がり部はN−1つ形成されるということである。
また、熱交換部7b〜7eの室外ファン4側の端部側は、室外ファン4に近接し、室外熱交換器7の通風面積が十分大きくなるように配置されている。
熱交換部7b〜7eは、フィン71と伝熱管(図示省略)で構成されている。フィン71は、紙面直交方向(垂直方向)に伸びた短冊状の板で、空気が流れるすきまが形成されるように一定の間隔を介して水平方向に複数積層されている。
なお、熱交換部7b〜7eの構成は、それに限定されるものではなく、フィン71が垂直方向に複数積層されたものであってもよい。フィン71が水平方向に積層している場合には、図2に示すように、空気流れ方向に対してフィン71が所定角度を形成しているが、フィン71を垂直方向に積層すると空気流れ方向に対してフィン71が平行となる。すなわち、フィン71を垂直方向に積層すると、フィン71間のすきまが水平方向に拡がっている。このため、室外熱交換器7の通風抵抗を低減することができ、ファン入力を低減することができる。
(室外熱交換器20)
室外熱交換器20は、冷媒と、室外ファン4により供給される空気とを熱交換させるものである。そして、室外熱交換器20は、室外熱交換器7の上流側に設けられている。すなわち、室外熱交換器20の上流側の面は、ケーシング1の吸込口6を介して露出しており、また、下流側の面は室外熱交換器7の第1の折れ曲がり部、第3の折れ曲がり部及び第5の折れ曲がり部側と対向するように設けられている。
室外熱交換器20は、室外熱交換器7と同様に、フィン71Bと伝熱管(図示省略)で構成されている。フィン71Bは、紙面直交方向(垂直方向)に伸びた短冊状の板で、空気が流れるすきまが形成されるように一定の間隔を介して水平方向に複数積層されている。なお、室外熱交換器20の構成は、それに限定されるものではなく、フィン71Bが垂直方向に複数積層されたものであってもよい。なお、室外熱交換器7と室外熱交換器20の仕様(段ピッチ、列ピッチ、フィンピッチ、冷媒配管径など)は同一である必要はない。例えば、通風抵抗を低減するために、室外熱交換器20の段ピッチやフィンピッチを室外熱交換器7より大きくしても良いし、室外熱交換器20の列ピッチや冷媒配管径を室外熱交換器7より大きくしても良い。また、暖房運転時の室外熱交換器への着霜耐力を向上するために、空気の上流側に設置された室外熱交換器20の列ピッチを大きくして伝熱面積を大きくし、霜でフィンの隙間が閉塞されるまでの時間を長くして除霜が始まるまでの時間を長くすることもできる。また、室外熱交換器20のフィン形状をフラット形状とし、室外熱交換器7のフィン形状を切り起こし形状とすることで、空気上流側の室外熱交換器20で着霜させることで着霜耐力を確保しつつ下流側の室外熱交換器7で熱交換性能を向上することができる。
(仕切板8)
仕切板8は、室外熱交換器7、20及び室外ファン4などが設けられる側の空間と、圧縮機9などが設けられる側の空間とを区画するものである。仕切板8は、図2に示すように、一端側がケーシング1のうち吸込口6が形成されている側に固定され、他端側がケーシング1のフロントパネル1b側に固定されている。なお、仕切板8が、サイドパネル1cに対して略平行に設けられている場合を例に図示しているが、それに限定されるものではない。たとえば、仕切板8の一端側が、圧縮機9などの設けられている側に曲げられて形成され、風路を拡大するように仕切板8を構成してもよい。
本実施の形態1では、室外熱交換器7の熱交換部の台数を4つとし、折れ曲がり部の数を3つとした場合を例に説明したが、それに限定されるものではない。たとえば、熱交換部の台数を6つ以上とし、室外熱交換器7の折れ曲がり部の数を5つ以上としてもよい。この場合には、通風抵抗の増加も伴うことがあるため、室外熱交換器7を薄くするなど、室外熱交換器7の仕様を適宜選択するとなお良い。
また、室外熱交換器7は、第1〜第3折れ曲がり部のうちのいずれかが設けられていなくてもよい。たとえば、第2折れ曲がり部が設けられていない場合には、熱交換部7cと熱交換部7dが室外熱交換器20に対して略平行に配置されることとなる。これによっても、室外熱交換器7の少なくとも一部は、水平断面形状が略波形となっており、ケーシング1のサイズを大きくすることなく、室外熱交換器7の熱交換量を高効率に増加させることができる。
また、本実施の形態1では、羽根4aの径方向の長さを大きくして1台の室外ファン4で所定の風量を発生させるようにしている。これは、羽根4aの径方向の長さを大きくして1台の室外ファン4で所定の風量を発生させることにより、室外ファン4を比較的低回転数で効率良く運転でき、また、騒音を抑制することができるからである。ただし、ケーシング1内に設置する室外ファン4の台数は1台に限定されるものではない。
たとえば、室外熱交換器7の熱交換部7b〜7eの台数の増加に応じて、すなわちケーシング1内を占める室外熱交換器7の体積(実装体積)の増加に応じて室外熱交換器7に供給する風量を増加させる場合がある。この場合には、ケーシング1に複数の室外ファン4を設けてもよい。
具体的には、たとえば2台の室外ファン4を設ける場合には、一方の室外ファン4のボス4bの中心位置が、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続部である第1の折れ曲がり部付近にくるように、一方の室外ファン4を配置するとよい。また、他方の室外ファン4のボス4bの中心位置が、熱交換部7dと熱交換部7eとの接続部である第3の折れ曲がり部付近にくるように、他方の室外ファン4を配置するとよい。
これにより、1台の室外ファン4と対向する範囲に多くの折れ曲がり部を配置することとなり、1台あたりの室外ファン4が室外熱交換器7へ空気を供給することができる室外熱交換器7の体積を増加させることができ、通風抵抗つまりはファン入力を増加させることなく熱交換量を増大させることができ、さらには室外ファン4の消費電力の低減及び低騒音化を図ることもできる。
また、室外熱交換器7は、4つの熱交換部7b〜7eを別体で構成しているが、熱交換部を一体で製造後、上述の第1〜第4の折れ曲がり部に対応する部分で室外熱交換器7を曲げることで構成してもよい。このように、室外熱交換器7を構成する場合には、第1〜第3の折れ曲がり部に対応する折り曲げ部分には、予めフィン71を取り付けない構成にするとよい。これにより、フィン71同士が干渉することが抑制され、室外熱交換器7の曲げ加工性を向上させることができる。また、折れ曲がり部は、もともと空気が流通しにくく熱交換への寄与は小さいため、室外熱交換器7の熱交換量を低下させることなくフィン71の材料の使用量を削減することができ、コストアップを抑制することができる。
ここで、「垂直方向」は、重力の方向と厳密に一致する方向を示すものではなく、重力の方向から若干傾いてもよいものである。つまり、「垂直方向」は、実質的に垂直方向であることを示していることを付言しておく。
また、「水平方向」は、重力と直角に交わる方向と厳密に一致する方向を示すものではなく、重力と直角に交わる方向から若干傾いてもよいものである。つまり、「水平方向」は、実質的に水平方向であることを示していることを付言しておく。
[動作説明(空気の流れ)]
次に、本実施の形態1に係る室外ユニット50の動作について説明する。
図2において白抜き矢印で空気の流れを示すように、室外ファン4により発生させる空気の流れは、吸込口6から、ベース板1a、フロントパネル1b、サイドパネル1c及び天板1dで形成された風路に流入し、吹出口2から放出される。すなわち、室外ファン4が駆動することにより、室外ユニット50近傍の空気は、吸込口6から風路内に流入し、風路内に配置された室外熱交換器20のフィン71Bと室外熱交換器7のフィン71間を通って、吹出口2から排出される。なお、室外熱交換器20のフィン71Bと室外熱交換器7のフィン71間を通る空気は、室外熱交換器20と室外熱交換器7を流れる冷媒と熱交換する。
ここで、図2中の白抜き矢印からわかるように、本実施の形態1に係る室外ユニット50においては、吸込口6から吸い込まれた空気は、ほぼ直線状に風路内を通過して室外ファン4から放出される。このため、風路内での圧力損失の多くは室外熱交換器7、20を通過する際に発生する圧力損失であり、空気の曲がりや拡大・縮小などに起因する圧力損失、いわゆる形状損失が抑制されている分、ファン入力の低減を図ることができる。
また、本実施の形態1に係る室外ユニット50においては、室外ファン4の回転軸に略平行に空気が流入するという、軸流ファンに適した流入条件となっている。このため、室外ファン4のファン効率が向上するとともに、乱れの少ない流れが室外ファン4に流入するので、騒音も低減することができる。
[変形例]
図3は、実施の形態1に係る空気調和装置の室外ユニット50の変形例である。
図1及び図2では、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続部(第1の折れ曲がり部)及び熱交換部7dと熱交換部7eとの接続部(第3の折れ曲がり部)が室外ファン4に近接し、熱交換部7cと熱交換部7dとの接続部(第2の折れ曲がり部)が室外熱交換器20に近接するように各熱交換部7b〜7eを波形に配置したが、この配置方法に限定されるものではない。
図3に示すように、室外熱交換器7の上流側と下流側とが反転するように室外熱交換器7を配置してもよい。すなわち、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続部(第1の折れ曲がり部)及び熱交換部7dと熱交換部7eとの接続部(第3の折れ曲がり部)が室外熱交換器20に近接し、熱交換部7cと熱交換部7dとの接続部(第2の折れ曲がり部)が室外ファン4に近接するように熱交換部7b〜7eを波形に配置してもよい。なお、図3のように熱交換部7b〜7eを配置する場合には、熱交換部7cと熱交換部7dとの接続部(第2の折れ曲がり部)の位置が、室外ファン4のボス4bに近接するように熱交換部7b〜7eを配置するとよい。室外熱交換器7の折れ曲がり部付近では比較的空気が流れにくいが、ボス4bの近傍においても空気の流通量が低減している。このため、第2の折れ曲がり部とボス4bの位置とが略一致させることで、室外ファン4の空力性能の低下を抑制することができる。
[実施の形態1に係る室外ユニット50の有する効果]
本実施の形態1に係る室外ユニット50は、ケーシング1内に内蔵されている室外熱交換器7を熱交換部7b〜7eで構成し、これらを略波形(ジグザグ状)に配置したので、ユニットサイズを大きくすることなく室外熱交換器7の実装体積を増加させることができる。すなわち、室外ユニット50は、ケーシング1のサイズを大きくすることなく、室外熱交換器7、20の熱交換量を高効率に増加させることが可能となっている。
本実施の形態1に係る室外ユニット50は、室外熱交換器7を構成する熱交換部7b〜7eを略波形に配置しているため、室外熱交換器7に供給される空気を吸込む面積を十分大きく確保することができるようになっている。これにより、室外熱交換器7の通風抵抗が低減する分、ファン入力を低減させることができ、室外ユニット50の消費電力を抑制することができる
このように、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、熱交換部7b〜7eを略波形(ジグザグ状)に配置したので、室外熱交換器7、20の熱交換量を高効率に増加させることと、通風抵抗(つまりはファン入力)の低減をすることとの両立を図ることができるようになっている。すなわち、室外熱交換器7の体積増加に応じて風量を増加させても、通風面積も同時に増加させているため、室外熱交換器7の通風速度の増加が抑制され、通風抵抗の増大を招くことなく、効率よく室外熱交換器7の熱交換量を増大させることができるようになっている。
本実施の形態1に係る室外ユニット50は、室外熱交換器20を室外熱交換器7の上流側に配置しているので、異物が室外熱交換器7のフィン71の隙間やジグザグの隙間に入ってしまうことを抑制することができる。
本実施の形態1に係る室外ユニット50は、室外熱交換器20と室外熱交換器7との間に空間が設けられているため、室外熱交換器20のフィン71Bに沿う温度境界層の連続的な発達を阻止し分断することにより平均熱伝達率を増大できる。
室外熱交換器を略L字形状や略コの字状などに構成し、この室外熱交換器がケーシング1の面に沿うようにした従来の室外ユニットと、本実施の形態1に係る室外ユニット50とを比較すると、室外ユニット50は次のような効果を奏する。
なお、以下では、室外熱交換器7の体積を、「積み幅長(フィン71の積層方向において両端部に配置されたフィン71間の距離)」×「フィン71の長手方向長さ」×「フィン71の短手方向長さ」と定義する。また、本実施の形態1に係る室外熱交換器7のように複数の熱交換部7b〜7eで構成されたものの場合、各熱交換部7b〜7eの体積の総和を室外熱交換器7の体積とする。
(1)フィン71が水平方向に積層され、フィン71の長手方向が垂直方向となっている室外熱交換器7を搭載した室外ユニット50の場合(図2参照)。
従来の室外ユニットと本実施の形態1に係る室外ユニット50のユニットサイズを同じとし、両室外ユニットに内蔵される熱交換器の体積も同一と仮定した場合、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、室外熱交換器7の積み幅長(つまり、各熱交換器の積み幅長の総和)を従来の室外ユニットよりも長くできるので、フィン71の短手方向長さ(つまり、室外熱交換器7の厚み)を薄くすることが可能となる。
また、フィン71の短手方向の長さと、フィン71の短手方向に沿って配置される伝熱管の列数とは、対応関係がある。このため、従来の室外ユニットと本実施の形態1に係る室外ユニット50のユニットサイズを同じとし、両室外ユニットに内蔵される室外熱交換器の体積も同一と仮定した場合、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、伝熱管72の列数を少なくすることも可能となる。
(2)フィン71が垂直方向に積層され、フィン71の長手方向が水平方向となっている室外熱交換器7を搭載した室外ユニット50の場合(図示省略)。
従来の室外ユニットと本実施の形態1に係る室外ユニット50のユニットサイズを同じとし、両室外ユニットに内蔵される熱交換器の体積も同一と仮定した場合、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、各熱交換器のフィン71の長手方向の長さの総和を従来の室外ユニットよりも長くできるので、フィン71の短手方向の長さ(つまり、室外熱交換器7の厚み)を薄くすることが可能となる。
このため、上述のように、従来の室外ユニットと本実施の形態1に係る室外ユニット50のユニットサイズを同じとし、両室外ユニットに搭載される室外熱交換器の体積も同一と仮定した場合、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、伝熱管72の列数を少なくすることも可能となる。
上述の(1)及び(2)より、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、従来の室外ユニットと比べ、室外熱交換器7を効率良く動作させることができるので、ユニットサイズを大きくすることなく室外ユニット50の性能を向上させることができる。すなわち、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、従来の室外ユニットと同等の熱交換効率を得ようとした場合、熱交換効率の向上分だけ室外熱交換器7の体積を削減できる。すなわち、室外熱交換器7の体積の削減量の分だけ、材料コストを抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1において室外熱交換器7は、熱交換部7a〜7eが複数接続されて構成され、水平断面視した形状が略波形となるように熱交換部7a〜7eを配置したものであった。本実施の形態2において室外熱交換器7Bは、熱交換部7a〜7eが複数接続されて構成されている点では実施の形態1と共通しているが、垂直断面視した形状が略波形となるように熱交換部7a〜7eを配置している点で実施の形態1と異なっている。図4及び図5を参照して実施の形態2に係る室外ユニット51について説明する。
図4は、実施の形態2に係る空気調和装置の室外ユニット51を示す外観斜視図である。図5は、図4におけるB−B断面模式図である。なお、本実施の形態2では、実施の形態1と同一部分には同一符号とし、実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。また、図5に示す白抜き矢印は、室外ユニット51を流れる空気の流れを示すものである。
室外熱交換器7Bは、図4及び図5に示すように、室外熱交換器20の下流側に設けられ、供給される空気と冷媒とを熱交換させる4つの熱交換部7Ba〜7Bdを有している。熱交換部7Ba〜7Bdは、熱交換器であり、これらが冷媒配管で接続されて室外熱交換器7Bを構成している。
熱交換部7Ba〜7Bdは、垂直断面視した形状が略波形(ジグザグ状)となるように配置されている。このため、ケーシング1内に設けられる室外熱交換器7Bの実装体積が増大し、熱交換量を増大させることができる。
また、室外熱交換器7Bは、垂直断面形状が略波形であることに対応して、室外熱交換器7Bの通風面積も増大している。このため、室外熱交換器7Bは、実装体積の増加に対応して増大する通風抵抗を抑制することが可能となっている。すなわち、室外熱交換器7Bは、室外熱交換器7Bの実装体積の増大に伴ってファン入力を増大させても、室外熱交換器7Bの通風抵抗を抑制することができる分、ファン入力を低減することができる。
さらに、室外熱交換器7Bは、実装体積及び通風面積が大きいが、垂直断面視した形状が略波形となっているため、コンパクトとなっている。
このように、室外熱交換器7Bは、ケーシング1のサイズを大きくすることなく、実装体積及び通風面積を大きくすることができ、室外熱交換器7Bの熱交換量を高効率に増加させることができるようになっている。
熱交換部7Baは、室外熱交換器7Bのうちの上端部側を構成するものであり、熱交換部7Baを流れる空気(図4の矢印)の上流側から下流側に向かって下方に傾斜するようにケーシング1内に設けられている。熱交換部7Baは、熱交換部7Bbに接続されている。
熱交換部7Bbは、上端部側が熱交換部7Baに接続され、下端部側が熱交換部7Bcに接続されている。熱交換部7Bbは、下流側から上流側に向かって下方に傾斜するようにケーシング1内に設けられている。
熱交換部7Bcは、上端部側が熱交換部7Bbに接続され、下端部側が熱交換部7Bdに接続されている。熱交換部7Bcは、熱交換部7Baと同様に、熱交換部7Baを流れる空気(図4の矢印)の上流側から下流側に向かって下方に傾斜するようにケーシング1内に設けられている。
熱交換部7Bdは、室外熱交換器7Bのうちの下端部側を構成するものであり、熱交換部7Baを流れる空気(図4の矢印)の下流側から上流側に向かって下方に傾斜するようにケーシング1内に設けられている。熱交換部7Bdは、熱交換部7Bcに接続されている。
このように、室外熱交換器7Bは、熱交換器である熱交換部7Ba〜7Bdが4つ配置されている。すなわち、室外熱交換器7Bは、熱交換部7Baと熱交換部7Bbとの接続箇所に対応する第1の折れ曲がり部と、熱交換部7Bbと熱交換部7Bcとの接続箇所に対応する第2の折れ曲がり部と、熱交換部7Bcと熱交換部7Bdとの接続箇所に対応する第3の折れ曲がり部とを有している。
また、熱交換部7Ba〜7Bdの室外ファン4側の端部側は、室外ファン4に近接し、室外熱交換器7Bの通風面積が十分大きくなるように配置されている。
熱交換部7Ba〜7Bdは、フィン71Cと伝熱管72(断面図を図示)で構成されている。フィン71Cは、紙面平行方向(垂直から傾斜する方向)に伸びた短冊状の板で、紙面直交方向(水平方向)の伝熱管と共に、空気が流れるすきまが形成されるように一定の間隔を介して紙面直交方向(水平方向)に複数積層されている。このため、実施の形態2では、実施の形態1で示した効果に加え、フィン71C間のすきまが空気の流れ方向と平行になっているため、空気は室外熱交換器7Bを通過する際に、移動しやすくなっている。このため、室外熱交換器7Bの通風抵抗がより低減し、ファン入力を低減することができる。
なお、本実施の形態2では、室外熱交換器7Bの熱交換部の台数を4つとし、折れ曲がり部の数を3つとした場合を例に説明したが、それに限定されるものではない。たとえば、室外熱交換器7Bの熱交換部の台数を5つ以上とし、折れ曲がり部の数を4箇所以上としてもよい。この場合、通風抵抗の増加も伴うため、室外熱交換器7Bの「厚み」を薄くするなど、室外熱交換器7の仕様を適宜選択するとなお良い。
また、本実施の形態2では、4つの熱交換部7Ba〜7Bdを別体で構成しているが、熱交換部を一体で製造後、上述の第1〜第3の折れ曲がり部に対応する部分で室外熱交換器7Bを曲げることで構成してもよい。また、もともと略波形に一体で製造しても良い。
また、本実施の形態2では、熱交換部7Baと熱交換部7Bbとの接続部(第1の折れ曲がり部)及び熱交換部7Bcと熱交換部7Bdとの接続部(第3の折れ曲がり部)が室外ファン4側に近接し、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続部(第2の折れ曲がり部)が室外熱交換器20側に近接するように室外熱交換器7Bを配置したが、この配置方法に限定されるものではない。すなわち、室外熱交換器7Bの上流側と下流側とが反転するように室外熱交換器7Bを配置してもよい。
より詳細には、熱交換部7Bbと熱交換部7Bcとの接続部(第2の折れ曲がり部)が室外熱交換器20に近接し、熱交換部7Baと熱交換部7Bbとの接続部(第1の折れ曲がり部)及び熱交換部7Bcと熱交換部7Bdとの接続部(第3の折れ曲がり部)が室外ファン4側に近接するように熱交換部7Ba〜7Bdを配置してもよい。
[変形例]
図6は、実施の形態2に係る空気調和装置の室外ユニット51の熱交換部を図4における矢印Cから見た模式図である。なお、図6(a)は、図4に示す矢印Cから室外熱交換器7B、20を見た図(背面図)であり、図6(b)は、図6(a)におけるD−D断面模式図である。
室外熱交換器7Bは、図6に示すように、室外熱交換器7Bの一方のサイドプレート80が、仕切板8と共通化がなされている。すなわち、室外熱交換器7の一方のサイドプレート80と仕切板8とが一体成型されている。このように、仕切板8と室外熱交換器7の一方のサイドプレート80を構成すれば、「部品の共通化によるコストダウン」、「室外熱交換器7と仕切板8の一体化による組立部品点数削減」、及び「組立工程の簡素化」を図ることができる。また、仕切板8に室外熱交換器7B、つまり各熱交換部7Ba〜7Bdを固定できるため、室外熱交換器7Bを垂直方向に対して略波形に配置するための配置精度が向上する。
[実施の形態2に係る室外ユニット51の有する効果]
本実施の形態2に係る室外ユニット50は、実施の形態1に係る室外ユニット50と同様な効果を奏する。
実施の形態3.
本実施の形態3では、実施の形態1、2で示した室外ユニット50、51の室外ファン4Bに対して改良が加えられている。図7は、実施の形態3に係る空気調和装置の室外ユニット52を示す外観斜視図である。図8は、図7におけるE−E断面模式図である。本実施の形態3では、図8に示すように、実施の形態2に係る室外ユニット51に、実施の形態3に係る室外ファン4Bを設置した場合を例に説明している。
なお、本実施の形態3では、実施の形態1、2と同一部分には同一符号とし、実施の形態1、2との相違点を中心に説明するものとする。また、図7では、室外熱交換器7B、20の図示を省略している。また、図8に示す白抜き矢印は、室外ユニット52を流れる空気の流れを示すものである。
本実施の形態3に係る室外ファン4Bの羽根4cは、図7及び図8に示すように、内周側端部がボス4dに接続される内周羽根101と、内周羽根101の外周側端部に接続される中間リング100と、内周側端部が中間リング100に接続される外周羽根102とを有している。
内周羽根101は、内周側端部がボス4dに接続され、外周側端部が中間リング100に接続されたものである。中間リング100は、平面視形状がリング状の部材であり、内周羽根101と外周羽根102とを接続して固定するものである。中間リング100は、羽根4cの略中間位置に設けられている。
外周羽根102は、内周側端部が中間リング100に接続され、外周側端部がベルマウス3に対向するように設けられている。
本実施の形態3では、外周羽根102の枚数を内周羽根101の枚数より多くして、室外ファン4Bの空力性能を確保している。また、図8に示すように、熱交換部7Baと熱交換部7Bbとの接続部(第1の折れ曲がり部)及び熱交換部7Bcと熱交換部7Bdとの接続部(第3折れ曲がり部)の位置が、熱交換部7Ba〜7Bdの並び方向において、中間リング100の位置と略一致している。
実施の形態1、2における室外ファン4は、羽根4aの幅を狭くし、その分、羽根4aの枚数を多くして、回転軸方向の厚みが薄くなるように構成している。
一方、本実施の形態3に係る室外ファン4Bは、内周羽根101と外周羽根102との間に中間リング100が設けられているため、羽根4cの根元側の強度を向上させることができるようになっている。このため、より一層、羽根4cの幅を狭くすることが可能となり、幅を狭くした分、内周羽根101及び外周羽根102の枚数を多くすることができる。すなわち、本実施の形態3に係る室外ファン4Bは、実施の形態1、2に係る室外ファン4よりも空気を搬送する能力が低減することなく、実施の形態1、2に係る室外ファン4よりも回転軸方向の厚みの薄型化を図ることが可能となっている。
このように、室外ファン4Bの羽根4cの軸方向厚みがより小さくなるため、室外ユニット52内に室外熱交換器7Bを実装するスペースが増加するので、室外熱交換器7Bの実装体積が増加する。
また、室外熱交換器7Bの接続部(第1〜第3の折れ曲がり部)付近では比較的空気が流れにくいが、羽根4cのない中間リング100の位置と略一致しているため、中間リング100を設けたことに起因する室外ファン4Bの空力性能の低下を抑制することができる。さらに、中間リング100への空気流入がないため、吸い込み空気と中間リング100との干渉による乱れに起因する騒音増加を抑制することができる。
このように、室外ファン4Bの空力性能の低下、騒音の増加を招くことなく室外ファン4Bの薄型化、つまりは室外熱交換器7Bの実装体積を増加させることができる。
なお、本実施の形態3では、内周羽根101と外周羽根102とを接続する中間リング100を羽根4cの略中間部に設けたが、それに限定されるものではない。たとえば、羽根4cの外周部、すなわち羽根4cの中間リング100の径方向の外側に、隣接する外周羽根102を接続するリング状の部材(外周リング)を設けてもよい。これにより、羽根4cの強度をさらに向上させることができる。
また、本実施の形態3では、室外ファン4Bに近接する室外熱交換器7Bの第1の折れ曲がり部及び第3の折れ曲がり部の両方の高さ位置を、中間リング100の位置と略一致させたが、それに限定されるものではない。たとえば、第1の折れ曲がり部及び第3の折れ曲がり部のうちの少なくとも1つの高さ位置を、中間リング100の位置と略一致させることでも、同質の効果を得ることができることは言うまでもない。
[実施の形態3に係る室外ユニット52の有する効果]
本実施の形態3に係る室外ユニット52は、実施の形態1、2に係る室外ユニット50、51と同様な効果を奏することに加えて、以下の効果を奏する。すなわち、本実施の形態3に係る室外ユニット52は、室外ファン4Bを有しているので、空力性能の低下、騒音の増加を招くことなく、室外ファン4Bの薄型化、つまりは室外熱交換器7Bの実装体積を増加させることができる。
実施の形態4.
図9は、実施の形態4に係る空気調和装置の冷媒回路構成の一例である。図9を参照しながら、同図で示される空気調和装置の構成及び冷媒回路の冷凍サイクル動作について説明する。なお、本実施の形態4では、実施の形態1〜3と同一部分には同一符号とし、実施の形態1〜3との相違点を中心に説明するものとする。
室外ユニット53は、冷媒配管を介して室内ユニット200に接続されている。
室外ユニット53は、上述の冷媒を圧縮する圧縮機9、凝縮器(放熱器)或いは蒸発器として機能する室外熱交換器7、20、及び室外熱交換器7、20に空気を供給する室外ファン4に加えて、冷媒を減圧させる膨張弁230、240と、冷媒流量の調整などをする弁250、260とを有している。
室内ユニット200は、蒸発器或いは凝縮器として機能する室内熱交換器220と、室内熱交換器220に空気を供給する室内ファン210とを有している。
このように、空気調和装置は、圧縮機9、室内熱交換器220、膨張弁230、240、室外熱交換器7、20を有し、これらが冷媒配管を介して接続されて冷凍サイクルを構成している。
膨張弁230、240は、冷媒回路を流通する冷媒を減圧して膨張させるものである。膨張弁230は、一方が室外熱交換器7、20側の冷媒配管に接続され、他方が室内熱交換器220側の冷媒配管に接続されている。膨張弁240は、一方が圧縮機9の吸入側に接続され、他方が室外熱交換器20側の冷媒配管に接続されている。膨張弁230、240は、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁などで構成するとよい。
弁250、260は、流路の開閉を含めて、冷媒流量の調整をすることが可能なものである。空気調和装置は、圧縮機9の吐出側と室外熱交換器20の下流側とを接続する冷媒配管である除霜回路270を有しており、この除霜回路270に弁260が設けられている。また、空気調和装置は、膨張弁230と室内熱交換器20を結ぶ冷媒配管が室外熱交換器7とに分岐しており、室外熱交換器20側に分岐している方の冷媒配管に弁250が設けられている。
室内熱交換器220は、室内ファン210によって室内ユニット200に取り込まれる室内空気と冷媒との間で熱交換を行わせ、暖房運転時に冷媒を凝縮液化させ、冷房運転時に冷媒を蒸発ガス化させるものである。
室内ファン210は、室内ユニット200に形成された図示省略の吸込口6を介して、室内ユニット200の室内熱交換器220に空気を供給するものである。
次に、空気調和装置の暖房運転時における冷媒動作について説明する。なお、暖房運転時においては、弁260を全閉、弁250を全開、膨張弁240を全開、膨張弁230を所定の開度とする。
圧縮機9によって圧縮され吐出された気体冷媒は、室内熱交換器220へ流入する。この室内熱交換器220に流入した気体冷媒は、室内ファン210から供給される空気と熱交換を実施して凝縮し、室内熱交換器220から流出する。
室内熱交換器220から流出した冷媒は、膨張弁230に流入し、この膨張弁230によって膨張され減圧される。減圧された冷媒は、室外熱交換器7、20に流入し、室外ファン4から供給される室外空気と熱交換が実施されて気化し、室外熱交換器7、20から流出する。この室外熱交換器7、20から流出した冷媒は、圧縮機9に吸引される。
次に、空気調和装置の除霜運転時における冷媒動作について説明する。なお、除霜運転時においては、弁260を全開、弁250を全閉、膨張弁230を全閉、膨張弁240を所定の開度とする。なお、ここでは、室外熱交換器20に対して除霜運転を実施する場合を例に説明する。
圧縮機9によって圧縮され吐出された気体冷媒は、除霜回路270に流入する。除霜回路270に流入した冷媒(ホットガス)は、室外熱交換器20に流入し、室外熱交換器20に付着している霜などを溶かす。
室外熱交換器20から流出した冷媒は、膨張弁240に流入し、この膨張弁240によって膨張され減圧される。減圧された冷媒は、圧縮機9に吸引される。
実施の形態4に係る空気調和装置では、四方弁が設けられていない場合を例に説明しているが、四方弁を設けて冷房運転ができるように構成してもよい。
1 ケーシング、1a ベース板、1b フロントパネル、1c サイドパネル、1d 天板、2 吹出口、3 ベルマウス、4 室外ファン、4a 羽根、4b ボス、4B 室外ファン、4c 羽根、4d ボス、5 ファンモータ、6 吸込口、7 室外熱交換器(第1熱交換器)、7b〜7e 熱交換部、7B 室外熱交換器(第1熱交換器)、7Ba〜7Bd 熱交換部、8 仕切板、9 圧縮機、10 機械室、20 室外熱交換器(第2熱交換器)、50〜53 室外ユニット、71、71B、71C フィン、72 伝熱管、80 サイドプレート、100 中間リング、101 内周羽根、102 外周羽根、200 室内ユニット、210 ファン、220 室内熱交換器、230、240 膨張弁、250、260 弁、270 除霜回路。
本発明に係る空気調和装置の室外ユニットは、室外熱交換器、室外熱交換器に空気を供給する少なくとも1つの室外ファン及び冷媒を圧縮する圧縮機が搭載され、吸込口及び吹出口を有する略箱状のケーシングを有する空気調和装置の室外ユニットにおいて、室外熱交換器は、複数の熱交換部で構成された第1熱交換器と、水平断面視した形状が直線状である第2熱交換器とを有し、第1熱交換器は、水平断面視又は垂直断面視した状態において、複数の熱交換部が波形又はジグザクに配置されており、第2熱交換器は、第1熱交換器の上流側に設けられており、ケーシングは、第2熱交換器の上流側の面と対向する側が、開放されて吸込口を構成し、第1熱交換器と第2熱交換器との間に空間が設けられているものである。

Claims (13)

  1. 室外熱交換器、前記室外熱交換器に空気を供給する少なくとも1つの室外ファン及び冷媒を圧縮する圧縮機が搭載され、吸込口及び吹出口を有する略箱状のケーシングを有する空気調和装置の室外ユニットにおいて、
    前記室外熱交換器は、
    複数の熱交換部で構成された第1熱交換器を有し、
    前記第1熱交換器は、
    水平断面視又は垂直断面視した状態において、前記複数の熱交換部が波形又はジグザクに配置されている
    ことを特徴とする空気調和装置の室外ユニット。
  2. 前記第1熱交換器の上流側に設けられ、水平断面視した形状が直線状である第2熱交換器を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット。
  3. 前記第1熱交換器は、
    4台以上の前記熱交換部から構成された
    ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置の室外ユニット。
  4. 前記第1熱交換器は、
    前記熱交換部の接続部分のうち当該熱交換部を流れる空気流れ方向上流側のものが、前記第2熱交換器の下流側面に近接し、
    前記熱交換部の接続部分のうち当該熱交換部を流れる空気流れ方向下流側のものが、前記室外ファンに近接するように、前記熱交換部が配置されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和装置の室外ユニット。
  5. 前記第1熱交換器は、
    複数の前記熱交換部のうち隣接する前記熱交換部同士が接続されて構成された
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の空気調和装置の室外ユニット。
  6. 前記第1熱交換器は、
    所定の間隔を介して積層された複数のフィンと、これらフィンを貫通し、冷媒が流れる伝熱管とを有し、
    前記フィンの積層方向が略水平方向である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気調和装置の室外ユニット。
  7. 前記第1熱交換器は、
    所定の間隔を介して積層された複数のフィンと、これらフィンを貫通し、冷媒が流れる伝熱管とを有し、
    前記フィンの積層方向が略垂直方向である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気調和装置の室外ユニット。
  8. 前記室外ファンは、
    回転する羽根と、前記羽根が固定されるボスと、当該ボスに接続され、前記ボスを回転させるモータとを有し、
    前記モータが、
    前記ボスに内蔵されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気調和装置の室外ユニット。
  9. 前記室外ファンの前記羽根は、
    内周側端部が前記ボスに接続された内周羽根と、
    前記内周羽根の外周側端部に接続される中間リングと、
    内周側端部が前記中間リングに接続された外周羽根とを有し、
    前記中間リングは、
    前記羽根の径方向における略中間部に設けられた
    ことを特徴とする請求項8に記載の空気調和装置の室外ユニット。
  10. 前記室外ファンは、
    隣接する前記外周羽根を固定するように、前記中間リングよりも前記羽根の径方向において外側に設けられた外周リングを有する
    ことを特徴とする請求項9に記載の空気調和装置の室外ユニット。
  11. 前記第1熱交換器は、
    前記第1熱交換器を構成する前記熱交換部の一端側と、この熱交換部に接続される前記熱交換部の他端側との接続箇所を折れ曲がり部としたとき、
    前記折れ曲がり部の高さ位置が、前記中間リングの高さ位置と略一致するように前記複数の熱交換部が設けられた
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の空気調和装置の室外ユニット。
  12. 前記室外熱交換器側の空間と、前記圧縮機及び前記室外ファン側の空間とを区画するように立設された仕切板を有する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の空気調和装置の室外ユニット。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の空気調和装置の室外ユニットと、
    室内熱交換器を有する室内ユニットとを備えた
    ことを特徴とする空気調和装置。
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