JPH08136007A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
空気調和機の室外ユニットInfo
- Publication number
- JPH08136007A JPH08136007A JP30268094A JP30268094A JPH08136007A JP H08136007 A JPH08136007 A JP H08136007A JP 30268094 A JP30268094 A JP 30268094A JP 30268094 A JP30268094 A JP 30268094A JP H08136007 A JPH08136007 A JP H08136007A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- air
- outlet
- air inlet
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リバーシブルプロペラフアン３の逆転時、空
気出入口７から吹き出される風速と空気出入口８から吹
き出される風速とを均一化することによって熱交換器５
及び12の熱交換性能を十分に発揮させるとともにデッド
ゾーンの発生を防止する。 【構成】 Ｌ字形熱交換器５の内側に後面板1Bと平行す
る少なくとも１以上の平板状熱交換器12を配設する。
気出入口７から吹き出される風速と空気出入口８から吹
き出される風速とを均一化することによって熱交換器５
及び12の熱交換性能を十分に発揮させるとともにデッド
ゾーンの発生を防止する。 【構成】 Ｌ字形熱交換器５の内側に後面板1Bと平行す
る少なくとも１以上の平板状熱交換器12を配設する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室外ユニッ
トに関する。
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外ユニットの略示
的平面図が図４に示されている。室外ユニットの直方体
状の器筐１は仕切板６によって左右に仕切られ、その左
側に形成された熱交換室10内には正転及び逆転可能なリ
バーシブルプロペラフアン２及びＬ字形熱交換器5A及び
5Bが収納されている。仕切板６の右側に形成された機械
室９内には図示しない圧縮機、電装箱等が収納されてい
る。
的平面図が図４に示されている。室外ユニットの直方体
状の器筐１は仕切板６によって左右に仕切られ、その左
側に形成された熱交換室10内には正転及び逆転可能なリ
バーシブルプロペラフアン２及びＬ字形熱交換器5A及び
5Bが収納されている。仕切板６の右側に形成された機械
室９内には図示しない圧縮機、電装箱等が収納されてい
る。
【０００３】器筐１の前面板1Aには空気出入口11が形成
され、この空気出入口11を囲むようにシュラウド４を設
けるとともにこの空気出入口11に臨むようにリバーシブ
ルプロペラフアン２が配設されている。器筐１の後面板
1B及び一方の側面板1Cには空気出入口７及び８が形成さ
れ、これら空気出入口７及び８に対向するようにＬ字形
熱交換器5A及び5Bが複列に配設されている。
され、この空気出入口11を囲むようにシュラウド４を設
けるとともにこの空気出入口11に臨むようにリバーシブ
ルプロペラフアン２が配設されている。器筐１の後面板
1B及び一方の側面板1Cには空気出入口７及び８が形成さ
れ、これら空気出入口７及び８に対向するようにＬ字形
熱交換器5A及び5Bが複列に配設されている。
【０００４】リバーシブルプロペラフアン２をモータ３
により駆動することによって正転させると、外気が空気
出入口７及び８を通って熱交換室10内に吸入され、熱交
換器5A及び5Bをこの順に流過することによって加熱又は
冷却された後、リバーシブルプロペラフアン２によって
付勢され、シュラウド４に案内されて空気出入口11から
外部に排出される。
により駆動することによって正転させると、外気が空気
出入口７及び８を通って熱交換室10内に吸入され、熱交
換器5A及び5Bをこの順に流過することによって加熱又は
冷却された後、リバーシブルプロペラフアン２によって
付勢され、シュラウド４に案内されて空気出入口11から
外部に排出される。
【０００５】リバーシブルプロペラフアン２を逆転させ
ると、外気は空気出入口11から熱交換室10内に吸入さ
れ、リバーシブルプロペラフアン２によって付勢された
後、熱交換器5B及び5Aをこの順に流過して空気出入口７
及び８から外部に排出される。
ると、外気は空気出入口11から熱交換室10内に吸入さ
れ、リバーシブルプロペラフアン２によって付勢された
後、熱交換器5B及び5Aをこの順に流過して空気出入口７
及び８から外部に排出される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の室外ユニッ
トにおいては、そのリバーシブルプロペラフアン２を逆
転させたとき、空気出入口７及び８における風速分布は
図にS1及びS2に示すようになり、吹出口８から吹き出さ
れる風速は吹出口７から吹き出される風速より遅くな
る。また、シュラウド４が通風の妨げとなるため、シュ
ラウド４の後流側に位置する熱交換器5A及び5Bの前端
部、即ち、斜線で示す部分にデッドゾーンＴが発生す
る。この結果、熱交換器5A及び5Bの熱交換性能を十分に
発揮させることができないという不具合があった。
トにおいては、そのリバーシブルプロペラフアン２を逆
転させたとき、空気出入口７及び８における風速分布は
図にS1及びS2に示すようになり、吹出口８から吹き出さ
れる風速は吹出口７から吹き出される風速より遅くな
る。また、シュラウド４が通風の妨げとなるため、シュ
ラウド４の後流側に位置する熱交換器5A及び5Bの前端
部、即ち、斜線で示す部分にデッドゾーンＴが発生す
る。この結果、熱交換器5A及び5Bの熱交換性能を十分に
発揮させることができないという不具合があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、直方体状の器筐の前面板に形成された空気出入
口にシュラウドを設けるとともにこの空気出入口に臨む
ように正転及び逆転可能なリバーシブルプロペラフアン
を配設し、かつ、上記器筐の後面板及び一方の側面板に
形成された空気出入口に対向するようにＬ字形熱交換器
を配設してなる空気調和機の室外ユニットにおいて、上
記Ｌ字形熱交換器の内側に上記後面板と平行に少なくと
も１以上の平板状熱交換器を配設したことを特徴とする
空気調和機の室外ユニットにある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、直方体状の器筐の前面板に形成された空気出入
口にシュラウドを設けるとともにこの空気出入口に臨む
ように正転及び逆転可能なリバーシブルプロペラフアン
を配設し、かつ、上記器筐の後面板及び一方の側面板に
形成された空気出入口に対向するようにＬ字形熱交換器
を配設してなる空気調和機の室外ユニットにおいて、上
記Ｌ字形熱交換器の内側に上記後面板と平行に少なくと
も１以上の平板状熱交換器を配設したことを特徴とする
空気調和機の室外ユニットにある。
【０００８】
【作用】本発明においては、リバーシブルプロペラフア
ンの逆転時、器筐の後面板に形成された空気出入口から
吹き出される風は平板状熱交換器及びＬ字形熱交換器を
この順に流過するので、その通風抵抗が増大し、風速が
抑制される。これに伴って器筐の側面板に形成された空
気出入口から吹き出される風の風速が増大するとともに
Ｌ字形熱交換器の前端部のデッドゾーンが解消する。
ンの逆転時、器筐の後面板に形成された空気出入口から
吹き出される風は平板状熱交換器及びＬ字形熱交換器を
この順に流過するので、その通風抵抗が増大し、風速が
抑制される。これに伴って器筐の側面板に形成された空
気出入口から吹き出される風の風速が増大するとともに
Ｌ字形熱交換器の前端部のデッドゾーンが解消する。
【０００９】
【実施例】本発明の１実施例が図１に示されている。図
１に示すように、Ｌ字形熱交換器５の内側、即ち、リバ
ーシブルプロペラフアン２寄りに後面板1Bと平行する平
板状熱交換器12が配設されている。他の構成、作用は図
４に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同
じ符号が付されている。
１に示すように、Ｌ字形熱交換器５の内側、即ち、リバ
ーシブルプロペラフアン２寄りに後面板1Bと平行する平
板状熱交換器12が配設されている。他の構成、作用は図
４に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同
じ符号が付されている。
【００１０】リバーシブルプロペラフアン２を正転させ
ると、外気が空気出入口７及び８を通って熱交換室10内
に吸入され、熱交換器５及び12をこの順に流過すること
によって加熱又は冷却された後、リバーシブルプロペラ
フアン２によって付勢され、シュラウド４に案内されて
空気出入口11から外部に排出される。
ると、外気が空気出入口７及び８を通って熱交換室10内
に吸入され、熱交換器５及び12をこの順に流過すること
によって加熱又は冷却された後、リバーシブルプロペラ
フアン２によって付勢され、シュラウド４に案内されて
空気出入口11から外部に排出される。
【００１１】リバーシブルプロペラフアン２を逆転させ
ると、外気は空気出入口11から熱交換室10内に吸入さ
れ、リバーシブルプロペラフアン２によって付勢された
後、熱交換器12及び５をこの順に流過して空気出入口７
及び８から外部に排出される。
ると、外気は空気出入口11から熱交換室10内に吸入さ
れ、リバーシブルプロペラフアン２によって付勢された
後、熱交換器12及び５をこの順に流過して空気出入口７
及び８から外部に排出される。
【００１２】この際、空気出入口７から吹き出される風
は熱交換器12及び熱交換器５を流過してその通風抵抗が
増大するので、その風速が抑制され風速分布はＳで示さ
れるようになる。これに伴って空気出入口８から吹き出
される風の風速が増大するので、その風速分布はＬに示
されるようになり、Ｌ字形熱交換器５の前端部、即ち、
シュラウド４の後流側のデッドゾーンが解消する。
は熱交換器12及び熱交換器５を流過してその通風抵抗が
増大するので、その風速が抑制され風速分布はＳで示さ
れるようになる。これに伴って空気出入口８から吹き出
される風の風速が増大するので、その風速分布はＬに示
されるようになり、Ｌ字形熱交換器５の前端部、即ち、
シュラウド４の後流側のデッドゾーンが解消する。
【００１３】図２には本発明の第２の実施例が示されて
いる。この第２の実施例においては、コ字形熱交換器５
の内側にコ字形熱交換器13が配設され、更にその内側に
平板状熱交換器14が配設されている。
いる。この第２の実施例においては、コ字形熱交換器５
の内側にコ字形熱交換器13が配設され、更にその内側に
平板状熱交換器14が配設されている。
【００１４】図３には本発明の第３の実施例が示されて
いる。この第３の実施例においては、コ字形熱交換器５
の内側に平板状熱交換器15が配設され、更にその内側に
は平板状熱交換器16が配設されている。
いる。この第３の実施例においては、コ字形熱交換器５
の内側に平板状熱交換器15が配設され、更にその内側に
は平板状熱交換器16が配設されている。
【００１５】これら第２及び第３の実施例においても吹
出口７から吹き出される風速は吹出口８から吹き出され
る風速と均一化されるので、第１の実施例と同様の作
用、効果を奏しうる。
出口７から吹き出される風速は吹出口８から吹き出され
る風速と均一化されるので、第１の実施例と同様の作
用、効果を奏しうる。
【００１６】
【発明の効果】本発明においては、Ｌ字形熱交換器の内
側に後面板と平行に少なくとも１以上の平板状熱交換器
を配設したため、リバーシブルプロペラフアンの逆転
時、器筐の後面板に形成された空気出入口から吹き出さ
れる風速と器筐の側面板に形成された空気出入口から吹
き出される風速とが均一化される。
側に後面板と平行に少なくとも１以上の平板状熱交換器
を配設したため、リバーシブルプロペラフアンの逆転
時、器筐の後面板に形成された空気出入口から吹き出さ
れる風速と器筐の側面板に形成された空気出入口から吹
き出される風速とが均一化される。
【００１７】この結果、各熱交換器の熱交換能力を十分
に発揮させることができるとともにＬ字形熱交換器の前
端部、即ち、シュラウドの後流側の部分にデッドゾーン
が発生するのを防止できる。
に発揮させることができるとともにＬ字形熱交換器の前
端部、即ち、シュラウドの後流側の部分にデッドゾーン
が発生するのを防止できる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す略示的平面図であ
る。
る。
【図２】本発明の第２の実施例を示す略示的平面図であ
る。
る。
【図３】本発明の第３の実施例を示す略示的平面図であ
る。
る。
【図４】従来の室外ユニットの略示的平面図である。
１ 器筐 1A 前面板 1B 後面板 1C 側面板 ７、８、11 空気出入口 ４ シュラウド ３ プロペラフアン ５ Ｌ字形熱交換器 12 平板状熱交換器
Claims (1)
- 【請求項１】 直方体状の器筐の前面板に形成された空
気出入口にシュラウドを設けるとともにこの空気出入口
に臨むように正転及び逆転可能なリバーシブルプロペラ
フアンを配設し、かつ、上記器筐の後面板及び一方の側
面板に形成された空気出入口に対向するようにＬ字形熱
交換器を配設してなる空気調和機の室外ユニットにおい
て、上記Ｌ字形熱交換器の内側に上記後面板と平行に少
なくとも１以上の平板状熱交換器を配設したことを特徴
とする空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30268094A JPH08136007A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30268094A JPH08136007A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 空気調和機の室外ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08136007A true JPH08136007A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17911899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30268094A Withdrawn JPH08136007A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08136007A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013183090A1 (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-12 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置の室外ユニット及びそれを備えた空気調和装置 |
| JPWO2016121115A1 (ja) * | 2015-01-30 | 2017-05-25 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
| JP2018194294A (ja) * | 2018-08-10 | 2018-12-06 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
-
1994
- 1994-11-14 JP JP30268094A patent/JPH08136007A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013183090A1 (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-12 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置の室外ユニット及びそれを備えた空気調和装置 |
| JP5818984B2 (ja) * | 2012-06-08 | 2015-11-18 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置の室外ユニット及びそれを備えた空気調和装置 |
| JPWO2016121115A1 (ja) * | 2015-01-30 | 2017-05-25 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
| CN107003082A (zh) * | 2015-01-30 | 2017-08-01 | 三菱电机株式会社 | 热交换器以及制冷循环装置 |
| US10156400B2 (en) | 2015-01-30 | 2018-12-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Heat exchanger and refrigeration cycle device |
| JP2018194294A (ja) * | 2018-08-10 | 2018-12-06 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |