JPWO2013151096A1 - リチウム二次電池 - Google Patents

リチウム二次電池 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2013151096A1
JPWO2013151096A1 JP2014509190A JP2014509190A JPWO2013151096A1 JP WO2013151096 A1 JPWO2013151096 A1 JP WO2013151096A1 JP 2014509190 A JP2014509190 A JP 2014509190A JP 2014509190 A JP2014509190 A JP 2014509190A JP WO2013151096 A1 JPWO2013151096 A1 JP WO2013151096A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lithium
negative electrode
electrode plate
positive electrode
aqueous electrolyte
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014509190A
Other languages
English (en)
Inventor
学 落田
学 落田
安部 武志
武志 安部
貴之 土井
貴之 土井
小久見 善八
善八 小久見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd filed Critical Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
Priority to JP2014509190A priority Critical patent/JPWO2013151096A1/ja
Publication of JPWO2013151096A1 publication Critical patent/JPWO2013151096A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/052Li-accumulators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/056Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes
    • H01M10/0564Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes the electrolyte being constituted of organic materials only
    • H01M10/0566Liquid materials
    • H01M10/0567Liquid materials characterised by the additives
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/052Li-accumulators
    • H01M10/0525Rocking-chair batteries, i.e. batteries with lithium insertion or intercalation in both electrodes; Lithium-ion batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

過酷な使用条件下でも充放電サイクル特性および保存特性が低下し難いリチウム二次電池を提供する。正極活物質としてリチウム含有遷移金属複合酸化物を含む正極板と、負極活物質としてリチウムの挿入脱離又は酸化還元が可能な材料を含む負極板と、正極板と負極板の間に介在されるセパレータと、リチウム塩を溶解させた非水電解液とを備えるリチウム二次電池を構成する。非水電解液には、窒素原子に結合している水素が他の基で置換されていないアザクラウンエーテル類、及びチアクラウンエーテル類から選ばれる少なくとも1種の環状エーテル類が含まれている。

Description

本発明はリチウム含有遷移金属複合酸化物を正極活物質とする正極板と、リチウムの挿入脱離又は酸化還元が可能な材料を負極活物質とする負極板と、正極板と負極板の間に介在されるセパレータと、リチウム塩を溶解させた非水電解液とを備えるリチウム二次電池に関するものである。
正極板にリチウム含有遷移金属複合酸化物を用い、負極板にリチウムの挿入脱離又は酸化還元が可能な材料を用い、正極板と負極板の間にセパレータを配置し、リチウム塩を溶解させた非水電解液を用いたリチウム二次電池は、水溶液系二次電池に比べエネルギー密度が高く、その充放電サイクル特性が優れている。特に、負極にリチウムの挿入脱離が可能な炭素材料を用いた場合には、金属リチウムを負極として用いないことから安全性に優れ、リチウムイオン電池と称され広く実用化されている。現在このリチウム二次電池は、電気自動車や電力貯蔵用途への適用を目指した開発・改良が盛んに進められており、これら用途ではポータブル機器等に求められる以上の高エネルギー密度化が必要とされており、より過酷な使用条件下での充放電サイクル特性、保存特性が求められている。
正極の活物質としてマンガン酸リチウム(LiMn24)を用いたリチウムイオン電池の場合、高温で遷移金属元素のMnが非水電解液中に溶出することが顕著で、これが非水電解液中を拡散・泳動した後、負極炭素材料上で還元析出し、この際、電解液・電解液の分解生成物と反応し充放電に関与できなくなるLiを含んだ皮膜を負極の炭素材料上で形成することから、高温でのサイクル特性、保存特性の劣化が顕著である。
この課題に対しては、1,3ジオキソラン又はコハク酸を電解液に添加することによって溶出マンガンの析出を防止する技術(特許文献1:特開平11−26018号)、リチウムホウ素酸酸化物を電解液に添加することによって溶出マンガンを不安定化させる技術(特許文献2:特許第4366724号)、及び、アザクラウンエーテル類の窒素原子の一部に重合性不飽和結合を有する有機基が結合した化合物を電解液に添加して、負極上に保護被膜を形成することによって、二次電池の充放電サイクル特性を向上させる技術(特許文献3:特開2010−86954号)が提案されている。
特開平11−26018号公報 特許第4366724号公報 特開2010−86954号公報
しかしながら、特許文献1及び2の技術を用いても、正極活物質中から溶出した遷移金属元素が負極上で還元析出する現象は、負極の作動電位に大きく依存しており、主として金属リチウム電位基準に対し0から1Vの作動電位範囲を使用する負極を選択した場合には、遷移金属元素の負極上での還元析出を避けることができない。すなわち、リチウムの挿入脱離が可能な炭素材料、リチウムとの酸化還元反応が可能なSn、SnO、Si、SiO、金属リチウム等を負極に選択した場合は、いずれも遷移金属元素が負極上で還元析出する現象が発生することになる。
なお、正極活物質として、コバルト酸リチウム(LiCoO2)、ニッケル酸リチウム(LiNiO2)、リン酸鉄リチウム(LiFePO4)等のリチウム含有遷移金属複合酸化物を用いた場合は、比較的遷移金属元素の溶出が少ないと考えられているが、55℃の高温で非水電解液中に遷移金属元素(Co,Fe,Ni)が溶出することが報告されている(Journal of The Electrochemical Society,153,9,A1760−A1764,2006)。この報告では、遷移金属元素(Co,Fe,Ni)の溶出量は、マンガン酸リチウムの溶出量と比較して6〜25%と低レベルであるものの、マンガン酸リチウムを正極活物質として用いた場合に生じる溶出Mnの問題と同様に、遷移金属元素(Co,Fe,Ni)が負極炭素材料上で還元析出する問題が発生すると想定される。電気自動車や電力貯蔵用途等での過酷な使用温度条件を想定すると、Mnに限らず多様な遷移金属元素の溶出による負極上での還元析出を防止する電解液添加剤が望まれているが、実用化には至っていない。
また、特許文献3(特開2010−86954号)の技術では、アザクラウンエーテル類が他の有機基と結合しており、且つこの化合物が負極表面上に保護皮膜として存在しているため、負極表面上の保護皮膜は、アザクラウンエーテル類が他の有機基と結合した化合物のみならず、例えば適宜選択した溶媒成分であるカーボネート類の分解生成物等、多種多様の成分で構成されている。このような状態の保護皮膜中に化合物の一部として存在しているアザクラウンエーテル類は、リチウムイオンを錯体として包埋したたま皮膜中に固着されており、正極から溶出した遷移金属イオンが電解液中を泳動、拡散して負極表面上に到達した場合に、リチウムイオンと遷移金属イオンとの交換反応を生じることができない。そのため、この技術では、遷移金属イオンの負極表面上の還元析出反応を防止することができない。
本発明の目的は、正極成分から溶出した遷移金属が非水電解液中を拡散・泳動し負極の炭素材料上で還元析出することを防止して、充放電サイクル特性および保存特性の低下を抑制することができるリチウム二次電池を提供することにある。
本発明が改良の対象とするリチウム二次電池は、正極活物質としてリチウム含有遷移金属複合酸化物を含む正極板と、負極活物質としてリチウムの挿入脱離又は酸化還元が可能な材料を含む負極板と、正極板と負極板の間に介在されるセパレータと、リチウム塩を溶解させた非水電解液とを備えている。負極活物質としては、リチウムの挿入脱離が可能な炭素材料を用いることができる。
本発明のリチウム二次電池では、電解液中に溶解した遷移金属イオンと錯形成することができる環状エーテル類が非水電解液に含まれている。本発明に用いることができる環状エーテル類は、窒素原子に結合している水素が他の基で置換されていないアザクラウンエーテル類、及びチアクラウンエーテル類から選ばれる少なくとも1種の環状エーテル類である。すなわちこれらの環状エーテル類を単独または混合して使用することができる。アザクラウンエーテル類では、アザクラウンエーテル類中の窒素原子に結合している水素が他の基で置換されていないため、構成元素中の酸素、窒素原子において負に帯電した不対電子が環の内側方向に配向しており、様々な陽イオンを環の内側に取り込んで捕獲することができる。また、チアクラウンエーテル類では、チアクラウンエーテル類中の硫黄原子に他の置換基がなく、アザクラウンエーテル類と同様の効果を期待できる。
リチウム二次電池の使用初期に非水電解液中に存在している陽イオンはリチウムイオンのみであり、環状エーテル類が添加された非水電解液中では、このリチウムイオンの一部が環状エーテル類に取り込まれた錯体として存在している。高温等の使用条件履歴により正極活物質として用いられるリチウム含有遷移金属複合酸化物中の遷移金属元素が非水電解液に溶出する場合には、この遷移金属元素は2価の陽イオンとして電解液中に溶出する。非水電解液中での環状エーテル類と陽イオンとの電気的相互作用は、1価のリチウムオンに比べて2価の遷移金属陽イオンの方が大きい。このため、正極から溶出した遷移金属陽イオンは、リチウムイオンと錯形成した環状エーテル類からリチウムイオンを追い出して、新たに環状エーテル類と錯形成することになる。このようにして一旦環状エーテル類と錯形成した遷移金属イオンは、その電気的相互作用が1価のリチウムイオンに対して大きいことから、再度電解液中に放出されることはない。この錯形成した錯体が還元雰囲気である負極材料へ電解液中を拡散・泳動したとしても、負極上での電子授受を伴う還元反応が生じる電気二重層内部まで近づくことができないため、負極材料上への析出が発生しない。ここで述べた様に、正極から溶出した遷移金属元素を捕捉する効果は、正極に接触している電解液中に環状エーテル類が存在していることが最も効果的である。
リチウムイオンと錯形成する錯体として鎖状のもの、例えば、エチレンジアミン四酢酸等を適用することができるが、これらを非水電解液への添加剤として使用した場合、負極上で遷移金属が析出するのを抑制する効果は得られなかった。鎖状錯体に捕獲された遷移金属イオンは負極の炭素材料上の電気二重層内部まで近づくことができ、電子を授受し還元析出したと考えられる。
また、非水電解液中の環状エーテル類の含有量は、非水電解液に対して0.001乃至1質量%にするのが好ましい。非水電解液に対する環状エーテル類の含有量が0.001質量%未満では、遷移金属が負極板上に析出し易くなり、環状エーテル類の含有量が1質量%を超えると、電解液の導電率および初期放電容量が低下し易くなるからである。
なお、上述のリチウム二次電池で用いる非水電解液は、リチウム二次電池用の非水電解液として単独で用いても良いことは言うまでもない。
本発明の実施の形態であるリチウム二次電池を構成する正極板、負極板およびセパレータを示す斜視図である。 本発明の実施の形態であるリチウム二次電池を示す斜視図である。
以下、本発明に係るリチウム二次電池の実施の形態について説明する。
非水電解液中に添加するアザクラウンエーテル類としては、1アザ−12−クラウン−4、1,7ジアザ−12−クラウン−4、1アザ−15−クラウン−5、1,7ジアザ−15−クラウン−5、1,4,7トリアザ−15−クラウン−5、1アザ−18−クラウン−6、1,7ジアザ−18−クラウン−6、1,10ジアザ−18−クラウン−6、1,4,7トリアザ−18−クラウン−6、等を用いる。
また、非水電解液中に添加するチアクラウンエーテル類としては、1チア−12−クラウン−4、1,7ジチア−12−クラウン−4、1チア−15−クラウン−5、1,7ジチア−15−クラウン−5、1,4,7トリチア−15−クラウン−5、1チア−18−クラウン−6、1,7ジチア−18−クラウン−6、1,10ジチア−18−クラウン−6、1,4,7トリチア−18−クラウン−6、等を用いる。
非水電解液中に添加する環状エーテル類の添加量は、その遷移金属陽イオンの捕捉形式から想像されるように正極活物質であるリチウム含有遷移金属複合酸化物から溶出する遷移金属元素の量以上の添加量が必要である。一般に、多様な使用条件下で多種の正極活物質から溶出する遷移金属量を正確に予測することは困難であるが、想定される使用条件を加味して検討した結果、非水電解液に対し、0.001質量%から10質量%のクラウンエーテル類を添加することで効果が得られることが判明した。但し、添加量の上限は、各種クラウンエーテルの非水電解液への溶解性、溶解後の電解液の導電性を加味して1質量%添加以下とするのが望ましい。これらの環状エーテル類は単独のみならず、2種以上を混合しても良い。
本発明で使用した非水電解液は、環状カーボネートであるエチレンカーボネート(EC)と鎖状カーボネートであるジエチルカーボネート(DEC)を体積比で1:1に混合した混合溶媒に、電解質としてLiPF6を1mol・dm-3溶解させたものである。
電解質としては、ここで述べた以外に、LiClO4、LiBF4、LiOSO2CF3、LiN(SO2CF)2、LiNC(SO2CF)3、リチウムビスオキサレートボレートなどを使用することができる。
溶媒としては、環状カーボネート、環状エステル、エーテル類などが一般に用いられている。環状カーボネートとしては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ビニレンカーボネート、ビニルエチルカーボネート、フルオロエチレンカーボネート、トリフルオロプロピレンカーボネートなどが、鎖状カーボネートとしては、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、メチルプロピルカーボネートなどが、環状エステルとしてはγ−ブチルラクトン、2−メチル−γ−ブチルラクトンなどが、エーテル類としてはテトラヒドロフロン、1,4−ジオキサン、1,3−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、エチレングリコールなどが一般に用いられており、これらを単独、若しくは2種類以上を混合して使用することができる。
上記の非水電解液に対して、既述のクラウンエーテル類を質量比で好ましくは0.001質量%から1質量%添加することで本発明に係るリチウム二次電池を構成することができる。
正極活物質としては、溶出する遷移金属元素としてNi,Co,Mnを想定したLi(Ni1/3Co1/3Mn1/3)O2、およびFeを想定したLiFePO4の2種類を合成した。Li(Ni1/3Co1/3Mn1/3)O2は、Li2CO3、Ni(OH)2、Co(OH)3、Mn(OH)4を所定の配合比で秤量後混合し、900℃の空気中で加熱して所定の活物質を得た。LiFePO4は、FeC24、NH42PO4、Li2CO3を所定の配合比で秤量後アセトン中で混合し、60℃で真空乾燥した後、窒素気流中700℃で加熱して所定の活物質を得た。本発明は電解液添加剤に関するものであり、正極活物質は遷移元素を含有していればよく、ここで挙げた活物質に限定されるものではなく、LiMn24、LiCoO2、LiNiO2等や、ここで述べた正極活物質中の遷移金属元素の一部を元素置換したもの等も使用することができる。
これら活物質と、導電助剤としてアセチレンブラック、結着剤としてポリフッ化ビニリデンをそれぞれ88:6:6の重量比で分散溶媒であるN−メチル−2−ピロリドン中に分散させ混合しスラリを作製する。このスラリを正極集電体となる厚さ20μmのアルミ箔上に塗布し、乾燥して分散溶媒であるN−メチル−2−ピロリドンを蒸発・乾燥気化させた後ロールプレスにより所定の活物質密度の正極合剤を得る。
図1に示すように、これを幅50mm、長さ80mmに切断して正極板1とし、この正極に正極集電タブ2を取り付けた。
リチウムの挿入脱離が可能な炭素材料として、平均粒径10μmの天然黒鉛と結着剤としてポリフッ化ビニリデンを92:8の重量比で分散溶媒であるN−メチル−2−ピロリドン中に分散させ混合しスラリを作製する。このスラリを負極集電体となる厚さ10μmの銅箔上に塗布し、乾燥して分散溶媒であるN−メチル−2−ピロリドンを蒸発・乾燥気化させた後ロールプレスにより所定の活物質密度の負極合剤を得る。
図1に示すように、これを幅55mm、長さ85mmに切断して負極板3とし、この負極に負極集電タブ4を取り付けた。
本例では、炭素材料として天然黒鉛を用いたが、これに限定されるものではなく、非晶質炭素、人造黒鉛、ハードカーボン等も適宜使用できる。リチウムの酸化還元が可能な材料としては、Sn、SnO、Si、SiO、金属リチウム等も使用できる。また、結着剤としてフッ素系重合体のポリフッ化ビニリデンを使用したが、ジエン系重合体であるスチレンブタジエンゴム、アクリレート系重合体であるアクリル酸エステル等も適宜使用できる。
作製した正極板1と負極板3とを、厚さ30μm、幅58mm、長さ90mmのポリエチレン微多孔膜からなるセパレータ5を介して対向させ、積層状の電極群を作製する。セパレータとしては、ここで述べたポリエチレンに限定されるものではなく、ポリプロピレン微多孔膜、多孔性のポリエチレンとポリプロピレンとの多層フィルム、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ガラス繊維等からなる不織布、及びこれらの表面にシリカ、アルミナ、チタニア等のセラミック微粒子を付着させたものを挙げることができる。
この電極群を、図2に示すように、アルミニウム製のラミネートフィルム6で構成された電池容器内に収容させると共に、この電池容器内に電解液を1ml注入後、上記の正極集電タブと負極集電タブとを外部に取り出すようにして上記の電池容器の開口部を封口させて、試験用の電池を得た。アルミニウム製のラミネートフィルム6は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム/アルミニウム箔/シーラント層(ポリプロピレン等)の積層体である。なお作製する電極サイズ、電極群形状、電池形状は任意に選定することができ上記の構成に限定されるものではない。
実験例
以下に本発明の具体例を説明する。
[実験例1〜24]
電解液は、エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネートを体積比1:1で混合した溶媒に、電解質である6フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を1mol・dm-3の濃度に溶解させたものを用い、これを標準電解液とした。正極活物質としてLi(Ni1/3Co1/3Mn1/3)O2を、負極活物質として天然黒鉛を用い、設計放電容量50mAhの電極群からなるリチウム二次電池を作製した。
前記標準電解液に、これに対し、次の(a)〜(j)の各添加剤を、表1に示す質量%で添加した。尚、実験例20は、(a)〜(j)のいずれの添加剤も配合していない。
(a)1アザ12−クラウン−4エーテル
(b)1アザ15−クラウン−5エーテル
(c)1アザ18−クラウン−6エーテル
(d)1チア12−クラウン−4エーテル
(e)1チア15−クラウン−5エーテル
(f)1チア18−クラウン−6エーテル
(g)12−クラウン−4エーテル
(h)15−クラウン−5エーテル
(i)18−クラウン−6エーテル
(j)エチレンジアミン四酢酸
(実験例1)この標準電解液に重量比で0.001wt%の1アザ12−クラウン−4エーテルを添加した。
(実験例2)この標準電解液に重量比で1wt%の1アザ12−クラウン−4エーテルを添加した。
(実験例3)この標準電解液に重量比で10wt%の1アザ12−クラウン−4エーテルを添加した。
(実験例4)この標準電解液に重量比で0.001wt%の1アザ15−クラウン−5エーテルを添加した。
(実験例5)この標準電解液に重量比で1wt%の1アザ15−クラウン−5エーテルを添加した。
(実験例6)この標準電解液に重量比で10wt%の1アザ15−クラウン−5エーテルを添加した。
(実験例7)この標準電解液に重量比で0.001wt%の1アザ18−クラウン−6エーテルを添加した。
(実験例8)この標準電解液に重量比で1wt%の1アザ18−クラウン−6エーテルを添加した。
(実験例9)この標準電解液に重量比で10wt%の1アザ18−クラウン−6エーテルを添加した。
(実験例10)この標準電解液に重量比で0.001wt%の1チア12−クラウン−4エーテルを添加した。
(実験例11)この標準電解液に重量比で1wt%の1チア12−クラウン−4エーテルを添加した。
(実験例12)この標準電解液に重量比で10wt%の1チア12−クラウン−4エーテルを添加した。
(実験例13)この標準電解液に重量比で0.001wt%の1チア15−クラウン−5エーテルを添加した。
(実験例14)この標準電解液に重量比で1wt%の1チア15−クラウン−5エーテルを添加した。
(実験例15)この標準電解液に重量比で10wt%の1チア15−クラウン−5エーテルを添加した。
(実験例16)この標準電解液に重量比で0.001wt%の1チア18−クラウン−6エーテルを添加した。
(実験例17)この標準電解液に重量比で1wt%の1チア18−クラウン−6エーテルを添加した。
(実験例18)この標準電解液に重量比で10wt%の1チア18−クラウン−6エーテルを添加した。
(実験例19)1アザ12−クラウン−4エーテルと1アザ15−クラウン−5エーテルの重量配合比を1:1とした混合物をこの標準電解液に重量比で1wt%添加した。
(実験例20)標準電解液のみを用いた。
(実験例21)標準電解液に重量比で1wt%の12−クラウン−4エーテルを添加した。
(実験例22)標準電解液に重量比で1wt%の15−クラウン−5エーテルを添加した。
(実験例23)標準電解液に重量比で1wt%の18−クラウン−6エーテルを添加した。
(実験例24)標準電解液に重量比で1wt%のエチレンジアミン四酢酸を添加した。
[実験例25〜34]
実験例25〜34では、正極活物質をLiFePO4とし、負極活物質として天然黒鉛を用い、設計放電容量50mAhの電極群からなるリチウム二次電池を、上記の実験例1〜24と同様に作製した。
標準電解液に、これに対し、次の(a)〜(c)の各添加剤を、表2に示す質量%で添加した。尚、実験例34は、(a)〜(c)のいずれの添加剤も配合していない。
(a)1アザ12−クラウン−4エーテル
(b)1アザ15−クラウン−5エーテル
(c)1アザ18−クラウン−6エーテル
(実験例25)標準電解液に重量比で0.001wt%の1アザ12−クラウン−4エーテル添加した。
(実験例26)標準電解液に重量比で1wt%の1アザ12−クラウン−4エーテルを添加した。
(実験例27)標準電解液に重量比で10wt%の1アザ12−クラウン−4エーテルを添加した。
(実験例28)標準電解液に重量比で0.001wt%の1アザ15−クラウン−5エーテル添加した。
(実験例29)標準電解液に重量比で1wt%の1アザ15−クラウン−5エーテルを添加した。
(実験例30)標準電解液に重量比で10wt%の1アザ15−クラウン−5エーテルを添加した。
(実験例31)標準電解液に重量比で0.001wt%の1アザ18−クラウン−6エーテル添加した。
(実験例32)標準電解液に重量比で1wt%の1アザ18−クラウン−6エーテルを添加した。
(実験例33)標準電解液に重量比で10wt%の1アザ18−クラウン−6エーテルを添加した。
(実験例34)標準電解液のみを用いた。
実験例1〜19及び実験例25〜33と実験例20〜24及び実験例34に用いた電解液の導電率を、導電率計DS−52(堀場製作所製)を用いて測定した。その値を表1、2にそれぞれ示す。
実験例1〜19及び実験例25〜33と実験例20〜24及び実験例34の電池を、充放電装置HJ1001(北斗電工製)を用いて、それぞれ25℃で充電終止電圧4.3V、5時間率(電流値10mA)の定電流充電、放電終止電圧2.8V、5時間率の定電流放電を実施し、初期の放電容量を確認した。その値を表1、2にそれぞれ示す。
Figure 2013151096
Figure 2013151096
その後、25℃で充電終止電圧4.3V、5時間率の定電流充電を行い、充電状態のまま60℃の恒温槽内で24日間エージングを実施した。エージング後の電池を恒温槽から取り出し、25℃で放電終止電圧2.8V、5時間率の定電流放電を実施し、その放電容量と初期の放電容量との割合を保存容量として表1、2にそれぞれ示す。
負極上に遷移金属元素が還元析出した場合には、試験後の負極に残存した遷移金属を元素分析することで確認できる。負極上に析出した遷移金属元素の定量は、以下に示す方法で実施した。
試験後の電池を不活性ガス雰囲気化で空気に暴露されない状態で解体し、負極をジメチルカーボネート(DMC)で24時間浸漬洗浄し、洗浄後の負極活物質、バインダの混合物を負極銅箔から剥離して採取した。採取した混合物を密閉型加圧酸分解容器内で硝酸溶液に浸漬後、121℃で48時間加熱保持し、これより調整した溶液をICP−MS(アジレントテクノロジー製7500CX)を用いて定量した。定量結果は負極活物質に対する検出元素の重量比を存在率として算出した。結果を表1、2に併せて示す。
本発明の実験例1〜19及び25〜33(実験例20〜24及び実験例34を除く実験例)では、全て、60℃でエージング後の遷移金属元素の析出による検出が認められなかった。環状エーテルの比較として実施した12−クラウン−4(実験例21)、15−クラウン−5(実験例22)、18−クラウン−6(実験例23)では、添加剤なし(実験例20)に比べてわずかに遷移金属元素の析出を防止する効果が得られたが、実験例1〜19及び25〜33(実験例20〜24及び実験例34を除く実験例)には及ばない結果であった。また、鎖状エーテルとして実施したエチレンジアミン四酢酸(実験例24)では、遷移金属元素の析出防止効果が全く得られなかった。
尚、添加剤を10質量%添加した実験例(実験例3,6,9,12,15,18,27,30及び33)では、添加剤を0.001質量並びに1質量%添加した実験例(実験例1,2,4,5,7,8,10,11,13,14,16,17,25,26,28,29,31及び32)に比べて、電解液の導電率の低下、及びこれを起因とする初期放電容量の低下が認められたため、添加剤の添加量は0.001から1質量%とするのが好ましい。
これらのことから、本発明においては、正極遷移金属酸化物から多様な遷移金属イオンが溶出しても、負極上での析出を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態および実験例について具体的に説明したが、本発明はこれらの実施の形態および実験例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく変更が可能であるのは勿論である。
本発明によれば、窒素原子に結合している水素が他の基で置換されていないアザクラウンエーテル類、及びチアクラウンエーテル類から選ばれる少なくとも1種の環状エーテル類が非水電解液に含まれているため、正極活物質から非水電解液中に溶出した遷移金属が負極板上に析出するのを防止することができる。その結果、過酷な使用条件下でも充放電サイクル特性および保存特性の低下を防止することができる。
1 正極板
2 正極集電タブ
3 負極板
4 負極集電タブ
5 セパレータ
6 ラミネートフィルム

Claims (6)

  1. 正極活物質としてリチウム含有遷移金属複合酸化物を含む正極板と、負極活物質としてリチウムの挿入脱離又は酸化還元が可能な材料を含む負極板と、前記正極板と前記負極板の間に介在されるセパレータと、リチウム塩を溶解させた非水電解液とを備えるリチウム二次電池において、
    前記非水電解液に、窒素原子に結合している水素が他の基で置換されていないアザクラウンエーテル類、及びチアクラウンエーテル類から選ばれる少なくとも1種の環状エーテル類が含まれており、
    前記非水電解液中の前記環状エーテル類の含有量が、前記非水電解液に対して0.001乃至1質量%であることを特徴とするリチウム二次電池。
  2. 正極活物質としてリチウム含有遷移金属複合酸化物を含む正極板と、負極活物質としてリチウムの挿入脱離又は酸化還元が可能な材料を含む負極板と、前記正極板と前記負極板の間に介在されるセパレータと、リチウム塩を溶解させた非水電解液とを備えるリチウム二次電池において、
    前記非水電解液に、窒素原子に結合している水素が他の基で置換されていないアザクラウンエーテル類、及びチアクラウンエーテル類から選ばれる少なくとも1種の環状エーテル類が含まれていることを特徴とするリチウム二次電池。
  3. 前記非水電解液中の前記環状エーテル類の含有量が、前記非水電解液に対して0.001乃至1質量%であることを特徴とする請求項2に記載のリチウム二次電池。
  4. 前記負極活物質が炭素材料であることを特徴とする請求項2または3に記載のリチウム二次電池。
  5. 正極活物質としてリチウム含有遷移金属複合酸化物を含む正極板と、負極活物質としてリチウムの挿入脱離又は酸化還元が可能な材料を含む負極板と、前記正極板と前記負極板の間に介在されるセパレータと、リチウム塩を溶解させた非水電解液とを備えるリチウム二次電池用の非水電解液において、
    窒素原子に結合している水素が他の基で置換されていないアザクラウンエーテル類、及び、チアクラウンエーテル類から選ばれる少なくとも1種の環状エーテル類が含まれていることを特徴とするリチウム二次電池用の非水電解液。
  6. 前記環状エーテル類の含有量が、前記非水電解液に対して0.001乃至1質量%であることを特徴とする請求項5に記載のリチウム二次電池用の非水電解液。
JP2014509190A 2012-04-05 2013-04-03 リチウム二次電池 Pending JPWO2013151096A1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014509190A JPWO2013151096A1 (ja) 2012-04-05 2013-04-03 リチウム二次電池

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012086318 2012-04-05
JP2012086318 2012-04-05
JP2014509190A JPWO2013151096A1 (ja) 2012-04-05 2013-04-03 リチウム二次電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2013151096A1 true JPWO2013151096A1 (ja) 2015-12-17

Family

ID=49300577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014509190A Pending JPWO2013151096A1 (ja) 2012-04-05 2013-04-03 リチウム二次電池

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2013151096A1 (ja)
WO (1) WO2013151096A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109891657A (zh) * 2017-07-14 2019-06-14 株式会社Lg化学 非水电解质溶液添加剂、和包括该添加剂的用于锂二次电池的非水电解质溶液及锂二次电池

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6270036B2 (ja) 2014-03-14 2018-01-31 トヨタ自動車株式会社 非水電解液二次電池とその製造方法および非水電解液
JP6861178B2 (ja) * 2018-03-16 2021-04-21 日本電信電話株式会社 リチウム空気二次電池

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835874A (ja) * 1981-08-27 1983-03-02 Kao Corp 化学電池
JP2000195548A (ja) * 1998-10-19 2000-07-14 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 非水電解液二次電池
JP2000243446A (ja) * 1998-12-25 2000-09-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd リチウム二次電池
JP2000306609A (ja) * 1999-04-20 2000-11-02 Asahi Glass Co Ltd 二次電源
JP2010086954A (ja) * 2008-09-03 2010-04-15 Sanyo Chem Ind Ltd 電解液用添加剤
JP2010245034A (ja) * 2009-03-19 2010-10-28 Sanyo Chem Ind Ltd リチウム二次電池用電解液

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835874A (ja) * 1981-08-27 1983-03-02 Kao Corp 化学電池
JP2000195548A (ja) * 1998-10-19 2000-07-14 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 非水電解液二次電池
JP2000243446A (ja) * 1998-12-25 2000-09-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd リチウム二次電池
JP2000306609A (ja) * 1999-04-20 2000-11-02 Asahi Glass Co Ltd 二次電源
JP2010086954A (ja) * 2008-09-03 2010-04-15 Sanyo Chem Ind Ltd 電解液用添加剤
JP2010245034A (ja) * 2009-03-19 2010-10-28 Sanyo Chem Ind Ltd リチウム二次電池用電解液

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109891657A (zh) * 2017-07-14 2019-06-14 株式会社Lg化学 非水电解质溶液添加剂、和包括该添加剂的用于锂二次电池的非水电解质溶液及锂二次电池
CN109891657B (zh) * 2017-07-14 2022-03-01 株式会社Lg化学 非水电解质溶液添加剂、非水电解质溶液及锂二次电池

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013151096A1 (ja) 2013-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6015653B2 (ja) 非水電解液およびリチウムイオン電池
JP4423277B2 (ja) リチウム二次電池
TW201924130A (zh) 非水系二次電池、單元組及併合系統
JP2012022794A (ja) 非水電解質二次電池用負極及び非水電解質二次電池
JP2007207699A (ja) 非水電解液二次電池
CN103931030B (zh) 锂离子二次电池及其制造方法
KR20180086601A (ko) 비수전해액용 첨가제, 이를 포함하는 리튬 이차전지용 비수전해액 및 리튬 이차전지
CN105261790A (zh) 电解液以及包括该电解液的锂离子电池
CN105633467A (zh) 一种电解液及采用该电解液的锂离子电池
JP5528564B2 (ja) 非水電解質二次電池
JP2015018713A (ja) 非水電解液、及び該非水電解液を用いたリチウムイオン二次電池
CN107482247A (zh) 一种高电压锂离子电池
JP2011192561A (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
WO2014162529A1 (ja) リチウムイオン二次電池用負極、リチウムイオン二次電池、およびそれらの製造方法
JP2014072071A (ja) 非水電解質二次電池
JP6911655B2 (ja) 蓄電素子用非水電解質、非水電解質蓄電素子、及び非水電解質蓄電素子の製造方法
JP2009004357A (ja) 非水電解液リチウムイオン二次電池
WO2013151096A1 (ja) リチウム二次電池
CN104409771A (zh) 一种含有腈乙基氢氟醚的电解液及一种锂二次电池
KR20190012364A (ko) 비수전해액용 첨가제, 이를 포함하는 리튬 이차전지용 비수전해액 및 리튬 이차전지
WO2012043733A1 (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
JP2014067490A (ja) 非水電解質二次電池
JP2002151144A (ja) リチウム二次電池
JP2019061826A (ja) リチウムイオン二次電池
CN107681191A (zh) 一种高电压锂离子电池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151221

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20160206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170221