JPWO2013125118A1 - パラメータ推定装置 - Google Patents

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Abstract

対象システムを微分方程式で表現した数式モデルのパラメータ同定を行う場合、そのパラメータの推定誤差をできるだけ小さくすることができるパラメータ推定装置を提供する。 パラメータ推定装置は、対象システムを微分方程式で表現した数学モデルと、対象システムへの入力信号を検出する入力信号検出部と、対象システムからの出力信号を検出する出力信号検出部と、入力信号と出力信号が入力されて、これら信号を用いて数学モデルの伝達関数で用いられたパラメータを同定することでシステム同定を行うパラメータ同定部と、を備える。パラメータ同定部は、システム同定と同時に、入力信号と出力信号とを基に、伝達関数の初期値を連続時間システム同定する。

Description

本発明は、バッテリ等の対象システムの等価回路モデルを表すのに用いられるパラメータを推定するバッテリのパラメータ推定装置に関する。
たとえば、電気自動車には2次バッテリが設置され、このバッテリの充電率(Stage of Charge:SOC)を知ることで、走行可能距離等が推測されている。
ところが、SOCは直接計測できないので、従来のSOC推定方法は、充放電電流など他の物理量を計測して間接的にSOCを推定するようにしている。
このような従来のSOC推定方法としては、バッテリの充放電電流を計測・積算した値を求め、この値と満充電容量との比をとるようにしたクーロン・カウント法が知られている。
このクーロン・カウント法は、充放電電流の計測誤差が累積してしまう、また積算時の初期値の決め方が難しい、さらに一度、SOCの推定値が真値と一致しなくなったときには修正ができない、といった種々の問題点がある。
また、上記とは別の方法として、SOCと関係が深い物理量であるバッテリの開放電圧(開回路電圧:Open Circuit Voltage:OCV)を求め、これからSOCを推定する方法がある。
電気自動車の走行中のようにバッテリに負荷がかかった状態でSOCを推定する必要がある場合、OCVを直接推定することが不可能である。そのため、この開放電圧推定法は、充放電電流および端子電圧を計測し、抵抗とコンデンサの並列回路を有するフォスタ型RC梯子回路などのバッテリ等価回路モデルを用いてこの等価回路のパラメータを同定することで、OCVを推定するようにしている。
この開放電圧推定法では、常時観測データが不要で、かつ誤差の集積が少ないものの、SOCの変化に対するOCVの変動は小さいため、短時間のSOCの変動量の推定等にはクーロン・カウント法が優れている。
したがって、最近は、特許文献1に記載のSOC推定装置のように、上記両者の長所を融合したSOC推定方法がよく用いられるようになってきている。
この場合、開放電圧推定法では、バッテリ等価回路のパラメータを求めるために、システム同定理論を適用するが、この場合、離散時間システムを仮定することが多い。
したがって、連続時間システムのパラメータを推定する場合には、初めに対象となるシステムの離散時間伝達関数を推定し、これを連続時間における伝達関数へ変換するといった間接法が用いられていた。
この間接法では、対象システムの構造が保存されない、また離散から連続への変換が一意ではない、さらに短いサンプリング周期に弱く、長いサンプリング周期では不正確になり、幅広い周波数に対応できないといった問題点があった。
バッテリのパラメータ推定にあっては、上記問題点のうち、サンプリング周期が特に問題となる。
すなわち、バッテリの応答の中には、時定数が数百秒〜数千秒といった非常に遅いモードが存在する。
離散時間のシステム同定理論では、サンプリング周期は重要な設定パラメータであり、同定対象のステップ応答での立ち上がり時間の間に5個〜8個のサンプル点が入るようにサンプリング周期を決定することが推奨されている。この場合、バッテリのパラメータ推定において適切なサンプリング周期は数百秒となり、サンプリング周期を短くしデータを多くとることができないという問題がある。逆にサンプリング周期を短くすると今度は時定数が長いモードを扱えなくなるという問題が発生する。
この離散時間のシステム同定方法に対し、連続時間システムの同定を行う場合には、サンプリング周期は短いほど良いので、連続時間システム同定を用いれば、収集したデータを最大限活用することができ、パラメータの推定精度を向上させることが可能となる。
このような連続時間システム同定を用いた従来のパラメータ推定方法としては、特許文献2に記載のものが知られている。
この連続時間システム同定を用いた従来のパラメータ推定方法は、機械システムや電動機システムなどといった、微分方程式で記述され得る未知連続システムのパラメータを同定するものである。そのため、従来のパラメータ推定方法は、微分方程式で表現し得る連続時間システムに連続時間入力信号を印加するとともに、システムの連続時間出力信号を検出する。そして、この方法は、これらの入力信号と出力信号とのサンプル値を各々ディジタルフィルタ処理して得たフィルタ処理信号を用いてシステムの微分方程式のパラメータを同定する。この場合、従来のパラメータ推定方法は、状態空間実現された安定なアナログフィルタの状態変数のサンプル値に合致した状態変数を持ち得る状態空間実現された安定なディジタルフィルタの群に、入力信号と出力信号のサンプル値たる信号を各々入力する。そして、この方法は、各々のディジタルフィルタの状態変数から、システムのパラメータに対応した同定信号を生成し、この同定信号を利用して対象システムのパラメータを同定するようにしている。
特表2011−515651号公報 特許第3513633号公報
特許文献1および特許文献2に記載の従来のパラメータ推定方法にあっては、いずれも伝達関数の式にあっても、各状態量の初期値がゼロであると仮定するか、あるいはその値が分かっているものとしてあらかじめ実験で求めた所定値に等しいと仮定して、システム同定を行っていた。
しかしながら、バッテリの場合にはその時々の使用状況の履歴によって、バッテリ等価回路モデルにおけるコンデンサが完全に放電されていない場合があるなどして、上記初期値が異なってくる。
この結果、上記各システム同定をバッテリのパラメータ同定に適用すると、パラメータの推定に誤差が生じてしまい、SOCの推定等にも誤差が生じるといった問題がある。
なお、同定の精度をあげるには、実際のバッテリの内部状態の初期値をゼロに近づけるか、あらかじめ分かっている値に近づけてから実験を行う必要がある。そのためには、バッテリの化学反応、電荷移動が落ち着くのを待つため、その分の放置時間を十分取る必要がある。また、充放電を行い、SOCをある値にしてから同定を始めなければならない。
したがって、実験の条件を揃えるために多大の時間がかかる上、電気自動車の走行中には定期的にバッテリ等価回路モデルの同定を行うことができないという問題がある。
他のやり方として、実験を行うときの各種条件を用いて最も近いと思われる初期値(OCV)をテーブル・ルックアップで求める方法もあるが、これも初期値の予測精度はあまりよくない。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、対象システムの等価回路モデルのパラメータ同定を行う場合、そのパラメータの推定誤差をできるだけ小さくすることができるようにしたパラメータ推定装置を提供することにある。
この目的のため、請求項1に記載の本発明によるパラメータ推定方法は、
対象システムを微分方程式で表現した数式モデルと、
対象システムへの入力信号を検出する入力信号検出部と、
対象システムからの出力信号を検出する出力信号検出部と、
入力信号と出力信号が入力されて、これら信号を用いて数式モデルの伝達関数で用いられたパラメータを同定することでシステム同定を行うパラメータ同定部と、
を備えたパラメータ推定装置において、
パラメータ同定部が、システム同定と同時に、入力信号と出力信号とを基に、伝達関数の初期値を連続時間システム同定するようにした、
パラメータ推定方法である。
また、請求項2に記載のパラメータ推定方法は、
請求項1に記載のパラメータ推定装置において、
パラメータ同定部は、連続時間システム同定に、SRIVC法を適用する、
ことを特徴とする。
また、請求項3に記載のパラメータ推定方法は、
請求項1又は請求項2に記載のパラメータ推定装置において、
対象システムが、2次バッテリであり、
入力信号が、2次バッテリの充放電電流であり、
出力信号が、2次バッテリの端子電圧である、
ことを特徴とする。
請求項1に記載のパラメータ推定装置にあっては、対象システムの等価回路モデルのパラメータ同定を行う場合、そのパラメータの推定誤差をできるだけ小さくすることができる。
請求項2に記載のパラメータ推定装置にあっては、SRIVC法を用いることで容易かつ確実に初期値を設定することができる。
請求項3に記載のパラメータ推定装置にあっては、2次バッテリの過電圧や開放電圧を精度よく推定することができる。したがって、そのバッテリの充電率をも高い精度で推測することができる。
本発明の実施例1のパラメータ推定装置を有するバッテリの充電率推定装置の機能ブロック図である。 実施例1のパラメータ推定装置で過電圧および開放電圧を推定する際に用いるバッテリの等価回路を表した図である。 実施例1のパラメータ推定装置で初期値を求める際に用いる、(n−1)段階の過電圧部分を持つバッテリの等価回路を表した図である。 実施例1のパラメータ推定装置のシミュレーションで用いる入出力データを示す図である。 図4の入出力信号を用いて、真のシステムと、実施例1の連続時間システム同定と、離散時間システム同定と、の比較を示したボード線図である。 真の出力値と、実施例1の連続時間システム同定により求めた出力値と、離散時間システム同定により求めた出力値と、の比較を示した図である。 図4の入出力信号を用いて、システムの真の値と、実施例1の連続時間システム同定を用いて推定した開放電圧の推定値、離散時間システム同定を用いて推定した開放電圧の推定値と、の比較を示したボード線図である。 真の充電率と、実施例1の連続時間システム同定により求めた充電率と、離散時間システム同定により求めた出力値と、の比較を示した図である。 連続時間システム同定および離散時間システム同定により推定された等価回路のパラメータ値の比較表を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
まず、実施例1のバッテリのパラメータ推定装置を備えたバッテリの充電率推定装置の全体構成を説明する。
このバッテリの充電率推定装置は、本実施例では電気自動車に搭載される。
バッテリの充電率推定装置は、図1に示すように、バッテリ1に接続されており、電流センサ2と、電圧センサ3と、パラメータ推定部4と、開放電圧推定部5と、充電率算出部6と、を備えている。
バッテリ1は、リチャージャブル・バッテリであって、本実施例ではたとえばリチウム・イオン・バッテリを用いる。なお、本実施例は、バッテリ1がリチウム・イオン・バッテリであることに限られることはなく、ニッケル水素バッテリなど他の種類のバッテリを用いてもよい。
電流センサ2は、バッテリ1から車両を駆動する電気モータ等へ電力を供給する場合の放電電流の大きさを検出する。また、電流センサ2は、制動時に電気モータを発電機として機能させ制動エネルギの一部を回収したり地上の電源設備から充電したりする場合の充電電流の大きさを検出する。検出した充放電電流信号iは、入力信号としてパラメータ推定部4へ出力される。
電圧センサ3は、バッテリ1の端子間の電圧値を検出するものである。ここで検出された端子電圧信号vはパラメータ推定部4へ出力される。
なお、電流センサ2、電圧センサ3は、種々の構造・形式のものを適宜採用することができ、それぞれ本発明の入力信号検出部、出力信号検出部に相当する。
パラメータ推定部4は、マイクロコンピュータで構成され、バッテリ等価回路モデル4Aを備えている。パラメータ推定部4は、本発明のパラメータ同定部に相当する。
パラメータ推定部4は、電流センサ2から入力された充放電電流信号iと、電圧センサ3から入力された端子電圧信号vと、に基づき、バッテリ等価回路モデル4Aで設定されたバッテリ等価回路(図2に示す)を用いて、後で説明するように、バッテリ等価回路の伝達関数のパラメータを同定する。
バッテリ等価回路モデル4Aは、図2に示すように、OCVと過電圧ηの2つの要素から構成されている。
過電圧部分はバッテリ1の内部抵抗による電圧降下を表しており、電解液等の抵抗Rに、その電極内部のイオン拡散過程を模擬した抵抗RとコンデンサCの並列回路が直列結合されて構成されている。
一方、OCV部分は、コンデンサCOCVの両端電圧により表してあり、過電圧部分の抵抗Rに直列結合されている。
したがって、端子電圧値vは、OCV値とη値との合計値となる。
開放電圧推定部5は、パラメータ推定部4で同定したパラメータおよび電流センサ2で検出した充放電電流値iを用いてバッテリの過電圧値を求め、端子電圧値から過電圧値を減算することで開放電圧の推定値OCV_estを得る。この詳細については後で説明する。ここで推定したOCVの推定値OCV_estは、充電率算出部6へ出力される。
充電率算出部6には、あらかじめ実験で得たバッテリ1の開放電圧値と充電率との関係のデータ・マップが記憶されており、開放電圧推定部5から入力されたOCV_est値に対応したSOCを決定し、バッテリ1のSOCとして出力する。
ここで、パラメータ推定部4で実行されるバッテリ等価回路のパラメータの同定方法について、以下に説明する。
本実施例では、その同定方法として、連続時間システム同定法の1つであるSRIVC(Simplified Refined Instrumental Variable for Continuous−time systems)というアルゴリズム(SRIVC法)を用いる。
そこで、まずこのアルゴリズムについて説明する。なお、以下の式中、添え字の_estは「推測」を、上側添え字Tは「転置行列」をそれぞれ表す。
同定の対象システムの入出力関係を記述する微分方程式が次式(1)であるとする。
Figure 2013125118
ここで、y(t)は出力変数、u(t)は入力変数、a〜aおよびb〜bは係数(パラメータ)である。
また、y(n)(t)の上側添え字はn階の時間微分を、またu(m)(t)の上側添え字mはm階の時間微分をそれぞれ表す。高次の微分は計算が大変なので、上式(1)をラプラス変換すると、次式(2)となる。
Figure 2013125118
ただし、Y(s)、U(s)はそれぞれy(t)、u(t)のラプラス変換であり、c〜cは初期値に関連した定数である。
ここで、a〜a、b〜b、およびc〜cを推定するアルゴリズムを考える。
Figure 2013125118
として、この推定値A_est(s)で式(2)の両辺を割ると次式(4)となる。
Figure 2013125118
式(4)を逆ラプラス変換すると、次式(5)が得られる。
Figure 2013125118
ただし、y(t)、u(t)、δ(t)は、それぞれ次式(6)〜(8)のように定義した。
Figure 2013125118
なお、pは微分演算子、δ(t)は単位インパルス信号である。
ここで、パラメータ・ベクトルθ、回帰ベクトルψ(t)、出力ベクトルy(t)、入力ベクトルu(t)、単位インパルスベクトルδ(t)を次式(9)〜(13)のようにおく。
Figure 2013125118
そうすると、次式(14)が得られる。
Figure 2013125118
ただし、tはk番目のサンプリングに対応する時刻である。
次に、補助変数x(t)を次式(15)にて計算する。
Figure 2013125118
ただし、B_est(p)とC_est(p)は、それぞれ次式(16)、(17)の推定値である。
Figure 2013125118
これを、次式(18)のようにフィルタリングして、式(19)に示すように、補助変数ベクトルζ(t)を生成する
Figure 2013125118
Figure 2013125118
そうすると、パラメータ・ベクトルθ_estは次式(20)のように計算される。
Figure 2013125118
ただし、x(t)は次式(21)である。
Figure 2013125118
以上を踏まえて、SRIVCアルゴリズムをまとめると以下のようになる。
まず、ステップ1では、適当なフィルタ1/A_est(s)を用いて入出力データをフィルタリングし、得られた回帰ベクトルψ(t)と出力ベクトルy (n)(t)から最小二乗法の式(22)、すなわち
Figure 2013125118
によってパラメータθの推定値θ_estを計算し、これを1回目の反復とする。
次いで、ステップ2では以下の3つのステップS21、S22、S23をj=2から収束するまで繰り返す。
ステップS21: (j−1)回目の反復で得られたパラメータθj−1からA_est(s)、B_est(s)、C_est(s)を作り、補助変数x(t)を計算する。
ステップS22: 1/A_est(s)によって、y、u、xをフィルタリングし、y (n)(t)と回帰ベクトルψ(t)、補助変数ベクトルζ(t)を計算する。
ステップS23: 計算した値を用いて次式(23)、すなわち
Figure 2013125118
により、パラメータを推定する。
次に、上記式(2)における初期値を求める方法について、以下に説明する。
初期値c〜cは、可観測正準形における状態変数の初期値に対応している。
すなわち、xを状態ベクトル、uを入力ベクトル、yを出力ベクトル、A_estをシステム推定値マトリックス、b_estを入力マトリックス、c_estを出力マトリックス、dを伝達マトリックス、とすると、線形システムの状態方程式および出力方程式はそれぞれ次式(24−1)、(24−2)で表される。
Figure 2013125118
これに対応する伝達関数が次式(25)、すなわち
Figure 2013125118
のとき、次式(26)〜(28)、すなわち
Figure 2013125118
とすると、次式(29)となる。
Figure 2013125118
一方、バッテリ1の等価回路モデルを、図3に示すように、抵抗Rm(m=1〜n−1)とコンデンサCm(m=1〜n−1)の並列回路を(n−1)個直列接続した回路とし、コンデンサCOCVの電圧をzOCV、Cmの電圧をzとおき、これらを状態変数とするとき、状態方程式は次式(30)〜(36)となる。
Figure 2013125118
ここで、x=Tzという変換を考える。ただし、Tは正則行列である。
そうすると、次式(37)〜(39)が成り立つ。
Figure 2013125118
A_estおよびc_estの形に注意して、これらを満たすTを求めると、次式(40)、すなわち
Figure 2013125118
となる。
このTを用いて次式(41)、すなわち
Figure 2013125118
を計算すると、等価回路中の各コンデンサの電圧の初期値が求められる。
開放電圧推定部5でOCVの推定において過電圧ηを計算するとき、この電圧の初期値を用いる。
上記SRIVC法を利用して、図1に示すパラメータ推定部4では、以下のようにして図2のバッテリの等価回路のパラメータを推定する。
すなわち、図2の等価回路を流れる電流iを入力u、端子電圧vを出力yとして、これらの間の伝達関数を求めると、次式(42)〜(46)となる。
Figure 2013125118
これにSRIVC法を適用するには、積分器の存在を考慮して次式(47)〜(54)のようにすればよい。
Figure 2013125118
Figure 2013125118
このようにして推定された伝達関数のパラメータa、b、b、bから次式(55)〜(58)のように等価回路のパラメータを求めることができる。
Figure 2013125118
一方、開放電圧推定部5では、パラメータ推定部4で得られた等価回路のパラメータが用いられ、過電圧ηへの伝達関数は次式(59)となる。
Figure 2013125118
入力電流u=iであるから、過電圧の推定値は次式(60)となる。
Figure 2013125118
したがって、開放電圧の推定値OCV_estは次式(61)から得られる。
Figure 2013125118
次に、バッテリ1の充電率推定装置の作用について説明する。
車両の電源を投入すると、電流センサ2がバッテリ1の電流の大きさに応じた充放電電流信号iをパラメータ推定部4へ出力する。また、電圧センサ3がバッテリ1の端子電圧の大きさに応じた端子電圧信号vをパラメータ推定部4へ出力する。
パラメータ推定部4は、充放電電流信号iと端子電圧信号vを用いて、バッテリ等価回路モデル4Aの、図3に示したバッテリ等価回路の各パラメータを同定する。
このパラメータの同定は、上述したように連続時間システム同定法であるSRIVC法を用いて車両始動時、またその後、定期的に行う。この場合、対象システムを表す微分方程式を、初期値を考慮してラプラス変換した式のパラメータをSRIVC法で同定する。したがって、抵抗R、R、C等に加えて、初期値c〜cも推定されることになる。
パラメータ推定部4で得られたこれらのパラメータは、開放電圧推定部5へ出力される。
開放電圧推定部5では、パラメータ推定部4で得られたパラメータを、バッテリ等価回路モデル4Aの図2に示したバッテリ等価回路に当てはめ、入力電流u=iから過電圧ηへの伝達関数を上記式(59)で算出して、式(60)を用いて過電圧の推定値η_est(t)を算出する。そして、式(61)で端子電圧から過電圧を減算することで、開放電圧の推定値OCV_estを得る。この値は、充電率算出部6へ出力される。
充電率算出部6では、あらかじめ記憶されている開放電圧と充電率との関係を表すデータ・マップを用いて、開放電圧推定部5から入力された開放電圧の推定値OCV_estに対応する充電率を決定し、出力する。
この充電率は、車両の走行可能距離を推測するためなどに用いられる。
次に、本実施例のパラメータ推定装置を有する充電率推定装置において、上記のようにSRVIC法を用いて連続時間同定を行った場合の数値シミュレーションの結果について説明する。
このシミュレーションは、実際の電気自動車の走行時に測定された入力電流を計算機上に構築された図3の詳細なバッテリの等価回路モデルに入力して出力電圧を得たものである。
なお、以下の図5〜8では、実線は真のシステムを、破線は連続時間システム同定による推定値を、また灰色一点鎖線は離散時間システム同定による推定値を、それぞれ示す。
このときの入出力データを図4に示す。同図の上半部は入力信号で横軸に時間[s]、縦軸に電流の大きさ[A]をとったものであり、同図の下半部は横軸に時間[s]、縦軸にバッテリ1の端子電圧の大きさ[V]をとったものである。
そして、これら図4のデータに対し、連続時間システム同定法であるSRIVC法を適用して、バッテリ1の等価回路のパラメータを推定するとともに、比較のため離散時間システム同定を用いてパラメータの推定を行った。推定された等価回路のパラメータを図9に示す。
ボード線図を用いて比較すると、図5のようになる。同図の上半部は周波数[Hz](横軸)に対するゲイン[dB](縦軸)を、また同図下半部は周波数[Hz](横軸)に対する位相[deg](縦軸)を、それぞれ表している。
図5から分かるように、連続時間システム同定による推定値の方が、離散時間システム同定による推定値より真のシステムに近くなっていることが確認できる。
真の出力値とモデル出力値との比較を図6に示す。図6は、時間[s](横軸)に対する出力値[V](縦軸)を表している。実線の真の出力値と、破線の連続時間システム同定による推定値がほぼ重なっており、灰色一点鎖線の離散時間システム同定による推定値だけがずれている。
図6のデータから適合率を計算すると、連続時間システム同定は99%であるのに対し、離散時間システム同定では66%である。
次に、上記結果を用いてOCVの推定を行った結果を図7に示す。図7は、時間[s](横軸)に対するOCV[V](縦軸)を表している。
図7から分かるように、この開放電圧の推定値OCV_estも、連続時間システム同定による推定値の方が、離散時間システム同定による推定値より真のシステムに近くなっていることが確認できる。
また、上記で得られた開放電圧の推定値OCV_estをSOCに換算した結果を図8に示す。図8は、時間[s](横軸)に対するSOC[%](縦軸)を表している。
図8から分かるように、連続時間システム同定を用いた方法ではSOCの誤差が2%程度に抑えられているのに対し、離散時間システム同定を用いた方法では、それよりかなり大きくずれている。
以上のように構成した実施例1のパラメータ推定装置にあっては、バッテリ1の等価回路モデルの回路のパラメータを同定することでシステム同定を行う際、連続時間システム同定を行うSRIVC法を用いてその伝達関数で表されるシステムの初期値を、パラメータと同時に推定するようにした。
したがって、初期値をより正確に推定することができ、この結果、バッテリ1の開放電圧の推定値OCV_estや充電率をより高い精度で推定することが可能となる。
したがって、バッテリ等価回路モデルの同定にあって、実験条件を揃えるための時間が不要となる。
また、車載状態でバッテリを違う種類のものに交換したとしても、精度よくバッテリ等価回路の同定を行うことができる。
以上、本発明を上記実施例に基づき説明してきたが、本発明はこれらの実施例に限られず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更等があった場合でも、本発明に含まれる。
たとえば、バッテリ1の等価回路モデルは図2や図3のものに限られず、他のモデルであってもよい。また、たとえばフォスタ型のモデルであれば、並列回路の階数は、初期値を求めるためのモデルでは多い方がよく、過電圧を算出するためのモデルではそれほど多くする必要はない。推測精度と演算の大変さを考慮して目的にあった数だけ設定すればよい。
また、本発明では、SRIVC法以外の連続時間システム同定法を用いて初期値を同定するようにしてもよい。
また、本発明の連続時間システム同定法で初期値を推定した後、離散時間システム同定を行ってパラメータを推定するようにしても良い。
さらに、本発明の対象システムは、電気自動車のバッテリに限られず、初期値の推定が容易でなかった他のシステムにも適用することができる。
1 バッテリ
2 電流センサ(入力信号検出部)
3 電圧センサ(出力信号検出部)
4 パラメータ推定部(パラメータ同定部)
4A バッテリ等価回路モデル(数式モデル)
5 開放電圧推定部
6 充電率算出部

Claims (3)

  1. 対象システムを微分方程式で表現した数式モデルと、
    前記対象システムへの入力信号を検出する入力信号検出部と、
    前記対象システムからの出力信号を検出する出力信号検出部と、
    前記入力信号と前記出力信号が入力されて、これら信号を用いて前記数式モデルの伝達関数で用いられたパラメータを同定することでシステム同定を行うパラメータ同定部と、
    を備えたパラメータ推定装置において、
    前記パラメータ同定部は、前記システム同定と同時に、前記入力信号と前記出力信号とを基に、前記伝達関数の初期値を連続時間システム同定するようにした、
    パラメータ推定装置。
  2. 請求項1に記載のパラメータ推定装置において、
    前記パラメータ同定部は、前記連続時間システム同定に、SRIVC法を適用する、
    ことを特徴とするパラメータ推定装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のパラメータ推定装置において、
    前記対象システムは、2次バッテリであり、
    前記入力信号は、前記2次バッテリの充放電電流であり、
    前記出力信号は、前記2次バッテリの端子電圧である、
    ことを特徴とするパラメータ推定装置。
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