JPWO2013051289A1 - 信号処理装置及び信号処理方法 - Google Patents

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Abstract

信号処理手段は、2つの偏波信号について、信号光と局所光の位相差及び周波数差を補償することにより、2つのキャリア補償信号を生成するキャリア補償手段と、2つのキャリア補償信号を、多値変調の信号配置に従って復調するシンボル判定手段と、2つのキャリア補償信号を、多値変調の多値数を減らした信号配置に従って復調するシンボル概判定手段と、シンボル判定手段の出力とシンボル概判定手段の出力の一方を選択する選択手段と、選択手段が選択した出力を用いて、偏波分離手段のフィルタ係数を更新する係数設定手段と、を備える。

Description

本発明は、デジタルコヒーレント方式で光信号を受信する信号処理装置及び信号処理方法に関する。
インターネットの普及に伴い、通信されるデータの量が増大している。これに対応するためには、伝送路の容量を増大させる必要がある。大容量化を実現するための技術の一つとして、多値変調信号(Polarization Division Multiplexed - Quadrature Amplitude Modulation:PDM−QAM)がある。送信器でPDM−QAM変調を施された光信号は、デジタルコヒーレント方式の光受信器で復調される(例えば特許文献1参照)。
なお、特許文献2には、フィードバックフィルタへの入力として、スライサからの出力をスライサへの入力に加算した信号と、スライサからの出力を除算装置に通した信号とを用いることが記載されている。
また特許文献3には、デジタルフィルタのフィルタ係数をフィードバック制御することが記載されている。
特開2010−98617号公報 特表2005−523633号公報 特開2007−318800号公報
PDM−QAM信号の偏波分離方式には、Decision Directed(DD)アルゴリズムが用いられる。DDアルゴリズムは、判定結果をフィルタ係数にフィードバックするため、QAM信号の各シンボルを収斂させることができる。また、DDアルゴリズムは、偏波回転に対する追従性も高い。一方、DDアルゴリズムは、フィルタ係数を任意の初期値から開始した場合、収束しにくい。
本発明の目的は、フィルタ係数を任意の初期値から開始しても、容易にフィルタ係数を収束させることができる信号処理装置及び光信号受信方法を提供することにある。
本発明によれば、偏波多重かつ多値変調された信号光と局所光とを、光90°ハイブリッドを用いて干渉させることにより生成された4つの出力光を、光電変換及びアナログ・デジタル変換することにより生成された4つのデジタル信号が入力され、フィルタ係数を持つフィルタを用いて、前記4つのデジタル信号から、前記信号光の2つの偏波成分に対応する2つの偏波信号を生成する偏波分離手段と、
前記2つの偏波信号について、前記信号光と前記局所光の位相差及び周波数差を補償することにより、2つのキャリア補償信号を生成するキャリア補償手段と、
前記2つのキャリア補償信号を復調する判定手段と、
前記判定手段が、前記多値変調の信号配置に従って復調するか、前記多値変調の多値数を減らした信号配置に従って復調するか、を選択する選択手段と、
前記選択手段が選択した出力を用いて、前記偏波分離手段の前記フィルタ係数を更新する係数設定手段と、
を備える信号処理装置が提供される。
本発明によれば、偏波多重かつ多値変調された信号光と局所光とを、光90°ハイブリッドを用いて干渉させることにより4つの出力光を生成し、
前記4つの出力光を光電変換及びアナログ・デジタル変換することにより4つのデジタル信号を生成し、
フィルタ係数を持つフィルタを用いて、前記4つのデジタル信号から、前記信号光の2つの偏波成分に対応する2つの偏波信号を生成し、
前記2つの偏波信号について、前記信号光と前記局所光の位相差及び周波数差を補償することにより、2つのキャリア補償信号を生成し、
前記2つのキャリア補償信号を前記多値変調の信号配置に従って復調した結果、前記2つのキャリア補償信号を前記多値変調の多値数を減らした信号配置に従って復調した結果、のいずれか一方に基づいて、前記フィルタ係数を更新する、信号処理方法が提供される。
本発明によれば、偏波多重かつ多値変調された信号光と局所光とを、光90°ハイブリッドを用いて干渉させることにより生成された4つの出力光を、光電変換及びアナログ・デジタル変換することにより生成された4つのデジタル信号が入力され、フィルタ係数を持つフィルタを用いて、前記4つのデジタル信号から、前記信号光の2つの偏波成分に対応する2つの偏波信号を生成する偏波分離手段と、
前記2つの偏波信号について、前記信号光と前記局所光の位相差及び周波数差を補償することにより、2つのキャリア補償信号を生成するキャリア補償手段と、
前記2つのキャリア補償信号を復調する判定手段と、
前記2つの偏波信号及び前記判定手段の出力を用いて、前記判定手段の出力の誤差を算出する第1誤差算出手段と、
前記2つの偏波信号及び前記判定手段の出力を用いて、前記第1誤差算出手段よりも単純で判定結果に依存しない方法で、前記判定手段の出力の誤差を算出する第2誤差算出手段と、
前記第1誤差算出手段による誤差判定結果及び前記第2誤差算出手段による誤差算出結果の一方を用いて、前記偏波分離手段の前記フィルタ係数を更新する係数設定手段と、
を備え、
前記係数設定手段は、前記フィルタ係数が収束するまでは、前記第2誤差算出手段による誤差算出結果を用いて前記フィルタ係数を更新し、前記フィルタ係数が収束した後は、前記第1誤差算出手段による誤差算出結果を用いて前記フィルタ係数を更新する信号処理装置が提供される。
本発明によれば、偏波多重かつ多値変調された信号光と局所光とを、光90°ハイブリッドを用いて干渉させることにより4つの出力光を生成し、
前記4つの出力光を光電変換及びアナログ・デジタル変換することにより4つのデジタル信号を生成し、
フィルタ係数を持つフィルタを用いて、前記4つのデジタル信号から、前記信号光の2つの偏波成分に対応する2つの偏波信号を生成し、
前記2つの偏波信号について、前記信号光と前記局所光の位相差及び周波数差を補償することにより、2つのキャリア補償信号を生成し、
前記フィルタ係数が収束するまでは、第1の方法による誤差算出結果を用いて前記フィルタ係数を更新し、前記フィルタ係数が収束した後は、前記第1の方法よりも確度が高い第2の方法による誤差算出結果を用いて前記フィルタ係数を更新する、信号処理方法が提供される。
本発明によれば、偏波多重かつ多値変調された光信号の受信処理において、フィルタ係数を任意の初期値から開始しても容易に収束させることができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
第1の実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図である。 信号処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施形態の効果を説明するための図である。 実施形態の効果を説明するための図である。 キャリア補償信号x''、y''のコンスタレーションを示す図である。 シンボル判定部による判定結果の一例を示す図である。 誤差関数とEVMmonのモニタ結果の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る信号処理装置の構成を示すブロック図である。 領域判定を説明するための図である。 256QAM信号のシンボル配置を示す図である。 64QAM信号のシンボル配置を示す図である。 16QAM信号のシンボル配置を示す図である。 QPSK信号のシンボル配置を示す図である。 16QAM信号のシンボル概判定を説明するための図である。 16QAM信号のキャリア補償信号x''、y''のコンスタレーションを示す図である。 64QAM信号のシンボル判定部による判定結果の一例を示す図である。 64QAM信号のシンボル概判定を説明するための図である。 256QAM信号のシンボル概判定を説明するための図である。 第3の実施形態に係る信号処理装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図である。この信号処理装置は、デジタルコヒーレント受信器として用いられる。この信号処理装置に入力される信号光は、偏波多重かつ多値変調されている。この信号処理装置は、局所光源(LO)10、90°光ハイブリッド20、光電(O/E)変換部30、アナログ・デジタル変換部(ADC)40、および信号処理装置100を備えている。
90°光ハイブリッド20は、伝送路からの信号光と、局所光源10からの局所光が入力される。90°光ハイブリッド20は、光信号と局所光とを位相差0で干渉させて第1光信号(I)を生成し、光信号と局所光とを位相差π/2で干渉させて第2光信号(Q)を生成する。また90°光ハイブリッド20は、光信号と局所光とを位相差0で干渉させて第3光信号(I)を生成し、光信号と局所光とを位相差π/2で干渉させて第4光信号(Q)を生成する。第1光信号及び第2光信号は、一組の信号を形成し、また第3光信号及び第4光信号も、一組の信号を形成する。
光電変換部30は、90°光ハイブリッド20が生成した4つの光信号(出力光)を光電変換して、4つのアナログ信号を生成する。
アナログ・デジタル変換部40は、光電変換部30が生成した4つのアナログ信号を、それぞれデジタル信号に変換する。
信号処理装置100は、アナログ・デジタル変換部40が生成した4つのデジタル信号を処理することにより、光信号を復調した復調信号を生成する。
図2は、信号処理装置100の構成を示す機能ブロック図である。なお、信号処理装置100は、例えば一つの半導体チップである。ただし信号処理装置100は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)であってもよいし、プログラムを用いてその機能が実現されても良い。
信号処理装置100は、フロントエンド(F/E)処理部150、分散補償(CDC)部160、偏波分離部170、係数計算部171、第1誤差計算部172、キャリア補償部180、および制御部190を備えている。キャリア補償部180は、シンボル判定部181、シンボル概判定部182、および選択部183を備えている。
F/E処理部150は、受信信号Ix、Qx、Iy、Qyが有する、90°光ハイブリッド20および光電変換部30における光学部品の不完全性に起因した信号歪を、補償する。分散補償部160は、受信信号Ix、Qx、Iy、Qyが伝送路中で受けた線形歪を、補償する。そして、受信信号Ix、Qx、Iy、Qyは、偏波ごとにそれぞれの偏波分離部170へ入力される。
偏波分離部170は、偏波ごとに、フィルタ係数hxx、hxy、hyx、hyyを用いて、以下の式(1)に従ってフィルタ演算を行い、出力x'、y'を出力する。
Figure 2013051289

・・・(1)
フィルタ出力x'、y'は、信号光が受信器に入射する偏波X'、Y'に分離される。このフィルタ係数は、係数計算部171によって定められる。係数計算部171は、選択部183の出力信号を用いて、フィルタ係数hxx、hxy、hyx、hyyを定める。係数計算部171によるフィルタ係数hxx、hxy、hyx、hyyの決め方については、後述する。
キャリア補償部180は、偏波分離部170の出力信号x'、y'から信号光と局所光の周波数差および位相差を補償して、キャリア補償信号x''、y''を生成する。キャリア補償部180は、シンボル判定部181、シンボル概判定部182、選択部183、位相回転角算出部184、ループフィルタ185、及び電圧制御発振部(VCO:voltage controlled oscillator)186を備えている。
シンボル判定部181は、偏波分離部170の出力信号x'、y'を、90°光ハイブリッド20に入力される信号光の規格に従って、シンボル判定する。例えば90°光ハイブリッド20に入力される信号光の規格が16QAMである場合、シンボル判定部181は、以下の(2)式に従って、16QAM方式でシンボル判定を行う。以下の説明では、シンボル判定部181は、16QAM方式でシンボル判定を行うものとする。なお、シンボル判定部181におけるシンボル判定の方式は、16QAM方式には限定されない。
Figure 2013051289
z = x or y
・・・(2)
シンボル概判定部182は、キャリア補償信号x''、y''を、90°光ハイブリッド20に入力される信号光の規格よりも少ない多値数の信号配置に従って、シンボル判定を行う。例えば90°光ハイブリッド20に入力される信号光が16QAM方式である場合、シンボル概判定部182は、QPSK方式でシンボル判定を行う。なお、シンボル概判定部182は、90°光ハイブリッド20に入力される信号光の多値数がさらに多い場合であっても、QPSK方式でシンボル判定を行っても良い。シンボル概判定部182は、QPSK方式でシンボル判定を行う場合、以下の(3)式に従ってシンボル判定を行う。以下の説明では、シンボル概判定部182は、QPSK方式でシンボル判定を行うものとする。
Figure 2013051289
・・・(3)
選択部183は、シンボル判定部181によるシンボル判定結果及びシンボル概判定部182によるシンボル判定結果の一方を選択して出力する。制御部190は、選択部183がいずれの判定結果を選択するかを制御する。選択部183の出力は、第1誤差計算部172に入力されると共に、キャリア補償部180の出力にもなる。
位相回転角算出部184は、キャリア補償信号x''、y''と選択部183の出力信号の位相を比較して、信号光と局所光の位相差および周波数差による位相回転角を算出する。位相回転角算出部184が算出した位相回転角は、ループフィルタ185及び電圧制御発振部186を介して、偏波分離部170の出力x'、y'にフィードバックされる。フィードバックループが収束すれば、VCO出力は位相推定値になる。
第1誤差計算部172は、選択部183がシンボル判定部181の出力を選択しているときにおける位相回転角算出部184による位相回転角(実際には電圧制御発振部186の出力)と、偏波分離部170の出力x'、y'とを用いて、シンボル判定部181の出力信号の誤差を常に算出する。具体的には、第1誤差計算部172は、シンボル判定部181の出力信号d QAM,d QAM、位相回転角算出部184による位相回転角φ QAM,φ QAM、及び偏波分離部170の出力x'、y'を用いて、Decision Directedアルゴリズムの誤差関数ε QAM,ε QAMを、例えば式(4)に従って計算する。
Figure 2013051289
・・・(4)
ここで第1誤差計算部172によって計算された誤差は、制御部190による制御に用いられる。具体的には、第1誤差計算部172は、以下の式(5)に従って、EVM(Error Vector Magnitude)を、一定のシンボル数ごと(例えば1000シンボルごとに、算出する。なお、EVMは、すべてのシンボルの平均振幅により定義されるが、回路規模削減のため、最も外側の4シンボルのみ用いて規格化されてもよい(式6)。
Figure 2013051289
・・・(5)

Figure 2013051289
・・・(6)
ここで、Nは、EVMの計算に用いるシンボル数である。E(k)はエラーベクトルである。S(k)は理想信号ベクトルであり、S(k)は受信信号ベクトルとすると、E(k)=S(k)−S(k)により求められる。ここでエラーベクトルE(k)とε QAM又はε QAMは等価であるため、上記した(5)式は以下の(7)式に書き換えられる。
Figure 2013051289
・・・(7)
制御部190は、上記した(7)式によるEVMを用いて、選択部183の出力を制御する。例えば制御部190は、EVMが予め定められた閾値以上である場合、選択部183の出力としてシンボル概判定部182によるシンボル判定結果を選択し、EVMが予め定められた閾値未満である場合、選択部183の出力としてシンボル判定部181によるシンボル判定結果を選択する。
また第1誤差計算部172は、位相回転角算出部184による位相回転角と、偏波分離部170の出力x'、y'とを用いて、選択部183の出力信号の誤差を算出する。ここで計算された誤差、及び位相回転角算出部184による位相回転角φ,φ、は、係数計算部171に出力される。
具体的には、第1誤差計算部172は、上記した式(4)において、シンボル判定部181の出力信号d QAM,d QAMの代わりに選択部183の出力信号を用いることにより、選択部183の出力信号の誤差を算出する。例えば選択部183がシンボル判定部181によるシンボル判定(d QAM,d QAM)を選択している場合、第1誤差計算部172は、上記した式(4)に従って誤差を算出する。また選択部183がシンボル概判定部182によるシンボル判定(d QPSK,d QPSK)を選択している場合、第1誤差計算部172は、以下の式(8)に従って誤差を算出する。
Figure 2013051289
・・・(8)
係数計算部171は、Decision Directedアルゴリズムを採用し、誤差関数と位相推定値と偏波分離フィルタ入力x、yを用いて、以下の(9)式又は(10)式に従って、偏波分離部170のフィルタ係数hxx、hxy、hyx、hyyを更新する。なお、(9)式は、選択部183がシンボル概判定部182によるシンボル判定(d QAM,d QAM)を選択している場合を示している。(10)式は、選択部183がシンボル判定部181によるシンボル判定(d QPSK,d QPSK)を選択している場合を示している。
Figure 2013051289
・・・(9)
Figure 2013051289
・・・(10)
なお、フィルタ係数の初期値は、例えば以下の通りに設定される。なお、要素数は何タップでもよいが、ここでは一例として7タップとした。
xx(0)=[0 0 0 1 0 0 0]
xy(0)=[0 0 0 0 0 0 0]
yx(0)=[0 0 0 0 0 0 0]
yy(0)=[0 0 0 1 0 0 0]
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。本実施形態において、制御部190は、係数計算部171のフィルタ係数が収束するまで、選択部183の出力として、シンボル概判定部182によるシンボル判定結果を選択する。
具体的には、制御部190は、上記した(7)式によるEVMを用いて、選択部183の出力を制御する。例えば制御部190は、EVMが予め定められた閾値以上である場合、係数計算部171のフィルタ係数が収束していないと判断して、選択部183の出力としてシンボル概判定部182によるシンボル判定結果を選択する。
これによる効果を、図3及び図4を用いて説明する。図3は、シンボル判定部181が16QAM方式でシンボル判定を行う場合を示している。シンボル判定部181は、入力された信号Aが、16個ある信号のいずれであるかを判断する。ここでシンボル判定部181は、信号Aを、必ず正しい信号Bである、と判定できるわけではなく、誤った信号Cと判定することもあり得る。この誤った判定結果を係数計算部171が用いると、フィルタ係数hxx、hxy、hyx、hyyは収束しにくく、発散することもある。
これに対して図4に示すように、シンボル概判定部182がシンボル判定を行うと、シンボル概判定部182による判定は、誤りが生じにくい。このため、本実施形態のように、係数計算部171のフィルタ係数が収束するまで、選択部183の出力として、シンボル概判定部182によるシンボル判定結果を選択すると、係数計算部171によるフィルタ係数の計算は収束しやすくなる。
図5は、シンボル概判定部182によるシンボル判定結果を選択部183が選択していてフィルタ係数がある程度収束した場合における、キャリア補償信号x''、y''のコンスタレーションを示している。本図に示すように、シンボル概判定部182によるシンボル判定結果を選択部183が選択していても、キャリア補償信号x''、y''は、16QAMによる特徴を失わない。
そして、フィルタ係数がある程度収束したら(EVMが予め定められた閾値未満となった場合)、選択部183は、シンボル判定部181によるシンボル判定結果を選択する。これにより、係数計算部171によるフィルタ係数はさらに収束し、その結果、図6に示す結果が得られる。このため、シンボル判定部181は、高い精度でシンボル判定を行うことができる。
なお、制御部190は、一つ前のEVMと、新たに算出したEVMとの差分が予め定められた閾値以上である場合、係数計算部171のフィルタ係数が収束していないと判断してもよい。この場合、制御部190は、一つ前のEVMと、新たに算出したEVMとの差分が予め定められた閾値未満になった場合、係数計算部171のフィルタ係数が収束していると判断する。
図7は、誤差関数とEVMmonのモニタ結果の一例を示す。横軸は経過シンボル数であり、時間に相当する。縦軸は誤差関数εのシンボルごとの瞬時値と、1000シンボル単位で計算したEVMmonの推移を表している。
選択部183は、最初はシンボル概判定部182によるシンボル判定を選択している。EVMmonは約10000シンボル経過したところで、0.15程度に落ち着き、Pre−convergenceが完了したことが分かる。その後、約15000シンボルのところで、選択部183は、シンボル判定部181によるシンボル判定を出力するようにした。その結果、17000シンボル付近で、EVMは0.05程度に落ち着き、DDアルゴリズムが収束して、偏波分離が完了したことが分かる。
以上、本実施形態によれば、フィルタ係数を任意の初期値から開始しても、容易に収束させることができる。また、第1誤差計算部172は、Decision Directedアルゴリズムを用いてフィルタ係数を設定しているため、偏波回転に対する追従性も高い。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態に係る信号処理装置100の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る信号処理装置100は、以下の点を除いて、第1の実施形態に示した信号処理装置100と同様の構成である。
まず、キャリア補償部180は、シンボル判定部181、シンボル概判定部182、及び選択部183を有していない。その代わり、キャリア補償部180は、領域判定部187を有している。領域判定部187は、キャリア補償信号x”,y”を、判断基準データに従ってシンボル判定する。領域判定部187が用いる判定基準データは、シンボル判定用データ記憶部188及びシンボル概判定用データ記憶部189に記憶されている。
領域判定部187は、キャリア補償信号x”,y”がIQコンスタレーション上のどの領域に存在するかを調べる。領域判定のイメージを図9に示す。領域判定部187は、図9の点線で区切った256個の各領域でキャリア補償信号x”,y”の有無を調べ、キャリア補償信号の存在する領域のIDを出力する。IDは、I軸方向のIDIが16値、Q軸方向のIDQが16値あり、IDIとIDQの組み合わせで256値となる。点線は領域判定のための閾値で、256QAM信号の隣り合う各理想シンボルの座標の中間値を結んだ線である。256QAMのシンボル配置の四隅の座標を[+a, +a],[-a, +a],[-a, -a],[+a, -a]としたとき,領域判定の閾値は0、±2a/15、±4a/15、±6a/15、±8a/15、±10a/15、±12a/15、及び±14a/15となる。
また、信号処理装置100は、シンボル判定用データ記憶部1881〜1883を有している。シンボル判定用データ記憶部1881〜1883は、キャリア補償信号x”,y”を90°光ハイブリッド20に入力される信号光の規格に従ってシンボル判定するためのデータ(例えば参照テーブル)を記憶しており、領域判定部187から出力されるIDにしたがって参照テーブルにアクセスして対応するシンボル配置を取得し、それを判定結果として出力する。
図10は、90°光ハイブリッド20に入力される光信号の規格が256QAMである場合、シンボル判定用データ記憶部1881が記憶しているシンボル配置を第一象限のみ示した図である。256QAMのシンボル配置の四隅の座標のうち第一象限をA[+a, +a]としたとき、256QAMのシンボル配置の参照テーブルを、表1,2に第一象限のみ示す。
Figure 2013051289
Figure 2013051289
表1,2の1行目はIDIに、1列目はIDQに、それぞれ相当する。例えば、キャリア補償信号x”またはy”が図10のハッチングが付された領域にあるとき、領域判定部187はID「33」を出力する。シンボル判定用データ記憶部1881は、表1のIDI=3、IDQ=3(表1のハッチングが付されたセル)に記載されている座標[+11a/15,+11a/15]を判定結果として出力する。
図11は、90°光ハイブリッド20に入力される光信号の規格が64QAMである場合、シンボル判定用データ記憶部1882が記憶しているシンボル配置を第一象限のみ示した図である。256QAMのシンボル配置の四隅の座標のうち第一象限をA[+a, +a],としたとき、64QAMのシンボル配置の四隅の座標のうち第一象限はA’[+14a/15,+14a/15]となる。64QAMのシンボル配置の参照テーブルを、表3及び表4に第一象限のみ示す。
Figure 2013051289
Figure 2013051289
表3、表4の1行目はIDI、1列目はIDQに相当する。例えば、キャリア補償信号x”またはy”が図11のハッチングの領域にあるとき、領域判定部187はID「33」を出力する。シンボル判定用データ記憶部1882は、表3のIDI=3,IDQ=3(表3のハッチングのセル)に記載されている座標[+10a/15,+10a/15]を判定結果として出力する。
図12は、90°光ハイブリッド20に入力される光信号の規格が16QAMである場合、シンボル判定用データ記憶部1883が記憶しているシンボル配置を第一象限のみ示した図である。256QAMのシンボル配置の四隅の座標のうち第一象限をA[+a, +a]、としたとき、16QAMのシンボル配置の四隅の座標のうち第一象限はA”[+12a/15,+12a/15]となる。16QAMのシンボル配置の参照テーブルを第一象限のみ表5と表6に示す。
Figure 2013051289
Figure 2013051289
表5、表6の1行目はIDI、1列目はIDQに相当する。例えば、キャリア補償信号x”またはy”が図12のハッチングの領域にあるとき、領域判定部187はID「33」を出力する。シンボル判定用データ記憶部1883は、表5のIDI=3,IDQ=3(表5のハッチングのセル)に記載されている座標[+12a/15,+12a/15]を判定結果として出力する。
図13は、シンボル概判定用データ記憶部189が記憶しているシンボル配置を第一象限のみ示した図である。256QAMのシンボル配置の四隅の座標のうち第一象限をA[+a, +a]、としたとき、QPSKのシンボル配置の座標のうち第一象限はAQ [+10a/15,+10a/15]となる。QPSKのシンボル配置の参照テーブルを第一象限のみ表7表8に示す。
Figure 2013051289
Figure 2013051289
表7、表8の1行目はIDI、1列目はIDQに相当する。例えば、キャリア補償信号x”またはy”が図13のハッチングの領域にあるとき、領域判定部187はID「33」を出力する。シンボル概判定用データ記憶部189は、表7のIDI=3,IDQ=3(表7のハッチングのセル)に記載されている座標[+10a/15,+10a/15]を判定結果として出力する。
図14は16QAM信号のシンボル概判定を説明する図である。第一象限にある16QAM信号の4個のシンボルの中心座標はX[+8a/15, +8a/15]で、原点からの距離は0.754aである。また、16QAM信号の平均パワーPは、
P=(2/3)×(M−1)×P
=(2/3)×(16−1)×(4a/15)
=32a/45
であり、原点からの距離は0.843aである。このとき、平均パワーに関して中心座標Xと対称な点は原点からの距離が0.932aとなり、256QAMのシンボル配置のうち最も近い点はAQ[+10a/15, +10a/15]となる。
図15は、シンボル概判定用データ記憶部189を選択部183が選択していてフィルタ係数がある程度収束した場合における、16QAM信号のキャリア補償信号x''、y''のコンスタレーションを示している。本図に示すように、シンボル概判定用データ記憶部189を選択部183が選択していても、キャリア補償信号x''、y''は、16QAM信号による特徴を失わない。さらに、シンボル概判定用データとしてQPSKの座標AQを用いることにより、キャリア補償信号x''、y''のコンスタレーションは図12に示す16QAM信号のシンボル配置とほぼ同じ座標位置となり、16QAM信号の四隅のシンボルのうち第一象限の座標はA”[+12a/15,+12a/15]の位置になる。
そして、フィルタ係数がある程度収束したら(EVMが予め定められた閾値未満となった場合)、選択部183は、シンボル判定部181によるシンボル判定結果を選択する。これにより、係数計算部171によるフィルタ係数はさらに収束し、その結果、図16に示す結果が得られる。このため、シンボル判定部181は、高い精度でシンボル判定を行うことができる。
図15と図16がほぼ同じ座標位置となることから、シンボル概判定時のEVMmonとシンボル判定時のEVMmonが同じ縮尺となり、EVMの差分が算出し易く、第1の実施形態と比較して収束判定が容易になる。
図17は64QAM信号のシンボル概判定を説明する図である。第一象限にある64QAM信号の4個のシンボルの中心座標はX[+8a/15, +8a/15]で、原点からの距離は0.754aである。また、64QAM信号の平均パワーは、
P=(2/3)×(M−1)×P
=(2/3)×(64−1)×(2a/15)
=56a/75
で、原点からの距離は0.8641aである。このとき、平均パワーに関して中心座標Xと対称な点は原点からの距離が0.9742aとなり、256QAMのシンボル配置のうち最も近い点はAQ [+10a/15, +10a/15]となる。
16QAM信号の場合と同様に、シンボル概判定用データとしてQPSKの座標AQを用いることにより、64QAM信号のキャリア補償信号x''、y''のコンスタレーションは図11に示す64QAM信号のシンボル配置とほぼ同じ座標位置となり、64QAM信号の四隅のシンボルのうち第一象限の座標はA‘[+14a/15,+14a/15]の位置になる。
図18は256QAM信号のシンボル概判定を説明する図である。第一象限にある256QAM信号の4個のシンボルの中心座標はX[+8a/15, +8a/15]で、原点からの距離は0.754aである。また、256QAM信号の平均パワーは
P=(2/3)×(M−1)×P
=(2/3)×(256−1)×(a/15)
=34a/45
で、原点からの距離は0.8692aである。このとき、平均パワーに関して中心座標Xと対称な点は原点からの距離が0.9844aとなり、256QAMのシンボル配置のうち最も近い点はAQ [+10a/15, +10a/15]となる。
以上をまとめると、多値変調における信号配置の信号配置のうち少なくとも2つは22n値直交振幅変調信号と22m値直交振幅変調信号(n>m)の信号配置であって、22n値直交振幅変調信号の信号配置の四隅の座標を[+a, +a],[-a, +a],[-a, -a],[+a, -a]とすると、22m値直交振幅変調信号のシンボル配置の四隅の座標は[+b, +b],[-b, +b],[-b, -b],[+b, -b](a>b)である。
具体的には、多値変調の信号配置のうち少なくとも2つは256値直交振幅変調信号と16値直交振幅変調信号の信号配置であって、256値直交振幅変調信号と16値直交振幅変調信号のシンボル間距離が1:4である。また、多値変調の信号配置のうち少なくとも2つは64値直交振幅変調信号と16値直交振幅変調信号の信号配置である場合、64値直交振幅変調信号と16値直交振幅変調信号のシンボル間距離が2:4である。また、多値変調の多値数を減らした信号配置は、4位相偏移変調の信号配置である。
また、多値変調の信号配置は256値直交振幅変調信号の信号配置である場合、256値直交振幅変調信号と4位相偏移変調のシンボル間距離が1:10である、また多値変調の信号配置は64値直交振幅変調信号の信号配置である場合、64値直交振幅変調信号と4位相偏移変調のシンボル間距離が2:10である。また、多値変調の信号配置は16値直交振幅変調信号の信号配置である場合、16値直交振幅変調信号と4位相偏移変調のシンボル間距離が4:10である。
16QAM信号の場合と同様に、シンボル概判定用データとしてQPSKの座標AQを用いることにより、256QAM信号のキャリア補償信号x''、y''のコンスタレーションは図10に示す256QAM信号のシンボル配置とほぼ同じ座標位置となり、256QAM信号の四隅のシンボルのうち第一象限の座標はA‘[+a,+a]の位置になる。
従って、本実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1の実施形態と比較して、キャリア補償部180の構成が単純になり、また、収束判定も容易になる。
(第3の実施形態)
図19は、第3の実施形態に係る信号処理装置100の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る信号処理装置100は、以下の点を除いて、第2の実施形態に係る信号処理装置100と同様の構成である。
まず、本実施形態において、信号処理装置100は、シンボル判定用データ記憶部188及びシンボル概判定用データ記憶部189を有していない。そして領域判定部187は、偏波分離部170の出力信号x'、y'を、90°光ハイブリッド20に入力される信号光の規格に従って、シンボル判定する。すなわち領域判定部187は、第1の実施形態におけるシンボル判定部181と同様の機能を有している。
また信号処理装置100は、第2誤差判定部173を有している。第2誤差判定部173は、第1誤差計算部172よりも単純で判定結果に依存しない方式、例えばCMA(Constant Modulus Algorithm)方式で誤差の判定を行う。なお、第1誤差計算部172による誤差算出方式は、第2誤差判定部173による誤差算出方式よりも、確度が高い。CMA方式の詳細については、例えばD. N. Godard, "Self-Recovering Equalization and Carrier Tracking in Two-Dimensional Data Communication Systems", IEEE Trans. on Comm., Vol. COM-28, No. 11, pp. 1967-1875, Nov. 1980 に記載されている。
そして係数計算部171は、選択部183を介して第1誤差計算部172及び第2誤差判定部173に接続している。選択部183は、係数計算部171に、第1誤差計算部172による誤差の算出結果、及び第2誤差判定部173による誤差算出結果のいずれか一方を出力する。すなわち係数計算部171は、第1誤差計算部172による誤差の算出結果、及び第2誤差判定部173による誤差算出結果のいずれか一方を用いて、フィルタ係数の更新を行う。選択部183は、制御部190によって制御されている。
制御部190による選択部183の制御の詳細は、第2の実施形態と同様である。すなわち、選択部183が第2誤差判定部173による誤差算出結果を選択するタイミングは、第1の実施形態において選択部183がシンボル概判定部182を選択するタイミングと同じである。また、選択部183が第1誤差計算部172による誤差算出結果を選択するタイミングは、第1の実施形態において選択部183がシンボル判定部181を選択するタイミングと同じである。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
この出願は、2011年10月5日に出願された日本出願特願2011−221314、及び2012年10月3日に出願されたPCT/JP2012/006323を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (19)

  1. 偏波多重かつ多値変調された信号光と局所光とを、光90°ハイブリッドを用いて干渉させることにより生成された4つの出力光を、光電変換及びアナログ・デジタル変換することにより生成された4つのデジタル信号が入力され、フィルタ係数を持つフィルタを用いて、前記4つのデジタル信号から、前記信号光の2つの偏波成分に対応する2つの偏波信号を生成する偏波分離手段と、
    前記2つの偏波信号について、前記信号光と前記局所光の位相差及び周波数差を補償することにより、2つのキャリア補償信号を生成するキャリア補償手段と、
    前記2つのキャリア補償信号を復調する判定手段と、
    前記判定手段が、前記多値変調の信号配置に従って復調するか、前記多値変調の多値数を減らした信号配置に従って復調するか、を選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択した出力を用いて、前記偏波分離手段の前記フィルタ係数を更新する係数設定手段と、
    を備える信号処理装置。
  2. 請求項1に記載の信号処理装置において、
    前記判定手段は、
    前記2つのキャリア補償信号を前記多値変調の信号配置に従って復調するシンボル判定手段と、
    前記2つのキャリア補償信号を、前記多値変調の多値数を減らした信号配置に従って復調するシンボル概判定手段と、
    を備え、
    前記選択手段は、前記シンボル判定手段の出力と前記シンボル概判定手段の出力の一方を選択する信号処理装置。
  3. 請求項1に記載の信号処理装置において、
    前記選択手段は、前記多値変調の信号配置に従って復調するための第1基準データと、前記多値変調の多値数を減らした信号配置に従って復調するための第2基準データのいずれか一方を選択して前記判定手段に使用させる信号処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の信号処理装置において、
    前記判定手段は、前記フィルタ係数が収束するまでは、前記多値変調の信号配置に従って復調する信号処理装置。
  5. 請求項4に記載の信号処理装置において、
    前記判定手段は、前記フィルタ係数が収束した後は、前記多値変調の多値数を減らした信号配置に従って復調する信号処理装置。
  6. 請求項4又は5に記載の信号処理装置において、
    前記2つの偏波信号及び前記判定手段の出力を用いて、前記判定手段の出力の誤差を算出する誤差算出手段を備え、
    前記選択手段は、前記誤差算出手段が算出する誤差を用いて、前記フィルタ係数が収束したか否かを判断する信号処理装置。
  7. 請求項6に記載の信号処理装置において、
    前記選択手段は、
    複数のシンボルに対する前記誤差の平均値を一定のシンボル数ごとに算出し、
    前記平均値と、予め定められた閾値とを比較することにより、前記フィルタ係数が収束したか否かを判断する信号処理装置。
  8. 請求項6に記載の信号処理装置において、
    前記選択手段は、
    複数のシンボルに対する前記誤差の平均値を一定のシンボル数ごとに算出し、
    前記平均値の増減と、予め定められた閾値とを比較することにより、前記フィルタ係数が収束したか否かを判断する信号処理装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の信号処理装置において、
    前記多値変調における信号配置の信号配置のうち少なくとも2つは22n値直交振幅変調信号と22m値直交振幅変調信号(n>m)の信号配置であって、22n値直交振幅変調信号の信号配置の四隅の座標を[+a, +a],[-a, +a],[-a, -a],[+a, -a]とすると、22m値直交振幅変調信号のシンボル配置の四隅の座標は[+b, +b],[-b, +b],[-b, -b],[+b, -b](a>b)であることを特徴とする信号処理装置。
  10. 請求項9に記載の信号処理装置において、
    前記多値変調の信号配置のうち少なくとも2つは256値直交振幅変調信号と16値直交振幅変調信号の信号配置であって、256値直交振幅変調信号と16値直交振幅変調信号のシンボル間距離が1:4であることを特徴とする信号処理装置。
  11. 請求項9に記載の信号処理装置において、
    前記多値変調の信号配置のうち少なくとも2つは64値直交振幅変調信号と16値直交振幅変調信号の信号配置であって、64値直交振幅変調信号と16値直交振幅変調信号のシンボル間距離が2:4であることを特徴とする信号処理装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の信号処理装置において、
    前記多値変調の多値数を減らした信号配置は、4位相偏移変調の信号配置であることを特徴とする信号処理装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の信号処理装置において、
    前記多値変調の信号配置は256値直交振幅変調信号の信号配置であって、256値直交振幅変調信号と4位相偏移変調のシンボル間距離が1:10であることを特徴とする信号処理装置。
  14. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の信号処理装置において、
    前記多値変調の信号配置は64値直交振幅変調信号の信号配置であって、64値直交振幅変調信号と4位相偏移変調のシンボル間距離が2:10であることを特徴とする信号処理装置。
  15. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の信号処理装置において、
    前記多値変調の信号配置は16値直交振幅変調信号の信号配置であって、16値直交振幅変調信号と4位相偏移変調のシンボル間距離が4:10であることを特徴とする信号処理装置。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の信号処理装置において、
    前記光90°ハイブリッドと、
    前記光90°ハイブリッドの4つの出力光をそれぞれ電気信号に変換する光電変換手段と、
    前記光電変換手段からの4つの出力をそれぞれデジタル信号に変換するアナログ・デジタル変換手段と、
    を備える信号処理装置。
  17. 偏波多重かつ多値変調された信号光と局所光とを、光90°ハイブリッドを用いて干渉させることにより4つの出力光を生成し、
    前記4つの出力光を光電変換及びアナログ・デジタル変換することにより4つのデジタル信号を生成し、
    フィルタ係数を持つフィルタを用いて、前記4つのデジタル信号から、前記信号光の2つの偏波成分に対応する2つの偏波信号を生成し、
    前記2つの偏波信号について、前記信号光と前記局所光の位相差及び周波数差を補償することにより、2つのキャリア補償信号を生成し、
    前記2つのキャリア補償信号を前記多値変調の信号配置に従って復調した結果、前記2つのキャリア補償信号を前記多値変調の多値数を減らした信号配置に従って復調した結果、のいずれか一方に基づいて、前記フィルタ係数を更新する、信号処理方法。
  18. 偏波多重かつ多値変調された信号光と局所光とを、光90°ハイブリッドを用いて干渉させることにより生成された4つの出力光を、光電変換及びアナログ・デジタル変換することにより生成された4つのデジタル信号が入力され、フィルタ係数を持つフィルタを用いて、前記4つのデジタル信号から、前記信号光の2つの偏波成分に対応する2つの偏波信号を生成する偏波分離手段と、
    前記2つの偏波信号について、前記信号光と前記局所光の位相差及び周波数差を補償することにより、2つのキャリア補償信号を生成するキャリア補償手段と、
    前記2つのキャリア補償信号を復調する判定手段と、
    前記2つの偏波信号及び前記判定手段の出力を用いて、前記判定手段の出力の誤差を算出する第1誤差算出手段と、
    前記2つの偏波信号及び前記判定手段の出力を用いて、前記第1誤差算出手段よりも単純で判定結果に依存しない方法で、前記判定手段の出力の誤差を算出する第2誤差算出手段と、
    前記第1誤差算出手段による誤差判定結果及び前記第2誤差算出手段による誤差算出結果の一方を用いて、前記偏波分離手段の前記フィルタ係数を更新する係数設定手段と、
    を備え、
    前記係数設定手段は、前記フィルタ係数が収束するまでは、前記第2誤差算出手段による誤差算出結果を用いて前記フィルタ係数を更新し、前記フィルタ係数が収束した後は、前記第1誤差算出手段による誤差算出結果を用いて前記フィルタ係数を更新する信号処理装置。
  19. 偏波多重かつ多値変調された信号光と局所光とを、光90°ハイブリッドを用いて干渉させることにより4つの出力光を生成し、
    前記4つの出力光を光電変換及びアナログ・デジタル変換することにより4つのデジタル信号を生成し、
    フィルタ係数を持つフィルタを用いて、前記4つのデジタル信号から、前記信号光の2つの偏波成分に対応する2つの偏波信号を生成し、
    前記2つの偏波信号について、前記信号光と前記局所光の位相差及び周波数差を補償することにより、2つのキャリア補償信号を生成し、
    前記フィルタ係数が収束するまでは、第1の方法による誤差算出結果を用いて前記フィルタ係数を更新し、前記フィルタ係数が収束した後は、前記第1の方法よりも確度が高い第2の方法による誤差算出結果を用いて前記フィルタ係数を更新する、信号処理方法。
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