JPWO2013042301A1 - 通信システム、端末、通信方法および通信プログラム - Google Patents

通信システム、端末、通信方法および通信プログラム Download PDF

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Abstract

端末間のアプリケーションを用いた通信を中継する中継サーバ20を備え、端末10は、通話処理を実行する通話手段11と、通話手段11による通話処理の実行に従って、端末10を特定可能な情報を含むとともに通話状態が変更されたことを示す通話状態変更通知を、アプリケーションを用いた通信により中継サーバ20に送信する通話情報送信手段12とを含み、中継サーバ20は、通信元の端末10からアプリケーションを用いた通信による通信データを受信した場合には、通話状態変更通知にもとづいて、通信先の端末を特定し、特定した通信先の端末に通信データを送信するアプリケーション間通信手段21を含む。

Description

本発明は、通話中の端末同士が通信相手を特定するための通信システム、端末、通信方法および通信プログラムに関する。
携帯電話の発展により、スマートフォンなど携帯端末にユーザが任意のアプリケーションをインストールして利用できるようになってきている。このような携帯端末では、端末が通話を開始した、もしくは、終了したといった端末状態の変更をイベントとしてアプリケーションが取得できる機能が具備されている。
遠隔に離れたユーザ同士がネットワークを介して共同で作業を実施するための遠隔協働システムが提案されている。そして、遠隔会議としてユーザ同士が同じ資料や図を同時に参照、描画したり、ファイルを互いに送受信したりするシステムが提案されている。
このような遠隔会議システムでは、予めまたは一時的にユーザ同士がある期間一つのグループを形成し、そのグループに属しているユーザ間でメッセージのやりとりを実施し、各端末でメッセージに対応した処理を実行することで遠隔での会議を実現している。このようなグループへの参加メンバ及び期間はセッションとして管理され、セッションが継続している間はそのセッションに参加しているメンバがメッセージのやりとりをできるように制御される。このような遠隔協働システムにおいてユーザが利用する端末で動作するプログラムは、各端末で行われた操作をデータとして他の端末に送信し、そのデータを受信したプログラムはデータに記述されている内容を自端末上で実行する機能を備える。
このような遠隔協働システムにおいて、協働相手を指定するための方法として電話と連動した方式が提案されている。
特許文献1には、クライアント端末間のメッセージ送受信を、電話機の音声通話接続状態に連動させて行うことができるシステムが記載されている。
特許文献2には、構内交換機が、電話番号と連携するパーソナルコンピュータ(PC)を管理するシステムが記載されている。特許文献2に記載されたシステムは、その電話番号を持った電話機が構内交換機を通して通話を実施すると、構内交換機から通話をしている両者の電話番号に対応したPCに対しアプリケーション起動を通知する。この通知によって、通話をしている両者のPCのアプリケーションが通信を開始する。
特許文献3には、交換機を通して電話機で通話中のユーザに対してファイル共有空間を提供し、ユーザが利用しているPCを利用してファイル共有空間にファイルを蓄積、取得できるシステムが記載されている。
特許文献4には、ブラウザ間セッションを作成するシステムが記載されている。特許文献4に記載されたシステムは、通話ごとに送話、受話両者のホームゲートウェイ(HGW)が、サービスサーバに通話セッション情報として自端末電番と通話セッションIDを送付する。そして、このシステムは、対応付けサーバでブラウザアクセスと通話セッション情報とを関連付けして、ブラウザ間セッションを作成する。
特許文献5には、複数の端末装置に実装されたWebブラウザが、Webサーバに設けられたメッセージ中継サーバを介してメッセージのやり取りをすることによって、各Webブラウザの同期をとるシステムが記載されている。
国際公開第WO2009/066671号 特開2005−012380号公報 特開2007−166018号公報 特開2009−187320号公報 特開2010−225106号公報
特許文献1、特許文献2および特許文献3に記載のシステムは、電話機などの通話端末同士の通話状態を取得するために、通話端末の通話を制御する交換機から通話状態を知らせる信号を他の装置に送信する必要がある。一般に、電話機などの通話端末を制御する交換機は処理内容が複雑であり、交換機に通話状態を通知する機能を追加することは容易でない。また、交換機は設置台数が多いため、機能追加に要するコストが高くなる。
そこで、本発明は、回線交換機からの通話状態の通知を必要とせずに、端末において通話と連動したアプリケーション間通信を実現することができる通信システム、端末、通信方法および通信プログラムを提供することを目的とする。
本発明による通信システムは、端末間のアプリケーションを用いた通信を中継する中継サーバを備え、端末は、通話処理を実行する通話手段と、通話手段による通話処理の実行に従って、端末を特定可能な情報を含むとともに通話状態が変更されたことを示す通話状態変更通知を、アプリケーションを用いた通信により中継サーバに送信する通話情報送信手段とを含み、中継サーバは、通信元の端末からアプリケーションを用いた通信による通信データを受信した場合には、通話状態変更通知にもとづいて、通信先の端末を特定し、特定した通信先の端末に通信データを送信するアプリケーション間通信手段を含むことを特徴とする。
本発明による通信システムは、ユーザ操作による通話機能およびアプリケーションの実行機能を有する端末と、通話相手のユーザが使用する端末と、端末同士が通話するための通話制御を実行する回線交換機と、端末上のアプリケーション同士の通信を中継する中継サーバとで構成され、端末は、ユーザ同士による音声通話を制御する通話手段と、通話手段から通話状態を示す情報を取得し、中継サーバに通話状態を示す情報を送信する通話情報連動部と、中継サーバを経由して通話相手の端末上のアプリケーションと通信を行う通話連動アプリケーションが動作している端末を識別するための端末識別子を保存する自ID保存手段とを含み、中継サーバは、端末の通話状態の変更を通知する通話状態変更通知を受信する通話状態受信手段と、各端末の通話状態を示す情報を保持する通話状態保存手段と、端末で動作する通話連動アプリケーションと通信を行い各アプリケーション間の通信を中継するアプリケーション間通信手段とを含むことを特徴とする。
本発明による端末は、ユーザ同士による音声通話を制御する通話手段と、通話手段から通話状態を示す情報を取得し、中継サーバに通話状態を示す情報を送信する通話情報連動部と、中継サーバを経由して通話相手の端末上のアプリケーションと通信を行う通話連動アプリケーションが動作している端末を識別するための端末識別子を保存する自ID保存手段とを備えることを特徴とする。
本発明による通信方法は、端末は、通話処理の実行に従って、端末を特定可能な情報を含むとともに通話状態が変更されたことを示す通話状態変更通知を、アプリケーションを用いた通信により中継サーバに送信し、中継サーバは、通信元の端末からアプリケーションを用いた通信による通信データを受信した場合には、通話状態変更通知にもとづいて、通信先の端末を特定し、特定した通信先の端末に通信データを送信することを特徴とする。
本発明による通信プログラムは、コンピュータに、通話処理の実行に従って、端末を特定可能な情報を含むとともに通話状態が変更されたことを示す通話状態変更通知を、アプリケーションを用いた通信により中継サーバに送信する処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、回線交換機からの通話状態の通知を必要とせずに、端末において通話と連動したアプリケーション間通信を実現することができる。
本発明による通信システムの第1の実施形態の構成を示す説明図である。 第1の実施形態における通話開始時の端末の処理を示すフローチャートである。 通話状態情報の一例を示す説明図である。 端末上で通話連動アプリケーションが起動した後の第1の実施形態における通信システムの処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態における通話終了時の端末の処理を示すフローチャートである。 本発明による通信システムの第2の実施形態の構成を示す説明図である。 第2の実施形態における通話開始時の端末の処理を示すフローチャートである。 端末上で通話連動アプリケーションが起動した後の第2の実施形態における通信システムの処理を示すフローチャートである。 本発明による通信システムの主要部を示すブロック図である。
実施形態1.
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明による通信システムの第1の実施形態の構成を示す説明図である。
本発明による通信システムは、図1に示すように、端末200と、端末300と、中継サーバ400とを含む。中継サーバ400を介して、端末200と端末300とは通信可能に接続されている。
端末200および端末300は、インターネットなどのネットワークを介して中継サーバ400に接続される。また、端末200および端末300は、有線もしくは無線の電話網などのネットワークを介して回線交換機500と接続される。
端末同士が通話を行うときは、回線交換機を含む電話網を介した通信が行われる。また、端末同士がアプリケーション間通信を行うときは、ネットワークを介した通信が行われる。
回線交換機500は、各端末のIDもしくは電話番号を保持し、端末同士の通話開始要求、通話終了要求を受けて端末間の通話を接続する処理を行う。回線交換機500は、既存の方式を用いて実装され、その方式は、一般的なものであるため説明を省略する。なお、回線交換機500は通信システムに含まれていてもよい。
端末200および端末300は、携帯電話機などの端末であって、通話機能とアプリケーションの実行機能とを備える。
端末200は、通話部210と、通話情報連動部220と、識別情報記憶部240とを備える。通話連動アプリケーション230は、端末200上で動作可能なアプリケーションである。なお、通話部210および通話情報連動部220は、端末200が備えるCPUによって実現される。
通話部210は、通話処理を行う。通話部210は、携帯電話機などの端末が備える一般的な通話装置(例えば、通話回路部)である。
通話部210は、端末200に搭載されたマイクロフォンから入力したユーザの音声を、無線網などを介して通話相手の端末に送信する。また、通話部210は、他の端末から無線網などを介して受信した音声信号を、端末200に搭載されたスピーカに出力する。これにより、端末200のユーザは、他の端末のユーザと通話を行うことができる。この通話の方式は、一般的であるため、詳細な説明を省略する。
通話情報連動部220は、通話部210の通話状態を送信する。具体的には、通話情報連動部220は、通話部210の通話状態に変化があったこと示す通話状態変更通知を中継サーバ400に送信する。
通話情報連動部220は、通話開始検出手段221と、通話終了検出手段222と、通話状態通知手段223とを備える。
通話開始検出手段221は、通話部210で通話が開始された時点を検知する。
通話終了検出手段222は、通話部210で通話が終了した時点を検知する。
通話開始検出手段221および通話終了検出手段222は、例えば、端末200が備えるAPI(Application Programming Interface)が備えるイベントの検出方式を用いて実現できるものとする。
通話状態通知手段223は、通話開始検出手段221、通話終了検出手段222が検出した通話の状態変更を通話状態変更通知として中継サーバ400に送信する。本実施形態では、通話状態通知手段223が通話の開始および終了の2つの時点を検知している。ただし、通話の開始および終了以外の通話状態が取得できる場合には、その通話状態を取得するための検出手段を通話状態通知手段223に追加し、その通話状態を通話情報通知手段223が中継サーバ400に送信するようにしてもよい。
通話連動アプリケーション230は、中継サーバ400を介して、通話相手である他の端末上で動作するアプリケーションと通信データの送受信を行う。なお、「通話連動アプリケーションが送受信を行う」などの表現を用いるが、具体的には、CPUがアプリケーションに従って処理を実行することである。
識別情報記憶部240は、通話連動アプリケーション230が動作している端末を識別するための識別子(端末識別子)を記憶する。識別情報記憶部240は、具体的には、端末200が備えるメモリなどによって実現される。
端末300は、通話部310と、識別情報記憶部340とを備える。通話連動アプリケーション330は、端末300上で動作可能なアプリケーションである。
端末300の通話部310および識別情報記憶部340の構成は、端末200の通信部210および識別情報記憶部240と同様であるため、説明を省略する。また、通話連動アプリケーション330は、通話連動アプリケーション230と同様の機能を含むアプリケーションである。
なお、図1では、端末300は、端末200と同様に、通話情報連動部を備えていてもよい。また、図1では、端末200、端末300の二つの端末しか図示していないが、三つ以上の端末が同時に動作してもかまわない。
中継サーバ400は、端末上で動作するアプリケーション同士の通信を仲介する。中継サーバ400は、具体的には、PCなどの情報処理装置によって実現される。
中継サーバ400は、通話状態受信手段410と、通話状態記憶装置420と、アプリケーション間通信手段430とを備える。なお、通話状態受信手段410およびアプリケーション間通信手段430は、中継サーバ400が備えるCPUによって実現される。
通話状態受信手段410は、端末から通話状態変更通知を受信する。
通話状態記憶装置420は、各端末の通話状態を保持する。具体的には、通話状態記憶装置420は、各端末の通話状態を示す通話状態情報を保持する。通話状態記憶装置420は、具体的には、中継サーバ400が備える磁気ディスク装置などのデータベース装置によって実現される。
アプリケーション間通信手段430は、端末200および端末300上で動作する通話連動アプリケーションと通信を行い、各アプリケーション間の通信を仲介する。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図2は、第1の実施形態における通話開始時の端末200の処理を示すフローチャートである。
端末200のユーザは、端末200を操作して、他の端末のユーザ(通話相手)に対する通話の開始操作を行う。すると、端末200の通話部210は、ユーザの操作に従って、通話を開始するための処理を行う(ステップS201)。端末200のユーザは、例えば、端末200が備える数字ボタンなど操作キーや、端末200が備えるタッチパネル上に表示される数字ボタンやアドレス帳表示などを押して、通話相手の端末の電話番号を指定して通話を開始する。なお、通話を開始するときの操作方法はその他の方法であってもよい。このとき、通話部210から、電話番号とともに通話の開始要求が回線交換機500に送信される。本実施形態では、端末200のユーザが、端末300のユーザと通話する場合を例にする。
回線交換機500は、端末200の通話部210から通話の開始要求を受け付けると、通話の開始要求で指定された電話番号に対応する端末(端末300)を呼び出す(ステップS202)。
そして、端末200と端末300との通話が確立される(ステップS203)。
端末のユーザがIP電話サービスを利用する場合は、端末間の通話の呼び出し、応答および切断は、SIP(Session Initial Protocol)プロトコルや、H.323プロトコルなどを用いて実現される。なお、SIPプロトコルなどを使用した端末間の通話の呼び出し、応答および切断方法については、広く知られているため説明を省略する。
通話情報連動部220の通話開始検出手段221は、ステップS203の後、通信部210の通話開始を通話開始イベントとして検出する(ステップS204のYes)。
例えば、端末200の識別子(電話番号)が「1001」、端末300の識別子(電話番号)が「1002」である場合、「1001」から「1002」に対して通話が開始されたことを示す通話開始イベントが検出される。
通話開始検出手段221は、その通話開始イベントを通話状態通知手段223に渡す。すると、通話状態通知手段223は、中継サーバ400の通話情報受信手段410に対し、通話が開始されたことを示す通話開始通知メッセージを送信する(ステップS205)。
ステップS205における通話開始通知メッセージは、例えば、以下に示すデータである。
CALL FROM=1001 TO=1002
このデータは、識別子が「1001」である端末から識別子が「1002」である端末に対して通話が開始されたことを示す。“FROM=”の後に通話を開始した端末の識別子が設定され、“TO=”の後ろに通話相手の端末の識別子が設定される。なお、通話開始通知メッセージは、その他の形式であってもよい。
中継サーバ400の通話状態受信手段410は、通話開始通知メッセージを受信すると(ステップS206)、通話開始通知メッセージから通話を行っている端末の識別子「1001」、「1002」を取得する(ステップS207)。そして、通話状態受信手段410は、通話状態記憶装置420に、識別子が「1001」、「1002」である端末が通話中であることを示す通話状態情報を通話状態記憶装置420に蓄積する(ステップS208)。
なお、端末300が通話情報連動部を備えている場合には、端末200と同様に、ステップS201〜S208の処理が通話開始時に実行され、通話連動アプリケーション間の通信を準備することができる。その場合、ステップS205における通話開始通知メッセージは、以下に示すようなデータになる。
CALL FROM=1002 TO=1001
図3は、通話状態情報の一例を示す説明図である。図3に示す通話状態情報は、識別子が「1001」、「1002」である端末同士が通話中であることを示す。なお、図3に示す通話状態情報は、通話状態に対応する識別子(識別子1および識別子2)を2つ含むが、通話状態に対応する識別子が通話状態情報に3つ以上含まれていてもよい。識別子を3つ以上含む通話状態情報は、3つ以上の端末間で行われている通話の状態を示す。また、通話状態記憶装置420は、複数の通話状態情報を含んでいてもよい。
図4は、端末200上で通話連動アプリケーション230が起動した後の第1の実施形態における通信システムの処理を示すフローチャートである。
端末200のユーザが、端末200に対して通話連動アプリケーション230を起動させる操作を行うと、端末200は、通話連動アプリケーション230を起動する(ステップS401)。端末200のユーザは、例えば、端末200が備えるディスプレイ装置上に表示された通話連動アプリケーション230を示す画像をクリックしたり、ディスプレイ装置上に表示されたメニュー画面から通話連動アプリケーション230の項目を選択したりする操作を行って、通話連動アプリケーション230を起動させる。
通話連動アプリケーション230は、起動後に、識別情報記憶部240から自身が動作する端末(端末200)の識別子を取得し(ステップS402)、取得した識別子とともに中継サーバ400にデータを送信する(ステップS403)。識別子は、例えば、ファイルなどに記述された識別子であってもよいし、通話部210が保持する電話番号であってもよい。
ステップS403において、通話連動アプリケーション230が送信するデータは、例えば、下記に示すようなデータである。
ID=1001&MESSAGE=“Hello”
このデータは、識別子が「1001」である端末から“Hello”というメッセージが送信されたことを示す。“ID=”の後に送信元の端末の識別子を設定し、“MESSAGE=”の後ろにメッセージを設定する。なお、通話連動アプリケーション230が送信するデータの形式は、その他の形式であってもよい。
中継サーバ400のアプリケーション間通信手段430は、通話連動アプリケーション230が送信したデータを受信すると(ステップS404)、受信したデータに含まれる識別子「1001」を取得する。
アプリケーション間通信手段430は、ステップS404において取得した識別子を含む通話状態情報が通話状態記憶装置420に存在するか否かを確認する(ステップS405)。
ステップS404において取得した識別子を含む通話状態情報が存在する場合には(ステップS405のYes)、アプリケーション間通信手段430は、その通話状態情報に含まれる他の識別子で特定される端末に、ステップS404において受信したデータを送信する(ステップS406)。例えば、図3に示す例によれば、識別子「1001」は識別子「1002」と関連づけられて通話状態記憶装置420に保存されているため、識別子「1002」で特定される端末300にデータが送信される。
このとき、アプリケーション間通信手段430は、識別子と識別子に対応する端末のアドレスと含む対応情報をもとに、送信先の端末(端末300)のアドレスを判断するようにしてもよい。対応情報は、中継サーバ400が備える記憶部(図示せず)に予め記憶させておけばよい。
ステップS404において取得した識別子を含む通話状態情報が存在しない場合には(ステップS405のNo)、アプリケーション間通信手段430は、データの送信を拒否する(ステップS407)。
アプリケーション間通信手段430は、通話連動アプリケーションからデータを受信するたびに、ステップS404〜S407の処理を繰り返す。
なお、端末200上で通話連動アプリケーション230が起動した場合について説明したが、端末300上で通話連動アプリケーション330が起動した場合も同様に、端末300においてステップS401〜S403の処理が実行され、中継サーバ400においてステップS404〜S407の処理が実行される。
図5は、第1の実施形態における通話終了時の端末200の処理を示すフローチャートである。
端末200のユーザは、端末200が備える通話終了ボタンを押すなどして、通話の終了操作を行う。すると、端末200の通話部210は、ユーザの操作に従って、通話を終了するための処理を行う(ステップS501)。このとき、通話部210から、通話の終了要求が回線交換機500に送信される。
回線交換機500は、端末200から通話の終了要求を受け付けると、通話の終了要求で指定された電話番号に対応する端末(端末300)との通話を終了させる(ステップS502)。
通話情報連動部220の通話終了検出手段222は、通話部210の通話終了を通話終了イベントとして検出すると(ステップS503のYes)、その通話終了イベントを通話状態通知手段223に渡す。すると、通話状態通知手段223は、中継サーバ400の通話情報受信手段410に対し、通話が終了したことを示す通話終了通知メッセージを送信する(ステップS504)。
ステップS504における通話終了通知メッセージは、例えば、以下に示すデータである。
BYE FROM=1001
このデータは、識別子が「1001」である端末からの通話が終了したことを示す。なお、通話終了通知メッセージは、その他の形式であってもよい。
中継サーバ400の通話状態受信手段410は、通話終了通知メッセージを受信すると(ステップS505)、通話終了通知メッセージから端末の識別子「1001」を取得する(ステップS506)。通話状態受信手段410は、アプリケーション間通信手段430に対して、識別子が「1001」である端末(端末200)が通話を終了したことを通知する。
アプリケーション間通信手段430は、ステップS506において受信した通知をもとに、通話状態記憶装置420から識別子「1001」を含む通話状態情報を取得する(ステップS507)。そして、アプリケーション間通信手段430は、取得した通話状態情報に含まれる識別子で特定される端末、つまり、通話を終了した端末(端末200)と通話相手の端末(端末300)との接続を切断する(ステップS508)。このとき、端末との接続をすぐに切断せずに、通話が終了したことを各端末に対して通知してから切断してもよい。
ステップS508の後、アプリケーション間通信手段430は、通話状態記憶装置420から識別子「1001」を含む通話状態情報を削除する(ステップS509)。
以上に説明したように、本実施形態では、端末200の通話情報連動部220が、端末200の通話状態を取得して、取得した通話状態を中継サーバ400に送信することによって、中継サーバ400が端末同士の通話状態を取得できるようにしている。そのため、回線交換機からの通話状態の通知を必要とせずに、端末200および端末300において通話と連動したアプリケーション間通信を実現することができる。すなわち、アプリケーション間で端末の通話状態を取得可能とすることにより、回線交換機500を経由して通話状態を取得することを不要としている。
また、本実施形態では、通話中の端末上で動作する通話連動アプリケーションが、通話相手との通信を中継サーバ400に要求し、中継サーバ400が通話相手の端末上で動作するアプリケーションとの通信を仲介している。その結果、通話をしている端末のアプリケーション同士が通信を行うことができる。
また、通話状態を取得するためのHGWなどの装置を設置する必要がないため、HGWなどの装置を導入していないユーザのシステムにも本発明を適用することができる。
また、アプリケーション間で端末の通話状態を取得可能とすることにより、回線交換機500の修正やHGWの導入などに要するコストを削減することができる。
なお、本実施形態では、アプリケーション間通信手段430は、対応情報をもとに、送信先の端末のアドレスにデータを送信しているが、通話連動アプリケーションがデータ受信用に確立した接続を利用して、データを送信するようにしてもよい。そのような形態を実現するには、通話連動アプリケーションがアプリケーション間通信手段430に対してデータ受信用の接続を確立させる。そして、アプリケーション間通信手段430が、その接続を介して通話連動アプリケーションに対してデータを送信するようにすればよい。そのような形態によれば、対応情報を予め中継サーバ400に記憶させておく必要がない。
また、本実施形態では、端末200から通話状態変更通知が送信される場合について説明したが、端末300が通話情報連動部を備えている場合には、端末200と端末300とから通話状態変更通知が送信される。その場合、中継サーバ400は、複数の端末から通話状態変更通知を受信する。
中継サーバ400は、複数の端末から受信した通話開始通知メッセージの内容が同一の場合にのみ、通話状態記憶装置420に通話状態情報を保存するようにしてもよい。このとき、中継サーバ400は、通話開始通知メッセージの内容が異なる場合には、後から受信した通話開始通知メッセージを拒否して、通話状態記憶装置420に格納されている通話状態情報を削除するようにしてもよい。
また、通話開始通知メッセージの内容の異同にかかわらず、それぞれの通話開始通知メッセージに対応する通話状態を別々の項目(通話状態情報)として通話状態記憶装置420に保存するようにしてもよい。
中継サーバ400は、複数の端末から通話終了通知メッセージを受信した場合は、通話終了通知メッセージに対応する通話状態情報が通話状態記憶装置420に記憶されていない場合、つまり既に削除されている場合には、何もせずに処理を終了するようにしてもよい。
実施形態2.
以下、本発明の第2の実施形態を図面を参照して説明する。
図6は、本発明による通信システムの第2の実施形態の構成を示す説明図である。
図6に示すように、通信システムは、端末600と、端末300と、中継サーバ400とを含む。
端末600は、通話情報連動部620を備える。
通話情報連動部620は、通話開始検出手段221と、通話終了検出手段222と、通話状態通知手段223の他に、状態情報記憶部224を備える。
状態情報記憶部224は、通話部210の通話状態を示す情報を記憶する。状態情報記憶部224は、具体的には、端末200が備えるメモリなどによって実現される。
第2の実施形態における端末600のその他の構成は、第1の実施形態における端末200と同様である。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図7は、第2の実施形態における通話開始時の端末600の処理を示すフローチャートである。
ステップS701〜S704の処理は、第1の実施形態のステップS201〜S204の処理と同様なため、説明を省略する。
通話開始検出手段221は、通話開始イベントを検出すると、通話開始イベントを通話部210の通話状態を示す情報として状態情報記憶部224に蓄積し(ステップS705)、すぐには通知開始メッセージを送信しない。
図8は、端末600上で通話連動アプリケーション230が起動した後の第2の実施形態における通信システムの処理を示すフローチャートである。
端末600のユーザが、端末600に対して通話連動アプリケーション230を起動させる操作を行うと、端末600は、通話連動アプリケーション230を起動する(ステップS801)。
通話連動アプリケーション230は、通話状態通知手段223に対して通話開始通知メッセージの送信指示をする(ステップS802)。
ステップS802の後、通話状態通知手段223は、ステップS705において状態情報記憶部224に蓄積された情報を、中継サーバ400に対して通話開始通知メッセージとして送信する(ステップS803)。
ステップS803の後、携帯端末600および中継サーバ400は、ステップS402〜S407の処理を実行する。
また、ステップS803の後、中継サーバ400の通話状態受信手段410は、通話開始通知メッセージを受信すると、ステップS206〜ステップS208の処理を実行する。
通話終了時の端末600の処理は、第1の実施形態のステップS501〜509の処理と同様である。
ただし、ステップS503の処理において、通話情報連動部220の通話終了検出手段222は、通話終了イベントを検出すると、ステップS705において状態情報記憶部224に蓄積した情報を削除する。なお、ステップS504以下の処理は、通話連動アプリケーション230が起動されている場合にのみ、実行するようにしてもよい。
以上に説明したように、本実施形態では、第1の実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、通話連動アプリケーション230が起動された場合にのみ、通話開始通知メッセージを中継サーバ400に送信するようにしているので、中継サーバ400と端末との通信におけるアクセス回数などを低減することができる。
図9は、本発明による通信システムの主要部を示すブロック図である。図9に示すように、通信システムは、端末間のアプリケーションを用いた通信を中継する中継サーバ20(図1に示す中継サーバ400に相当。)を備え、端末10(図1に示す端末200に相当。)は、通話処理を実行する通話手段11(図1に示す端末200における通話部210に相当。)と、通話手段11による通話処理の実行に従って、端末10を特定可能な情報を含むとともに通話状態が変更されたことを示す通話状態変更通知を、アプリケーションを用いた通信により中継サーバ20に送信する通話情報送信手段12(図1に示す端末200における通話状態通知手段223に相当。)とを含み、中継サーバ20は、通信元の端末10からアプリケーションを用いた通信による通信データを受信した場合には、通話状態変更通知にもとづいて、通信先の端末(図1に示す端末300に相当。)を特定し、特定した通信先の端末に通信データを送信するアプリケーション間通信手段21(図1に示す中継サーバ400におけるアプリケーション間通信手段430に相当。)を含む。
上記の実施形態には、以下のような通信システムおよび端末も開示されている。
(1)ユーザ操作による通話機能およびアプリケーションの実行機能を有する端末10と、通話相手のユーザが使用する端末(図1に示す端末300に相当。)と、端末同士が通話するための通話制御を実行する回線交換機(図1に示す回線交換機500に相当。)と、端末上のアプリケーション同士の通信を中継する中継サーバ20とで構成され、端末10は、ユーザ同士による音声通話を制御する通話手段11と、通話手段11から通話状態を示す情報を取得し、中継サーバ20に通話状態を示す情報を送信する通話情報連動部(図1に示す端末200における通話情報連動部220に相当。)と、中継サーバ20を経由して通話相手の端末上のアプリケーションと通信を行う通話連動アプリケーション(図1に示す通話連動アプリケーション230に相当。)が動作している端末を識別するための端末識別子を保存する自ID保存手段(図1に示す端末200における識別情報記憶部240に相当。)とを含み、中継サーバ20は、端末の通話状態の変更を通知する通話状態変更通知を受信する通話状態受信手段(図1に示す中継サーバ400における通話状態受信手段410に相当。)と、各端末の通話状態を示す情報を保持する通話状態保存手段(図1に示す中継サーバ400における通話状態記憶装置420に相当。)と、端末で動作する通話連動アプリケーションと通信を行い各アプリケーション間の通信を中継するアプリケーション間通信手段21とを含む通信システム。
(2)通話情報連動部は、通話手段11で通話が開始された時点を検知する通話開始検出手段(図1に示す通話情報連動部220における通話開始検出手段221に相当。)と、通話手段11で通話が終了した時点を検知する通話終了検出手段(図1に示す通話情報連動部220における通話終了検出手段222に相当。)と、検出した通話状態の変更を通話状態変更通知として中継サーバ20に送信する通話情報送信手段12とを備える通信システム。
(3)通話情報連動部は、通話手段11で通話相手の端末との通話が確立されると、通話開始検出手段において、通話の開始を端末10が備えるアプリケーションインターフェイスを利用して通話開始イベントとして検出し、通話開始検出手段は、通話開始イベントを通話情報送信手段12に出力し、通話情報送信手段12は、中継サーバ20の通話情報受信手段に対し、通話開始通知メッセージとして送信し、中継サーバ20の通話状態保存手段は、通話状態を示す情報を蓄積する通信システム。
(4)通話情報連動部は、通話手段11での通話が終了すると、通話終了検出手段において、通話の終了を端末が備えるアプリケーションインターフェイスを利用して通話終了イベントとして検出し、通話終了検知手段は、通話終了イベントを通話情報送信手段12に出力し、通話情報送信手段12は、中継サーバ20の通話状態受信手段に対して、通話が終了したことを示す通話終了通知メッセージを送信し、中継サーバ20の通話状態保存手段は、通話状態を示す情報を削除する通信システム。
(5)通話情報連動部は、端末10の通話の状態を示す情報を蓄積する通話情報蓄積手段(図4に示す端末600における状態情報記憶部224に相当。)を備える通信システム。
(6)通話情報連動部は、通話手段11で通話相手の端末との通話が確立されると、通話開始検出手段において、通話の開始を端末10が備えるアプリケーションインターフェイスを利用して通話開始イベントとして検出し、通話開始検出手段は、通話開始イベントを通話状態を示す情報として通話情報蓄積手段に出力し、通話情報蓄積手段は通話状態を示す情報を蓄積する通信システム。
(7)ユーザ同士による音声通話を制御する通話手段11と、通話手段11から通話状態を示す情報を取得し、中継サーバ20に通話状態を示す情報を送信する通話情報連動部と、中継サーバ20を経由して通話相手の端末上のアプリケーションと通信を行う通話連動アプリケーションが動作している端末を識別するための端末識別子を保存する自ID保存手段とを備える端末。
また、上記の実施形態には、以下のような通信システムおよび端末も開示されている。
(付記1)通話情報連動部は、端末10で通話連動アプリケーションが起動すると、通話情報送信手段12において、通話情報蓄積手段に蓄積された通話状態を示す情報を、中継サーバ20の通話情報受信手段に対し、通話開始通知メッセージとして送信し、中継サーバ20の通話状態保存手段は、通話状態を示す情報を蓄積する通信システム。
(付記2)通話情報連動部は、通話手段11での通話が終了すると、通話終了検出手段において、通話の終了を端末10が備えるアプリケーションインターフェイスを利用して通話終了イベントとして検出し、通話情報蓄積手段に蓄積された通話状態を示す情報を削除して、通話終了イベントを通話情報送信手段12に出力し、通話情報送信手段12は中継サーバ20の通話状態受信手段に対して、通話が終了したことを示す通話終了通知メッセージを送信し、中継サーバ20の通話状態保存手段は、通話状態を示す情報を削除する通信システム。
(付記3)通話情報連動部は、通話手段11で通話が開始された時点を検知する通話開始検出手段と、通話手段11で通話が終了した時点を検知する通話終了検出手段と、検出した通話状態の変更を通話状態変更通知として中継サーバ20に送信する通話情報送信手段12とを備える端末。
(付記4)通話情報連動部は、端末10の通話手段11で通話相手の端末との通話が確立されると、通話開始検出手段において、通話の開始を端末10が備えるアプリケーションインターフェイスを利用して通話開始イベントとして検出し、通話開始検出手段は、通話開始イベントを通話情報送信手段12に出力し、通話情報送信手段12は、中継サーバ20の通話情報受信手段に対し、通話開始通知メッセージとして送信し、中継サーバ20の通話状態保存手段は、通話状態を示す情報を蓄積する端末。
(付記5)通話情報連動部は、通話手段11での通話が終了すると、通話終了検出手段において、通話の終了を端末が備えるアプリケーションインターフェイスを利用して通話終了イベントとして検出し、通話終了検知手段は、通話終了イベントを通話情報送信手段12に出力し、通話情報送信手段12は、中継サーバ20の通話状態受信手段に対して、通話が終了したことを示す通話終了通知メッセージを送信し、中継サーバ20の通話状態保存手段は、通話状態を示す情報を削除する端末。
(付記6)通話情報連動部は、端末10の通話の状態を示す情報を蓄積する通話情報蓄積手段を備える端末。
(付記7)通話情報連動部は、端末10の通話手段11で通話相手の端末との通話が確立されると、通話開始検出手段において、通話の開始を端末10が備えるアプリケーションインターフェイスを利用して通話開始イベントとして検出し、通話開始検出手段は、通話開始イベントを通話状態を示す情報として通話情報蓄積手段に出力し、通話情報蓄積手段は通話状態を示す情報を蓄積する端末。
(付記8)通話情報連動部は、端末10で通話連動アプリケーションが起動すると、通話情報送信手段12において、通話情報蓄積手段に蓄積された通話状態を示す情報を、中継サーバ20の通話情報受信手段に対し、通話開始通知メッセージとして送信し、中継サーバ20の通話状態保存手段は、通話状態を示す情報を蓄積する端末。
(付記9)通話情報連動部は、通話手段11での通話が終了すると、通話終了検出手段において、通話の終了を端末10が備えるアプリケーションインターフェイスを利用して通話終了イベントとして検出し、通話情報蓄積手段に蓄積された通話状態を示す情報を削除して、通話終了イベントを通話情報送信手段12に出力し、通話情報送信手段12は中継サーバ20の通話状態受信手段に対して、通話が終了したことを示す通話終了通知メッセージを送信し、中継サーバ20の通話状態保存手段は、通話状態を示す情報を削除する端末。
以上、実施形態及び実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2011年9月21日に出願された日本特許出願2011−206344を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10、200、300 端末
11 通話手段
12 通話情報送信手段
20、400 中継サーバ
21、430 アプリケーション間通信手段
210、310 通話部
220 通話情報連動部
221 通話開始検出手段
222 通話終了検出手段
223 通話状態通知手段
224 状態情報記憶部
230、330 通話連動アプリケーション
240、340 識別情報記憶部
410 通話状態受信手段
420 通話状態記憶装置
500 回線交換機

Claims (10)

  1. 端末間のアプリケーションを用いた通信を中継する中継サーバを備え、
    端末は、
    通話処理を実行する通話手段と、
    前記通話手段による通話処理の実行に従って、端末を特定可能な情報を含むとともに通話状態が変更されたことを示す通話状態変更通知を、アプリケーションを用いた通信により前記中継サーバに送信する通話情報送信手段とを含み、
    前記中継サーバは、通信元の端末からアプリケーションを用いた通信による通信データを受信した場合には、前記通話状態変更通知にもとづいて、通信先の端末を特定し、特定した通信先の端末に前記通信データを送信するアプリケーション間通信手段を含む
    ことを特徴とする通信システム。
  2. ユーザ操作による通話機能およびアプリケーションの実行機能を有する端末と、
    通話相手のユーザが使用する端末と、
    端末同士が通話するための通話制御を実行する回線交換機と、
    端末上のアプリケーション同士の通信を中継する中継サーバとで構成され、
    端末は、
    ユーザ同士による音声通話を制御する通話手段と、
    前記通話手段から通話状態を示す情報を取得し、前記中継サーバに前記通話状態を示す情報を送信する通話情報連動部と、
    前記中継サーバを経由して前記通話相手の端末上のアプリケーションと通信を行う通話連動アプリケーションが動作している端末を識別するための端末識別子を保存する自ID保存手段とを含み、
    前記中継サーバは、
    端末の通話状態の変更を通知する通話状態変更通知を受信する通話状態受信手段と、
    各端末の通話状態を示す情報を保持する通話状態保存手段と、
    端末で動作する通話連動アプリケーションと通信を行い各アプリケーション間の通信を中継するアプリケーション間通信手段とを含む
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 通話情報連動部は、
    通話手段で通話が開始された時点を検知する通話開始検出手段と、
    前記通話手段で通話が終了した時点を検知する通話終了検出手段と、
    検出した通話状態の変更を通話状態変更通知として中継サーバに送信する通話情報送信手段とを備える
    請求項2に記載の通信システム。
  4. 通話情報連動部は、通話手段で通話相手の端末との通話が確立されると、通話開始検出手段において、前記通話の開始を端末が備えるアプリケーションインターフェイスを利用して通話開始イベントとして検出し、
    前記通話開始検出手段は、前記通話開始イベントを通話情報送信手段に出力し、
    前記通話情報送信手段は、中継サーバの通話情報受信手段に対し、通話開始通知メッセージとして送信し、
    前記中継サーバの通話状態保存手段は、通話状態を示す情報を蓄積する
    請求項2または請求項3に記載の通信システム。
  5. 通話情報連動部は、通話手段での通話が終了すると、通話終了検知手段において、前記通話の終了を端末が備えるアプリケーションインターフェイスを利用して通話終了イベントとして検出し、
    前記通話終了検知手段は、前記通話終了イベントを通話情報送信手段に出力し、
    前記通話情報送信手段は、中継サーバの通話状態受信手段に対して、通話が終了したことを示す通話終了通知メッセージを送信し、
    前記中継サーバの通話状態保存手段は、通話状態を示す情報を削除する
    請求項2から請求項4のうちのいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 通話情報連動部は、
    端末の通話の状態を示す情報を蓄積する通話情報蓄積手段を備える
    請求項2から請求項5のうちのいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 通話情報連動部は、通話手段で通話相手の端末との通話が確立されると、通話開始検出手段において、前記通話の開始を端末が備えるアプリケーションインターフェイスを利用して通話開始イベントとして検出し、
    前記通話開始検出手段は、前記通話開始イベントを通話状態を示す情報として通話情報蓄積手段に出力し、
    通話情報蓄積手段は、通話状態を示す情報を蓄積する
    請求項6に記載の通信システム。
  8. ユーザ同士による音声通話を制御する通話手段と、
    前記通話手段から通話状態を示す情報を取得し、中継サーバに前記通話状態を示す情報を送信する通話情報連動部と、
    前記中継サーバを経由して通話相手の端末上のアプリケーションと通信を行う通話連動アプリケーションが動作している端末を識別するための端末識別子を保存する自ID保存手段とを備える
    ことを特徴とする端末。
  9. 端末は、
    通話処理の実行に従って、端末を特定可能な情報を含むとともに通話状態が変更されたことを示す通話状態変更通知を、アプリケーションを用いた通信により中継サーバに送信し、
    前記中継サーバは、
    通信元の端末からアプリケーションを用いた通信による通信データを受信した場合には、前記通話状態変更通知にもとづいて、通信先の端末を特定し、特定した通信先の端末に前記通信データを送信する
    ことを特徴とする通信方法。
  10. コンピュータに、
    通話処理の実行に従って、端末を特定可能な情報を含むとともに通話状態が変更されたことを示す通話状態変更通知を、アプリケーションを用いた通信により中継サーバに送信する処理を実行させる
    ための通信プログラム。
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