JPWO2013018625A1 - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

センスライン駆動回路(24)は、容量を介して、液晶パネルに備えられた複数の画素に順次的に画像データの書き込みを行う期間以外の期間にセンスライン(SeL1・SeL2・・・SeLn)から出力される信号を得て、センスライン(SeL1・SeL2・・・SeLn)とドライブライン(DL1・DL2・・・DLn)とが隣接する複数の箇所中、検出対象物が存在する箇所を検出する。

Description

本発明は、位置検出部と表示部とを備えた表示装置に関するものである。
近年、特にスマートフォンや携帯電話などの携帯機器の分野においては、指や入力ペンなどの検出対象物を表示面上に接触させ、その接触位置を検出するタッチパネルが備えられた表示装置が一般化されている。
従来から、このような表示装置に備えられるタッチパネルとしては、抵抗膜方式(押されると上の導電性基板と下の導電性基板とが接触することによって入力位置を検知する方式)や静電容量方式(触った場所の容量変化を検知することによって入力位置を検知する方式)のものが主に用いられてきた。
その中でも、静電容量方式のタッチパネルは、簡便な操作で接触位置を検出することができることと、抵抗膜方式のように空気層を挟んで2枚の導電膜を形成する必要がなく、空気層と導電膜との界面における外光の界面反射が生じないことから、現在、タッチパネルの主流となっている。
しかしながら、静電容量方式のタッチパネルでは、静電容量の変化を検出することで指などの検出対象物の接触位置を検出することから、タッチパネルが外部からの輻射ノイズを受けると、このノイズの影響により、結果として、静電容量にも変化が生じてしまい、接触位置を精度よく検出することができない。
図16は、一般的なタッチパネルを備えた表示装置の概略構成を示す図である。
表示装置50は、液晶パネル51とタッチパネル52とカバーガラス53とを備えており、液晶パネル51とタッチパネル52との間には、エアギャップ(Air Gap)が形成されている。なお、近年においては、エアギャップレス構造も増加傾向にある。
しかし、液晶パネル51を駆動させると図示されているように、輻射ノイズが生じ、このノイズがタッチパネル52の動作に悪影響を及ぼす。
図17は、液晶パネル51の有無によって、タッチパネル52が受けるノイズ量の変化を示す図である。
図示されているように、液晶パネル51が無い場合と比較して、液晶パネル51が有る場合には、タッチパネル52が受けるノイズ量が大きく増加するので、S/N比(Signal/Noise比)が低下し、結果として、タッチパネル52の検出性能の低下を招き、誤検出などが生じやすくなってしまうという問題がある。
そして、液晶パネル51のノイズ分析を行ったところ、タッチパネル52の検出性能を低下させているノイズは、液晶パネル51からの輻射ノイズであり、上記輻射ノイズは、液晶パネル51において、表示データの書込み期間中に発生しており、データラインに充電を行う初期の瞬間に発生していることが判明した。
そこで、このような問題を解決するため、非特許文献1(SID 2010 DIGEST,p669)には、Hagaらによって、静電容量方式の一種である表面型自己容量方式のタッチパネルを備えた表示装置において、タッチパネルの駆動と液晶パネルの駆動とを同期させ、液晶パネルに書き込みが行われてない期間中に、タッチパネルを駆動させ、接触位置の検出を行う方法が提案されている。
図18は、非特許文献1に掲載されているタッチパネルを備えた表示装置60の概略構成を示す図である。
図示されているように、表示装置60は、カラーフィルタ基板61とTFT基板64とを備えており、上記両基板間には、図示してないが、液晶層が挟持されている。
カラーフィルタ基板61において、TFT基板64と対向する面には、図示してないが、カラーフィルタ層や配向膜などが形成されており、その反対側の面には、表面ITO層62と偏向フィルムとが形成されている。
そして、表面ITO層62の4隅には、電圧供給回路VS〜VSの各々と電流センシング回路I〜Iの各々とからなる4つの検知システム63a・63b・63c・63dが備えられており、表面ITO層62の4隅には、電圧供給回路VS〜VSの各々から同じ電圧が印加されるようになっている。
それから、指が接触すると、容量Crを介して、上記指に少量の電流が流れることとなる。
そして、上記指が接触する位置によって、4つの検知システム63a・63b・63c・63dに備えられた電流センシング回路I1〜I4における電流値が異なることを利用して、上記指の接触位置を検知するようになっている。
一方、TFT基板64において、カラーフィルタ基板61と対向する面には、複数の画素TFT素子65、ゲートドライバ(ゲート信号線駆動回路)66、データドライバ(データ信号線駆動回路)67、共通電極Comなどが設けられており、共通電極Comには、共通電極ドライバ68が電気的に接続されている。
図19は、図18に示す表示装置60の駆動タイミングを示す図である。
図示されているように、タッチパネルを、ゲート信号線駆動回路の出力とデータ信号線駆動回路の出力とが、ともにハイインピーダンス(Hi−Z)であるV−blank期間(液晶パネル駆動の休止期間)中に、駆動させ、タッチの検出を行うようになっている。
すなわち、タッチパネルの駆動と液晶パネルの駆動とを同期させ、液晶パネルに書き込みが行われている期間である図中のAddressable期間以外に、タッチパネルを駆動させ、指の接触位置の検出を行うようになっている。
したがって、上記非特許文献1に記載されているような駆動方法を用いることにより、液晶パネルに書き込みを行っている際に生じるノイズの影響を避けることができる。
一方、特許文献1および2には、並列駆動を用いて、タッチパネルのセンシング時間を短縮する構成について開示されている。
SID 2010 DIGEST,p669,Touch Panel Embedded IPS−LCD with Parasitic Current Reduction Technique
日本国公開特許公報「特開2011−128982号公報(2011年6月30日公開)」 米国公開特許公報「US2010/0060591 A1(2010年3月11日公開)」
しかしながら、上記非特許文献1に記載されている駆動方法を用いる場合においては、液晶パネルに書き込みを行っている際に生じるノイズの影響は避けることができるが、基本的に1フレーム期間において、液晶パネルに書き込みを行う期間を確保した上で、その残りの期間をタッチパネルの駆動に用いるようになっているので、タッチパネルの駆動に用いることのできる期間は、2ms以下と短く、この方法によっては、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うのは困難である。
さらに、近年、高画質を具現できる表示装置への要求が強く、液晶パネルなどの表示装置は、さらに高精細化する傾向にある。
したがって、タッチパネルの駆動と液晶パネルの駆動とを同期させ、液晶パネルに書き込みが行われてない期間中に、タッチパネルを駆動させ、接触位置の検出を行う方法のみでは、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うために十分なタッチパネルの駆動期間の確保が困難な状況である。
なお、このような問題は、静電容量方式のタッチパネルと同様に駆動される、光の受光量に応じて異なる電流を流すフォートダイオードやフォートトランジスタを備えた光センサの分野においても同様に生じる。
また、上記非特許文献1に開示されている表面型自己容量方式のタッチパネルには、並列駆動を適用することができない。
一方、上記特許文献1および2に開示されている並列駆動を用いれば、タッチパネルのセンシング時間を短縮させることができ、積分回数を増やせるので、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことができると記載されているが、上記特許文献1および2の何れにおいても、液晶パネルに書き込みを行っている際に生じるノイズの影響は全く考慮されてなく、どのタイミングでタッチパネルのセンシングを行えばよいかについては記載されてない。
したがって、タッチパネルのセンシング時間を短縮させることができたとしても、液晶パネルに書き込みを行っている際中に、タッチパネルのセンシングを行えば、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことはできない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、上記の課題を解決するために、位置検出部と表示部とを備えた表示装置であって、上記位置検出部には、マトリクス状に形成された複数の位置検出素子が設けられており、上記複数の位置検出素子の各々には、互いに電気的に分離された第1の配線および第2の配線が電気的に接続されており、上記複数の第1の配線に、それぞれ異なる符号列を有する信号を同時に印加する符号列信号供給回路を備え、上記表示部の1フレーム期間は、上記表示部に備えられた複数の画素に順次的に画像データの書き込みを行う第1の期間と、上記第1の期間以外の期間である第2の期間とからなり、上記第2の期間中において上記複数の第2の配線を介して、上記位置検出素子から出力される信号を得て、上記位置検出素子から出力される信号と、複数の上記符号列と、の復元演算を行い求められた復元値から検出対象物が存在する箇所を検出するように設定された上記位置検出部の制御回路と、を備えていることを特徴としている。
上記構成によれば、複数の第1の配線に、それぞれ異なる符号列を有する信号を同時に印加する符号列信号供給回路を備えているので、上記第1の配線に上記信号を印加するのに所要される時間を短縮することができる。したがって、同じセンシング回数を行う場合、センシングに所要される時間も短縮することができる。
そして、上記構成によれば、表示部によるノイズの影響が小さい上記第2の期間中において、上記複数の第2の配線を介して、上記位置検出素子から出力される信号を得るように設定されている。
したがって、上記センシングに所要される時間を短縮できる分、センシング回数を増やすことができるので、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
本発明の表示装置は、以上のように、上記位置検出部には、マトリクス状に形成された複数の位置検出素子が設けられており、上記複数の位置検出素子の各々には、互いに電気的に分離された第1の配線および第2の配線が電気的に接続されており、上記複数の第1の配線に、それぞれ異なる符号列を有する信号を同時に印加する符号列信号供給回路を備え、上記表示部の1フレーム期間は、上記表示部に備えられた複数の画素に順次的に画像データの書き込みを行う第1の期間と、上記第1の期間以外の期間である第2の期間とからなり、上記第2の期間中において上記複数の第2の配線を介して、上記位置検出素子から出力される信号を得て、上記位置検出素子から出力される信号と、複数の上記符号列と、の復元演算を行い求められた復元値から検出対象物が存在する箇所を検出するように設定された上記位置検出部の制御回路と、を備えている構成である。
それゆえ、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
本発明の一実施の形態の液晶表示装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の液晶表示装置に備えられたTFT基板の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の液晶表示装置に備えられたタッチパネルのドライブ電極およびセンス電極の形状を示す図である。 本発明の一実施の形態の液晶表示装置に備えられたタッチパネルの概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の液晶表示装置のM系列発生回路に備えられたM系列発生器を示す図である。 本発明の一実施の形態の液晶表示装置に備えられたドライブライン駆動回路の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の液晶表示装置のセンスライン駆動回路に備えられたセンスライン選択回路と増幅回路との概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の液晶表示装置のセンスライン駆動回路に備えられた相関値算出回路の概略構成を示す図である。 並列駆動を用いることにより、タッチパネルのセンシング時間を短縮できる効果を説明するための図である。 本発明の他の一実施の形態の液晶表示装置に備えられた画素TFT素子の半導体層として用いることができる各種半導体層と、非晶質シリコン層との各種特性の差を説明するための図である。 本発明の他の一実施の形態の液晶表示装置に備えられた液晶パネルを30Hzで低周波駆動させる場合の1フレーム期間における、書込み期間とタッチパネルの駆動が可能な休止期間とを示す図である。 本発明の他の一実施の形態の液晶表示装置に備えられた液晶パネルを60Hzで駆動させ、タッチパネルを120Hzで駆動させる場合を示す図である。 ドライブライン(Drive Line)およびセンスライン(Sense Line)の近くに、抵抗が比較的に高い共通電極層(CITO)が形成されている場合のタッチパネルの等価回路を示す図である。 図13に図示した等価回路にGNDを追加したモデルを用いて、シミュレーションを行うために用いられるパラメータの値とシミュレーション波形の結果を示す図である。 本発明のさらに他の一実施の形態の液晶表示装置において、共通電極層と導電層とを電気的に接続させる方法の一例を示す図である。 従来の一般的なタッチパネルを備えた表示装置の概略構成を示す図である。 液晶パネルの有無によって、タッチパネルが受けるノイズ量の変化を示す図である。 非特許文献1に掲載されているタッチパネルを備えた表示装置の概略構成を示す図である。 図18に示す表示装置の駆動タイミングを示す図である。 静電容量方式の一種である相互容量方式のタッチパネルの概略構成とその動作原理を示す図である。 従来の構成において、液晶パネルを60Hzで駆動させる場合の1フレーム期間(16.7ms)中における、書込み期間と休止(1V帰線)期間とを示している。 従来のタッチパネルの概略構成を示す図である。 従来のタッチパネルにおける各々のドライブラインDL1・DL2・・・DLnに印加されたそれぞれの信号を示す図である。 従来のタッチパネルの駆動タイミングチャートを示す図である。 図24に示すタッチパネルの駆動タイミングチャートの各ステップ(STEP)における、サンプリング回路とリセットスイッチとの状態を説明するための図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などはあくまで一実施形態に過ぎず、これらによってこの発明の範囲が限定解釈されるべきではない。
なお、以下の各実施の形態においては、表示装置に備えられた表示部として液晶表示パネルを例に挙げて説明をするが、上記表示部の画素毎にアクティブ素子が備えられているタイプであれば、特にその種類は限定されることなく、例えば、有機ELなどを用いることもできるのは勿論である。
一方、以下の各実施の形態においては、上記表示装置に備えられた位置検出部として、インセル型の静電容量方式の一種である相互容量方式のタッチパネルを例に挙げて説明するが、これに限定されることはなく、例えば、アウトセル型やオンセル型の様々な静電容量方式のタッチパネルを用いることもできる。さらには、上記位置検出部としては、上記静電容量方式のタッチパネルと同様に駆動される、光の受光量に応じて異なる電流を流すフォートダイオードやフォートトランジスタを備えた光センサを用いることもできる。
〔実施の形態1〕
以下、図1から図9に基づいて、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、インセル型の相互容量方式のタッチパネルを備えた液晶表示装置1の概略構成を示す図である。
図示されているように、液晶表示装置1は、TFT基板1aとカラーフィルタ基板1bとを備え、上記両基板1a・1b間には液晶層10が挟持されている。
TFT基板1aは、絶縁基板2の液晶層10と接する側の面上に、詳しくは後述する画素TFT素子(未図示)が形成された構成となっている。
一方、カラーフィルタ基板1bは、絶縁基板3の液晶層10と接する側の面上に、ブラックマトリクスおよびカラーフィルタ層4と、ドライブ電極5aおよびセンス電極5bの形成層と、第1の絶縁層6と、ブリッジ電極7の形成層と、第2の絶縁層8と、共通電極層9とが順に積層された構成となっている。
なお、本実施の形態においては、薄型化を実現するため、ドライブ電極5aとセンス電極5bとが、同一平面上に形成された構成を用いているが、これに限定されることはなく、ドライブ電極5aとセンス電極5bとが、異なる2層に形成された構成を用いることもできる。
図2は、液晶表示装置1に備えられたTFT基板1aの概略構成を示す図である。
図2の(a)に図示されているように、TFT基板1aにおいては、互いに電気的に分離されている複数の走査信号線GL1・GL2・・・GLnと複数のデータ信号線SL1・SL2・・・SLnとが、互いに交差するように形成されており、上記交差する各々の箇所の近傍には、該データ信号線と該走査信号線と画素電極12と電気的に接続された画素TFT素子11が設けられている。
そして、TFT基板1aを駆動するための液晶パネルのタイミングコントローラ13と、走査信号線駆動回路14と、データ信号線駆動回路15とが、TFT基板1a上または、TFT基板1aに外付けで設けられている。
走査信号線駆動回路14は、複数の走査信号線GL1・GL2・・・GLnに走査信号を供給し、データ信号線駆動回路15は、複数のデータ信号線SL1・SL2・・・SLnにデータ信号を供給する。
また、液晶パネルのタイミングコントローラ13は、図示してないシステム側から入力されたクロック信号および映像同期信号(Hsync・Vsync)に基づき、各回路が同期して動作するための基準となる映像同期信号として、ゲートクロックGCKおよびゲートスタートパルスGSPを生成し、走査線駆動回路14に出力し、一方、ソースクロックSCKおよびソーススタートパルスSSPおよびシステム側から入力された映像信号を上記映像同期信号(Hsync・Vsync)に基づき、映像データを生成し、データ信号線駆動回路15に出力するようになっている。
図2の(b)は、図2の(a)で示す画素TFT素子11の概略構成を示す図である。
図示されているように、画素TFT素子11は、絶縁基板2上に、ゲート電極16Gおよび走査信号線GL1・GL2・・・GLnの形成層、ゲート絶縁層17a、半導体層16SEM、ソース電極16Sとドレイン電極16Dとデータ信号線SL1・SL2・・・SLnとの形成層、コンタクトホールが形成された層間絶縁層17b、上記コンタクトホールを介してドレイン電極16Dと接続されるように形成された画素電極12の形成層が順に積層された構成となっている。
本実施の形態においては、高開口率を実現するため、上記構造の画素TFT素子11を用いているが、用いることのできる画素TFT素子の構造はこれに限定されない。
なお、本実施の形態においては、画素TFT素子11の半導体層16SEMとして、プロセスコストなどを考慮し、非晶質シリコン層(以下α−Si層と称する)を用いているが、これに限定されることはなく、後述する実施の形態2に記載されているように、In、Ga、Znから選択される少なくとも一つの元素を含む酸化物層や多結晶シリコン層や連続粒界結晶シリコン層を用いることもできる。
図3は、液晶表示装置1に備えられたタッチパネルのドライブ電極5aおよびセンス電極5bの形状を示す図である。
図示されているように、ドライブ電極5aは、図中の左右方向に、菱形のユニット電極が隣接するように配置され、各々のユニット電極が電気的に接続されて形成されている。そして、複数のドライブ電極5aは、図中の上下方向に、平行に形成されている。
一方、センス電極5bは、図中の上下方向に、菱形のユニット電極が隣接するように配置されている。そして、複数のセンス電極5bは、図中の左右方向に、平行に形成されている。
なお、センス電極5bにおける、隣接するユニット電極間の電気的な接続は、第1の絶縁層(未図示)に形成されたコンタクトホール18を介して、ブリッジ電極(未図示)によって行われる。
ドライブ電極5aにおける、隣接するユニット電極間を接続する部分と上記ブリッジ電極とは、平面視においては重なるが、上記ブリッジ電極は第1の絶縁層上に形成されるため、ドライブ電極5aとセンス電極5bとは、電気的に分離されている。
なお、本実施の形態においては、菱形のユニット電極を用いているが、ユニット電極の形状は、特に限定されることはない。
以下、図20および図21に基づいて、静電容量方式の一種である相互容量方式のタッチパネルの概略構成とその動作原理について説明する。
図20は、従来の相互容量方式のタッチパネルの概略構成とその動作原理を示す図である。
図20の(a)は、相互容量方式のタッチパネルの電極構造の一例を示す図である。
図示されているように、複数のドライブ電極70の各々は、それぞれ電気的に分離されており、長手方向が図中の左右方向となるように、平行に形成されている。一方、複数のセンス電極71の各々は、それぞれ電気的に分離されており、長手方向が図中の上下方向になるように、平行に形成されている。
図20の(b)は何れも、図20の(a)に示すAB線の断面図を示しており、指などの検出対象物の非タッチ時とタッチ時における、隣接するドライブ電極70とセンス電極71間の容量Cの変化を示している。
図示されているように、非タッチ時の容量がタッチ時の容量より大きくなる(CF_untouch>CF_touch)。この原理を利用して、タッチ位置を検出することができる。
そして、相互容量方式のタッチパネルは、指などの検出対象物が複数の箇所で接触した場合、その複数の箇所の位置を検出することのできる、いわゆる、マルチタッチ検出機能を有している。
図21は、液晶パネルを60Hzで駆動させる場合の1フレーム期間(16.7ms)中における、書込み期間と休止(1V帰線)期間とを示している。
図示されているように、タッチパネルの受けるノイズレベルは、上記書込み期間中は大きいが、上記休止(1V帰線)期間は小さくなるので、タッチパネルの受けるノイズレベルを考慮すると、タッチパネルは上記休止(1V帰線)期間中に駆動させる必要がある。
しかし、近年、高画質を具現できる表示装置への要求が強く、液晶パネルなどの表示装置は、さらに高精細化する傾向にある。
したがって、上記非特許文献1に記載されているようなタッチパネルの駆動と液晶パネルの駆動とを同期させ、液晶パネルに書き込みが行われてない期間中に、タッチパネルを駆動させ、接触位置の検出を行う方法のみでは、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うために十分なタッチパネルの駆動期間の確保が困難な状況である。
そして、本実施の形態において、用いられているタッチパネルの駆動方式である並列駆動との差を説明するため、先ず、図22から図25に基づいて、タッチパネルの逐次駆動方式(順次駆動方式)について説明する。
図22は、逐次駆動方式で駆動されるタッチパネルの概略構成を示す図である。
図20に示すドライブ電極70は、それぞれドライブラインDL1・DL2・・・DLnに対応し、センス電極71は、それぞれセンスライン(n)に対応する。
そして、各々のドライブラインDL1・DL2・・・DLnと各センスライン(n)とが、交差する箇所においては、検出対象物である指(CFIN)などの接触によってその容量が変化する可変容量が形成される。
また、図示されているように、ドライブライン駆動回路100は、ドライブラインDL1・DL2・・・DLnに、所定波形を有する信号を順次印加する。すなわち、ドライブライン駆動回路100は、逐次駆動で、ドライブラインDL1から順にドライブラインDLnまで、所定波形を有する信号を印加していく。
図23は、各々のドライブラインDL1・DL2・・・DLnに印加されたそれぞれの信号を示す図である。
なお、図22において図示してないが、センスライン駆動回路101には、複数のセンスライン(n)を同時に選択できるセンスライン選択回路が備えられており、複数のセンスライン(n)毎に、サンプリング回路102と蓄積容量103と出力アンプ104とリセットスイッチ105と測定手段106とを備えている構成となっている。
上記センスライン選択回路を備えることにより、複数のセンスライン(n)を同時に選択できるので、センシング時間を短縮することができる。
そして、タッチパネルの制御回路107は、ドライブライン駆動回路100に各々のドライブラインDL1・DL2・・・DLnに所定波形を有する信号を順次印加開始するためのスタート信号を送る。
また、タッチパネルの制御回路107は、サンプリング回路102にサンプリング信号を、リセットスイッチ105にリセット信号をそれぞれ出力する。
図24は、図22に図示したタッチパネルの駆動タイミングチャートを示す図である。
図示されているように、ドライブラインDL1に印加された信号がHighになる前のタイミングであって、サンプリング信号もHighになる前のタイミングにおいて、リセット信号をHighにし、蓄積容量103を接地させ、蓄積容量103をリセットする。
そして、リセット信号がLowになった後であって、DL1に印加された信号がHighになるまでの間に、サンプリング信号をHighにし、サンプリング回路102を0状態から1状態とし、サンプリング回路102を介して、センスライン(n)からの出力は、蓄積容量103に供給される。
サンプリング信号がHighの状態において、ドライブラインDL1に印加された信号がHighになると、蓄積容量103への電荷移動が生じ、ドライブラインDL1に印加された信号がHighの状態において、サンプリング信号をLowの状態とすることにより、ドライブラインDL1に印加された信号がLow状態になっても、上記電荷をそのまま維持(ホルド)することができる。
本実施の形態においては、図23に図示されているように、積分回数Nintを4回としているため、電荷移動および維持(ホルド)を4回繰返した後、測定手段106によって、出力アンプ104を介して、容量が測定されるようになっている。
測定後には、再びリセット信号をHighにし、蓄積容量103を接地させ、蓄積容量103をリセットする。
図25は、各ステップ(STEP)における、サンプリング回路102とリセットスイッチ105との状態を説明するための図である。
図示されているように、STEP Aは、全体がリセットされる場合であり、この場合においては、サンプリング回路102は、0の状態となり、センスライン(n)を接地させ、リセットスイッチ105は、蓄積容量103を接地させ、蓄積容量103をリセットする。
STEP Bは、リセット信号がLow状態になってからサンプリング信号がHigh状態になるまでのDEADTIMEである。
STEP Cは、サンプリング回路102が、1の状態となり、サンプリング回路102を介して、センスライン(n)からの出力は、蓄積容量103に供給される状態となる、電荷移動状態を示す。
そして、STEP Dは、サンプリング信号がLow状態になった後に、ドライブラインDL1に印加された信号がLow状態になるまでのDEADTIMEである。
STEP Eは、サンプリング回路102が0の状態となり、センスライン(n)と蓄積容量103とは電気的に分離される維持(ホルド)を示す。
上記STEP B〜Eまでが4回繰返された後に、STEP Fにおいて、サンプリング回路102が0の状態を維持したまま、センスライン(n)と蓄積容量103とは電気的に分離された状態で、測定手段106によって、出力アンプ104を介して、容量が測定されるようになっている。
図23に図示されているように、上述したタッチパネルの逐次駆動方式においては、ドライブラインDL1・DL2・・・DLnに所定波形を有する信号を順次印加するのに時間がかかるので、センシングに所要される時間Tsenseも長くなってしまう。
したがって、このように逐次駆動方式によって駆動されるタッチパネルにおいては、図21に図示されているように、限られた休止(1V帰線)期間の間にセンシング回数(積分回数)を増やすのは困難であるため、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うタッチパネルを実現するのは困難である。
一方、図4から図9に基づいて、液晶表示装置1に備えられた並列駆動方式で駆動されるタッチパネルついて説明する。
図4は、液晶表示装置1に備えられたタッチパネルの概略構成を示す図である。
図示されているように、ドライブライン駆動回路21は、ドライブライン選択回路22とM系列発生回路23とを備えており、センスライン駆動回路24は、センスライン選択回路25と増幅回路26とA/D変換回路27と相関値算出回路28とタッチ位置検出回路29とを備えている。
そして、タッチパネルの制御回路20は、液晶パネルのタイミングコントローラ13からゲートクロックGCKおよびゲートスタートパルスGSPを受け、液晶パネル側が書込み期間であるか、休止期間であるかを判断し、休止期間である場合、ドライブライン駆動回路21およびセンスライン駆動回路24にタッチパネルを並列駆動させるための所定の信号を送るようになっている。
図5は、M系列発生回路23に備えられたM系列発生器30を示す図である。
M系列発生器30は、入力されたクロックに従って、0または1からなるM系列信号を生成する。
図示されているように、M系列発生器30は、縦続に接続された8個のフリップフロップを備えており、8次のM系列を発生する回路で、周期=2−1=255クロックのM系列を発生する。
図中、左から2段目、3段目、4段目および8段目のフリップフロップの出力Qは、図示されているように3つのXOR回路(排他的論理和)の入力端子に接続されており、図中、最も左側のXOR回路の出力は、左から1段目のフリップフロップのデータ入力端子Dに接続されているとともに、シフトレジスタに接続されたM系列発生器30の出力端子にも接続されており、M系列信号M(i)を発生する。
8個のフリップフロップのQ出力は、タッチパネルの制御回路20から供給されるリセットパルスrmによって、すべて1にセットされ、初期設定がなされる。そして、クロックck1が継続的に供給され、クロックck1の立ち上がりが入力される毎に、M系列発生器30の出力端子に、時系列的にM(0)、M(1)・・・M(n−1)、M(K−1)のM系列信号が出力される。
図6は、ドライブライン駆動回路21の概略構成を示す図である。
図示されているように、M系列発生回路23においては、M系列発生器30の出力端子から出力されたM系列信号はシフトレジスタ31に入力され、クッロクck1を入力する毎にデータをシフトする。
そして、本実施の形態においては、複数のドライブラインDL1・DL2・・・を4個ずつのグループに区分して、駆動させているため、シフトレジスタ31には、ドライブラインDL1・DL2・・・の1/4の数だけの段と出力端子が備えられている。
また、シフトレジスタ31の各段における出力端子からは、符号列信号(符号列1・符号列2・・・)が出力される。
また、ドライブライン選択回路22には、隣接する4つのドライブラインDL1・DL2・DL3・DL4、隣接する4つのドライブラインDL5・DL6・DL7・DL8、隣接する4つのドライブラインDLn−3・DLn−2・DLn−1・DLn毎に一つのスイッチ22a・22b・22c・22d・・・が設けられている。
そして、シフトレジスタ31の各段における出力端子から出力される符号列1・符号列2・・・は、スイッチ22a・22b・22c・22d・・・によってそれぞれ選択されたドライブラインDL1・DL5・DL9・DL13・・・に同時に供給される。
それから、所定時間経過後、すなわち、スイッチ22a・22b・22c・22d・・・によってそれぞれ選択されたドライブラインDL1・DL5・DL9・DL13・・・に符号列1・符号列2・・・の供給が完了したら、スイッチ22a・22b・22c・22d・・・はそれぞれドライブラインDL2・DL6・DL10・DL14・・・を選択し、符号列1・符号列2・・・を同時に供給する。
この繰り返しで、全てのドライブラインDL1・DL2・DL3・・・に符号列1・符号列2・・・を供給することができる。
上記方法によれば、スイッチ22a・22b・22c・22d・・・の数分のドライブラインに同時に符号列1・符号列2・・・を供給することができる。例えば、スイッチ22a・22b・22c・22d・・・を12個設けたとすると、全てのドライブラインDL1・DL2・DL3・・・に符号列1・符号列2・・・を供給するのにかかる時間を上述した逐次駆動方式に比べて、1/12に短縮することができる。
なお、図6に示す波形信号は、符号列1・符号列2・・・の一例を示す。
図7は、センスライン駆動回路24に備えられたセンスライン選択回路25と増幅回路26との概略構成を示す図である。
図示されているように、センスライン選択回路25には、隣接する8つのセンスラインSeL1・SeL2・・・SeL8毎に一つのスイッチが設けられている。
そして、タッチパネルの制御回路20からの信号に基づいて、上記スイッチが選択するセンスラインSeL1・SeL2・・・SeL8を切替える。
このようなセンスライン選択回路25を備えることにより、センスラインから同時に検出信号を検出することができるので、例えば、上記スイッチを16個設けたとすると、全てのセンスラインSeL1・SeL2・・・SeLnから検出信号を検出するのにかかる時間を従来の走査方式に比べると、1/16に短縮することができる。
増幅回路26には、オペアンプと上記オペアンプに並列接続されたキャパシタから構成されるI/V変換回路26aと切替スイッチ26bとを備えている。
上記スイッチにより選択されたセンスラインからの信号は、上記オペアンプによって、所定の信号レベルに増幅された後、切替スイッチ26bを介してA/D変換回路27に出力される。
図8は、相関値算出回路28の概略構成を示す図である。
図示されているように、相関値算出回路28は、信号遅延回路28aとレジスタ28bと相関器28cと演算用符号列生成回路28dと相関値記憶回路28eとを備えている。
レジスタ28bは、信号遅延回路28aを構成する複数のD−フリップフロップ回路の出力端子と相関器28cとの間に設けられ、各のD−フリップフロップ回路から出力された検出信号B1・・・Bnを一時的に記憶する。
相関器28cは、レジスタ28bからのデータC1・・・Cnと演算用符号列生成回路28dからのデータD1・・・Dnとを相関演算して相関値を算出する回路であり、タッチパネル上に検出対象物である指などが存在しない場合には、一定の値の相関値を得ることができるが、タッチパネル上に検出対象物である指などが存在する場合には、この一定の値とは異なる値の相関値を得ることができ、これを利用して、タッチ位置を検出することができる。
そして、相関器28cの出力は、相関値記憶回路28eに接続されている。
演算用符号列生成回路28dは、M系列発生回路23から出力される符号列1・符号列2・・・に基づいて生成した演算用符号列を相関器28cに、供給する回路である。
相関値記憶回路28eは、相関器28cから出力された相関値を一時的に記憶するための記憶部であり、タッチ位置検出回路29に接続されている。
図9は、並列駆動を用いることにより、タッチパネルのセンシング時間を短縮できる効果を説明するための図である。
図9の(a)は、逐次駆動の場合のセンシング時間Tsenseを示しており、一方、図9の(b)は、並列駆動の場合のセンシング時間Tsenseを示している。
DL波形周期Tdriveと積分回数Nintとが同じであるとした場合、並列駆動が可能なドライブラインの本数分、並列駆動の場合のセンシング時間Tsenseを逐次駆動の場合のセンシング時間Tsenseより短縮できる。
したがって、限られた休止期間の間にセンシング回数(積分回数)を増やすことができるので、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うタッチパネルを備えた液晶表示装置1を実現できる。
なお、本実施の形態においては、符号列として、M系列信号を用いているが、これに限定されることはなく、例えば、アダマール符号列などを用いてもよい。
また、本実施の形態においては、符号列の相関演算を行い求められた相関値から検出対象物の位置を検出しているが、これに限定されることはなく、符号列の復元演算を行い求められた復元値から検出対象物の位置を検出することもできる。
〔実施の形態2〕
次に、図10から図12に基づいて、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施の形態の液晶表示装置においては、実施の形態1において説明した並列駆動方式で駆動されるタッチパネルを備えているとともに、上記液晶表示装置の液晶パネルに備えられた画素TFT素子の半導体層として、In、Ga、Znから選択される少なくとも一つの元素を含む酸化物層(以下IGZO層と称する)や多結晶シリコン層(以下ポリSi層と称する)や連続粒界結晶シリコン層(以下CGS層と称する)を用いている点において、実施の形態1とは異なっており、その他の構成については実施の形態1において説明したとおりである。説明の便宜上、上記の実施の形態1の図面に示した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
図10は、本実施の形態の液晶表示装置の液晶パネルに備えられた画素TFT素子の半導体層として用いることができる各種半導体層と、上述した実施の形態1において用いた半導体層であるα−Si層との各種特性の差を説明するための図である。
図示されているように、半導体層の移動度においては、α−Si層<IGZO層<ポリSi層=CGS層の順になっており、液晶表示装置1に備えられた複数の画素に順次的に画像データをより短時間で書き込むという面からは、ポリSi層とCGS層とが有利である。
上記書き込みをより短時間で行うことができると、詳しくは後述するが、1フレーム期間における書込み期間を短く設定することができ、その分、タッチパネルの駆動可能期間である休止期間を長く設定することができるので、タッチパネルのセンシングの積分回数を増加でき、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる液晶表示装置1を実現することができる。
一方、オフ時のリーク特性においては、IGZO層が最も優れており、特に、IGZO層は、ワイドバンドギャップであるため、光リーク量が、α−Si層、ポリSi層およびCGS層に比べて、格段に少ない。
オフ時のリーク電流量が少ないと、休止駆動(低周波駆動)が可能となるので、上記書込みの周期を長く設定することができ、1フレーム期間を長く設定することができる。
1フレーム期間を長く設定できると、上記書込み期間の長さが一定であるとした場合、タッチパネルの駆動可能期間である休止期間を長く設定することができる。
したがって、長く設定された上記休止期間を用いて、タッチパネルのセンシングの積分回数を増やすことができるので、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる液晶表示装置を実現することができる。
また、プロセスコスト面においては、α−Si層およびIGZO層の形成工程においては、必要なマスク枚数が3〜5枚であり、レーザーアニール不要であるのに対し、ポリSi層およびCGS層の形成工程においては、必要なマスク枚数が10枚程度であり、別途レーザーアニールを必要とする。
したがって、α−Si層とIGZO層とは、プロセスコスト面でメリットを有する。
以上の各要素を考慮し、本実施の形態においては、画素TFT素子の半導体層として、IGZO層を用いており、低コストで高性能な液晶表示装置を実現することができる。
すなわち、本実施の形態の液晶表示装置においては、並列駆動方式で駆動されるタッチパネルを備えているので、センシング時間を短縮することができるとともに、画素TFT素子の半導体層としてIGZO層が用いられているので、液晶パネルの1フレーム期間における書込み期間の短縮や書込み周期を長くすることができる。
したがって、タッチパネルのセンシング回数(積分回数)を増やすことができるので、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うタッチパネルを備えた液晶表示装置を実現できる。
なお、本実施の形態においては、画素TFT素子の半導体層として、IGZO層を用いた場合について説明しているが、これに限定されることはなく、画素TFT素子の半導体層として、ポリSi層やCGS層を用いることもできる。
最後に、画素TFT素子の好ましい構造について検討すると、IGZO層は、ポリSi層およびCGS層よりも移動度は落ちるが、光リーク量が少ないために、図示されているような、シングルゲートTFT(一つのTFT素子と一つのS/D電極からなる構造)を用いることができる。
上記シングルゲートTFTは、デュアルゲートTFT(二つのTFT素子とLDD部を有する構造)に比べ、チャネル長が半分であることや、LDD部の抵抗分がないことから、駆動能力が高い。
一方、ポリSi層およびCGS層は、IGZO層よりも移動度は高いが、光リーク量が大きいために、図示されているような、デュアルゲートTFT(二つのTFT素子とLDD部を有する構造)を用いると光リーク量を抑制することができる。
したがって、本実施の形態で用いているIGZO層を備えたシングルゲートTFTである画素TFT素子の駆動能力は、ポリSi層やCGS層を備えたデュアルゲートTFT素子の駆動能力に匹敵するものである。
以下、図11および図12に基づいて、本実施の形態で用いているIGZO層を備えたシングルゲートTFTである画素TFT素子が備えられている場合、図4に示す液晶パネルのタイミングコントローラ13において、設定できる液晶表示装置の駆動方法について説明する。
図11は、本実施の形態の液晶表示装置に備えられた液晶パネルを30Hzで低周波駆動させる場合の1フレーム期間における、書込み期間とタッチパネルの駆動が可能な休止期間とを示す図である。
図11の(a)に示す設定においては、上記液晶表示装置に備えられた液晶パネルを30Hzで低周波駆動させているので、図21に示す60Hz駆動時と比較して1フレーム期間を33.3msと2倍長く設定することができる。
書込み期間は、図21に示す60Hz駆動時と変わらないが、リーク電流量が少ないという特徴を利用して、液晶パネルを低周波駆動させることにより、休止期間を図21に示す60Hz駆動時と比較して16.7msだけ長く確保することができる。
図11の(b)に示す設定においても、液晶表示装置に備えられた液晶パネルを30Hzで低周波駆動させているので、図21に示す60Hz駆動時と比較して1フレーム期間を33.3msと2倍長く設定することができる。
そして、駆動能力の高い画素TFT素子を用いて、2倍速書込みを行い、図11(a)や図21に示す場合と比較して、書込み期間を1/2に短縮することができる。したがって、この場合においては、図11の(a)の場合より、さらに長く休止期間を確保することができる。
図12は、液晶表示装置に備えられた液晶パネルを60Hzで駆動させ、タッチパネルを120Hzで駆動させる場合を示す図である。
図12の(a)に示す設定においては、液晶表示装置に備えられた液晶パネルを60Hzで駆動させているため、1フレーム期間は16.7msとなるが、2倍速書込みを行い、図21に示す場合と比較して、書込み期間を1/2に短縮できるので、休止期間を比較的長く確保することができる。
1フレーム期間における、上記休止期間の初期と終期とに、2回に分けてタッチパネルを駆動させることにより、液晶パネルは60Hzで駆動させ、タッチパネルは120Hzで駆動させることができる。
図12の(b)に示す設定においては、液晶表示装置に備えられた液晶パネルを60Hzで駆動させているため、1フレーム期間は16.7msとなるが、駆動能力の高い画素TFT素子を用いて、2倍速書込みを行い、図21に示す場合と比較して、書込み期間を1/2に短縮させるとともに、1フレーム期間において、2回に分けて書込みを行っている。
1フレーム期間において、2回に分けられた書込み期間の後には、休止期間が設定されているので、1フレーム期間中にタッチパネルの駆動期間は、2回設けられることとなる。
したがって、液晶パネルは60Hzで駆動させ、タッチパネルは120Hzで駆動させることができる。
なお、図11および図12に示す設定は一例であり、本発明がこれに限定されることはなく、例えば、図12に示すような、1フレーム期間中にタッチパネルの駆動期間を複数回設ける設定は、液晶パネルを低周波駆動させる場合にも適用できるのは勿論である。
なお、画素TFT素子に備えられた半導体層がポリSi層やCGS層である場合には、リーク電流量が比較的大きいため、上述した液晶表示装置の駆動方法中、液晶パネルを低周波駆動させることは困難であるが、これ以外の駆動方法は適用することができる。
〔実施の形態3〕
次に、図13から図15に基づいて、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施の形態の液晶表示装置においては、実施の形態1において説明したようにタッチパネルを並列駆動させ、実施の形態2において説明したように上記液晶表示装置の液晶パネルに備えられた画素TFT素子の半導体層として、IGZO層を用いるとともに、液晶パネル側においても、共通電極層9の抵抗を下げるため、金属からなる導電層32を設け、共通電極層9と導電層32とを電気的に接続させている点において実施の形態1および実施の形態2とは異なっており、その他の構成については実施の形態1および実施の形態2において説明したとおりである。説明の便宜上、上記の実施の形態1および実施の形態2の図面に示した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
図13は、ドライブライン(Drive Line)およびセンスライン(Sense Line)の近くに、抵抗が比較的に高い共通電極層(CITO)が形成されている場合のタッチパネルの等価回路を示す図である。
本来、ドライブライン(Drive Line)とセンスライン(Sense Line)との間にのみ、可変容量CD−Sが形成され、ドライブライン(Drive Line)のVinから入力された所定波形の信号は、可変容量CD−Sとセンスライン(Sense Line)とを介して、Voutから出力されるべきであるが、ドライブライン(Drive Line)およびセンスライン(Sense Line)の近くに、抵抗が比較的に高い共通電極層(CITO)が形成されている場合には、共通電極層(CITO)とドライブライン(Drive Line)との間および共通電極層(CITO)とセンスライン(Sense Line)との間に、不要な容量であるCD−CとCC−Sとが形成され、これらの容量を介しても上記Vinから入力された所定波形の信号が流れてしまう。
図14の(a)には、図13にGNDを追加したモデルを用いて、シミュレーションを行うために用いられるパラメータの値が示されている。
また、図14の(b)は、共通電極層(CITO)の抵抗が、39Ωと390Ωである場合に求めたシミュレーション波形の結果をそれぞれ示している。
図示されているように、共通電極層(CITO)の抵抗が39Ωである場合には、VoutのOver Flow方向への振れが小さく、Voutは比較的早く収束点に至る。一方、共通電極層(CITO)の抵抗が390Ωである場合には、VoutのOver Flow方向への振れが大きく、Voutが収束点に至るには相当の時間がかかってしまう。
したがって、共通電極層(CITO)の抵抗が高い場合には、タッチパネルのセンシング時間が長くなってしまうという問題がある。
よって、本実施の形態においては、共通電極層9の抵抗を下げるため、金属からなる導電層32を設け、共通電極層9と導電層32とを電気的に接続させることにより、タッチパネルのセンシング時間を短縮させている。
図15は、共通電極層9と導電層32とを電気的に接続させる方法の一例を示す図である。
図15の(a)に示す液晶表示装置に備えられたカラーフィルタ基板1cにおいては、ブリッジ電極7とは電気的に分離された金属からなる導電層32を設けた後、コンタクトホール28を有する第2の絶縁層8とブラックマトリクスおよびカラーフィルタ層4とを設けた後に、共通電極層9を形成することによって、共通電極層9と金属からなる導電層32とが電気的に接続され、共通電極層9の抵抗を下げることができる。
一方、図15の(b)に示す液晶表示装置に備えられたカラーフィルタ基板1dにおいては、液晶パネルの端部において、共通電極層9と導電層32とが電気的に接続されている。
一般的に、共通電極層9は、透過性を確保するため、透明導電膜であるITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)で形成されているため、比較的抵抗が高い。
上記構成によれば、比較的抵抗が高い共通電極層9と金属からなる導電層32とは、電気的に接続されているため、共通電極層9の抵抗を下げることができ、Voutが大きく振れるのを抑制できる。したがって、センシング時間を短縮することができるので、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる液晶表示装置を実現することができる。
また、本実施の形態のようなインセル型のタッチパネルを備えている場合、本発明をより好適に用いることができる。
なお、本実施の形態においては、金属からなる導電層32は、ブリッジ電極7の形成層と同一材料で形成している。
このような場合、ブリッジ電極7と導電層32とは、同一材料で形成されているので、一つの工程で形成することができ、液晶表示装置の製造工程数を減らすことができる。
なお、本実施の形態において、金属からなる導電層32は、例えば、チタン(Ti)、銅(Cu)、金(Au)、アルミニウム(Al)、タングステン(W)、亜鉛(Zn)、ニッケル(Ni)、スズ(Sn)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)等の抵抗の低い金属およびその金属化合物並びに金属シリサイド等の金属材料で形成することが好ましい。
本実施の形態の液晶表示装置においては、並列駆動方式で駆動されるタッチパネルを備えているので、センシング時間を短縮することができるとともに、画素TFT素子の半導体層としてIGZO層が用いられているので、液晶パネルの1フレーム期間における書込み期間の短縮や書込み周期を長くすることができ、さらには、金属からなる導電層32を設け、共通電極層9と導電層32とを電気的に接続させることにより、タッチパネルのセンシング時間を短縮させているので、タッチパネルのセンシング回数(積分回数)を増やすことができ、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うタッチパネルを備えた液晶表示装置を実現できる。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1において説明したようにタッチパネルを並列駆動させるとともに、実施の形態2において説明したように上記液晶表示装置の液晶パネルに備えられた画素TFT素子の半導体層として、IGZO層を用いた構成を用いているが、これに限定されることはなく、画素TFT素子の半導体層は特に限定されず、並列駆動されるタッチパネルを備えた構成を用いることもできる。
本発明の表示装置において、上記符号列は、M系列発生回路から生成されたM系列信号であり、上記位置検出部の検出回路は、上記複数の第2の配線を介して、上記位置検出素子から出力される信号と、複数の上記符号列と、の相関演算を行い求められた相関値から上記検出対象物が存在する箇所を検出することが好ましい。
上記構成によれば、比較的容易に上記符号列を生成することができる。
したがって、表示装置を大型化または、高価にすることなく製作することができる。
本発明の表示装置において、上記複数の第1の配線は、第1の方向に配列された複数の第1電極であり、上記複数の第2の配線は、上記第1の方向とは異なる第2の方向に配列された複数の第2電極であり、上記第1電極と上記第2電極とは、互いに交差するように設けられており、上記第1電極と上記第2電極との間には絶縁層が設けられており、上記複数の位置検出素子は、上記第1電極と上記第2電極とが隣接する複数の箇所において形成された容量であり、上記複数の第1電極に供給されるそれぞれ異なる符号列を有する信号は、上記容量を介して、上記第2電極から出力され、上記容量は、上記第1電極と上記第2電極とが隣接する箇所上における、検出対象物の有無によって異なり、上記位置検出部の検出回路は、上記容量を介して、上記第2電極から出力される信号から、上記第1電極と上記第2電極とが隣接する複数の箇所中、上記検出対象物が存在する箇所を検出することが好ましい。
上記構成によれば、指などの検出対象物が複数の箇所で接触した場合、その複数の箇所の位置を検出することのできる、いわゆる、マルチタッチ検出機能を有する静電容量方式の一種である相互容量方式の位置検出部を備えている。
したがって、マルチタッチ検出機能を有するとともに、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
本発明の表示装置において、上記第1電極および上記第2電極の各々は、複数の所定形状のユニット電極が電気的に接続されて形成されており、上記第1電極および上記第2電極の何れか一方は、隣接する上記ユニット電極同士が、上記第1電極および上記第2電極とは異なる層である第1の導電層によって、電気的に接続されており、上記第1電極のユニット電極と上記第2電極のユニット電極とは、平面視において重ならず、互いに隣接するように、同一平面上に形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、上記第1電極のユニット電極と上記第2電極のユニット電極とは、同一平面上に形成されているので、より薄型の位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
また、上記の構成によれば、上記第1電極のユニット電極と上記第2電極のユニット電極とは、同一平面上に形成されているので、例えば、液晶表示装置のように共通電極層を備えている構成においては、上記第1電極のユニット電極と上記第2電極のユニット電極と共通電極層との間の距離を稼ぐことができる。したがって、上記第1電極のユニット電極と上記第2電極のユニット電極とを別層に設ける場合と比較して、上記第1電極のユニット電極および上記第2電極のユニット電極と上記共通電極層との間に生じる寄生容量を小さくすることができる。
このため、上記の構成によれば、位置検出性能が高く、安定した位置検出動作を行うことができる位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
本発明の表示装置において、上記位置検出部の制御回路は、上記第2の期間中において、所定の周期で複数回センシングを行うように設定されていることが好ましい。
本発明の表示装置における上記表示部の1フレーム期間において、上記第1の期間と上記第2の期間とは、複数に分割されており、上記表示部のタイミング制御部は、上記1フレーム期間において、所定周期で複数回に分けて順次的に画像データの書き込みを行うように設定されており、上記位置検出部の制御回路は、上記1フレーム期間において、所定周期で複数回センシングを行うように設定されていることが好ましい。
上記構成によれば、上記位置検出部の駆動周波数を表示部の駆動周波数より高くすることができ、より精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
本発明の表示装置において、上記表示部は、上側基板と下側基板との間に挟持された液晶層を備えており、上記上側基板および上記下側基板の何れか一方には、共通電極層が備えられており、金属からなる第2の導電層は、上記第1の導電層と同一平面上に形成され、かつ、上記第1の導電層とは電気的に分離されており、上記第2の導電層と上記共通電極層とは電気的に接続されていることが好ましい。
一般的に、上記共通電極層は、透過性を確保するため、透明導電膜であるITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)で形成されているため、比較的抵抗が高い。
上記第1電極および上記第2電極と隣接する箇所に、比較的抵抗が高い共通電極層がある場合、位置検出信号が大きく振れ、安定するまでには時間がかかるため、センシングに時間がかかってしまう。
上記構成によれば、比較的抵抗が高い共通電極層と金属からなる第2の導電層とは、電気的に接続されているため、上記共通電極層の抵抗を下げることができ、位置検出信号が大きく振れるのを抑制できる。したがって、センシング時間を短縮することができるので、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、液晶パネルとを備えた表示装置を実現することができる。
本発明の表示装置において、上記第1の導電層と上記第2の導電層とは、同一材料で形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、上記第1の導電層と上記第2の導電層とは、同一材料で形成されているので、一つの工程で形成することができる。
したがって、上記表示装置の製造工程数を減らすことができる。
本発明の表示装置において、上記表示部は、上側基板と下側基板とを備えており、上記位置検出部は、上記上側基板と上記下側基板との間に設けられていることが好ましい。
インセル型の位置検出部を備えた表示装置においては、位置検出部と共通電極層との距離がより短いため、位置検出信号がさらに大きく振れ、安定するまでには時間がかかるため、センシングに時間がかかってしまう。
したがって、インセル型の位置検出部を備えた表示装置においては、本発明をより好適に用いることができる。
本発明の表示装置において、上記表示部は、液晶層を備えた液晶パネルであることが好ましい。
上記構成によれば、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、液晶パネルとを備えた表示装置を実現することができる。
本発明の表示装置において、上記表示部は、有機発光層を備えた有機ELであることが好ましい。
上記構成によれば、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、有機ELパネルとを備えた有機EL表示装置を実現することができる。
本発明の表示装置において、上記表示部の各画素には、アクティブ素子が備えられており、上記アクティブ素子の半導体層は、In、Ga、Znから選択される少なくとも一つの元素を含む酸化物層で形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、上記表示部の画素毎に備えられたアクティブ素子の半導体層は、非晶質シリコン層(α−Si層)より、移動度の高い半導体層で形成されている。したがって、上記表示部に備えられた複数の画素に順次的に画像データの書き込みを行う第1の期間を短く設定することができ、1フレーム期間において、相対的に第2の期間を長く設定することができる。
よって、相対的に長く設定された上記第2の期間を用いて、上記位置検出部のセンシング回数を増やすことができるので、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
一方、上記表示部の画素毎に備えられたアクティブ素子の半導体層が、In、Ga、Znから選択される少なくとも一つの元素を含む酸化物層で形成されているので、上記アクティブ素子のオフ時におけるリーク電流量が小さいため、上記表示部に備えられた複数の画素に順次的に画像データの書き込みを行う第1の期間の周期を長く設定することができ、1フレーム期間を長く設定することができる。
1フレーム期間を長く設定できると、上記第1の期間の長さが一定であるとした場合、上記第2の期間を長く設定することができる。
したがって、長く設定された上記第2の期間を用いて、上記位置検出部のセンシング回数を増やすことができるので、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
また、上記第2の期間を長く設定できるので、上記位置検出部の駆動周波数を表示部の駆動周波数より高くすることもでき、より精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
本発明の表示装置において、上記表示部の各画素には、アクティブ素子が備えられており、上記アクティブ素子の半導体層は、多結晶シリコン層および連続粒界結晶シリコン層中の何れかの層で形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、上記表示部の画素毎に備えられたアクティブ素子の半導体層は、非晶質シリコン層(α−Si層)より、移動度の高い半導体層で形成されている。したがって、上記表示部に備えられた複数の画素に順次的に画像データの書き込みを行う第1の期間を短く設定することができ、1フレーム期間において、相対的に第2の期間を長く設定することができる。
よって、相対的に長く設定された上記第2の期間を用いて、上記位置検出部のセンシング回数を増やすことができるので、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
本発明の表示装置において、上記表示部の各画素には、上記アクティブ素子として、シングルゲートトランジスタが設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、上記アクティブ素子のオフ時におけるリーク電流量が小さいので、上記アクティブ素子として、シングルゲートトランジスタを用いることができる。
シングルゲートトランジスタは、デュアルゲートトランジスタと比較して、チャネル長が半分であり、LDD分の抵抗がないので駆動能力が高く、上記表示部の各画素において開口率の低下を伴わない。
したがって、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、開口率が比較的高い表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
本発明の表示装置において、上記表示部の各画素には、上記アクティブ素子として、デュアルゲート型トランジスタが設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、上記表示部の画素毎に備えられたアクティブ素子のリーク電流量(特に光によるリーク電流量)が比較的大きいので、このようなリーク電流量を下げるために、デュアルゲートトランジスタを用いている。
したがって、上記表示部の画素毎に備えられたアクティブ素子の半導体層が、リーク電流量(特に光によるリーク電流量)が比較的大きい多結晶シリコン層および連続粒界結晶シリコン層中の何れかの層で形成されている場合においても、S/N比を向上させ、精度高く位置検出を行うことのできる位置検出部と、表示部とを備えた表示装置を実現することができる。
本発明は上記した各実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、表示装置に好適に用いることができる。
1 液晶表示装置(表示装置)
1a TFT基板
1c、1d カラーフィルタ基板
2 絶縁基板(下側基板)
3 絶縁基板(上側基板)
4 ブラックマトリクスおよびカラーフィルタ層
5a ドライブ電極(第1の配線・第1電極)
5b センス電極(第2の配線・第2電極)
6 第1の絶縁層
7 ブリッジ電極
8 第2の絶縁層
9 共通電極層
10 液晶層
11 画素TFT素子
12 画素電極
13 液晶パネルのタイミングコントローラ(タイミング制御部)
14 走査信号線駆動回路
15 データ信号線駆動回路
16SEM 半導体層
20 タッチパネルの制御回路(位置検出部の制御回路)
21 ドライブライン駆動回路
23 M系列発生回路(符号列信号供給回路)
24 センスライン駆動回路
28 相関値算出回路
29 タッチ位置検出回路
32 金属からなる導電層
GLn 走査信号線
SLn データ信号線
DLn ドライブライン(第1の配線・第1電極)
SeLn センスライン(第2の配線・第2電極)

Claims (15)

  1. 位置検出部と表示部とを備えた表示装置であって、
    上記位置検出部には、マトリクス状に形成された複数の位置検出素子が設けられており、
    上記複数の位置検出素子の各々には、互いに電気的に分離された第1の配線および第2の配線が電気的に接続されており、
    上記複数の第1の配線に、それぞれ異なる符号列を有する信号を同時に印加する符号列信号供給回路を備え、
    上記表示部の1フレーム期間は、上記表示部に備えられた複数の画素に順次的に画像データの書き込みを行う第1の期間と、上記第1の期間以外の期間である第2の期間とからなり、
    上記第2の期間中において上記複数の第2の配線を介して、上記位置検出素子から出力される信号を得て、
    上記位置検出素子から出力される信号と、複数の上記符号列と、の復元演算を行い求められた復元値から検出対象物が存在する箇所を検出するように設定された上記位置検出部の制御回路と、を備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 上記符号列は、M系列発生回路から生成されたM系列信号であり、
    上記位置検出部の検出回路は、上記複数の第2の配線を介して、上記位置検出素子から出力される信号と、複数の上記符号列と、の相関演算を行い求められた相関値から上記検出対象物が存在する箇所を検出することを特徴とすることを請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記複数の第1の配線は、第1の方向に配列された複数の第1電極であり、上記複数の第2の配線は、上記第1の方向とは異なる第2の方向に配列された複数の第2電極であり、
    上記第1電極と上記第2電極とは、互いに交差するように設けられており、
    上記第1電極と上記第2電極との間には絶縁層が設けられており、
    上記複数の位置検出素子は、上記第1電極と上記第2電極とが隣接する複数の箇所において形成された容量であり、
    上記複数の第1電極に供給されるそれぞれ異なる符号列を有する信号は、上記容量を介して、上記第2電極から出力され、
    上記容量は、上記第1電極と上記第2電極とが隣接する箇所上における、検出対象物の有無によって異なり、
    上記位置検出部の検出回路は、上記容量を介して、上記第2電極から出力される信号から、上記第1電極と上記第2電極とが隣接する複数の箇所中、上記検出対象物が存在する箇所を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 上記第1電極および上記第2電極の各々は、複数の所定形状のユニット電極が電気的に接続されて形成されており、
    上記第1電極および上記第2電極の何れか一方は、隣接する上記ユニット電極同士が、上記第1電極および上記第2電極とは異なる層である第1の導電層によって、電気的に接続されており、
    上記第1電極のユニット電極と上記第2電極のユニット電極とは、平面視において重ならず、互いに隣接するように、同一平面上に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 上記位置検出部の制御回路は、上記第2の期間中において、所定の周期で複数回センシングを行うように設定されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. 上記表示部の1フレーム期間において、上記第1の期間と上記第2の期間とは、複数に分割されており、
    上記表示部のタイミング制御部は、上記1フレーム期間において、所定周期で複数回に分けて順次的に画像データの書き込みを行うように設定されており、
    上記位置検出部の制御回路は、上記1フレーム期間において、所定周期で複数回センシングを行うように設定されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 上記表示部は、上側基板と下側基板との間に挟持された液晶層を備えており、
    上記上側基板および上記下側基板の何れか一方には、共通電極層が備えられており、
    金属からなる第2の導電層は、上記第1の導電層と同一平面上に形成され、かつ、上記第1の導電層とは電気的に分離されており、
    上記第2の導電層と上記共通電極層とは電気的に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  8. 上記第1の導電層と上記第2の導電層とは、同一材料で形成されていることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 上記表示部は、上側基板と下側基板とを備えており、
    上記位置検出部は、上記上側基板と上記下側基板との間に設けられていることを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の表示装置。
  10. 上記表示部は、液晶層を備えた液晶パネルであることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 上記表示部は、有機発光層を備えた有機ELであることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の表示装置。
  12. 上記表示部の各画素には、アクティブ素子が備えられており、
    上記アクティブ素子の半導体層は、In、Ga、Znから選択される少なくとも一つの元素を含む酸化物層で形成されていることを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載の表示装置。
  13. 上記表示部の各画素には、アクティブ素子が備えられており、
    上記アクティブ素子の半導体層は、多結晶シリコン層および連続粒界結晶シリコン層中の何れかの層で形成されていることを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載の表示装置。
  14. 上記表示部の各画素には、上記アクティブ素子として、シングルゲートトランジスタが設けられていることを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  15. 上記表示部の各画素には、上記アクティブ素子として、デュアルゲート型トランジスタが設けられていることを特徴とする請求項13に記載の表示装置。





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